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渡辺智さんのプロフィール

  • みずほ銀行にて11年間、プライベートバンカーとして5億円以上の金融資産を保有する富裕層を中心に、ライフプラン・資産運用・相続・保険など1万件以上の資産相談に対応。ゴールド・プラチナ・パラジウムなど現物資産を含むファンドの提案・販売にも精通している。現在は独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として、資産運用の提案・管理を軸に、ご子息の進学相談を含む富裕層特有のニーズに対応。資産運用では「余裕資金での長期投資」と「リスク許容度の丁寧なすり合わせ」を重視し、S&P500の下落局面などの具体例を用いながら、想定リスクを事前に共有。実践的な助言を通じて、顧客が冷静な判断を行えるよう支援している。金・プラチナ相場については、200回以上の市況コメントを執筆。実質金利・ドル指数・地政学的リスクなど複数の要因を丁寧に分析し、短期的な値動きに惑わされず、長期的な視点から本質を見極める姿勢を大切にしている。
    ・FP1級、日商簿記1級、証券外務員(内部管理責任者)資格保有

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コメントのアーカイブ

2024年 コメントのアーカイブ
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渡辺智さんの
2025年10月のコメント一覧

日付/金相場/前日比

金相場の専門家コメント

21,860
+572

10月30日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年10月限は、1グラム19,833円と52円高で取引を終えました。最近の金価格上昇は、複数の要因が重なった結果です。まず、米連邦準備制度(FRB)が利下げを行い、実質金利の低下が「利息を生まない金」の相対的な魅力を高めています。通貨価値の低下懸念から、価値を保ちやすい実物資産として金への需要が拡大しています。さらに、各国の中央銀行や機関投資家が金を積極的に買い増しており、金ETFへの資金流入も続いています。加えて、ウクライナ情勢や中東の緊張、世界経済の減速懸念といった地政学的リスクが高まる中、安全資産として金が再評価されていることも価格上昇を後押ししています。

21,288
+78

10月29日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム19,720円と307円高で取引を終えました。最近の金価格上昇は、地政学リスクと実需拡大が主因です。中東やウクライナ情勢など世界的な不安が続き、安全資産としての金需要が高まっています。さらに、ドル依存を減らす動きから各国の中央銀行が金の保有を増やしており、需給面での支援要因となっています。加えて、中国やインドなど新興国で宝飾需要が堅調に推移し、実需の底堅さも際立ちます。こうした要素が重なり、投資マネーが流入。金はインフレや通貨不安に対する避難先として再評価され、価格上昇が続いています。2025年は記録的に金の価格が上昇していますが、金は値動きの大きな資産です。投資をする際は余裕資金で行うようにしましょう。

22,181
0

10月24日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム20,282円と240円安で取引を終えました。金価格の下落要因としては、主に以下の点が挙げられます。まず、米ドルの上昇が大きな影響を及ぼします。金はドル建てで取引されるため、ドル高が進むと他通貨圏での金の価格が割高となり、需要が減少します。さらに、インフレ率の鈍化や景気の安定化により「安全資産」としての需要が弱まることもあります。加えて、中央銀行による金購入の減少やETF保有残高の減少など、需給面の変化も価格を押し下げる要因となります。これらの複合的な要素が重なり、金価格の下落を引き起こします。

22,181
+338

10月23日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム20,450円と95円安で取引を終えました。主因は、過熱した上昇からの利益確定売りに加え、米ドル高の進行による割高感です。さらに、米中関係の改善や地政学リスクの後退で安全資産需要が一時的に減退しました。テクニカル的にも高値圏での調整局面にあり、投資家が押し目を待つ姿勢を強めています。また、米国のインフレ指標や金利動向を見極めたいとの慎重ムードもあり、買い控えが進行。複合的な要因が重なり、金相場は一時的な調整局面に入ったとみられます。ただし今後さらなる上昇の可能性もあるので金に投資をする際は長期目線で行うようにしましょう。

23,179
+535

10月20日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム20,765円と1,265円安で取引を終えました。本日の金価格は、日経平均株価の大幅な上昇を受けて下落しました。投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全資産である金から株式へ資金がシフトしたことが主因です。為替市場では円安が進行し、円建て金相場の下落幅はやや抑えられたものの、ドル建てでは軟調な展開となりました。世界的にも株高ムードが広がり、金は一時的に売られる流れが強まりました。今後は、米国の金利動向や地政学リスク次第で再び買いが入る可能性があります。いずれにしても金は短期的に見ると値動きが大きい資産のため短期ではなく長期で検討するようにしましょう。

22,644
-418

10月17日(日本時間10月18日)のニューヨーク金相場は下落しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の2025年12月物は、1トロイオンス4,213.30ドルと、前日比91.30ドル安で取引を終えました。下落の背景には、米長期金利とドルがともに下がる中でも、投機的な利益確定売りが広がったことがあります。前日までの金相場は、地政学リスクの高まりを背景に急騰しており、過熱感が意識されていました。市場では一時4,300ドルを超える水準まで上昇しましたが、その反動で短期筋を中心に売りが出やすい展開となりました。また、米国の経済指標に弱さが見られたことで、利下げ観測が再燃し、長期金利は低下。通常であれば金相場には支援材料となるはずでしたが、すでに買いポジションが積み上がっていたため、ポジション調整が優先されたのでしょう。

