金査定の方法について解説!
買取の流れや査定を
依頼する際の注意点も紹介
※下記の画像は全てイメージです
近年、金相場は上昇傾向にあり
2025年07月23日には金の買取価格が過去最高値の17,683円を記録しました。金の価格高騰を耳にして、手元の金の売却を検討されている方が多いのではないでしょうか。
金を売却する際は、専門の買取業者に査定と買い取りの依頼をするのが一般的です。
この記事では、知っておきたい金査定の方法や買い取りの流れ、査定を依頼する際の注意点について解説します。
2025年8月27日09:30更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
金のレート(1gあたり) | ||
---|---|---|
インゴット(金)17,598円
+105円 |
K2417,382円
+104円 |
K2316,502円
+99円 |
K2215,974円
+95円 |
K21.615,622円
+93円 |
K2014,390円
+86円 |
K1813,199円
+79円 |
K149,991円
+60円 |
K128,407円
+50円 |
K106,999円
+42円 |
K96,295円
+38円 |
K85,239円
+31円 |
K52,600円
+16円 |
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
Contents
金査定を受ける前に知りたい
最新の金価格相場
金は世界共通の資産であり、国の信用リスクがない安全資産として保有されています。
実物資産としてインフレにも強い特徴を持つため、インフレ対策や世界情勢の不安定化への備えとして金への需要は高まる一方です。
2025年の買取価格は、10年前と比べて2倍以上に高騰しています。日々の金の価格変動は大きくなく、安定して高値を継続しているときが売却のベストタイミングといえます。
相場価格(円/g)
【年別】金の買取価格
年 | 最高価格 | 最低価格 | 平均価格 |
---|---|---|---|
2024年 | 15,025円 | 10,310円 | 12,750円 |
2023年 | 10,819円 | 8,579円 | 9,601円 |
2022年 | 8,860円 | 7,244円 | 8,301円 |
2021年 | 7,483円 | 6,413円 | 6,934円 |
2020年 | 7,676円 | 5,648円 | 6,608円 |
2019年 | 5,748円 | 4,797円 | 5,244円 |
2018年 | 5,127円 | 4,487円 | 4,824円 |
2017年 | 5,045円 | 4,677円 | 4,852円 |
2016年 | 4,941円 | 4,365円 | 4,657円 |
2015年 | 5,298円 | 4,428円 | 4,841円 |
2014年 | 5,039円 | 4,252円 | 4,571円 |
2013年 | 5,255円 | 3,978円 | 4,597円 |
金の査定方法はおもに3種類
買取業者への査定依頼は、おもに3種類の方法から選べます。
買取と査定に対応した「店頭査定」「出張(訪問)査定」と、査定のみに対応した「WEB査定」です。
買い取りは基本的に対面の必要があります。ですが、まずは査定のみという方は、WEB査定での査定依頼が手軽でおすすめです。
ここでは、3種類の方法を詳しく紹介します。
店頭査定
店頭査定は、最も一般的な査定方法です。
店舗へ直接出向き、持参した金の査定を依頼します。その場で契約を済ませて現金化できることが最大のメリットといえます。
査定士が対面で査定を行なうため、安心感があります。どのように査定されるかを自分の目で確認でき、不明点もその場で質問しやすいでしょう。そのため、査定に対しての満足感も高くなります。店舗の営業時間内であれば、自分の都合の良い時間に行けることもメリットです。
デメリットは、店舗まで出向かなければならない点が挙げられます。大事なものを外に持って歩きたくないという方は、次に紹介する出張買取がおすすめです。
出張(訪問)査定
出張(訪問)査定とは、買取業者の査定士が自宅などへ訪問して査定を行なう方法です。店頭査定と同様、プロの査定士が依頼主と対面で査定をしてくれます。
店舗が近隣にない場合や、外出時間がなかなか取れない場合に便利な手段です。また、高価な金製品を持ち歩くのが不安、査定対象が重い、といった場合にもおすすめです。
ただし、査定士の訪問時間帯は自宅で待機しておく必要があります。
WEB査定
非対面で査定を希望する方はWEB査定がおすすめです。ホームページ内にあるWEB査定のページから、専用フォームに必要事項を入力して査定依頼をしましょう。
入力項目は、おもに氏名・住所・電話番号・メールアドレスなどの個人情報と、査定する品物の情報および写真などです。写真は必須でない場合もありますが、よりスムーズで正確な査定を受けるためには添付したほうがよいでしょう。
WEB査定はあくまで簡易的ですが、売却の検討段階や店頭・出張での査定依頼に先立って概算を知っておきたい場合などに活用できます。
