ロレックスを全種類まとめて紹介！モデル別特徴と価格帯・見分け方なども解説

「ロレックスが欲しいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない」そんな悩みを抱えていませんか？時計の王様と呼ばれるロレックスには、実に多彩なモデルが存在しており、それぞれに独自の魅力と特徴があります。

この記事では、ロレックスの全種類を分かりやすく分類し、各モデルの特徴や価格帯、見分け方まで詳しく解説します。初心者の方から上級者まで、自分にぴったりの一本を見つけるための完全ガイドとしてお役立てください。

ロレックスの基本的な3つの種類とは

ロレックスは大きく3つのカテゴリーに分類でき、それぞれ異なるコンセプトで開発されています。まずはこの基本分類を押さえることで、自分に合ったモデル選びの指針が見えてくるでしょう。

プロフェッショナルウォッチ（スポーツモデル）の特徴

ロレックスのプロフェッショナルウォッチは、過酷な環境下での使用を想定して設計された実用時計です。ダイビング、登山、レーシングなど、特定の分野で求められる機能を搭載しており、防水性能や耐久性に優れています。

代表的なモデルには、サブマリーナー、デイトナ、GMTマスター、エクスプローラーなどがあり、スポーティで力強い印象が特徴といえます。ステンレススチール製が主流で、日常使いからアクティブなシーンまで幅広く対応するでしょう。

クラシックウォッチ（ドレスモデル）の特徴

ロレックスのクラシックウォッチは、フォーマルなシーンやビジネス用途に適したエレガントなデザインが魅力です。洗練された美しさを追求しており、貴金属やダイヤモンドを使用した高級感のあるモデルが多く展開されています。

デイトジャスト、デイデイト、オイスターパーペチュアルなどが代表例で、文字盤やベゼルのバリエーションが豊富なことも特徴の一つでしょう。時代を超越したタイムレスなデザインで、正装との相性が抜群といえます。

コンプリケーションウォッチの特徴

ロレックスのコンプリケーションウォッチは、時刻表示以外の複雑な機能を備えたモデルです。ロレックスでは、スカイドゥエラーがこのカテゴリーに該当し、GMT機能とアニュアルカレンダー機能を同時に搭載しています。

高度な技術力が要求される分野であり、ロレックスの製造技術の粋を集めた傑作といえるでしょう。機能性とデザイン性を両立させた、時計愛好家垂涎のモデルとなっています。

ロレックスプロフェッショナルウォッチの種類一覧とスポーツモデルの魅力

実用性と堅牢性を追求したプロフェッショナルウォッチは、ロレックスの中でも特に人気が高いカテゴリーです。各モデルの特徴と用途を詳しく見ていきましょう。

サブマリーナーはダイバーズウォッチの代表格

1953年に誕生したロレックスサブマリーナーは、本格的なダイバーズウォッチとして開発された歴史あるモデルです。現行モデルは300m防水を誇り、逆回転防止ベゼルによって潜水時間を正確に測定できます。

シンプルで視認性の高い文字盤デザインは、水中でも時刻を瞬時に読み取ることが可能です。ブラック、グリーン、ブルーのベゼルカラーが用意されており、それぞれに熱狂的なファンが存在します。厚すぎないケース設計により、スーツスタイルにも違和感なく合わせられるのが人気の理由の一つといえます。

サブマリーナーとサブマリーナーデイトの違い

ロレックスサブマリーナーには、日付表示のないベーシックなモデルと、3時位置に日付表示を備えたデイトモデルが存在します。ベーシックモデルは文字盤がすっきりとしており、よりシンプルな印象を与えるでしょう。

一方、デイトモデルは実用性が高く、日常使いに便利な機能を備えています。価格差は約20万円程度で、どちらも同様の防水性能と精度を持っているため、選択は個人の好みと用途によって決まるといえます。

