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渡辺智さんのプロフィール

  • みずほ銀行にて11年間、プライベートバンカーとして5億円以上の金融資産を保有する富裕層を中心に、ライフプラン・資産運用・相続・保険など1万件以上の資産相談に対応。ゴールド・プラチナ・パラジウムなど現物資産を含むファンドの提案・販売にも精通している。現在は独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として、資産運用の提案・管理を軸に、ご子息の進学相談を含む富裕層特有のニーズに対応。資産運用では「余裕資金での長期投資」と「リスク許容度の丁寧なすり合わせ」を重視し、S&P500の下落局面などの具体例を用いながら、想定リスクを事前に共有。実践的な助言を通じて、顧客が冷静な判断を行えるよう支援している。金・プラチナ相場については、200回以上の市況コメントを執筆。実質金利・ドル指数・地政学的リスクなど複数の要因を丁寧に分析し、短期的な値動きに惑わされず、長期的な視点から本質を見極める姿勢を大切にしている。
    ・FP1級、日商簿記1級、証券外務員(内部管理責任者)資格保有

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2025年1月のコメント一覧

日付/金相場/前日比

金相場の専門家コメント

15,133
+126

1月30日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年12月限では、1グラム13,800円と45円安で取引を終えました。金価格の下落要因は、主に金融市場や経済環境の変化に関連しています。最も大きな影響を与えるのが金利の上昇です。金利が上がると、利息収入のない金の保有コストが相対的に高くなり、投資家は債券など利回りのある商品に資金をシフトする傾向があります。また、米ドル高も金価格の重要な下落要因となります。金は主にドル建てで取引されるため、ドル高になると他国通貨での購入コストが上昇し、特に新興国からの需要が減少します。株式市場が好調で景気改善期待が高まる局面では、投資家のリスク許容度が上昇し、安全資産としての金への需要が減少します。さらに、金ETFからの大規模な資金流出も価格下落の圧力となります。デフレ懸念が強まる局面では、インフレヘッジとしての金の価値が低下するため、需要が減少する傾向にあります。これらの要因が複合的に作用することで、金価格は下落トレンドとなります。また、地政学的リスクが後退する場合も、安全資産としての需要が減少することから、価格下落につながります。​​​​​​​​​​​​​​​​

14,916
-184

1月27日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年12月限では、1グラム13,873円と39円安で取引を終えました。金価格の主な上昇要因は以下の通りです。まず、世界的な地政学的リスクの高まりが影響しています。地域紛争や国際関係の緊張により、投資家は安全資産として金を選好する傾向が強まりました。次に、インフレ懸念を指摘できます。各国の金融緩和政策により、通貨価値の下落リスクが高まると、インフレヘッジとして金が注目されています。また、中央銀行による金の購入も無視できません。特に新興国の中央銀行が外貨準備の多様化を図るため、積極的な購入を続けているのです。さらに、世界経済の不確実性が高まると、株式市場からの資金シフトが発生し、金への投資が増加することになります。最後に、金の供給量には限りがあり、新規鉱脈の発見も減少傾向にあることから、希少性による価値上昇も見られるでしょう。​​​​​​​​​​​​​​​​  

15,113
+149

1月24日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い中心限月の2025年12月限では、1グラム13,912円と22円安で取引を終えました。日本銀行の金利の引き上げが金価格が下落した要因です。なぜなら、日本の金利上昇によって円高への懸念があるからです。円建ての金価格が相対的に割高となり、投資家の売り圧力が強まりました。また、日本の個人投資家や機関投資家が、より高い利回りが期待できる円建ての債券投資にシフトする動きも、金からの資金流出を促しました。さらに、金のような利回りを生まない資産の相対的な魅力を低下させています。ただし、日本銀行の政策金利が上がったと言っても0.5%の話です。まだまだ上昇余地のある金にお金が集まる可能性が高いです。短期的な値動きよりも長期で投資を考えるようにしてください。

