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金採掘はどのように行われるのか?日本・世界の金採掘事情と採掘方法や精錬方法もご紹介

金採掘はどのように行われるのか?日本・世界の金採掘事情と採掘方法や精錬方法もご紹介

※下記の画像は全てイメージです

金(ゴールド)は希少性と加工性に優れ、通貨・投資・宝飾・電子部品まで広く使われています。金採掘は、地中や河川に存在する金を取り出し、選鉱・精錬で地金へと高純度化する産業です。

世界では生産地の多様化と環境配慮が進み、日本では菱刈鉱山と都市鉱山が供給を支えます。基礎から最新動向、課題と展望までを整理します。

金に関する基礎知識

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まずは、金の埋蔵量や産出量、相場の変動など、金に関する基礎知識を4つの観点から紹介します。

金の採掘量は約18万~20万トン

地球上でこれまでに採掘された金の量は約18万~20万トンといわれています。

近年も中国やオーストラリアなどを中心に年間3,000トン程度の金が採掘されており、今後も採掘量は増えていく見込みです。

金の埋蔵量が多い国はオーストラリア

USGS(アメリカ地質調査所)の報告によると、世界で最も金の埋蔵量が多い国はオーストラリアで約8,400トンです。

金の埋蔵量の多い国

順位 国名 埋蔵量(トン)
1 オーストラリア 約8,400
2 ロシア 約6,800
3 南アフリカ 約5,000
4 アメリカ 約3,000
5 ペルー 約2,900

出典:U.S. Geological Survey「Mineral Commodity Summaries 2023」

次いで約6,800トンのロシアや、約5,000トンの南アフリカが埋蔵量の多い国として挙げられています。世界全体の埋蔵量は約5万2,000トンと推計されており、上位5ヵ国で世界全体の約半分を占めている計算になります。

金の年間産出量が多いのは中国

USGS(アメリカ地質調査所)の報告によると、2022年における金の年間産出量のトップは中国で、僅差でオーストラリアとロシアが続いています。世界全体では約3,100トンの金が産出されています

金の年間産出量の多い国(2022年)

順位 国名 産出量(トン)
1 中国 330
2 オーストラリア/ロシア 320
4 カナダ 220
5 アメリカ 170
6 カザフスタン/メキシコ 120
8 南アフリカ 110
9 ペルー/ウズベキスタン 100

出典:U.S. Geological Survey「Mineral Commodity Summaries 2023」

日本の場合、国内で唯一商業規模での稼働を続けているのが鹿児島県の菱刈鉱山です。この鉱山では、1トンあたりおよそ20gの金を含む高品位鉱石が採掘されています。

金相場は上昇している

過去10年の金の買取相場を見ると、細かく変動しながらも全体としては上昇し続けていることがわかります。2013年に4,000円台だった金の買取価格は、2023年には2倍超の1万円台まで上がっているのです。

2025年07月23日には過去最高値の17,683円を記録しました。

金を売るなら相場が高いときがベストといわれています。日ごとの変動幅はそれほど大きくないため、高値を付けているタイミングで売却するとよいでしょう。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

地上在庫約20万tと埋蔵5.2万tの供給制約に対し、中国主導の年産3,100tは横ばいで、各国中銀の買い増しと地政学リスク分散需要が価格を押し上げています。10年で買取相場が2倍超へ高騰した背景にはドル金利低下も重なり、オーストラリアなど高品位鉱床でも採算悪化で増産余地は限定的です。売却は高値局面と譲渡益課税を見極め、品位刻印と精錬手数料を確認してリターン最大化を狙いましょう。

 

金鉱脈はどのようにして発見される?

鉱山

かつての探鉱師も現代の地質技術者も、まず“金が動いた痕跡”を頼りに山と地下を絞り込みます。川底に漂う微粒子や温泉の化学成分は、地下深くに眠る母岩の所在を示す重要な手掛かりです。

以下では河川をさかのぼって見つける「川金」と、火山帯の温泉地に潜む「山金」という2つの典型的ルートを取り上げ、それぞれの調査手順と国内の代表的産地を解説します。

砂金を手掛かりに河川をさかのぼる川金

川底の砂をパンニングすると比重の重い金だけが黒砂とともに残ります。下流で砂金を検出した探鉱師は、その地点を起点に上流へ向かってたびたび試料採取を行い、金粒が濃くなるエリアを絞り込みます。最終的に砂金が消える地点付近が母岩露頭の候補で、試掘坑を掘削して鉱量と品位を確認する流れです。

