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金相場のチャートの
見方を徹底解説!
相場に影響を与える要因とは

金相場チャートを
まず確認しよう

金相場チャートとは、金の価格の変動を一目で確認できるようにまとめてあるグラフのことです。金相場チャートは日々の新聞やニュース、インターネット上でも簡単に確認することができます。1カ月や1週間、1年など自分の見たい期間を調整してその期間内での金価格の動きを把握することができるので便利です。金価格は日々細かく変動しますが、金相場チャートを見る時には金価格の大まかな変化を把握するイメージで見ると良いでしょう。

金相場チャートはどうやって見るの?

金相場チャートを見る時にはまずはチャート全体を俯瞰するように見てみましょう。すると日々の細やかな価格の変動以外にも、1カ月や1年間の中で大きな流れが見えてくるはずです。その流れが「右上がり」「横ばい」「右下がり」の3つ。金価格の変動はほとんどの場合においてこれら3つの傾向のどれかに分類でき、どの傾向に当てはまるかによって金の売り時と買い時が判断できます。

例えばチャートが全体的に右肩上がりの時には、これからも価格が上昇する可能性が大いにあります。このような傾向を「上昇トレンド」と呼び、上昇トレンドの時が「金の買い時」です。右肩上がりの時に金を買っておけばその後も価格が上昇するため、結果として儲けを出すことができます。

反対にチャートが右肩下がりの時にはこれから金の価格が低下していくという場合が多く、これを「下降トレンド」と言います。これ以上金を持っていても価格が下がれば損が出るだけなので、「金の売り時」だと判断する人が増えるためです。金相場チャートが横ばいを示している時には、保有している金を動かそうとせずにまずはこれから上昇トレンドと下降トレンドのどちらが来るのかを見極めることが大切でしょう。

チャートで転換期を見極めよう

下降トレンドから上昇トレンドに金相場の流れが変わる、またその逆の動きのことを転換期と呼びます。金取引は、この転換期を上手く予想することで儲けを出すことができるため、特に気を付けてトレンドをチェックしましょう。

例えば相場が上昇している上昇トレンドの時には、その周辺の金相場における下値に注目して見るようにしましょう。下値とは周辺の相場で一番低い値のことを示し、上昇トレンドにあった金相場が一度大きく下値を割り込むとそれが合図となり下降トレンドへの転換が起こる可能性が高いのです。下値を大きく割り込んだ時にすぐ分かるようにするために、下値と下値を金相場チャート上で結ぶことがあり、これを「上昇トレンドライン」と呼びます。

下降トレンドの時にも同様の方法で上昇トレンドへの転換期を見極めることが可能です。下降トレンドの場合は日々の価格で、一番高い値である上値を基準にします。このように金相場チャートの中に見える数字を分析することが、成功する金取引への第一歩です。

 

金の価格、これまでは
どのように変化してきた?

金取引を成功させるためには、過去の金相場の流れを把握することも必要不可欠といわれています。なぜなら金は短期的な保有で儲けを出すことが難しく、長期的に保有し上手く運用してこそ結果の出せる投資対象だからです。そこでここからは過去の金相場の動きについて簡単に振り返っていきます。

金価格は2001年に起きた米国同時多発テロをきっかけに急激に上昇を始めました。同時多発テロをきっかけにドルの信用が下がり、多くの投資家が金投資へと踏み切ったためです。その後金価格は2012年ごろまで長い上昇トレンドを継続し2013年ごろから落ち着き始めます。しかしじわじわと上昇を続け、2018年ごろまでは1グラム当たり4000円~5000円程度と安定した価格で推移していました。

金価格に再び大きな変化が起こったのは2020年の2月、新型コロナウイルスが世界的に流行し始めた頃でした。感染病による経済活動の世界的な低迷により、金需要が増加し一気に上昇トレンドに入ったのです。2021年現在でも上昇を続けており金価格は1グラム当たり6000円~6500円の高値を記録しています。

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金の価格を予想しながら
取引しよう

金取引をするためには、金相場チャートなどを確認し価格の動きを予想するのが大切ということが分かりました。金相場チャートを見ても転換期を予想できますが、それだけでなく世界情勢などの社会的背景も金価格に大きく影響します。金価格に影響を与える要因は以下の通りです。

  • 紛争やテロなどの治安リスク
  • インフレ
  • アメリカ合衆国の経済状況
  • 世界の経済状況
  • 日本の為替(国内取引の場合)

金の価格が決まる要因は、一言で表すと「需要と供給のバランス」です。上記の様な理由で世界情勢が大きく動くことで、金の需要量にも変化が現れます。例えばテロや紛争などで国勢的な緊張が高まっている時には金の需要が増大し金価格も上昇するといわれ、特にアメリカ合衆国で何か動きがあった場合には金の価格の変動も顕著です。

反対に大きな事件が何もなく治安的にも経済的にも安定している場合には、金の需要は減少し、価格も低下します。金投資には、普段運用している株など大きな変化があった時のリスクヘッジとしての役割もあるのです。グローバリゼーションとIT化の進んだ現代では、金の価格も世界の情勢を鑑みて予想していく必要があります。

正直金の価格変動について「絶対的にこうなる」という予想は立てるのは難しいといえます。しかし世界経済・情勢がどの様に動いていくのかを把握しておくだけでも、これからの金需要の在り方を予測することに役立つでしょう。

 

まとめ

今回の記事では、金相場チャートの見方や金相場の見極め方について詳しくご紹介しました。金相場チャートの読み取りは、金投資を成功させるうえで必要不可欠なスキルです。この記事を通して金相場チャートの読み取り方をマスターしましょう。

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