ロレックスの代表的なモデルといえば、エクスプローラーがあります。
しかし、名前に1と2がつくモデルがあるため、それらの違いがわかりにくいかもしれません。
最初に発売されたのがエクスプローラー1で続いて発売されたのはエクスプローラー2ですが、発売年以外の違いもあるため、それぞれの違いを見ていきましょう。
ロレックスエクスプローラー1
とは?
1953年に登場したのが、エクスプローラー1です。シンプルなデザインの時計で、どのような服装でも合わせることができるでしょう。ロレックスのなかでも定番のモデルで、日常使いのため買い求める人も少なくありません。同じエクスプローラー1といっても発売年数は長くなっており、1990年以降のモデルも多く登場しています。
エクスプローラー1のなかで流通量が多いのは、1990年以降のモデルです。1990年のモデルは14270で、2000年代は114270、2010年からは214270のモデルがあります。そして、2023年には224270が誕生しました。この4つのモデルはエクスプローラー1のなかでも流通量が多く人気のモデルです。
ロレックスエクスプローラー2
とは?
一方で、1971年に発売されたモデルは、エクスプローラー2です。エクスプローラー1の上位モデルとして発売されました。エクスプローラー1とエクスプローラー2はどちらも実は「エクスプローラー」です。
1953年にエクスプローラー1の誕生より20年程度経ってから、エクスプローラー2が発売されています。それぞれは発売年が異なっており、機能性や実用性に大きな違いがあることから、エクスプローラー1とエクスプローラー2という名前で使い分けられています。
エクスプローラー1と2の違い
視認性の違い
ロレックスエクスプローラー1と2の大きな違いは、機能面です。文字盤に1・3・6の文字が入ったシンプルなインデックスとなっているのがエクスプローラー1で、24時間針を採用したのがエクスプローラー2です。
暗い場所で時間を確認する場合では、数字部分が夜光塗料になっているエクスプローラー1でも使用に問題はないでしょう。しかし、洞窟など時間の感覚を失う場面では、24時間針を搭載したエクスプローラー2が便利だと感じるはずです。
普段使いであれば、エクスプローラー1のようなシンプルな文字盤だと視認性が高く使いやすいでしょう。24時間針はさまざまな環境でも使えて便利ではありますが、日常使いでは少し機能が多く視認性は落ちると感じるかもしれません。
時間を確認するだけであれば、エクスプローラー1のようなスッキリとしたデザインでは、使いやすさは上がります。エクスプローラー1は1953年の誕生からほとんどデザインが変更されていないのも、シンプル性を重視した視認性を重視しているからなのでしょう。
実績の違い
エクスプローラー1は、登山家や冒険家のために開発された腕時計です。エベレスト初登頂の際につけていた実績をもつ時計です。文字盤は3.6.9の3つのアラビア数字があり、ケースは36~40mmと小ぶりとなっています。実績の高さで選ぶなら、エクスプローラー1を選ぶといいでしょう。エクスプローラー1は、視認性・耐久性などの機能性の高さでも評価されています。
また、エクスプローラー2も探検家向けの腕時計です。真っ暗闇となり、昼と夜の区別がつきにくい洞窟探検家のための機能を盛り込んでいます。エクスプローラー2はデザイン面でも大きく異なっており、よりカジュアルな印象です。24時間針には三角形が採用されており、オレンジ色が時計のポイントとなっています。ケースは40〜42mmとやや大きくなっているため、存在感のある時計を求める人に人気です。エクスプローラー2は洞窟探検家のための機能が盛り込まれていますが、実際に使われたという実績はありません。
着用する人の違い
ロレックス1はシンプルで無駄のないデザインのため、年齢や身につけるシーンを選びません。汎用性の高いロレックスを選びたいなら、エクスプローラー1を選ぶといいでしょう。たとえば、ロレックス1ならビジネスマンがスーツ姿につけても違和感がないはずです。
年齢は、若い男性がつけても嫌味がなく、年配の人がつけても落ち着いた雰囲気があります。長くロレックスを愛用したいなら、エクスプローラー1を選んで間違いないといえるでしょう。
一方で、エクスプローラー2を選ぶといいのは、カジュアルな時計を好む人です。エクスプローラーがフォーマルなら、エクスプローラー2はスポーツデザインだといえます。
また、エクスプローラー1は文字盤が黒のみでしたが、エクスプローラー2は黒や白のような文字盤の色が選べるため、自分好みのデザインを選びやすいでしょう。また、ビジネスシーンに合う見た目ではエクスプローラー1が適していますが、機能性の面ではエクスプローラー2がおすすめです。