多摩川・犀川・ウソタンナイ川などが歴史的に知られ、採掘時はパン皿やトロンメルで軽い砂利を洗い落とし、金粒を回収します。川筋を利用するため搬出が容易な一方、豪雨で堆積層が動くため継続的な試料測定が欠かせません。

温泉の塩素濃度を手掛かりに探る山金

火山帯の温泉水にはマグマ由来の塩素イオンが多く含まれる場合があり、この化学指標が浅熱水性金銀鉱床の兆候とされています。地表調査では温泉の湧出口や流路の堆積物を分析し、金・銀・ヒ素・アンチモンなど貴金属と共存しやすい微量元素を測定。

その後、地電位・磁気探査で地下構造を推定し、ボーリング孔を数百メートル単位で掘削して母岩の品位を評価します。新潟・佐渡金山や鹿児島・菱刈鉱山はこの手法で大鉱脈が確認されました。鉱床は狭域に集中するため、試錐コアを丹念に解析しながら坑道位置を決定し、露天掘りから坑内掘りへ段階的に移行するのが一般的です。

金鉱石を採掘する7つの方法

鉱山

金の採掘技術は “川で砂金をすくう” 素朴な手作業から、爆薬と重機を駆使する現代工法まで時代と地質に合わせて発展してきました。本章では、比重差を利用したパンニングから環境対策を意識した含水爆薬まで、代表的な七つの手法を取り上げ、それぞれの利点・課題・歴史的背景を体系的に解説します。

各方式の特徴を知れば、資源開発と環境保全、安全管理のバランスをどう取るかという視点も見えてくるはずです。

選鉱鍋(パンニング)

川底の土砂を皿状の鍋に入れ、水と回転運動で軽い砂を流し比重の重い砂金だけを残す最古の採取法です。直径25〜40 cmのパンニング皿には同心円形の段差が付いており、金粒が中央に集まりやすい構造になっています。

道具は安価で携帯性が高く、個人でも始めやすい反面、一度に処理できる量は少なく労力が大きいのが難点です。精緻な金粒はピンセットで回収するため熟練度も必要で、大規模採掘には不向きですが教材や観光体験には今も活用されています。

選鉱台

大量の砂金を効率よく選別するために川辺に設置された木枠のスロープ式装置です。ザル状の投入口に土砂を流し込みながら水を掛けると、軽い砂は先端から流れ落ち、比重の重い金粒だけが段差や毛布に引っ掛かって回収されます。

一度に処理できる量はパンニングの数十倍で、19世紀のカリフォルニアやオーストラリアのゴールドラッシュで広く普及しました。簡易な構造ながら連続作業が可能で人手を大幅に削減できる半面、大量の流水が必要なため設置場所が限られ、洪水や濁水による環境影響も指摘されています。

露天掘り(露頭掘り)

鉱体が地表近くにある場合、渦巻き状または段階状に岩盤を削り取りながら深さを稼ぐ大規模な採掘法です。落盤リスクが低く重機の導入で日産量を増やせますが、切り出した岩石が大量の鉱山廃棄物となり、山肌の景観破壊や粉じん飛散が問題になります。

鉱石層に直接アクセスできるためコストは抑えられる一方、採掘終了後の大規模な原位置復元と排水処理が必須で、環境負荷と経済性のバランスが課題です。

水圧掘削法(水力採鉱)

19世紀半ばの米国ゴールドラッシュで考案された方式で、巨大ノズルから高圧水を発射し崖や鉱脈を崩落させ、流下する泥流から金を沈殿回収します。

重機を使わずに大量の土砂を動かせるため生産性は高いものの、土壌浸食と下流域の堆砂を招き河川環境へ深刻な影響を及ぼすとして多くの地域で規制対象となりました。現在は環境対策を施した限定的な現場でのみ採用されています。

坑内採鉱法(コヨーティング)

地表から垂直に竪坑を掘り、目的の鉱脈に達した後に水平坑道を四方へ延ばして採掘する地下型の手法です。深部の高品位鉱石を狙える利点がありますが、落盤・ガス爆発・浸水など安全管理は極めて高度で、排水・換気・岩盤補強設備が不可欠です。

