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小判(金貨幣)の価値とは?種類や時代背景などから徹底解説

小判(金貨幣)の価値とは?種類や時代背景などから徹底解説

※下記の画像は全てイメージです

小判は「価値がある」と聞くことが多いものの、実際にどれほどの価格で取引されるのか気になる方も多いのではないでしょうか。実家の整理で見つかった古い小判や、贈答品(ぞうとうひん)として受け取った純金の記念小判を目の前にして、「これは売れるのか」「本物なのか」と悩む方も少なくありません。

この記事では、小判の種類や状態による価値の違い、買取相場の傾向や、高く売るためのポイントまでを丁寧にご紹介します。/span>大切な小判を手放す前に、ぜひ参考にしてみてください。

2026年01月28日14:00更新

今日の金1gあたりの買取価格相場表

金のレート(1gあたり)
インゴット(金)28,226
+798円
24金(K24・純金)28,000
+791円
23金(K23)26,928
+762円
22金(K22)25,742
+728円
21.6金(K21.6)25,121
+710円
20金(K20)22,976
+650円
18金(K18)21,141
+597円
14金(K14)16,371
+463円
12金(K12)12,702
+359円
10金(K10)11,347
+321円
9金(K9)10,190
+288円
8金(K8)7,565
+214円
5金(K5)3,669
+103円

※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。

小判(金貨幣)の価値とは?種類や時代背景などから徹底解説

Contents

種類別に見る江戸時代の小判の価値と相場一覧

小判

出典:文化遺産オンライン「小判金」 

江戸時代に発行された小判は、幕府の財政事情や改鋳政策の影響を受けて、金の含有量や重量に大きな違いがありました。そのため、同じ小判でも種類によって価値や相場に差が生じます。ここでは代表的な小判である慶長小判を取り上げ、その特徴と相場について解説します。

 

慶長小判の価値と相場

慶長小判

出典:文化遺産オンライン公式「慶長小判」 

慶長小判は1601年頃から鋳造された最初期の小判で、徳川家康の貨幣制度整備の一環として発行されました。

金の品位は約85%、重量は約17.9gあり、素材としての価値に加え、歴史的価値も高く評価されています。

現存数は比較的多い一方で、状態の良い個体は市場で高値が付きやすく、保存状態や刻印の鮮明さ次第では、100万円台から400万円を超える場合もあります。贋作も存在するため、売却時は信頼できる専門店での鑑定が重要です。

出典:文化遺産オンライン公式「慶長小判」 

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
慶長小判 1601年頃〜 約84〜86% 江戸最初期・品位が非常に高い 100万円〜400万円超

 

極印とは?

極印とは、江戸時代の金貨や銀貨に刻まれた公式の検査印・識別印を指します。主に小判や大判に打刻され、幕府や金座・銀座が品位(金や銀の含有量)や重量を確認・保証した証しとして用いられました。極印の種類や位置は時代や貨幣の種類によって異なっており、真贋の判定や発行時期の特定にも利用されます。そのため、古銭の価値を見極めるうえで非常に重要な要素といえるでしょう。

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元禄小判の価値と相場

元禄小判

出典:文化遺産オンライン公式「元禄小判」 

元禄小判は金の品位こそ低めですが、希少性の高さから高い評価を受けることがある小判です。1695年に発行され、幕府の財政難を背景に金の含有量が大きく引き下げられました。品位はおよそ56〜57%とされ、慶長小判と比較すると素材としての価値は下がっています。

ただし、元禄小判は発行期間が短く現存数も少ないため、歴史的希少性が重視されやすい点が特徴です。保存状態が良好で刻印が明瞭なものは、数十万円から100万円を超える価格で取引される例も見られます。

なお、元禄小判は摩耗しやすく、表面の状態によって評価に大きな差が出るため、素材の価値だけで判断するのではなく、古銭としての総合的な観点から評価することが重要です。

出典:文化遺産オンライン公式「元禄小判」 

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
元禄小判 1695年 約56〜57% 発行期間が短く希少性が高い 数十万円〜100万円超

 

金品位とは?

金品位(きんひんい)とは、金貨や金製品に含まれる金の純度を示す指標で、全体を100%とした場合に金が占める割合を意味します。たとえば、金品位が75%であれば、全体のうち75%が金で、残りは銀や銅などの他の金属が含まれています。
江戸時代の小判では、発行された時代によって金品位に大きな違いがありました。品位が高いほど素材としての価値も高くなる傾向があり、古銭としての評価にも影響を与える要素のひとつといえるでしょう。

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金の品位とは?K24・K18など純度の違いと見分け方をわかりやすく解説

 

宝永小判の価値と相場

宝永小判

出典:文化遺産オンライン公式「宝永小判」 

宝永小判は、1710年に発行された金貨で、元禄小判の改鋳版として登場しました。金品位はおよそ85%まで回復しており、元禄小判よりも素材としての価値が高い点が特徴です。ただし、発行期間が短かったことから、流通量はあまり多くありません。

慶長小判ほどの知名度はないものの、金の含有量と希少性のバランスが取れている点から、一定の評価を受けています。市場においては、保存状態や刻印の鮮明さに応じて、数十万円から100万円前後の査定額が付くこともあります。

なお、宝永小判にも贋作が存在するため、重量や比重、刻印の特徴を含めた総合的な鑑定を行うことが重要といえるでしょう。

出典:文化遺産オンライン公式「宝永小判」 

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
宝永小判 1710年 約85% 品位回復・流通量は少なめ 数十万円〜100万円前後

 

改鋳とは?

