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児島 裕子さんのプロフィール

  • ファイナンシャルプランナー(AFP)。金・プラチナなど貴金属相場の市況解説を1年半以上にわたり300回以上執筆。相場解説では、なぜ値動きが起きたのかという背景事象を丁寧にひもとくことを重視しており、供給不足や希少性といった一般的な枠組みにとどまらず、実際に価格変動の引き金となった出来事に注目し、読者の理解を深めている。初心者にとっては豆知識や話題のネタとして、経験者にとっては投資判断やリスク管理の材料として機能するような実践的な情報提供を心がけている。貴金属・金貨・投資に関する記事は累計500本以上、全体では950本以上の執筆実績を持つ。2008年にFP2級を独学で取得。生命保険会社での勤務を経て独立し、現在は個別相談、大学での非常勤講師、執筆活動を中心に活動している。相談件数は累計200件以上で、ライフプラン、保険、資産形成、住宅ローン、相続、税制、社会保障など幅広いテーマに対応している。

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2024年12月のコメント一覧

日付/金相場/前日比

金相場の専門家コメント

14,008
-45

11月29日の金相場は小反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム12,916円と3円高で取引を終えました。ニューヨーク市場が休場となった米感謝祭後、円相場は1ドル149.76円付近まで下落し、円高・ドル安によって国内金取引は売り優勢で始まりました。円高進行が圧迫要因となり、一時前日比117円安となる下値をつけています。11月東京消費者物価指数(CPI)が市場予測を上回り、追加利上げ観測から円が買われたことも円高要因の1です。ドル建て現物相場を背景に金相場も反発しましたが、午後からの円高が重しとなり引けています。米感謝祭明けとなる今夜は市場の動きに注目です。米金利低下やドル安により買いが優勢になることも予測できますが、一方でトランプ次期大統領政権におけるインフレリスクが後退すると、売りが膨らむ可能性もあるでしょう。

14,008
-45

11月28日の金相場は続落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム12,913円と90円安で取引を終えました。ドル安が支援要因となったニューヨーク金は、米感謝祭前に買戻しが入り続伸しました。一方、ドル建て現物相場が下落した国内市場では、円高を受けて売り優勢で始まりました。カナダ政府が米国製品に対し報復関税を検討していたが、トランプ次期大統領とメキシコのシェインバウム大統領の議論で、貿易摩擦への懸念が後退したことが円売りに繋がりました。円高の一服とドル建て現物相場の買戻しによって下げ幅を縮小しましたが、米感謝祭前の利益確定売りが続き、金相場の動きを圧迫しています。ブラックフライデーによる持ち高調整のなか、ドルの値動きに注意しながら海外の動きにも注目が集まっています。

14,722
+227

11月22日(日本時間11月23日)のニューヨーク金相場は続伸しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2025年2月限は、1トロイオンス2737.2と、前日比37.9ドル高で取引を終えました。ウクライナが英や米のミサイルを用いてロシアを攻撃し、ロシアが報復として迎撃不能とされる極超音速ミサイルを北大西洋条約機構(NATO)へ威嚇試射したことが地政学的リスクを高め、安全資産である金が上値を伸ばしています。また、来月は米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げに対する期待が高まっていることも支援材料となっています。ニューヨーク金は続伸を継続中ですが、利下げを急がない可能性も意識されており、今後の発表に注目が集まっています。

14,192
+108

11月18日の金相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム12,902円と、25円安で取引を終えました。10月の米小売売上高では自動車の販売台数の伸びなどが後押しとなり2ヶ月連続の増加が発表されました。海外市場の予測を超えた小売売上高が圧要因となり、ニューヨーク金は売り優勢となりました。国内金市場でも円高が重しとなり、売り優勢で始まりましたが、ドル建て現物相場の急伸を受けて買戻しの動きが強まりましたが一巡後は一服し、円高再開に上値を抑えられつつ引けています。バイデン米大統領が、アメリカ製の長距離ミサイルを使用してロシアへの攻撃をウクライナに許可するなど、地政学リスクへの緊張感が高まっています。今後、ウクライナとロシアの紛争において金の買い増し主導が起きると、金相場の上昇に拍車をかける可能性があります。

