時計は、デザイン・機能性などさまざまな持ち味がありますが、GMTマスターⅡには唯一無二の魅力があるといっても過言ではありません。
こちらでは、GMTマスターⅡ・ローズゴールドが人気を博している理由と買取推移、売却する際のポイントとなる情報を取り上げます。
Contents
GMTマスターⅡ・
ローズゴールドの人気の秘密
GMTマスターⅡは、2018年に発売されて以降、人気の点で他のモデルを上回っているといっていいでしょう。特に、126715CHNRのエバーローズゴールドモデルは、上品でいてシックな色合いが多くの人を引き付けてきました。
ベースカラーは、ロレックスが独自に開発した「エバーローズゴールド」で、ピンクゴールドを基調として、プラチナを1.5から3パーセント程度配合することで、時計を美しく見せるだけでなく敵となる変色に対応しつつ、上品な赤みが加わりました。
ゴールドだと、高級感は打ち出せるものの、きらびやかになる傾向があり、シチュエーションによっては浮いてしまいます。かといってブラックは強さがあり、きついイメージになるので、時計のつける人を限定してしまうことがあります。GMTマスターⅡに採用されているローズゴールドであれば、ゴールド単色や漆黒よりも優しく繊細な印象を与えることができます。
ローズゴールドは、時計を傾けたときの文字盤の見え方が上品な仕方で変化し、時計をつけている人に気品を添えるのに寄与します。華やかでありつつ、場を問わない色合いなので、評価が高くなっているのもうなずけます。
GMTマスターⅡの中でも、ローズゴールドを採用したものは2種類あります。一つは、126715CHNRです。ローズゴールドを基調としつつ、黒茶色のベゼルを採用し、上品で落ち着きある印象を醸し出しています。ダイヤル部分は、ローズゴールドを引き立てつつ、ポイントとなるようブラックで仕上げられています。
もう一つが、126719BLROです。チョコレートブラウンに似たルートビアベゼルを採用している点がロレックスファンに人気で、これまでにない色合いであるエバーローズゴールドと相まって魅力を押し上げています。いずれも飽きのこないデザインで、中古市場でも需要があり人気が上昇していますが、以降の買取価格や価格動向の部分では、126715CHNRに例にとり記載します。
GMTマスターⅡ・
ローズゴールドモデルの
中古相場と価格動向
GMTマスターⅡのローズゴールドシリーズの中でも、特に126715CHNRは、美しい色合いとともに、ムーブメント部分に70時間というパワーリザーブを実現したCal.3285を搭載していることで、実用面でも信頼性が高い製品です。
こちらの製品の買取価格は、新品・未使用品と中古品の間に価格差はあるものの、同様のカーブ曲線を描く形で推移しています。それぞれを分けて考えていきましょう。
まず、新品・未使用品ですが、2024年現在の中古相場は700万円程です。
2022年1年間の買取価格推移ですが、2021年末に600万円前後だったものが、2022年1月には100万円アップの700万円前後となり、3月には800万円を突破する年初来最高値を記録しました。その後はほぼ下落傾向となり、11月に700万円となったところから、2024年現在まで700前後で推移しています。
こちらの製品の特長は、2022年後半を中心に、新品・未使用品と中古品の価格が肉薄していることです。ローズゴールドモデルは新品・中古を問わず、根強い人気があることがうかがわれます。
GMTマスターⅡのローズゴールドモデルは、金を使っているため、金相場の影響を受けやすい製品でもあります。「有事の金」といわれるように、昨今のロシアによるウクライナ侵攻を受け、金相場が高騰したことが、GMTマスターⅡ・ローズゴールドモデルの価格が高値で維持された要因と考えられます。見た目のゴージャスな印象と優れた機能性を考えると、安定した資産価値が見込まれます。
GMTマスターⅡ・
ローズゴールドを
売却する最適な時期
126715CHNRをはじめとするGMTマスターⅡ・ローズゴールドシリーズは、需要と供給がアンバランスで、供給がいつも不足している状態です。
そのため、20224年時点でも高い資産価値を生み出す製品として知られています。今後も大きな値崩れはしないとの見方が大勢を占めますが、それは今後の世界情勢次第といえるかもしれません。ロレックスの他のシリーズを考えてみると、2022年2月後半に起きたロシアによるウクライナ侵攻を契機に、値段が下がる製品が続出しています。
生活必需品を含む、ありとあらゆる品物が値上がりを続けていることも関係しています。余裕資金がなくなったことで、ぜいたく品や嗜好品の購入にブレーキがかかっているため、ロレックス製品の資産価値が頭打ち、または減少に転じていると考えられます。