店頭に行く時間がなかなか取れない、出張査定で自宅への訪問が難しい、といった場合でも大まかな買取価格を知ることができます。
ただし、品物の情報と写真だけの査定では、現物での査定額と大きく異なる可能性があるため注意が必要です。
【5ステップ】
金の買取査定の流れを紹介
査定手順は買取業者によって異なりますが、おもに以下の手順が一般的です。
- 査定士が金製品を査定
- 買取金額の見積もりを提示
- 買い取り希望の場合、本人確認と申込書記入
- 正確な重量の再確認、買取金額の確定
- 即金、または振り込みで代金支払い
金は少量でも高額取引になるため、個室で行なう買取店もあります。
買取査定では「金の純度」が
影響する
金製品は「純度」、すなわち金の含有量によってその価値が決まります。そのため、買取査定において、金の純度は査定額に大きく影響するのです。
金の純度は、「K(カラット)」と24を100%とする「24分率」で表されます。
日本では、純度99.9%以上を「K24」と呼びます。純金の「K24」から数字が小さくなるほど純度が段階的に下がっていきます。
金地金や金貨などでは純金が、アクセサリー類にはほかの金属と合金にして強度を増したK18などがよく用いられます。
下表は金含有率を24分率で表したものです。
純度 | 金含有率 |
---|---|
K24 | 99.9% |
K22 | 91.7% |
K20 | 83.3% |
K18 | 75.0% |
K14 | 58.5% |
K10 | 41.6% |
-
-
×
-
-
=
-
ジュエリー類は宝石の価値が加味されることもある
金に宝石が付いたジュエリー製品の査定では、素材である金の価値と宝石の価値、ブランド価値が査定対象となる場合があります。
買取価格に宝石の価値が加味されるケースもありますが、価値の高い宝石が付いている場合以外は金の重量が査定額を左右することが一般的です。
金査定を依頼する際の注意点
金査定を依頼するにあたって、事前の準備や注意点について解説します。
手数料を確認しておく
金査定を依頼する際にかかる手数料は、査定手数料や出張料です。
業者によっては手数料無料で依頼できるところもあります。そのため、手数料無料の買取業者か、もしくは手数料の低い業者かを確認のうえ、査定依頼をしましょう。手数料が低いほうが、買取価格から引かれる金額を抑えられます。
買取価格の相場をチェックしておく
金の買取価格は日々変動しています。売却のタイミングを逃さないよう相場をチェックしておきましょう。
金は世界情勢が不安定なときに値上がりする傾向があります。そのため、事態が沈静化すると買取価格は下落する可能性があるため、世界の社会情勢にも注目する必要があります。
また、査定依頼に先立って金相場を把握しておくことは、査定額を巡るトラブルの防止にも役立つでしょう。
付属品を準備しておく
宝石が付いた金製品の場合、宝石の保証書や鑑定書・鑑別書などの付属品も一緒に査定に出すと品質を証明してくれます。
付属品があることで、査定の際に宝石の買取価格アップの決め手となる可能性があります。
ただし、このような付属品は、査定に必ずしも必要なものではありません。ブランドジュエリーでない限り、付属品の有無は査定に大きく影響しないことがほとんどです。
軽い汚れは落としておく
金は別の製品にも加工できるため、傷やへこみなどがあっても買取価格への影響は少ないでしょう。
一方、ネックレスや指輪などのアクセサリーは、傷や汚れが買取価格に大きく影響する可能性があります。商品状態は良いに越したことはありません。普段から扱いには気を付けましょう。
しかし、お手入れ方法を誤ると、かえって本来の品質を落としかねません。汚れが気になったときは無理に除去しようとせず、やわらかい布で拭くなど無理のない範囲での手入れにとどめましょう。
税金についてシミュレーションしておく
金などの資産を売却して利益が出た場合、原則として譲渡所得として課税されます。ただし、売却して得られた金額そのものが課税対象ではありません。資産の購入費用や売却の手数料、さらに特別控除50万円を売却益から差し引いた金額が譲渡所得の課税額です。
なお譲渡所得は、金の保有期間によって短期譲渡所得と長期譲渡所得に分かれます。
短期譲渡所得
金の保有期間が5年以内の場合は、短期譲渡所得にあたります。
【短期譲渡所得の計算式】
売却価額-(取得価額+売却費用)-特別控除50万円=課税対象額
長期譲渡所得
金の保有期間が5年を超える場合は、長期譲渡所得にあたります。
【長期譲渡所得の計算式】
{売却価額-(取得価額+売却費用)-特別控除50万円}×1/2=課税対象額
例えば、取得後4年経った日に160万円で売却した金地金の取得価額と売却費用が合わせて100万円だった場合、以下のように短期譲渡所得での計算式を利用します。
- 160万円-100万円-50万円=10万円
これにより、課税対象額は10万円です。
金にかかる税金について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
<関連記事>金の売却にかかる税金は?シミュレーションしてみよう!
