金のインゴットの種類とは?サイズ・重さ・ブランドや高く売るコツを徹底解説
金のインゴットとは、純度の高い金を固めた「金の延べ棒」です。999.9の刻印が刻まれていれば、純度の高い金として高い価値を持っています。
価値が安定している金のインゴットは、円やドルなどお金の価値に影響されないリスクヘッジ資産として人気です。金のインゴットは種類も多く、サイズ・重さ・ブランドによってもさまざまな価値があります。
今回は、資産価値が安定している金のインゴットの種類を徹底解説。サイズ・重さ・ブランドなども詳しくご紹介するので、金のインゴットが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
Contents
金のインゴットの種類とは?サイズ・重さ・初心者に知ってほしいポイントを解説
金のインゴットは、重さによってサイズと種類が分かれています。
金のインゴットサイズと種類 | 重さ |
---|---|
ラージバー | 12.5kg |
キロバー | 1kg |
グラムバー | 500g |
スモールバー(7種類) | 500g未満 |
金のインゴット取引では、1kgのキロバーの取扱いが一般的です。12.5kgのラージバーは、金取引で世界の中心と呼ばれるロンドン市場で取引されています。
資産形成として需要が高いのは、50gから1kgまでの金のインゴットです。
スモールバーには、100g、50g、20g、10g、5g、2gそして最小の1gがあります。ただし、500g未満であるスモールバーの取引には、ものにもよりますが3,000~5,000円程度の手数料が必要です。
そのため資産形成を目的に金のインゴットを購入するなら、500g以上となるグラムバーをおすすめします。
売却するなら金相場が高騰している時期がおすすめです。買取店によって金の買取相場が異なります。おたからやでは、高価買取キャンペーンなども随時行い、参考買取相場なども更新しておりますので、気になる方はぜひチェックしてください。
- おたからや査定員のコメント
金のインゴットは、金相場によって売買の金額が日々変化します。戦争や物価高となるインフレが予測されると金相場は上昇します。
金の相場は、お金の価値と相反した動きです。銀行の利息が少なければ、さらに高いリターンが期待できる投資を求めるため、金に注目が集まり値上がりします。
人気ブランドとメーカー別インゴットの比較
金のインゴットは、国際公式ブランドが人気です。日本で貴金属を取り扱う市場として唯一認定されている「東京商品取引所(TOCOM)」でも取り扱っています。
99.99%以上の純度を誇っているため、安心できる金の売買に適しています。
日本の人気ブランド
日本で認知度の高いインゴットのメーカーは、3大地金商と呼ばれる企業です。
- 田中貴金属工業株式会社
- 株式会社徳力本店
- 石福金属興業株式会社
その他、国内には高い信頼を持つさまざまなブランドがあります。
- 三菱マテリアル
- 日鉱金属(日立製作所)
- 三井金属鉱山
- 住友金属鉱山
- 日本マテリアル
- アサヒプリテック 等
海外のブランド
金のインゴットブランドは、海外にも多く、イギリスやスイス、オーストリアのブランドが高い認知度を誇っています。
海外のインゴットブランド | ブランド名 |
---|---|
イギリス | ・Johnson Matthey
・Engelhard-CLAL ・Engelhard |
スイス | ・Argor S.A.
・Argor-Heraeus ・Valcambi sa ・PAMP ・Metalor ・Swiss Bank ・Credit Suisse |
フランス | ・Comptoir Lyon Alemand Louyot
・Engelhard-CLAL |
オーストラリア | ・Golden West Refining
・Perth Mint ・AGR Matthey |
アメリカ | ・Asahi Refining USA
・Metalor U.S.A. |
韓国 | ・LG Metals
・LG-NIKKO ・LS-NIKKO |
ドイツ | ・Degussa |
カナダ | ・Royal Canadian Mint
・Johnson Matthey |
金のインゴットには、ブランドごとに刻印が記されています。金のインゴットを売却するときは、刻印の有無も重要な要素です。
金のインゴットを保有するリスク
金のインゴットは、世界中で資産価値が認められています。固定資産税など、保有していても維持費を必要としないことも、人気を集める理由の1つです。
一方で、金のインゴットを持っているとリスクとなるケースもあるので、注意しておきましょう。
1.売却すると税金がかかる
金のインゴットを持っているだけなら、税金はかかりません。しかし、金のインゴットで売却利益が50万円を超えると、確定申告が必要です。つまり、インゴットの売却益には、税金が課せられるので、注意しておきましょう。
金のインゴットを購入した金額がわかっていれば、売却して得た差額の利益が譲渡所得として税金が計算されます。購入金額が不明なときは、売却金額の5%が購入費として計算されるため、税金の計算では不利だといえます。
金のインゴットを売却するときは、必ず買付明細や領収証があるか確認しておいてください。
また、保有期間が5年を超えているかどうかで、税金が大きく変わります。インゴット売却による税金は、利益に対して特別控除50万円を差し引いた金額で計算されます。5年を超えていると、さらに2分の1に減額されることは大きなメリットです。
「参考:国税庁|金地金の譲渡による所得」
2.資産価値はあるが利息は生まない
金のインゴットは、保有しているだけで資産価値があります。一方で、預貯金や株式、投資信託のように利息や配当金は生まれません。
金相場は、世界情勢や経済に影響されながら変動しています。金相場が上昇しているのに、売るタイミングを逃してしまうと、利益が得られない可能性があります。
円安やドル安など、経済によって価値が下がる通貨とは違い、金のインゴットはインフレや株価下落に影響されることはありません。価値がなくなることはないため、資産を守るという意味では、資産価値が非常に高いといえるでしょう。
一方で、景気が上向いたとき、上昇する利息や配当金のように、経済の流れに乗って資産を成長させられません。金のインゴットを保有し続けるかどうかは、資産に対する価値観や期待の方向性によって、変わるといえるでしょう。
3.盗難によるリスク
実物資産である金のインゴットは、自分自身の責任のもとで保有するため、盗難にあうリスクがあります。金相場が過去の水準を大きく上回っている近年では、保管中の盗難リスクは高まっています。
また、盗難だけでなく自然災害による被害も考えられるでしょう。盗難だけでなく、津波や洪水対策として、重量のある金庫で保管することがおすすめです。
万が一、金のインゴットが盗難された場合は、刻印されている地金番号とともに警察へ届け出ましょう。窃盗団が売却すると、地金番号がもとで手元に戻る可能性があります。
金のインゴットを高く売るための3つのポイントとは?
