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「ダイヤモンドを購入したいけど、4Cの評価基準がよくわからない……」「合成ダイヤモンドと天然ダイヤモンドは何が違うの?」といった疑問をお持ちではないでしょうか。
ダイヤモンドは宝石の王様とも称され、婚約指輪や記念ジュエリーとして世界中で愛され続けています。しかし、いざ購入を検討すると、価値の見極め方やグレードの読み方に悩む方が多いのも事実です。
本記事では、ダイヤモンドの基本的な特徴から、国際基準である4C評価の正しい読み解き方までを詳しく解説します。さらに天然石・合成石・模造石の違いや、長く輝きを保つためのケア方法についても、宝石のプロの視点でわかりやすくお伝えします。
ダイヤモンド選びで失敗しないための知識を身につけ、一生ものの宝石を手に入れてください。

Contents
- ダイヤモンドとはどんな宝石?
- ダイヤモンドの物理的特性と他の宝石との違い
- ダイヤモンドの価値を決める4Cとは
- ダイヤモンドの購入前に知っておきたい選び方のポイント
- ダイヤモンドの希少なカラーダイヤモンドの魅力
- ダイヤモンドの産地と品質の関係
- 本物と模造石の見分け方
- 自宅でできるダイヤモンドの真贋チェック方法
- ダイヤモンドを長く輝かせるために
- ダイヤモンドの未来と価値の広がり
- ダイヤモンドに関するよくある質問
- Q. ダイヤモンドの4Cで最も優先すべき項目はどれですか?
- Q. 婚約指輪のダイヤモンドは何カラットが適切ですか?
- Q. ダイヤモンドのカラーグレードはどこまで気にすべきですか?
- Q. クラリティはどのグレードを選べばコスパが良いですか?
- Q. ラウンドブリリアントカット以外でおすすめの形状はありますか?
- Q. 天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドの価格差はどのくらいですか?
- Q. キュービックジルコニアとダイヤモンドの見分け方は?
- Q. モアサナイトとダイヤモンドの違いは何ですか?
- Q. ダイヤモンドの鑑定書と鑑別書の違いは何ですか?
- Q. GIAとCGLの鑑定書はどちらが信頼できますか?
- Q. ダイヤモンドは水に濡れても大丈夫ですか?
- Q. ダイヤモンドのお手入れはどのくらいの頻度で行うべきですか?
- Q. ダイヤモンドは傷がつくことはありますか?
- Q. ダイヤモンドの買取価格はどのように決まりますか?
- Q. 蛍光性のあるダイヤモンドは価値が下がりますか?
- Q. 1カラット未満のダイヤモンドに資産価値はありますか?
- Q. カラーダイヤモンドは無色のダイヤモンドより高いですか?
- Q. ダイヤモンドはどこで購入するのが安心ですか?
- Q. ダイヤモンドの相場は今後上がりますか?下がりますか?
- Q. 古いダイヤモンドジュエリーでも買取してもらえますか?
- まとめ
- 「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格
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ダイヤモンドとはどんな宝石?

ダイヤモンドは、炭素が高温かつ高圧下で結晶化して生まれる宝石で、圧倒的な硬度と輝きが魅力です。
その美しさと希少性は、古代から現代まで多くの人々を魅了し続けています。ダイヤモンドは古くから装飾品や権力の象徴として重宝されてきました。名前の由来や歴史を知ることで、ダイヤモンドの魅力をより深く味わえます。
和名「金剛石」とその由来
ダイヤモンドの和名は「金剛石(こんごうせき)」です。金剛石という名称は、仏教用語の「金剛」に由来し、「何物にも壊されない堅固なもの」を意味しています。ダイヤモンドが自然界で最も硬い物質の一つであることから、この名が付けられました。
英語の「diamond」は、ギリシャ語の「adamas(征服できない)」が語源とされており、こちらも壊れにくさを象徴する言葉です。名称からも、ダイヤモンドが特別視されてきたことがわかります。
参考:GIA
ダイヤモンドの起源や歴史について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドの起源や歴史とは?地球深部から宇宙まで、その神秘的な誕生の秘密
ダイヤモンドの歴史と文化的背景
ダイヤモンドの歴史は古く、紀元前4世紀頃のインドで、初めて採掘されたと伝えられています。当初は、宗教儀式や王族の装飾品に用いられ、神聖な存在でした。
中世ヨーロッパでは「悪を祓う石」と信じられ、戦場に持ち込まれたとも言われています。15世紀以降、研磨技術の進歩により宝飾品としての価値が高まり、ヨーロッパ貴族の間では、地位の象徴でした。
現代でも、婚約指輪や記念品として重宝され、文化や宗教の枠を超えて普遍的な価値を持ち続けています。こうした歴史的背景が、ダイヤモンドの神秘性と魅力を際立たせているのです。
ダイヤモンドの歴史について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドの歴史とは?人類を魅了してきた輝きの起源と価値の変遷
ダイヤモンドが「永遠の愛」を象徴する理由
ダイヤモンドが「永遠の愛」を象徴するようになった理由には、その物理的特性と巧妙なマーケティング戦略があります。
天然のダイヤモンドは数十億年の時をかけて生成され、極めて硬く傷つきにくいことが特徴です。ダイヤモンドの「壊れにくさ」が「変わらぬ愛」の象徴として広く認知されるようになりました。
さらに1947年、デビアス社が「A Diamond is Forever(ダイヤモンドは永遠の輝き)」という広告コピーを打ち出しました。このフレーズが世界中に広まり、婚約指輪にダイヤモンドを贈る文化が定着しています。
ダイヤモンドは4月の誕生石ですが、今では誕生月に関係なく女性が選んだり、男性が贈ったりすることが一般的になっています。「愛」や「永遠」を体現する存在として、今も多くの人々に選ばれている宝石です。
参考:GIA
ダイヤモンドの誕生石としての意味について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・【4月の誕生石】ダイヤモンドの意味とは?モルガナイトとの違い・ジュエリー選びも解説
ダイヤモンドの物理的特性と他の宝石との違い

