ダイヤモンドのカットの種類とは?輝きを左右する要素や選び方を徹底解説

ダイヤモンドのカットの種類とは?輝きを左右する要素や選び方を徹底解説

※下記の画像は全てイメージです

「ダイヤモンドのカットってどう選べばいいの?」「ラウンドブリリアントとプリンセスカット、輝き方はどう違うの?」とお悩みではありませんか。

ダイヤモンドのカットは、4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)の中で唯一、職人の技術によって輝きを最大限に引き出せる要素です。同じ重量・同じ色味のダイヤモンドでも、カットの優劣によって見た目の美しさや資産価値が大きく変わります。

本記事では、ダイヤモンドのカットとは何かを明らかにし、評価基準やグレードの違い、ブリリアントやステップ、ミックスなど18種類のカット形状の特徴まで徹底解説します。

婚約指輪やジュエリー選びで後悔したくない方、将来の売却を見据えて賢く購入したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

ダイヤモンドのカットの種類とは?輝きを左右する要素や選び方を徹底解説

Contents

ダイヤモンドのカットとは何か

ダイヤモンドのカットとは何か

ダイヤモンドのカットは原石を多面体へ研磨・成形して光学性能を最大化させる職人技です。具体的にはテーブル(台座)やクラウン(角度)、パビリオン(深さ)の各角度やファセット(寸法、角度、配置)比率を数学的に整え、石内部へ入射した光を上部へ集中的に反射させることを目的としています。

カットが優秀なダイヤモンドは、少ない光量でも強いブリリアンスとファイアを放ち、同じ重量でも視覚的な美しさが大きく向上します。

カットという言葉は「ラウンドカット」「プリンセスカット」のようにシェイプ(形状)名として使われる場合もありますが、本来のカットはプロポーション・ポリッシュ・シンメトリーを総合評価する品質基準のことです。

ダイヤモンドのシェイプがラウンドでもスクエアでも、ファセット角度がわずかにずれると輝きが散漫になり、市場価値が下がります。一方で、重量を少し犠牲にしてでも理想比率に近づけて研磨されたダイヤモンドは、原石以上の市場価値を獲得することもあります。

 

ダイヤモンドのカットが重要な理由

ダイヤモンドのカットが重要な理由

カットは4Cで唯一人為的に改善できる要素であり、光の反射効率を左右して石全体の輝度、色味、視覚サイズ、評価価値を決定します。

理想的な角度に研磨されたダイヤモンドは、入射した光を逃さず上面へ再射出するため、ブリリアンスとファイア(虹色の分散)の両面で美しい輝きを放ちます。

同じカラット数でもカットグレードが高いダイヤモンドは存在感が増し、将来の資産価値も向上するため、購入時に最優先で確認すべき指標です。

 

カットが輝きと明るさを左右する

ダイヤモンドのファセット角度が規格値から外れると、光が側面やキューレット(最下部突起部分)から漏れて灰色がかった印象になり、高カラットや高カラーの価値が活かされません。

優秀なカットは入射光を内部で全反射させテーブル面へ集中させることでまばゆいブリリアンスと豊かなファイアを実現し、動くたびに強烈なシンチレーション(輝きを放つ現象)を生み出して視線を集めます。

照明環境によってファイアが顕著に現れ、フォーマルシーンでも日常使いでも手元を華やかに彩ります。光学理論の粋が込められた研磨こそがダイヤモンドの生命線です。

ダイヤモンドのカットグレードは、GIA(米国宝石学会)が確立した評価基準が世界的なスタンダードです。

 

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参考:GIA(米国宝石学会)

 

カットがサイズ感と投資価値を高める

卓越したカットプロポーションは外形の直径を広げ、同じ重量でも視覚サイズが大きく映るため存在感が際立ちます。

光路長を確保しつつパビリオン側の厚みを最適化することで、ジュエリーとして仕立てた際の指への収まりも良くなり、デイリーからフォーマルまで幅広い用途で活用しやすいのが特徴です。

さらに、市場評価ではカットグレードがリセール価格に強く反映され、エクセレント以上は国際相場で安定した需要を維持します。質流れやオークションでも高値で落札されやすく、長期資産としての信頼性の高さから投資家にも注目されているのが特徴です。

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ダイヤモンドのカットとシェイプ(形状)の違い

ダイヤモンドのカットとシェイプ(形状)の違い

シェイプは外形輪郭を指し、丸・楕円・ハート・長方形などデザイン上の区分です。カットはダイヤモンド内部のファセット配置精度を評価する品質基準であり、同じシェイプでもカットグレードの優劣によって輝き方が劇的に変わります。

ラウンドシェイプのダイヤモンドを2石並べた場合でも、カットグレードが高く理想プロポーションに近い石は、隣の石より強いブリリアンスとファイアを放ち、視覚的に大きく明るく見えます。

誤解を避けるため、宝石商は形状名に「シェイプ」、品質評価に「カット」という用語を使い分けるのが一般的です。

一般のジュエリーカタログでは「プリンセスカット」「エメラルドカット」のようにシェイプ名として「カット」が使われるため、購入時には鑑定書のカットグレード欄を確認してください。

 

