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日本の金の保有量は?世界各地で金が購入される理由と今後の予測

日本の金保有量は?世界で金が購入される理由と今後の予測

古代から現物資産としての価値を持つ金は、日本でも保有量が増えています。

さらに、経済状況に対するリスクヘッジとして、世界各国でも金の保有量が増加しているようです。

この記事では、日本を含む世界各国が、金の保有量を増やしている理由をご紹介いたします。

また、日本と世界における金の保有量もご紹介いたしますので、金投資に関心のある方はぜひ最後までお読みください。

 

日本における金の保有量はどれくらい?

金

日本は、外貨の価値が下落するリスクに備え、金を保有しています。

ここでは、日本の金の保有量や世界との違いをご紹介いたします。

 

日本における金の保有量

2024年11月末時点で、日本の金の保有量は 845.97トン となっています。

これは、アメリカの保有量の 約10分の1 にあたります。

また、G7に属するイギリスと比較すると、イギリスの金の保有量は 310.29トン であり、日本の保有量は 約3倍 に相当します。

 

金の保有量が多い上位10カ国

日本における金の保有量は、世界ランキングでは第8位に位置しています。

 

金を保有する国 保有する金の量
アメリカ 8,133.46トン
ドイツ 3,351.53トン
イタリア 2,451.84トン
フランス 2,436.94トン
中国 2,264.32トン
スイス 1,039.94トン
インド 853.63トン
日本 845.97トン
オランダ 612.45トン
トルコ 595.37トン

 

金の保有量が多い上位10ヵ国のうち、6ヵ国はヨーロッパが占めています。

中でも、ドイツは外貨準備としてドルの資産を積み重ね、リスクヘッジとして金の保有にも力を入れていたことで知られています。

また、第二次世界大戦後、世界各国の通貨の中で、ドルだけが金との交換比率を固定化する「ドル本位の考え方」となる為替相場を安定させるメカニズム(ブレトンウッズ体制)が、アメリカを中心に定められました。

その名残りもあり、アメリカの金の保有量は、今もなお世界のトップに君臨しています。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

世界経済が不透明な近年、金を多く保有する国による金の売却が起きると、金の価格は下落することが考えられます。

過去には、旧ソビエト連邦の崩壊後にロシアが大量の金を売却し、金の価格が急落した事例もあります。

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日本と世界の外貨準備率を比較

金

外貨の代わりになる国の資産として、世界各国では金を保有しています。

当然、日本も外貨リスクへの備えとして金を保有していますが、他国と比べると外貨への準備率は低い状況です。

ここでは、日本が保有する金の量の推移や、世界各国の外貨準備率をご紹介いたします。

 

日本における金の保有量の推移

1971年、アメリカのニクソン大統領(当時)が各国に金とドルの交換停止を要請して以降、日本の金の保有量はおよそ700トン台を維持してきました。

しかし、2021年に第3次補正予算が成立した際に、約80トンの埋蔵金を金の保有高に含めたことから、50年ぶりに金の保有高が上昇しました。

これは、2020年から始まった新型コロナウイルスの世界的な流行(コロナショック)を受け、補正予算の財源を捻出するために、値上がりした金塊を緊急の財源として確保したためです。

結果的に、約80トンの埋蔵金が流通することはなく、売却した際に得られるであろう利益を計上したため、金市場では供給バランスによる金価格の下落は起こっていません。

 

金を用いた世界各国の外貨準備率を比較

日本を含む世界各国では、外貨の価値が急落した際、外貨建ての債務の返済に充てるため、資金や資産を準備しています。

保有している資産は「外貨準備高」と呼ばれ、保有資産に占める金の割合を「外貨準備率」と言います。

なお、日本における金の外貨準備率は5.7%で、これは低い水準と言えます。

一方、金による外貨準備率を高めてきた国もあります。

 

