※下記の画像は全てイメージです
ロレックスは「腕に着ける資産」として世界中で高く評価されており、毎年発表される新作や限定仕様は多くの愛好家から注目を集めています。精緻なデザインと優れた耐久性を兼ね備えた同ブランドの時計は、実用品であると同時に資産価値も備えた特別な存在です。
本記事では、現行モデルの主な特徴を整理し、人気モデルをランキング形式でご紹介します。各モデルの魅力や選び方のポイントを明らかにし、ご自身に最適な一本を見つける手助けとなる情報をお届けします。
ロレックスの人気モデル一覧
ロレックスには「クラシック」と「プロフェッショナル」の2系統があり、それぞれに多数のモデルが存在します。
クラシックは上品なデザイン、プロフェッショナルは耐久性と機能性を重視しており、使用目的や好みに応じた選択が可能です。まずは代表的なモデルを簡単に整理します。
サブマリーナー(Submariner)
サブマリーナーはロレックスを代表するダイバーズウォッチであり、プロフェッショナルモデルの中でも不動の人気を誇る存在です。1953年に登場した初代モデルは、世界で初めて水深100mまで耐えられる実用ダイバーズウォッチとして注目を集めました。
その後も進化を重ね、逆回転防止ベゼルや堅牢なケース構造、夜光塗料「クロマライト」の搭載など、視認性や防水性を強化する機能が備わっています。デイト付きとノンデイトの2タイプがあり、実用性を重視するか、シンプルな外観を好むかによって選択の幅が広がる点も魅力の一つです。
エクスプローラー(Explorer)
エクスプローラーは探検家や登山家といった過酷な環境での使用を想定して開発されたモデルです。サブマリーナーと同じく1953年に登場し、暗闇でも時刻を正確に読み取れるよう、視認性に優れたデザインが採用されています。
特に「3・6・9」の大きなアラビア数字を配したブラックダイアルや、長時間発光するクロマライト夜光塗料などが実用性を高める工夫です。また、1971年には上位機種「エクスプローラーⅡ」が登場し、サイズ展開や機能性の面でも多様な選択肢が用意されています。
GMTマスターⅡ(GMT-Master II)
GMTマスターⅡは、複数のタイムゾーンを同時に表示できるパイロット向けウォッチとして1982年に登場しました。特徴的なのは昼夜を示す2色に塗り分けられた回転ベゼルで、第2時間帯の読み取りが可能な構造です。
現行モデルには「ペプシ」(赤青)、「バットマン」(青黒)、「スプライト」(黒緑)などの豊富なベゼルカラーが用意されており、なかでも青黒ベゼルは上品さとスポーティーさを兼ね備えた配色として高い人気を集めています。ムーブメントにはキャリバー3285を搭載し、精度・耐久性ともに優れた設計となっています。
デイトナ(Daytona)
デイトナは1963年に誕生したクロノグラフモデルで、モータースポーツ向けに設計されたことから、精度の高さと機能美が特徴です。インダイアルによる経過時間の計測や、タキメーター付きベゼルを備えた構造は、プロのレーサーが求める性能を満たす仕様です。
現行モデルではセラクロム製ベゼルを採用し、傷や紫外線による劣化を防ぎながら、美しい光沢を長く保つ工夫がなされています。特にステンレススチール製のモデルは高い希少性からプレミア価格で取引されており、資産価値・ステータス性の両面で特別な位置づけのモデルといえます。
デイトジャスト(Datejust)
デイトジャストはロレックスの中でも最も象徴的なモデルの一つで、1945年の初登場以来、幅広い層から長年支持され続けているロングセラーです。シンプルな3針と日付表示という基本構成ながら、文字盤の色やインデックスの形状、ベゼルやブレスレットの仕様など、カスタマイズ性に富んだ多彩なバリエーションを誇ります。
ケースサイズも31mmから41mmまで幅広く展開され、男女問わず選びやすい点も魅力の一つです。中でも36mmや41mmのステンレスモデルは定番人気を誇り、ビジネスからカジュアルまでさまざまなシーンで活躍します。洗練された上品な外観と高い実用性を兼ね備えた、まさに「最も売れているロレックス」といえる定番モデルです。
ロレックスの型番別人気ランキング
ここからは、ロレックス人気モデルの型番別ランキングをご紹介します。
上位にはスポーツモデルが多くランクインしており、実用性とデザイン性を兼ね備えたモデルの人気が際立っています。それぞれのモデルが持つ特徴や魅力を詳しく解説しますので、ご自身のスタイルに合った一本を見つける参考になさってください。
サブマリーナー デイト Ref.126610LN
2020年にリニューアルされたサブマリーナーシリーズの最新モデルが、このRef.126610LNです。ケース径は従来の40mmから41mmへ拡大され、「SWISS MADE」表記の間に王冠ロゴが追加されるなど、細部にアップデートが施されています。
ステンレススチール製の堅牢なケースに300mの防水性能、そして新世代ムーブメントによる約70時間のパワーリザーブと、実用性にも優れています。暗所ではクロマライト夜光が鮮やかに光り、視認性も確保されています。完成度の高さからファンの評価も高く、リニューアル以降、安定した人気を維持し続けています。
エクスプローラーI Ref.124270