ダイヤモンドカットの評価基準

ダイヤモンドカットの評価基準

ダイヤモンドのカットグレードは、プロポーションやポリッシュ、シンメトリーの3要素を総合し、GIA(米国宝石学会)などの国際鑑定機関がエクセレントからプアまでの5段階で格付けする品質指標です。

鑑定機関は光学シミュレーションとさまざまな実測値を突き合わせ、プロポーション・研磨・対称性それぞれの偏差を総合判定します。

 

プロポーション

テーブルサイズ比率・クラウン角度・パビリオン深さなどの幾何値が理想モデルに近いほど光は漏れず上方へ戻り、強いブリリアンスが得られます

特にテーブルと深さは反射効率に直結し、許容範囲を逸脱するとエクセレントは取得できません。鑑定書では数値だけでなく縦横比やガードル厚も確認し、光線追跡図で光漏れ領域の有無を見極めると選別精度が高まります。

プロポーションの評価方法は、GIA(米国宝石学会)が定めるカット評価の主要要素として世界的に採用されています。

 

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参考:GIA(米国宝石学会)

 

研磨(ポリッシュ)

研磨評価はファセット表面の微細傷・研磨線・ナチュラル残留の有無を顕微鏡で判定します。ミクロレベルの凹凸は光の散乱と艶が消える状態を招き、プロポーションが理想でも評価が1段階下がることがあります。

宝石上部からの観察では確認しづらい欠陥も多いため、鑑定書で詳細を確認する必要性が高く、3EXを狙うなら「ポリッシュEX」の記載を必ず確認しておきたいところです。

 

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対称性(シンメトリー)

対称性はファセット配置の中心ずれや角度誤差、テーブルとキューレットのオフセンターを測定し、ハート&アロー(ハート&キューピッド)の形成精度にも大きく影響します。

ダイヤモンドのファセット配置において、本来そろうべき軸や位置がわずかにズレる「ミスアライメント」があるだけでも光の通り道が乱れ、ブリリアンスが減衰するため注意が必要です。エクセレント評価を取得するには、厳格なカット精度が求められます。

ハート&アロースコープで先端全体が均一に揃う石は、シンメトリーが良好と判断できるでしょう。

 

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  • おたからや査定員のコメント
岩松

テーブル径・深さ比率が理想域に収まり、ポリッシュとシンメトリーがEX評価で揃ったダイヤモンドは、光漏れが最小化され眩いブリリアンスを放ちます。研磨線やオフセンターが僅かでも輝度を損なうため、3EX表記とハート&アローの完璧な均整を必ず確認すれば、資産価値と視覚美を同時に享受できます。

 

ダイヤモンドカットのグレード

ダイヤモンドカットのグレード

カットグレードは、輝きの質と資産価値を左右するため、購入時も売却時も最重要チェックポイントです。本章では各等級の光学特性と市場プレミアの違いを整理し、賢い選び方を解説します。

 

五段階グレードの概要

鑑定書に記載されるダイヤモンドのカット等級は、以下の5段階で格付けされています。各グレードの特徴と用途を表にまとめました。

グレード 評価名 特徴 推奨用途
EX エクセレント 理想プロポーションからの誤差が極小。希少性が高い 婚約指輪・高級ジュエリー・投資用
VG ベリーグッド 肉眼で輝き差を感じにくい良質帯。コストパフォーマンスに優れる 婚約指輪
G グッド 光漏れが増え、見映えがやや落ちる 日常使いジュエリー・予算重視の購入
F フェア プロポーションの偏りが目立ち、輝きが鈍い コスト最優先の購入
P プア 光学性能が低く、輝きがほとんど感じられない 工業用途(切る・削る・磨く・穴をあける)

資産価値やブライダル用途を重視する場合は、ベリーグッド(VG)以上のカットグレードが選ばれる傾向にあります。フェア以下のグレードは輝きが弱く、リセール時の評価にも影響するため、購入目的に合わせて慎重に検討しましょう。

カットグレードの詳細な考え方や評価のポイントは、GIA(米国宝石学会)の解説も参考にしてください。

 

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参考:GIA(米国宝石学会)

 

トリプルエクセレントとH&C

プロポーション・ポリッシュ・シンメトリーすべてがEX評価のダイヤモンドは「トリプルエクセレント(3EX)」と呼ばれ、希少性プレミアが加算されます。

対称性が極めて高いダイヤモンドは、特殊スコープで観察すると矢とハートの像が浮かび上がり、「ハート&キューピッド(H&C)」として追加評価を獲得します。

高級ブランドの婚約指輪では3EX H&Cを基準採用することも多く、資産性と審美性を両立した最上位選択肢です。

 

グレード別輝き差と選び方

エクセレントとベリーグッド(VG)の輝き差は、室内照明下では見分けづらいものの、自然光やスポットライトの下では光線集中度とシンチレーション密度に違いが現れます

カットグレードがグッド以下のダイヤモンドは、パビリオン側面からの光漏れが増え、石内部に暗い領域が広がってシルエットがぼやける傾向があります。

ダイヤモンドを購入する際は用途と予算を明確にし、婚約指輪にはエクセレントまたはトリプルエクセレント(3EX)、ファッションジュエリーにはベリーグッド(VG)など、目的に合わせてカットグレードを選定してください。

 

