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「エルメスのバッグが欲しいけれど、トゴやエプソン・クレマンスって何が違うの?」「素材で使い心地や価格がそんなに変わるの?」と疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。
エルメスでは牛革だけでも多数の種類を展開しており、さらにワニ革やオーストリッチなどのエキゾチックレザー、キャンバス地まで含めると非常に幅広い素材ラインアップを擁しています。素材ひとつで見た目の印象・耐久性・価格などが大きく変わるため、「知らずに買って後悔した」という声も見受けられます。
本記事では、エルメスの素材を牛革・山羊革・水牛革・ワニ革・エキゾチックレザー・布素材のカテゴリ別に網羅しました。それぞれの質感や耐久性、向いている製品について具体的に解説します。本記事を読めば、自分の使い方に合った素材を絞り込めるようになるはずです。
Contents
- エルメス製品に使われる素材はどれくらいあるの?
- エルメスの素材には「現行品」と「廃盤品」がある
- 牛革(カーフスキン)の種類と特徴
- 山羊革(シェーブル)の種類と特徴
- 水牛革(ブッフル)の種類と特徴
- ワニ革(クロコダイル・アリゲーター)の種類と特徴
- その他の素材(エキゾチックレザー・布素材など)の種類と特徴
- 素材選びのポイント
- エルメスの素材に関するよくある質問
- Q. エルメスのバッグは素材によって定価がどのくらい変わりますか?
- Q. 初めてエルメスのバッグを購入する場合、どの素材を選ぶのがおすすめですか?
- Q. エルメスの刻印から素材の種類を判別できますか?
- Q. トゴとトリヨンクレマンスは見た目が似ていますが、どう見分ければよいですか?
- Q. エルメスの素材で経年変化(エイジング)を楽しめるのはどれですか?
- Q. 雨の日にエルメスの革バッグを使っても大丈夫ですか?
- Q. エルメスのバッグに使われるクロコダイル3種(アリゲーター・ニロティカス・ポロサス)のうち、最も高価なのはどれですか?
- Q. エルメスの素材名に付く「ヴォー(Veau)」とはどういう意味ですか?
- Q. エプソンは経年劣化で表面がひび割れると聞きましたが、本当ですか?
- Q. エルメスのオーストリッチ素材にある丸い斑点(クイルマーク)は使ううちに消えますか?
- Q. エルメスで「シャイン加工」と「マット加工」はどう違いますか?
- Q. エルメスのバッグでトゴを選んだ場合、何年くらい使えますか?
- Q. ヒマラヤと呼ばれる素材は通常のクロコダイルと何が違いますか?
- Q. 自宅でエルメスの素材を判別するとき、最低限チェックすべきポイントは何ですか?
- Q. エルメスの廃盤素材「クシュベル」や「アルデンヌ」は中古で購入する価値がありますか?
- Q. エルメスの布素材(トワルアッシュなど)は革素材と比べてどのくらい安いですか?
- Q. エルメスの山羊革(シェーブル)は牛革と比べて重量に差がありますか?
- Q. エルメスの素材で色落ちしやすいものはありますか?
- Q. エルメスの同じ素材・同じカラーでも個体差はありますか?
- Q. エルメスが新素材を採用するペースはどのくらいですか?
- まとめ
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エルメス製品に使われる素材はどれくらいあるの?

エルメスでは、バッグや小物に用いる素材が多岐にわたります。
- レザー:トゴ、トリヨンクレマンス、エプソン、スイフト、ネゴンダなど
- エキゾチックレザー:アリゲーター、オーストリッチなど
- ファブリック:シルクツイル、カシミヤなど
- 金属素材:ステンレススチール、ゴールドなど
エルメスはバッグ・財布・時計ベルトなど製品カテゴリーごとに最適な素材を使い分けており、幅広い素材ラインアップを展開しています。
環境負荷の低減を目指し、再生ナイロンやキノコ菌糸体由来の新素材「シルヴァニア」の開発など、環境配慮型素材の取り組みも進行中です。
参考:エルメス
エルメスの素材には「現行品」と「廃盤品」がある

エルメスの素材は、現在も製造が続く「現行素材」と、すでに生産が終了した「廃盤素材」の2つに大きく分けられます。
現行素材の代表格は以下の4種で、バーキンやケリーをはじめ多くの製品に採用されています。
- トゴ
- トリヨンクレマンス
- エプソン
- スイフト
一方、以下の素材は現在新作への採用が確認されておらず、新品での入手は困難な状況です。
- クシュベル
- アルデンヌ
- ヴォーガリバー
- フィヨルド
中古市場では、廃盤素材の製品は現行素材よりも安く取引される傾向にあるものの、すべてが一律に値下がりするわけではありません。ボックスカーフのように生産数が極端に減っている素材は、希少性が評価されプレミア価格が付く場合も見受けられます。
また、廃盤素材であっても状態が極めて良好な場合や、コレクター人気の高いモデルでは現行素材と同等以上の価格が付くケースもあります。エルメスの素材が現行か廃盤かを把握しておくと、購入時の値ごろ感を判断したり、手持ちのアイテムの市場価値を見極めたりする際に役立ちます。
牛革(カーフスキン)の種類と特徴