ダイヤモンドは、地球上で最も硬い天然鉱物として知られています。モース硬度10という数値は、他のどの宝石よりも高く、傷がつきにくい性質を持つのが特徴です。
ダイヤモンドの輝きは、高い屈折率と優れた分散性によって生み出されます。光がダイヤモンド内部に入ると、複雑に反射・分散し、虹色の輝きであるファイアと白い輝きであるブリリアンスを放ちます。
エメラルドやルビーなど他の宝石と比較して、ダイヤモンドがひときわ輝いて見える理由は、この光学的特性にあります。
モース硬度と耐久性の秘密
モース硬度とは、鉱物の傷つきにくさを表す指標で、1(滑石:かっせき)から10(ダイヤモンド)までの段階で評価されます。ダイヤモンドは硬度10に位置し、ルビーやサファイア(硬度9)よりも硬いため、日常使いのジュエリーとして最適です。
ただし、ダイヤモンドは硬い反面、一定方向からの衝撃には弱い「劈開性(へきかいせい)」という性質も持っています。強い衝撃を与えると割れる可能性があるため、取り扱いには注意が必要です。
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屈折率と分散率が生み出す輝き
ダイヤモンドの屈折率は2.42で、宝石の中でもトップクラスの高さを誇ります。屈折率が高いほど、光がダイヤモンド内部で全反射しやすくなり、強い輝きが生まれるのです。
さらに、ダイヤモンドの分散率は0.044と高く、白色光が虹色のスペクトルに分かれて見える「ファイア」と呼ばれる現象を引き起こします。カットの精度が高いダイヤモンドほど、ファイアとブリリアンスのバランスが美しく、見る人を魅了する輝きを放ちます。
ダイヤモンドのカットと輝きの関係について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドカットの種類を徹底解説|輝き・特徴・価値の違いまで
ダイヤモンドの価値を決める4Cとは

ダイヤモンドの価値は、国際的に普及している評価基準「4C」によって評価されます。4Cとは、カラット(重さ)・カラー(色)・クラリティ(透明度)・カット(研磨の精度)の4要素から構成される基準で、各要素がダイヤモンドの価格を左右します。
購入や査定の際は、自分の目的や予算に応じてポイントを見極めることが大切です。
| 項目 | 意味・評価基準 | 特徴 | 選び方のポイント |
| カラット(Carat) | 重さを示す単位(1ct=0.2g) | 大きいほど希少で高価 | サイズ感と予算のバランスを考慮 |
| カラー(Color) | 無色に近いほど高評価(D〜Zで評価) | 無色は透明感が強く高額 | 多少の色味は肉眼で気にならないことも多い |
| クラリティ(Clarity) | 内包物や傷の少なさ | 高評価ほど透明度が高い | 肉眼で目立たないグレードを選ぶとコスパ◎ |
| カット(Cut) | 研磨の精度やプロポーション | 輝きを大きく左右する重要な要素 | 予算内でできるだけ高評価を選ぶのがおすすめ |
カラット(重さ)
「カラット(Carat)」はダイヤモンドの重さを示す単位で、1カラットは0.2グラムに相当します。一般的に、カラット数が大きくなるほど希少性が高まり、価格も上昇します。
同じカラット数のダイヤモンドでも、カット・カラー・クラリティによって輝きやサイズ感が異なるため、重さだけで価値を判断せず、4C全体のバランスを確認することが大切です。
また、0.5カラットや1.5カラットなど、数字のキリが良いカラット数は人気があり、価格がやや高めに設定されています。カラット数はあくまで目安に過ぎず、全体のバランスを重視して選ぶことが重要です。
参考:GIA
カラー(等級:無色からやや黄色)
「カラー(Color)」はダイヤモンドの色味を評価する基準です。D(無色)からZ(やや黄色)まで、アルファベット順で23段階に分けられています。Dカラーは最も無色透明で評価が高く、Zに近づくにつれて黄色味を帯び、市場価値が下がっていく傾向がみられるのが特徴です。
実際には、EグレードからHグレードまでのダイヤモンドは肉眼での色の違いがわかりにくいものの、グレードのわずかな差で価格が大きく変動する傾向があります。黄色味を帯びるとマイナス評価となる一方、ピンクやブルーなどの「ファンシーカラー」は希少価値が高く、別格の扱いを受けます。
ダイヤモンドのカラー選びに、絶対的な正解はありません。無色透明を理想とするか、色味を個性として楽しむかによって、判断が分かれるでしょう。
ファンシーカラーダイヤモンドについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ファンシーカラーダイヤモンドの価値とは?色による価格の違いと買取時のポイントを徹底解説
参考:GIA
クラリティ(透明度)
「クラリティ(Clarity)」は、ダイヤモンド内部や表面に存在する内包物や傷の有無、程度を評価する基準です。
GIA(米国宝石学会)の基準では、FL(フローレス:完全無欠)からI3(内包物が肉眼で確認できる)まで11段階に分類され、無傷に近いほど高く評価されます。VS(Very Slightly Included:ごくわずかな内包物あり)グレードのダイヤモンドは、内包物が肉眼で目立たないため、価格と見た目のバランスに優れた人気の高いグレードです。
クラリティは、顕微鏡レベルの鑑定によって評価が決まります。輝きへの影響は限定的とされているため、他の評価要素と総合的に見て選ぶことが大切です。
参考:GIA
カット(輝きを左右する要素)
「カット(Cut)」は、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き出すために最も重要な要素です。4Cの中で唯一、人の手が加わる評価項目であり、プロポーションや対称性、研磨の精度に基づいて評価されます。
GIAでは「Excellent(エクセレント)」から「Poor(プア)」までの5段階で格付けされ、評価が高いほど光の反射や屈折が美しくなります。ラウンドブリリアントカットは、光を最大限に反射させる理想的な光学設計が施されており、カット評価で高いグレードを得やすい形状です。
同じカラット数のダイヤモンドでも、カットの品質によって輝きや見た目の印象は大きく異なるため、購入時にはカットグレードを必ず確認してください。
参考:GIA
なぜカットが最も重要とされるのか

