金相場は20年前の何倍?価格変動の理由や金投資の方法を詳しく解説

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「20年前に金を買っていたら、今いくらになっていたんだろう」——そんなふうに考えたことはありませんか。 2004年の金相場は1gあたり約1,545円でしたが、2024年には1gあたり13,784円の最高値を記録し、約8.5倍にまで跳ね上がりました。
金相場がここまで上昇した背景には、リーマンショックやコロナショック、地政学リスクの拡大など、世界を揺るがす出来事が深く関わっています。
本記事では、20年前から現在にかけての金相場の推移をグラフ・表つきで整理し、価格が上昇した5つの理由をわかりやすく解説します。さらに、初心者でも始めやすい金投資の方法や、売却時に失敗しないためのポイントもまとめました。
Contents
- 20年前と現在の金相場を比較
- 金相場は20年前からどう変動してきたのか
- 金相場が20年前と比較して高騰した理由
- 金相場と為替(円安・円高)の関係を押さえておこう
- 金相場は10年後どうなる?
- はじめての金投資の方法
- 金投資で失敗しない方法とは?
- 金相場の過去20年に関するよくある質問
- Q. 20年前に金を1kg購入していた場合、現在の価値はいくらになりますか?
- Q. 金相場が最も安かった年はいつですか?
- Q. 金を売却した際に税金はかかりますか?
- Q. 購入時の価格がわからない金を売却するとき、税金はどう計算しますか?
- Q. 金相場は今後も上がり続けるのでしょうか?
- Q. 20年前と現在で、金の価格が上昇した最大の要因は何ですか?
- Q. 金のインゴット(延べ棒)は何グラムから購入できますか?
- Q. 金のETF(上場投資信託)と現物の金では、どちらが初心者に向いていますか?
- Q. 金の純度(K24・K18・K14)によって買取価格はどれくらい変わりますか?
- Q. 金の価格は1日のうちでも変動しますか?
- Q. 「有事の金」とはどういう意味ですか?
- Q. 金を売却する際、200万円を超えると税務署に報告されるというのは本当ですか?
- Q. 金相場は株価と連動していますか?
- Q. 純金積立は月々いくらから始められますか?
- Q. 金を保有していると、固定資産税や維持費はかかりますか?
- Q. 金の価格が下落するのはどのような場面ですか?
- Q. 20年前に金を買わなかった人が、今から金投資を始めても遅くありませんか?
- Q. 相続した金のアクセサリーに刻印がない場合、金かどうか判別する方法はありますか?
- Q. 金とプラチナでは、どちらが投資対象として優れていますか?
- Q. 海外で購入した金を日本国内で売却することはできますか?
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20年前と現在の金相場を比較

20年前と現在の金相場には、驚くほどの価格差があります。20年前の金価格と現在の金価格を、具体的な数字で比較していきます。
20年前の金相場は?
2004年の金相場は、1gあたり1,473円~1,625円の範囲で動いていました。年間平均は1gあたり1,545円です。2024年の金価格が1gあたり13,000円を超えていることを考えると、20年前の水準はかなり低い価格でした。
2000年代に入ってから、金相場はゆるやかな上昇トレンドに転じています。金相場の変動には、以下のような世界情勢の変化が影響を与えました。
| 年代 | 世界情勢の変化 |
| 2001年 | ITバブルの崩壊/世界同時多発テロ |
| 2003年 | イラク戦争 |
| 2007年 | サブプライムローン問題 |
| 2008年 | リーマンショック |
| 2013年 | 金融緩和政策(アベノミクス)による円安 |
| 2020年 | 新型コロナウイルスによるパンデミック |
テロや金融危機、パンデミックといった有事が発生するたびに、安全資産としての金に資金が集中し、相場を押し上げてきました。
参考:田中貴金属
金相場の変動要因について、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
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・金価格の推移を30年前から2025年現在まで紹介!過去チャートと歴史的な出来事の影響とは?
