どうなる金相場?世界情勢も踏まえて金相場の動向を解説

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どうなる金相場?世界情勢も踏まえて金相場の動向を解説

金の「相場」は、金取引において非常に大切な要素ですが、取引を始めて間もない方にはまだあまり身近な存在ではないかもしれません。金の相場は、需要と供給の関係性によって大きく変動します。価値が下がりにくい特徴から安全資産として注目が集まっている金の相場動向を見ていきましょう。

金相場、これまでの動向は?

1日単位で見ると微々たる変動ですが、長い期間で見ると大きな値動きを示すこともある金相場。記憶に新しい9.11アメリカ同時多発テロ事件やイラク戦争のほか、金価格と連動する上場投資信託の登場、原油価格高騰や金融危機などに影響を受けた2000年代は、金の価格が大きく上昇してきました。

 

それまでアメリカドルに信頼を置いていた投資家たちは、ドルから金へと移行しはじめたのです。今後も懸念される原油価格の値上がりやインフレ、金融危機などにも強いと言われる金。2000年代は金の黄金期となりました。

 

資本としての金

銀行預金の金利が下がり続けている現在、投資に目を向ける人も多くなってきました。株式や投資信託、FXや不動産投資など、さまざまな投資方法がありますが、最近は金に注目する投資家が増えています。この動きは、金ETF(上場投資信託)の登場に起因してさらに加速しました。インフレや金融危機へのリスクヘッジとしても安心できることから、金相場は右肩上がりに伸びているのです。

 

国内で伸び続けている金価格

2011年以降、日本での金価格は上向き傾向にあり、高い安定性を保っています。しかし実は、アメリカでは下降傾向となる時期もありました。アメリカで価格が下落しても日本での相場が下がらなかった理由は、円安にあるのです。

 

ご存じの通り、円高になれば物価が下がり、海外旅行代金が安くなるといったメリットがあります。円安になるとそれらが逆転しますから、輸出する方は嬉しい反面、輸入しにくくなるのです。そのため金の国内需要が高まり、価格が上昇します。円安により金の価格が上昇するという構図ができあがるわけです。

 

相場は今後どうなる?

市場に大きな影響を与える各国のさまざまな状況に、金相場も左右されます。ドルの値打ちが下がれば金の信用性が高まることから、その価格は上がるでしょう。これは高い安定性を持つ金が資産を守るツールとして定着してきたためです。

 

世界での金相場上昇+円安の進行=国内の金相場上昇、世界金相場の下降+円高=国内金相場の下落、という構図が見えてきました。とはいえ簡単に予測は立てにくく、金相場に精通している方でも見解はそれぞれです。

 

需要と供給のバランスに注目

例えば農作物なら、豊作になれば単価が下がり、不作の年は値段が高騰することは容易にイメージできるでしょう。金にも同じことが言えます。つまり、需要と供給のバランスが変化することで、金の値段が変動するのです。

 

例えば医療分野や工業分野などで材料としての金の需要が高まる一方、金の採掘量が伸び悩めば、金価格が一気に高騰することになります。

 

アメリカ経済の状況は影響が大きい

「アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪をひく」とはよく言われてきた比喩ですが、アメリカが持つ世界への影響力はやはり絶大です。もちろん、世界の金相場もアメリカの経済状況に大きく影響を受けます。

 

就職先として、好況のときには民間企業に人気が集まり、不況下では公務員に人気が集まる野と同じように、アメリカの経済が好況のときには、安全資産でありながら資産を生み出すわけではない金はあまり求められず、不況になればリスクヘッジのために金を資産としてを持ちたがる人が増えるのです。今後も大国の経済が安定すれば、金を売却する投資家たちが増えるでしょう。その結果相場も下降していくことが予測できます。

 

金相場は時期が肝心

家のローンを返済するとき、長期金利型にするか、短期金利型にするか迷った経験のある方もいらっしゃるかもしれません。基本的には、長期型で契約すれば経済状況の変動を受けずに同一金利のまま、という安心感があります。その一方で、不況になって金利が下がっても高い利率を支払い続けることになってしまうのです。逆に短期型を選んだ場合には、長期型よりは金利が安くなるものの、期間中の経済状況によっては高金利となる不安があります。

 

金の保有期間にも同じことが言えるのです。日々目まぐるしく変わる現代において、いつ金相場が大きく変動するかは分かりません。保有期間を長期にするか短期にするかによって、相場の見方も変わってくるのです。

 

長期保有を選ぶ

資産には大きく分けて、「実物資産」と「金融資産」があります。実物資産とは金をはじめ不動産などの実体のあるもの、金融資産は投資や預金など実体がないものです。では、実物資産と金融資産の相場は、それぞれどのように変動するのでしょうか。

 

まず、国や企業の破綻は金融投資の価値をなくします。企業の業績が不振に陥ったり、企業が運営する事業に大きな問題があったりした際に、株価が暴落するといった報道を、これまでに一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。このように金融資産は、最悪のケースとして資産価値がゼロとなる可能性を含んでいるのです。

 

一方、実物資産である金は、目に見える資産であることから、価値がなくなることは考え難いとされています。希少価値があり腐食しにくい点、世界中で流通しており世界的に価値が認められている点なども合わせると、長期保有の価値があると言えるでしょう。

 

「純金積立」など、小額から簡単に始められる投資方法もあるため、比較的知識や経験が浅い方は長期保有の想定で金の投資を始めることをおすすめします。

 

長期保有の場合、日々の細かな相場変動に反応する必要はありません。一時的に金価格が下落しても、相場が回復すれば資産価値が減ることはないからです。長期的に相場が下落する懸念が高まったときには注意が必要ですが、短期間の変動であれば影響は少ないと言えます。

 

短期保有を選ぶ

不動産投資では、売却したいと思ったときにすぐには売却できない場合もあります。当然ですが、その土地や建物の価値を見出して購入する人がいなければ売却できならないからです。

 

その点、世界が市場である金は購入も売却もしやすい強みがあります。さらに資源として有限であり希少価値が高いこともポイントです。供給量が減っていることから、金相場の傾向は安定しつつ上昇していくと予想されています。

 

ただし、激動の現代では短期的に情勢が変わることもしばしば。短期保有でも十分に資産を増やせる可能性がある反面、価値の急落も予想されます。短期保有では相場変動にいち早く対応することが大切と言えるでしょう。

 

まとめ

長い歴史を紐解くと、さまざまな要因で経済が停滞することがたびたび起こっています。コロナ禍の今、有事と同じように経済はストップし金利は下降気味です。国や企業の信頼性が低下すれば、株式投資には目が向きにくくなり、金投資に人気が集まると予想されます。インフレに強く世界共通の価値を持つ金に、注目してみてはいかがでしょうか。

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