2021年に発表されたエクスプローラーIの現行モデルRef.124270は、39mmから36mmへと原点回帰した点が話題となりました。サイズの小型化により日本人の腕にもよりフィットしやすく、ユニセックスで使用できる点が高く評価されています。
無駄のないシンプルなデザインに加え、堅牢性や100m防水などの基本スペックも充実しており、日常使いに適した一本です。クロマライト夜光が施された針やインデックスにより、昼夜問わず高い視認性を保ちます。家族やパートナーと共有することもできる汎用性の高いモデルです。
GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR
2021年に登場した新世代のGMTマスターⅡ、Ref.126710BLNRは、青と黒のツートンベゼルが特徴で「バットマン」の愛称で知られています。赤青(ペプシ)に比べて落ち着いた配色であることから、幅広い年齢層に支持されています。
搭載ムーブメントは高精度のキャリバー3285で、ロレックス独自のクロナジー・エスケープメントを採用し、約70時間のパワーリザーブと耐磁性・耐衝撃性を両立しています。上品な外観と高機能を兼ね備えた本モデルは、ビジネスにもカジュアルにも対応できる万能モデルです。
コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN
2016年に発表された第6世代デイトナ、Ref.116500LN(黒文字盤)が第4位にランクインしました。発売から年月が経ってもなお高い人気を維持している背景には、デイトナシリーズ全体の根強い需要があります。
前世代からの変更点として、傷が付きにくく、紫外線による色褪せを防ぐセラクロム製ベゼルの採用が挙げられます。タキメータースケールにより平均速度の計測が可能であり、レーシング由来の機能美を堪能できます。また、インダイアル周囲にはプラチナコーティングが施されており、スポーティーさの中に上品な輝きも感じられます。100mの防水性能と約72時間のパワーリザーブを備え、機能面でも優れた一本です。
シードゥエラー Ref.126600
ダイバーズウォッチの最高峰として知られるシードゥエラーRef.126600が5位に入りました。このモデルはサブマリーナーの上位機種として1967年に誕生し、2017年には50周年記念モデルとして本リファレンスが発表されました。
ケース径は従来の40mm台から43mmに拡大され、赤字の「SEA-DWELLER」表記が目を引きます。最大の特徴は1,220mという圧倒的な防水性能であり、ヘリウムガスエスケープバルブやグライドロッククラスプといったプロ仕様の機構を備えています。厚手のウェットスーツの上からでも装着できるよう設計されており、見た目にも重厚感がありながらも実用性の高い一本です。
サブマリーナー Ref.126613LB
サブマリーナーシリーズから、華やかなカラーリングが目を引くRef.126613LBが6位にランクインしました。ステンレススチールと18Kイエローゴールドのコンビネーションに、ロイヤルブルーのダイヤルを組み合わせたデザインが印象的です。
41mmケースと300m防水といった基本性能はそのままに、中央のブレスレットやベゼル目盛りなどに控えめなゴールドを配することで、派手すぎない上品さを実現しています。カジュアルな場面では特に存在感を発揮し、2021年のZOZOチャンピオンシップで松山英樹選手が着用していたことでも話題を呼びました。
エクスプローラーI Ref.124273
エクスプローラーIから、珍しいステンレスとイエローゴールドのコンビモデルRef.124273が7位に入りました。2021年に登場した36mmケースの本モデルは、上品で落ち着いた印象を与えるブラックダイアルを採用しています。
柔らかな金色のアクセントが加わることで、シンプルながらも高級感が引き立ち、フォーマルな場面にも適した一本です。36mmというサイズ感も相まって、腕が細い方や女性でも違和感なく着用でき、夫婦やカップルで共有するユーザーも見受けられます。さりげない高級感を求める方にぴったりのモデルといえるでしょう。
エクスプローラーⅡ Ref.226570
2021年に50周年を記念して登場した新型エクスプローラーⅡ、Ref.226570が8位にランクインしました。ケース径42mmと100m防水といったスペックはそのままに、外観は前モデルのデザインを継承しています。
ベゼルにはセラクロムではなくステンレス製を採用し、クラシックな雰囲気を維持。70時間のパワーリザーブや24時間表示機能を備え、堅牢で信頼性の高い作りが特徴です。全体的に黒一色で統一された引き締まった印象を与えますが、その分スーツとの相性にはやや難があり、カジュアルな装いに適しています。愛好家の間では「硬派なモデル」として高い支持を受けています。
コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN
Ref.116500LNの白文字盤モデルで、基本的な性能や仕様は黒文字盤モデルと同一ですが、ホワイトダイアルならではの明るく華やかな印象が特徴です。視認性が高く、カジュアルシーンでは存在感を放つ一方で、ビジネス用途にはやや派手と感じられる場面もあります。
デイトナの人気急上昇とともに精巧なレプリカも出回り、本物を身に着けていてもありがたみが薄れるとの声も一部ありますが、正規品の市場価値は依然として高く、信頼のおける資産価値を持つモデルです。
