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いま地球に残る金の埋蔵量はどれくらい?希少資源としての価値と未来予測

いま地球に残る金の埋蔵量はどれくらい?希少資源としての価値と未来予測

※下記の画像は全てイメージです

いま地球に残る金の埋蔵量は、どれくらいでしょうか?限りある貴金属資源の量や将来性を、データとともに解説します。

金の売却を迷っている方や、資産としての価値を知りたい方に向けて、採掘済みの量や未採掘量、主要国のランキングまで整理しました。さらに、金の価値が長く保たれる理由や、売却のタイミングを見極めるヒントも紹介します。

この記事を読むと、金の埋蔵量に関する正確なデータや、希少性と将来価値の本質がわかります。資産判断や売却タイミングの検討に、ぜひ役立ててください。

2025年12月01日14:00更新

今日の金1gあたりの買取価格相場表

金のレート(1gあたり)
インゴット(金)23,192
+290円
24金(K24・純金)22,920
+287円
23金(K23)21,760
+272円
22金(K22)21,065
+264円
21.6金(K21.6)20,601
+258円
20金(K20)18,977
+237円
18金(K18)17,394
+217円
14金(K14)13,179
+165円
12金(K12)11,092
+139円
10金(K10)9,237
+116円
9金(K9)8,309
+104円
8金(K8)6,918
+87円
5金(K5)3,439
+44円

※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。

いま地球に残る金の埋蔵量はどれくらい?希少資源としての価値と未来予測

Contents

そもそも金はなぜ価値がある?有限資源としての基本を解説

24金インゴットと24金のブレスレット

金は古代から人々を魅了し、通貨や装飾品として長く利用されてきました。採掘量が限られており、科学的にも人工的に作るのが難しいため、金は有限資源とされています。

ここでは、金がなぜ希少であり、世界中で価値を保ち続けているのか、その基本的な仕組みを解説します。

 

金が「有限の資源」と呼ばれる理由

金は、地球上に存在する量が限られている貴金属です。新たに採掘される金は、年間で約3,000トンとされており、埋蔵量はこれまでに採掘された総量の約4分の1しか残っていません。

自然の作用によって金鉱床が形成されることもありますが、人間が短期間で新たに作ることはできません。

採掘が進むほど、残された鉱脈は減っていきます。このような背景から、金は実質的に再生不能な有限資源とみなされています。

 

金が資産として価値を保ち続ける理由

金は、長い歴史のなかで価値の保存手段として位置づけられてきました。酸化や腐食に強く、数百年経っても輝きを保つ性質があります。国や企業の信用に左右されず、世界中で通用する点も大きな特徴です。

景気悪化や通貨の下落時には、資金が金に移りやすく、安全資産としての役割を担います。株式や不動産に比べて価値が安定しており、情勢変化に強い資産として信頼され続けています。

 

金の価格推移と資産価値の変化

金の価格は、世界経済や為替、投資需要などの影響を受けて日々変動します。2000年代以降は金融緩和やインフレ懸念を背景に上昇傾向が続き、特に2020年の新型コロナ禍では一時7,000円/gを突破しました。

2025年には20,000円/gを超え、過去最高水準を更新しています。近年は円安や地政学リスクの高まりが追い風となり、投資・実需の両面から需要が拡大しました。

こうした世界情勢と市場心理の変化が、金の価値上昇を支える大きな要因です。今後も国際不安や通貨下落局面では堅調な動きを見せると考えられます。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

金は、長期的に見ても安定した価値を保ち続けている資産です。特に近年は、円安やインフレ、世界情勢の不安定化を背景に価格が上昇傾向です。

「おたからや」では、最新の金相場を常に確認しながら査定を行い、お客様にとって最も有利なタイミングでの売却をサポートしています。金製品は重さや純度だけでなく、デザインや状態も評価の対象となります。売却をご検討の際は、お気軽に無料査定にお持ちください。

 

これまでに採掘された金の総量と地球に残る埋蔵量

24金インゴットと24金の指輪

金は、数千年にわたって採掘されてきました。その総量や残された埋蔵量を知ることで、希少性や将来価値がより正確に理解できます。

ここでは、これまでに採掘された総量と地球に残る埋蔵量について紹介します。

 

