金は0.0001mmまで薄く伸ばせる?金箔の厚さと原料をわかりやすく解説

※下記の画像は全てイメージです
金は0.0001mmまで薄く伸ばせる、性質がユニークな金属です。この性質を生かした素材が金箔です。素材の構造や加工技術を知ることで、金が工芸から資産まで幅広く使われる理由が見えてきます。
多くの方が「なぜ金は薄く伸びるのか」「この薄さはどれほどなのか」といった疑問を持っているのではないでしょうか。本記事では、金の性質や金箔の原料、製法、用途について詳しく解説します。
また、金箔を選ぶ際のポイントや価値の見方も取り上げます。読み終える頃には、金と金箔のしくみをしっかり理解し、自信を持って素材の違いや価値を判断できるようになるでしょう。

2025年11月28日14:00更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
| 金のレート(1gあたり) | ||
|---|---|---|
| インゴット(金)23,012円 +126円 |
24金(K24・純金)22,742円 +125円 |
23金(K23)21,591円 +118円 |
| 22金(K22)20,901円 +115円 |
21.6金(K21.6)20,441円 +112円 |
20金(K20)18,830円 +103円 |
| 18金(K18)17,259円 +94円 |
14金(K14)13,077円 +72円 |
12金(K12)11,006円 +61円 |
| 10金(K10)9,165円 +51円 |
9金(K9)8,244円 +45円 |
8金(K8)6,864円 +38円 |
| 5金(K5)3,412円 +19円 |
||
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
Contents
金を薄く伸ばせる理由とは?金の特徴と展延性のすごさ

金がごく薄い金箔へ加工できる背景には、ほかの金属には見られない独自の性質があります。まずは、金が極限の薄さまで広げられる理由を理解するために、金属として備えている基本的な特徴を整理していきましょう。
金の特徴と性質|展延性・耐腐食性・熱伝導性の3大特性
金は、装飾や電子部品など幅広い分野で重宝される金属です。その理由は、柔らかく薄く伸ばせる「展延性」、輝きを保つ「耐腐食性」、熱を効率よく伝える「熱伝導性」という3つの特性にあります。
以下では、それぞれの特性について詳しく解説します。
展延性
展延性とは、金属が破れずに薄く広がる性質のことです。金はこの特性が非常に高く、1gを0.0001mmの薄さまで伸ばせます。数gの金を畳1枚分ほどの面積に加工できるほど柔らかい性質は、金箔製造や線材加工にも欠かせません。
金は、原子がきれいに並んだ「面心立方格子」という構造を持っており、この並び方がずれる際の抵抗がとても小さい金属です。
原子が横に動けるため、力が加わっても割れにくく、形を変えても壊れにくい特徴があります。この動きやすさが、金が極端に薄く伸びる理由につながっています。
耐腐食性
金は酸素や水、酸などによる化学反応が起こりにくい金属です。表面が酸化しにくいため、長期間経過しても光沢が保たれ、変色や錆もほとんど発生しません。
こうした耐久性を証明しているのが、古代エジプトの装飾品や寺院の金具です。長い時を経ても美しい状態を保つ姿は、金の輝きと存在感を際立たせています。
熱伝導性
金は電気だけでなく、熱もすばやく伝える特徴があります。熱の伝わりやすさは銀や銅に次いで高く、熱がこもりやすい電子部品ではとても役立つ金属です。例えば、接点部分に使うことで余分な熱を逃がしやすくなり、部品の寿命を保つ助けになります。
また、温度が変わっても金は伸び縮みの差が少なく、形が安定しやすい性質があります。この安定性が、産業分野でも不可欠な機能性素材として高く評価されています。
- 関連記事はこちら
・24金は錆びない?変色との違いや磨き方・18金の違いまで徹底解説
・18金の変色を戻す方法とは?黒ずみの原因と対処法まで徹底解説
金を薄く伸ばしたときの薄さ・広さを数値で理解
金の展延性を数値化することで、素材の特性をより理解しやすくなります。金は形を変えても壊れにくい性質を持ち、わずかな量でも大きく広がる特徴があります。
以下では、金1gがどれほど薄く、どれほど広く伸ばせるかを具体的に解説していきます。
金1gでどれくらいの薄さになる?
金1gを均一に伸ばすと、約0.0001mm前後まで薄くなるとされています。これは人間の髪の毛の約1,000分の1の厚みで、光を透過するほどの薄さです。
ここまで薄くなると光がわずかに透けるようになり、空気の動きだけで揺れるほどの軽さになります。わずかな量でも広く伸ばせる金の特徴が、この数値からよくわかります。
金1gでどれくらいの広さになる?
金1gを薄く伸ばすと、理論上は約0.5㎡(新聞紙1枚分ほど)の広さを覆えるとされています。この広がり方を知ると、金がどれだけ柔らかく、加工に適した金属であるかをより実感できるでしょう。
少量でも幅広く伸びる性質を活かし、工芸や建築、食品装飾など、多様な分野で使用されています。
- おたからや査定員のコメント
金は、1gでも非常に広い面積にまで薄く伸ばせるほど、展延性に優れた金属です。「おたからや」では、こうした金の特性を正確に理解したうえで、適切な査定を行っています。純度や重量はもちろん、デザイン性や加工技術の高さも含めて総合的に評価します。
目に見えないほど薄く加工された金箔のような素材でも対応可能です。しっかりと価値を見極めたうえで、納得いただける価格を提示いたします。