改鋳(かいちゅう)とは、すでに発行された貨幣を回収し、金属の含有量や重量、デザインなどを変更して再び鋳造することを指します。江戸時代には、幕府の財政状況や金銀の流通量に応じて改鋳が実施され、小判の金品位や重さが何度も見直されました。
特に財政が逼迫した時期には、金の含有量を引き下げる改鋳が行われています。このため、同じ一両でも発行された時代によって実質的な価値や品質に差が生じる結果となりました。 

出典:日本経済新聞「貨幣とは何か」 

 

正徳小判の価値と相場

正徳小判

出典:文化遺産オンライン公式「正徳小判」

正徳小判は、1714年に発行された金貨で、金品位を慶長小判に近い水準まで戻した「正貨」として位置づけられました。金の純度は約86%と高く、重量も比較的安定しているため、地金としての価値が高い点が特徴です。

一方で、発行数が多かったため、希少性の面では慶長小判や宝永小判に比べてやや劣るとされています。市場相場は数十万円台が中心ですが、保存状態が良好なものや未使用に近い個体は、より高く評価されることもあるようです。

とくに摩耗や変形の有無は査定に大きく影響し、状態の良否が判断基準のひとつとなります。見た目の保存状態だけでなく、細部の損傷まで総合的に確認される傾向が見られます。

出典:文化遺産オンライン公式「正徳小判」

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
正徳小判 1714年 約86% 正貨として品位回復 数十万円台

 

享保小判の価値と相場

享保小判

出典:文化遺産オンライン公式「享保小判」 

享保小判は1725年に発行された金貨で、正徳小判に比べて金品位がやや引き下げられました。含有率はおよそ65%前後とされており、これは幕府が財政の安定を図るために実施した改鋳政策の一環とされています。

発行枚数が多かったため、江戸時代の小判の中でも比較的流通量が多く、希少性はあまり高くありません。市場相場は数十万円程度が一般的ですが、裏刻印があるものや保存状態が良好な個体は、コレクターから高く評価されることもあります。

享保小判は、素材としての価値と古銭としての収集価値の両面から評価される傾向があり、実用性を重視した小判として位置づけられます。

出典:文化遺産オンライン公式「享保小判」 

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
元文小判(真文小判) 1736年(元文年間) 約66%前後 発行数が多く希少性は低め。形状が整い品質が安定 数十万円前後

 

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元文小判(真文小判)の価値と相場

元文小判

出典:文化遺産オンライン公式「元文小判」

元文小判は1736年に発行された金貨で、「真文小判」とも呼ばれます。金品位はおよそ66%前後で、享保小判と同程度の水準です。大きさや形状が比較的整っており、安定した品質を持つ点が特徴といえるでしょう。

発行数が多かったため、希少性は高くありませんが、保存状態が良好なものは一定の需要があります。市場では数十万円前後の相場が中心で、極端な価格上昇はあまり見られません。

ただし、実物の保存状態や刻印の鮮明さによって評価が大きく変わるため、査定においては細部の状態が重要な判断材料となります。見た目が整っていても、摩耗や欠けがある場合は減点対象となることがあります。

出典:文化遺産オンライン公式「元文小判」

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
元文小判(真文小判) 1736年(元文年間) 約66%前後 形状が比較的整い品質が安定。 数十万円前後

 

文政小判(草文小判)の価値と相場

文政小判

出典:文化遺産オンライン公式「文政小判(草文小判)」 

文政小判は1819年頃から発行された金貨で、表面に草文様が刻まれていることから「草文小判」とも呼ばれます。金品位はおよそ56%前後とされ、江戸時代後期らしく低い水準にあります。

発行数・流通量ともに多かったため、古銭としての希少性はやや低めです。市場相場は数万円から十数万円程度が中心ですが、保存状態が良く摩耗の少ない個体は、一定の評価を受けることもあります。

素材としての価値よりも、保存状態や真贋の見極めが重視される種類であり、査定時には細部までの確認が重要です。状態次第で評価が大きく変わるため、鑑定には注意が必要といえるでしょう。

出典:文化遺産オンライン公式「文政小判(草文小判)」 

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
文政小判(草文小判) 1819年頃〜 約56%前後 草文様が特徴。流通量が多く希少性は低め 数万円〜十数万円

 

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天保小判(保字小判)の価値と相場

天保小判

出典:文化遺産オンライン公式「天保小判(保字小判)」 

天保小判は1837年に発行された金貨で、表面に「保」の字が刻まれていることから「保字小判」とも呼ばれます。ローラー圧延機を使用した製法により、形状が整っている点が特徴です。

金品位はおよそ56%前後と低く、素材としての価値は高くありませんが、整った外観や製造技術の新しさから一定の人気を保っています。市場相場は数十万円未満が中心で、保存状態の良い個体ほど高く評価される傾向にあります。

また、天保小判は近代的な製造工程へと移行する過程を示す貨幣でもあり、歴史的背景を踏まえた観点から注目されることも少なくありません。実物の状態に加え、製法や時代的意義が査定に影響する点が特徴といえるでしょう。

出典:文化遺産オンライン公式「天保小判(保字小判)」 

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
天保小判(保字小判) 1837年頃〜 約56%前後 「保」の字が刻印。製法が近代化 数万円〜数十万円未満

 

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万延小判(雛小判)の価値と相場

万延小判

出典:文化遺産オンライン公式「万延小判(雛小判)」 

万延小判は1860年に発行された、江戸時代末期の小判です。サイズが小ぶりであることから「雛小判」とも呼ばれています。金品位はおよそ57%前後、重量も軽めで、素材としての価値は控えめです。

流通量が多く希少性は低いため、市場相場は数万円から十万円前後が目安とされています。素材価格に近い水準で評価されるケースもあり、投資対象としては比較的安定した位置づけです。

ただし、保存状態が良く刻印が鮮明なものは、コレクターから高い評価を受けることもあります。状態の違いによって査定額に幅が出るため、取引の際には注意が必要です。

出典:文化遺産オンライン公式「万延小判(雛小判)」 

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
万延小判(雛小判) 1860年 約57%前後 小型サイズ。江戸末期の代表的な小判 数万円〜十万円前後

 

安政小判の価値と相場

安政小判

出典:文化遺産オンライン公式「安政小判」

安政小判は、万延小判と同時期に流通した小判で、幕末の混乱期に発行されました。金品位は低く、素材としての価値は高くありません。

現存数が多いため、相場は比較的安定しており、数万円から十万円台が中心価格帯とされています。ただし、保存状態や裏刻印の有無によって評価に差が生じる場合もあります。とくに刻印が鮮明で摩耗の少ない個体は、コレクターから注目を集めやすい傾向です。

また、安政小判は江戸時代末期の経済状況を反映した貨幣としても知られており、歴史的背景を踏まえた観点から評価されることもあります。

出典:文化遺産オンライン公式「安政小判」

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
安政小判 幕末期 低品位 現存数が多く、状態差で評価が分かれる 数万円〜十万円台

