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児島 裕子さんのプロフィール

  • ファイナンシャルプランナー(AFP)。金・プラチナなど貴金属相場の市況解説を1年半以上にわたり300回以上執筆。相場解説では、なぜ値動きが起きたのかという背景事象を丁寧にひもとくことを重視しており、供給不足や希少性といった一般的な枠組みにとどまらず、実際に価格変動の引き金となった出来事に注目し、読者の理解を深めている。初心者にとっては豆知識や話題のネタとして、経験者にとっては投資判断やリスク管理の材料として機能するような実践的な情報提供を心がけている。貴金属・金貨・投資に関する記事は累計500本以上、全体では950本以上の執筆実績を持つ。2008年にFP2級を独学で取得。生命保険会社での勤務を経て独立し、現在は個別相談、大学での非常勤講師、執筆活動を中心に活動している。相談件数は累計200件以上で、ライフプラン、保険、資産形成、住宅ローン、相続、税制、社会保障など幅広いテーマに対応している。

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2024年10月のコメント一覧

日付/金相場/前日比

金相場の専門家コメント

13,362
-252

9月27日(日本時間9月28日)のニューヨーク金は反落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の12月限では、1トロイオンス2668.10ドルと、前日比マイナス26.80ドルで取引を終えました。8月の米個人消費支出(PCE)物価指数の発表に向けて小幅高で推移していたニューヨーク金は、インフレの落ち着きを示した発表内容を受け、買い優勢で始まりました。わずかに時間外取引の高値を抜いたところで買いは一巡し、ユーロの回復を受け、一転してドル売り・円売り優勢へと反転しました。そのため、ニューヨーク金は利食い売りの動きが強まったことにより急落しています。ニューヨークダウの堅調な推移が下支えとなったものの、わずかに下げ幅を縮小しつつ取引を終えています。

13,244
+276

9月20日(日本時間9月21日)のニューヨーク金は続伸しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の12月限は、1トロイオンス2,646.20ドルと、前日比プラス31.60ドルで取引を終えました。米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表で0.5%と大幅利下げが発表されただけでなく、年内に0.5%程度の更なる追加値下げへの見通しからドル安懸念が強まり、資産価値の高い金は1トロイオンス2,651.00ドルの過去最高値を記録しています。中東問題では、すでにイスラエル北部の市民が避難したなどの発表を受け、イスラエルとイスラム組織ヒズボラの全面戦争へ発展する見方が強まり、地政学的リスクが高まっています。そのため安全資産となる金の需要が増しています。

12,968
+102

9月19日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム11,852円と前日比プラス116円で取引を終えました。米連邦公開市場委員会(FOMC)が5.0%の大幅利下げを発表したことを受け、ニューヨーク金は、2627.2ドルまで高値を更新しました。しかし今後は大幅な利下げがないという見方が強まり、ドル高をきっかけに戻りを売られています。国内金相場もニューヨーク高や円安を受けて、買い優勢で始まっています。進行する円安が支援材料となり金相場は上値を伸ばし一時1グラム11,877円となっています。その後、円相場の反発後し金相場の上げ幅は縮小したものの、ドル建て現物相場の上昇を背景に上げ幅を維持し引けています。金相場を長期的に見ると、米利下げサイクルが始まったことにより、今後は一時的なドル円の動きに金相場が左右されることが考えられるでしょう。

12,705
+90

9月13日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム11,667円と前日比プラス64円で取引を終えています。ニューヨーク金が欧州中央銀行(ECB)理事会の追加利下げ決定やドル安を受けて大きく反発し、中心限月ベースでは過去最高値を更新しました。ニューヨーク金の上昇を背景に、国内金相場は買い優勢で始まりましたが、堅調なドル建て現物相場や円高により上値が抑えられもみ合いとなりました。来週発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)において利下げ幅を決めかねているとの報道があったことから、後退していた利下げ観測が再燃し、ドル円が下落していることも要因の1つです。週末から週明けにかけて、米利下げの織り込みが継続されるか否かで、大きく展開が変わると考えられます。米金利低下やドル安圧力が高まれば安心感による買い優勢、逆の予想が盛り込まれると利食い売りの展開が予測されます。