・リーマンショックの影響とは?日本・世界への影響をわかりやすく解説
金相場を押し上げている理由
コロナ禍が収束した2024年も、地政学リスクや金融不安の高まりによって金相場の上昇は続いています。2024年の金相場を押し上げている要因を、以下の表で整理しました。
| 要因 | 内容 |
| ロシアのウクライナ侵攻 | 長期化する紛争が欧州経済に不安をもたらし、安全資産への逃避を加速 |
| 中東情勢の悪化 | イスラエル・パレスチナ紛争の拡大でエネルギー供給リスクが上昇 |
| アメリカの大手銀行の破綻 | シリコンバレー銀行の破綻(2023年)が金融不安を引き起こした |
| スイスの大手金融会社の経営不安 | クレディ・スイスの経営危機がヨーロッパ全体の信用不安を拡大 |
| 世界的なインフレ | 各国の物価上昇で現金の価値が目減りし、実物資産である金の需要が増加 |
| アメリカ大統領選挙による不確実性 | 政治的な先行き不透明感が投資家のリスク回避姿勢を強めた |
これらの要因が重なった結果、安全資産としての金への需要が急増し、価格上昇が加速しました。
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金相場が変動する背景をさらに深く理解したい方はこちらも参考にしてください。
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金相場は20年前からどう変動してきたのか

金相場は、国際市場の取引状況や為替レートに連動して毎日変動します。2004年から2024年までの20年間で、金相場は約8.5倍にまで上昇しました。2004年から2024年までの金相場の推移を以下の表にまとめています。
| 年 | 最高値 | 最低値 |
| 2004年 | 1,625円 | 1,473円 |
| 2007年 | 3,216円 | 2,489円 |
| 2010年 | 3,997円 | 3,250円 |
| 2013年 | 5,338円 | 4,061円 |
| 2016年 | 5,207円 | 4,471円 |
| 2019年 | 5,877円 | 4,882円 |
| 2022年 | 8,969円 | 7,348円 |
| 2023年 | 10,298円 | 8,699円 |
| 2024年 | 13,784円 | 9,472円 |
2004年の最高値1,625円と2024年の最高値13,784円を比較すると、金相場は約8.5倍に上昇しました。
20年間にリーマンショック(2008年)、米中貿易摩擦(2018年~)、コロナショック(2020年)など、金相場を動かす出来事が続きました。
インフレ局面では現金の実質的な価値が低下するため、価値が目減りしにくい実物資産として金への需要が高まり続け、価格上昇の一因となりました。
参考:田中貴金属
- おたからや査定員のコメント
金は実物資産であるため、通貨のようにインフレで価値が目減りしにくい特性があります。世界経済の動きを背景に取引されやすい金は、市場価格が上昇し、買取相場も高騰しています。2000年代に購入した金は、大きく値上がりしており、金の含有率が少ない18金や14金でも高価買取が期待できます。
20年間で約8.5倍に上昇した金の現在の買取価格をぜひご確認ください。

金相場の今後の見通しが気になる方は、こちらの記事も参考にしてください。
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・【2026年4月】金価格は今後どうなる?相場に影響する要因や動向、売却タイミングも解説
金相場が20年前と比較して高騰した理由

金相場が20年間で約8.5倍に高騰した背景には、テクノロジーの進化から金融政策まで、さまざまな要因が絡み合っています。ここからは、金相場を押し上げた5つの要因を順番に解説します。上昇の原因を知っておくと、今後の金相場を見通す際にも役立ちます。
スマートフォンやパソコンの需要
金は電気伝導性と耐腐食性に優れ、スマートフォンやパソコンの電子基板の接点部分などに使用されています。
スマートフォンの世界的な出荷台数は、毎年12億~13億台に達しています。総務省によると、2030年には出荷台数が15億5,000万台まで拡大することが予測されています。テレビやエアコンのリモコンなど、家庭で使う小型家電の電子部品にも金は使われています。
参考:総務省
金が資産から投資対象になった