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ダイヤモンドのカットを選ぶポイント

ダイヤモンドのカットを選ぶポイント

ダイヤモンドのカットを選ぶ際は、用途・予算・デザインの好みを明確にしてから検討することが大切です。婚約指輪なのかファッションジュエリーなのか、また将来的に売却を視野に入れるかどうかで最適なカットグレードやシェイプが変わります。

カット選びで失敗しないためには、鑑定書の読み方を理解し、実物を見比べることも欠かせません。以下では、目的別の選び方と確認すべきポイントを具体的に解説します。

 

婚約指輪にはトリプルエクセレントがおすすめ

婚約指輪用のダイヤモンドには、プロポーション・ポリッシュ・シンメトリーすべてがエクセレント評価の「トリプルエクセレント(3EX)」を選ぶと間違いがありません。婚約指輪は一生身につけるジュエリーであり、最高の輝きを放つダイヤモンドを選ぶことで、長く愛着を持てるからです。

さらにハート&キューピッド(H&C)認定を受けたダイヤモンドは、対称性が極めて高く、特殊スコープで見ると美しいハートと矢の模様が浮かび上がります。

ブライダルブランドでも3EX H&Cを採用しているケースが多く、資産価値と見た目の美しさを両立した選択といえます。

 

ファッションジュエリーはベリーグッドでも十分

普段使いのファッションジュエリーであれば、カットグレードが「ベリーグッド(VG)」のダイヤモンドでも十分な輝きを楽しめます。ベリーグッド(VG)とエクセレントの輝き差は、室内照明下では肉眼でほとんど判別できないレベルだからです。

ベリーグッド(VG)を選ぶメリットは、価格を抑えながらも高品質な輝きを得られる点です。浮いた予算をカラットやデザインに回すことで、より存在感のあるジュエリーを手に入れられます。

 

鑑定書で必ず確認すべき3つの項目

ダイヤモンドを購入する際は、GIA(米国宝石学会)やCGL(中央宝石研究所)などの信頼できる鑑定機関が発行した鑑定書を必ず確認してください。鑑定書がないダイヤモンドは、品質の裏付けがなく、将来の売却時にも不利になります。

鑑定書で確認すべき項目は「カットグレード」「ポリッシュ」「シンメトリー」の3つです。カットグレード欄にはエクセレントからプアまでの評価が記載されており、ポリッシュとシンメトリーも同様に5段階で格付けされています。

3項目すべてがエクセレントであれば「トリプルエクセレント(3EX)」と呼ばれ、最高品質の証です。

 

ダイヤモンドのカットの種類

ダイヤモンドのカットの種類

ダイヤモンドのカットは大きくブリリアント、ステップ、ミックスの3系統に分類され、各系統が輝き・透明感・重量歩留まり・デザインの個性を左右します。

ここでは市場流通の主要18シェイプを体系的に整理し、それぞれに最適なシーンや選択指針を具体的に示し、後悔しない購入判断を後押しするための基礎知識を提供します。

 

ブリリアントカット

ブリリアントカット系統は、57~58面の三角形や凧形のファセットで構成され、光を上面へ集中させることで最強クラスの輝きを生み出します。ブリリアント系統に属する代表的なシェイプの特徴を以下にまとめました。

シェイプ名 特徴 おすすめ用途
ラウンドブリリアント どの方向から見ても均質に輝く標準形。リセールバリューが高い 婚約指輪・投資用・あらゆるジュエリー
オーバル 指を細長く見せる視覚効果。テーブル面積が広く存在感がある リング・ネックレス
ペアシェイプ 涙滴形で縦装着すると指先がスラリと見える リング・ネックレス・イヤリング
マーキース 舟形で同重量の中でテーブル面積が最大級。存在感抜群 個性派リング・ヴィンテージ調リング
ハート 愛を象徴するアイコニックなシルエット。ギフトに最適 プレゼント用ジュエリー
クッション 丸みを帯びた四角形でアンティークとモダンを両立 婚約指輪・ヴィンテージ調リング

ブリリアントカット系統のダイヤモンドは、動きに合せて輝きが変化するため、婚約指輪やハイジュエリーに最適です。再販価値も高水準を維持しており、資産としての魅力も備えています。

 

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ラウンドブリリアントカット

ラウンドブリリアントは57~58面体で光学理論が最適化された現在の標準形です。どの方向から見ても均質に輝き、ファイア(虹色の分散)とシンチレーション(輝きを放つ現象)のバランスが卓越します。

カットグレードが価格へ直結するため、エクセレント評価以上の石はリセールバリューも高水準です。原石と仕上がり時の重さの比率である歩留まり低下を許容しても最高の輝きを望む婚約指輪層からコレクターまで幅広い支持を集め、総合力では他の追随を許しません。

さらに加工技術の進化で極めて精密なプロポーションと対称性を持つスーパーアイディアルやハート&アローなど精密対称型も登場し、究極の輝きを求める市場を牽引しています。

 

オーバルカット

オーバルカットはラウンド配列を楕円形に最適化し、指を細長く見せる視覚効果が特長です。同カラットのラウンドよりテーブル面積が広く、視覚上のサイズ感が得られます。中央に現れやすいボウタイ(暗い影)の濃淡を実物で確認すると、光のムラを避けやすくなります。

柔和なラインはエレガントさとカジュアルさを兼備し、ネックレスやリングの向きで雰囲気が変わるため実用性も高いシェイプです。価格はラウンドより手頃で、コストパフォーマンス重視の方からも支持されています。