金箔とは?金を極限まで薄くした伝統素材の基本

金箔は、金を極限まで薄く伸ばして作られる日本の伝統素材です。薄さはわずか0.0001mmながら、広い面積を覆うことができます。ここでは、金箔の定義や用途、原料の違いによる色味の変化、質感について紹介します。
金箔とはどんなもの?定義と用途をわかりやすく解説
金箔は、純金を叩いて極限まで薄く伸ばした金属箔のことです。こうした性質が重宝され、金箔は古くから寺院や仏像、工芸品など、日本の美意識を象徴する存在に使用されてきました。
以下では、金箔の定義と用途を整理し、その特徴を見ていきます。
定義
金箔とは、金をおよそ0.0001mmまで薄く叩き伸ばして作られる極薄の金属箔です。純度は一般的に99.99%(純金)ですが、わずかに銀や銅を加えた合金金箔も存在します。
金を大きな面積に広げられる特性を生かし、均一な厚さに仕上げたものが金箔として扱われます。装飾や工芸、建築など幅広く用いられ、日本の伝統技術を象徴する素材のひとつとされています。
用途
金箔の用途は多岐にわたり、古くから仏像や寺院の装飾、屏風などの美術工芸に使われてきました。
近年では化粧品や建築装飾にも応用されており、特に食用金箔は厚生労働省が認可した食品添加物として知られています。装飾だけでなく、安全に摂取できる食材として、身近な存在になりつつあります。
- 関連記事はこちら
・金箔の歴史とは?世界と日本の金箔文化や金沢金箔が有名な理由を徹底解説
金箔の原料と成分|何でできているのか?
金箔は純金のほか、銀や銅をわずかに混ぜた合金で構成された素材です。配合の割合によって色や輝きが変化し、用途に応じて使用されます。
以下では、金箔を構成する金属や色調の違い、純金との比較について詳しく解説します。
純金に銀や銅を混ぜる合金構成と色の違い
金箔は、純金に少量の銀や銅を混ぜて作られます。金以外の金属を混ぜるのは、柔らかすぎる純金を扱いやすくし、色調や強度を調整するためです。
「四号色箔」とは、日本で広く使われている金箔の標準的な色調を指す分類名です。金94.43%、銀4.90%、銅0.66%で構成され、ほどよい赤みと深みのある黄金色に仕上がります。
号数は金箔の色味を示す目安で、数字が変わると金と銀・銅の割合も変わります。配合比率をわずかに調整するだけで色の表情が変わるため、用途に合わせた風合いを作り分けられる点が特徴です。
赤み・黄みなど色調が変化する理由
金箔には、金・銀・銅の配合比率によって異なる色合いに変化する性質があります。金の割合が高いほど赤みが強く、銀を増やすと白みのある淡黄色に仕上がり、銅が多いと、赤みを帯びた温かい色調へと変わるのです。
こうした変化は、合金ごとに反射率や酸化のしやすさが異なることで起こります。金箔は、使う場面に合わせて色のわずかな違いまで調整されています。
日本では、この色合いの違いを「号数」という分類で表し、美術品や工芸品の目的に合わせて適した色を選べる仕組みになっています。
純金との比較でわかる金箔の特徴
純金は柔らかく、きわめて薄く広げられる反面、傷がつきやすく変形もしやすい性質があります。そのため、用途によっては扱いが難しい場面もあります。
そこで銀や銅をわずかに加えることで、色味が安定し、変色しにくい金箔へ加工しやすくなります。合金化された金箔は、純金よりも扱いやすい硬さになり、建築装飾や工芸品など長期使用が前提の分野にも適した仕上がりになります。
- おたからや査定員のコメント
金箔は純金に銀や銅を微量に加えることで、美しい色調と耐久性を両立させた素材です。「おたからや」では、このような合金の特性を踏まえ、含有率や色味、輝きなどを丁寧に確認して査定を行っています。
純金だけでなく、銀や銅の割合、時代背景による色味の違いも見逃しません。職人技の光る品については、素材価値だけでなく、芸術的な価値を考慮し、適正価格で査定しています。