カットは、4Cのなかで唯一、人為的にコントロールできる要素です。優れたカットが施されたダイヤモンドは、光を内部で効果的に反射し、美しい輝きを生み出します。
品質の高いダイヤモンド原石でも、カットの精度が低ければ本来の輝きを発揮できず、市場での評価や価値が下がります。見た目の印象や満足度に直結する点から、カットは4Cのなかでも最も重視すべき要素です。
ダイヤモンドの購入前に知っておきたい選び方のポイント

ダイヤモンドを選ぶ際は、4Cのバランスだけでなく、予算や使用シーン、デザインとの相性も考慮すべきです。重視するポイントが明確になると、理想に近いダイヤモンドに出会える可能性が高まります。後悔のない選択をするためにも、選び方の基本を押さえておくことが重要です。
予算に応じた4Cの優先順位
ダイヤモンドを選ぶ際は、どの価格帯でも「カット」を最優先に考えることが重要です。カットの良し悪しはダイヤモンドの輝きを大きく左右し、満足度に直結するため、妥協すべきではありません。
そのうえで、予算に応じて他の3つの要素(カラー、クラリティ、カラット)の優先順位を調整することで、自分に合ったダイヤモンドが選びやすくなります。
予算帯ごとに優先すべき4C要素を表にまとめました。ダイヤモンド選びの参考にしてください。
| 予算帯 | 優先すべき要素 | 補足ポイント |
| 低予算(〜30万円) | カット・クラリティ | 輝きを左右するカットを最重視。クラリティは肉眼で目立たない範囲を選ぶと良い。 |
| 中予算(30〜100万円) | カラット・カット | カラットを重視しつつ、カットは妥協しない。カラーは多少の色味があっても自然に見える。 |
| 高予算(100万円〜) | 4Cのバランス | すべてを高評価で揃えることで、希少性と資産価値の高い1石に。カラーやクラリティも高水準を確保。 |
デザイン・ジュエリー形状の違い
ダイヤモンドは裸石でも魅力的ですが、リングやネックレスなどのジュエリーに加工することで、その印象は大きく変わります。例えば、立て爪タイプのソリティアリングは、ダイヤモンドの輝きを最大限に引き立てる定番のデザインです。
一方、石を金属で囲む伏せ込みタイプや、リング全体にダイヤモンドを敷き詰めたフルエタニティリングは、引っ掛かりが少ないため、日常的な使用にも適しています。また、ダイヤモンドの形状にも種類があり、定番のラウンドブリリアントのほか、プリンセスカット、エメラルドカット、オーバルカットなどがあります。
デザインとカットの組み合わせを考慮することで、自分のスタイルに合ったダイヤモンドを選ぶことが可能です。
アイテムの選び方(リング・ネックレス・ピアス)

ダイヤモンドジュエリーは、アイテムごとに印象や使用感が異なります。以下に各アイテムの特徴をまとめました。
| アイテム | 特徴 | 選び方のポイント |
| リング | 手元で視線を集めやすく、存在感が強い | 日常使いなら伏せ込み、特別な場面なら立て爪デザインがおすすめ |
| ネックレス | 顔まわりを華やかに演出し、コーディネートのアクセントになる | チェーンの長さと石のサイズのバランスを重視 |
| ピアス | シンプルでも印象を大きく変える力がある | 髪型や顔の形とのバランス、左右の統一感を確認 |
リングは婚約指輪や記念日の贈り物として定番であり、カラット数や台座のデザインによって印象が大きく変わります。ネックレスは襟元を上品に飾り、デイリーからフォーマルまで幅広いシーンで活躍するアイテムです。ピアスは顔まわりに光を添え、小さなダイヤモンドでも十分な存在感を発揮します。
シーン別の選び方(普段使い・ブライダルなど)
ダイヤモンドジュエリーは、使用するシーンに応じた選び方が重要です。普段使いには、引っかかりにくくシンプルなデザインが適しており、耐久性や着け心地を配慮するとよいでしょう。
一方、ブライダルシーンでは存在感のあるデザインやカラット数を優先すると、華やかさや存在感を演出できます。TPOに応じた選び方で、長く愛用できるジュエリーを見つけてください。
鑑定書(グレーディングレポート)の重要性
ダイヤモンドの品質を客観的に証明するうえで欠かせないのが、鑑定書です。これは、GIAやCGL(中央宝石研究所)など、信頼性の高い第三者機関が発行する書類であり、4C評価をはじめとした詳細な情報が記載されています。
高額なダイヤモンドや投資目的で購入する場合、鑑定書の有無が将来の資産価値や売却時の査定額を大きく左右します。また、同じ4C評価であっても、鑑定機関によって評価が異なる場合があるため、どの機関が発行したかを確認することも重要です。ジュエリーの品質保証として、必ずチェックしておきましょう。
ダイヤモンドの鑑定方法について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドの鑑定方法をプロが解説!高額査定のための基礎知識
参考:中央宝石研究所
ダイヤモンドの希少なカラーダイヤモンドの魅力