エルメスの牛革(カーフスキン)は、現行品と廃盤品を合わせると非常に多くの種類がラインアップされています。質感の系統は大きく3つに分かれるため、まずは下の表で全体像を把握してみてください。
| 質感の系統 | 代表的な素材 | 主な特徴 |
| ナチュラルレザー(天然シボ) | トゴ、トリヨンクレマンス、ネゴンダ | 型押しなしの自然な凹凸。傷が目立ちにくく普段使いに向く |
| 型押しレザー | エプソン、ヴォー・マダム | プレス加工で均一な模様を付与。型崩れしにくくフォーマルにも合う |
| スムースレザー | スイフト、ボックスカーフ、バレニア | 表面がなめらかで上品な光沢。傷は付きやすいが高い質感を持つ |
バーキンやケリーなどの定番バッグから財布やコインケースまで、エルメスは製品ごとに最適な牛革を使い分けています。ここからはエルメスの代表的な牛革素材を個別に解説します。
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トゴ

トゴは1997年に登場した、エルメスで最も流通量が多い定番カーフレザーです。雄仔牛の革を自然なまま仕上げた天然シボ革で、適度な張りと柔らかさを持っています。
型押し加工をしていないナチュラルレザーなので、カジュアルからフォーマルまで合わせやすく、バーキン・ケリーをはじめ幅広いモデルに使われています。柔軟性が高く傷が目立ちにくい点もトゴが支持される理由で、エルメスを代表する素材としての地位は揺るぎません。
参考:エルメス
エルメスのトゴ素材のバッグをお持ちなら、現在の買取相場をチェックしてみてください。
トリヨンクレマンス

トリヨンクレマンスは、トゴと並ぶ人気を持つ雄仔牛のカーフレザーです。トゴよりシボが大きく、手触りが柔らかいのが特徴です。ボリューム感のある見た目も魅力ですが、革自体にやや重みがあり、使い込むと型崩れしやすい点には注意してください。
カジュアルな雰囲気に仕上がる素材で、バーキンやボリードなど幅広い製品に採用されています。近年はトリヨンクレマンスを改良したトリヨンノヴィーヨやトリヨンモーリスといった派生素材も登場しており、好みに合わせた選び方の幅が広がっています。
参考:エルメス
エプソン

エプソン(ヴォー・エプソン)は、2000年代に登場した雄牛革で、表面に細かな型押し模様が施されています。革は硬めでハリがあり、傷や汚れが付きにくく型崩れもしにくいため、実用性の高い素材です。上品な光沢としっかりした質感を持ち、フォーマルな装いにもよく合います。
エプソンはトゴと同様に多くのバッグや小物で使われており、外縫いケリーとの相性を好んで選ぶファンも多い素材です。ただし型押しの凹凸が浅いため、深い傷が入ると目立ちやすい点は覚えておいてください。
参考:エルメス
スイフト

スイフト(ヴォー・スイフト)は、2006年に登場した生後1年以内の仔牛革を使ったスムースレザーです。しっとりと柔らかい手触りと優れた発色を備えているため、鮮やかなカラーのバッグにも多用されています。
表面がなめらかで凹凸がほぼないため、傷が付きやすくデリケートな扱いが求められます。現行レザーの中では流通量がやや少なめですが、滑らかな質感に惹かれるファンは根強く、旧ヴォー・ガリバーの後継素材とも位置づけられる存在です。
ボックスカーフ

ボックスカーフは、エルメスを代表するクラシックなカーフレザーです。生後6か月以内の仔牛革を使い、きめが細かく優雅な光沢を放ちます。
古くから高級素材として採用されてきた一方、表面が繊細で爪傷が付きやすい点はデメリットです。製造量は減少して希少性が高まっていますが、気品ある風合いが再評価され、復刻モデルも発表されています。
参考:エルメス
ヴォー・マダム

ヴォー・マダムは、エプソンに近い質感を持つ比較的新しいカーフレザーです。適度な硬さとコシがありながら、しっとりとした触感も兼ね備えています。マットで落ち着いた風合いも特徴で、主にバーキンのセリエ(外縫い)モデルやコインケースに用いられ、型崩れしにくく端正なフォルムを長く保つことが可能です。
参考:エルメス
ヴァッシュ(ヴァッシュ・ナチュラル)
ヴァッシュは、表面加工を施さずに仕上げたナチュラルなカーフレザーです。ヌメ革に近い性質で傷は付きやすいものの、使い込むほど風合いと色味が深まり、革本来のエイジングを楽しめます。
シボのないフラットな表面で、カラー展開はブラックとブラウンの2色です。ヴァッシュは耐久性が高いため、カジュアルなバッグや小物に多く使われ、革好きの間で根強い人気を持っています。
参考:エルメス
バレニア

バレニアは、エルメスが馬具用に開発したカーフレザーです。きめ細かな仔牛革を植物タンニンで鞣し、オイルをたっぷり含ませて仕上げています。
手に吸い付くような滑らかさと自然な光沢が魅力で、使い込むとキャメルから飴色へ色味が変化していきます。小さな傷が付いても、指で軽くこすればオイルが行き渡って目立ちにくくなるのが特徴です。
バレニアはオイル含有量が多いぶん撥水性があり、水滴が染み込みにくい点も高い評価を受けています。適度なコシと柔軟性があるためバッグや時計ベルトなど多彩なアイテムに使われ、長く使っても型崩れしにくい耐久性も魅力です。
参考:エルメス
ネゴンダ