エクスプローラー2は2か国の時刻を同時に確認できる機能が搭載されており、海外出張が多いビジネスマンに役立つでしょう。また、エクスプローラー2はデイト機能と呼ばれる、日付機能があります。ビジネスマンにとって日付の確認は重要なため、日常生活で日付の確認が多いならエクスプローラー2をおすすめします。
価格の違い
エクスプローラー1は古いモデルがあるため、中古なら70~100万円程度から購入可能です。高級腕時計というと高価なイメージがありますが、70万円からなら手が出せない値段ではありません。エクスプローラー1の現行品では120~150万円程度です。
また、エクスプローラー1には高価な値段がつくレアモデルがいくつかあります。ブラックアウトと呼ばれる個体は、通常は3.6.9に白いラインがありますが、レアモデルにはラインがありません。
また、トロピカルブラウンダイヤルと呼ばれるレアな個体も非常に高価です。文字盤が日焼けしたような茶色で、経年により自然に退色したものです。どのように変化するかわかっておらず、見つけたら200万円以上の価格がつく場合があります。
エクスプローラー2の中古品は、70~100万円程度です。現行品の場合は、150~200万円程度の値段となっています。エクスプローラー2は人気のモデルで、買取価格も期待できるでしょう。ただし万人受けするデザインではなく、個性的な時計が好きな人に好まれる傾向があります。
エクスプローラー2のレア個体では、アイボリーダイヤルに注目しましょう。個体により色の出方が異なっており、マニアの間からは評価が高いモデルです。
代表的なモデルの違い
エクスプローラー1のおすすめモデルは、114270です。ケースが36mmと小ぶりで扱いやすく、どのような服装とも合わせやすいでしょう。大きなものではスーツ姿の際に時計が主張しすぎますが、小ぶりなサイズならさりげない感じがします。とくにビジネスシーンでは幅広い人に出会うことが予想されるため、誰に会っても嫌味がなくさりげないロレックスを主張できる36mmのサイズがおすすめです。
また、スーツ姿では、シャツのカフスに見え隠れする大きさが適しているといえるでしょう。
また、エクスプローラー1はモデルによって大きくデザインが変わることはありません。ブラックの文字盤に3.6.9の数字、シンプルなロレックスのロゴがあります。外観自体は大きな違いがないため、ケースの大きさや夜光塗料の違いなどでモデルを比較してみるのもいいでしょう。デザインが似ているからこそ、夜光塗料の違いがわかりやすくなっています。
エクスプローラーの夜光塗料は、トリチウム・ルミノバ・クロマライトなどの種類で比較してみてください。半永久的な夜光塗料を希望するなら、ルミノバ採用の114270がおすすめです。
一方で、エクスプローラー2のデザインは、モデルによって大きく異なります。デザインは好みがわかれるところですが、迷ったらロングセラーモデルを選ぶ方法もいいでしょう。
スーツ姿にも合わせやすいエクスプローラー2なら、ロングセラーの16570があります。ブラックとホワイトの2色展開で、シンプルなデザインです。ブラックはより引き締まった印象で、スーツ姿にも合わせることができます。2011年までの製造で販売は終了していますが、今でも人気が高いモデルです。
エクスプローラー2の希少性の高いモデルを選びたいなら、16550がおすすめです。短い期間の製造で、文字盤がアイボリー色となっています。販売期間が短い理由は、視認性が悪かったためです。逆に個体数が少ないため、現在ではレアモデルとして人気があります。
魅力の違い
高級感のあるロレックスを選びたいなら、エクスプローラー1がおすすめです。シンプルでも針やロゴのデザインまで計算されており、デザイン性の高さとしても評価されています。細部まで拘り抜いたデザインのため、身につけている本人も特別感が得られるでしょう。ブラックの文字盤は大人っぽく、引き締まった印象です。機能性も防水性100mで耐久性も高いため、機能面でも選ばれています。
ロレックスの定番モデルの次に購入するなら、エクスプローラー2がいいでしょう。ポップなカラーリングと文字盤は大きく存在感があります。エクスプローラー1と比べると視認性が高まっており、機能性も十分高くなっています。どちらかというとロレックスに個性を求める人向けで、カジュアルとステータスの両立をかなえるモデルです。
まとめ
ロレックスのエクスプローラー1・2の違いは、見た目の違いです。シンプルな時計がいい場合はエクスプローラー1、ポップでカジュアルな雰囲気を求めるならエクスプローラー2がおすすめです。
また、エクスプローラー2は1にはない機能が追加されています。とくにエクスプローラー2は、海外渡航が多いビジネスマンにおすすめです。それぞれ魅力が異なるため、用途に合わせて使い分けてみてください。
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