これまでに採掘された金の総量

人類がこれまでに採掘した金の総量は、約21万トンと推定されています。この数字は、紀元前の文明期から現在までの累計であり、想像以上に少ない量です。たとえば、すべてを集めて立方体にすると、一辺約22メートルの大きさになります。

金は長い歴史のなかで、通貨や装飾品、工業製品などに姿を変えて流通してきました。採掘された金の多くは、再利用可能な形でいまも世界中に存在しています。そのため、金は循環する資源と呼ばれています。

 

地球に残された金の埋蔵量

米国地質調査所(USGS)の報告によれば、地球に残る金の埋蔵量は6万4,000トンと推定されています。こうした数値は、地質調査や探査技術の進歩により変動する可能性もあるでしょう。

埋蔵量の多くは、オーストラリアやロシア、南アフリカなどに集中しています。採掘できるのは、経済的・技術的に可能な範囲に限られています。

地球内部には、さらに多くの金が存在すると考えられていますが、現状の技術では採掘することができません。

 

金の埋蔵量はなぜわかるのか?

金の埋蔵量は、鉱山の地質構造や採掘実績、探査データをもとに理論的に算出されます。地質学者は試掘によって、鉱石中の金含有量(品位)を調べます。

調べたデータをもとに、採掘可能な量を推定するのが一般的です。推定値を各鉱山で積み上げたものが、世界全体の推定埋蔵量です。

国際的には、米国地質調査所(USGS)が定期的に最新データを発表しています。これは『Mineral Commodity Summaries』として公表されていますが、数値はあくまで推定値です。世界共通の基準として扱われており、金市場や価格動向の分析にも使われています。

 

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  • おたからや査定員のコメント
伊東

金の埋蔵量は限られており、採掘可能な量が減るほど市場価値は高まる傾向です。私たち査定員も、世界的な資源動向を踏まえ、日々の相場を確認しています。

「おたからや」では、金の価格変動をリアルタイムで把握し、世界基準のデータに基づいた正確な査定を実施しています。

金は、純度や重量だけでなく、相場のタイミングによっても査定額が大きく変わる資産です。売却を検討する際には、常に最新の情報を把握しておくことが重要です。

 

国別・地域別で見る金の埋蔵量ランキング

24金 (K24) インゴット 10枚 24金 (K24) 天皇陛下喜寿奉祝記念金貨

金の埋蔵量には、国ごとに大きな差があります。地質や技術、資源開発体制の違いにより、上位国は莫大な埋蔵量を保有している状況です。

この記事では、世界の埋蔵量ランキングや日本国内の現状を紹介します。さらに、宇宙や海底に眠る金の可能性にも触れていきましょう。

順位 国名 埋蔵量(トン) シェア(%)
1位 オーストラリア 11,000 18.6%
2位 ロシア 9,500 16.1%
3位 南アフリカ 6,000 10.2%
4位 アメリカ 3,000 5.1%
5位 インドネシア 2,600 4.4%
その他の国々 22,900 38.8%
合計 59,000 100%

 

世界の金埋蔵量ランキング

世界の金埋蔵量は6万4,000トンとされており、そのうち約47%をわずか3カ国が占めています。上位3カ国のオーストラリア、ロシア、南アフリカは、豊富な鉱脈と長い採掘の歴史を背景に、安定供給の担い手として注目されています。

国ごとの地質条件や採掘技術、政策の違いは、金の生産量に大きな影響をもたらしてきました。上位国は、世界の金市場を動かす存在です。

それぞれの国がどのように金の産出を支えているのか、以下で詳しく見ていきましょう。

 

1位 オーストラリア

西オーストラリア州のカリグーリーのスーパーピット 

オーストラリアは、推定1万2,000トンの埋蔵量を誇る世界最大の金埋蔵国です。西オーストラリア州のカリグーリーのスーパーピットを中心に、高品質な鉱石が産出されています。政府の資源保護政策と先進的な採掘技術により、生産体制は長年にわたって安定しています。

 

2位 ロシア

ロシアの山

ロシアは約1万1,000トンの金埋蔵量を有し、シベリアや極東地域に巨大な鉱床を抱えています。ロシア最大の金生産会社であるポリウス社は、世界最大級の埋蔵量を誇るスホーイ・ログ鉱床などの主要鉱山を運営しており、採掘量の安定に貢献してきました。

政治的リスクを抱えるなかでも、豊富な資源を背景に金産出国としての存在感を保ち続けています。

 