 

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

小判は同じ金貨でも、発行時期や種類、保存状態によって評価が大きく変わります。たとえば、慶長小判や元禄小判といった江戸初期の銘柄は、金品位に加え、希少性や歴史的背景が重視されるため、高額査定につながりやすい傾向です。
一方で、文政・天保・安政小判など江戸後期の小判は、金の含有量が抑えられているため、相場は比較的落ち着いています。ただし、本物で保存状態が良好な個体には、十分な価値が認められることもあります。
刻印の鮮明さや真贋の確実性も重要な査定ポイントです。おたからやでは、地金としての価値と古銭としての価値の両面から丁寧に見極め、それぞれの小判にふさわしい評価を行っています。

 

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種類別に見る江戸時代の大判の価値と相場一覧

大判

出典:文化遺産オンライン「谷家貨幣資料」 

大判は、小判よりも大型で高額な金貨として位置づけられ、主に将軍や大名への贈答や褒賞に用いられてきました。発行枚数が少なく、実用通貨というよりは格式や権威を示す目的が強く、現代では古銭や骨董品として非常に高い評価を受けています。

ここでは、江戸時代に発行された代表的な大判について、種類ごとに価値や相場の傾向を解説します。

 

天正大判の価値と相場

天正大判は、豊臣秀吉の時代に鋳造された最古級の大判で、「天正菱大判」とも呼ばれます。鋳造時期は天正年間の後期とされ、重量はおよそ165g前後、金品位は7割を超えており、高い水準です。

日本の金貨史において極めて重要な位置づけにあり、現存数はごくわずかです。多くは博物館や専門コレクションに収蔵されており、市場に出回る機会は非常に限られます。状態が良く、真贋が確認された個体には数千万円の値がつくこともあり、希少な例では1億円を超える評価がされる場合もあります。

贋作も多く流通しているため、査定の際は古銭や骨董品に精通した専門機関での鑑定が不可欠です。

 

小判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
慶長小判 1601年頃〜 約84〜86% 江戸時代最初期。金品位が非常に高く、現存数が少ない 数十万円〜数百万円

 

慶長大判の価値と相場

慶長大判

出典:文化遺産オンライン公式「慶長大判」 

慶長大判は、1601年に鋳造された金貨で、江戸時代を代表する大判のひとつです。重量はおよそ165g、金品位は約67〜70%とされ、天正大判の流れを受け継ぐ格式の高い貨幣といえます。

将軍家や大名への下賜品として用いられた経緯から発行数は少なく、現存数も限られています。その結果、古銭市場では非常に高い評価を受ける存在です。保存状態が良好で、墨書や極印が明瞭な個体には、数千万円規模の価格が付く例も確認されています。

歴史的価値と象徴性の両面に優れ、日本の大判の中でも特に人気の高い種類として位置づけられます。

出典:文化遺産オンライン公式「慶長大判」 

 

大判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
慶長大判 1601年頃〜 約67〜70% 将軍・大名への下賜用。格式が高く現存数が少ない 数千万円前後

 

下賜とは?

下賜(かし)とは、将軍や天皇などの権威者が、家臣や大名に品物を与える行為を指します。大判はその下賜品として用いられることが多く、日常的な通貨としてではなく、褒賞や権威の象徴として扱われていました。このため、実用性よりも格式や儀礼性が重視される特徴があります。 

墨書とは?

墨書(ぼくしょ)とは、大判などの表面に墨で記された文字や印のことを指します。主に贈答品や下賜品として渡された際に書き加えられ、贈与先や用途を示す意味を持っていました。現存数は非常に少なく、墨書の内容から当時の使用背景がうかがえるため、保存状態が良好な墨書付きの大判は、古銭市場でも高く評価される傾向にあります。

元禄大判の価値と相場

元禄大判は、元禄期に鋳造された大判で、当時の華やかな元禄文化を背景に発行されました。重量やサイズは慶長大判に近い一方で、金品位はやや引き下げられています。

市場への出現頻度は慶長大判よりやや多いものの、それでも現存数は限られており、通常の流通ではほとんど見かけません。相場は数百万円から数千万円規模が中心となっており、保存状態や来歴によって大きく変動します。

歴史的背景に加え、意匠の美しさや格式の高さも魅力とされており、コレクターの間では根強い人気を誇る大判です。

 

大判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
元禄大判 元禄期 やや低下 元禄文化を背景に鋳造。意匠性が高く人気 数百万円〜数千万円

 

享保大判の価値と相場

享保大判

出典:文化遺産オンライン公式「享保大判」 

享保大判は、享保の改革期に鋳造された金貨で、幕府の財政再建を目的とした貨幣政策の一環として発行されました。金品位はやや引き下げられており、素材としての価値は慶長大判や元禄大判に比べて控えめです。

とはいえ、大判そのものの発行数は少なく、希少性は依然として高い水準にあります。古銭市場では一定の需要があり、相場は数百万円前後が一つの目安とされています。ただし、保存状態や墨書の有無によっては評価が大きく変動することもあるため、個体ごとの確認が重要です。

また、大名どうしの贈答文化を象徴する大判としても知られており、その歴史的背景から高く評価される傾向が見られます。

出典:文化遺産オンライン公式「享保大判」 

 

大判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
享保大判 享保期 やや低下 財政再建期に発行。流通量は少なく安定需要 数百万円前後

 

天保大判の価値と相場

天保大判

出典:文化遺産オンライン公式「天保大判」 

天保大判は、幕末に近い天保年間に鋳造された大判で、江戸時代後期の経済状況を反映した金貨です。金品位は低下傾向にあり、素材としての価値は初期の大判より抑えられています。

それでも発行数は限られており、現存数の少なさから、古銭としての評価は依然として高水準です。相場はおおむね数百万円程度とされていますが、保存状態や真贋の確実性によっては、さらに高額で取引されるケースもあります。

また、天保大判は江戸幕府末期の貨幣制度を物語る貴重な資料としての一面もあり、歴史的背景を踏まえたうえで評価される傾向が見られます。

出典:文化遺産オンライン公式「天保大判」 

 