14,084
-71

11月15日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム12,927円と、57円高で取引を終えました。ドル建て現物相場の上昇を受けて反発した金相場は、円安を背景に上値を伸ばしました。トランプトレードを背景に円売り・ドル買いが止まらず、円相場では一時1ドル156.75円まで円安が進み、4カ月ぶりの円安高値を更新しています。調整売りによるドル建て現物相場の上げ一服やドル高に傾いたことで金相場は上値を抑えられました。今後は、トランプ次期大統領の人事による米中関係の悪化が予想されます。関税引き上げや米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げ後退への姿勢により、金相場の上値が抑えられる可能性もあります。一方で、中国経済の不安から安全資産である金を求める動きも活発化する可能性も予測されています。

14,084
-71

11月14日の金相場は反落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム12,870円と、188円安で取引を終えました。米消費者物価指数(CPI)の発表は市場の予測通りだったがドル高によってニューヨーク金は続落しました。ニューヨーク安を背景に国内金相場も売り優勢で始まりましたが、円安が支援材料となったものの、ドル建て現物相場の軟調に戻りを売られました。円相場が1ドル156円付近となる円安が支援要因となっているものの、米大統領選後のドル高が続きがドル建て現物相場の重しとなり金相場を圧迫しています。取引終了間近には199円安まで下げ幅を拡大し、戻りは鈍いまま引けました。米共和党の過半数議席が取得し、米上下両院を支配する「トリプルレッド」が16年ぶりに確実性が高まり、米経済におけるインフレ加速でドル高が続くと、金相場への影響が懸念されます。

14,155
-22

11月12日の金相場は急落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限では、1グラム12,943円と311円安で取引を終えました。米大統領選挙後からドル高が再開し、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ後退が米金利高やドル高に繋がる「トランプトレード」への警戒からニューヨーク金は大幅に続落しています。国内金相場も、ニューヨーク安を背景に急落しました。ドル建て現物相場の下げ一服や円相場が1ドル153円台後半へ円安に振れたことにより、下値は支えられました。しかし再軟化となったドル建て現物相場のジリ安によって、金相場は一時337円安まで下げ幅を拡大する売り込みとなりました。今夜はZEW独景況感指数の発表です。欧州の景気低迷と米国景気の差に認識が強まると、ドル高が進み金の相場にも大きく影響すると懸念されます。

14,599
+114

11月8日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2024年10月限では、1グラム13,254円と40円高で取引を終えました。米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の追加利下げが決まったことや、英中央銀行の段階的な利下げシナリオなどを背景に、ニューヨーク金が買い優勢で反発しました。ニューヨーク高を受け、国内相場では買い優勢で始まり、金相場は急反発しました。円高が一服し支援要因となったものの、ドル建て現物相場の軟調が上値を抑え、円相場でドル安・円高に推移したことが重しとなり、上げ幅を縮小して引けています。トランプ次期大統領の公約である追加関税などは、インフレ再燃に繋がる可能性は否めず、引き続き市場の動きに注目が集まっています。

14,650
-46

11月1日の金相場は大幅に続落しました。国内商品先物市場で取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム13,570円と前日比164円安で取引を終えました。ニューヨーク金の急落を受け、国内金相場では夜間取引を受け売り優勢で始まりました。背景には円高の影響もあります。イランがイスラエルに対する攻撃準備を始めている報道や、日経平均先物の下げ幅からリスク回避による円買が優勢となり、一時1ドル151円台後半まで円高が進みました。ドル建て現物相場の上昇や円高一服により下値は支えられたものの、戻りは鈍いものの下げ幅を縮小して引けています。週末を迎え、来週には米大統領選挙が控えており、今夜は10月の米雇用統計や米製造業景況指数(ISM)の発表があります。急落の反動とともに米金利やドルの動向に注目が集まっています。

14,696
-329

10月31日の金相場は反発しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年10月限は、1グラム13,734円と前日比46円安で取引を終えました。市場予測を下回った米国内総生産(GDP)や米連邦準備理事会(FRB)による変わりのない利下げ見通しが支援要因となり、ニューヨーク金は続伸しました。一方、国内金相場は円高によって売り優勢で始まり、円高一服を背景に反発して上値を伸ばしました。しかし、日銀金融政策決定会合の発表後は、1ドル152円台後半まで円高・ドル安に振れたことが重しとなり、一転して反落しました。ドル建て現物相場は、米国債利回りの上昇が重しとなり上値を抑えて軟調です。今夜は、米雇用失業保険申請件数や9月の米個人消費支出(PCE)価格指数の発表があります。どちらも増加・上昇の市場予測ですが、ドル高への流れや米大統領選挙を前にした調整の可能性もあり注意が必要です。

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