価格帯と人気カラー

ロレックスサブマリーナーの価格帯は、ステンレススチールモデルで約120万円から150万円となっています。最も人気が高いのはブラックベゼル・ブラック文字盤の組み合わせで、どんなスタイルにも合わせやすい汎用性の高さが評価されています。

グリーンベゼルモデルは「ハルク」の愛称で親しまれ、個性的な印象を求める方に支持されているモデルです。ブルーベゼルモデルは比較的新しく、上品で洗練された雰囲気が魅力といえます。

ロレックスデイトナはクロノグラフの最高峰

ロレックスコスモグラフデイトナは、モータースポーツのために開発されたクロノグラフウォッチです。1963年の誕生以来、レーシングドライバーや時計愛好家から絶大な支持を受けています。

タキメーターベゼルにより、平均速度の測定が可能で、モータースポーツシーンでの実用性を追求しています。3つのサブダイヤルが織りなす文字盤デザインは、機能美を体現した傑作といえるでしょう。現在でもロレックスの最も入手困難なモデルの一つとして知られ、正規店での購入には長期間の待機が必要となっています。

デイトナの歴史と魅力

デイトナの名前は、アメリカフロリダ州のデイトナインターナショナルスピードウェイに由来しています。ロレックスが同サーキットの公式タイムキーパーを務めていたことから、この名前が付けられました。

初期モデルは手巻きムーブメントでしたが、1988年からは自動巻きとなり、現在まで進化を続けています。精密なクロノグラフ機能と優美なデザインの融合が、多くの時計愛好家を魅了し続けている理由といえます。

ステンレス・ゴールドモデルの価格差

ステンレススチール製ロレックスデイトナの定価は約170万円ですが、市場価格は300万円を超えることも珍しくありません。一方、18Kゴールドモデルは定価で約400万円からとなり、プラチナモデルでは600万円を超える価格設定となっています。

ステンレスモデルの人気が特に高く、投資価値の観点からも注目されているでしょう。ゴールドモデルは華やかさと重厚感を兼ね備え、特別な場面での着用に適しているといえます。

ロレックスGMTマスターIIはパイロットウォッチの進化系

ロレックスGMTマスターIIは、国際線パイロットのために開発された2タイムゾーン表示機能を持つモデルです。24時間針と回転ベゼルにより、3つの異なる時刻を同時に確認できる実用的な機能を備えています。

現代のグローバル社会において、海外出張や旅行が多い方にとって非常に便利な機能といえます。エアラインとの密接な関係から生まれた実用性と、カラフルなベゼルによる個性的なデザインが融合した魅力的なモデルとなっています。

ベゼルカラーの種類と愛称

ロレックスGMTマスターIIの大きな魅力は、多彩なベゼルカラーバリエーションです。赤と青の組み合わせは「ペプシ」、青と黒は「バットマン」、緑と黒は「スプライト」、茶と黒は「ルートビア」など、親しみやすい愛称で呼ばれています。

これらの愛称は時計愛好家の間で定着しており、それぞれに熱狂的なファンが存在するでしょう。ロレックスはカラーによって印象が大きく変わるため、自分のスタイルに合った色選びが重要になります。

実用性とデザイン性の両立

GMTマスターIIは機能性を重視しながらも、美しいデザインを実現している点が高く評価されています。セラミック製ベゼルの採用により、傷つきにくく色褪せしない美しさを長期間保てるでしょう。

また、独立して調整可能な時針により、タイムゾーンの変更が簡単に行えるのも実用的な特徴といえます。

ロレックスエクスプローラー

ロレックスエクスプローラーは、探検家や冒険家のために開発されたシンプルなデザインが特徴のモデルです。過酷な環境下でも正確な時刻を刻み続ける信頼性と、視認性を最優先に考えた機能的なデザインが魅力的。

3、6、9時位置の大きなアラビア数字と、夜光塗料を施したインデックスにより、どんな環境でも時刻を瞬時に読み取れます。装飾を排したミニマルなデザインは、時計本来の機能美を体現しており、多くの時計愛好家から愛され続けているといえます。