外貨準備率
ウズベキスタン 77.31%
ポルトガル 76.64%
アメリカ 74.16%
ドイツ 73.54%
フランス 71.85%

(2024年11月末時点)

この表からも分かる通り、80トンもの積み増しをして金の保有高を高めたものの、日本の金による外貨準備率は非常に低いと言えます。

なお、世界各国の中央銀行が保有する金をすべて合わせると、2024年11月末時点で3万6,165トンに達しています。

 

日本や諸外国が金の保有量を増やす理由

金

世界各国で金の保有量が増えていることについて、その理由を疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、不安定な世界経済や外貨リスクへの準備として、金が選ばれる理由をご紹介いたします。

 

金はグローバル資産であるため

世界中で取引されている金は、発見されてから約6,000年もの間、一度も価値を失ったことのない現物資産です。

世界共通の価値を持つため、通貨の価値が低下した際には金の価値が上昇すると認識されています。

純金積立や金地金(インゴットや金の延べ棒など)を購入する現物購入だけでなく、金製品のジュエリーを資産として購入することも金投資の1つの手段です。

なお、不動産・貴金属・コレクション品などの現物資産も、グローバル資産に含まれます。

 

投資家は分散投資を選択するため

投資には、株式や外貨預金、新NISAなど、様々な手段がありますが、インフレが進んだときに価値を保つのは金です。

株式投資は1点に集中するため、インフレによって投資先の株価が下落するリスクがあります。

一方、インフレ時には通貨の価値が下がりますが、金は逆方向の値動きを示し、安定した資産価値を保つとされています。

こうした特性から、リスク分散を図る投資家が金を選択する傾向が高まったことも、金の価値の上昇に関係していると考えられます。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

過去の経済危機や世界経済が不安定な時期においては、金の価格が上昇しています。

2020年から始まったコロナショック時には、多くの国や投資家が金に注目して需要が大きく増加しました。

その結果、近年では金の価格が急騰し、買取相場も過去に例を見ないほど高騰しています。

現在の金の価値について詳しく知りたい方は、ぜひおたからやの無料査定をご活用ください。

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将来、金投資をする上で注意すべきことは?

金

近年、高騰を続ける金の価格が今後どのように推移するかは、多くの投資家が注目しています。

ここでは、これから金投資をする上で注意すべきことを2つ解説いたします。

金投資を始めようと考えている方は、ぜひご参考にしてみてください。

 

金投資のリスクを理解する

金投資を始めるにあたって、3つのリスクを理解しておくことが大切です。

 

  1. 価格変動によるリスク
  2. 手数料によるリスク
  3. 税金によるリスク

金は希少価値が高いため、需要と供給のバランスが崩れると取引価格に大きく影響します。

また、金の保管や売買には手数料がかかり、利益が目減りしてしまう可能性も考えられます。

さらに、金が高騰している中、売却時に得た利益には税金がかかることもあります。

これは、金の保有期間や購入金額が影響するため、この点も把握しておく必要があります。

金は定期預金のように利息を生まないため、投資目的に合致しているかを判断してから投資を始めることが大切です。

 

今後の金の価格変動を予測する

今後、金の価格は少しずつ上昇していくと言われています。

世界各国が金の保有高を上乗せしている背景からも、金の需要が高まっていると言えます。

需要があれば金の価値が下がることは考えにくく、代替資産が発見されるまでは、高い価値を維持したまま推移すると考えられるでしょう。

ただし、世界各国が金を求める動きがある一方で、大量の金が売却されると一時的に大きく下落する可能性もあります。

そのため、金投資を始めるときは、長期的な予測を立てることが大切です。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

歴史を振り返ると、大量の金が売却された際、金の価値が大きく下落したことがあります。

世界情勢が移り変わる中で、短期的な下落が懸念される場合、高い価格を維持しているうちに売却する方法も1つの選択肢です

金の売却を検討される場合は、金の市場に精通した専門家が在籍している、おたからやの無料査定をぜひご利用ください。

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