金箔の歴史と文化|なぜ金沢が金箔の名産地なのか

金箔は日本の伝統文化を象徴する素材です。その歴史は古墳時代までさかのぼり、特に金沢では、加賀藩が成立した1583年から金箔産業が発展し、現在では国内生産の約98%を占めるまでに成長しています。
ここでは、日本における金箔の歴史的背景と、金沢が名産地として確立された理由を詳しく解説します。
古墳時代に始まった日本の金箔文化
日本では、金が国家や権力の象徴としても用いられてきました。その歴史は古く、古墳時代の装飾品や仏教伝来期の工芸品に使用されていたといわれています。
奈良時代以降は、寺院建築や仏像の装飾にも金箔が盛んに使われるようになります。このように、金箔は日本の装飾文化の中心的存在として、人々の美意識と深く結びついてきました。
金沢で金箔産業が発展した背景と歴史
金沢の金箔産業は、戦国末期から江戸時代にかけて大きく発展しました。豊臣秀吉が好んだ豪華な装飾文化の影響を受け、加賀藩主・前田利家は金工職人を積極的に保護し、藩内での金箔づくりを奨励しました。
二代・利長、三代・利常の時代には、技術者の育成や原料調達の仕組みが整えられ、産業として確立します。さらに、北陸特有の湿度の高い気候が静電気を抑え、金箔を均一に伸ばす作業に適していたことも品質向上に貢献しました。
こうした歴史的背景と環境条件、職人技術の継承が重なり、現代では金沢箔が国内生産の約98%を占める一大産地として知られています。
老舗金箔専門店と地域ブランドの保護活動
金沢には、今井金箔や吉井本店など、100年以上の歴史を持つ老舗企業が多く存在します。これらの企業は職人技を継承し、金箔を現代の生活やアートに応用する取り組みを続けています。
また、金沢箔は地域団体商標として、日本金箔工業協同組合などにより保護されている製品です。製品の品質を守るための基準づくりや、模倣品を防ぐ取り組みを続けることで、金沢の金箔づくりは長く受け継がれてきました。
伝統的な技術を大切にしながらも、新しい工夫を取り入れる姿勢が、次の世代へ確かな形で技術と価値をつないでいます。
- おたからや査定員のコメント
金沢の金箔は、伝統と品質の象徴として世界的に評価されています。「おたからや」では、地域ブランドの金製品や工芸品も専門的に査定しています。長年培われた技術と歴史的背景を尊重し、単なる素材としてではなく文化的価値を含めた評価を行うのが特徴です。
老舗職人の技やブランドの信頼性を理解した査定員が、1点ずつ丁寧に査定し、お客様に納得いただける金額を提示しています。