掘削コストは高いものの、地表景観への影響が小さく資源回収率も高いため、露天掘り終了後の深部延長採掘として併用されることが多い方法です。

硬岩探鉱法(石英脈爆破)

金を含む石英脈を火薬や削岩機で破砕し、その破片を大量の水流または薬剤で洗い流して金を分離回収する高回収率の方法です。

多量の金を得られる一方、流れ水が確保できない地域では水銀やシアン化合物を用いるケースがあり、土壌・地下水汚染や労働者の健康被害が国際的に問題視されています。現在は環境規制と排水処理技術の向上が採算性の鍵となっています。

含水爆薬法

鉱床に穿孔した複数のボアホールへ水分を含む爆薬を充填し、爆破で岩盤を小塊にして回収する近代的工法です。爆発力が水で緩衝されるため飛石や粉じんが少なく、安全性と環境負荷の低さが特徴です。

破砕後の鉱石はベルトコンベヤーで選鉱場へ運ばれ、重液選鉱や浮遊選鉱で金を抽出します。国内で唯一操業中の鹿児島・菱刈鉱山もこの方式を採用しており、高い生産効率と労働安全性を両立させています。

金鉱石に含まれる金はわずか

金

金を含有している鉱石全般を金鉱石といいます。金鉱石にはさまざまな種類の金属が混ざっており、一般的に金は金鉱石1トンにつき2~10g程度しか含まれていません

1トンの金鉱石からリング1つ分の金しか抽出できないと考えれば、金鉱石に含まれている金の少なさがわかるでしょう。なお、金鉱石の中に含まれる金の量は一定ではなく、採掘する場所や鉱石によって異なります。なかでも、1トンあたり10g以上の金を含有する金鉱石は「高品位鉱石」と呼ばれます。

金鉱石から金を取り出す製錬・精錬方法

精錬

採掘直後の金鉱石には金がごくわずかしか含まれません。そこでまず鉱石から金属塊を分離する「製錬」を行い、続いて不純物を取り除き純度を高める「精錬」を施します。以下では代表的な三つの製錬法と、現在主流の電解精錬について順に解説します。

製錬方法1 青化法

青化カリや青化ソーダを溶かしたアルカリ性溶液に、細かく粉砕して水で泥状にした金鉱石を攪拌・浸漬すると、金と銀が「貴液」と呼ばれる溶液中に選択的に溶出します。ろ過で鉱滓を除いた後、亜鉛粉を添加すれば金銀が沈殿し金属として回収可能です。1888年に英国で特許化されて以来、比較的金含有量の高い鉱石の大量処理に有効とされ、現在でも露天採掘鉱山などで広く採用されています。

製錬方法2 灰吹法

粉砕鉱石を溶融した鉛とともに火床で加熱し、金銀を含む「貴鉛」を生成します。続いて灰を敷いた皿状るつぼで約1 000 ℃に再加熱し、吹入れる空気で鉛と卑金属を酸化・灰に吸収させ、比重の大きい金銀合金のみを残留させる古典的手法です。残った合金は金銀吹分法などで分離され、さらに高純度化されます。旧約聖書にも登場し、日本では江戸期に佐渡金山などで実用化された歴史ある製錬法です。

製錬方法3 水銀アマルガム法

金が水銀に溶け込みやすい性質を利用し、鉱石と水銀を攪拌して「アマルガム」を形成。これを加熱し水銀を蒸発させることで金銀合金を残す簡便な製錬法です。小規模設備でも導入でき低コストですが、水銀蒸気の環境・健康被害が大きいため現在は南アフリカなど限られた地域で細々と行われるのみで、多くの国では使用が規制されています。

精錬方法4 電解精錬

銅溶鉱炉で金銅合金を作り、先に電解精製で銅を除去。その後、溶融・電解処理を段階的に繰り返して銀を除き、残渣を電解槽に陽極として吊るし電流を流すと、純金が陰極に析出します。薬剤を用いず環境負荷が小さく、得られる金は99.99 %以上の高純度。大規模プラントと多段階工程が必要ですが、産金量の多い主要精錬所ではこの方法が標準となっています。