金のインゴットを高く売るためには、3つのポイントを意識しておくことが大切です。
1.刻印があるかどうか確認する
金のインゴットを売却するとき、刻印があれば「インゴット価格」が適用されます。一方で、刻印がなければどんなに金の純度が高くても「24金価格」となってしまいます。
インゴット価格と24金価格を比較すると、24金価格のほうが安い買取相場です。たとえば、1グラムあたり200円の差があったとき、1kgの金のインゴットを売却すると2万円の差が出ます。
なお、金のインゴットの買取価格は、業者によってグラム単位で異なります。おたからやでは、査定や売却に手数料がかかりませんので、安心してご利用いただけます。金のインゴットを売却する際は、ぜひ一度おたからやの査定をお試しください。
2.買取相場を確認する
金のインゴット買取相場は、市場価格によって日々変動しています。値上がりの傾向が見られるなら、すぐに売却せず買取価格が高くなるのを待つ方法もあります。
しかし、貴金属の相場は突然下落することもあるため、日頃から市場相場をチェックしましょう。おたからやのホームページでは、その日の買取相場が公開されています。売却を検討するときは、ぜひ一度確認してみてください。
3.税金がかからないように売却する
金のインゴットの売却額が購入額を50万円を上回ると、税金がかかります。逆にいえば、50万円に満たない売却益なら、特別控除によって申告の必要がなくなります。
複数ある金のインゴットを売却する場合は、小分けにして売却益を抑えれば、無駄を抑えた高価買取が期待できるでしょう。金の相場が上昇している近年では、高い売却益となり、税金が課せられるケースが増えています。
金のインゴットを買い取ってもらうときは、税金のことも考慮しながら、実質的な高価買取を目指すことがおすすめです。
「参考:国税庁|金地金の譲渡による所得」
金のインゴットの相場は?
金のインゴットは、新型コロナウイルスが世界的に流行した2000年頃から、急激な値上がりを見せています。需要が高まる金の高騰が続く背景には、以下のような出来事が要因です。
- 新型コロナウイルスによる世界的なパンデミック
- ロシアのウクライナ侵攻
- 世界的な経済恐慌
- 過激化する中東、パレスチナ問題
上記の場合、金銭による投資は経済の影響を大きく受けるため、不確実性の高い資産となります。一方で、実物の資産である金のインゴットは、安全資産として投資家の注目を浴びます。
紛争など地政学的なリスクや、経済の衰退を表すインフレ懸念が続く近年、金のインゴット相場が上昇している理由です。
- おたからや査定員のコメント
供給に限りのある金のインゴットは、経済の状況を受けやすい投資資産です。ロシアとウクライナ、中東問題が続いたり悪化したりすると、金のインゴットは更なる買取相場の上昇が考えられます。
一方で、世界各国の経済が上向けば、金銭による投資に注目が集まり金のインゴットは値崩れする恐れもあるでしょう。
金のインゴットの買取相場は、経済や地政学的リスクが高まれば上昇し、安定した経済への期待が高まれば下落する仕組みです。金のインゴットを売却するときは、この仕組みを理解したうえで、上手にタイミングを見つけることが大切です。
金のインゴットの買取業者の選び方
金のインゴットをより高く買い取ってもらうためには、買取業者の選び方にも注意しておきましょう。
- 金のインゴットの買取実績が豊富
- 査定や買取で手数料が不要
- 金のインゴット相場に精通している
丁寧な査定と買取実績に自信を持つおたからやでは、毎日金の買取相場をホームページで公開しています。
金が高騰している今だからこそ、高価買取が期待できるおたからやの無料査定を利用してみてください。
金のインゴットの買取なら「おたからや」
おたからやでは、相場が高騰している金のインゴットをはじめ金・貴金属の高価買取を行っています。
金のインゴット買取において豊富な実績を持ち、査定や買取で手数料がかからないため、安心してご利用いただけます。
また、金の相場に精通した専門の査定士が在籍しており、最新の市場データを基に正確かつ高額な査定を実現しています。ホームページでは、毎日更新される買取相場を公開中。
金が高騰している今だからこそ、おたからやの無料査定をぜひご利用ください。
金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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