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    対処法を解説

金やプラチナは錆びる?
酸化・変色する理由や
対処法を解説

金やプラチナは酸化しにくい金属として知られています。ですが、ジュエリーを日常的に身に着けていると、変色したり錆びてしまったりする方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では金やプラチナが錆びてしまう原因と、錆びてしまった場合の対処法を解説します。錆びの予防ケアも紹介しますので、大切なジュエリーのメンテナンスにお役立てください。

現在、金の買取価格は高騰しており、2024年10月には買取価格が過去最高の15,025円を記録しています。相場が高い今、金の売り時であるとも言えます。変色したジュエリーを使わずに放置したままになっている方へ、売却のヒントもお伝えします。ぜひ参考にしてみてください。

2024年12月13日 9:30更新

今日の金1gあたりの買取価格相場表

金のレート(1gあたり)
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K5{{k5_price}}+{{ diff_pre_k5_price }}円

金やプラチナは
錆びにくい貴金属

金属の錆びは、ほかの物質と反応することで酸化し、変色や錆びが起こります。金やプラチナは酸やアルカリに強く、耐蝕性に優れ、酸化しにくい金属です。そのため、錆びにくく、ほかの物質に触れても変色しにくい金属として知られています。

金属の酸化しやすさには、その金属の「イオン化傾向」が関係しています。イオン化傾向の大きい金属ほど、酸化しやすく錆びやすい特徴を持っています。

金やプラチナはほかの金属に比べ、イオン化傾向が小さく化学的に非常に安定した金属といえます。日常的に身に着けていても、錆びにくく美しい輝きを保てるのが特徴です。

そのため、結婚指輪などの長期間身に着けるアクセサリー素材にも好んで選ばれています。

金やプラチナでも酸化して
錆びることがある

金やプラチナは錆びにくい金属であるにもかかわらず、なかには変色してしまうケースも。これは金やプラチナの純度が関係しています。

純度がほぼ100%の金やプラチナは大変やわらかく、金製品の素材として利用すると強度の面で問題があります。純度が約100%のアクセサリーは傷つきやすく、熱による変形を起こす可能性もあるため日常的には使いづらいのです。

そこで、銅や銀、パラジウムといった別の金属を混ぜた「合金」にすることで、硬度を高めて加工するのが一般的です。

ただし、合金にして純度が低くなるほど、含まれる金属の影響で錆びやすくなってしまうのです。日常的に身に着けるアクセサリーを選ぶ際は、純度が高めの製品を選ぶことをおすすめします。

長年放置していた金やプラチナの貴金属が、「いつの間にか変色してしまった」というケースもあるのではないでしょうか。

このような状態であっても、買取専門店「おたからや」で高価買取可能です。変色して使わなくなったアクセサリーなどがお手元にあれば、ぜひ「おたからや」までお持ちください。

金とプラチナの純度について

製品中に含まれた金やプラチナの割合を「純度」といいます。ここでは、金やプラチナの純度について詳しく解説します。

金の純度

金の純度は、「K(カラット)」という単位で、数字は24分率で表します。金の純度がほぼ100%の場合は「K24」です。ほかにも純度が高い順に、純度91.6%の「K22」、純度75%の「K18」のように表記します。

なかでも、日本では「K18」は「18金」と呼ばれて親しまれ、輝きと強度のバランスの良さから人気があります。合金化した金は、ジュエリーや時計だけでなく精密機器などさまざまな用途で利用されています。

「K18」以下では、純度58.5%の「K14」、純度41.6%の「K10」などがあります。金以外の金属の割合が高いだけに安価な傾向です。また、混合物の種類によっては金属アレルギーを起こしやすい点もあるため気を付けましょう。

日常生活のなかで身に着ける金は合金であることが多く、その純度が低くなるほど錆びやすいため注意が必要です。例えば、金製品では「K18」よりも「K14」、「K14」よりも「K10」のほうが変色や錆びが発生しやすいといえます。

プラチナの純度

プラチナの純度は、プラチナの元素記号の「Pt」と1000分率で表します。具体的にはPt999Pt950Pt900Pt850ように表記します。例えば、「Pt950」であれば純度95%、「Pt999」であれば純度はほぼ100%です。

プラチナも金と同様、純度が高いほどやわらかく、変形しやすい特性を持っています。そのため、「Pt999」は資産価値としては最も高いながら、ジュエリーの素材には適していません。

金やプラチナが錆びて
変色したときの対処法

金やプラチナの製品が万が一変色してしまった場合、自宅でできる対処法などを解説します。簡単な手順で元の輝きを取り戻せることもあるので、ぜひセルフメンテナンスに役立ててください。

中性洗剤を使う

変色したジュエリーは、以下の手順で洗うことできれいになる可能性があります。

  1. 中性洗剤をぬるま湯で溶かします。使う洗剤は普段利用している食器用洗剤などでかまいません
  2. ジュエリーを入れ、20分ほど置きます
  3. しっかりと洗剤を洗い流し、やわらかい布で拭いてください

多くの変色は、この手順で解決できる可能性があります。

中性洗剤で落ちない頑固な汚れは、アンモニア水を使うと落とせるかもしれません。アンモニアは洗浄力が非常に強いため、必ず水:アンモニアを6:1ほどの割合に薄めて使用します。