かつて金は、資産の保全を目的に長期保有する「安全資産」として位置づけられてきました。しかし近年は、値上がり益を狙って売買する「投資対象」として金を購入する層が増えています。
従来は現物の売買が中心でしたが、近年は投資信託やETF(上場投資信託)など、少額から始められる金融商品を通じた投資も普及しています。
金の値動きは株式や債券と異なるため、分散投資の手段として注目を集めています。投資目的で金を購入する人が増えた結果、金の市場価格は一段と押し上げられました。
国際通貨であるドルの価値の低下
国際取引の基軸通貨は、アメリカの「米ドル」です。各国の中央銀行は、貿易決済や為替介入に備えて外貨準備の中核として米ドルを保有してきました。コロナショック以降、米国は大規模な金融緩和で大量のドルを供給しました。
これによりドルの価値低下(希薄化)が懸念され、各国の中央銀行は外貨準備に占める米ドルの比率を引き下げる動きを見せています。米ドルに代わる安全資産として、金を外貨準備に組み入れる中央銀行が増加しました。米ドルの価値が相対的に低下し、金の需要が高まった流れが、金相場の上昇を後押ししました。
参考:日本銀行
為替と金相場の関係についてさらに詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
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・円高・円安になると金価格はどうなる?金相場の変動要因と金売却時のポイントを解説
金の流通量の低下
安全資産として金を保有する国や個人が増えた結果、市場に出回る金の流通量が減少しました。需要が供給を上回る状態が続いており、金の価格を押し上げています。
ウクライナ紛争や中東情勢の悪化は、世界経済への打撃に加え、金の価格上昇にも直接的な影響を与えています。
金価格の上昇が続くことで、保有者の間に「まだ値上がりするかもしれない」という期待が広がり、売却を控える傾向が強まりました。その結果、市場に出回る金の量がさらに減少しています。
金の地球上の埋蔵量は約6万4,000トンとされ、年間約3,300トンのペースで採掘が進むと、十数年後には枯渇が現実味を帯びます。金の流通量が今後さらに減少すれば、需給の逼迫が価格上昇を加速させる可能性があります。
金の埋蔵量や希少性について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
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・いま地球に残る金の埋蔵量はどれくらい?希少資源としての価値と未来予測
長く続く低金利時代
日本では、2016年に導入されたマイナス金利政策の影響で、長期にわたる低金利時代が続きました。2014年に欧州中央銀行(ECB)がマイナス金利を導入したことをきっかけに、世界各国の中央銀行もデフレ対策としての金融緩和を進めました。
2020年のコロナショック時には、各国が一斉に金利を引き下げて景気を下支えしましたが、大量の資金供給が世界的なインフレの引き金となりました。その後、各国がマイナス金利政策からの脱却を進めるなか、日本も2024年3月に17年ぶりの利上げに踏み切っています。
アメリカは世界に先駆けて利上げに転じた一方、日本をはじめ低金利が続く国はまだ多く残っています。預金の金利では資産が増えにくいと感じた人々が、金を投資先に選ぶ動きが広がっています。
参考:日本銀行
金相場と為替(円安・円高)の関係を押さえておこう

金の国内価格は、「ドル建ての国際金価格 × 為替レート(ドル円)」で決まります。つまり、国際的な金価格が変わらなくても、円安が進むだけで国内の金価格は上昇する仕組みです。
2004年当時のドル円相場は1ドル=約108円前後でした。2024年7月には一時1ドル=161円台後半(最高値161.95円)まで円安が進行しました。20年前と比較して約1.5倍の円安が進んだ計算で、国内金価格の上昇には為替の影響も大きく寄与しました。
金相場の上昇要因を正しく理解するには、「国際金価格(ドル建て)の上昇」と「円安による国内価格の押し上げ」の2つを分けて考える必要があります。
仮に今後、円高方向に動いた場合は、国際金価格が上昇しても国内価格が下がるケースもあり得ます。金の売買タイミングを見極める際は、為替動向もあわせてチェックしてください。
金相場は10年後どうなる?