ネゴンダは2007年に登場した雄牛革で、ガーデンパーティのレザーモデルに多く採用されています。厚みがありながら柔らかくしなやかな手触りで、カジュアルな雰囲気に仕上がります。
柔軟性が高くしっとりとした質感を持ち、傷も目立ちにくい点が特徴です。毎日使うバッグとの相性がよい素材として支持されています。
参考:エルメス
エバーカーフ/エバーカラー

エバーカーフとエバーカラーは、2010年代に登場した比較的新しいカーフレザーです。エバーカーフは柔らかな質感を備えたスムースカーフで、少量ながら現在も製造が続く素材です。エバーカラーはエバーカーフと同程度の柔軟性を保ちつつ、表面にわずかなシボがあり、自然な風合いが際立ちます。
エバーカーフとエバーカラーは、ツールボックスやルリなどモダンなデザインのバッグに多く採用されています。傷が付きにくく普段使いしやすいため、近年人気が高まっている素材です。
参考:エルメス
- おたからや査定員のコメント
トゴとトリヨンは流通量が多く実用性が高いため価格は安定していますが、張りやしなやかさで評価に差がつきます。エプソンは型崩れしにくく需要が底堅い一方、傷が目立つスイフトは状態次第で査定幅が開きます。近年復刻が進むボックスカーフは希少性と艶感が再注目されプレミアがつく傾向です。刻印年・付属品を揃えれば、素材特性を活かしたプラス査定が期待できます。

山羊革(シェーブル)の種類と特徴

エルメスのバッグや小物には、山羊革(シェーブル)も多く使われています。山羊革は牛革より軽量で耐久性に優れ、細かな粒模様(シボ)としなやかな質感が持ち味です。
バーキン25のような小型バッグや財布にも採用され、軽さと上品さを両立する実用的な素材です。ここからはエルメスの代表的な山羊革を紹介します。
エルメスのケリーをお持ちの方は、素材やサイズごとの買取価格をご確認ください。
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シェーブル

シェーブルは山羊革の中でもとりわけ柔らかく、軽量で扱いやすい素材です。細かく均一な粒模様が上品でエレガントな印象を与えます。
傷が付きにくく耐久性にも優れているため、毎日使うバッグや小物に最適です。軽さと気品を兼ね備えていることから、バーキン25などの小型バッグにも採用され、エルメスを代表する山羊革として高く評価されています。
参考:エルメス
ヴィブラート

ヴィブラートは、複数の山羊革を幾重にも重ねて貼り合わせ、断面にストライプ模様を生み出した素材です。ひと目でそれとわかる個性的な見た目が特徴です。山羊革ならではの丈夫さに加え、希少性の高さからコレクターにも人気があります。
参考:エルメス
シェブルミゾル

シェブルミゾルは、細かく均一な粒模様と滑らかな手触りが特徴の山羊革です。軽量で丈夫なため、バーキン25や財布などの小型アイテムに多く使われています。
傷が付きにくく、使い込むほど艶が増す点もシェブルミゾルの魅力です。カジュアルからフォーマルまでシーンを選ばず活躍します。
参考:エルメス
コロマンデル

コロマンデルは、深い型押し模様と立体的な質感が特徴の山羊革です。耐久性が高く傷も目立ちにくいため、日常使いにも向いています。
水牛革(ブッフル)の種類と特徴

水牛革(ブッフル)は、厚みと丈夫さが際立つ重厚感のある素材です。自然な粗いシボ模様があり、カジュアルなバッグや小物に多く使われています。
耐水性にも優れているため、ガーデンパーティのようなトートバッグで重宝する素材です。ここからは代表的なブッフル素材を紹介します。
ガーデンパーティなどブッフル素材のバッグの売却をお考えなら、まずは買取価格をご確認ください。
エルメス (HERMES) ガーデンパーティの買取情報をチェックする
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ブッフル
ブッフル(バッファロー)は、水牛革の中でももっとも広く採用されている素材です。厚みがありながら柔らかく、耐久性にも優れています。
粗めの自然なシボ模様が味わい深く、使い込むほど風合いが増します。アウトドアやカジュアルシーンでも安心して使える実用性の高さが魅力です。
参考:エルメス
ブッフルスキッパー
ブッフルスキッパーは、水牛革の中でも特に柔らかな質感を備えた素材です。優れた耐久性に加え、傷が目立ちにくいため、日常使いのバッグにも適しています。
また、ブッフルスキッパーは自然な光沢を帯びており、カジュアルな雰囲気の中に上品さを漂わせます。なお、後述のダルメシアンと同じ水牛革を染色して無地に仕上げたものがブッフルスキッパーです。
ダルメシアン

ダルメシアンは、犬のダルメシアンのような白黒の斑点模様が目を引く水牛革素材です。個性的な柄がコーディネートのアクセントになり、エルメスの中でもひときわ目立つ存在です。耐久性にも優れており、バッグや小物に広く採用されています。
白地に黒い斑点のタイプは「101」、黒地に白い斑点のタイプは「102」と呼ばれることがあり、カラー名もユニークです。
ブッフルシンドゥ
ブッフルシンドゥは、独特の粒模様が際立つ水牛革素材です。柔らかさと耐久性を兼ね備えており、日常使いのバッグや小物に適しています。
表面には自然な質感が残され、使い込むほどに深みのある風合いが育まれます。そのため、カジュアルなデザインの商品にも幅広く採用され、実用性の高さで支持を集めている素材です。
ブッフルガラ
ブッフルガラは、十分な厚みと柔軟性を兼ね備えた水牛革です。表面には独特な型押し模様が施され、高級感と個性を同時に味わえます。
この革は耐久性に優れ、傷が目立ちにくい点も魅力です。その特性から、大型バッグやトラベルアイテムに広く採用されています。
参考:エルメス
ポンディシェリ
ポンディシェリは2009年に登場したインド南部原産の水牛革で、柔らかな質感から小物類を中心に使用されています。軽やかな触り心地と適度な丈夫さがあり、エルメスの小型アイテムにさりげない高級感を添えます。
ワニ革(クロコダイル・アリゲーター)の種類と特徴