23,062
0

10月17日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム22,030円と1,019円高で取引を終えました。米地銀の信用リスクの高まりへの警戒感から日経平均株価は大幅に下落。この流れを受けて、安全資産としての地位を確立している金の価格が上昇しました。今後も日本の政治も不透明感を増していることもあり、金価格のさらなる上昇が期待できるかもしれません。ただし、急激に上昇をしているため、一旦大きな調整が入る可能性もあります。金へ投資をする際は余裕資金で行うようにしてください。短期で大きな利益を狙いに行くと、逆に大きな損失につながってしまう可能性があります。金はあくまで値動きの大きい投資対象なのを忘れないでいてください。

22,260
-11

10月14日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム20,377円と、619円高で取引を終えました。  本日の日経平均株価は米中対立の激化の懸念や日本の政治状況がマイナス材料となり1,200円超の下落。これを受けて安全資産の代表格である金の価格が大幅に上昇しました。最近の金価格は急上昇傾向にあります。米金利の引き下げ見通し、地政学リスクの高まり、安全資産需要の強まりを背景に、金は20,000円を超える上昇。ただし今後は急上昇の反動で大きな調整が入る可能性もあります。金投資はあくまで余裕資金で行うものです。目先の価格に一喜一憂するのではなく長期目線で投資を検討するようにしましょう。

21,516
0

10月10日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム19,758円と、283円安で取引を終えました。金価格の下落は、急激な需給変化というよりも「調整局面」としての側面が強いです。これまでの上昇局面で利益確定の動きが広がり、一時的に売りが優勢となっています。株式市場の回復やリスク選好の高まりにより、安全資産である金から資金が移動していることも一因です。また、地政学リスクの落ち着きやインフレ圧力の低下が、金需要をやや抑える方向に働いています。こうした動きは長期的なトレンド転換ではなく、上昇過程における自然な価格調整といえます。金投資はあくまで余裕資金で行うようにしてください。

21,567
+491

10月7日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム19,356円と、213円高で取引を終えました。本日の金相場上昇は、米国の政治的不透明感が主な要因とされています。トランプ大統領による連邦職員の大規模削減示唆や政府機関閉鎖の長期化懸念が市場の不安を高め、投資家が安全資産である金に資金を移しています。こうした政治的混乱は経済の先行き不透明感を強め、金の需要を押し上げました。金相場は主に米国経済、ドル相場、地政学リスクなどグローバル要因で変動します。最近は金価格が大きく上昇していますが、その分大きな調整がある可能性もあるため、ポジション管理には細心の注意を払いましょう。

21,076
+228

10月6日の金相場は大幅に上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム19,143円と、648円高で取引を終えました。先週土曜日に行われた自民党総裁選で高市早苗氏が女性初の総裁に選出されたニュースを受けて、日経平均株価は2000円以上上昇しました。為替についても大幅な円安で、 この流れを受けて金価格も大幅に上昇。あっという間に19,000円台に到達しました。今後も金の価格は上昇しやすい状態が続きそうですが、短期的に見ると過熱傾向にはあるため調整が入る可能性があります。短期的な大きな上昇に惑わされることなく、金投資を行う際は、長期間の保有できる余裕資金で行うようにしてください。

20,848
+832

10月3日(日本時間10月4日)のニューヨーク金相場は上昇しました。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引高が最も多い中心限月の12月物は、1トロイオンス3,908.90ドルと、前日比40.80ドル高で取引を終えました。ここ数週間、金価格は、米国の利下げ期待と米金融政策の不透明性を背景に底堅く推移しています。ただし短期的には調整圧力も見られ、方向感を欠く動きも目立ちます。一方、日本では 高市早苗氏の自民党総裁就任が実質的な政策転換への観測を呼び、高市氏が積極財政色を打ち出していることから、金利上昇リスクや円安の進行期待が交錯しています。積極財政が国債の売り圧力を高めて長期金利が上昇すれば、金利付き資産との差で金の魅力は相対的に低下する可能性もあります。他方、円安が進めば国内の円建て金価格にはプラス要因となり得るため、今後の動向は金利と為替の同時注視がポイントです。

20,025
-108

10月1日の金相場は下落しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム18,494円と、127円安で取引を終えました。現在の金相場は全体として強気基調ですが、その中でも「調整」が入りやすい局面です。大きな理由は3つあります。まず、短期的に買われ過ぎ感が強まり、利食い売りが出やすい点です。史上高値圏にあるため、投資家は一度利益を確定しようとする動きに傾きます。次に、米国金利やドルの小幅上昇があれば、一時的に金への逆風となります。金は利息を生まない資産であるため、相対的魅力が薄れると自然に調整圧力がかかります。さらに、地政学リスクや金融不安がやや落ち着くと、安全資産としての買いが減り、短期的な需給が緩むことも下落要因です。

20,133
-71

9月30日の金相場は上昇しました。国内商品先物市場で、取引高が最も多い2026年8月限は、1グラム18,621円と、174円高で取引を終えました。2025年9月現在、金価格は堅調に上昇を続けています。主な要因として、米国の利下げ観測が挙げられ、投資家の資金が金へと流入しています。また、世界的に地政学リスクが高まっていることも安全資産である金の魅力を一段と高めています。さらに、中国やインドを中心とした新興国の中央銀行が、外貨準備の多様化を目的に金の買い増しを進めていることも価格上昇を後押ししています。こうした複合的な要因が重なり、金は投資家にとってますます重要な資産として位置づけられています。今後もさらに強くなるかもしれません。

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