プロング(宝石を固定する爪)の配置を工夫したり、メインストーンを小さな石で囲む「ハローセッティング」を採用してガードル(縁)を保護したりすることで耐久性が向上し、普段使いにも適したジュエリーになります。

 

ペアシェイプ

ペアシェイプは涙滴形の端正なフォルムが特徴で、縦向き装着で指先をスラリと演出します。ブリリアントファセット由来の華やかな輝きを放ちつつ、丸側を下にする逆装着でモダンな印象にも変化可能です。

ボウタイ(暗い影)や左右非対称が価値を左右するため実物確認が必須で、先端を保護するV字プロングが欠け防止の鍵です。ドロップネックレスにすると胸元に縦のラインを作り、スタイルアップ効果が期待できます。

ファンシーカラーダイヤモンドでは色の濃淡にグラデーションが生まれやすく、独特の表情が魅力です。投資家にも評価されています。

 

マーキースシェイプ

マーキースシェイプは舟形シルエットが手元を細長く見せ、上品かつ大胆な存在感を放ちます。同重量でテーブル面積が最大級になるため、見映えの良さがコスト面でも優位です。先端両側にボウタイ(暗い影)が出やすいので対称性と明暗チェックが重要で、保護プロングの有無も耐久性を左右します。

ルイ15世の王妃の唇を模したという由来がロマンティックなストーリーを添え、ヴィンテージ調デザインでも現代的なハローでも映える万能さがあります。鮮やかなファンシーカラーとの相性も良く、個性派ジュエリーに最適です。

 

ハートシェイプ

ハートシェイプは愛を象徴するシルエットで、ギフトジュエリーとして不動の人気を誇ります。中央の切れ込み深度と左右カーブの対称性が美観を左右し、V字プロングで先端を保護すると日常使いの耐久性が向上します。

ブリリアント面配置により輝きは華やかで、ラウンドに比べ価格が抑えめな点も魅力です。リングではセンター配置、ネックレスでは横向きアレンジなど多彩なセッティングが可能で、個性表現に適しています。

ファンシーカラーのピンクやカナリアイエローは愛らしい雰囲気を強調し、コレクター市場でも安定した人気を誇ります。

 

クッションシェイプ

クッションシェイプは丸みを帯びた四角形で、アンティークとモダンを橋渡しする柔らかな輝きが魅力です。オールドマインカットを起源としながら、現代は面数を増やしたモディファイド版が主流で、ブリリアントの輝きとクラシックな輪郭を両立します。

角が欠けにくく日常使いにも適し、大粒石でも指になじみやすい点が支持される理由です。ハローセッティングと好相性で、ヴィンテージ調コーディネートにも自然に溶け込むでしょう。ファンシーカラーダイヤモンドでは彩度を引き立てる効果があり、イエローやピンクの婚約指輪を望むカップルにも選ばれています。

 

ステップカット

ステップカットはクラウンとパビリオンに平行な大面を階段状に配置し、鏡面のような落ち着いた光帯を生み出します。ファセット数が少なく原石の透明度が際立つため、高クラリティ石ほど価値が向上します。

重量歩留まりが良く価格効率に優れ、大粒石でも指から突出せずスタイリッシュに装え、スーツスタイルとも好相性です。

 

エメラルドカット

エメラルドカットは四隅を切り落とした長方形(八角形)に段状ファセットを配し、結晶内部をガラスのように映し出す清廉な光帯が魅力です。透明度がそのまま見えるためVS以上を選ぶと格調が際立ちます。

重量歩留まりが良く価格効率に優れるほか、厚みが浅めでも面積が広く見えるため存在感も十分です。控えめな輝きがスーツスタイルやシンプルジュエリーと好相性で、知的な印象を与えます。四隅の切り落としが欠けを防ぎ、維持費も抑えられる点も長期愛用者のメリットです。

 

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その他のステップカット

スクエアカット(キャレカット)は正方形のステップファセットが特徴で、同心円状の光線が幾何学的な美を演出します。複数石を並べたエタニティリングでグラフィカルな輝きを作り出し、アールデコ調デザインとの相性が抜群です。

バゲットカットは細長い長方形に2~3段のステップ面を設け、鏡面のような直線光を放つシンプルなカットです。脇石としても活躍し、複数石を並べたデザインのエタニティで真価を発揮します。

 

ミックスカット

ミックスカットはクラウンとパビリオンで異なる面構成を採用し、ブリリアントの輝きとステップの透明感を両取りします。歩留まりが高くコストパフォーマンスに優れるため、近年メゾン各社が新作に積極採用しています。

 

プリンセスカット

プリンセスカットは正方形クラウンにステップとブリリアントを融合したミックス系で、直線的な輝きと高歩留まりを両立します。尖った四隅をV字プロングで補強すると耐久性が向上し、エンゲージやエタニティリングで人気です。

ファセット数が多くインクルージョン(内包物や異物)が目立ちにくいため、カラーやカラットに予算を振りやすいメリットがあります。シャープな輪郭がモダンで、幾何学的デザインのジュエリーと好相性です。

 