エルメスのクロコダイル素材は、希少性と高級感を理由にエルメスのレザーの中でも最高峰に位置づけられています。独特な鱗模様がひと目でエキゾチックな印象を生み出します。エルメスの厳格な基準を満たした個体のみが採用されるため、製品ラインの中でも別格の位置づけです。
エルメスのクロコダイル素材はアリゲーター、ニロティカス、ポロサスの3種類で、製品に刻まれる素材刻印もそれぞれ異なります。ここからはアリゲーター・ニロティカス・ポロサスの3種のクロコダイル素材を個別に解説します。
クロコダイル素材のエルメス製品は希少性が高く、高額査定が期待できる点も押さえておきたいポイントです。お手元のアイテムの価値をぜひご確認ください。
エルメス(HERMES) クロコダイルの買取情報をチェックする
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アリゲーター

アリゲーターは、アメリカ原産のミシシッピワニの革を使った素材です。細かく均一な鱗模様としなやかな質感を持ち、バッグや小物に広く使われています。
独特の光沢が高級感を引き立て、エルメスでは艶やかなシャイン加工と落ち着いたマット加工の2種類から選べます。
ニロティカス

ニロティカスは、アフリカのナイル川流域に生息するナイルワニの革です。アリゲーターより大きめの鱗模様が特徴で、しなやかさと耐久性を両立しています。バッグや財布に多く使用される素材です。
自然な鱗模様が重厚かつ高級な雰囲気を醸し出します。シャイン加工だと鱗が光を反射して華やかに、マット加工だと控えめで落ち着いた仕上がりになります。
参考:経済産業省
ポロサス

ポロサスは、エルメスのクロコダイル素材の中で最高級に位置づけられるイリエワニ(ポロサス種)の革です。細かく均一な鱗模様と柔らかな質感を兼ね備えている点が特徴です。エルメスの革素材の中でも希少性が際立ち、圧倒的な高級感を演出します。
シャイン(リセ)加工では細かな鱗が光を反射し華やかに仕上がり、マット加工では上品で控えめな輝きを楽しめます。
ヒマラヤ

ヒマラヤは、ナイルワニ(ニロティカス)の革にマット仕上げを施し、白からグレーへ移ろうグラデーションを加えた特別な素材です。雪山を思わせる色彩が美しく、見る人の目を引きます。
「バーキン ヒマラヤ」はヒマラヤ素材を使った象徴的なモデルで、オークションでは数千万円で落札された実績があります。エルメスの全素材の中でも最上級の希少性を誇る存在です。
ヒマラヤの定価や買取価格について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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参考:エルメス
その他の素材(エキゾチックレザー・布素材など)の種類と特徴

エルメスでは革以外にも幅広い素材を製品に取り入れています。トカゲ(リザード)やダチョウ(オーストリッチ)などのエキゾチックレザー、キャンバスやセルロースなどの布素材まで、バリエーションは豊富です。
素材ごとの特性を知っておくと、自分に合ったエルメス製品を見つけやすくなります。ここからはエルメスのエキゾチックレザーや布素材の代表的な素材を順に見ていきます。
リザード

リザードは、小さな鱗が整然と並ぶ繊細な模様が美しい高級トカゲ革です。上品な光沢を帯びており、財布やバーキン25といった小型アイテムに採用されています。耐久性は高いものの湿気や乾燥には弱いため、丁寧なケアが長持ちの秘訣です。
リザードナチュラ(オンブレ)

リザードナチュラ(オンブレ)は、リザードの革にグラデーション染色を施した素材です。鱗模様と色の移ろいが調和し、通常のリザードよりさらに華やかな印象に仕上がっています。
他の人と被りたくない方に人気があり、小型バッグや財布を中心に使われています。
オーストリッチ

オーストリッチは、ダチョウの革を使った高級素材です。クイルマーク(羽毛を抜いた跡に残る丸い斑点)が唯一無二の存在感を生み出します。軽量かつ柔らかく、さらに耐久性にも優れているため、バッグや小物に幅広く用いられています。
オーストリッチ素材のエルメス製品をお持ちなら、現在の買取相場をチェックしてみてください。
エルメス(HERMES) オーストリッチの買取情報をチェックする
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セルロース
セルロースは、植物由来の繊維を加工した環境配慮型の素材です。軽量ながら十分な耐久性があり、トートバッグやアクセサリーなどカジュアルな製品に使われています。自然な質感が魅力で、環境への配慮を大切にしたい方から支持されています。
トワルアッシュ