一般的にダイヤモンドといえば無色透明なものが主流ですが、天然で色がついた「カラーダイヤモンド」は、非常に希少な存在です。ピンク、ブルー、イエローなど、色ごとに産出量や人気が異なり、それぞれが独自の価値を持っています。
近年では、カラーダイヤモンドは宝飾品としてだけでなく、資産の一部としても注目を集めており、特に希少カラーはオークション市場でも高値で取引される傾向があります。
ピンクダイヤモンド

ピンクダイヤモンドは、カラーダイヤモンドのなかでも希少性が高い存在のひとつです。その色合いは結晶構造の歪みに起因すると考えられており、鮮やかなローズピンクから淡い桜色まで、豊富なカラーバリエーションを誇ります。
世界的な産地として知られるオーストラリアのアーガイル鉱山が2020年11月に閉山したこともあり、現在は供給量が大幅に減少しています。こうした影響により、ピンクダイヤモンドの希少性と価格は年々上昇傾向です。
特に高品質のピンクダイヤモンドはオークションでも高値で取引され、資産価値の面でも注目されています。愛らしく華やかな色彩から、婚約指輪など特別なジュエリーに選ばれることも多い宝石です。
参考:GIA
ブルーダイヤモンド

ブルーダイヤモンドは、天然のダイヤモンドに微量のホウ素が含まれることで青く発色するとされています。深海を思わせる濃いブルーから淡い水色まで幅広い色調があり、その神秘的な美しさから高い人気を誇ります。
代表例として知られるのが「ホープダイヤモンド」で、数々の伝説や逸話とともに歴史的価値を持つ宝石です。産出量は極めて限られており、特に濃いブルーは市場でも希少性が高く、高額で取引されます。
近年は投資対象としての需要が高まり、オークションでその年の最高額を更新する事例もありました。その存在感と神秘性が、究極の宝石と称されるブルーダイヤの魅力です。
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ブルーダイヤモンドの代表例であるホープダイヤモンドについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
- 関連記事はこちら
・ホープダイヤモンドの呪いとは?45.52カラットのブルーダイヤモンドの特徴や歴史を解説
イエローダイヤモンド

イエローダイヤモンドは、結晶内に含まれる窒素の影響で黄色に発色するとされています。カラーダイヤモンドの中では比較的産出量が多く、ピンクやブルーに比べれば入手しやすい存在です。
ただし、鮮やかで濃い「ファンシーイエロー」は希少で、人気が高い宝石です。明るく華やかな色合いは肌なじみが良く、日常使いからブライダルジュエリーまで幅広く活用できます。
また、無色のダイヤモンドに比べ、価格帯の選択肢が広がるため、個性を重視する人におすすめです。黄色はポジティブな印象を持つことから「幸運を呼ぶ石」として親しまれています。
※「幸運を呼ぶ石」は文化的・伝統的解釈であり科学的根拠はありません。
ダイヤモンドの産地と品質の関係

ダイヤモンドの品質は、産出される鉱山によって特徴が異なります。世界的に有名な産地として、ロシア、ボツワナ、カナダ、南アフリカ、オーストラリアが挙げられ、各地域で採掘されるダイヤモンドには独自の傾向が見られるのが特徴です。
ロシアのヤクーチア地方は世界最大のダイヤモンド産出国であり、無色透明で高品質な石が多く採掘されます。ボツワナのジュワネン鉱山は大粒で高品質なダイヤモンドの産地として知られ、オークションで高値を記録する石も数多く産出されてきました。
カナダ産ダイヤモンドは、環境に配慮した採掘方法と厳格な品質管理で注目を集め、「エシカルダイヤモンド」として人気が高まっています。オーストラリアのアーガイル鉱山は、希少なピンクダイヤモンドの主要産地でした。しかし2020年に閉山したため、同鉱山産のピンクダイヤモンドは今後さらに希少性が高まると予測されています。
産地によって石の特性や市場価値は異なりますが、最終的な品質評価は4Cと鑑定書によって決まります。産地証明付きのダイヤモンドは、トレーサビリティ(追跡可能性)の面で付加価値がつく場合もあるため、購入時に確認してみるとよいかもしれません。
本物と模造石の見分け方