日本の金採掘の歴史と現状

採掘

日本の産金は、古代の砂金採取から中世・近世の金山経営へ広がり、江戸期には大鉱山の運営で財政を支えました。近代化により採掘と選鉱の能率が高まり、各地で操業が続きます。

その後は資源の目減りと採算悪化で閉山が進み、現在は鹿児島県の菱刈鉱山が中核です。国内産出は限定的で、輸入と都市鉱山のリサイクルを組み合わせ、需給を補っています。この構図を踏まえ、国産の活用と循環の強化を並行して進めます。

佐渡金山に象徴される歴史

佐渡金山はおよそ四百年にわたり産金・産銀で日本の財政と産業を下支えし、坑道網や選鉱技術の発展を牽引しました。相川地区の坑内採掘と砂金の採取が両輪となり、近代には機械化で能率が上がりますが、可採鉱量は次第に減少します。

戦後は保安と効率の両立を志向しましたが、採算の悪化が進み、1989年に操業を終了しました。設備や文書、労働の記録は文化資源として保存が進み、教育や観光の素材にも活用されています。坑道や施設の遺構は安全対策のもと公開が進み、地域の記憶を未来へ伝える役割も果たしています。

菱刈鉱山と日本の生産規模

菱刈鉱山は1980年代に高品位脈を発見し、1985年に商業生産を開始しました。浅熱水性の脈鉱床を対象に、精緻な探鉱と坑内採掘を組み合わせ、高い回収率を確保しています。保安・通気・排水の管理を徹底し、品質の安定を図りました。

年間の産出はおおむね約6トンで、国内の9割超を占めます。世界水準では小規模ですが、技術と管理の水準は高く、都市鉱山や輸入と補完しながら供給を支えています。地域雇用と産業の維持にも寄与し、国産金の象徴的存在です。継続的な探鉱で資源量の更新を図り、選鉱の高度化とデジタル監視で操業を最適化しています。国内の希少な稼働鉱山として教育や見学の受け皿ともなっています。

世界の金採掘の現状

金

世界の金採掘は、露天掘りと坑内掘りを軸に巨大設備と高度な運転管理で成立しています。採掘された鉱石は破砕・粉砕・選鉱・精錬を経て地金となり、資本・人材・インフラの総合力が供給を左右しています。

現在はどのような状況なのか、世界での生産ペースや主要な産出国を見ていきましょう。

可採埋蔵量と年産ペース

可採埋蔵量は統計の前提で変動しますが、世界全体では約5万〜6万トンが目安とされ、近年の年産はおおむね3,000〜3,600トンで推移しています。単純割り戻しの枯渇年数は目安に過ぎず、金価格や技術、規制、環境コストによって実現可能量は上下します。統計値は改訂が生じるため、単年の数値だけで判断しない姿勢が重要です。

低品位鉱の活用、選鉱・浸出条件の最適化、新鉱床の発見、廃棄物からの回収拡大が進めば、寿命は延ばすことが可能です。一方で開発の難度は上昇し、資本コストや許認可の長期化が供給のボトルネックになります。保守的な想定と柔軟な更新を両立させる運用が有効です。統計の整合性確認も欠かせません。

主要産金国の順位と傾向

直近の産金上位は中国、ロシア、オーストラリアが中心で、続いてカナダや米国が並ぶ状況です。世界生産は頭打ちの局面が続き、微増と横ばいが混在する局面です。各国は限られた高品位鉱を守りつつ、採掘コストと安全基準の両立を図り、操業の安定度を競っています。

政策変更や制裁、エネルギー価格、物流の制約は生産計画を揺らす要因です。企業は剥土比や深部化に対応するため、機械化とデータ活用を進め、単位コストの低減を図ります。鉱山の寿命や一時停止、労使関係の混乱が順位を入れ替えることもあります。新規立ち上げの速度と閉山管理の巧拙が差を生み、ESG要請と許認可の迅速性も競争力の鍵です。

枯渇リスクとコストの現実

金の指輪

容易に採れる鉱脈が減り、深部・低品位・難条件の開発が増えています。燃料・電力や薬剤、鋼材、人件費の上昇が重なり、採算ラインは上方へ移動しました。

投資判断は安全・環境・地域合意を含む総コストで行われ、段階ゲートは厳格化しました。価格上昇は投資を促しますが、選別は一段と慎重になり、資源配分の巧拙が収益を分けます。費用の波に耐える設計思想が欠かせません。

