金の性質とは?変色しない理由や比重、展性などをわかりやすく解説

※下記の画像は全てイメージです
金は、古代から装飾品や工芸品の素材として、大切に扱われてきた金属であり、現代でも価値の高い資産として、多くの人に選ばれています。その背景には、見た目の美しさだけでなく、金が持つ独特の性質が関係しています。
空気や水分の影響を受けにくく変色しにくいことや、腐食に強く長期間美しさを保てる点が特徴です。また、金は非常に柔らかく、薄く延ばしたり、細く伸ばしたりしやすい特性があり、金箔や金線などさまざまな加工が可能です。
こうした性質は工芸品だけでなく、電子部品など精密機器にも利用され、幅広い場面で役立っています。本記事では、金の基本的な性質や純度による違いを整理し、素材としての特徴をより深く理解できるようわかりやすく紹介します。

Contents
金が持つ主な性質

金は、長く価値を認められてきた金属です。見た目の美しさだけでなく、多くの利点を持っていることが特徴です。変色しにくい安定性や、加工しやすい柔軟性は、ジュエリー製作に欠かせない性質です。比重の高さや電気伝導性の良さは、工業用途でも重宝されています。
こうした特徴は金の活用範囲を広げ、日常生活のさまざまな場面で役立っています。ここでは、代表的な性質を詳しく確認し、金の性質を整理していきましょう。
- おたからや査定員のコメント
混ぜる金属の割合は、ブランドや製造国ごとに異なり、色味や質感に大きな違いが出ることがあります。同じK18でも見た目が変わるのはそのためで、査定の際は色だけで判断せず必ず、刻印や比重など複数のポイントを組み合わせて確認します。

錆びにくく変色しにくい
金は、空気や水と反応しにくく、通常の環境では錆や腐食がほとんど発生しません。湿気や汗に触れても黒ずみにくいため、長時間身につけるジュエリーに向いています。
銀のように硫化して黒くならず、手入れが少なくても、美しい光沢を保ちやすい点が大きな特徴です。この安定性は、変質しやすい金属が多いなかで、金が特別視されてきた理由の1つです。
展性・延性に優れている
展性とは物体を叩いたり押したりすると薄く広がる性質で、延性とは引っ張ると細長く引き伸ばされる性質です。
金は非常に柔らかく、加工しやすい金属として知られています。叩けば薄く広がり、引き伸ばせば極めて細い線状にできるため、金箔や繊細な金線の製作に適している素材です。
このような展性、延性を持っている金属は少なく、細かなデザインのジュエリーや、精密な工芸品を作る際にも金は重宝されます。扱いやすさと美しさを兼ね備えた素材として、親しまれてきました。
比重が高い
金は、金属のなかでも特に比重が高く、持ったときにずっしりとした重さを感じやすい素材です。この性質は、ジュエリーとしての存在感を高めるだけでなく、純度を確認する際にも利用されます。
比重測定は、査定や判定の初期段階で用いられることが多く、金の見分け方としても一般的です。見た目ではわかりにくい純度の違いを理解するうえでも役立つ性質です。
熱・電気の伝導性が高い
金は、電気や熱を効率よく通す金属で、安定した導電性が求められる精密機器でも採用されることが多い素材です。特に、電子部品の接点は腐食しにくさも重要なため、金の耐久性と組み合わさることで、高い信頼性を発揮します。
小型の電子機器から高度な装置まで、さまざまな製品に金が組み込まれている理由は、この伝導性にあります。
多くの化学物質に反応しない安定性
金は酸やアルカリといった、多くの化学物質に対して反応しにくく、長期間使用しても劣化しにくい安定した金属です。この性質は、変色や腐敗を起こしやすい金属とは大きく異なり、保管環境を選ばない扱いやすさにもつながっています。
耐久性や保存性が求められる用途でも優れており、古代から現代まで、金が価値を失わず使われ続けてきた理由といえるでしょう。
純金と各K金の性質の違い