また、ジュエリーを長時間浸けておくと金属がダメージを受けることもあるため注意が必要です。短時間浸け置いたら、アンモニアが残らないよう丁寧に水洗いして、布でやさしく拭き取りましょう。

宝石があしらわれたジュエリーなどは、お手入れ方法が適さないケースもあります。石の種類によっては水に弱い場合があり、色がくすんだり割れたりする可能性があります。

不安な場合は、自己判断せずに購入店舗に問い合わせるなど、十分注意して取り扱いましょう。

クロスやブラシで優しく磨く

酸化で黒ずんだ部分を磨くことで、変色を取り除ける場合があります。貴金属専用クロスややわらかいブラシを使い、錆びている部分を磨いてみましょう。

ただし、ジュエリー専用クロスには研磨剤が含まれています。純度の高い金やプラチナは傷が付くおそれがあります。純度の高いものは磨くのを避けるか、磨くとしてもやさしく行ないましょう。

また、比較的純度の低い金であっても、ブラシで強く擦るのは避け、あくまでも優しく取り扱います。

プロにクリーニングを依頼する

自分でお手入れをするのが不安な場合や、変色があまりに激しい場合は、ジュエリーの購入店舗でお手入れを依頼するのも一つの手です。購入店舗でのお手入れは無料で行なっているところも多く、一度確認してみるとよいでしょう。

また、有料でも3,000円以内の費用で収まるのが一般的です。大切なジュエリーを安心してお手入れする手段として、プロのクリーニングは十分な価値があるといえます。

ジュエリーの変色への対処としてはもちろん、美しい輝きを保つための定期的なメンテナンスとしての活用もおすすめです。

金やプラチナが錆びないようにするためのコツ

金やプラチナ製品ができるだけ変色しないようにする方法を解説します。輝きを維持するために日々のお手入れで、美しい状態を保ちましょう。

使用後は毎回お手入れをする

ジュエリーを使用したあとには、しっかりとお手入れしましょう。変色させないためには、できるだけ酸化を防ぐ必要があります。ジュエリーに付着した皮脂や汚れは、長時間放置しておくと酸化の原因になります。

そのため、ジュエリーを外したあとは布などでさっと拭いて、汚れを残さないことが大切です。結婚指輪を着けたままの方も多くいますが、できれば毎晩外して拭く習慣をつけましょう。

水に触れないようにする

貴金属に水分が付着していると、それだけ酸化が起こりやすくなります。ジュエリーが水に触れる可能性があるときは、できるだけ外すよう心がけましょう。食器洗いや入浴時など、面倒でもその都度外すのがおすすめです。

また温泉やプール・海などは真水ではないため、特に変色や錆びてしまう場所の一つです。このような場所に行く際は、可能であればジュエリーを外しておくと安心です。

化粧品や香水が付着しないようにする

化粧品や香水には油分・水分・アルコールなどが含まれます。これらの成分は錆びの原因になるため、アクセサリーに付着しないように気を付けましょう。

また、夏場は日焼け止めを使う機会も増えますが、日焼け止めに含まれる成分にも注意が必要です。ネックレスやリングをしたまま日焼け止めを塗布するのは避け、外出から戻ったら成分を拭き取るなど、こまめなメンテナンスが大切です。

空気に触れないように保管する

純度の低い金やプラチナは、空気に触れるだけでも酸化の原因になります。そのため、ジュエリーを使わないときは、専用の箱に入れるなどして、できるだけ空気に触れないように保管しましょう。ジップで密閉できる袋に小分けして保管する方法もおすすめです。

また、ジュエリーは一点ずつ保管するようにし、ほかの金属とまとめないようにしてください。金属同士の接触も酸化や変色につながるほか、傷の原因にもなります。

使わなくなった金・プラチナのジュエリーは「おたからや」へ

金やプラチナのジュエリーを持っているけれど、錆びや変色をしてしまい、しまい込んでいる方も多いのではないでしょうか。また、お手入れするのが難しいと感じ、せっかくのジュエリーを使わずに持っているだけの方もいるかもしれません。

昨今の貴金属市場は価格が高騰傾向にあり、以前購入したジュエリーが思わぬ価格になっているケースもあります。そのため、使わない金やプラチナのジュエリーの売却を検討してはいかがでしょうか。

特に、金の買取価格はここ数年で大きく上昇しており、2024年10月には過去最高の買取価格15,025円を記録しています。

買取専門店「おたからや」では、金やプラチナの買い取りを行なっています。変色や汚れが気になるジュエリーでも、プロの査定士が重さや品位(K18、K14などの純度)を見極め、高価買取をしております。

お手元に使わなくなった金製品、プラチナ製品があれば、ぜひ一度「おたからや」へご相談ください。

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まとめ

金やプラチナは錆びにくいといわれていますが、純度が低いほど酸化しやすく、変色したり錆びたりする可能性が高まります。ですが、日々のちょっとした心がけや簡単なケアを行なうだけでも、変色や錆びを防ぐことが可能です。

ジュエリーの本来の輝きを長く保てるよう、定期的なメンテナンスを心がけましょう。また使わなくなったお品物は売却を考えても良いでしょう。

おたからやでは、変色したり錆びたりした金やプラチナも含め、高価買取しております。「おたからや」は査定費用は無料なので、どのくらいの買取額になるのかの参考にぜひ一度ご相談ください。

金相場高騰中!
2024年12月現在金相場は1グラム14,549円を超え歴史的高値を更新中。
金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。

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