低品位鉱と技術進歩の可能性

低品位鉱の収益性は、選鉱と回収の積み上げで改善します。重液や浮遊選鉱の条件最適化、微細粒子の分級精度向上、浸出プロセスの制御、吸着・電解による回収効率の強化が要点です。副産物の併産回収も実効性があります。

センサー選鉱や自動運搬、予兆保全、デジタルツインは稼働率と安全性を高めます。鉱体モデルの精緻化、ブロックモデルの見直し、サンプリング密度の最適化も歩留まり改善への寄与が大きいです。薬剤消費とエネルギーの最適化、排水の循環利用まで一体で設計すると効果が持続します。安全文化の定着と技能継承が投資効果を引き上げます。粗鉱の品位ばらつきを平準化するブレンディングも有効です。

インフレ下のコスト構造

インフレ局面では燃料・電力、薬剤、鋼材がコストを押し上げます。剥土比の増加や深部化は、運搬・通気・排水の費用を拡大する要因です。金価格の上昇は追い風ですが、同時に採算閾値も切り上がり、案件の選別眼が問われるため判断が厳しくなります。

電力調達の多様化や再エネの自家消費、需要家側の省エネ投資は感応度を下げます。物流は在庫戦略と輸送ルートの二重化で備えます。為替ヘッジや価格連動契約の組み合わせも有効です。現金コストと全維持費を分けて管理し、ボトルネックを特定して改善を継続します。契約の見直し頻度やスライド条項、在庫日数のルール化など運用の規律も重要です。体制を整えます。

金の採掘による環境負荷と対策

苗を手にとる人

金採掘は森林破壊や土壌浸食、尾鉱と排水の管理、化学薬剤の漏えいなど環境負荷が大きい産業です。地域社会への影響も無視できず、規制遵守と透明性の確保が社会的受容性を左右します。

近年は循環水の活用、薬剤の分解処理、尾鉱ダムの監視、植生回復や生物多様性配慮が重視されます。測定の公開と第三者監査を組み合わせ、改善の継続と説明責任を両立させることが重要です。予防原則を運用し、閾値に近い段階で手当てを行います。

採掘がもたらす主な環境リスク

露天掘りは地形改変と生息地の分断を引き起こし、坑内掘りでも酸性鉱山排水や重金属の溶出が課題になります。尾鉱ダムの管理不備は下流域の濁水や堆積を招き、河川の遡上や農業用水に影響が及びます。

選鉱ではシアン化合物や水銀が使われる場面があり、規制が弱い地域の小規模採掘で汚染が深刻化しがちです。熱帯林での違法伐採とセットの採掘は生物多様性を損ない、住民の健康被害や紛争の火種にもなります。基準値に基づく継続監視、流域単位の水管理、緊急時計画、住民への情報提供と教育を整備して被害を最小化することが重要です。越流リスクや堆積物の巻き上げも監視対象に含め、復旧計画を事前に準備します。

企業・行政による低減策

大規模鉱山では循環水率を高め、シアン分解や活性炭吸着で排水を処理します。尾鉱は脱水してドライスタック化し、堤体設計は地震動と豪雨に備えた冗長性を確保します。重機の電動化と再エネ導入で温室効果ガスの排出低減を図ります。

環境社会影響評価の実施、住民合意と利益共有、労働安全衛生の厳格運用が不可欠です。第三者監査や国際的な認証・指針に沿って運用し、異常の早期検知と公表、改善の迅速化を仕組み化します。苦情処理と再発防止の手順、コミュニティ監視、ESG開示の拡充も信頼の基盤です。是正措置の実行期限や評価指標を公開し、継続的改善の循環を定着させます。

新資源の探索とリサイクルが大切

リサイクル

新資源は海底熱水鉱床と都市鉱山が柱になります。前者は高濃度の金や硫化鉱物が期待され、後者は使用済み製品中の貴金属回収で地上資源を拡充します。技術・コスト・環境の三要素を同時に満たす設計が要点です。

いずれも供給の分散化に寄与しますが、社会的受容性の確立が前提です。段階的な実証、ガバナンスの整備、回収・選別の効率化を積み上げ、既存鉱山と補完的に組み合わせる発想で安定供給を目指します。

