宝石・ジュエリー
2021年11月3日

鑑定書が初めてでもよくわかる!ダイヤモンド鑑定書の「グレーティングレポート」を見るときの大事なポイント

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鑑定書が初めてでもよくわかる!ダイヤモンド鑑定書の「グレーティングレポート」を見るときの大事なポイント

ダイヤモンド買取を行う際、あるいはダイヤモンドの価値を示す必要があるときに、欠かせないものがダイヤモンドのグレーティングレポートとなります。これは簡単に言えばダイヤモンドの質を証明してくれる書類です。

グレーティングレポートとはダイヤモンドの性質や特徴が一目でわかるガイドブック!

グレーティングレポートとは、その性質や特徴が一目でわかるようになっているダイヤモンドのガイドブックのことです。

というのも、ダイヤモンドの性質や特徴はそれぞれの石によって違い、微妙な大きさや品質に差があります。天然のダイヤモンドの場合は、特にそれぞれのダイヤモンド一粒ごとに差があり、似たような石でも実際は細かな違いがあるものです。

こういったそれぞれの石ごとの違いを明確にし、なおかつそれぞれの特徴を証明するものがグレーティングレポートとなっています。一見すると同じダイヤモンドであったとしても、厳密な大きさや形などには差があり、色やカットなどには違いがあるのです。それぞれの粒ごとの違いを示し、世界に唯一無二の結晶であることを示す書類でもあるのです。

その一方で、必ずしも全てのダイヤモンドにあるわけではありません。メレダイヤと呼ばれる小粒のダイヤモンドに関しては、基本的にグレーティングレポートを作るようなことはありません。メインの石、品質を保証する必要がある中央の一粒などにグレーティングレポートのつくことが多いのです。

グレーティングレポートではダイヤモンドの国際基準4Cのグレードを表示

このグレーティングレポートには、一般的にはダイヤモンドの国際基準である4Cというものを掲載します。これはダイヤモンドの品質基準となっており、品質が良いものの方がやはりきれいで輝きが良く、資産価値も高いとされています。

この4Cは、カラー(color)、カット(cut)、クラリティ(clarity)、カラット(carat)という4つの基準のことです。

カラーとは、その宝石の色のことです。ダイヤモンドの場合は色が透明であればあるほど良く、逆に品質が低いとされるものほど黄色っぽくなります。また、カラーダイヤモンドといって色のついたダイヤモンドの場合は、その色の濃さや色などを記載します。

カットとは、そのダイヤモンドが加工された形とその形の美しさのことです。今の時代であれば、一般的には上から見ると丸く、下に尖っている「ラウンドブリリアントカット」というものが主流です。

クラリティでは、天然ダイヤモンドが粒になるときにどうしてもできてしまう内包物や傷などの状態を判定します。

カラットとは大きさのことで、この数字が大きければ大きいほど大粒の質が良い宝石とされます。

ダイヤモンドのカット、カラー、クラリティ、カラットの判定方法と指標

ダイヤモンドの4Cに関しては、それぞれ鑑定方法と指標があります。

カットについては、基本的に形が整っているほどきれいですが、さらにカットが尖っていること、ハートアンドキュービットと呼ばれる特定の形がしっかり出ていることなどが指標です。

カラーに関しては、基本的に白・透明であればあるほど優良となり、品質が下がれば下がるほど黄色みを増します。ただ、カラーダイヤモンドの場合はそれぞれの色の濃さがしっかりあればあるほど好ましいとされています。

クラリティは内包物とされるインクルージョンや傷などがなければないほど良い状態です。クラリティは光の煌きを邪魔しないことを指しますので、なければないほどきれいとされています。

カラットは大きさを示します。そもそもは重さを示す単位なのですが、ダイヤモンド自体の品質は同じですので、ダイヤモンドの大きさを示す指標ともなりました。だいたい1カラットが0.2gとなっていますが、それより小さい粒の方が一般的ですので、より小さい表示が一般的でしょう。僅かな違いが大きな品質の差を示してくれるのです。