3位 南アフリカ

南アフリカの山

南アフリカは約5,000トンの埋蔵量を誇り、かつては世界最大の金産出国でした。ヨハネスブルグにあるウィットウォーターズランド鉱床は、100年以上稼働を続けており、世界的にもよく知られています。

深部採掘の難しさやコスト増が課題となるなかでも、金市場を支える重要な国であることに変わりはありません。

 

日本の金の埋蔵量と都市鉱山

日本は天然資源が少ない国といわれがちですが、金の採掘と再利用の両面で独自の強みを持っています。

地中に眠る鉱脈に加え、使用済み電子機器から金を回収する「都市鉱山」の技術力は世界でも高く評価されています。

ここでは、日本の金埋蔵量と都市鉱山の現状について詳しく見ていきましょう。

 

埋蔵量

日本の金の地中埋蔵量は約150トンと推定されており、鹿児島県の菱刈鉱山が国内最大の産出地です。菱刈鉱山は金の品位が非常に高く、採掘効率にも優れており、世界的にも高く評価されています。

採掘・探査技術の進歩により、既存鉱床周辺で新たな鉱脈が発見される可能性も期待されています。

 

都市鉱山

都市鉱山とは、使用済みの電子機器や産業廃棄物に含まれる金属を回収・再利用する技術や仕組みのことです。日本では電子廃棄物から年間約102,489トン(前年度比4%増)の金が回収されており、その蓄積量は「地上資源の鉱山」とも呼ばれています。

再資源化技術は、資源循環型社会の実現や持続可能な経済活動に大きく貢献しています。

 

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宇宙や海底に眠る金の可能性

近年、宇宙空間や地球深部に眠る金資源の存在が注目を集めています。隕石の分析からは、地球外の天体に大量の金や白金族金属(高価で工業用途の多い貴金属)が含まれていることが確認されています。

NASAの「サイキ(Psyche)」ミッションは、金属成分が豊富とされる小惑星を探査する計画です。地球外の天体にどれほどの金属資源が存在するのかを調べる目的があり、将来の宇宙資源開発に向けた重要なプロジェクトといわれています。

地球上では、海底の熱水鉱床(金属を含む高温の湧き水が固まってできた場所)に金を含む鉱物が存在しており、日本近海の沖縄トラフや伊豆・小笠原海域では探査が続けられています。

採掘コストや環境への影響といった課題は残っていますが、将来的な技術革新によって、宇宙や深海が、新たな金資源の供給源となる可能性もあるでしょう。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

近年は、海底や宇宙に存在する金の研究も進んでいますが、実際に採掘・流通するには莫大なコストがかかるため、現実的には地上の金が中心です。そのため、流通している金の希少価値は今後さらに高まる可能性があります。

「おたからや」では、市場動向を注視しながら、高い水準の買取価格をご提示しています。金製品は形状を問わず査定可能ですので、インゴットやジュエリー、破損したリングなども安心してお持ちください。

 

金の価値を支える特性

24金 (K24) ネックレス 24金 (K24) 英国 2023年 神話と伝説 マーリン 100ポンド金貨(1オンス)

金が長い歴史のなかで価値を保ち続けているのは、装飾品としての美しさだけでなく、物質としての優れた特性があるからです。希少性の高さや採掘コストの大きさ、国際的な流通の安定性が組み合わさり、金は世界共通の「信頼資産」として認識されています。

ここでは、金の価値を支える3つの主要な要因である希少性・耐久性・信頼性について詳しく見ていきましょう。

 

希少性の高さと採掘コストの高さ

金の価値を根本から支えているのは、希少性と採掘コストの高さです。地球上に存在する金の量は限られており、採掘可能な鉱脈も年々減少しています。採掘には膨大な労力と資金が必要で、高度な技術と設備投資なしでは採算の維持が困難です。

金は、地球上でも非常に希少な金属の1つであり、人工的に大量生産することは現実的に不可能とされています。こうした制約が供給量を抑え、結果として金の価値と価格の安定性を支えています。

以下では、希少性と採掘コストという2つの側面から、金の価値構造について詳しく見ていきましょう。

 

希少性の高さ

金は地殻中に含まれる割合が極めて低く、平均するとわずか0.004ppm、つまり1トンの岩石に約4ミリグラム程度しか存在しません。採掘可能な鉱石でも、1トンあたり数グラムしか得られないため、金の希少性は際立っています。