エクスプローラーIとIIの使い分け

エクスプローラーIは36mmまたは40mmケースのシンプルな3針時計で、日常使いに最適なサイズ感が特徴です。一方、エクスプローラーIIは42mmケースで24時間針と固定ベゼルを備え、より本格的な探検用途に対応しています。

IIは洞窟探検などで昼夜の判別が困難な環境を想定して開発されました。普段使いならI、アウトドアでの本格使用ならIIという使い分けが一般的でしょう。どちらも高い実用性を誇りますが、用途に応じて選択することが大切といえます。

ビジネスシーンでの人気理由

エクスプローラーがビジネスシーンで高い人気を誇る理由は、そのシンプルで上品なデザインにあります。過度な装飾がないため、スーツスタイルに自然に溶け込み、相手に不快感を与えることがないでしょう。

また、ロレックスブランドの持つステータス性を控えめに表現できる点も、ビジネスパーソンに支持される理由の一つといえます。サテン仕上げを中心とした落ち着いた質感も、ビジネスシーンでの着用に適しています。

ロレックスシードゥエラー・ディープシー

シードゥエラーシリーズは、サブマリーナーを上回る極限の防水性能を誇るプロフェッショナルダイバーズウォッチです。シードゥエラーは1,220m防水、ディープシーは3,900m防水という驚異的な性能を備えています。

ヘリウムエスケープバルブの搭載により、飽和潜水にも対応可能でしょう。厚みのあるケース設計は実用性を重視した結果であり、本格的なダイビングでの使用を想定しています。プロダイバーや海洋研究者など、海の専門家に愛用されているモデルといえます。

ロレックスヨットマスター

ヨットマスターは、サブマリーナーをベースにラグジュアリー要素を加えたモデルです。セーリングやヨットクルージングを想定して開発され、100m防水を備えながらも、貴金属の使用により高級感を演出しています。

両方向回転ベゼルは航行時間の計測に便利で、マリンスポーツでの実用性も確保されているでしょう。ポリッシュ仕上げの多用により、スポーツウォッチでありながらドレッシーな印象も与えることができる、バランスの取れたモデルといえます。

ロレックスエアキング

ロレックスエアキングは1940年代から続く長い歴史を持つモデルで、英国空軍パイロットに向けて開発されました。現行モデルは40mmケースにミルガウスと同等の耐磁性能を備え、飛行時に遭遇する磁場の影響を受けにくい設計となっています。

特徴的なアラビア数字のインデックスと航空機の計器を思わせるデザインが、パイロットウォッチとしてのアイデンティティを表現しているでしょう。比較的手頃な価格でロレックスの歴史を感じられる、魅力的なモデルといえます。

ロレックスのクラシックウォッチの種類一覧

フォーマルシーンに映えるクラシックウォッチは、ロレックスの技術力とデザイン性が融合したコレクションです。バリエーション豊富なラインナップから、お気に入りの一本を見つけていきましょう。

デイトジャストはロレックスの象徴

デイトジャストは1945年に誕生したロレックスの代表作で、現在でも最も多くの人に愛用されているモデルです。午前0時に瞬時に日付が切り替わるデイトジャスト機構は、当時としては革新的な技術でした。

クラシックで洗練されたデザインは時代を超越しており、ビジネスからフォーマルまで幅広いシーンで活躍するでしょう。豊富なバリエーションにより、個性に応じた選択が可能で、一生使える時計として多くの方に選ばれています。

サイズ展開と選び方のポイント

デイトジャストは28mm、31mm、36mm、41mmの4サイズ展開で、手首のサイズや好みに応じて選択できます。28mmと31mmは主に女性向け、36mmは男女兼用、41mmは男性向けとされていますが、近年は性別にとらわれない選び方が増えているでしょう。

手首が細い方や上品な印象を求める方は36mm、存在感を重視する方は41mmがおすすめといえます。ケースの厚みも考慮し、袖口への収まりも確認して選ぶことが大切です。