大判の種類 発行時期 金品位の目安 希少性・特徴 相場の目安
天保大判 天保期(江戸後期) 低下傾向 幕末期の貨幣。資料的価値が高い 数百万円前後

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

小判や大判の査定では、金の含有量だけでなく、発行時期や種類、保存状態なども価格に大きく影響します。たとえば、慶長小判や元禄小判は希少性が高く、素材価値を超える評価がつくこともあります。
一方、江戸後期の小判や天保大判は、金品位こそ低めですが、歴史的背景や現存数の少なさを理由に、現在でも一定の需要が保たれている種類です。
当店では、極印や墨書の有無、摩耗の程度まで細かく確認し、最新の市場動向をふまえたうえで適正な査定を行っています。初めてのお客様にもわかりやすくご説明いたしますので、安心してご相談ください。

 

大判と小判の違い|用途・価値・歴史的背景

谷家貨幣資料

出典:文化遺産オンライン「谷家貨幣資料」 

大判と小判の最大の違いは、その用途にあります。小判が日常の商取引に用いられた実用通貨であったのに対し、大判は将軍から大名への下賜や褒賞、儀礼用として使われる格式ある金貨でした。一般の人々が大判に触れる機会はごく限られていたと考えられます。

価値の面でも両者には大きな差があります。小判の重量が約17〜18g前後であるのに対し、大判はおよそ160g前後と非常に大型です。そのため、現代における素材価値や希少性は大判の方が高く、数百万円から数千万円に達するケースも見られます。小判は種類や保存状態によって価格の幅が大きく、相場は数万円から数百万円程度まで分かれます。

歴史的に見れば、小判は幕府の貨幣制度を支える基幹通貨、大判は権威を示す象徴的存在として機能していました。同じ金貨であっても、果たした役割と評価のされ方には明確な違いが見られます。

 

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小判の価値はいくら?一枚あたりの価格・買取相場

カンガエルヨウス

小判は「高価な金貨」という印象がありますが、実際の価値は種類や時代、保存状態などによって大きく異なります。ここでは、小判一枚あたりの価格目安と、時代別の買取相場について解説します。

 

小判一枚の値段はいくらが目安?

小判一枚の価格は、複数の要素を総合して判断されます。主な評価ポイントは以下のとおりです。

  • 金の含有量(純度)
  • 重量
  • 種類(発行時期・銘柄)
  • 保存状態

江戸時代の小判は、相場が数万円〜数百万円と幅広く、希少な慶長小判や元禄小判は高額査定に至ることもあります。逆に、発行数が多く金品位が低い後期のものは十数万円前後が目安です。摩耗が大きい場合、地金価格に近い評価となる例も見受けられます。

また、真贋の確実性も重要です。本物と確認されれば高く評価されますが、贋作と判断された場合は大幅に減額されます。

 

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江戸時代の小判と現代小判の相場

江戸時代の小判は、古銭としての歴史的価値と希少性が重視される存在です。とくに江戸初期のものは現存数が少なく、金の含有量以上にコレクター需要が価格を押し上げる要因となっています。保存状態が良好で刻印が鮮明な個体は、相場を上回る評価が付くケースも見られます。

一方、現代の記念小判や純金製のものは、基本的に金の重量と純度をもとに価値が算出される仕組みです。

K24製の純金小判であれば、当日の金相場に重量をかけた金額が価格の目安となり、取引額は数十万円程度が中心です。ただし、発行数が少ない記念品や話題性のあるデザインには、プレミアが加わるケースも見受けられます。

このように、小判の価値は時代によって評価軸が大きく異なります。売却を検討する際は、古銭か現代品かを正しく見極め、適切な査定を受けることが重要です。

 

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  • おたからや査定員のコメント
伊東

小判の査定では、金の含有量に加え、発行時期や種類、保存状態、さらには真贋の確実性まで総合的に見極めることが求められます。
とくに、慶長小判や元禄小判など江戸初期の銘柄は希少性が高く、素材価値を超える評価となる例も少なくありません。
おたからやでは、各時代の背景と市場の動きをあわせて把握し、品物ごとの特性に応じた適正な査定を心がけています。

 

小判の価値はどう決まる?判断基準と買取の基本ポイント

ポイント

小判の価値は、一言でいえば「素材としての金の価値」と「歴史的な希少価値」の掛け合わせで決まります。金貨であるため、含まれる純金量が価値の土台になりますが、それだけではありません。

いつの時代のどんな種類の小判か、保存状態が良好かといった要素によっても査定額は大きく左右されます。

 

金の含有量(純度)や重さが基本

小判は金を主体とした貨幣であり、その価値の基本は金の含有量と重量によって決まります。中でも、江戸時代に鋳造(ちゅうぞう)された小判は、発行時期によって純度や重さが異なります。

たとえば、徳川家康の時代に作られた慶長小判(けいちょうこばん)は、純度約85%・重量17〜18グラムと高品位です。一方、幕末期の小判では、財政難の影響で金の純度が5割程度まで下がりました。

現在は金相場が高騰しており、1グラムあたりの価格も上昇中です。そのため、純金を多く含む小判は、地金としてだけでも数十万円の価値があります。さらに、保存状態や希少性によっては、素材以上の価格がつくこともあります。

出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム「慶長小判」

 

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種類・発行時期によって希少性が異なる

同じ「小判」であっても、種類や発行時期の違いによって、希少性や査定額には大きな差が生じることがあります。江戸時代には多くの小判が鋳造され、種類ごとに発行数や金の含有量が異なっていました。

初期の慶長小判元禄小判(げんろくこばん)などは、流通した年代が古く現存数も少ないため、市場での希少価値が非常に高く評価されます。一方、江戸後期に大量発行された元文小判(げんぶんこばん)万延小判(まんえんこばん)などは、品位が低く出回った数も多いため、数十万円程度が中心価格となります。

なお、古銭(こせん)として価値が付くのは主に江戸期までであり、明治以降に発行された小判は希少性の面で劣ります。種類や発行背景を把握することで、お持ちの小判の価値を見極めやすくなります。

 

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保存状態と箱付きが査定額に与える影響とは?