人類がこれまでに採掘した金の総量は約18万7,000トンで、地球に残る埋蔵量は約6万4,000トンと推定されています。年間の金の採掘量は約3,250~3,300トンで推移しており、採掘可能な金の量は年々減少しています。10年後には埋蔵量が現在の半分近くに縮小する可能性もあります。
採掘量の減少にともない金の希少性は高まるため、価格がさらに上昇する要因になり得ます。
参考:財務省
- おたからや査定員のコメント
世界経済は長期的にインフレ傾向が続きやすいため、10年後の金相場もゆるやかに上昇している可能性があります。一方で、各国の政策や治安維持などの地政学リスクが低くなれば、金価格は落ち着きを取り戻す可能性もあります。
金相場が高騰している今のうちに、お手持ちの金の価値を確認しておきましょう。

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・金相場の今後はどうなる?今後の予測と価格を動かす6つの要因を徹底解説
はじめての金投資の方法

金投資にはいくつかの方法があり、予算やリスク許容度に応じて選べます。主な金投資の方法を以下の表で比較します。
| 投資方法 | 最低投資額の目安 | メリット | デメリット |
| 現物購入(ジュエリー・インゴット) | 数万円~ | 手元に実物を持てる。管理費用なし | 紛失・盗難リスクあり |
| 投資信託 | 100円~ | プロが運用。少額から可能 | 信託報酬(運用手数料)が発生 |
| 純金積立 | 月1,000円~ | 購入単価が平準化され安定しやすい | 積立手数料がかかる場合あり |
| 金ETF | 数千円~ | 証券口座で手軽に売買できる | 信託報酬がかかる。現物は手に入らない |
※2026年4月時点の情報です
金投資がはじめての方は、上の表を参考に、ご自身の予算や目的に合った方法を選んでみてください。以下では、代表的な方法をさらに詳しく解説します。
ジュエリーなどを購入する「現物購入」
金の現物購入は、ジュエリーやインゴット(延べ棒)を直接買い付ける投資方法です。はじめて金を購入する方には、K18以上のジュエリーや金貨、喜平ネックレスが手軽な投資対象になります。
純金のインゴット(延べ棒)は、まとまった資金で金投資をしたい方に多く選ばれています。自宅で保管する場合、管理費用や運用手数料が一切かからない点が現物購入のメリットです。
現物購入は、買取相場を確認しながら売り時を判断する投資スタイルです。ジュエリーであれば身につけて楽しむこともできますが、紛失や盗難のリスクには注意が必要です。
参考:三菱マテリアル
プロに任せる「投資信託」
金に連動する投資信託を購入すると、金融市場に精通したプロが資産を運用してくれます。運用を担当する「ファンドマネージャー」が、投資家に代わって売買のタイミングを判断するのが特徴です。証券会社や銀行の窓口、ネット証券から100円単位で購入できるため、金投資を手軽に始められます。
ただし、プロが運用しても金価格が下落すれば元本割れするリスクは残ります。定期的に金の価格をチェックし、運用状況を把握しておくことが大切です。
参考:投資信託協会
計画的に積み立てる「純金積立」
純金積立は、毎月決まった金額(または重量)で金を少しずつ買い続ける投資方法です。取り扱い窓口は、証券会社・銀行・金の専門店など複数あります。金の価格が高い月は少ない量、安い月は多い量を自動的に購入するため、購入単価が平準化されやすい仕組みとなっています。
長期で積み立てるほど価格変動の影響が緩和されるため、金投資がはじめての方にも取り組みやすい方法です。積み立てた金を現物のインゴットに交換できるサービスもあるため、「将来は手元に金を持ちたい」という方にもおすすめです。
参考:三菱マテリアル
金投資の方法をさらに比較したい方は、こちらもご参考にしてください。
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・金投資の方法を徹底解説!現物・純金積立・ETFの違いとメリット・デメリット
金投資で失敗しない方法とは?