ベゼル・文字盤の豊富なバリエーション

デイトジャストの魅力は、ベゼルと文字盤の組み合わせによる豊富なバリエーションです。ベゼルは滑らかなベゼル、フルーテッドベゼル、ダイヤモンドベゼルから選択でき、それぞれ異なる印象を与えるでしょう。

文字盤はブラック、ホワイト、ブルー、シルバーなどの定番色から、シェルやダイヤモンド装飾まで多彩となっています。素材もステンレススチール、ゴールド、コンビネーションがあり、組み合わせ次第で自分だけの一本を見つけることができるといえます。

ロレックスデイデイトは最高峰の貴金属モデル

デイデイトはロレックスの最高峰に位置するモデルで、ケース素材には18Kゴールドまたはプラチナのみが使用されています。12時位置にフルスペルの曜日表示、3時位置に日付表示を備え、他のモデルにはない独特の機能を持っているでしょう。

歴代アメリカ大統領に愛用された歴史から「プレジデントウォッチ」とも呼ばれ、成功者の象徴として認識されています。最高級の素材と職人技術が結集した、まさにロレックスの威信をかけたモデルといえます。

プレジデントブレスレットの魅力

デイデイト専用に開発されたプレジデントブレスレットは、3列のしなやかなリンクが特徴的な最高級ブレスレットです。装着感の良さと上品な輝きにより、腕元に格別の存在感をもたらすでしょう。

隠れたクラスプにより、外観を損なうことなく安全性も確保されており、ゴールドまたはプラチナの重量感と相まって、他のブレスレットでは味わえない特別な装着感を提供するといえるでしょう。このブレスレットだけでも十分な価値を持つ、芸術品レベルの仕上がりとなっています。

ステータス性と投資価値

デイデイトは単なる時計を超え、社会的地位の象徴として機能する側面があります。貴金属のみを使用した希少性と、ロレックス最高峰というブランド価値により、長期的な投資価値も期待できるでしょう。

• おたからや査定員のコメント

ロレックスオイスターパーペチュアルは原点にして頂点

オイスターパーペチュアルは1931年に誕生したロレックスの原点であり、現在でも基幹モデルとして製造され続けています。防水ケースと自動巻き機構という、ロレックスの基本技術を体現したシンプルなモデルでしょう。

装飾を排したピュアなデザインは、時計本来の美しさを表現しており、どんなスタイルにも合わせやすい汎用性を持っています。手頃な価格でロレックスの品質を体験できる、エントリーモデルとしても人気があるといえます。

ロレックス1908は新世代のドレスウォッチ

2023年に発表された1908は、ロレックスが商標登録した年にちなんで命名された新しいドレスウォッチです。薄型ケースと革ベルトを採用し、従来のロレックスとは異なる洗練されたデザインが特徴でしょう。

シースルーバックによりムーブメントを鑑賞でき、時計愛好家の心を掴む仕様となっています。クラシカルでありながら現代的な要素も取り入れた、新時代のロレックスを象徴するモデルといえます。

レディースロレックスの種類とは

ロレックスは男性のイメージが強いかもしれませんが、女性向けのエレガントなモデルも数多く展開されています。サイズや装飾の違いを理解して、最適な一本を選んでいきましょう。

レディデイトジャスト定番の女性用モデル

ロレックスレディデイトジャストは、女性の手首に合わせて設計された28mmケースが特徴のモデルです。デイトジャストの機能と品質を保ちながら、より繊細で上品なデザインに仕上げられているでしょう。

文字盤にはダイヤモンドインデックスやフルーテッドベゼルなど、女性らしい華やかな装飾が施されたモデルも豊富に用意されています。ビジネスシーンからパーティーまで、あらゆる場面で女性の魅力を引き立てる、定番の女性用ロレックスといえます。