小判は古銭であるため、保存状態が査定額に大きく影響します。表面の刻印が鮮明かどうか、摩耗(まもう)や欠けが少ないかといった点が、高額査定の条件となります。多少のくすみや汚れは問題ありませんが、極端な変形や損傷は減点の対象となります。

記念小判の場合は、桐箱(きりばこ)やケース、鑑定書などの付属品が揃っていると、査定額が上がる傾向にあります。特に、純金製のオリンピック小判などは、完品としての評価が高くなります。

一方で、安易に研磨したり付属品を失ったりすると、価値が大きく損なわれるおそれがあります。大切な小判ほど手を加えず、当時のままの状態で保管することが、高く売るための基本です。

 

本物の小判・記念小判・レプリカ小判の価値の違い

小判

出典:文化遺産オンライン「小判」 

小判といっても、「江戸時代に流通した本物の小判」「現代に作られた記念小判や純金製の小判」「観賞用のレプリカ」など、種類によって価値の基準は大きく異なります。見た目が似ている場合でも、評価方法や買取の可否には明確な違いがあるため、まずはそれぞれの特徴を正しく把握することが重要です。

 

江戸時代に流通した本物の小判とは

江戸時代に実際に流通していた小判は、幕府が正式に鋳造した金貨であり、古銭としての歴史的価値と高い希少性を備えています。

査定において重視されるのは、発行時期や銘柄、金の品位、重量、保存状態、そして真贋の確実性です。なかでも、慶長小判や元禄小判など初期に発行されたものは現存数が少なく、素材としての価値を上回る価格が付くこともあります。

一方、江戸後期の小判は流通量が多く、相場は比較的安定していますが、本物であれば一定の評価が期待できます。なお、贋作も多く出回っているため、売却時には専門的な鑑定が欠かせません。

出典:国立文化財機構公式「小判」

 

記念小判・純金小判の価値の考え方

記念小判や純金製の小判は、明治以降から現代にかけて製造されたものであり、万博やオリンピック、皇室関連の行事を記念して発行されたケースが多く見られます。

これらは実際の通貨として使われたものではなく、記念品や金製品としての側面が強いのが特徴です。価値を決定づける主な要素は「金の純度」と「重量」であり、K24(純金)製であれば、基本的には当日の金相場に応じた価格が目安とされます。

相場の中心は数十万円前後ですが、発行数が少ないものや話題性の高いイベントと関連する小判には、プレミア価格がつくこともあります。江戸時代のような歴史的希少性は備えていないものの、資産性の高い金製品として一定の需要を保っており、比較的安定した評価を受けやすい点が特徴です。

 

おたからやで記念小判の買取情報をチェックする

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レプリカ小判に価値はある?

レプリカ小判は観賞用や土産物として製造されたもので、金メッキや真鍮などが使われていいます。見た目は本物の小判に似ていても、通貨として使われた歴史はなく、金の含有量も極めて少ないか、まったく含まれていないことが多くあります。

そのため、実質的な買取価格がつかない場合がほとんどで、記念品や雑貨の扱いとなるケースが一般的です。金メッキ製であれば、地金としての価値は見込めず、古銭としての評価対象にもなりません。

ただし、製造元が限定的であったり、特別な背景を持っていたりする場合には、コレクター需要がわずかに発生する可能性はあります。しかしながら、資産価値を期待できるものではないため、本物や純金製の小判とは明確に区別し、あくまで装飾品や記念品として捉えるのが妥当です。

 

種類 主な発行時期 位置づけ 価値の評価基準 相場の目安
江戸時代に流通した本物の小判 江戸時代 幕府公式の金貨(古銭) 希少性・発行時期・種類・金の含有量・重量・保存状態・真贋 数万円〜数百万円以上
記念小判・純金小判 明治以降〜現代 金製の記念品・資産用 金の純度(K24など)・重量・当日の金相場 数万円〜数十万円前後
レプリカ小判 現代 観賞用・土産品 デザイン性・限定性(金価値はほぼなし) ほぼ無価値〜ごく少額

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

小判の査定では、金の純度や重量に加え、発行時期・銘柄・保存状態などを総合的に確認することが重要です。とくに江戸時代の本物の小判は、慶長や元禄といった初期の銘柄ほど希少性が高く、素材としての価値を上回る評価につながることもあります。
一方、記念小判や純金小判は、基本的に金相場に連動して価格が決まり、レプリカ小判は資産価値の対象外と見なされます。査定では刻印の鮮明さや、元箱・付属品の有無も判断材料となるため、見た目だけで価値を決めつけないことが大切です。

 

小判の価値は時代でどう変わった?

元文献上御清小判

出典:文化遺産オンライン「元文献上御清小判」 

小判は江戸時代には正式な通貨として使われ、現代では古銭や金製品として評価されています。そのため、時代ごとに「価値の基準」が大きく変化してきました。当時の購買力をもとにした価値、現在の金相場による評価、さらに近年では海外需要の影響も加わり、小判の価値は多面的に捉えられるようになっています。

 

江戸時代の一両は現代でいくら?

江戸時代の一両(小判一枚)を現代の貨幣価値に換算するには、明確な基準は存在しません。経済構造や物価体系が現在とは大きく異なるため、あくまで目安として捉える必要があります。

代表的な比較方法として挙げられるのが、当時の物価との対比です。たとえば、江戸中期の蕎麦一杯は約16文とされており、1両でおよそ250杯分に相当します。

これを現代の蕎麦一杯を400〜500円と仮定して換算すると、1両はおよそ10万〜12万円前後と考えられます。さらに、職人や武士の年収から類推した場合、十数万円から数十万円とする見方もあります。

出典:貨幣博物館公式「日本の通貨の歴史」 

 

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現在の金相場と小判の価値の関係

現代における小判の価値は、金相場の動向に大きく左右されます。特に記念小判や純金製の小判は、「金の重量×当日の相場価格」を基準として評価されるのが一般的です。このため、金価格が上昇すれば、それに伴い買取額も上がる傾向があります。

一方、江戸時代の本物の小判は、金の含有量(いわゆる金品位)が査定の基礎となるものの、それだけでは価値を測れません。古銭としての小判は、希少性や保存状態、さらにコレクター需要といった要素も評価に大きく影響します。

たとえ多少の摩耗や変形があっても、江戸時代の本物であれば「古銭としての価値」が上乗せされ、地金価格を超える査定になるケースも珍しくありません。

近年は金価格が高水準で推移しており、10年前と比べて小判の地金価値は大きく上昇しています。この点は、売却を検討するうえで無視できない要素といえるでしょう。

田中貴金属公式で金の価格推移をチェックする 

 