金投資で損失を避けるためには、事前に押さえておくべきポイントがあります。金は安定した資産とされていますが、価格が下落するリスクはゼロではありません。はじめて金投資にチャレンジする方は、以下の2つのポイントを押さえておいてください。
金の買取相場を確認しておく
金投資を始めたら、定期的に金の買取相場を確認するようにしておいてください。買取相場は、金の市場価格に連動しています。金の買取相場を確認しながら、売り時を逃さないことが大切です。
「おたからや」では、最新の買取価格を毎日更新しています。金投資で売り時を知りたい方は、ぜひご活用ください。
現物購入された金の価値を知りたい方は、完全無料の買取査定をご利用いただくことで、価値を正確にご確認いただけます。
参考:田中貴金属
最新の金の買取価格は毎日更新されています。売り時を逃さないためにチェックしておきましょう。
金の売り時の判断基準を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
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・金の売り時はいつ?相場・円安・世界情勢から読み解くベストタイミングをご紹介
手数料がかからない買取業者で売る
金を売却する際は、査定料や手数料が無料の買取業者を選ぶことで、利益を最大化できます。査定や売却に手数料がかかると、その分だけ手取り額が減ってしまいます。
「おたからや」では、出張査定も含めて買取に手数料は一切かかりません。強引な買取も致しませんので、安心してご利用ください。
参考:国税庁
金の売却手数料について詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
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・金の売却に手数料はかかる?相場・内訳・無料表示の注意点を徹底解説
金相場の過去20年に関するよくある質問

20年前の金相場や金投資について、読者から寄せられることの多い疑問をQ&A形式でまとめました。金の売買や投資を検討する際の参考にしてください。
Q. 20年前に金を1kg購入していた場合、現在の価値はいくらになりますか?
A.
2004年の金の平均小売価格は1gあたり約1,472円(税抜)~約1,537円(税込)のため、1kgの購入費用は約147万~154万円程度です。2024年の金の平均小売価格(1gあたり約11,718円・税抜)で考えると、1kgの金の価値は約1,170万円になります。
差額はおよそ1,020万~1,030万円で、20年間で約7.6~8倍に増えた計算です。ただし、金の売却益には譲渡所得税がかかる場合があるため、手取り額は売却益から税金を差し引いた金額になります。
Q. 金相場が最も安かった年はいつですか?
A.
国内の金市場で瞬間最安値を記録したのは1gあたり865円です。なお、この最安値を記録した年については、1998年とする情報源と1999年とする情報源があります。田中貴金属の年間データでは、年間平均価格が最も低かったのは1999年の1,069円/g、年間最安値は917円/gでした。
1998年の年間最安値は1,118円/g(税抜)です。865円という瞬間最安値は税込価格での瞬間値とされています。1980年に1gあたり6,495円の高値をつけた後、金価格は約18~20年にわたって下落基調が続いていました。
1990年代は世界的に株式市場が好調だったため、安全資産としての金の需要が低下し、価格が低迷した時期でした。1998年の最安値から2024年の水準まで、金価格は約15倍に上昇しています。
Q. 金を売却した際に税金はかかりますか?
A.
金の売却益は、原則として「譲渡所得」に分類され、所得税の課税対象になります。ただし、年間の売却益が50万円以下であれば、特別控除の範囲内のため税金は発生しません。
計算方法は「売却価格 −(購入価格 + 売却にかかった費用)− 特別控除50万円」です。保有期間が5年を超える場合は「長期譲渡所得」となり、課税対象額がさらに半分に軽減されます。
Q. 購入時の価格がわからない金を売却するとき、税金はどう計算しますか?
A.
購入時の価格が不明な金を売却する場合、税法上は「売却価格の5%」を取得費(購入価格)として計算します。たとえば金を300万円で売却した場合、取得費は15万円として扱われ、売却益が大きくなる点に注意が必要です。
相続や贈与で受け取った金は、元の所有者の購入価格を引き継げるケースもあります。購入時の領収書や契約書が残っていないか、事前に確認しておくと税負担を抑えられる可能性があります。
Q. 金相場は今後も上がり続けるのでしょうか?
A.