ロレックスオイスターパーペチュアル（小径サイズ）

28mmと31mmサイズのロレックスオイスターパーペチュアルは、シンプルなデザインを好む女性に人気のモデルです。男性モデルと同様の品質と機能を小さなケースに凝縮し、女性の手首に美しく収まるサイズ感を実現しているでしょう。

カラフルな文字盤バリエーションも豊富で、ターコイズやピンクなど、個性的な色選択も可能となっています。カジュアルからビジネスまで、幅広いスタイルに合わせやすい汎用性の高さが魅力といえます。

ロレックスダイヤモンド装飾モデルの魅力

ロレックスのレディースモデルには、ダイヤモンドを贅沢に使用した豪華なモデルも多数ラインナップされています。ベゼルダイヤ、文字盤ダイヤ、インデックスダイヤなど、様々な箇所にダイヤモンドを配置し、究極の華やかさを演出するでしょう。

ロレックスの価格帯別分類予算に応じた選び方

ロレックスの価格は素材やモデルによって大きく異なります。予算に応じてどのようなモデルが選択できるのか、価格帯別に整理してご紹介していきましょう。

エントリーレンジ（100万円台）

100万円台で購入できるロレックスには、オイスターパーペチュアルやエアキングなどがあります。これらのモデルはロレックスの基本的な品質と技術を体験できる入門モデルとして位置づけられているでしょう。

シンプルなデザインながら、ロレックスならではの精度と耐久性を備えており、初めてのロレックスとして多くの方に選ばれています。中古市場では、コンディションの良いデイトジャストやエクスプローラーも100万円台で見つけることができ、選択肢が広がるといえます。

ミドルレンジ（200-500万円）

200万円から500万円の価格帯には、最も人気の高いスポーツモデルが含まれます。サブマリーナー、GMTマスター、エクスプローラー、デイトジャストなどの定番モデルがこの範囲に収まるでしょう。

ステンレススチール製のスポーツモデルは特に人気が高く、市場価格が定価を上回ることも珍しくありません。この価格帯では素材やカラーバリエーションも豊富で、自分の好みに合った一本を見つけやすいといえます。投資価値の観点からも注目される価格帯となっています。

ハイエンドレンジ（500万円以上）

500万円を超える価格帯には、貴金属を使用したモデルやコンプリケーションモデルが含まれます。デイデイト、ゴールド製デイトナ、スカイドゥエラーなどがこのカテゴリーに該当するでしょう。

最高級の素材と技術が投入されたこれらのモデルは、ロレックスの技術力とブランド価値を最大限に表現した作品といえます。ダイヤモンドやその他の宝石を使用したモデルでは、1000万円を超える価格設定のものもあり、真の贅沢品として位置づけられています。

ロレックス種類別の見分け方とは

豊富な種類があるロレックスですが、いくつかのポイントを押さえることで簡単にモデルを見分けることができます。実用的な識別方法をマスターしていきましょう。

文字盤のデザインで見分ける方法

ロレックスの文字盤デザインは、各モデルの特徴を最も分かりやすく表す要素です。サブマリーナーは大きな丸いインデックスと逆三角形の12時マーカー、エクスプローラーは3・6・9時のアラビア数字、デイトナは3つのサブダイヤルが特徴的でしょう。

GMTマスターは24時間表示の数字がベゼルに刻まれており、一目でモデルを識別できます。文字盤の色やインデックスの形状、日付表示の有無なども重要な判別ポイントとなるといえます。

ケースサイズとブレスレットの違い

各モデルには標準的なケースサイズが設定されており、これも識別の重要な手がかりとなります。サブマリーナーは41mm、デイトナは40mm、GMTマスターは40mm、エクスプローラーは36mmまたは40mmが一般的でしょう。

ブレスレットもオイスターブレスレットとプレジデントブレスレットの2種類に大別され、デイデイトのみがプレジデントブレスレットを使用しています。ケースの厚みやラグの形状なども、慣れてくると見分けのポイントになるといえます。