海外需要・インバウンドによる影響

小判の価値は、近年では国内要因だけでなく、海外需要やインバウンドの影響も受けるようになってきました。訪日外国人の増加に伴い、日本文化を象徴する品として小判への関心が高まりつつあります。とくに欧米のコインコレクターや日本史愛好家の間では、江戸時代の小判が高い評価を得ています。

実際、海外オークションでは日本の金貨が高額で落札される例も確認されており、こうした動きは国内市場の相場にも波及しています。円安が進行すると、日本の古銭が海外から見て割安に映るため、購入意欲がさらに高まる傾向も見られます。

このように、現代の小判の価値は国内事情に限らず、国際的な需要動向にも強く影響を受ける時代に入っているといえるでしょう。

 

小判を高く売るために押さえておきたいコツ

コツ

大切な小判を売却するのであれば、できるだけ高い値段で買い取ってもらいたいものです。そのためには、事前の準備や知識が大きな差を生みます。

ここでは、査定に出す前に確認しておきたいポイントや、偽物に騙されないための知識、そして安心できる買取業者を選ぶコツについて解説します。

 

査定前に確認すべきポイント|刻印・キズ・磁石反応など

小判を査定に出す前に、まず刻印の状態を確認しましょう。江戸時代の小判には極印魚鱗模様(ぎょりんもよう)が施されており、これらが鮮明に残っていると高評価につながります。摩耗していないかを丁寧にチェックすることが大切です。

次に、キズや変形の有無も確認しましょう。軽い擦れ傷程度なら問題ありませんが、折れ曲がりや穴あきがあると査定額が下がる可能性があります。磁石に反応する場合は、偽物の可能性もあるため注意が必要です。

さらに、小判を磨いたり洗浄したりするのは避けてください。古銭としての時代感や風合いも価値の一部です。無理にきれいにしようとすると、本来の魅力や評価が損なわれることがあります。そのままの状態で査定を受けましょう。

 

魚鱗模様とは?

魚鱗模様(ぎょりんもよう)とは、小判の表面に施された、魚のうろこに似た細かい凹凸模様のことを指します。これは単なる装飾ではなく、鋳造後に加えられた加工であり、不正な削減や改鋳を防ぐ目的も含まれていました。 この魚鱗模様が明瞭に残っている小判は、保存状態が良好である証拠と見なされやすく、古銭市場でも高く評価される傾向があります。

偽物との見分け方と詐欺被害を防ぐには

小判を安全に売却・取引するためには、偽物の特徴を把握し、自己判断を避けることが最も重要です。小判は人気が高いため、偽物も多く出回っています。特にネットオークションや海外からの入手品には注意が必要です。金ではない素材が使われていたり、刻印が粗雑だったりするケースも見られます。

また、「高値で買いたい人がいる」と言って、実際には安く買い叩く詐欺や、「それは偽物だ」と偽って極端に低い査定額を提示する手口も存在します。その場で即決せず、複数の専門家に意見を求めることが重要です。

突然訪問してくる買取業者には警戒し、信頼できる店舗に相談することをおすすめします。小判は高額な品ですので、一度の判断ミスが、大きな損失につながります。そのため、慎重な対応と事前の情報収集が大切です。

 

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信頼できる買取業者の選び方と注意点

小判を安心して売却するには、信頼できる買取業者を選ぶことが重要です。まず、古物商許可の有無や、金貨・古銭の取引実績が豊富かどうかを確認しましょう。大手の買取店や老舗業者は、その点で安心感があります。

また、査定の丁寧さや説明の明確さもポイントです。査定額の根拠を説明し、不明点にも丁寧に答えてくれる業者が理想です。複数の業者に相見積もりを依頼するのも有効です。

「今すぐ決めれば特別価格」といった言葉で急かす業者には注意が必要です。焦らず冷静に判断し、価格だけでなく、対応の誠実さや信頼性も重視することが、納得のいく取引につながります。

 

小判の価値に関するよくある質問

小判について調べていると、「一枚いくらなのか」「本物かどうか」「今売るといくらになるのか」など、さまざまな疑問を持つ方も多いでしょう。

ここでは、小判の価値や相場、査定時のポイント、真贋の考え方など、特に質問の多い内容をQ&A形式で分かりやすくまとめました。初めて小判を手にした方でも理解しやすい内容ですので、気になる項目からご覧ください。

 

小判1枚の価値はいくらが目安ですか?

小判1枚の価値は一律ではなく、種類・時代・保存状態など複数の要素によって大きく異なります。江戸時代に発行された本物の小判であれば、買取相場は数万円から数百万円までと非常に幅があります。

なかでも、慶長小判や元禄小判のように初期に鋳造された銘柄は現存数が少なく、希少性の高さから高額査定につながることもあります。一方、江戸後期に発行された小判は金品位が低く、流通量も多いため、相場は数万円〜十数万円前後に落ち着く傾向があります。

また、現代の記念小判や純金製の小判については、金の純度と重量をもとに、当日の金相場を掛け合わせた金額が基本的な目安になります。このように、小判の価値は「いつ・どのように作られたか」によって大きく異なるため、専門店による個別の査定が欠かせません。

江戸時代の小判と、現代の純金小判では価値の決まり方は違いますか?

はい、価値の評価基準は大きく異なります。江戸時代の小判は、金の含有量や重量だけでなく、発行時期や銘柄の希少性、保存状態、そして真贋の確実性といった要素が重視される古銭です。とくに初期に鋳造されたものほど現存数が少なく、コレクター需要も高いため、素材価値を上回る査定額につながることもあります。

一方、現代の純金小判や記念小判は、通貨としてではなく金製品として製造されており、評価の中心は純度(K24など)と重量です。価格は基本的に当日の金相場に連動し、比較的わかりやすい指標に基づいて算出されます。
つまり、江戸時代の小判は「歴史的価値と希少性」が、現代の小判は「素材としての価値」が評価の軸となる点に大きな違いがあります。

慶長小判が高く評価されやすいのはなぜですか?