ダイヤモンドには、天然石のほかに合成や模造といった類似品も存在します。外見は似ていても、内部構造や価値は大きく異なります。本物を見分けるための基礎知識を身につけることで、購入や査定の場面でも安心です。具体的な見分け方を見ていきましょう。
天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドの違い
天然ダイヤモンドは、地中約150km以上の深さで数十億年という時間をかけ、高温高圧環境下で形成された自然由来の宝石です。一方、合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)は、人工的に高温高圧の環境を再現して生成されたものとなります。
化学気相成長(CVD法)と呼ばれるガスを使った方法でも作られ、化学構造や外観は天然とほぼ同じです。
ただし、生成過程の違いによって微細な成長痕や元素分布の偏りが見られることがあり、見分けるためには専門的な鑑定が必要です。
合成ダイヤモンドは天然ダイヤモンドの30〜70%程度の価格で購入できるため、予算を重視する方やサイズを優先したい方に選ばれています。希少性や資産価値を重視するなら天然、実用性やサイズを優先するなら合成と、目的によって選ぶのがおすすめです。
模造石(キュービックジルコニア等)との違い
模造石とは、ダイヤモンドに似せて作られたまったく別素材の人工石です。代表的な模造石と天然ダイヤモンドの特徴を比較しました。
| 項目 | 天然ダイヤモンド | キュービックジルコニア | モアサナイト |
| 化学組成 | 炭素(C) | 酸化ジルコニウム | 炭化ケイ素(SiC) |
| モース硬度 | 10 | 8〜8.5 | 9.25 |
| 屈折率 | 2.42 | 2.15〜2.18 | 2.65〜2.69 |
| 比重 | 3.52 | 5.6〜6.0 | 3.21 |
| 輝きの特徴 | 白い輝き(ブリリアンス)が強い | やや鈍い輝き | 虹色の輝き(ファイア)が強い |
| 価格帯 | 高価 | 安価 | 中程度 |
キュービックジルコニアは透明感に優れるものの、硬度や屈折率がダイヤモンドに及ばないため、輝きと耐久性に差があります。モアサナイトは硬度が高く、虹色の強い輝きを放ちますが、過剰なファイアが好みを分ける場合もあります。模造石かどうかを正確に判別するには、鑑定書の有無の確認や、専門機器での熱伝導率測定が有効です。
自宅でできるダイヤモンドの真贋チェック方法

ダイヤモンドが本物かどうかは、宝石鑑定の専門機関での鑑定が最も確実ですが、自宅でも簡易的なチェックが可能です。以下の方法を知っておくと、購入前の参考や手持ちのジュエリー確認に役立ちます。
ただし、自宅での判別には限界があるため、高額な取引や正確な評価が必要な場合は、必ず専門の鑑定機関に依頼することをおすすめします。
息を吹きかけて曇り具合を確認する方法
天然ダイヤモンドは熱伝導率が極めて高いため、息を吹きかけてもすぐに曇りが消えます。模造石やガラスの場合、曇りが数秒間残る傾向があるのが特徴です。
息を吹きかけた直後、1〜2秒以内に曇りが消えればダイヤモンドの可能性が高く、5秒以上曇りが残る場合は模造石の可能性があります。ただし、合成ダイヤモンドも天然と同じ熱伝導率を持つため、天然と合成の区別には別の方法が必要です。
新聞紙テスト・水滴テストのやり方
新聞紙テストは、ダイヤモンドの高い屈折率を利用した判別方法です。新聞紙の上に石を裏返して置き、文字が読めるかどうかを確認します。本物のダイヤモンドは光を強く屈折させるため、文字がほとんど見えません。模造石の場合は文字が透けて見えることがあるのが特徴です。
水滴テストでは、石の表面に小さな水滴を垂らします。ダイヤモンドは水をはじく性質があり、水滴が丸い形のまま維持されます。ガラスや一部の模造石では、水滴が平たく広がりやすい傾向があります。
プロに依頼すべきケースとは
自宅での簡易チェックでは判別できないケースも多く存在します。合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)は天然ダイヤモンドと化学組成が同一であるため、上記の方法では区別がつきません。
高額なダイヤモンドの購入・売却を検討している場合や、遺品や譲り受けた品の価値を知りたい場合は、専門機関への相談をおすすめします。鑑定書がない状態で正確な評価を求める場合も同様です。GIAやCGLなど信頼性の高い鑑定機関、または「おたからや」のような専門鑑定士が在籍する店舗に依頼すると安心です。
ダイヤモンドを長く輝かせるために

ダイヤモンドは非常に硬く耐久性のある宝石です。日常的なケアや定期的なメンテナンスを行うことで、購入時の美しさを長く保てます。ここでは具体的な方法をご紹介します。
日常のお手入れ方法
ダイヤモンドの輝きを維持するには、定期的なお手入れが欠かせません。皮脂や化粧品の油分はダイヤモンド表面に膜を作り、輝きを曇らせる原因となります。着用後は柔らかい布で優しく拭き取る習慣をつけてください。
家庭でのクリーニング方法としては、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に数分浸し、柔らかい毛の歯ブラシで優しく洗う方法もおすすめです。超音波洗浄機も有効ですが、石が緩んでいる場合や衝撃に弱い環境では避けましょう。
洗浄後のダイヤモンドジュエリーは、糸くずの出ない柔らかい布で水気をしっかり拭き取り、風通しの良い場所で自然乾燥させてください。日常的なケアを習慣化すれば、くすみや汚れを防ぎ、美しい輝きを長く保てます。
参考:GIA
保管時の注意点
ダイヤモンドは非常に硬度が高いため、他のジュエリーに接触すると傷が付いてしまう可能性があります。そのため、保管はひとつずつ個別に分けて行いましょう。
専用のジュエリーボックスや、柔らかい布製のポーチに収納すると安心です。また、高温多湿の環境や直射日光が当たる場所は避けてください。特に、ゴールドやプラチナなどの地金部分は、変色の原因となりやすいため、風通しの良い場所での保管が理想です。
使用頻度の少ないジュエリーでも、定期的に状態を確認し、必要に応じてケアを施すことで長持ちさせられるでしょう。
メンテナンスの重要性
丁寧に使用していても、長期間使っているうちに、小さな摩耗や劣化が生じることがあります。特に、リングは石座や爪が緩みやすく、ダイヤモンドが脱落してしまうリスクがあるのも事実です。
大切なダイヤモンドジュエリーを守るために、1年に1度程度は購入したブランドの直営店や、宝石の修理・加工を専門に行うジュエリーリフォーム店で定期点検を受けることをおすすめします。プロによるクリーニングや石留め部分の点検を受けることで、安心して長く使えます。
また、使用頻度の高いアイテムほどメンテナンスが重要です。高価な宝石だからこそ、信頼できる専門家の手を借りながら、メンテナンスを行うことが大切です。
ダイヤモンドの未来と価値の広がり