サブマリーナー ノンデイト Ref.124060
第1位モデルと基本構造を共有するサブマリーナーのノンデイト仕様、Ref.124060が10位に入りました。日付表示がないことで文字盤がよりシンプルになり、ロレックスの原点ともいえるミニマルな美しさを体現したモデルです。
300m防水、41mmケース、パワーリザーブ約70時間といった基本性能は維持されており、視認性の高さも健在です。日付合わせが不要な点は複数の時計を使い分ける愛好家にとっても便利であり、デイト付きモデルの入手難も相まって人気が高まっています。飾らない実用性を求める方に最適な一本です。
人気モデルに共通する魅力とは
ここまでで紹介した10モデルには、いくつかの共通点が見られます。モデルごとの違いを理解したうえで、人気モデルに共通する傾向を押さえることで、自分に合ったロレックス選びのヒントを得られます。
以下では、特に目立った共通項を2つに分けてご紹介します。購入時の参考として、ぜひチェックしてみてください。
派手すぎないデザイン
ランキング上位に挙がったモデルはいずれも、極端に奇抜なデザインではなく、洗練された落ち着きのある意匠が特徴です。文字盤が虹色の「レインボー」モデルや宝石をあしらったモデルは圏外となっており、多くのユーザーが実用的かつ上品な時計を選んでいる傾向が見て取れます。
特に中高年層の支持が厚いロレックスにおいては、シックな配色や控えめな装飾が好まれる傾向が強く、過度な装飾がなくても十分な存在感と気品を演出できるデザインが重視されているようです。
ビジネスからカジュアルまで使える実用性
もう一つの共通点は、どのモデルもビジネス・カジュアル問わず対応できる高い実用性を備えている点です。スポーツモデルを中心に、防水性・耐久性・視認性といった基本機能がしっかり確保されており、日常使いでも安心です。
ロレックスは単なる高級品ではなく、「着けてこそ価値がある」とされるブランドです。どんなシーンでも自信を持って着用できる信頼性の高さと、さりげないステータス性を兼ね備えている点が、長年多くの人に愛される理由といえるでしょう。
まとめ
ロレックスの人気モデルは毎年少しずつラインアップや順位に変化があります。たとえばデイトナは、かつては高額すぎて敬遠されていた時期もありましたが、2016年のモデルチェンジを機に評価が一変し、人気が急上昇しました。
こうした市場の動向も踏まえつつも、時計選びではトレンドに流されすぎず、ご自身の好みに合ったデザインや機能性を重視することが大切です。ロレックスには長く愛される魅力を備えたモデルが数多く存在しますので、本記事を参考に、ぜひご自分に最適な一本を見つけてください。
「おたからや」での「ロレックス」の参考買取価格
「おたからや」での「ロレックス」の参考買取価格をご紹介します。
画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
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ロレックス デイトナ 6239 ポールニューマン | ASK |
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ロレックス デイトナ 126500LN ホワイト | 4,983,000円 |
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ロレックス GMTマスターII SS 126710BLRO | 3,513,400円 |
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ロレックス サブマリーナー デイト SS グリーン 126610LV | 3,052,000円 |
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ロレックス エクスプローラー SS ブラック 14270 | 2,893,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
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- おたからや査定員のコメント
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おたからやの時計買取
査定員の紹介
木村 査定員

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趣味
ギター・音楽鑑賞
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好きな言葉
有言実行
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好きなブランド
ロレックス
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過去の買取品例
高級時計全般
おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。
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