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日本で今も採掘されている金山はある?

以前日本では、「黄金の国ジパング」と言われたほど金採掘が盛んでした。特に戦国時代~江戸時代初頭までは、大名などが己の力を誇示するかのように城や装飾品などに金をふんだんに使っていたのです。しかし江戸時代中期以降、金山の大半が閉山となっていきます。現在日本に金山は残っているのでしょうか?

日本に現存する金山

現在、国内の金山は鹿児島県にしか存在しません。鹿児島県伊佐市にある「菱刈鉱山」は比較的若い鉱山ですが、過去にあった金山の中でもかなり多い産金量です。1985年に採掘開始しましたが、鉱石1トンあたりにとれる金の含有量が平均含有量の10倍とかなり多いため注目を集めています。他の金山が閉山していく中で誕生したことも注目を集める理由です。

また、菱刈鉱山の埋蔵量は150トンと言われています。しかし近年埋蔵量が追加発見され、眠れる埋蔵金としてさらなる開発が期待されているのです。「太平洋プレート」が潜り込み誕生した鉱山ですが、年代も他より若いため今後の採掘に期待されています。

 

過去に存在した金山

日本にはかつて多くの金山が存在し、日本の繁栄に必要な資源として採掘されてきました。しかし、ほとんどは埋蔵量の限度を越えてしまったためにすでに閉山されています。日本の発展に貢献しその役目を終了した金山をご紹介しましょう。

佐渡金山

「佐渡金山」は、誰もが一度耳にしたことのある程知られた金山です。歴史的にみれば、古くは戦国大名の上杉家が佐渡平定後金山開発によって財政を潤していました。上杉謙信の後を継いだ上杉景勝や直江兼続は、特に金の採掘に積極的であったと伝えられています。また江戸の財政を支え、近代においても日本経済や佐渡の発展にも大きな影響を与えました。金は小判の製造に使用され、「佐渡金山」は皇室財産となります。日本の発展に大きく貢献した「佐渡金山」は、現在世界遺産へ登録を進められているのです。

鴻之舞金山

「鴻之舞金山」は比較的新しい金山であったにもかかわらず、1973年に閉山となります。わずか60年の稼働でした。一気に開発を進めすぎたことが閉山の理由とされています。

北海道の紋別にあり、当時は金の採掘でにぎわいをみせ人口も約15000人でした。日本での埋蔵量第3位の実績で、日本一の採掘量を記録した年もあるほどです。しかし、第二次世界大戦以降採掘も人口も激減します。戦争により鉱山労働者も兵士としてかりだされ、そのたびに採掘がままならない状況になる時期もありました。日本人労働者の代わりに朝鮮人労働者を、強制的に移入させる時期もあったのです。

越中七加祢山

越中七加祢山」は、1700年代まで400年間採掘されていた金山です。金山が隣接し、黄金郷と呼ぶにふさわしい存在でした。特に越中七加祢山」が存在した加賀藩は、厳重に金山を管理しながら栄華を極めていたのです。金山の周りには鉱山労働者とその家族を中心に人口も増え、宿屋や庄屋、寺、神社など街を形成していました。しかし1700年以降は枯渇のため、順次閉山に追い込まれていきます。今では鉱山跡や記録などが残る程度です。

 

まとめ

現在稼働している金山と過去に存在した金山をご紹介しました。かつて金山は日本の成長や近代化に大きく貢献していましたが、多くが閉山となり鹿児島県のみになっていることが現状です。そのため今後眠れる埋蔵金を掘り起こせるかどうかが、金採掘量の増減に大きくかかわってくるでしょう。

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