近年は新たな大規模鉱脈の発見が減少しており、地中資源としての供給量は限界に近づいていると考えられています。

 

採掘コストの高さ

金鉱山の多くは地中深くに位置しており、採掘や精錬には高度な技術と多大なエネルギーが必要です。現場では重機の維持費や燃料費、人件費の上昇が続き、採算を確保するのが難しくなってきました。

現在、世界の平均採掘コスト(AISC)は1オンス(約31.1g)あたり約1,400ドルに達しており、このようなコスト構造が、金の市場価格を押し上げる一因となっています。

 

金の枯渇説は本当?あと20年でなくなると言われる理由

金はあと20年で枯渇すると言われる説は、採掘ペースと確認済み埋蔵量の関係を示す「可採年数(Reserve Life Index)」に基づいています。現在のペースで採掘を続けた場合、経済的に採掘可能な金が約20年で尽きるという試算を意味します。

物理的に金が消えるわけではありませんが、新たな鉱脈の発見が減り、採掘条件の悪化も進んでいるのは事実です。採掘コストの高騰により、利益を確保できない鉱山も増えてきました。

ここでは、枯渇説の背景にある「資源的要因」と「経済的要因」の2つに分けて、詳しく見ていきましょう。

 

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採掘ペースと埋蔵量のバランスが崩れつつある

世界の金採掘量は年間約3,000トンに達しており、現在は過去最高水準といえます。一方で、新たな鉱脈の発見は年々減少し、既存鉱山の埋蔵量も低下傾向にあります。採掘速度に対して補充が追いつかず、全体のバランスは崩れつつあるのが実情です。

その結果、「可採年数は約20年」という試算が示されました。これは資源量の限界を表す警鐘であり、供給の先細りが金価格に上昇圧力をかける一因になっています。

 

採掘コストが上昇している

金鉱山の深部化や燃料費、人件費の高騰により、採掘コストは上昇しています。品位の低い鉱山では採算が取れず、操業停止や規模の縮小を余儀なくされる事例が増加しています。

コストが利益を上回る鉱床は、経済的には掘削できない金とみなされ、市場への供給も伸び悩んでいる状況です。

 

流動性と国際的な信頼性

金は、世界中の主要市場でほぼ24時間取引されており、必要なときにすぐ現金化しやすい点が特徴です。市場規模が大きく、現物だけでなくETFや先物など多様な取引手段が存在するため、資産としての流動性が非常に高いと評価されています。

こうした取引環境が整っていることで、金は経済情勢が不安定な局面でも需要が落ちにくく、継続的に高い信頼性を保っています。

ここでは、金が世界中で広く取引される仕組みと、長い歴史のなかで築かれてきた信頼の背景について詳しく見ていきましょう。

 

流動性の高さ

金は国際的に取引される資産であり、世界のどこでも容易に現金化できます。ロンドン、ニューヨーク、チューリッヒ、東京といった主要取引所が時差をまたいで稼働しており、実質的に24時間取引が可能な体制です。

金の取引量は非常に多く、主要な金融資産のなかでも流動性の高さが際立っています。緊急時にもすぐ売却できるため、資産保有者にとって信頼性の高い「現金代替資産」として広く認識されています。

 

国際的な信頼性

金は、国や通貨の枠を超えて価値が認められる世界共通の資産です。2024年時点で各国の中央銀行が保有する金は約3万6,000トンにのぼり、外貨準備の中核的な資産として運用されています。

経済不安や金融危機の際でも価値を維持し、国際金融のなかで信頼の象徴としての役割を果たしてきました。数千年にわたる使用の歴史と希少性が、この普遍的な信用力を支える根拠となっており、現代でも「最後の安全資産」として高く評価されています。

 

金を高く売るための実践ポイントと注意点

24金 (K24) 金杯 24金(K24)純金大判

金を高く売るには、相場を理解し、査定前にしっかりと準備を整えておくことが重要です。価格が上昇している時期を見極めることで、査定額が上がる可能性もあります。

ここでは、売却のタイミングや査定のコツ、業者を選ぶ際のポイントについて詳しくご紹介していきます。

 

金の売却タイミングの見極め方

金の価格は為替や景気、国際的な金融不安などの影響を受けて日々変動します。高値で売却するには、相場の流れを把握し、上昇局面を見逃さない判断が重要です。円安や世界的なインフレが進む時期は、金価格が上がりやすくなる傾向があります。