金箔の製造工程|0.0001mmの薄さを生み出す職人技

金箔が0.0001mmという極限の薄さに仕上がるまでには、緻密な職人技が欠かせません。原料の配合から仕上げに至るまで、すべての工程に熟練の技術が求められます。
ここでは、金箔がどのような工程を経て美しい輝きを放つのか、その流れと技術の奥深さを順に解説します。
金箔の作り方(製造工程)を段階的に解説
金箔の製造は、わずかな誤差も許されない繊細な工程の連続です。純金をもとに、銀や銅を加えた合金を伸ばし、繰り返し行う打ち作業で少しずつ薄くしていきます。湿度や温度の管理も品質に直結するため、これらの作業工程では職人の経験と感覚が欠かせません。
以下では、金箔づくりの3つの主要工程について紹介し、金箔がどのように製造されるのかを解説します。
原料を混ぜて伸ばす「打ち延ばし」工程
最初の工程では、純金に微量の銀や銅を加えて合金化し、展延性と強度を調整します。金属をローラーで挟んで押し広げる「圧延機(あつえんき)」と呼ばれる装置を使い、薄いシート状に加工されます。
圧延機である程度まで均一にした後、さらに職人の手で薄さを調整する工程が「打ち延ばし」です。
打ち延ばしによって金を均一な厚さに整えることで、後の打ち作業が安定し、美しい光沢を保てます。この段階での微調整が、最終的な金箔の品質を大きく左右するといっても過言ではありません。
打紙で少しずつ薄くする繊細な作業
打ち延ばしを終えたら、次は打紙と呼ばれる道具を使い、金を薄くしていきます。打紙とは、金属を叩いて薄くする際に挟む特別な紙のことです。数百枚にも及ぶ打紙の間に金を挟み、木槌で丹念に叩いて少しずつ薄く伸ばしていきます。
数時間にわたる繰り返し作業によって、金の厚みは約0.0001mmまで薄くなります。わずかな温度変化や力加減でも仕上がりに差が出るため、職人の経験に基づく繊細な感覚が欠かせません。均一な状態に整うよう、一定のリズムを保ちながら打ち作業を続けます。
漆や温度管理が左右する仕上げの精度
最終工程では、打ち上がった金箔を切断し、専用の和紙に1枚ずつ挟んで保護します。このときの温度や湿度の管理は極めて重要です。
わずかな環境差でも箔が破れたり、質感が変化したりします。職人は天候や季節ごとの条件を読み取り、最適な状態で金箔を保管します。
金箔を均一に薄くするための職人の技術
金箔づくりでは、厚さを均一に保つことが最も難しいため、職人は金属の音や打紙の反応からわずかな変化を感じ取り、力加減を丁寧に調整します。
また、打紙は職人が手作業で仕上げた特別な紙を使い、どの部分も同じようにしなやかであることが欠かせません。紙の硬さや弾力が均一でないと、金を均等に伸ばすことができないためです。
湿度や気温に応じて打ち方を変えるといった対応も求められ、長年の経験で培われた熟練の感覚が技術として継承されています。
近年進化する金箔製造技術|機械化と品質安定の両立
現代は、金箔製造にも機械化やデジタル技術が導入されています。圧延(厚みを均一にする)工程や温湿度の自動制御により、品質の均一化と生産効率が大幅に向上しました。ただし、最終仕上げや色味の調整は、今でも職人の手作業に委ねられています。
機械の精度と職人の感覚を組み合わせることで、伝統技術を損なうことなく、安定した品質の金箔を製造できています。
金箔の使われ方と身近な活用シーン