14,755
-36

1月17日(日本時間1月18日)のニューヨーク金相場は下落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2月物は、1トロイオンス2,748.7ドルと、前日比2.2ドル安で取引を終えました。直近では、20日に就任を控えるトランプ次期大統領の発言にも左右される展開が想定されます。ただし、金の価格は長期で見ると上昇するとの予想が多いです。なぜなら、貴金属の中で金は非常に人気がある投資商品で、かつ世界中の中央銀行が金の保有量を増やしているからです。今後、さらに金の需要が高まることが想定されますが、金の埋蔵量は限られています。希少性の高さからも金の価格が上昇する可能性は高いと予想されています。

14,813
-18

1月15日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2025年12月限は、1グラム13,645円と、47円高で取引を終えました。15日の米国時間に米国CPIの発表があります。CPIの動向は、金価格の重要な変動要因です。直近のCPIが市場予想を上回る結果となれば、インフレの根強さが確認され、FRBの利下げ時期の後ずれ観測が強まる可能性があります。この場合、実質金利の上昇圧力が強まり、金利を生まない金の投資妙味が相対的に低下することから、金価格は下落圧力にさらされる可能性が高いでしょう。一方で、CPIが予想を下回る結果となれば、早期利下げ期待が高まり、実質金利の低下が見込まれます。これは金価格にとってポジティブな材料となり、現在の水準からさらなる上昇も予想されます。

14,823
+51

1月10日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2025年12月限は、1グラム13,701円と、83円高で取引を終えました。金価格の変動要因について、主な点を説明します。 まず、世界経済の不確実性が高まると、投資家はリスク回避のために「安全資産」である金に資金を移動させる傾向があり、需要増加により価格が上昇しやすいです。また、インフレ率の上昇も金価格を押し上げる要因となります。通貨価値の目減りを懸念した投資家が、価値の保存手段として金を購入するためです。さらに、米ドルとの逆相関関係も重要です。ドル安になると、他国通貨での金購入が割安になるため需要が増加します。他にも、中央銀行の金準備政策、宝飾品需要(特にインドや中国)、採掘量の変化、地政学的リスクなども価格変動の要因となりますので覚えておきましょう。

14,823
+51

1月9日の金相場は続伸しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2025年12月限は、1グラム13,618円と、75円高で取引を終えました。金価格の上昇要因について、主に3つの観点から紹介します。まず、地政学的リスクの高まりです。中東情勢の緊迫化や国際的な政治対立により、投資家はリスク回避の姿勢を強めており、安全資産である金への資金シフトが進んでいます。次に、インフレです。世界的な金融緩和政策の継続により、通貨価値の低下への警戒感が強まっています。金は、インフレヘッジの手段として注目されており、実物資産としての価値が再評価されています。さらに、中央銀行による金の購入増加も重要な要因です。特に新興国の中央銀行が、外貨準備の多様化を目的として金の保有を増やしています。これにより、需要と供給のバランスが需要優位となり、価格上昇につながっています。このような複合的な要因により、金価格は堅調な推移を続けているので覚えておいてください。

14,610
+138

12月31日(日本時間1月1日)のニューヨーク金相場は上昇しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2月物は、1トロイオンスドル2641ドルと、前日比22.9ドル高で取引を終えました。年末年始で、市場参加者が非常に少ないですが、大きな動きがあることもあります。今後の金相場ですが、地政学的リスクの高まりにより、投資家がリスク回避的になり、安全資産として金への需要が増加している状況です。また、インフレ懸念や通貨価値の下落に対するヘッジとして、金が選好されています。中央銀行による金の購入増加も重要な要因です。特に新興国の中央銀行が外貨準備の多様化を進める中で、金の保有を増やしています。需要面でも、宝飾品需要の回復や、ETFなどの金融商品を通じた投資需要の拡大も価格上昇を後押しする要因になりそうです。

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