金は、純度によって硬さや色味が変わり、用途や扱いやすさも大きく異なります。純金は高い純度を持つ一方、柔らかいため傷がつきやすく、ジュエリーとして日常的に使用するには強度が不足する場合があります。
そのため、多くのジュエリーでは、銀や銅などの金属を混ぜた金が使われることが多いです。純度ごとに特徴が分かれているため、どの金がどのような場面に適しているかを知ると、製品選びや売却時の判断にも役立ちます。
ここでは、代表的なK24からK10までの違いを、順に確認していきます。
K24(純度99.99〜100%)
K24は一般に純金と呼ばれ、金そのものの濃い色味と高い価値を持つ種類です。非常に柔らかく傷がつきやすいため、指輪やブレスレットなど日常使いするジュエリーにはあまり使われません。
金貨やインゴットなど、資産性が重視される製品によく用いられます。素材としての純度は最も高く、金の性質を最も強く感じられる種類です。
K22(純度91.7%)
K22は、純金に近い純度で、金独特の色味をしっかり残しつつ、純金よりもやや硬さを持っています。強度は増しているものの、依然として柔らかめな部類に入るため、ジュエリーとしては一部のアイテムに用いられる程度です。
海外製品ではK22のアクセサリーが見られ、純金の質感を求めるユーザーに選ばれることが多いです。
K18(純度75%)
K18は、日本で最も一般的に使用されるジュエリー素材です。金の美しい色味と、耐久性のバランスに優れています。
純金に比べて硬く傷がつきにくいため、指輪やネックレス、ブレスレットなど幅広いアイテムに採用されることが多いです。また、銀や銅の配合割合によって色味を調整できるため、イエローゴールドやホワイトゴールドなど多彩なカラーが存在します。
K14(純度58.5%)
K14はK18よりもさらに硬く耐久性が高いため、日常的に使いやすい素材として適しています。金の割合は減るものの、その分強度が増し、デザイン性を重視したジュエリーに使われることも多い種類です。
扱いやすさに優れているため、普段使いのアイテムに選ばれやすい品位です。
K10(純度42%)
K10は金の含有率が低い分、価格が比較的手頃で、耐久性が高いことからカジュアルなジュエリーにも使われています。金の色味は薄くなりますが、傷や変形に強いため、気軽に身につけるアイテムに適している強度です。
ファッション性を重視したジュエリーや、普段使いのアクセサリーに多く採用されています。
- おたからや査定員のコメント
純度が高いほど価値は上がりますが、使用シーンによって最適な純度は異なります。たとえば、普段使いなら耐久性のあるK18の方が実用性が高く、逆に資産性を重視する場合はK24が適しているでしょう。査定の際も、製品の状態や用途を踏まえて、最も正確な価値を判断しています。

金に他の金属を混ぜる理由

金は見た目の美しさや安定性に優れていますが、純金のままでは非常に柔らかく、日常使いするジュエリーには不向きな面があります。そのため、多くの金製品では銀や銅といった金属を加えて強度や色味を調整し、扱いやすさと耐久性を高めています。
混ぜる金属の種類や割合によって性質が変わるため、ジュエリーや用途に応じて最適な配合が必要です。純度による違いを知っておくと、購入時だけでなく売却時の判断にも役立つでしょう。ここでは、金に他の金属を混ぜる主な理由を確認していきます。
耐久性と硬さを高めるため
純金は非常に柔らかく、衝撃や摩擦で傷がつきやすい性質があります。そこで銀や銅などを加えることで金属としての硬さが増し、日常的に使うジュエリーでも変形しにくくなります。
特に、指輪やブレスレットのように手や肌と頻繁に触れるアイテムには、一定の強度が求められるため、合金化が欠かせません。耐久性の向上は、美しさを長く保つうえでも重要な理由です。
色味を調整するため
金は混ぜる金属の種類によって、色味が変化します。イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなど、多彩な色合いを生み出すことができます。
銀を加えると白っぽい色調に。銅を混ぜると赤みが増します。色のバリエーションは、デザイン性の高いジュエリーを作る際に、欠かせない要素です。それぞれの用途や、ファッションに合わせて選ばれています。
身の回りで使われる金製品

金は、ジュエリーとしてのイメージが強い金属ですが、その性質の多くは工業分野や精密機器でも生かされています。変色しにくい安定性や優れた電気伝導性は、過酷な環境でも性能を維持できる素材です。
日常生活に欠かせない製品にも、幅広く使用されています。また、柔らかさを調整できる合金としての扱いやすさから、繊細な装飾品はもちろん、精度が求められる電子部品にも採用されています。
ここでは、身の回りで見かける金の主な使われ方について、代表的な例を順に見ていきましょう。
宝飾品
金は変色しにくく、美しい光沢を保ちやすいため、ネックレスや指輪、ブレスレットなどのジュエリーに使われています。純度の違いや、混ぜる金属によって色味や強度を調整できるため、デザインの幅が広く、日常使いから特別な場面まで、幅広いシーンで選ばれています。
金は、長く愛用できる装飾品として、昔から非常に人気が高いです。
電子機器
金は電気の伝わり方が安定しており、腐食しにくい性質があります。スマートフォンやパソコンなどの、電子機器に欠かせない素材です。
特に、接点部分や細かな回路には、少量であっても高い性能を発揮するため、多くの精密部品に採用されています。長期間使用しても劣化しにくい素材であることも、金が電子機器に利用される大きな理由です。
工業・医療分野
金は化学的に安定しているため、特殊な環境下で使用される装置や、精密な測定器の部品にも使われています。また、金は人体に対して反応しにくい性質も持っており、医療機器や治療器具にも採用されることも多いです。
腐食や変質が起こりにくい金は、安全性や長期的な信頼性が求められる分野でも、重要な役割を果たしているといえるでしょう。
金の性質を利用した見分け方(簡単なチェック方法)