慶長小判が高く評価される背景には、金品位の高さと歴史的希少性があります。江戸時代初期、1600年代初頭に鋳造された慶長小判は、金の含有率が約84〜86%と非常に高く、重量も17〜18g前後と素材面でも優れた特徴を持ちます。

さらに、鋳造時期が古く現存する個体数が限られているため、コレクターの間では特に人気の高い銘柄として知られています。江戸幕府の貨幣制度初期を象徴する存在であり、その歴史的意義が評価を押し上げる要因の一つです。

保存状態が良く刻印が鮮明な個体は、希少性とあわせて高額査定につながる例も少なくありません。素材としての価値と古銭としての価値、その両方を兼ね備えている点が、慶長小判の大きな魅力といえるでしょう。

元禄小判は品位が低いのに、価値が高くなることがあるのはなぜですか?

元禄小判は金品位が約57%前後と低めに設計されていますが、それでも高額で取引されることがあります。その理由は、発行期間の短さと現存数の少なさにあります。元禄年間は幕府の財政難により改鋳が進められた時期であり、元禄小判は短期間のみ鋳造されたため、現代に残る数が少ないです。

とくに、摩耗が少なく刻印が鮮明に残っている個体は、希少性や保存状態の良さが評価され、素材以上の価格がつくことも珍しくありません。
元禄小判は、「純度が高ければ高評価」といった単純な基準では測れない、小判特有の価値構造を示す一例といえるでしょう。

江戸後期の小判(文政・天保・万延など)は相場が低めになりやすいですか?

江戸後期に発行された小判は、相場が比較的低くなる傾向があります。その主な理由は、金品位の低下と発行枚数の多さです。文政・天保・万延小判などは、幕府の財政難を背景に、金の含有量が抑えられ、大量に鋳造されました。

このような事情から、希少性の面では江戸初期の小判よりも評価されにくく、相場は数万円から十数万円程度で取引されることが一般的です。ただし、保存状態が極めて良好で、刻印が鮮明に残っているものや裏刻印のある個体などは、相場以上の価格が提示される場合もあります。

江戸後期の小判だからといって、一律に価値が低いと判断するのは早計であり、最終的な評価は個体ごとの状態によって大きく異なります。

小判の「相場」は金価格(地金相場)とどのくらい連動しますか?

小判の相場が金価格とどの程度連動するかは、種類によって異なります。現代の純金小判や記念小判は、金の純度と重量に基づいて評価されるため、「金相場×重量」という計算が価格の基準となり、地金価格にほぼ連動します。

一方で、江戸時代の小判の場合、金品位が査定の土台にはなるものの、実際の価値は希少性や保存状態、さらには市場でのコレクター需要なども大きく関係します。そのため、金価格が上昇しても、それに比例して価格が上がるとは限りません。

特に希少な種類は、金の価値よりも古銭としての市場評価が優先されるケースが多く、素材価格と切り離して考える必要があります。小判を評価する際は、「地金価値」と「古銭価値」の両方を見極めることが重要です。

近年の金相場上昇は、小判の買取価格にどんな影響がありますか?

近年の金相場の上昇は、小判の買取価格にも一定の好影響を与えています。とくに純金製や記念発行の小判は、相場の動きに連動しやすいため、数年前と比べて高値での取引が増えている状況です。

一方、江戸時代に鋳造された本物の小判では、金の含有量が査定額の土台となるため、地金としての価値が下支えとなります。

ただし、価格に影響する要因は金相場だけに限られません。発行時期や保存状態、コレクター需要といった要素も重要であり、場合によっては相場が横ばいとなることもあります。最終的な査定額は、こうした複数の条件を踏まえたうえで総合的に判断されます。

小判の状態で査定が落ちやすいポイントは何ですか?

小判の査定において特に減額の対象となりやすいのは、外観や保存状態に明らかな損傷があるケースです。修復が難しく、見た目や価値に直接影響するダメージが確認されると、評価に影響が出る可能性があります。具体的な例としては以下の通りです。

  • 欠けや割れがあるもの
  • 折れや大きく変形しているもの
  • 刻印や模様がすり減り、判別できないほど摩耗しているもの

これらの損傷は長年の使用や不適切な保管によって発生することが多く、状態によっては大幅な減額要因となることもあります。
一方で、くすみや自然な経年変化による色合い、軽微な摩耗などは古銭の風合いとして受け入れられることもあり、必ずしも大きなマイナスになるとは限りません。
小判の査定では、状態だけでなく希少性や種類、刻印の有無なども総合的に評価されます。気になる点があっても自己判断で手放さず、まずは専門業者による査定を受けることが重要です。

刻印(極印)や模様が薄い小判でも価値はありますか?

刻印や模様が薄くなっていても、小判としての価値が失われるわけではありません。長年の流通や保管により摩耗するのは自然な経年変化とされており、本物と確認できる個体であれば、十分に査定の対象になります。

ただし、極印や模様が鮮明に残っているものと比べると、評価がやや下がる傾向は否定できません。とくに、摩耗が進んで種類の特定が難しい場合は、希少性に関する評価がつきにくくなります。

刻印の濃さだけで価値を判断することは適切ではなく、重量や金の含有量、保存状態など、複数の要素を総合的に見て査定されるのが一般的です。

裏刻印がある小判は査定で有利になりますか?

裏刻印が確認できる小判は、査定時にプラス評価の対象となることがあります。これらの刻印は、当時の検査や管理の証として刻まれたもので、真贋の判定や時代の特定において重要な手がかりとされます。とくに、鮮明に残っているものは、価値の裏付けとして重視される傾向があります。

ただし、裏刻印があるからといって、必ずしも高額査定に直結するわけではありません。刻印の種類や状態、小判本体の保存状況との兼ね合いによって評価が分かれます。また、後世に加えられたと見られる不自然な刻印については、真贋を見極めるため慎重な鑑定が求められます。

裏刻印はあくまで複数ある査定項目の一つに過ぎません。総合的な観点から価値が判断される点を理解しておくことが大切です。

小判は磁石に反応しますか?反応した場合は偽物確定ですか?

本物の小判は主に金でできており、通常、磁石には反応しません。強く反応する場合は、金以外の金属が含まれている可能性があるため、注意が必要です。
とはいえ、磁石に反応したからといって、ただちに偽物と断定することはできません。

たとえば、内部に異素材が使われていたり、表面の加工によって反応が出るケースもあります。反対に、磁石に反応しないからといって本物と確定できるわけでもありません。

磁石を使ったチェックは、あくまで簡易的な判別方法のひとつに過ぎません。確実な判断には、専門の鑑定機関で詳細な調査を受けることが大切です。

本物の小判とレプリカ小判は、見た目以外でどう違いますか?