12,705
+90

9月12日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム11,603円と前日比プラス95円で取引を終了しました。8月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.5%の上昇だったものの、前月からは鈍化しており2021年2月以来の小幅な伸びである発表となりました。基調インフレに粘着性が見られることから米連邦公開市場委員会(FOMC)の0.5%利下げは正当化されない可能性がありドル高に振れました。結果的に、円安を受けた国内金相場は買い優勢で始まり堅調に推移したものの、ドル建て現物相場のもみ合いが続き、再び下げ幅を拡大した円相場に影響される結果となりました。今夜は米生産者物価指数(PPI)の発表がありますが、来週のFOMCや日銀金融政策決定会合を待つ雰囲気が強くなっている模様です。

12,615
+42

9月11日の金相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム11,508円と前日比マイナス65円で取引を終えています。米10年国債利回りの低下が支援材料となったドル建て現物相場は、一時2520ドル台まで上昇し過去最高値の圏内でもみ合ったものの、円高やドル安が圧迫し国内金相場は反落しました。午後からは1ドル141円台前半まで円高が進行し、ドル安に推移していることが重しとなり一時は1グラム119円の下げ幅まで拡大しました。終盤には下げ幅を縮小したものの、米・英国がウクライナに対しロシアへのミサイル攻撃を許可する見通しとなっており、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の本格的な衝突への警戒が高まっています。また、今夜の8月米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ドルの動向に注目が集まっています。

12,521
-154

9月6日(日本時間9月7日)のニューヨーク金相場は下落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月2024年12月限では、1トロイオンス2524.60ドルと、前日比マイナス18.50ドルで通常取引を終えています。日中取引が始まると米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が利下げ開始が重要であることを述べると、ドル売りの動きが強まる場面が見られニューヨーク金は上値を伸ばしています。市場の注目を集めていた8月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が14万2,000人増加との発表でした。16万人増加という市場予測を大きく下回った結果でしたが、比較的落ち市場は落ち着いており7月の米雇用統計発表時のような大きな動きには至っていません。しかし、ニューヨーク金はリスク回避によって戻りを売られる結果で引けています。

12,675
+80

9月5日の金相場は続落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限では、1グラム11,572円と前日比マイナス109円で取引を終えました。昨日の米雇用動向調査(JOLTS)求人件数は市場予測を大きく下回る結果となり2021年1月以来の低水準を示し、ニューヨーク金は押し目を買われました。これを受け国内の日中取引では、ISM製造業景況指数の低迷などを背景に円高が進み売り優勢となりました。また午後になると一時1ドル143.05円まで下げ幅が拡大し、ドル安で上げ幅を拡大したドル建て現物相場が支援となったものの100円を超える下げ幅で取引を終えています。市場が最も注目している明日の米雇用統計の発表を前に、本日は8月の米ADP雇用者数など様々な発表があります。下落基調のなか経済指標が大きく左右され、結果次第では反発する可能性もあると考えられます。

12,738
-152

9月3日の金相場は小反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年8月限は、1グラム11,779円と前日比マイナス9円で取引を終えました。朝は円安の支援もあり買い優勢で始まったものの、ドル建て現物相場の戻りの鈍さや円高に振れたことから、午後からは売り優勢へと反転しました。8月の中国は、製造業PMIが低下しただけでなく、住宅販売や価格が不振、大手銀行や不動産開発会社は低調な決算となり中国景気の減速懸念が一段と強まっている背景もあり、リスク回避的な円買いが圧迫要因となっています。今夜は米ISM製造業景況指数の発表があります。市場の事前予測は50の節目を下回る47.5となり、景気減速への懸念が払拭されなければ、利下げ観測への押し目買いの動きとなる可能性があります。

12,876
+54

8月30日(日本時間8月31日)ののニューヨーク金相場は反落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の中心限月12月限では、1トロイオンス2527.60ドルと、前日比マイナス32.70ドルで通常取引を終えました。米個人消費支出(PCE)価格指数の発表などがありましたが、米利下げ観測に左右するような発表は見られませんでした。1トロイオンス2552ドル付近で始まったニューヨーク金でしたが、レイバーデーによる市場の休場となることや、月末の3連休を控えてドル買戻しが優勢になったこと、米利回りの上昇がドル相場を押し上げたことなどが後押しし、下げ幅を拡大して引けています。、市場では9月1日(日本時間9月2日)に発表される、8月の米雇用統計に注目する動きが多く見られています。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ開始や9月以降の利下げベースを見極める意味でも、これまで以上に注目度は高まっていると考えられるでしょう。

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