金は、偽造品が多く出回ることが多いです。しかし、特有の重さや安定性があるため、基本的な特徴を知っておくと自宅でもある程度の確認が可能です。正確な判定には、専門機器が必要ですが、重さの感覚や比重測定など、金の性質を使った、簡易的なチェック方法は、昔から広く用いられてきました。
あくまでも目安ではありますが、金の特徴を踏まえた確認方法を知っておくと、手元のアイテムを判断する際の参考になります。ここでは、代表的な簡易チェック方法を順に紹介します。
重さと質感で確認する
金は比重が高く、他の金属と比べて明らかに重さを感じやすいのが特徴です。金は手に持ったときにずっしりとした質感があります。
重さと質感は本物かどうかを判断する簡易的な判断材料になります。重さが軽すぎる場合は金以外の可能性が高く、材質のおおまかな見極めに役立つでしょう。
ただし、デザインや構造によって、重さが変わることもあります。あくまでも参考として捉えることが大切です。
比重を測定する方法
比重測定は、金の鑑定で代表的な手法の1つです。水に沈めた際の浮力を利用して密度を測る方法で、純度ごとに比重が異なるため、おおよその品位を判断できます。
専用の比重計がなくても、家庭用の秤と水を使って簡易的に調べることが可能です。比重は、偽造品や別の金属との判別に役立つため、査定現場でも基礎的な確認として重視されています。
比重測定は代表的な判定方法ですが、石の付いたジュエリーや中空構造の場合は正確な数値が出ません。プロの現場では、比重以外にも刻印や磁性、試金石など複数の方法を組み合わせて総合的に判断するため、迷ったら金の買取店に持ち込むのがおすすめです。
試金石を使う伝統的な方法
試金石による確認は、江戸時代から使われてきた伝統的な金の判別方法です。方法は、試金石に金製品を擦り付け、その際に削り取られた粉から、金かどうかを判断します。
判断のポイントは、色や濃さ、粉の残り方などです。純金であれば、オレンジ色が濃く、純度が下がるにつれて明るい色味に変化していきます。
金は、この方法でも比較的正確に見分けられます。専門的な技術が必要ですが、伝統的な手法として現在も使われている方法です。
しかし、素人がわずかな色味の違いを判断するのは難しいです。本物かどうかを判断するには専門の鑑定士に依頼するのが良いでしょう。
金に関するよくある質問