さらに、突発的な経済ニュースや地政学リスク(紛争や政情不安)によっても価格は変動するため、日々のニュースや金融市場の動きを、継続的にチェックしておく必要があります。短期的な値動きに振り回されず、長期的なトレンドを意識する姿勢が大切です。

ここでは、金を売却する際に注目すべき相場の見極め方と、日常的な情報収集のポイントについて解説していきます。

 

相場が高騰している時期を逃さない

金価格が上昇トレンドにある時期は、売却の好機といえます。過去の価格推移を参考にしつつ、円安やインフレなどの要因が重なるタイミングを見極めることが重要です。高値圏で判断すれば、高価買取につながる可能性が高まります。

 

為替・景気・金価格ニュースを定期的にチェックする

金相場は、世界経済や為替の動きと密接に関係しています。日々のニュースや金融市場の変化を把握しておくことは、価格変動の兆候を早めに察知するために有効です。

田中貴金属工業など、信頼性の高い相場情報サイトを定期的に確認しておくと、売却タイミングの判断にもつながります。

 

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高く売るための査定チェックポイント

金を少しでも高く売るには、査定前の準備が欠かせません。買取店に持ち込む前に、純度や重量などの基本情報を把握しておくと、査定の正確性と納得感を高めることができます。

また、傷や汚れを軽く拭き取っておくだけでも印象が良くなり、査定額にプラスの影響をもたらす可能性があります。

ここでは、金をより高く売るために意識しておきたい、査定時の2つの重要ポイントをご紹介します。

 

金の純度・重量を正確に把握する

金の買取価格は、「純度(K24・K18など)」と「重量」によって決まります。自宅にあるジュエリーや金製品の刻印を確認し、含有率の目安を正確に把握しておくことが重要です。正確な査定を受けるには、比重計を使って純度を測定できる買取店を選ぶのが理想的です。

 

付属品の有無やコンディションを確認しておく

ブランド箱などの付属品がある場合は、一緒に持ち込むことで査定額が上がる可能性があります。また、表面のくすみや汚れを柔らかい布で軽く拭いておくだけでも、見た目の印象が良くなります。

薬剤や研磨布の使用は避け、清潔な状態で査定に出すことが高評価につながるポイントです。

 

信頼できる買取店を選ぶコツ

金の価値を正しく見極めるには、信頼できる買取店を選ぶことが何よりも重要です。店舗によって査定基準や提示価格が異なるため、複数店舗で比較(相見積もり)を行うことで、納得のいく取引が可能になります。

また、実績や専門資格を持つ査定士が在籍しているかどうかも、事前に確認しておきましょう。金属分析機や比重計などの専門機材を備えている店舗では、正確な査定が期待できます。査定過程の透明性や説明の丁寧さも、信頼性を判断するうえで重要なポイントです。

ここでは、信頼できる買取店を選ぶための具体的なチェック項目について解説します。

 

実店舗での対面査定を行っているか

実際に店舗で査定士と対面できる環境は、信頼性を判断するうえで非常に重要です。目の前で査定を受けることで、金額の根拠や不明点をその場で確認できます。

オンラインによる査定も便利ではありますが、対面査定は透明性が高く、より強い安心感が得られる方法といえます。

 

専門機材(比重計など)を完備しているか

金の純度や重量を正確に測定するには、比重計や蛍光X線分析装置(XRF)などの専門機材が欠かせません。

設備を備えた店舗では、科学的な測定に基づいた査定が可能となり、信頼性も高く評価されます。来店時には、これらの機材が整っているかどうかを事前に確認しておくと安心です。

 

金の埋蔵量に関するよくある質問

24金 (K24) 純金インゴット 24金(K24)工業用金板

金の埋蔵量や将来的な枯渇の可能性は、多くの方が関心を寄せるテーマです。ここでは、世界や日本にどれほどの金が残っているのかをはじめ、採掘の現状や資源枯渇の見通しを整理し、金の資産価値や今後の動向について詳しく見ていきます。

 

Q. 金の埋蔵量はどのくらい残っていますか?

A. 世界の金の埋蔵量は約6万4,000トンと推定されています。これまでに採掘された総量(約21万トン)の約4分の1にあたります。

現在も新しい鉱脈の探査は続いていますが、経済的に採掘できる量は限られているのが現状です。金は地球上で限られた有限資源であり、今後も希少性が高まると考えられます。

 

