【2022最新】金の価格高騰の背景や仕組みを解説!今後の推移予測も 

NEW
【2022最新】金の価格高騰の背景や仕組みを解説!今後の推移予測も 

金相場最高値
ウクライナ情勢の緊迫化により金の価格が高騰しています。1980年のオイルショックでいったん金価格は1グラム6,495円まで上昇しましたが、今やそれ以上の8,582円という高値をつけています。ここでは、いつまで金価格高騰が続くのか、その背景や仕組みを見ていきます。

ウクライナショックによる金の高騰はなぜ起きている?

ではなぜ今ウクライナショックで金の価格が高騰しているのでしょうか。それは、端的にいうとウクライナショックにより紙幣や株価に対する信用が下がったため、不変資産である金への投資に投資家の意識が向いているからです

金の相場高騰の理由

ここではウクライナショックで金が高騰している背景を説明します。金は世界中にある絶対量が決まっており、株のような成長資産と異なり、不変資産です。また、株価の暴落と同時にロシアのルーブルなどの貨幣価値も暴落することが予想されています。

不変資産でない資産に対する資産価値減少の恐れから、現在投資家の意識が金に向いています。金は1980年のオイルショック時に1グラム6,495円という高値をつけましたが、その時と同様に、今のウクライナショックにおいても同様の動きが見られているのです。

 

インフレ・デフレとの関連性

金はインフレ懸念が高まると高騰する傾向にあります。さまざまな要因で金価格が上がると言われていますが、実際にはインフレ懸念の一つの理由しかありません。というのは、インフレになるという不安要素があると不変資産への投機意識が高まるからです。とはいえ、金はリスクの高い投資対象であるともいえます。

つまり、デフレになると金が暴落する可能性があります。したがって、安易に金への投資に手を出すのはリスクが高いと言えるでしょう。

 

2022年以降の金相場の動き

ここでは、2022年以降金価格がどのように動いていくかを見ていきます。戦後金価格が上昇したのは1980年のオイルショックと2011年のリーマンショック時の2回のみでしたが、今回コロナの影響を受けて9年ぶりに上昇しました

新型コロナウイルス後、9年ぶりの高値に

2011年のリーマンショック後9年ぶりに、金相場はコロナショックにより高騰しました。2021年には米長期金利が上昇し、金利が付かない金の相対的な魅力を低減させたため多少下落したものの、それほどの下落傾向ではありませんでした。

また、コロナ危機から市場に対する不安感が増し、金相場の上昇傾向は続くでしょう。米国で利上げが行われる見込みがあるため、実質金利が上昇して金離れ傾向があるにもかかわらず、中間選挙に対する不安感から安定した金への投資傾向は続くだろうと思われます。

 

「オミクロン株」出現による影響も

コロナウイルスのオミクロン株が出現して世界各地で感染拡大したことで、不安の高まりにより金が買い傾向になりました。とはいえ、オミクロン株は比較的軽症で済むことや、ワクチンが開発されたことで、金の売り材料となりました。

またイングランド銀行が政策金利を引き上げ、欧州中央銀がPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の22年3月終了を決定したことでドル安が進んで金が売られたものの、オミクロンの更なる感染拡大とインフレ懸念により金相場はそれほど下がりませんでした。

 

下落の可能性は?金の価値が下がる条件

では、金価格が下落傾向に転じる要因にはどのようなものがあるでしょうか。金の価格は経済不安や金融不安などから上昇するものですが、そのリスクが低減すれば下落に転じます。つまり金のような安定した資産である金から、高い利益率が期待できる株式や債券に資金流入が移ります

工業用などの金の需要減少

金の需要が減少するとしたら、その要因はさまざまなことが考えられますが、まず一つに工業用の金の需要が減少することが挙げられます。

金は宝飾の素材として使用されるのが一般的であると考えられていますが、工業用の使用用途としてはスマートフォンやパソコンのテレビやデジタルカメラなどの電子機器に欠かせない電子回路を構築する基板の表面処理に使われる金メッキとしても使用されます。コロナでそのような電子機器の生産が減少すると金の需要も下がると考えられます。

米ドル価値の上昇

一般的に米ドルの価値が上昇すると、金の価格は下落傾向に転じます。つまり逆相関の関係にあります。このたびのウクライナショックで米ドルは上昇すると見込まれていますから、金の価格も多少下落するのではないかと予想されています。とはいえ、米国の利上げによりインフレ率が上昇すると見込まれていますから下落幅は小さいと予想されます。いずれにせよ、金価格を予想する際には米ドルの価値に留意することが必要であるといえそうです。

経済の安定

現在はコロナ禍やウクライナショックなどにより経済や株式市場の動向に不安があるため金価格が上昇傾向にありますが、経済が安定に転じれば金価格は下落します。

金は有事の資産と言われるように経済不安や金融不安に左右されない安定した資産といえますが、利益は見込めません。コロナ禍や戦争が終了して経済が安定に転じれば、株式や債券などの高い利益が見込める資産への投資が移行するため、金の価格が下落するのが一般的です。

地政学リスクの低下

地政学リスクとは、テロ・戦争・大企業の倒産などの地政学的な理由により経済不安が生じるリスクのことです。現在もコロナ感染拡大やウクライナ戦争などにより地政学的リスクは高まっているといえます。

また特にウクライナ戦争に関しては、貨幣価値の大幅な変動が起こり得ます。こういった場合、先行き不安から投資対象は株券や債券から金へ移行し、金の価格が高騰する傾向にあります。しかしながら、これらの地政学リスクが解消すれば、より利益の高い投資対象へと資金が流入しますので、金の価格が下落する傾向にあります。

2022年以降の推移は常時チェックをしよう

現在、コロナ感染症の状況がいつ収束するかわからないことに加え、ウクライナ戦争の状況も不安定です。したがって、さまざまな先行き不安から今後も金相場は高めの傾向にあることが考えられます。とはいえ、現金を一時的に確保する目的から金が売られ、相場が下落することも予想されます

また、コロナ感染症が収束したら、急速に経済が安定して金相場が一気に下落することは考えられます。しかしながら、ウクライナ戦争だけでなく、米中対立などの政情不安も未だ存在することから金相場が高めの傾向である状況は続くと考えられます

 

  • 出張買取はこちらから!!
  • 店頭買取はこちらから!!
査定無料!こちらをタップしてお気軽にお問合せください。
通話無料
上へ戻る