近年、合成ダイヤモンドの普及やサステナビリティ意識の高まりから、ダイヤモンドの価値観は大きく変化しています。今後は装飾品としての役割に加え、環境や社会的観点、投資対象としても注目されていく傾向が顕著です。ここでは、ダイヤモンドの価値や将来性について解説します。
合成ダイヤモンドの台頭
合成ダイヤモンドは、天然ダイヤモンドと同じ炭素の結晶構造を持つ宝石です。人工的な環境で製造されるため、短期間で生成できる点が大きな特徴です。
合成ダイヤモンドの製造技術は近年大きく進歩し、天然ダイヤモンドと見分けがつかないほど高品質な石が生産されるようになりました。肉眼では天然ダイヤモンドと見分けにくいほど精巧であり、価格も天然ダイヤモンドに比べて手頃です。このため、特に若年層を中心に需要が拡大しています。
また、採掘を伴わないため環境負荷が低い点も魅力です。ただし、中古市場では天然ダイヤモンドよりも価格が下落しやすいため、購入時には用途や価値観に応じた選択が求められます。
環境配慮と紛争フリーダイヤモンドの取り組み
近年のダイヤモンド産業では、サステナビリティ(持続可能性)や倫理的な調達が大きなテーマです。かつては「紛争ダイヤモンド(ブラッドダイヤモンド)」と呼ばれるものが、武装勢力の資金源となり、紛争を助長する問題として国際的に強く批判されました。
こうした背景を受け、現在は「キンバリープロセス認証制度」という国際的な仕組みが導入され、紛争ダイヤモンドを排除するための流通経路の透明化が進められています。
さらに、鉱山開発による環境破壊への懸念から、自然環境に配慮した採掘方法や、再生可能エネルギーを利用した製造工程も取り入れられていることが特徴です。こうした取り組みにより、「エシカル(倫理的)ダイヤモンド」を選択する消費者の動きが広がりを見せており、今後のダイヤモンド市場における重要な潮流の一つとなっています。
今後の市場価値と投資的視点
ダイヤモンドはジュエリーとしての価値が高く、近年はその資産価値にも注目が集まっています。特に、ピンクやブルーなど希少性の高いカラーダイヤモンドは、オークションで高値を記録し、投資対象としても人気があります。
一方で、無色のホワイトダイヤモンドは供給が安定しているため、大きな値上がりは見込めません。投資を目的とする場合は、希少性が高く鑑定書付きの高品質な石を選ぶことがポイントです。
さらに、今後は合成ダイヤモンドの流通拡大によって、市場構造が変化する可能性があるため、市場の動向をこまめにチェックすることが大切です。
ダイヤモンドに関するよくある質問