Q. 金は本当にあと20年で枯渇するのですか?

A. 「あと20年で枯渇する」といわれるのは、現在の年間採掘量(約3,000トン)と埋蔵量(約6万4,000トン)をもとにした単純試算です。

しかし、実際には技術の進歩や新たな鉱床の発見により、完全に採れなくなるわけではありません。「20年で金がなくなる」というより、経済的に採掘できる量が減少していくと理解するのが正確です。

 

Q. 金の埋蔵量はどのようにしてわかるのですか?

A. 金の埋蔵量は、地質調査や採掘実績のデータをもとに推定されています。地中の岩石構造を分析し、鉱脈の分布や品位(含有率)を測定することで理論的に算出されます。

主な調査方法

  • 地質サンプルを採取して金の含有率を分析
  • 物理探査や衛星データから鉱脈分布を推定
  • 採掘実績を反映して推定値を補正

埋蔵量はあくまで推定値であり、実際の採掘可能量とは異なります。正確な数値を知るには、米国地質調査所(USGS)など専門機関の報告を参考にするとよいでしょう。

 

Q. 世界で一番埋蔵量が多い国はどこですか?

A. 世界で最も金の埋蔵量が多いのはオーストラリアで、約1万2,000トンを保有しています。次いでロシアが約1万1,000トン、南アフリカが約5,000トンです。

これらの国々は長い採掘の歴史と高度な技術力を背景に、世界の金市場に大きな影響を与えています。金の主要埋蔵国は、資源供給の安定性や地政学的リスクの観点からも、国際経済において重要な役割を担っています。

 

Q. 日本でも金は採れるのですか?

A. はい、日本でも金は採掘されています。代表的なのは鹿児島県の「菱刈鉱山」で、平均金品位が世界トップクラスを誇る高品位鉱山です。

また、かつては新潟県の佐渡金山などでも大規模な採掘が行われていました。地質的に大規模鉱床は限られますが、高度な採掘・リサイクル技術によって、国内でも安定した金供給が維持されています。

 

Q. 宇宙や海底にも金は存在しますか?

A. はい、存在します。隕石や小惑星の成分分析、そして海底熱水鉱床の調査により、宇宙や深海にも微量の金が含まれていることが確認されています。

ただし、採取コストが極めて高く、現時点では商業的な採掘には至っていません。宇宙資源や深海資源は、将来的な採掘候補として研究が進められており、次世代の金供給源として注目されています。

 

Q. 埋蔵量が減ると金の価格は上がりますか?

A. はい、基本的には上昇しやすくなります。金は有限資源のため、供給が減少すると需給バランスが崩れ、希少性の高まりから価格が上がるためです。ただし、実際の価格は為替や金利、投資需要などの影響も受けます。

金価格が上がりやすくなる背景

  • 供給量の減少によって希少価値が高まる
  • 景気不安やインフレ時に金への資金流入が増える
  • 円安やドル安の局面で国際価格が上昇しやすい

金は「安全資産」として国際的に信頼されており、長期的には価値を保ちやすい資産として選ばれています。

 

Q. リサイクルされた金は新しい金と同じ価値ですか?

A. はい、リサイクルされた金も新品と同じ価値があります。金は化学的に非常に安定した金属であり、精錬によって不純物を取り除けば、純金(K24)として再利用しても品質はまったく変わりません。

金は再利用しても価値が損なわれない完全循環型の資源であり、将来的にも重要な供給源として期待されています。

 

Q. 金の埋蔵量は増えることもありますか?

A. はい、探査技術の進歩や採掘技術の向上により、確認埋蔵量が増えることがあります。地質調査の精度向上によって、これまで把握されていなかった鉱床が新たに発見される例もあります。

埋蔵量が増える主な理由

  • 新しい鉱脈や鉱床の発見が進む
  • 深部採掘や海底鉱床の技術開発が進展
  • 地質データの更新により推定値が見直される

ただし、経済的に採掘できる量が増えるとは限りません。金は依然として有限な資源であり、供給には物理的・経済的な制約が存在します。

 