トワルアッシュは、エルメスを代表するキャンバス素材です。丈夫で重量が抑えられる点が大きなメリットです。ナチュラルな風合いを備え、ガーデンパーティなどのカジュアルバッグやトラベルアイテムに数多く採用されています。
革素材と組み合わせたデザインが多く、見た目の良さと日常使いの実用性を両立しています。
参考:エルメス
トワルオフィシェ
トワルオフィシェは、トワルアッシュより厚手で耐久性がさらに高いキャンバス素材です。アウトドアや旅行用バッグに多く使われ、傷や汚れに強い点も特徴として挙げられます。シンプルさと丈夫さを求める方に向いています。
トワルゴエラン

トワルゴエランは、防水加工を施したキャンバス素材です。水や汚れに強いため、アウトドアや雨の日でも安心して使えます。軽量で持ち運びしやすく、トラベルバッグやトートバッグとの相性が抜群です。
ドブリス
ドブリスは、スエード状に仕上げたマットな質感のレザーです。上品で落ち着いた雰囲気があり、カジュアルなバッグや小物に使われています。
一方で汚れが付着しやすいため、使用後は専用のブラシで丁寧にブラッシングし、必要に応じてエルメス公式推奨の保革クリームを使用してください。
グリズリー

グリズリーは毛足が長いスエード素材で、ふんわりとした手触りが持ち味です。エルメスの中でもカジュアルな印象が強く、個性的なバッグに仕上がります。
バッグの一部にアクセントとして使われることが多く、レザーとの組み合わせで独特の表情を見せてくれます。
ピッグ
ピッグ革は、豚の革を使った軽量で柔らかな素材です。表面に小さな毛穴が点在する自然な風合いが特徴で、耐久性も十分あるため日常的に使えます。
カジュアルなバッグや小物に多く使われており、軽快な印象と実用性を両立させた素材です。軽さと丈夫さを兼ね備えているため、長く使い続けたい方に向いています。
アニョーミロ
アニョーミロは、ラムスキン(子羊革)を使った滑らかで控えめな光沢のある素材です。柔らかくしなやかな手触りが特徴です。
フォーマルなバッグや小物に採用されることが多く、エレガントで洗練された雰囲気に仕上がります。
アマゾニア
アマゾニアは、エルメスが独自に開発した天然ゴム由来の植物性素材です。耐水性が高く、レインブーツやガーデンパーティの一部に採用されています。天然ゴム特有のしっとりとした質感があり、革素材とは異なる風合いが楽しめます。
カーボンファイバー
カーボンファイバーは、軽さと高い強度を両立する先端素材です。エルメスでは馬具やアタッシュケースに採用しており、金属を思わせる硬質な外観が特徴として挙げられます。レザーとはまったく異なる硬質な質感で、エルメスの素材の中でも異色の存在です。
参考:エルメス
素材選びのポイント

エルメス製品を選ぶ際は、素材の特徴を理解したうえで使用シーンとメンテナンス性の両面から検討してください。素材ごとに耐久性・お手入れのしやすさ・見た目の印象が変わるため、購入前のチェックが欠かせません。
エルメスの素材選びで押さえておきたいポイントを、「使用シーン」「メンテナンス」「見た目の印象」の3軸で整理しました。
| 選び方の軸 | おすすめ素材 | 理由 |
| 日常使い・傷を気にせず持ちたい | トゴ、エプソン、トリヨンクレマンス | シボや型押しが傷を目立ちにくくし、耐久性が高い |
| フォーマルな場面で使いたい | ボックスカーフ、クロコダイル(シャイン) | 上品な光沢と高級感が装いを引き立てる |
| お手入れの手間を最小限にしたい | エプソン、トワルアッシュ | 汚れ・傷に強く、乾拭きだけでケアがほぼ完結する |
| 経年変化(エイジング)を楽しみたい | バレニア、ヴァッシュ、ボックスカーフ | 使い込むほど色味や艶が深まり、自分だけの風合いに育つ |
| カジュアルに軽く持ちたい | トワルアッシュ、トワルゴエラン、シェーブル | 布素材や山羊革は軽量で、デイリーユースに最適 |
| 個性的なデザインを楽しみたい | オーストリッチ、リザード、ヴィブラート | 独特の模様や質感で、持つだけで唯一無二の存在感が出る |
素材を決めるときは「どんな場面で一番よく使うか」を軸にすると選びやすくなります。耐久性を重視するならトゴやエプソン、華やかさを求めるならクロコダイルやオーストリッチ、手軽さを優先するならキャンバス素材がおすすめです。このように、ライフスタイルに合わせて選ぶと、自分に合った一品が見つかりやすくなります。
エプソン素材のバッグや小物の売却をお考えなら、「おたからや」の買取価格をご確認ください。
エルメス(HERMES) ヴォーエプソンの買取情報をチェックする
エルメスの素材に関するよくある質問