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ラディアントカット

ラディアントカットは角落しを施した長方形または正方形シェイプにブリリアント面を全面配置し、ステップの透明感とブリリアントの輝きを融合します。角が欠けにくく実用性が高いためデイリーリングに適し、ファンシーカラーダイヤモンドの彩度を高める効果も大きいことからカラーダイヤ市場で重用されています。

歩留まりが良好でラウンドより価格が抑えられるうえ、ハローやバゲット(長方形のカット)とのコンビネーションで多彩なデザインが楽しめるでしょう。視覚的なサイズ感も大きく、同カラットでも存在感を重視したいユーザーにおすすめです。

 

ダイヤモンドカットの歴史と進化

ダイヤモンドカットの歴史と進化

ダイヤモンドのカット技術は、14世紀のヨーロッパで始まり、約700年の歴史の中で劇的な進化を遂げてきました。初期のカットは原石の形をわずかに整える程度でしたが、光学理論の発展とともに、輝きを最大化するための数学的に計算されたカットが生まれています。

カットの歴史を知ることで、アンティークジュエリーの魅力や現代のカット技術の優位性をより深く理解できます。

 

ポイントカットからテーブルカットへ

14世紀に登場した「ポイントカット」は、ダイヤモンド原石の八面体をそのまま研磨した最も原始的なカットです。当時は研磨技術が未発達で、原石の自然な形を活かす方法しかありませんでした。

15世紀になると、原石の頂点を平らに削った「テーブルカット」が誕生します。テーブルカットは光の入射面を広げ、ダイヤモンドの透明感を引き出す画期的な技法でした。現在でもアンティークジュエリーにはテーブルカットのダイヤモンドが見られ、独特の落ち着いた輝きがコレクターから評価されています。

 

ローズカットの流行と衰退

16世紀に登場し、18世紀から19世紀にかけて流行した「ローズカット」は、平らな底面とドーム状の上部を持つカットで、ファセット数は3面から24面まで多様なバリエーションがありました。ローズカットはキャンドルの灯りの下で柔らかく光を放ち、当時の宮廷ジュエリーに多用されました。

19世紀にブリリアントカットが普及すると、ローズカットは次第に衰退しました。しかし近年、ヴィンテージジュエリーブームの影響でローズカットの人気が再燃しており、個性的なデザインを求めるユーザーから注目を集めています。

 

オールドマインカットからラウンドブリリアントへ

17世紀末から18世紀初頭に登場した「オールドマインカット」は、クッション形の輪郭に58面のファセットを配置したカットで、現代のブリリアントカットの原型となりました。オールドマインカットは手作業で研磨されたため、一つひとつに職人の個性が表れる温かみのある輝きが特徴です。

1919年、ベルギーの数学者マルセル・トルコフスキーが光学理論に基づいた理想的なプロポーションを発表し、「ラウンドブリリアントカット」が確立されました。

トルコフスキーの計算により、ダイヤモンドに入射した光を最大限に反射させる角度が科学的に証明され、現在の評価基準の礎となっています。

 

ダイヤモンドのカットと買取価格への影響

ダイヤモンドのカットと買取価格への影響

カットは4Cで唯一、人の手で品質を高められる指標であり、査定ではサイズや色以上に価格差を生むことがあります。トリプルエクセレント(3EX)やハート&キューピッドは需要が高く、同条件の石と比べて数割高い査定が付く例もあります。

反対に重量を優先し深さや角度が理想から外れたフェア以下の石は輝きが弱く、流通速度が遅れるため買取額が大幅に下がります。将来のリセールを意識するなら、高グレードのカットを選び鑑定書を保管しておくことが最良の保険になります。

 

高品質カットは買取査定でプラス評価に

エクセレントやトリプルエクセレント(3EX)に加え、ハート&キューピッド判定を受けたラウンドブリリアントは輝きが圧倒的で、実際の需要が常に高水準です。

買取店側も回転率を見込めるため仕入れを強化しており、同グレードのカラーやクラリティより数百分の一カラット単位で高値が付く傾向があります。

またファンシーカットでもプロポーションとシンメトリーがベリーグッド(VG)以上であれば海外オークション需要が見込めるため、査定額が一気に跳ね上がる場合も。鑑定書にカット詳細が明記されている石は透明性が高く、買い手が安心できる点も評価アップにつながります。

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低品質なカットは評価が伸び悩む

フェア以下のカットは重量を残すためにプロポーションを犠牲にしている場合が多く、光が漏れ輝きが鈍く見えるため店頭での回転率が落ちます。その結果、買取店は再販リスクを考慮して提示額を抑える傾向があります。

特にテーブルが広すぎる石やパビリオンが浅い石は実サイズより大きく見えても輝きが不足し、「サイズに対して輝きが見合っていない」と評価されやすい点に注意が必要です。さらにシンメトリー不良による歪みはブライダル市場で敬遠されやすい傾向にあります。

買い叩かれる要因となるため、売却を視野に入れるなら購入段階でカットグレードを確認することが重要です。

全国約1,660店舗以上を展開する「おたからや」は、ダイヤモンドをはじめとする宝石の買取に力を入れております。

 

経験豊富な査定士がカラット・カラー・クラリティ・カットの4Cはもちろん、蛍光性やプロポーションの細部まで丁寧に鑑定し、お品物本来の価値を最大限に引き出した査定額をご提示いたします。鑑定書がないダイヤモンドも査定可能です。

 

「昔購入したけれど書類をなくしてしまった」「相続で譲り受けたものだから詳細がわからない」といったお品物も、専門の鑑定士がその場でしっかり評価いたします。もちろん査定料・出張料は無料ですので、「まずは価値を知りたい」という方もお気軽にご相談ください。

 

ダイヤモンドのカットに関するよくある質問

ダイヤモンドのカットに関するよくある質問

ダイヤモンドのカットについて、購入前や売却前に疑問を感じる方もいるでしょう。ここでは、カットの選び方や評価基準、メンテナンス方法など、よく寄せられる質問に回答します。

ダイヤモンドのカットとシェイプは何が違いますか?