金箔は、安全性や実用性に優れており、食品や美容、工芸など、多様な分野で活用されています。ここでは、金箔がどのように使われているのか、産業ごとに紹介していきます。
食用金箔の特徴と安全性|厚生労働省の認可について
金箔は食品添加物として厚生労働省から正式に認可されており、安全に口にできる素材として利用されています。味や香りに影響を与えず、料理や飲料を華やかに演出できるのが特徴です。
以下では、食用金箔の表示や具体的な使われ方について解説します。
食品添加物としての金箔と着色料表示の理由
金箔は食品添加物(着色料)として認可されており、原材料表示にも記載されています。これは、金箔が食品に色彩的な装飾を与える目的で使われるためです。人体に吸収されず排出されるため、健康への影響は見られないと考えられています。
安全性は確認されており、純度が高いほど酸化が起きにくいという性質をもちます。華やかな見た目を演出でき、長く装飾素材として使われてきた実績のある素材です。
食用金箔の使われ方(料理・酒・菓子)
食用金箔は、料理やスイーツ、飲み物などに広く使われている素材です。祝い膳やおせち料理では縁起物として、日本酒やシャンパンでは特別感を演出する装飾として、食卓に華やかさを添えます。
また、洋菓子やチョコレートに加えることで、贈り物としての高級感が際立ちます。見た目を引き立てるだけでなく、幸福や繁栄を象徴する縁起の良い素材として親しまれています。
美容・スキンケアに使われる金箔の魅力
金箔は美容分野でも注目されています。微細な金粒子によって肌にツヤと輝きが与えられ、なめらかな感触を保つ作用があるからです。
また、金は安定した素材で、肌に触れても変質しにくい性質があります。美容マスクや金配合クリームとしてエイジングケア製品にも多く使われています。見た目の高級感や肌を整える使用感が支持されている理由です。
古代エジプトや中国でも、金は美と権威の象徴とされており、現代でも贅沢な美容素材として利用されています。
工芸品・金糸・建築装飾に使われる金箔の応用例
金箔は伝統工芸から建築まで、装飾素材として幅広く使用されています。漆器や陶器などの工芸品では、金箔を施すことで高級感と重厚さが加わります。また、金糸や建築内装にも使われ、神社仏閣やホテルなどの空間演出にも欠かせません。
以下では、工芸品・金糸・建築装飾の3つの分野に分け、金箔の応用例を紹介します。
工芸品
金箔は、漆器・屏風・陶芸などの伝統工芸に欠かせない素材です。表面に貼ることで繊細な光沢が生まれ、見る角度によって異なる輝きを楽しめます。
加賀蒔絵や金沢箔工芸では、厚さ約0.0001mmの金箔が用いられ、精緻な模様を描く技術が今も受け継がれています。
金糸
金箔を和紙に貼り、細く裁断して糸状にしたものが「金糸」です。古くは能装束や神具の装飾に使われ、現代では高級織物や舞台衣装にも使用されています。金箔の反射によって、織物全体が柔らかな光を帯びるのが特徴です。
京都や金沢では職人が一つひとつ丁寧に金糸を仕立て、伝統技術を守り続けています。金糸は華やかさと耐久性をあわせ持つ、日本独自の工芸素材です。
建築装飾
建築分野でも金箔は特別な存在です。寺社仏閣の仏像や天井装飾に使われるだけでなく、近年はホテルや店舗の内装にも活用されています。金箔は光を柔らかく反射させ、空間に明るさと華やかさを添えてくれます。
また、耐酸化性が高く劣化しにくいため、建築素材としても優れた特性を持つ素材です。伝統とモダンデザインを融合させた装飾として、国内外で注目を集めています。
金箔の価値と金相場の関係|貴金属としての魅力

金箔は、美術や装飾素材としての役割に加え、金相場に影響を受ける貴金属資産という側面もある素材です。純金価格が上がると、それに連動して金箔の素材価値も変動します。
ここでは、金箔の価格がどう決まるのか、純金との違いや買取の可否などについて詳しく解説します。
金箔の価格と相場の関係をわかりやすく解説
金箔の価格は、基本的に国際的な金相場と連動して変動します。金相場が上昇すれば、原材料である金の調達コストが上がり、製品価格にも影響を及ぼすのです。ただし、金箔の販売価格には人件費や技術料も含まれるため、金のグラム単価だけで価格を判断するのは難しいといえます。
金相場は為替や世界情勢に左右されるため、購入や保有の際は長期的な価格動向を意識する必要があります。美術品としての価値と金属としての価値、その両面を理解することが、金箔の真価を見極めるために重要です。
金箔と純金の価値の違い
金箔は純金を極限まで薄く加工したものですが、純金そのものとは評価の基準が異なります。純金の価値は、素材そのものです。資産や投資対象として、グラム単位で取引され、価格が決まります。
一方、金箔には職人の加工技術や美術的価値が加わります。素材の価格だけでなく、付加価値が価格に反映されるのです。金箔の厚さは約0.0001mmと極めて薄く、金の量自体は少ないため、貴金属としての価格よりも文化的・芸術的な価値が重視されます。
この違いを理解すると、金箔には純金とは異なる魅力や役割があり、装飾素材として独自の価値を持つことがわかります。
- 関連記事はこちら
・24Kとは?純金の意味・18金との違い・買取価格や投資価値まで徹底解説
金の買取や査定時に金箔は対象になる?
金箔は純金を素材としているものの、買取の可否は状態や形状によって異なります。厚みが非常に薄いため、重量での査定が難しく、ジュエリーやインゴットのように高値で取引されるケースは多くありません。
ただし、金箔を施した工芸品や装飾品は、作品としての評価が加わることで高額となる場合があります。査定に出す場合、貴金属としての価値に加えて、文化的な側面も見極めてくれる買取店を選ぶことが大切です。
金を薄く伸ばすことに関するよくある質問