エルメスの素材について、購入前やお手入れの場面で疑問に感じやすいポイントをQ&A形式でまとめました。本文では触れきれなかった周辺情報や、実際の使用シーンで役立つ知識を中心に取り上げています。
Q. エルメスのバッグは素材によって定価がどのくらい変わりますか?
A.
素材が変わるとバーキン30で数百万円単位の価格差が生じます。2026年2月時点で、トゴやエプソンのバーキン30は定価約223万円(2026年2月価格改定後)ですが、ポロサス(クロコダイル)は1,113万円前後、アリゲーター・ニロティカスは990万円前後です。
オーストリッチはその中間に位置し、約420万円が目安です。牛革と山羊革ではほぼ同価格帯ですが、エキゾチックレザーに切り替わると一気に定価が上がる構造になっています。
Q. 初めてエルメスのバッグを購入する場合、どの素材を選ぶのがおすすめですか?
A.
初めての1品にはトゴかエプソンが扱いやすく、満足度も高い傾向があります。トゴは傷が目立ちにくく適度な柔らかさがあるため、カジュアルからビジネスまで幅広いシーンに対応可能です。
エプソンは型崩れしにくくメンテナンスの手間が少ないので、バッグの形を長くきれいに保ちたい方に向いています。どちらも流通量が多く、カラーバリエーションが豊富な点も初心者に適しています。
Q. エルメスの刻印から素材の種類を判別できますか?
A.
エルメスの製品に押された刻印から、素材の種類をある程度判別できます。製造年を示すアルファベット刻印の隣に、素材を示す記号が刻まれるケースがあります。代表的な素材刻印は以下のとおりです。
- 「∧」(逆V字):ポロサス
- 「‥」(ドット2つ):ニロティカス
- 「▢」(四角形):アリゲーター
- 「=」(イコール):リザード
- 「●」(丸い点):オーストリッチ
牛革やシェーブルなど通常のレザーには素材刻印が付かないため、刻印がない場合は革の質感やシボの大きさで判断する必要があります。
Q. トゴとトリヨンクレマンスは見た目が似ていますが、どう見分ければよいですか?
A.
トゴとトリヨンクレマンスはどちらもシボのある牛革ですが、シボの大きさと革の硬さで見分けることが可能です。トゴはシボがやや小さめで、手で押したときに適度な張りを感じます。トリヨンクレマンスはシボがトゴより大きく、指で押すとくたっと沈み込む柔らかさがあります。
重さにも違いがあり、トリヨンクレマンスのほうがトゴより革自体が重い傾向です。迷ったときは、バッグを手に持って「ハリがあるか」「くたっと垂れるか」を比べると判別しやすくなります。
Q. エルメスの素材で経年変化(エイジング)を楽しめるのはどれですか?
A.
経年変化を楽しみたい方にはバレニア・ヴァッシュ・ボックスカーフが適しています。バレニアは植物タンニン鞣し(なめし)でオイルを豊富に含むため、使い込むとキャメルから飴色へと色味が深まります。
ヴァッシュはヌメ革に近い性質で、日焼けや手の油分によって独自の風合いが育つ素材です。ボックスカーフは使うほどに艶が増し、革表面に深い光沢が生まれます。一方、エプソンやトワルアッシュは加工によって経年変化が起きにくい素材です。
Q. 雨の日にエルメスの革バッグを使っても大丈夫ですか?
A.
素材によって耐水性が大きく異なるため、雨天時に使う素材は慎重に選んでください。バレニアは比較的水に強い傾向がありますが、一方、ボックスカーフやスイフトは水染みが残りやすい素材です。
急な雨に備え、防水スプレーを事前にかけておく方法もありますが、エルメスでは市販のケア用品を使用したお手入れは推奨していません。心配な方はエルメスのリペアカウンターで相談するのが確実です。
Q. エルメスのバッグに使われるクロコダイル3種(アリゲーター・ニロティカス・ポロサス)のうち、最も高価なのはどれですか?
A.
3種の中で最も高価なのはポロサスです。ポロサスはオーストラリア産イリエワニの革で、鱗模様が細かく均一に揃い、希少性が極めて高い点が価格に反映されています。次いでニロティカス(ナイルワニ)が高価格帯に位置し、アリゲーター(ミシシッピワニ)はクロコダイル素材の中では比較的手が届きやすい価格帯です。
ただし、アリゲーターでも牛革の数倍の定価になるため、いずれも高額であることに変わりはありません。
Q. エルメスの素材名に付く「ヴォー(Veau)」とはどういう意味ですか?
A.
「ヴォー(Veau)」はフランス語で「仔牛」を意味します。エルメスでは素材名の頭にフランス語を付けて革の出自を示す慣習があり、代表的な用語は以下のとおりです。
- ヴォー(Veau):仔牛
- ヴァッシュ(Vache):雌牛
- トリヨン(Taurillon):雄の若牛
- シェーブル(Chèvre):山羊
- ブッフル(Buffle):水牛
たとえば「ヴォー・エプソン」は「仔牛革にエプソン加工を施した素材」、「トリヨンクレマンス」は「雄の若牛のクレマンスレザー」という意味です。
Q. エプソンは経年劣化で表面がひび割れると聞きましたが、本当ですか?
A.
エプソンは型押し加工を施した革のため、長年使用すると表面の型押し部分が擦れて白っぽくなったり、角部分の塗膜が剥がれたりする場合があります。ひび割れが起きるケースは、極端な乾燥環境に長期間さらされた場合や、バッグに物を詰め込みすぎて革に過度な負荷をかけ続けた場合に見られます。
通常の使用であれば、5年以上経っても大きなひび割れが発生することは稀です。購入後は直射日光と過度な乾燥を避けて保管し、年に数回は革用クリームで保湿すると劣化を抑えられます。
Q. エルメスのオーストリッチ素材にある丸い斑点(クイルマーク)は使ううちに消えますか?
A.
オーストリッチのクイルマーク(羽毛の抜き跡)は革自体の構造に由来するため、使用しても消えることはありません。経年変化とともに革全体に艶が生まれ、独特の風合いが深まっていきます。クイルマークが均等に入った個体ほど美しい仕上がりとされるため、購入時にはバッグ全体の斑点の分布を確認してみてください。
Q. エルメスで「シャイン加工」と「マット加工」はどう違いますか?
A.
シャイン加工とマット加工は、主にクロコダイル素材に施される仕上げ処理の違いです。シャイン加工(リセとも呼ばれる)は革の表面に光沢を出す処理を行い、鱗模様がキラキラと光を反射して華やかな印象に仕上がります。
マット加工は光沢を抑える処理で、鱗の質感を活かした落ち着いた雰囲気になります。シャイン加工は華やかさを求める方に、マット加工は普段使いで控えめに持ちたい方に人気です。価格帯はどちらもほぼ同じですが、マット加工のほうが中古市場での流通量が多い傾向にあります。
Q. エルメスのバッグでトゴを選んだ場合、何年くらい使えますか?
A.
トゴは耐久性が高い素材のため、適切にケアすれば10年以上使い続けることが可能です。エルメスの革製品は「一生モノ」と評されることが多く、トゴもその例外ではありません。柔軟性と復元力に優れているので、日常的な使用で型崩れしにくい特長があります。
万が一、角のスレやステッチのほつれが生じた場合も、エルメスの直営店ではリペア(有料)を受け付けています。革そのものがダメになるというより、金具や糸の劣化が先に起きるケースが大半です。
Q. ヒマラヤと呼ばれる素材は通常のクロコダイルと何が違いますか?
A.