シェイプはダイヤモンドの外形輪郭(丸・四角・ハートなど)を指し、カットはファセットの配置精度や研磨品質を評価する品質基準を指します。同じラウンドシェイプでも、カットグレードがエクセレントの石とフェアの石では輝き方が大きく異なります。

一般的なカタログでは「プリンセスカット」「エメラルドカット」のようにシェイプ名として「カット」が使われることが多いため、混同しやすい点に注意が必要です。鑑定書を確認する際は、シェイプ欄とカットグレード欄を分けて確認してください。

トリプルエクセレントとは何ですか?

トリプルエクセレント(3EX)は、ダイヤモンドのカット評価における最高グレードを指します。プロポーション(比率)・ポリッシュ(研磨)・シンメトリー(対称性)の3項目すべてがエクセレント評価を獲得した石にのみ与えられる称号です。

トリプルエクセレント(3EX)のダイヤモンドは研磨の難易度が高く希少性が高いとされています。資産価値も安定しており、将来の売却時にも有利です。

ハート&キューピッド(H&C)とは何ですか?

ハート&キューピッド(H&C)は、対称性が極めて高いラウンドブリリアントカットのダイヤモンドに見られる光学現象です。特殊なスコープで観察すると、上面(クラウン側)から8本の矢、下面(パビリオン側)から8つのハートの模様が確認できます。

H&C認定を受けたダイヤモンドは、対称性が極めて高いことを視覚的に示します。H&Cとトリプルエクセレント(3EX)は異なる評価軸です。

H&Cは光学的対称性の証、トリプルエクセレント(3EX)はカット・ポリッシュ・シンメトリーの3項目すべてが最高評価であることを示します。両方を満たすダイヤモンド(3EX H&C)が最も希少性が高いとされています。ブライダルジュエリーの最高峰として人気があり、資産性と審美性を兼ね備えた選択です。

カットグレードが低いダイヤモンドはなぜ輝きが弱いのですか?

カットグレードが低いダイヤモンドは、ファセットの角度やプロポーションが理想値から外れているため、入射した光が石の側面や底面から漏れてしまいます。光が上面に戻らないことで、ブリリアンス(白色光の反射)やファイア(虹色の分散)が減少し、輝きが鈍く見えるのです。

グッド以下のカットでは、同じカラットのダイヤモンドでも暗く小さく見える傾向があります。輝きを重視するなら、ベリーグッド(VG)以上のカットグレードを選ぶのがおすすめです。

ラウンドブリリアントカット以外にカットグレードはありますか?

2026年1月現在、GIA(米国宝石学会)の鑑定書では、カットグレードの評価はラウンドブリリアントカットにのみ適用されています。プリンセスやエメラルドなどのファンシーシェイプには、正式なカットグレードが付与されません。

ただし、GIAは2027年にファンシーシェイプ(オーバル、ペア、マーキースなど)向けの新しいカットグレード評価システムを導入する予定であることを発表しています。この新システムでは、各シェイプ特有の視覚的属性やボウタイ現象、ウィンドウ効果などを科学的に評価する基準が設けられます。

現時点でファンシーシェイプの品質を判断する際は、ポリッシュとシンメトリーの評価を確認してください。両方がベリーグッド(VG)以上であれば、良質なカットと判断できます。実物を見て光の漏れやボウタイ(暗い影)の有無をチェックすることも大切です。

ダイヤモンドのカットで価格はどのくらい変わりますか?

同じカラット・カラー・クラリティのダイヤモンドでも、カットグレードがエクセレントとグッドでは数十パーセントの価格差が生じることがあります。

グッドグレードはエクセレントの60~75%の価格設定となるのが一般的で、カラット数が大きいほどカットの品質が価値に与える影響も大きくなる傾向にあるのが特徴です。トリプルエクセレント(3EX)やハート&キューピッド認定の石は、さらにプレミアムが加算されます。

カットグレードが高いダイヤモンドは、輝きが優れているだけでなく、市場での需要も高いため、将来売却する際にも有利です。予算内で最大限の輝きを得たい場合は、カラットを少し抑えてカットグレードを優先する方法も検討してください。

婚約指輪にはどのカットグレードを選べばよいですか?

婚約指輪には、エクセレント以上のカットグレードを選ぶことをおすすめします。一生に一度の贈り物であり、最高の輝きを放つダイヤモンドを選ぶことで、長く愛着を持って身につけられるからです。

予算に余裕がある場合は、トリプルエクセレント(3EX)やハート&キューピッド認定のダイヤモンドを検討してください。対称性が極めて高く、どの角度から見ても美しい輝きを放ちます。

ファッションジュエリーにはどのカットグレードが適していますか?