金は展延性に優れており、極限まで薄く伸ばすことが可能です。その仕組みや加工技術、用途には、まだよく知られていない点も多くあります。
ここでは、「なぜ薄くなるのか」「どのくらい広がるのか」など、金を薄く伸ばすことに関する代表的な疑問に、わかりやすくお答えします。
Q.金はどうして薄く伸ばせるのですか?
A.金は原子同士の結び付きが安定しており、変形しても破れにくい性質を持つため、極めて薄く伸ばすことができます。この展延性の高さによって、叩いても裂けずに均一に伸びます。
金の特性
- 柔らかく粘りのある金属構造
- 力を加えても原子面が滑りやすい
- 変形しても酸化せず光沢を保つ
これらの特性が、金が装飾や工芸品に最適とされる理由です。
Q.金を薄く伸ばすとどんな性質が変わるのですか?
A.厚みを極限まで薄くすると、光の一部を透過するようになり、独特の透明感と色の変化が現れます。反射の仕方が変わることで、輝きや印象が変わります。
変わる性質
- 薄くなると光が透過し、色調が変化
- 軽くしなやかになり、加工しやすく感じられる
- 耐腐食性と導電性は変わらず、そのまま維持
厚みの違いによって見た目の美しさや使い方が変わり、工芸から電子部品まで幅広く、応用されています。
Q.金1gを薄く伸ばすとどれくらいの面積になりますか?
A.金1gを打ち伸ばすと、理論上約0.5平方メートルの広さにまで広げられます。これはA3用紙数枚分に相当します。この圧倒的な伸びの良さこそが、金が最も展延性の高い金属と呼ばれる理由です。
Q.金を薄く伸ばす技術はどのように生まれたのですか?
A.金を伸ばす技術は古代エジプトで神像の装飾に使われたのが起源とされます。日本では奈良時代に仏像や建築の装飾へと発展し、こうした伝統が現代の職人技にも受け継がれています。
Q.金を薄く伸ばすと軽くなるのですか?
A.いいえ、金を薄くしても重さ(質量)は変わりません。形状が広がるだけで、1gは1gのままです。
薄く伸ばした際の軽さ
- 体積が広がることで軽く見える
- 実際の重さは変化しない
- 扱いやすくなるため軽く感じる
視覚的な軽さはありますが、金の密度と重さは常に一定です。
Q.金と他の金属(銀・銅など)では薄く伸ばせる度合いが違いますか?
A.はい、金は他の金属よりもはるかに薄く伸ばせます。展延性は金>銀>銅の順で、金は0.0001mmまで加工できます。
主な違い
- 銀や銅は極薄になると割れやすい
- 金は伸ばしても酸化や変色が起きにくい
この違いが、金が昔から金箔づくりに向いていると言われる理由です。
Q.金を薄く伸ばすために特別な道具や技術が必要ですか?
A.はい。金箔づくりには専用の打ち紙と木槌、そして熟練の職人技が欠かせません。
金を薄く伸ばすための技術
- 数百枚の紙に金を挟み叩く「打ち延ばし」
- 湿度と温度を調整して均一化
- 経験で力加減を見極める
この伝統技術は今も金沢などで受け継がれており、機械では再現できない繊細さが金箔の品質を支えています。
Q.金を薄く伸ばす作業にどれくらいの時間がかかりますか?
A.金を0.0001mmの薄さに仕上げるには、通常1週間ほどかかります。
金を薄く伸ばす作業過程
- 合金づくりから圧延、打ち延ばしまで複数工程
- 打ち作業だけでも数時間を要する
- 気温と湿度を見極めて仕上げる
職人は何度も紙を交換しながら手作業で調整し、均一で美しい金箔を完成させます。
Q.金を薄く伸ばしたものと金箔の違いは何ですか?
A.「金を薄く伸ばしたもの」は加工途中の素材であり、「金箔」は裁断や仕上げを終えた完成品です。単に金を薄く延ばしただけでは均一性や強さが足りず、工芸品としての品質には届きません。この加工精度の違いが、金箔ならではの価値につながっています。
Q.金を薄く伸ばす技術はどんな分野で活用されていますか?
A.伝統工芸に加え、電子・宇宙・医療などの最先端分野でも応用されています。
活用例
- 電子部品や半導体の接点・配線膜として利用
- 宇宙服や人工衛星の反射膜に使用し、赤外線や放射線を遮断
- 医療では生体適合性を生かし、歯科材料や医療機器に応用
金の腐食しにくさや電気を通しやすい性質は、古くから加工技術を支えてきました。今では電子部品にも使われる技術へと発展しています。
まとめ
金は驚くほど薄く伸ばすことができ、熟練の職人によって0.0001mmの金箔が生み出されます。これは、金が持つ高い展延性と、変色や腐食に強い安定した性質によるものです。
金箔は単なる装飾素材にとどまらず、文化財・建築・食用・電子機器など、さまざまな分野で活用されています。
また、金相場に連動して価格が変動することから、金箔は資産としての側面もある素材です。伝統と技術が融合した金の魅力に触れることは、素材の奥深さに気づくきっかけが生まれます。
身の回りの金製品や金箔工芸を見直してみると、その価値や美しさをより深く感じられるでしょう。
- おたからや査定員のコメント
金は、美しさと耐久性を兼ね備えた普遍的な価値を持つ金属です。「おたからや」では、金の純度や重量だけでなく、加工技術・デザイン性・歴史的背景までを総合的に判断し、最適な査定価格をご提示しています。
鑑定書がなくても安心してご相談いただける環境を整えており、1g単位で正確にお客様の大切な資産を査定します。