ロレックスベゼルの種類と機能

ベゼルの種類と機能は、モデル識別の決定的な要素となり、サブマリーナーは逆回転防止ベゼル、GMTマスターは両方向回転ベゼル、デイトナはタキメーターベゼルが特徴でしょう。

エクスプローラーやデイトジャストは固定ベゼルで回転しません。ベゼルの素材もステンレス、セラミック、貴金属など様々で、モデルの特徴を表しているといえます。これらの特徴を組み合わせることで、正確なモデル識別が可能になります。

回転ベゼルvs固定ベゼル

回転ベゼルを備えるモデルは主に実用性を重視したスポーツウォッチで、経過時間の測定などに使用されます。サブマリーナーの逆回転防止ベゼルは安全性を重視し、GMTマスターの両方向回転ベゼルは利便性を追求しているでしょう。

一方、固定ベゼルのモデルはデザイン性を重視しており、フルーテッドベゼルやダイヤモンドベゼルなど、装飾的な要素が強くなります。ベゼルの機能を理解することで、そのモデルの用途や性格が分かるといえます。

タキメーターベゼルの特徴

デイトナ専用のタキメーターベゼルは、平均速度の測定に使用される特殊な機能です。ベゼル外周に刻まれた数字により、1kmまたは1マイルの距離を走行するのにかかった秒数から、時速を算出できるでしょう。

この機能はモータースポーツでの実用性を考慮して開発されました。タキメーターベゼルの存在により、デイトナは他のロレックスモデルと明確に区別することができ、クロノグラフ機能と合わせてレーシングウォッチとしてのアイデンティティを確立しているといえます。

ロレックスの廃盤モデルも要チェック！希少価値の高い種類とは

現在は生産されていない廃盤モデルの中にも、高い人気と価値を持つものが数多く存在します。投資価値も含めて注目すべきモデルをご紹介していきましょう。

ミルガウス耐磁性能の唯一無二モデル

2023年に生産終了となったミルガウスは、1000ガウスまでの磁場に耐える耐磁性能を備えた唯一のロレックスでした。科学者やエンジニアなど、磁場の影響を受けやすい環境で働く人々のために開発されたモデルです。

特徴的な稲妻型の秒針とグリーンサファイアクリスタル、ブルー文字盤の組み合わせは、他にない個性的なデザインでしょう。生産終了により希少価値が高まっており、中古市場では高値で取引されています。

チェリーニクラシカルなドレスウォッチ

チェリーニは、ロレックスでは珍しい革ベルトを採用したドレスウォッチコレクションでした。薄型ケースとクラシカルなデザインにより、フォーマルシーンに特化した仕様となっていたでしょう。

手巻きムーブメントを搭載したモデルも存在し、ロレックスの技術の幅広さを示すコレクションでもありました。2023年に1908の登場と共に生産終了となりましたが、独特の魅力を持つモデルとして現在でも愛好家から高く評価されているといえます。

初代GMTマスターヴィンテージの魅力

1955年に誕生した初代GMTマスターは、現在のGMTマスターIIの原型となったモデルです。当時の製造技術による独特の風合いと、ベークライト製ベゼルなどの希少な素材使用により、ヴィンテージ市場では非常に高い価値を持っているでしょう。

ペプシカラーの赤青ベゼルは時計界のアイコンとなり、多くの時計メーカーに影響を与えました。コンディションの良い個体は数百万円から1000万円を超える価格で取引されることもあり、投資対象としても注目されているといえます。

ロレックスの文字盤の種類一覧

ロレックスの魅力の一つは、豊富な文字盤バリエーションです。定番からレアなものまで、文字盤の種類と特徴を詳しく解説していきましょう。

ロレックス定番カラー（ブラック・ホワイト・ブルー）

ロレックスブラック文字盤は最もベーシックで人気の高い選択肢で、どんなスタイルにも合わせやすい汎用性が魅力です。ホワイト文字盤は清潔感があり、ビジネスシーンでの使用に適しているでしょう。