ヒマラヤは、ナイルワニ(ニロティカス)の革を用いた特別仕様の素材です。通常のクロコダイルは単色で染め上げるのに対し、ヒマラヤは人工的な染色を施していません。クロコダイルレザー本来の自然な色味を漂白工程で活かし、白からグレー・ブラウンへと移り変わるグラデーションを生み出しています。
製造工程が複雑で生産数が極端に限られています。オークション市場では「バーキン ヒマラヤ」が数千万円単位で落札された実績があり、エルメスのレザー素材の中でも最高峰の希少性を持つ素材として知られています。
Q. 自宅でエルメスの素材を判別するとき、最低限チェックすべきポイントは何ですか?
A.
自宅でエルメスの素材を判別するには、次の3つのポイントを順番に確認してください。
- シボの有無と大きさ:シボがあればトゴ・トリヨンクレマンス・エプソンのいずれか、シボがなければスイフト・ボックスカーフ・バレニアなどスムース系の可能性が高い
- 革の硬さ:指で押して硬く跳ね返ればエプソン、柔らかく沈めばトリヨンクレマンス、中間ならトゴと推定できる
- 光沢の有無:自然な艶ならトゴやバレニア、マットならエバーカラーやヴォー・マダム、強い光沢ならボックスカーフ
ルーペや専門道具は不要ですが、手持ちの他の素材と比較しながら触ると精度が上がります。判別に自信がない場合は、製品の内側に刻印された製造年・素材記号を確認するか、購入店舗に問い合わせてください。
Q. エルメスの廃盤素材「クシュベル」や「アルデンヌ」は中古で購入する価値がありますか?
A.
クシュベルやアルデンヌは廃盤素材のため新品では入手できませんが、中古市場では現行素材より割安で手に入る場合があります。クシュベルはエプソンの前身にあたる型押し素材で、ガラス加工による独特の光沢感が根強いファンに支持されています。
アルデンヌはフランス北部からベルギー南部のアルデンヌ地方の雌牛の革を使用した素材で、プレス加工を施した型押しと硬めの質感が持ち味です。後継素材はヴァッシュリエージュとされています。
ただし、廃盤素材は製造から年数が経過しているため、革の状態を実物で確認してから購入判断するのが安全です。刻印年が古く付属品が揃っていない個体は相場より安くなる傾向があります。
Q. エルメスの布素材(トワルアッシュなど)は革素材と比べてどのくらい安いですか?
A.
トワルアッシュなどキャンバス+レザーコンビ素材のガーデンパーティPM(36)は、2026年2月時点の定価で523,600円です。同じガーデンパーティPMでもオールレザー・ネゴンダ仕様になると745,800円に上がるため、キャンバスコンビと全革素材では約22万円の差が生じるケースが一般的といえます。
キャンバス素材はエルメスの入門アイテムとしても人気があり、軽量で日常使いしやすい点がメリットです。
Q. エルメスの山羊革(シェーブル)は牛革と比べて重量に差がありますか?
A.
山羊革(シェーブル)は牛革と比べて軽量です。山羊革は薄くても強度が高いため、軽さと丈夫さを両立できる素材です。小型バッグや財布など「軽さを重視したい」アイテムでは、山羊革が候補に入ります。
ただし、具体的な重量差は個体差やサイズにより異なるため、「約2~3割軽い」という数値は目安としてお考えください。
Q. エルメスの素材で色落ちしやすいものはありますか?
A.
色落ちリスクが比較的高いのは、スイフト・アニョーミロ・ドブリスの3素材です。スイフトとアニョーミロは発色の鮮やかさが魅力ですが、摩擦や水濡れによって色移りが起きることがあります。ドブリスはスエード調の起毛素材で、水分を吸いやすくシミの原因になりやすい性質を持っています。
淡い色の洋服に合わせるときは、濃色のバッグとの接触部分に注意してください。色落ちを防ぐには、使用前に目立たない箇所で水滴テストを行い、防水スプレーの使用可否をエルメスに相談するのが確実です。
Q. エルメスの同じ素材・同じカラーでも個体差はありますか?
A.
エルメスの革製品は天然素材を使用しているため、同じ素材・同じカラー名でも個体ごとに微妙な違いがあります。トゴの場合はシボの大きさや血筋(血管が通っていた跡)の入り方が一つひとつ異なり、トリヨンクレマンスではシボの粗さに個体差が出る点が特徴です。
カラーについてもロットごとに染料の調合が微調整されるため、同じ「ゴールド」でも黄味が強い個体とブラウン寄りの個体が存在します。購入時に「同じ素材でも実物を見比べたい」という場合は、複数の在庫がある店舗で確認するのがベストです。
Q. エルメスが新素材を採用するペースはどのくらいですか?
A.
エルメスは数年に1種のペースで新素材や派生素材を発表する傾向があります。近年ではトリヨンクレマンスを改良したトリヨンノヴィーヨやトリヨンモーリスが登場し、セリエ(外縫い)モデル向けにヴォー・マダムが採用されました。
環境負荷を低減する取り組みも進んでいます。キノコの菌糸体由来の素材「シルヴァニア」を、米国のマイコワークス社と共同開発。ヴィクトリアバッグの一部に採用したことが報じられています。
ただし、「サボテン由来のヴィーガンレザーをエルメスが開発」という報道は確認できません。サボテン由来レザーは他社が開発しているものであり、エルメスとの関連は確認されていません。また、エルメスは新素材の発売時期を事前に公表しないため、公式サイトやエルメスの直営店で最新情報を定期的にチェックするのが確実です。
まとめ
エルメス製品の魅力は、多彩な素材が生み出す質感と美しさにあります。スムースレザーの上品な光沢、型押しレザーの実用的な強さ、エキゾチックレザーの圧倒的な存在感、そしてキャンバスやニットといったファブリック素材の軽やかさ。それぞれに異なる個性が備わっています。
近年はキノコ菌糸体由来の「シルヴァニア」のようなサステナブル素材も登場し、選択肢はさらに広がっています。耐久性・メンテナンス性・デザイン性のバランスを見極めながら、自分のライフスタイルや用途に合った一品を選んでみてください。気になる素材があれば、本文の該当セクションで詳細をご確認いただけます。
「おたからや」での「エルメス製品」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「エルメス製品」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | 商品名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
![]() |
エルメス バーキンカーゴ25 ハンドバッグ キャンバス レザー K刻印 シルバー金具 | 8,197,000円 |
![]() |
エルメス ケリー25 ニロティカス ゴールド金具 Y刻印 | 8,004,000円 |
![]() |
エルメス ボリード27 クロコダイルポロサス | 1,372,000円 |
![]() |
エルメス ピコタンロックPM オーストリッチ D刻印 | 786,000円 |
![]() |
エルメス エヴリン3PM ショルダーバッグ レザー W刻印 ゴールド金具 | 559,000円 |
※こちらの金額は2026年4月時点のものとなります。状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
- おたからや査定員のコメント
バーキン・ケリーを筆頭にピコタンやエブリン、ボリードまで高額査定が期待できます。刻印年やレザーの種類、付属品完備が評価を左右するので、まずは無料査定で現在の市場価値を確認してみてください。状態次第で百万円単位の差が出ることもあります。