ローズゴールドシリーズは、戦闘が開始された当初はさほど影響を受けませんでしたが、徐々に他の製品の下落傾向に追従する形で価格が下振れに推移しています。
他の下落した製品よりも高い水準を保っているとはいえ、それがいつまで続くかは不透明です。なんとしてでも高値で売却したいのであれば、今のうちに売ることを視野に入れるようアドバイスする専門家もいます。
では、今後、GMTマスターⅡ・ローズゴールドが高値に転じることはあるのでしょうか。劇的に高くなることは期待できないものの、価格を押し上げる要因と考えられるのが、金相場の動向です。
GMTマスターⅡ・ローズゴールドシリーズには金が使われているため、世界の状況が悪い方に変化しても、ある程度の資産価値を維持し続けています。これまでも金の価格の上昇は続いていますが、急激に金相場が上昇すると、ゴールドが含まれている製品の価値は高騰するかもしれません。投資対象となるものは、ロレックス時計に限らず、後になってから最適な売却時期とその理由が判明するものです。加えて、GMTマスターⅡ・ローズゴールドシリーズは、素材を含め、他の製品と異なる要素が多いことから、最適な売却時期を見極めるのが難しいといわざるを得ません。
GMTマスターⅡ・
ローズゴールドを
より高く売却するコツ
126715CHNRなどのGMTマスターⅡ・ローズゴールドシリーズは、見た目の美しさと機能性も手伝い、需要が高い製品で、高値で売却しやすいモデルといえます。新品・未使用品に加え、中古品も高値で売却できる確率が高いのが、ローズゴールドシリーズの特徴といえるでしょう。
高値で売却するコツの一つが、購入したときと同様の状態で査定に出すことです。ロレックスの時計を購入すると、パッケージとなる箱に、保証書や説明書、予備のコマなどの付属品が入っていたはずです。時計本体に加え、これらの付属品一式がそろっていると、より高値で買い取ってもらうことができます。特にポイントになるのが、保証書です。正規品であることの証拠になり、時計の価値を確定させるものなので、査定に出す際は忘れず提出したいものです。
時計を常に良い状態に保つことも、高値で売却する重要なポイントとなります。126715CHNRを含むGMTマスターⅡ・ローズゴールドシリーズは、根強い人気があるため、キズがあるだけで査定不能となることはめったにないですが、キズがあればあるほど査定額が落ちてしまいます。キズがあると、買取店側でメンテナンス費用が発生することになるため、その分が査定額に響きます。簡単なオーバーホールで済む製品が高値で売れるので、日ごろからキズを付けないようにするとともに、汚れにも気を付けましょう。
高値で売却するには、自分が持っている製品の査定額を理解しておくことも重要です。特に、126715CHNRに代表されるGMTマスターⅡ・ローズゴールドシリーズは人気が高いため、多少のキズがあっても、さほど減額されることなく売却することが可能です。需要と比較し、供給量が圧倒的に少ないシリーズとなるため、売却する時期によっては、思った以上に高値が提示されることがあります。
ですが、平均的な査定額を理解していないと、それが妥当な金額なのかがわからず、最適な売却のタイミングを逃してしまう可能性があります。
まとめ
GMTマスターⅡシリーズに見られるローズゴールドの輝きは人を魅了する力があり、資産価値を維持しやすい点もメリットです。
GMTマスターⅡの売却を検討している方は、ぜひ「おたからや」にお任せください。
買取専門店「おたからや」では、GMTマスターⅡをはじめ、ロレックスのモデル全般の買い取りに対応しています。最新相場を知り尽くしたプロの査定士がしっかりと査定するため、大切な腕時計を安心してお任せください。
買い取りを依頼する際は「店頭買取」と「出張買取」の2つの方法から選択でき、査定料・出張料は無料です。査定額にご納得いただければ、その日のうちに現金でお支払いします。
保存状態の良い時計はもちろん、ガラス面の割れやパーツの変色、サビ、ベルトの汚損など、どのような状態の〇〇でも査定を行なえるのが強みです。「保存状態が悪くて買い取ってもらえるか心配」といった不安を抱いている方も、ぜひお気軽にご相談ください。
高級ブランド時計の多くは価格改定がされており、新品・中古問わず需要が高まり買取価格も上昇傾向にありますので、売却にはベストなタイミングといえます。
ブランド時計の高価買取はおたからやにお任せください。
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