金相場が今後も一方的に上がり続ける保証はありません。ただし、金の埋蔵量に限りがあること、世界の中央銀行が金の買い増しを続けていること、地政学リスクが継続していることなど、複数の上昇要因が存在します。
一方で、世界的に金利が上昇すれば、利息を生まない金の魅力は相対的に低下するため、短期的な調整局面が訪れる可能性もあります。長期的には上昇基調が続くと見る専門家が多いものの、価格変動のリスクは常に考慮してください。
Q. 20年前と現在で、金の価格が上昇した最大の要因は何ですか?
A.
20年前から金価格が上昇した最大の要因は、世界各国の中央銀行が外貨準備として金を大量に買い増したことです。2022年以降、世界の中央銀行による金の年間購入量は1,000トンを超え、2010年〜2021年の平均(約473トン)の約2倍に達しました。
加えて、リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)などの経済危機が起こるたびに、安全資産としての金の需要が急増しました。こうした危機時の買い需要も、20年間の上昇トレンドを支えた大きな理由です。
Q. 金のインゴット(延べ棒)は何グラムから購入できますか?
A.
金のインゴットは、一般的に5g・10g・20g・50g・100g・500g・1kgの単位で販売されています。5gのインゴットであれば、2024年時点で約6万5,000円~7万円程度から購入可能です。
ただし、500g未満のインゴットを購入する際には「バーチャージ」と呼ばれる加工手数料が別途かかるケースが多く、1本あたり数千円~1万6,500円程度(※2026年4月時点の情報です)の追加費用が発生します。まとまった予算がない場合は、純金積立やETFなど少額から始められる方法も検討してみてください。
Q. 金のETF(上場投資信託)と現物の金では、どちらが初心者に向いていますか?
A.
少額から始めたい初心者には金のETFが向いています。金のETFは証券口座があれば数千円単位から購入でき、保管場所や盗難リスクを心配する必要がありません。
一方、現物の金は手元に実物を持てる安心感があり、発行体の信用リスクがない点がメリットです。金のETFには「信託報酬」と呼ばれる年間の運用コストがかかるため、長期保有の場合はコスト累積に注意が必要です。投資目的や予算に応じて使い分けるのが効果的です。
Q. 金の純度(K24・K18・K14)によって買取価格はどれくらい変わりますか?
A.
金の買取価格は純度によって大きく異なります。K24(純金・純度99.99%)を基準とした場合の目安は以下のとおりです。K24(純度99.99%)は基準価格の100%、K18(純度75%)は基準価格の約75%、K14(純度58.5%)は基準価格の約58%です。
たとえば、K24の買取価格が1gあたり13,000円の場合、K18は約9,750円、K14は約7,600円(※2026年4月時点の情報です)が目安です。刻印がないアクセサリーでも、含有率を測定する機器で正確な純度を判定できます。
Q. 金の価格は1日のうちでも変動しますか?
A.
金の価格は1日のうちでも変動します。国際的な金取引市場(ロンドン市場やニューヨーク市場)は時差の関係で24時間動いており、為替レートの変動もリアルタイムで価格に反映されます。
国内の地金商では、午前9時30分~午前9時45分にその日の基準価格を発表するのが一般的です。最大手の田中貴金属工業では通常、午前9時30分~午後2時に価格を発表しています。ただし、大きな経済ニュースや地政学リスクの発生時には、日中でも急激に価格が動く場合があります。
Q. 「有事の金」とはどういう意味ですか?
A.
「有事の金」とは、戦争やテロ、金融危機などの有事(緊急事態)が起きた際に、安全資産である金の価格が上昇しやすい傾向を表した言葉です。株式や通貨は発行体の信用に依存しますが、金は現物そのものに価値があるため、信用リスクに左右されません。
実際に、2001年の米同時多発テロや2008年のリーマンショック、2020年のコロナショック時にも、金の価格は上昇しました。世界情勢が不安定になるほど金の需要は高まりやすく、「有事の金」という言葉が注目される場面が増えています。
Q. 金を売却する際、200万円を超えると税務署に報告されるというのは本当ですか?
A.