「おたからや」での金のインゴットの参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「金のインゴット」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
![]() |
24金 (K24) インゴット 3枚まとめ | 6,454,800円 |
![]() |
24金(K24)純金 インゴット 10枚まとめ | 5,379,000円 |
![]() |
24金(K24)インゴット 100g | 2,151,600円 |
![]() |
24金(K24) 中外鉱業 インゴット 100g | 2,151,600円 |
![]() |
24金 (K24) SGCゴールドバー 100g | 2,151,600円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
金の買取価格は、国際相場や為替の動き、そして需要と供給のバランスによって日々変動します。なかでも、重要なのが純度です。最も高値で取引されるのはK24(純金)で、K18やK14など、金の含有量が下がるにつれて価格も下がっていきます。
次に、大きく影響するのは重量です。金はグラム単位で査定されるため、重いほど高額になりやすくなります。また、傷や変色の状態、付属品の有無なども、価格に影響する重要なポイントです。
「おたからや」では、最新の相場に基づき、1g単位で正確に査定を行っています。状態や市場の動向を踏まえて、適正な価格をご提案しています。
金の買取なら「おたからや」
金の売却を考える方にとって、「どこに持ち込むか」は査定額を大きく左右する重要な要素です。「おたからや」では、世界51カ国とつながる取引ネットワークと最新の相場データに基づき、1g単位で正確な査定を行っています。
純度や重量だけでなく、デザイン性や市場での需要も加味し、他店に負けない価格での買取を目指しています。鑑定書や鑑別書がなくても対応可能なため、古い金製品や刻印が薄れたジュエリーでも安心して持ち込める環境です。
全国約1,590店舗のネットワークに加え、出張買取やオンライン査定にも対応しており、忙しい方にも便利です。
長年の信頼と実績を築いてきた「おたからや」で、大切な金製品の価値をぜひ1度ご確認ください。
おたからやの金買取
査定員の紹介
伊東 査定員
-
趣味
ショッピング
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ハリーウィンストン
-
過去の買取品例
おりん、インゴット
初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。
その他の査定員紹介はこちら金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
関連記事
タグ一覧
- #4℃
- #A.ランゲ&ゾーネ
- #GMTマスター
- #IWC
- #K10(10金)
- #K14(14金)
- #K22(22金)
- #K24(純金)
- #MCM
- #Van Cleef & Arpels
- #アクアノート
- #アクアマリン
- #アメジスト
- #アルハンブラ
- #アルマーニ
- #アンティーク時計
- #イエローゴールド
- #インカローズ
- #ヴァシュロンコンスタンタン
- #ヴァレンティノ
- #ヴァンクリーフ&アーペル
- #エアキング
- #エクスプローラー
- #エメラルド
- #エルメス
- #エルメス(時計)
- #オーデマ ピゲ
- #オパール
- #オメガ
- #お酒
- #ガーネット
- #カイヤナイト
- #カルティエ
- #カルティエ(時計)
- #グッチ
- #グリーンゴールド
- #クロエ
- #クロムハーツ
- #クンツァイト
- #ケイトスペード
- #ケリー
- #コーチ
- #ゴヤール
- #サファイア
- #サブマリーナー