普段使いのファッションジュエリーであれば、ベリーグッド(VG)グレードのダイヤモンドでも十分な輝きを楽しめます。エクセレントとベリーグッド(VG)の輝き差は、室内照明下では肉眼でほとんど見分けがつきません。

ベリーグッド(VG)を選ぶことで価格を抑え、浮いた予算をカラットやデザインに回すことができます。コストパフォーマンスを重視するなら、ベリーグッド(VG)は賢い選択です。

エメラルドカットの選び方で注意すべき点は何ですか?

エメラルドカットはステップカットの一種で、ファセット数が少なく内部の透明度がそのまま見えるため、クラリティ(透明度)の高い石を選ぶことが大切です。VS1以上のクラリティを推奨します。

エメラルドカットは控えめな輝きが特徴で、知的で落ち着いた印象を与えます。ブリリアントカットのような派手な輝きを求める方には向きませんが、上品なジュエリーを好む方には最適なシェイプです。

プリンセスカットのダイヤモンドは欠けやすいですか?

プリンセスカットは四隅が尖った形状のため、ラウンドブリリアントカットに比べると角が欠けやすい傾向があります。日常使いのジュエリーに採用する場合は、V字プロングで四隅をしっかり保護するセッティングを選ぶのがポイントです。

適切なセッティングを施せば、プリンセスカットでも安心して長く使用できます。購入時にジュエリーショップの店員に保護方法を確認しておくとよいでしょう。

オーバルカットに見られるボウタイ現象とは何ですか?

ボウタイ(暗い影)現象は、オーバルカットやペアシェイプ、マーキースシェイプのダイヤモンドに見られる暗い影のことです。石の中央部分にボウタイ(暗い影)のような形の暗色域が現れ、輝きを損なう原因となります。

ボウタイ(暗い影)の濃淡は石ごとに異なるため、購入前に実物を確認することが大切です。ボウタイ(暗い影)が薄い石を選ぶことで、オーバルカットの美しい輝きを最大限に楽しめます。

アンティークダイヤモンドのカットにはどんな種類がありますか?

アンティークダイヤモンドには、オールドマインカット、オールドヨーロピアンカット、ローズカットなど、現代ではあまり見られないカットが施されています。手作業で研磨された独特の温かみのある輝きが魅力です。

オールドマインカットは18~19世紀に主流だったクッション型のカットで、現代のクッションシェイプの原型です。アンティークジュエリーのコレクターからは、機械研磨にはない職人の個性が感じられると高く評価されています。

ダイヤモンドのカットは自分で改善できますか?

ダイヤモンドのカットは、専門の研磨職人によるリカット(再研磨)で改善できる場合があります。ただし、リカットを行うとカラット数が減少するため、費用対効果を慎重に検討することが重要です。

カットグレードがフェアやプア程度のダイヤモンドであれば、リカットによって輝きが劇的に向上し、価値が上がる可能性があります。リカットを検討する際は、信頼できる宝石店や研磨工房に相談してください。

カットグレードが同じなら、どのダイヤモンドも同じ輝きですか?

カットグレードが同じでも、ダイヤモンドの輝きには個体差があります。鑑定機関の評価基準には許容範囲があり、同じエクセレント評価でもプロポーションの数値に微妙な違いがあるためです。

より輝きの強いダイヤモンドを選びたい場合は、鑑定書のプロポーション詳細(テーブル径、クラウン角度、パビリオン深さなど)を確認し、理想値に近い石を選んでください。実物を見比べることも効果的です。

ダイヤモンドの輝きを長持ちさせるにはどうすればよいですか?

ダイヤモンドの輝きを長持ちさせるには、定期的なクリーニングが欠かせません。皮脂や化粧品がファセット表面に付着すると、光の反射が妨げられ輝きが鈍くなるからです。

自宅でのお手入れは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯にダイヤモンドジュエリーを浸し、柔らかいブラシで優しく汚れを落とす方法がおすすめです。年に1~2回は宝石店で超音波洗浄を依頼すると、より美しい状態を維持できます。

鑑定書がないダイヤモンドでもカットの良し悪しはわかりますか?

鑑定書がないダイヤモンドでも、肉眼である程度カットの良し悪しを判断できます。照明の下でダイヤモンドを動かし、強い白色光(ブリリアンス)と虹色の輝き(ファイア)がバランスよく現れるかを確認してください。

輝きが鈍い、または石の中央に暗い部分が見える場合は、カットグレードが低い可能性があります。ただし、正確な評価には鑑定機関の鑑定書が必要ですので、高額なダイヤモンドを購入する際は鑑定書付きの石を選ぶことをおすすめします。

ダイヤモンドのカットグレードは買取価格にどう影響しますか?

ダイヤモンドのカットグレードは、買取価格に大きく影響します。エクセレントやトリプルエクセレント(3EX)のダイヤモンドは需要が高いです。同じカラット・カラー・クラリティでもグッド以下の石より高値で買取される傾向があります。

逆にカットグレードがフェアやプアの場合、輝きが弱く市場での需要が低いため、買取価格が大幅に下がる可能性があります。将来の売却を見据えるなら、購入時にベリーグッド(VG)以上のカットグレードを選んでおくことが大切です。

ファンシーカラーダイヤモンドに適したカットはありますか?