本当です。金の買取業者は、1回の取引で買取金額が200万円を超える場合、「支払調書」を税務署に提出する義務があります。支払調書には売却者の氏名・住所・マイナンバー・売却金額が記載されます。
200万円以下の取引では支払調書の提出義務はありませんが、売却益が年間50万円を超える場合は確定申告が必要です。税務署に報告されるかどうかにかかわらず、正しく申告することが求められます。
Q. 金相場は株価と連動していますか?
A.
金相場と株価は、一般的に逆相関の関係にあります。株式市場が下落する局面では、投資家がリスクを避けて金に資金を移すため、金価格が上昇する傾向が見られます。
ただし、2020年のコロナショック直後のように、株と金が同時に下落するケースもありました。「株が下がれば金が必ず上がる」とは限らないため、過信は禁物です。分散投資の一環として金を組み込む場合は、株式以外の資産との値動きの関係も考慮してください。
Q. 純金積立は月々いくらから始められますか?
A.
純金積立は、金融機関や証券会社によって異なりますが、月々1,000円(※2026年4月時点の情報です)から始められるサービスが一般的です。中には月々3,000円以上(※2026年4月時点の情報です)を最低積立額として設定している機関もあります。
純金積立は「ドルコスト平均法」の仕組みを活用し、金の価格が高いときは少量、安いときは多めに購入するため、購入単価が平準化されやすい点がメリットです。長期間コツコツ続けることで、価格変動リスクを抑えた資産形成が期待できます。
Q. 金を保有していると、固定資産税や維持費はかかりますか?
A.
金の現物(インゴットやジュエリー)を個人で保有する場合、固定資産税はかかりません。不動産と異なり、金は固定資産税の課税対象外です。
ただし、金を銀行の貸金庫で保管する場合は、年間1万~3万円程度の貸金庫利用料が発生します。純金積立の場合は、積立手数料(購入額の1.5~3%程度)や年会費がかかるサービスもあるため、保有方法に応じたコストを事前に確認してください。
Q. 金の価格が下落するのはどのような場面ですか?
A.
金の価格が下落しやすい場面は、主に3つあります。1つ目は、世界的に金利が上昇したときです。利息を生まない金よりも、高利回りの債券や預金に資金が流れます。2つ目は、米ドルが大幅に上昇したときです。
金は米ドルと逆相関の傾向があり、ドル高局面では金が売られやすくなります。3つ目は、世界経済が安定し、投資家のリスク許容度が上がったときです。安全資産の金よりも、株式などリターンの高い資産に資金が移動します。2013年には、米国の金融緩和の縮小観測(テーパリング)をきっかけに、金価格が1年間で約28%下落した例もあります。
Q. 20年前に金を買わなかった人が、今から金投資を始めても遅くありませんか?
A.
金投資を始めるタイミングに「遅い」ということはありません。金の埋蔵量は限られており、世界の中央銀行による買い増しや地政学リスクの高まりなど、長期的な価格上昇を支える要因は複数存在します。
ただし、20年前の水準と比較すると価格は大幅に上昇しているため、短期間で同等のリターンを期待するのは現実的ではありません。純金積立のように少額から長期で積み立てる方法であれば、高値づかみのリスクを分散しながら金投資を始められます。
Q. 相続した金のアクセサリーに刻印がない場合、金かどうか判別する方法はありますか?
A.
刻印がない金製品の判別方法には、いくつかの手段があります。まず、磁石を近づける方法です。純金は磁石にくっつかないため、磁石に反応する場合は金以外の金属が多く含まれている可能性があります。
次に、比重を測定する方法です。金は比重が約19.3と他の金属に比べて高く、水に沈めて比重を計算する「アルキメデス法」で概算できます。さらに正確に調べたい場合は、蛍光X線分析装置(XRF)を使えば金の純度を正確に測定できます。自宅での判別には限界があるため、正確な鑑定を希望する場合は、貴金属の査定に対応した店舗で調べてもらうのが確実です。
Q. 金とプラチナでは、どちらが投資対象として優れていますか?
A.