ダイヤモンドの購入や売却を検討する際、多くの方が疑問を抱えています。4C評価の優先順位、天然と合成の違い、お手入れ方法など、専門的な内容から日常的な疑問まで、よくある質問に宝石の専門家の視点でお答えします。
Q. ダイヤモンドの4Cで最も優先すべき項目はどれですか?
A.
宝石鑑定士や熟練の研磨師といったダイヤモンドの専門家は、4Cの中でも「カット」を最重視しています。カットはダイヤモンドの輝きを直接左右する唯一の人為的要素であり、同じカラット数・カラー・クラリティでも、カットの良し悪しで見た目の印象は大きく変わります。
ただし、GIA(米国宝石学会)によれば、どの項目を最も優先すべきかは購入者の好みや予算によって変わるため、「カット」以外の要素を重視する選択も尊重されています。
Q. 婚約指輪のダイヤモンドは何カラットが適切ですか?
A.
婚約指輪のダイヤモンドは、0.3〜0.5カラットが日本国内で最も人気のあるサイズ帯です。0.3カラットは直径約4.3mm、0.3カラットは直径約4.3mm、0.5カラットは直径約5.1mmとなり、普段使いにも適した上品な存在感があります。
カラット数を大きくすると価格は急激に上昇するため、予算とのバランスを考慮することが大切です。0.5カラットや1カラットなどキリの良い数字は需要が高く、やや割高になる傾向があるため、0.48カラットや0.95カラットなど少し下のサイズを選ぶと、見た目はほぼ変わらずにコストを抑えられます。
Q. ダイヤモンドのカラーグレードはどこまで気にすべきですか?
A.
ダイヤモンドのカラーグレードは、D(完全無色)からZ(やや黄色)まで23段階に分類されますが、実際にはDからHグレードまでの色味の違いは肉眼では判別が困難です。
予算を抑えたい場合は、GからIグレードを選ぶと、視覚的にはほぼ無色に見えながら、価格を大幅に抑えることができます。プラチナや白いゴールドの台座にセッティングする場合は、わずかな黄色味が目立ちやすいため、Hグレード以上を選ぶとよいです。イエローゴールドの台座であれば、IやJグレードでも違和感なく着用できます。
Q. クラリティはどのグレードを選べばコスパが良いですか?
A.
クラリティ(透明度)のグレードは、VS1またはVS2が最もコストパフォーマンスに優れています。VS(Very Slightly Included)グレードは、内包物が10倍のルーペで確認できるものの、肉眼ではほぼ見えないレベルです。
FL(フローレス)やIF(インターナリーフローレス)は最高評価ですが、肉眼での違いはほとんど感じられない一方で、価格は大幅に高くなります。日常的に身につけるジュエリーであれば、VS2やSI1グレードでも十分美しい輝きを楽しめます。
Q. ラウンドブリリアントカット以外でおすすめの形状はありますか?
A.
ラウンドブリリアントカット以外で人気の高い形状として、プリンセスカット、オーバルカット、エメラルドカットがあります。プリンセスカットは正方形のシルエットがモダンな印象を与え、ラウンドに次ぐ人気を誇る存在です。
オーバルカット(楕円形)は、同じカラット数でもラウンドより大きく見える効果があり、指を長く美しく見せます。エメラルドカットは階段状のファセット(研磨面)が特徴で、クラシックで上品な輝きを放つのが魅力です。カット形状によって輝き方が異なるため、実際に店頭で比較することをおすすめします。
Q. 天然ダイヤモンドと合成ダイヤモンドの価格差はどのくらいですか?
A.
合成ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)の価格は、同等品質の天然ダイヤモンドと比較して、一般的に30〜70%程度安価に設定されています。1カラットの合成ダイヤモンドであれば、天然の半額以下で購入できるケースも珍しくありません。
ただし、合成ダイヤモンドは天然と比較して中古市場での買取価格が低く、資産価値としての期待は限定的です。「大きなダイヤモンドを手頃な価格で楽しみたい」という方には合成が適していますが、「将来的な資産価値も重視したい」という方には天然をおすすめします。
Q. キュービックジルコニアとダイヤモンドの見分け方は?
A.
キュービックジルコニアとダイヤモンドは、いくつかの特徴で見分けることが可能です。キュービックジルコニアは比重が5.6〜6.0とダイヤモンド(比重3.52)より重いため、同じサイズでも手に持つと重く感じます。
また、キュービックジルコニアは熱伝導率が低いため、息を吹きかけた際の曇りが長く残る点も大きな違いです。輝きの質も異なり、ダイヤモンドは白い輝き(ブリリアンス)が強いのに対し、キュービックジルコニアは虹色の輝きが過剰に出る傾向があります。あるいは宝石鑑別機関へ正式な鑑定を依頼する必要があります。
Q. モアサナイトとダイヤモンドの違いは何ですか?
A.
モアサナイトは炭化ケイ素でできた人工宝石で、ダイヤモンドとは化学組成が根本的に異なります。硬度は9.25とダイヤモンド(硬度10)に次いで高く、日常使いにおける耐久性は申し分ありません。
モアサナイトの最大の特徴は、ダイヤモンドを上回る分散率(0.104)が生み出す、圧倒的な虹色の輝き(ファイア)です。この強い虹色が「ギラギラしすぎる」と感じる方もいれば、「華やかで美しい」と好む方もいます。価格はダイヤモンドの10分の1程度で、コストパフォーマンスを重視する方に選ばれています。
Q. ダイヤモンドの鑑定書と鑑別書の違いは何ですか?
A.
鑑定書(グレーディングレポート)は、ダイヤモンドの4C評価を詳細に記載した書類で、GIA(米国宝石学会)やCGL(中央宝石研究所)などの信頼性の高い機関が発行します。カラット・カラー・クラリティ・カットの各グレードが明記され、価値を客観的に証明することが可能です。
鑑別書は、宝石が「何の石であるか」を証明する書類で、天然石・合成石・模造石のいずれかを判別します。鑑別書には4C評価は記載されないため、ダイヤモンドの品質を知りたい場合は鑑定書が必要です。高額なダイヤモンドを購入する際は、必ず鑑定書付きを選びましょう。
Q. GIAとCGLの鑑定書はどちらが信頼できますか?
A.
GIA(米国宝石学会)とCGL(中央宝石研究所)は、いずれも信頼性の高い鑑定機関です。GIAは世界的に最も権威のある機関として認知されており、国際的な取引では「GIA鑑定書付き」が高く評価されます。
CGLは日本国内で最大手の鑑定機関であり、国内取引においてはGIAと同等の信頼性があります。海外での売却や投資目的であればGIA鑑定書、国内での使用がメインであればCGL鑑定書でも問題ありません。鑑定機関によって評価基準にわずかな差が生じることがあるため、同一機関での比較が望ましいです。