金は純度や性質によって特徴が大きく変わるため、ジュエリー購入時や売却時にはさまざまな疑問が生まれます。特に、純金とK18の違い、色味の違いが生まれる理由、比重での判定方法などは多くの人が気になるポイントです。
また、金がなぜ変色しにくいのかといった、基本的な性質に関する疑問もよく寄せられます。ここでは、金に関して特に問い合わせの多い項目を取り上げ、基礎的な内容をわかりやすく整理しました。
金の性質やジュエリーの選び方に迷ったときの参考として活用してください。
Q.純金はなぜ柔らかいの?
A.純金は、金の純度がほぼ100%で、金属のなかでも特に展性と延性に優れています。金原子同士の結びつきが強く一定の方向にすべりやすいため、衝撃を受けても割れにくいです。
また、叩けば薄く広がり、引けば細く伸びるほど柔らかい性質を持ちます。そのため加工はしやすいものの、傷がつきやすく変形しやすい特徴があります。
Q.金はなぜ錆びないの?
A.金は、化学的に非常に安定した金属で、空気・水分・汗などと反応しにくい性質があります。銀のように硫化して黒くなることもないため、日常的に使っても変色しにくく、美しい状態を保ちやすい素材です。
この安定性が、金製品が長持ちするといわれる大きな理由の1つです。
Q.比重が高いと何が違うの?
A.金は比重が高く、同じサイズの金属と比べても重さを強く感じられることが特徴です。この性質は純度の判定にも使われており、金の含有量が高いほど比重も大きくなります。
重さの感覚だけでなく、比重測定によって偽物や他素材との判別が可能になるため、査定現場でも重視されています。
Q.金はどんな化学物質でも溶けないの?
A.金は多くの化学物質に対して安定していますが、すべてに溶けないわけではありません。たとえば「王水」と呼ばれる液には反応するなど、一部の特殊な薬剤には溶ける場合があります。ただし、日常の環境で変化することはほとんどありません。
Q.なぜK18ジュエリーが一般的なの?
A.K18は純度75%で、金の美しい色味と、十分な耐久性を兼ね備えています。純金より硬く傷がつきにくいため、普段使いの指輪やネックレスなどに適しています。
デザインの幅も広く、日本のジュエリー市場で最も選ばれている品位です。
Q.カラーゴールドは本物の金?
A.カラーゴールドは、金に銀や銅などの金属を混ぜて色味を調整した合金であり、正真正銘の金製品です。イエローゴールドやホワイトゴールド、ピンクゴールドは、混ぜる金属の種類や割合によって、色が変わります。
純度が明確に記されていれば、しっかり金として扱われます。
Q.金製品の純度は自分で調べられる?
A.比重測定を利用すれば、自宅でもおおまかな純度確認が可能です。水中での重さを測ることで比重を計算でき、純度に応じたおおよその判定ができます。
ただし、細かい判別や正確な査定には、専門機材や知識が必要なため、最終的な判断は専門店に任せるのが安心です。
Q.電子機器にも金は使われている?
A.はい。金は電気の伝わりが安定しており、腐食しにくいため、スマートフォンやパソコンなどの電子機器の接点や部品に幅広く使われています。
少量でも性能を高められるため、精密機器には欠かせない素材です。
「おたからや」での「金」参考買取価格
2025年12月03日09:30更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
| 金のレート(1gあたり) | ||
|---|---|---|
| インゴット(金)23,056円 -64円 |
24金(K24・純金)22,785円 -64円 |
23金(K23)21,633円 -60円 |
| 22金(K22)20,941円 -58円 |
21.6金(K21.6)20,480円 -57円 |
20金(K20)18,866円 -52円 |
| 18金(K18)17,292円 -48円 |
14金(K14)13,102円 -36円 |
12金(K12)11,027円 -31円 |
| 10金(K10)9,182円 -26円 |
9金(K9)8,260円 -23円 |
8金(K8)6,877円 -19円 |
| 5金(K5)3,418円 -10円 |
||
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
※2025年11月時点での価格です。
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
まとめ
金は変色しにくい安定性や高い加工性、重みのある比重など、ほかの金属にはない特性を数多く持っています。こうした性質が古くから価値を支えており、現在でもジュエリーや工業素材として、幅広い場面で活用されています。
また、純度によって硬さや色味が変わる点も、金ならではの特徴です。K18が日常使いに向いている理由や、カラーゴールドが多様なデザインに対応できる理由も本記事では詳しく解説しました。
金の性質や純度を理解することで、ジュエリー選びの判断がしやすくなるだけでなく、売却時の適切な判断にも役立ちます。普段目にする金製品の特徴を知っておけば、より長く、安心して楽しむことができるでしょう。
金の買取なら「おたからや」へ
「おたからや」では、金の特性や純度に精通した査定士が、幅広い金製品を丁寧に見極めています。ジュエリーやインゴットはもちろん、K18やK24など品位ごとの違いもしっかりと判断し、市場動向を踏まえた適正な買取を行っています。
金の色味や刻印だけでは判断が難しいアイテムも、比重測定など複数の確認方法を組み合わせて査定するため、細かな違いも見逃しません。
また、「おたからや」では査定料や手数料が一切かからず、気軽に利用しやすい環境が整っています。全国に1580店舗を展開しており、予約なしで持ち込むことができます。初めての方でも安心して相談できる体制が整えられています。
金の売却を考えている方や、自宅に使わなくなったジュエリーがある場合は、価値をしっかり見極めるためにも、1度「おたからや」に足を運んでみてください。
おたからやの金買取
査定員の紹介
伊東 査定員
-
趣味
ショッピング
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ハリーウィンストン
-
過去の買取品例
おりん、インゴット
初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。
その他の査定員紹介はこちら金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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