- #サマンサタバサ
- #サンローラン
- #シードゥエラー
- #ジェイコブ
- #シチズン
- #シトリン
- #ジバンシィ
- #ジミーチュウ
- #ジャガールクルト
- #シャネル
- #シャネル(時計)
- #ジュエリー
- #ジュエリー買取
- #ショーメ
- #ショパール(時計)
- #スカイドゥエラー
- #スピネル
- #スフェーン
- #セイコー
- #ゼニス
- #セリーヌ
- #その他
- #ターコイズ
- #ターノグラフ
- #ダイヤモンド
- #タグ・ホイヤー
- #タンザナイト
- #チェリーニ
- #チューダー
- #ディオール
- #ティソ
- #デイデイト
- #デイトジャスト
- #デイトナ
- #ティファニー
- #ティファニー
- #トリーバーチ
- #トルマリン
- #ノーチラス
- #バーキン
- #バーバリー
- #パテック フィリップ
- #パネライ
- #ハミルトン
- #ハリーウィンストン
- #ハリーウィンストン(時計)
- #バレンシアガ
- #ピーカブー
- #ピアジェ
- #ピコタン
- #ピンクゴールド
- #フェンディ
- #ブライトリング
- #プラダ
- #プラチナ
- #フランクミュラー
- #ブランド品
- #ブランド品買取
- #ブランド時計
- #ブランパン
- #ブルガリ
- #ブルガリ(時計)
- #ブレゲ
- #ペリドット
- #ボーム&メルシェ
- #ボッテガヴェネタ
- #ポメラート
- #ホワイトゴールド
- #マークジェイコブス
- #マトラッセ
- #ミュウミュウ
- #ミルガウス
- #メイプルリーフ金貨
- #モーブッサン
- #ヨットマスター
- #リシャールミル
- #ルイ・ヴィトン
- #ルビー
- #レッドゴールド
- #ロエベ
- #ロレックス
- #ロンシャン
- #ロンジン
- #出張買取
- #地金
- #宝石・ジュエリー
- #宝石買取
- #時計
- #珊瑚(サンゴ)
- #相続・遺品
- #真珠・パール
- #色石
- #財布
- #金
- #金・プラチナ・貴金属
- #金アクセサリー
- #金インゴット
- #金の純度
- #金価格・相場
- #金歯
- #金縁メガネ
- #金貨
- #金買取
- #銀
- #銀貨
- #香水
お持ちの金・貴金属のお値段、知りたくありませんか?
高価買取のプロ「おたからや」が
無料でお答えします!
査定だけでもOK!
おたからやの店舗数は全国1,590店舗以上(待機店舗を含む)で、業界最大級を誇ります。日本全国津々浦々で地域密着の買取サービスを展開しております。査定だけでも構いません。お近くの店舗までお気軽にお越しください。
最寄りのおたからやを探す
査定だけでもOK!
高価買取店おたからやでは、出張料・査定料・買取手数料がすべて無料の「無料出張買取」を行っております。ご訪問からご成約までは最短30分。査定だけでも大歓迎です。各種キャンペーンも随時実施しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
出張買取の詳細はこちら








金・インゴット買取
プラチナ買取
金のインゴット買取
24K(24金)買取
18金(18K)買取
バッグ・ブランド品買取
時計買取
宝石・ジュエリー買取
ダイヤモンド買取
真珠・パール買取
サファイア買取
エメラルド買取
ルビー買取
喜平買取
メイプルリーフ金貨買取
金貨・銀貨買取
大判・小判買取
硬貨・紙幣買取
切手買取
カメラ買取
着物買取
絵画・掛け軸・美術品買取
香木買取
車買取
ロレックス買取
パテックフィリップ買取
オーデマピゲ買取
ヴァシュロン コンスタンタン買取
オメガ買取
ブレゲ買取
エルメス買取
ルイ・ヴィトン買取
シャネル買取
セリーヌ買取
カルティエ買取
ヴァンクリーフ&アーペル買取
ティファニー買取
ハリー・ウィンストン買取
ブルガリ買取
グッチ買取




ご相談・お申込みはこちら


























