ロレックスの人気モデルのひとつにデイトナがあります。

ロレックスのデイトナについて

デイトナは1963年に発売されたロレックスのスポーツコレクションのモデルです。正式名称は「オイスターパーペチュアル　コスモグラフ　デイトナ」です。タキメーターをベゼルの上に配置したデザインは、当時のモータースポーツ界でレーサーが使用していたとして一気に人気が爆発しました。

それ以降もロレックスのひとつのモデルとしてラインナップがされていましたが、再びバブル期の1990年代にロレックス全体の人気が騰がった時に、再ブレイクしました。当時はステンレススチールモデルのデイトナが最も人気で、正規代理店で購入するには10年待ちになると言われるほどでした。

現在でもデイトナは人気で、中古市場の価格も上がる傾向にあります。

デイトナはなぜ人気が
あるのか？

デイトナは「キングオブ　ロレックス」と称され、人気や市場価格でも上昇傾向にあり、王者として君臨している高級時計です。これほどまでになぜデイトナは人気なのでしょうか？

その理由について、デイトナの特徴とあわせていくつかを紹介していきます。

クロノグラフ・デザイン

デイトナはクロノグラフ・デザインをベースにしている時計です。クロノグラフ・デザインは他社のほうが先に公表していましたが、クロノグラフ・デザインをメジャーにしたのはロレックスのデイトナといっても過言ではありません。

現在では多くの会社が採用しているタキメーターがベゼルに配備されているデザインは、ロレックスが最初だと言われています。デイトナが販売された1960年代では、文字盤にタキメーターを印刷するデザインでしたが、ロレックスはタキメーターをベゼル部分に分離させて、視認性が向上することに成功しました。

パンダ顔

インダイアル部と文字盤の色に濃淡の差をつけるデザインを「パンダ顔」という愛称で親しまれています。このパンダ顔はデザイン性だけではなく、高い視認性を得られることになり、実用性の高い時計としても不動の地位を手に入れることになります。

パンダ顔のパターンは数多く存在して、新作が発表されるたびにファンを魅了するデザインを提供していることは間違いありません。

供給量が少ない

ロレックスは決して妥協を許さない絶対的な品質がゆえに、年間で生産できる本数が限られています。他の工業用製品とは異なり、大量生産ができないのです。

それに輪をかけて、ロレックスの人気が高いことから、需要と供給のバランスが悪く、新品の販売価格よりも中古価格のほうが高くなる場合があります。特に、デイトナは人気モデルであるため、中古市場で価格が高騰しています。

デイトナを買う前に
知っておきたいこと

デイトナはロレックスの最高峰のモデルといっていいほどの人気モデルです。そのため、素材のバリエーションは多数ラインナップがされています。ステンレススチールやゴールド、プラチナ素材などから選択できます。価格で選択するならば、ステンレススチールが最も安価で購入できます。

しかしながら、中古相場では決してステンレススチールが安価かというとそうではなく、コンビと呼ばれるロレゾールが安くなっていることもあります。

また、文字盤（カラー色）にも数多くの種類が存在しています。定番のブラックやホワイト、ブルーから光沢が強いシェルを用いたもの、パワーストーンなどの石を用いたもの、全面にダイヤをちりばめたものまで、さまざまです。

また、手巻きなのか自動巻きなのかでも価格がかわってきます。

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