身分証明書を用意しておく
金に限らず、買取業者へ品物を売却するには、身分証明書の提示が必要です。
「古物営業法」で、買取業者は買い取る相手の本人確認を義務付けられているためです。
査定に出向いたとしても身分証明書を持っていなければ売却できません。身分証明書として提示可能な書類は、事前に買取業者へ確認しておきましょう。
一般に、本人確認には以下のような書類が使われます。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
- 特別永住者証明書
- 年金手帳
- 個人番号カード(マイナンバーカード)
買取専門店「おたからや」の場合は、以下7つのうちいずれかの身分証明書を使います。
※「おたからや」では、200万円を超える取引では顔写真付きの本人確認書類が必要となります。顔写真がない本人確認書類の場合、各種健康保険証に加え①公共料金の明細②社会保険料領収書③納税証明書のうちいずれか1点の提示が必要です。
金査定のご依頼は買取専門店「おたからや」へ
買取専門店「おたからや」は全国に1,500店舗以上を展開し、経験豊富なプロ査定士が金や金貨の買取査定を実施しています。基本的に付属品は不要で、品物だけでも査定可能です。
買取方法は店頭・出張の2種類からお選びいただけます。事前に概算の査定額を知りたい方は、WEB査定をおすすめします。
査定料や出張料などの手数料はすべて無料で、安心してご利用いただけます。査定結果によって買い取りをしないという判断でも差し支えありません。
「おたからや」では、査定金額に納得いただけた場合、即日契約してその場で現金をお渡し可能です。
気になるお品物がございましたら高価買取おたからやをぜひご利用ください。
おたからやの金査定に関して
よくある質問
ここでは、「おたからや」の金査定に関するよくある質問と回答を紹介します。
Q.おたからやの査定時間はどのくらいかかる?
A.査定する金・金製品の量によって異なりますが、目安としては5~15分程度です。
Q.おたからやでは査定のみでも問題ない?
A.はい。金・金製品の査定のみでもまったく問題ございません。
Q.おたからやの店頭査定は予約が必要?
A.いいえ、ご予約は不要です。お客様のご都合に合わせていつでもご来店いただけます。
Q.おたからやでは付属品がなくても査定してもらえる?
A.はい。付属品がなくても査定は可能です。ご安心してお持ちください。
まとめ
金の査定は店頭・出張のほかWEBでも受けられます。査定額には、金の相場や金の「純度」が大きく影響をおよぼします。
査定依頼をする場合、相場を注視して売却タイミングを見極めることが大切です。また、手数料が低いもしくは無料の買取業者なら、買取価格から引かれる金額が抑えられます。
おたからやは査定料・買取手数料は一切いただいておりません。
売却の際は本人確認書類の提出が求められます。スムーズに売却できるよう、忘れずに持参しましょう。
金の売却をお考えの方は、ぜひ「おたからや」をご利用ください。
おたからやの金買取
査定員の紹介
伊東 査定員

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趣味
ショッピング
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ハリーウィンストン
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過去の買取品例
おりん、インゴット
初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。
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