ファンシーカラーダイヤモンドの場合、色の強度を最大にすることが重要です。ラディアントカットやクッションシェイプのようなミックスカットは、ファセットが光を分散させ色を濃く見せる効果があります。そのため、イエローやピンクなどのカラーダイヤモンドに適しています。

また、ラウンドブリリアントカットは光の反射を最大化するため、色の強調という観点では他のカットに比べて劣る場合も。色の美しさを最大限に引き出したい場合は、ファンシーシェイプを検討してください。

ダイヤモンドを購入する際、カット以外に何を確認すべきですか?

ダイヤモンドを購入する際は、カットグレードに加えて、カラー・クラリティ・カラットを含む4Cをバランスよく確認することが大切です。

予算内で最大限の美しさを得るには、まず希望するカラット(大きさ)とカット(輝き)に重点を置き、次にカラーとクラリティのグレードを決めていくことをおすすめします。これは「2C+2C」と呼ばれる考え方で、ダイヤモンド選びの実用的な方法として知られています。

また、鑑定書の発行機関も確認が必要です。GIA(米国宝石学会)やCGL(中央宝石研究所)などは国際的に信頼されています。それらの鑑定書であれば、品質の裏付けとして安心できます。

ダイヤモンドのカットを確認できるスコープはどこで入手できますか?

ダイヤモンドのハート&キューピッドを確認できるスコープは、インターネット通販(Amazon、楽天市場など)で購入可能です。価格帯は数千円から数万円まで幅広く、手軽に使えるルーペタイプから高精度のスコープまでさまざまな種類があります。

購入前にダイヤモンドの対称性を自分の目で確認したい方は、スコープを持参して店頭で石を観察する方法もおすすめです。ジュエリーショップによっては、店頭でスコープを貸し出しているところもありますので、事前に確認してみてください。

 

まとめ

ダイヤモンドの魅力は原石由来のカラーやクラリティに加え、職人が施すカットによって最終的な価値が決定します。ブリリアントは輝きを極め、ステップは透明感を強調し、ミックスは両者の長所を融合、ローズはアンティークな風情を残します。歴史的進化を経て確立されたこれらのスタイルを理解することで、自分の用途や美意識に合った石を選べるようになるでしょう。

またリセールを意識するならカットグレードは必ず確認し、エクセレント以上を選ぶことで将来の資産価値を確保できます。売却時には鑑定書を添えて専門買取店へ持ち込むことが高評価への近道です。正しい知識でカットを見極め、末永く輝きを楽しんでください。

 

「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像 商品名 参考買取価格
diamond-carat X線結果K14 マダガスカル産非加熱サファイア・ダイヤモンド リング 24.87 ct 5,902,000 円
diamond-carat Pt850/Pt900 コロンビア産エメラルド・ダイヤモンド ペンダントトップ 15.02・D2.56 ct 3,523,000 円
diamond-carat Pt・Pm900 コロンビア産エメラルド・ダイヤモンド リング E7.2 ct D1.7 ct 8,049,000 円
diamond-carat Pt・Pm900 ブラジル産アレキサンドライト・ダイヤモンドリング 2.07 ct D2.07 ct 4,163,000 円
diamond-carat Pt・Pm900 パライバトルマリン・ダイヤモンド リング 0.91 ct D0.53 ct 1,812,000 円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

ダイヤは4Cの総合バランスが評価の軸となり、大粒になるほどクラリティとカットの差が顕著に反映されます。レーザー刻印や鑑定書がそろうと査定が安定し、蛍光性が弱い無色透明石は特に高評価を得やすいです。

ネックレスやバングルなど地金量が多いアイテムは、国際相場と連動する金・プラチナの価格も加味され、評価額が日々変動します。枠付きジュエリーはメレとの色合わせや地金品位も加点対象になるため、購入時の付属品と共に店頭へお持ち込みください。

 

  • おたからや査定員のコメント
岩松

ブリリアントを筆頭にカットグレードがエクセレント以上、かつ無色域VS1クラスで鑑定書とレーザー刻印が揃えば、大粒でなくても高額査定が期待できます。売却前に超音波洗浄でテリを整え、ガードル欠け防止の専用ケース保管を続ければ価値を長期維持できます。地金量の多いネックレスやバングルは金・プラチナ相場が追い風になるため、市況高騰期を狙うとより有利です。

 

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ダイヤモンド加工の歴史と最新技術について|職人技と科学が生んだ至高の輝き

 

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※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。

おたからやの宝石買取
査定員の紹介

岩松 査定員

おたからやの宝石買取 岩松査定員
  • 趣味

    旅行、読書

  • 好きな言葉

    日々是好日

  • 好きなブランド

    ダイヤモンド・宝石

  • 過去の買取品例

    10カラットダイヤモンド

  • 資格

    GIA G.G.取得

おたからやでは毎日大小合わせて約数百点の宝石を査定しております。宝石はダイヤモンドの4Cをはじめとして色や形、重さ蛍光性など様々な要素で評価額が大きく変わります。おたからやは自社でオークションを行っており、日々の宝石の需要に敏感に対応することができます。 査定に関してもプロのスタッフやダイヤモンドテスターなどの専門の査定具を完備しているため、全国の店舗ですぐに正確な査定が可能です。 気になるお品物がございましたら是非おたからやをご利用ください。

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