グレーティングレポートではダイヤモンドの台座部分のプラチナやゴールドの含有量も表示

グレーティングレポートの場合、さらにそのダイヤモンドが設置されているプラチナやゴールドの含有量が表示されているものもあります。ただ、一般的なダイヤモンドのグレーティングレポートではダイヤモンドそのものの表示や審査基準に特化しているものが多いので、中にはそういうジュエリーもあるという程度に考えておいた方が良いでしょう。

一般的によく作られているグレーティングレポートには、4Cの他に、さらにダイヤモンドの大きさや重さ、カットの内容などを書いたダイヤモンドのプロポーション、あるいは寸法と呼ばれるものもあります。また、上から見たときと下から見たときにどのようなカットがなされているかというプロットというものも掲載されています。

その他にも蛍光性やダイヤモンドへ人為的に施された加工の内容などが書かれている場合もあるなど、多くはそのダイヤモンドそのものの質を証明してくれるものとなっているのです。そのため、ときにカットが独特であったり、加工がなされていたりするものについては、別途留意点などが書かれている場合もあります。

グレーティングレポートの鑑定士であるCGLとGIAの信頼性

グレーティングレポートは、一企業の販売店や個人が作るものではありません。厳密な宝石鑑定機関の発行するものが基本で、大体の場合、2つの企業があります。

CGLとは、中央宝石研究所という日本にある団体です。その宝石の質や内容を鑑定し、その内容を証明書として発行してくれる専門機関で、日本では最も有名な発行所といっても良いでしょう。基本的に日本国内のグレーティングレポートを発行することが多いのですが、この鑑定書は海外でも通用するものです。

一方、GIAという団体もあります。こちらは世界最大の宝石鑑定および宝石研究を行っており、ダイヤモンドの品質や価値を評価してくれます。実はこの団体がダイヤモンドの価値基準を考案したため、ダイヤモンドだけは他の宝石と違い価値基準が明確になっているのです。なお、本社はアメリカにあります。

その他、AGTという宝石鑑定の団体や、スイスにあるギュベリンなど、他にも品質の査定をしているところはあります。日本では主にこのCGLとGIAが主流となっていますので、基本的にこの団体のものであれば問題はありません。

ダイヤモンドの買取では鑑定書のグレーティングレポートの内容で査定額を決定

この宝石鑑定書はダイヤモンド買取ではかなり大きな力を持ちます。

本物のダイヤモンドであることやそのダイヤモンドの質などは、持ち込んだそのダイヤモンド買取店でも査定を行いますが、やはり細かいところまではわかりませんので、基本的にダイヤモンドの質や鑑定書の内容などを考慮した上で、買取金額を提示することが多くなるでしょう。

グレーティングレポートはダイヤモンドの細かいところまでさまざまな鑑定がなされているものです。このダイヤモンドの石の内容や質を表すものがあることで、そのダイヤモンド自体がある程度の品質であることを示すことができます。

注意したい点は、鑑定書の発行団体の中には信頼性が低いところもあることです。保証書や証明書など、鑑定書以外の信頼性が低い書類を発行する団体もありますが、そういった団体はダイヤモンド自体の質を保証してはいません。ただ、鑑定書はなくても保証書があることがある程度の品質を示す証明書ともなりますので、査定の際は保証書まできちんと提示して、査定額をより大きくしてもらうよう心がけましょう。

まとめ

ダイヤモンドの鑑定書に関してはさまざまな団体が発行していますが、ダイヤモンドそのものの質を証明してくれる書類として、かなり重視されているものです。この鑑定書があることによって、ダイヤモンドの質や内容を証明するだけではなく、世界に一つだけの天然ダイヤモンドであることが証明できます。

ダイヤモンドが天然であり、そのダイヤモンドの粒がどういうものかを示してくれる鑑定書があれば、その結果が買取額にも大きく影響をもたらします。

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