Q. いまは金を売るタイミングとして良いですか?

A. 2025年現在、金価格は1gあたり20,000円を超え、最高値を更新しました。売却を検討するには良い時期といえます。特に、円安や世界的なインフレが続いている状況では、金の需要が高まりやすくなっています。

売却を判断する際のポイント

  • 金相場の上昇局面を逃さない
  • 為替や金市場ニュースを定期的に確認
  • 複数の買取店で査定額を比較する

価格が高止まりしているいまは、有利な条件で売却しやすい時期です。ただし、為替や国際情勢の変化にも注意し、信頼できる店舗で慎重に判断することが大切です。

 

まとめ

現時点での世界の金埋蔵量は約6万4,000トンと推定されており、これはこれまでに採掘された総量(約21万トン)の約4分の1に相当します。金は有限資源であり、その希少性こそが価値を支える大きな要因です。

今後、探査技術の進歩や新たな鉱床の発見によって、理論上の埋蔵量が増加する可能性もあります。ただし、実際に経済的採掘が可能な量には限りがあるため、リサイクルや都市鉱山の活用が一層重要になると考えられます。

2025年現在、金価格は過去最高水準を維持しており、売却を検討するには好機といえるでしょう。まずは最新の相場を確認し、信頼できる店舗で査定や相談を受けることが、賢い資産判断につながります。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

金は地球上に限られた資源であり、今後も高い資産価値を維持すると考えられています。

「おたからや」では、国内外の市場相場を常に分析し、最適な売却のタイミングを見極めています。

古い指輪や壊れたネックレスでも問題ありません。全国約1,590店舗のネットワークと、世界51カ国の取引実績を活かし、1点ごとに誠実な査定を行っています。金の売却を検討されている方は、まずは一度お気軽にご相談ください。

 

「おたからや」での金のインゴットの参考買取価格

ここでは、「おたからや」での金のインゴットの参考買取価格の一部を紹介します。

画像 商品名 参考買取価格
24金 (K24) インゴット 3枚まとめ 24金 (K24) インゴット 3枚まとめ 6,454,800円
24金(K24)純金 インゴット 10枚まとめ 24金(K24)純金 インゴット 10枚まとめ 5,379,000円
24金(K24)インゴット 100g 24金(K24)インゴット 100g 2,151,600円
24金(K24) 中外鉱業 インゴット 100g 24金(K24) 中外鉱業 インゴット 100g 2,151,600円
24金 (K24) SGCゴールドバー 100g 24金 (K24) SGCゴールドバー 100g 2,151,600円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

金の査定額は、素材の純度だけでなく、市場での人気や需要動向にも左右されます。まず、アイテムやブランドの知名度は、査定に大きく影響します。カルティエやブルガリなどの有名ブランド製ジュエリーは、デザイン性や付加価値が評価されやすい傾向です。

査定額を決めるうえで、最も重要なのは「金の純度と重量」です。K24(純金)とK18では評価単価が大きく異なり、わずかな差でも数万円の違いになることがあります。

次に重視されるのが相場のタイミングです。金は為替や国際市場の影響を受けやすく、円安やインフレ期には高値で取引される傾向があります。

そのほか、加工の有無も査定額に関係します。傷や変形のないものは高く評価される可能性があるでしょう。買取前には軽く汚れを拭き取り、複数店舗で相見積もりを取ることが重要です。

 

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金の買取なら「おたからや」

金を売るなら、信頼と実績を兼ね備えた「おたからや」の利用をおすすめします。「おたからや」では、昔の指輪や壊れたネックレスでも大丈夫かと不安な方も安心して利用できる買取店です。

金は相場変動の大きい資産ですが、最新の市場データをもとに1点ずつ丁寧に査定を行い、適正かつ高水準の価格をご提示しています。金の純度や重量に加え、ブランドやデザイン性も評価対象となるのが特徴です。

カルティエやブルガリなどのブランドジュエリーは、素材価値に加えて意匠性もプラス査定のポイントとなります。全国約1,590店舗のネットワークと、世界51カ国との市場連携により、リアルタイムの相場を反映した高価買取を実現しています。

店舗での査定に加え、自宅で利用できる出張買取やオンライン査定も選択可能です。眠っている金製品が、思わぬ高値になることもあります。この機会に、ぜひ「おたからや」で査定を体験してみてはいかがでしょうか。

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査定員の紹介

伊東 査定員

  • 趣味

    ショッピング

  • 好きな言葉

    有言実行

  • 好きなブランド

    ハリーウィンストン

  • 過去の買取品例

    おりん、インゴット

初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。

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