本物の小判とレプリカ小判の最も大きな違いは、歴史的背景と素材の価値です。江戸時代に鋳造された本物の小判は、実際に通貨として流通していた金貨であり、金の含有量や製法、発行時期などが評価対象になります。

一方、レプリカ小判は現代に製作された観賞用や記念品のひとつで、金メッキや真鍮などの安価な素材を用いて作られていることが一般的です。通貨として使用された事実がなく、古銭としての価値は基本的に認められません。

また、重量や比重、刻印の精密さにも差があり、専門家であれば外観以外の点でも十分に見分けることが可能です。見た目が本物に近い場合でも、評価の基準はまったく異なるものと考える必要があります。

レプリカ小判(金メッキ)の買取はできますか?

レプリカ小判や金メッキ製の小判には、基本的に高額の買取価格は期待できません。金メッキの場合、含有される金の量がごくわずか、あるいはほとんどゼロに近いため、地金としての価値はほぼ認められていないのが現状です。

そのため、記念品や雑貨として扱われることが多く、買取自体を行っていないケースや、引き取り程度の金額となることが一般的です。ただし、製造元の信頼性や限定デザインといった要素によっては、ごくまれにコレクターの関心を集める場合もあります。

資産価値を重視するなら、純金製の小判や江戸時代の本物の小判と明確に区別して判断することが大切です。

小判は自宅でどのように保管すれば価値を保てますか?

小判を自宅で保管する際は、状態の劣化を防ぐことが重要です。基本的には、湿気や直射日光を避け、温度変化の少ない場所で保管するのが望ましいとされています。無添加の柔らかい布や無酸性の保存資材に包み、他の金属製品と接触しないようにすると、傷や摩耗を防ぎやすくなります。

また、研磨や洗浄などの自己流のお手入れは、刻印や模様を損なう原因となるため絶対に避けたほうがよいでしょう。経年による自然な風合いは古銭として評価されることも多く、無理にきれいにしようとしないことが、結果的に価値を保つことにつながります。

小判を売るタイミングは、金相場が高いときが良いのでしょうか?

小判の売却タイミングは、必ずしも金相場の高低だけで判断できるものではありません。純金製や記念小判などの場合は、金相場が高い時期に売却することで価格が上がりやすい傾向があります。

一方、江戸時代の本物の小判は、希少性や保存状態、コレクター需要といった要素の影響が大きく、金価格の動きと必ずしも連動しません。市場での需要が高まっている時期や、評価の高い種類が注目されているタイミングのほうが、有利になるケースもあります。売却を検討する際は、日本貨幣商協同組合に加盟するなど信頼性のある専門店での事前相談を行うのがおすすめです。

 

まとめ

小判の価値は、「金の含有量」と「歴史的希少性」の組み合わせによって決まります。種類や発行時期、保存状態によって、査定額は数万円から数百万円を超えることもあります。

特に、慶長小判や記念純金小判などは、貴金属としての価値に加えて、収集家からの需要も高いため、市場でも高額で取引されています。

また、金相場や経済情勢の影響により、価値は常に変動します。売却のタイミングや買取業者の選び方も重要です。気になる方は、一度専門の鑑定を受けてみてはいかがでしょうか。

 

「おたからや」での小判の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「小判」の参考買取価格の一部を紹介します。

 

画像 商品名 参考買取価格
享保小判金 享保小判金 4,038,000円
24金小判ネックレスまとめ 24金 小判・ネックレス まとめ 1,383,800円
享保小判金 青井刻印・鑑定証付き 享保小判金(裏刻印 青井・鑑定証付き) 604,550円
天保小判金 天保小判金(裏刻印 久吉 七福小判) 262,160円
文政小判金 文政小判金 172,890円
万延小判金 万延小判金(雛小判) 87,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

小判の買取価格は、市場での人気や歴史的な希少性によって大きく変動します。中でも、慶長小判元禄小判など、江戸初期に発行された銘柄はコレクターからの需要が高く、高額査定につながる傾向があります。

査定額で最も重視されるのは、「金の含有量」と「重量」です。純度が高く、重さのある小判は地金としての価値が高いため、基本査定額も上がります。次に重要なのが「保存状態」で、刻印が鮮明で、欠けや変形が少ないものほど評価が高くなります。

そのほかにも、桐箱や証明書の有無、発行時期の希少性、真贋の確認といった要素が価格に影響します。こうした条件が重なることで、1枚あたり数万円から数百万円まで、査定額には大きな差が生じるのです。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

小判は、その時代背景や発行年、保存状態によって価値が大きく異なります。特に、江戸時代の小判は金の含有量に加えて、希少性が高いものほど高額査定が期待できます。

また、現代の記念小判や純金製のものも、相場の金価格を反映し、確かな資産価値を持っています。おたからやでは、豊富な査定実績と最新の市場データをもとに、お客様の大切な小判を一つひとつ丁寧に査定いたします。

鑑定書がないお品物でも、真贋を見極め、価値を正当に評価いたします。どんな状態でも構いません。小判の価値に少しでもご興味があれば、ぜひ一度ご相談ください。

 

小判の買取なら「おたからや」

江戸の歴史を今に伝える小判。その価値を正しく見極めるには、信頼できる買取専門店の存在が欠かせません。「おたからや」では、鑑定書がない場合でも査定が可能です。

経験豊富な査定士が、金の含有量や刻印の状態、発行時期などを丁寧に確認し、最新の相場をもとに適正価格を提示します。キズや汚れがあっても、価値を見逃さず、しっかりと評価します。

全国に約1,630店舗を展開し、出張やオンライン査定にも対応しています。「これは本物?」「売却すべき?」と迷った際は、ぜひ「おたからや」へご相談ください。

※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。

 

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伊東 査定員

おたからやの金買取 伊東査定員
  • 趣味

    ショッピング

  • 好きな言葉

    有言実行

  • 好きなブランド

    ハリーウィンストン

  • 過去の買取品例

    おりん、インゴット

初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。

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