ブルー文字盤は近年人気が高まっており、上品でモダンな印象を与えます。これらの定番色は飽きが来にくく、長期間愛用できる安定した選択といえるでしょう。光の当たり方によって表情が変わるサンレイ仕上げも、文字盤の美しさを引き立てる重要な要素となっています。

ロレックス特殊素材（シェル・メテオライト）

ロレックスシェル文字盤は天然の貝殻を使用した文字盤で、一つとして同じ模様のものは存在しません。光の角度によって美しく輝く独特の質感が魅力で、特別感を演出できるでしょう。

メテオライト文字盤は隕石を素材とした極めて希少な文字盤で、宇宙由来の神秘的な模様が特徴です。これらの特殊素材を使用したモデルは生産数が限られており、高い希少価値と投資価値を持っているといえます。所有する喜びと個性の表現において、他に代えがたい魅力があります。

ロレックス装飾文字盤（ダイヤ・ジュビリー）

ロレックスダイヤモンド文字盤は文字盤全面にダイヤモンドを敷き詰めた豪華な仕様で、究極の華やかさを演出します。インデックス部分にのみダイヤモンドを配置したモデルも人気があり、上品な輝きを提供するでしょう。

ジュビリー文字盤（コンピューター文字盤）は「ROLEX」の文字が全面に刻まれた独特のデザインで、ブランドアイデンティティを強く表現しています。これらの装飾文字盤は特別な場面での着用や、自分へのご褒美として選ばれることが多い、プレミアムな選択肢といえます。

まとめ

ロレックスの豊富な種類について、基本的な分類から具体的な見分け方まで詳しく解説してきました。プロフェッショナルウォッチ、クラシックウォッチ、コンプリケーションウォッチという3つの基本カテゴリーを理解することで、自分の用途や好みに合ったモデル選びができるでしょう。

価格帯も100万円台から500万円を超えるモデルまで幅広く、予算に応じた選択が可能です。また、文字盤やベゼルの特徴を覚えることで、様々なロレックスを正確に識別できるようになります。

大切なのは、見た目の美しさだけでなく、自分のライフスタイルや用途に合ったモデルを選ぶことといえます。一生ものの時計として、じっくりと検討して最高の一本を見つけてください。

おたからやでは、ロレックスの専門知識を持った査定士が、お客様の大切な時計を適正価格で査定いたします。売却をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。

・ロレックスのスーパーコピーは見分けがつかない？本物と偽物の比較ポイントを解説

「おたからや」でのロレックスの参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「ロレックス」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像	モデル名	参考買取価格
	ロレックス デイトナ 116509ZER	7,469,300円
	ロレックス デイトナ 116509NR	5,000,200円
	ロレックス エクスプローラーⅠ 1016	3,635,500円
	ロレックス サブマリーナー 1680	2,755,500円
	ロレックス サブマリーナー 116613GLB ブルー	2,409,000円
	ロレックス エクスプローラーⅠ 114270	885,500円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

ロレックスは世界的に高い人気を誇るブランドで、特にデイトナやサブマリーナーといったスポーツモデルは高額査定が期待できます。中でも型番ごとの市場人気は、査定額に最も大きく影響します。限定品や廃盤モデルは希少性が評価され、相場が上がりやすくなります。

次に重要なのは本体の状態です。キズやメンテナンス歴、社外パーツの有無が価格を左右します。さらに、保証書や箱など付属品の有無も評価に関わる要素です。

相場や為替、市場の在庫状況も影響するため、複数の店舗で見積もりを取ることが望ましいです。適正な価格で取引するには、慎重な比較が欠かせません。

• おたからや査定員のコメント

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鑑定書や保証書がない場合でも査定可能なので、買ったまま眠っているロレックスもぜひご相談ください。全国1,400店舗以上の対応力と、世界44カ国との取引ルートにより、最新相場に基づいた納得の価格を実現します。

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