海底資源開発の現状と課題

海底熱水鉱床は圧力・腐食・低温差など過酷環境への適応が課題で、遠隔操縦ロボットや掘削・揚鉱システムの信頼性が鍵になります。採取から選鉱までを遠隔で一体制御し、揚泥による懸濁や騒音の抑制策を講じます。

環境影響のベースライン把握とモニタリング、国際ルールと海洋法の整合、漁業・観光との調整が不可欠です。技術実証は段階的に進め、費用対効果と回収率を検証します。沈降シミュレーションやトレーサー試験で拡散を評価し、事業性は資本コストと許認可のスピードにも左右されます。地域の知見を取り入れた操業計画と、段階終了ごとの公開レビューが有効です。観測データは公開し、第三者が検証できる形に整える体制が重要です。

都市鉱山と回収技術の進展

都市鉱山は携帯電話やPC、家電などから金を回収する取り組みで、収集・選別・前処理・湿式精錬を経て地金化します。分散回収のコストを下げるには、設計段階からのリサイクル容易性と部材の識別性が重要です。

バイオリーチングや選択的溶媒抽出、樹脂吸着と電解の組み合わせで薬剤使用量を抑え、エネルギー効率を高めます。拠点集約と逆物流の整備、デポジット制度や拡大生産者責任の活用で回収率を底上げします。自治体回収と事業系のルートを統合し、違法流出の抑止と品質トレーサビリティを強化することが重要です。回収率と環境指標を定期公開し、改善につなげます。設計段階からの容易解体と材料表示の標準化を普及させることが要です。

まとめ

金の供給は鉱山、リサイクル、新資源の三本柱で支えられます。品位低下やコスト上昇が進む一方、選鉱・回収技術とデータ活用の進歩で有効鉱量は広がり、都市鉱山や海底資源の取り込みで分散化が進みます。探鉱と操業の両輪を強化し、設備・人材・資本の質を高める姿勢が競争力を左右します。

環境負荷の低減と地域との協働が事業継続の鍵です。設備の安全性、透明な情報開示、合意形成を積み重ねる姿勢が信頼を生みます。価格変動に備えた堅実な運営と、循環型の設計を両立させることが重要です。資源の偏在に向き合い、分散と冗長性を備えたサプライ網を築きます。長期保全計画も不可欠です。人権配慮を運用に組み込みます。

「おたからや」での金の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「金」の参考買取価格の一部を紹介します。

2025年08月29日9:30更新

今日の金1gあたりの買取価格相場表

金のレート(1gあたり)
インゴット(金)17,617
+34円
K2417,401
+34円
K2316,520
+32円
K2215,991
+30円
K21.615,639
+30円
K2014,406
+28円
K1813,213
+26円
K1410,002
+20円
K128,416
+16円
K107,007
+14円
K96,302
+12円
K85,245
+10円
K52,603
+6円

※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

金製品の査定では純度と重量が最重視され、K24インゴットは国際相場をそのまま反映します。ジュエリーの場合はブランド刻印やデザイン性が加点要素となり、表面の傷やサイズ直し歴があると減額につながります。

保証書やインゴット証明書を整え、相場が高値圏のうちに店頭へお持ち込みいただくと有利です。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

純度刻印が明確なK24インゴットは国際相場を即時反映し、微細なキズや圧痕があっても重量通りの評価が基本です。ジュエリーは18金以上でブランド刻印とデザイン完存なら追加価値が乗ります。付属品がなくても検量・比重計測で査定は可能ですが、証明書を添付すれば換金スピードと上限額が伸びやすいでしょう。相場が高値圏の今は少量でも計量証明を取っておくと、後日の追加入荷時に同一単価で交渉しやすくなります。保管時は乾拭き後に個別袋へ入れ、酸化膜の発生を抑えてください。

 

金の買取なら「おたからや」

「おたからや」では、インゴット・純金コイン・K18ジュエリー・歪んだスクラップまで、様々な金製品を鑑定し、リアルタイム相場を反映した高水準の査定額をご提示します。

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査定員の紹介

伊東 査定員

  • 趣味

    ショッピング

  • 好きな言葉

    有言実行

  • 好きなブランド

    ハリーウィンストン

  • 過去の買取品例

    おりん、インゴット

初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。

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2025年08月現在金相場は1グラム(17,617円)を記録し歴史的高値で推移しています。
金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
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