エルメスの製品の買取なら「おたからや」
「使わなくなったエルメスのバッグを手放したいけれど、素材やカラーの価値を正しく評価してもらえるか不安」と感じている方にこそ、高価買取「おたからや」をおすすめします。
高価買取「おたからや」は全国約1,760店舗以上を展開し、世界51ヵ国との取引実績を持つ買取サービスです。バーキンやケリーはもちろん、ピコタン・エブリン・ボリードなどのカジュアルラインから財布・チャームなどの小物まで、専門の鑑定士がレザーの種類・刻印年・カラー・付属品の有無を一つひとつ丁寧に確認します。
国内だけでなく海外市場の最新相場も反映した査定を行うため、使用感や金具のくすみがあるアイテムでも適正な評価が期待できます。
査定は無料・予約不要で、その場で成約すれば即日現金化も可能です。「まずは手持ちのエルメス製品の市場価値を知りたい」という方も、お気軽にお近くの店舗への店頭買取のほか、ご自宅にいながら利用できる出張買取、スマートフォンで手軽に相談できるLINE査定やメール査定もご活用ください。
※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。
おたからやのブランド買取
査定員の紹介
土方 査定員
-
趣味
ゴルフ
-
好きな言葉
理路整然
-
好きなブランド
カルティエ
-
過去の買取品例
バーキン マトラッセ
おたからやでは、毎日数千点のブランド品の査定をしております。私たちは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。また現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができ、お客様に満足していただける自信があります。おたからやでは、新品未使用のモノだけでなく、昔に購入したお品物や傷やほつれがあるものなどもお買取をしております。 実際に、10年以上前に購入したお品物が購入した時よりも高額でお買取できたこともたくさんあります。ご自宅に眠っているお品物がございましたら是非一度おたからやへご相談ください。
その他の査定員紹介はこちらブランド品の高価買取はおたからやにお任せください。
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