金とプラチナは、それぞれ異なる特性を持つため、一概にどちらが優れているとは言い切れません。金は安全資産としての需要が強く、価格の安定性に優れています。プラチナは自動車の排ガス触媒など工業用途の比率が高く、景気の影響を受けやすい傾向にあります。
2024年時点では、金の価格がプラチナの約2.5倍に達しており、歴史的にはプラチナが金を上回っていた時期もありました。安全資産として長期保有するなら金、工業需要の回復を見込むならプラチナという考え方が一般的です。
Q. 海外で購入した金を日本国内で売却することはできますか?
A.
海外で購入した金でも、日本国内で売却は可能です。ただし、純度や形状を示す刻印(ホールマーク)が国際的に認められたものであることが条件になるケースが多いです。LBMA(ロンドン貴金属市場協会)の認定を受けたブランドのインゴットであれば、国内の買取店でもスムーズに取引できます。
海外で金を購入して日本に持ち込む場合、携帯品の海外市価の合計が20万円を超える場合には消費税が課されます。なお、純度90%以上の金地金を携帯して持ち込む場合も、関税はかかりませんが、消費税は課されます。購入時の書類は必ず保管してください。
「おたからや」での「金」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「金」の参考買取価格の一部をご紹介します。
2026年04月30日17:00更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
| 金のレート(1gあたり) | ||
|---|---|---|
| インゴット(金)25,729円 -570円 |
24金(K24・純金)25,523円 -566円 |
23金(K23)24,545円 -544円 |
| 22金(K22)23,465円 -520円 |
21.6金(K21.6)22,899円 -507円 |
20金(K20)20,943円 -464円 |
| 18金(K18)19,271円 -427円 |
14金(K14)14,923円 -330円 |
12金(K12)11,578円 -257円 |
| 10金(K10)10,343円 -229円 |
9金(K9)9,288円 -206円 |
8金(K8)6,895円 -153円 |
| 5金(K5)3,345円 -74円 |
||
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
※土日・祝日を除く前営業日の日本時間9:30の価格と比較
金の査定では、まず「純度(カラット)」が最も重要な評価基準となります。K24(純金)であれば含有率99.99%と最も高い評価を受けますが、K18やK14など純度が異なるアイテムでも、重量次第で十分な査定額が見込めます。
ほかにも、刻印(K24・K18・K14・750など)の確認に加え、傷・変色・変形の有無が減額の判断材料となります。ネックレスのチェーン切れやリングのサイズ直し跡なども確認対象です。
- おたからや査定員のコメント
金相場は2026年に入ってからも上昇トレンドが継続しており、中東情勢の緊迫化や各国中央銀行の金購入拡大を背景に、1gあたり26,000円台という過去最高水準での推移が続いています。「昔買ったアクセサリーだから大した金額にならない」とお考えの方も多いですが、現在の相場であれば、K18のネックレス1本でも驚くほどの査定額になるケースが増えています。当店では最新の国際相場を日々反映した価格で査定を行い、金種・重量はもちろん、ブランドやデザイン性も加味して総合的にお値段をお付けいたします。片方だけのピアスや壊れたチェーンなど、他店で断られたお品物にも対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

金の買取なら高価買取「おたからや」
金や貴金属を売却する際は、信頼できる業者で査定を受けることが重要です。
高価買取「おたからや」は、全国約1,760店舗以上を展開し、51ヵ国との取引実績を持つ買取のプロフェッショナルです。買取のみに特化することで販売コストを徹底的に削減し、金の高価買取を実現しています。
経験豊富な査定士が、金の純度や重量はもちろん、希少性やデザイン性まで加味して丁寧に査定を行います。査定料・出張費ともに完全無料で、強引な買取は一切行いません。
「20年前に購入した金がいくらになるか知りたい」「売るかどうか迷っているけど、まず価値を確認したい」という方は、まず無料査定で現在の価値をお確かめください。店頭買取に加え、ご自宅まで伺う出張買取やWEB査定にも対応しています。
※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。
おたからやの金買取
査定員の紹介
伊東 査定員
-
趣味
ショッピング
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ハリーウィンストン
-
過去の買取品例
おりん、インゴット
初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。
その他の査定員紹介はこちら金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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