Q. ダイヤモンドは水に濡れても大丈夫ですか?
A.
ダイヤモンド自体は水に濡れても問題ありませんが、ジュエリーとしてセッティングされている場合は注意が必要です。プラチナやゴールドの台座部分は水に強いものの、石を固定している爪や接着部分が緩む原因になる可能性があります。
入浴時やプールでの着用は、石鹸カスや塩素がダイヤモンドの輝きを曇らせる原因となるため、外しておくことをおすすめします。水仕事の後は、柔らかい布で水気を拭き取り、ダイヤモンドの輝きを保ちましょう。
Q. ダイヤモンドのお手入れはどのくらいの頻度で行うべきですか?
A.
ダイヤモンドジュエリーのお手入れは、着用後の簡単な拭き取りを毎回、本格的なクリーニングを月に1回程度行うのが理想的です。皮脂や化粧品の油分はダイヤモンドの表面に膜を作り、輝きを鈍らせる原因となります。
本格的なクリーニングは、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に10分程度浸し、柔らかい毛の歯ブラシで優しく洗い流しましょう。洗浄後は流水ですすぎ、糸くずの出ない布で水気を拭き取ってください。
年に1回程度はジュエリー修理店や工房などの専門店でプロフェッショナルのクリーニングを受けると、石座の緩みチェックも同時にできます。
Q. ダイヤモンドは傷がつくことはありますか?
A.
ダイヤモンドはモース硬度10で地球上最も硬い天然鉱物ですが、ダイヤモンド同士がぶつかると傷がつく可能性があります。複数のダイヤモンドジュエリーを同じケースに入れて保管すると、互いに傷をつけ合うリスクがあります。
保管の際は、1点ずつ個別のケースやポーチに収納するのが理想的です。また、ダイヤモンドは硬度は高いものの、特定の方向からの衝撃には弱い「劈開性」を持つため、強い衝撃を与えると欠けたり割れたりする可能性があります。着用時は、硬いものにぶつけないよう注意してください。
Q. ダイヤモンドの買取価格はどのように決まりますか?
A.
ダイヤモンドの買取価格は、4C評価(カラット・カラー・クラリティ・カット)を基準に算出されます。鑑定書付きの場合は記載されたグレードに基づいて査定され、鑑定書がない場合には店舗の鑑定士が独自に評価を行わなければなりません。
4C以外にも、蛍光性の有無、ブランドジュエリーかどうか、地金部分(プラチナ・ゴールド)の重量と純度、市場相場なども価格に影響します。「おたからや」では、GIA認定資格を持つ鑑定士が国際基準に基づいた適正な査定を行い、鑑定書がないダイヤモンドでも正確な評価が可能です。
Q. 蛍光性のあるダイヤモンドは価値が下がりますか?
A.
蛍光性(フルオレッセンス)とは、紫外線を当てた際にダイヤモンドが発光する性質のことです。GIAの評価では「None(なし)」から「Very Strong(とても強い)」まで5段階で表記されます。
蛍光性が強いダイヤモンドは、通常の光の下でもやや白っぽく曇って見える場合があり、買取市場では減額対象となるのが一般的です。具体的な減額の程度は鑑定機関や市場により異なりますが、蛍光性が「Medium(中)」以上の場合、買取価格が下がる傾向にあります。
ただし、わずかな黄色味を帯びたダイヤモンドの場合、ブルーの蛍光性が黄色を中和し、より白く見える効果もあります。蛍光性の評価は個人の好みも分かれるため、実物を見て判断することが大切です。
Q. 1カラット未満のダイヤモンドに資産価値はありますか?
A.
1カラット未満のダイヤモンドは、資産価値という観点では限定的です。中古市場では、1カラット以上かつ高品質(カラーH以上、クラリティVS2以上、カットExcellent)のダイヤモンドが高く評価されます。
0.3〜0.5カラットのダイヤモンドジュエリーは、ファッションアイテムや思い出の品としての価値は十分にありますが、投資目的での購入には向きません。資産価値を重視するなら、1カラット以上で信頼性の高い鑑定書付きのダイヤモンドを選ぶことをおすすめします。
Q. カラーダイヤモンドは無色のダイヤモンドより高いですか?
A.
カラーダイヤモンドの価格は、色の種類と彩度によって大きく異なります。ピンクやブルー、グリーンなどの希少なファンシーカラーは、無色のダイヤモンドよりも高額で取引されるケースも多いです。
イエローダイヤモンドはカラーダイヤモンドの中では比較的産出量が多く、無色のダイヤモンドと同等か、やや安価な価格帯で入手できる場合もあります。
アーガイル鉱山産のピンクダイヤモンドは、鉱山閉山後に希少性が急上昇し、オークションで記録的な高値を付けるケースもあります。カラーダイヤモンドの価値は、色の鮮やかさと均一性が大きく影響するのが特徴です。
Q. ダイヤモンドはどこで購入するのが安心ですか?
A.
ダイヤモンドの購入は、GIAやCGLなどの信頼できる鑑定書を提供する正規販売店がおすすめです。百貨店のジュエリーコーナーや老舗宝石店は、品質保証やアフターサービスが充実しており、初めての購入でも安心できます。
オンライン購入の場合は、360度画像や詳細な4Cデータを公開しているショップを選びましょう。返品・交換ポリシーが明確に記載されているか、カスタマーサポートの対応があるかも確認ポイントです。個人間取引やフリマアプリでの購入は、本物かどうかの判別が難しいためリスクが伴います。
Q. ダイヤモンドの相場は今後上がりますか?下がりますか?
A.
ダイヤモンドの市場相場は、世界経済の動向、為替レート、需要と供給のバランスによって変動します。2020年以降、合成ダイヤモンドの普及により、一般的なホワイトダイヤモンドの価格は緩やかな下落傾向にあるのが現状です。
一方、1カラット以上の高品質な天然ダイヤモンドや、希少なカラーダイヤモンドは、資産としての需要が堅調で、価格が安定または上昇傾向にあります。投資目的であれば、流動性の高い1カラット以上、4C評価の高い石を選ぶことが推奨されます。今後の相場予測は不確実な要素が多いため、購入・売却のタイミングは宝石買取の専門家に相談するとよいです。
Q. 古いダイヤモンドジュエリーでも買取してもらえますか?
A.
古いダイヤモンドジュエリーでも、買取は可能です。ダイヤモンドは経年劣化しにくい宝石であり、数十年前のジュエリーでも石自体の価値は変わりません。むしろ、アンティークジュエリーとしてコレクター価値がつく場合もあります。
「おたからや」では、鑑定書がないダイヤモンド、古いデザインのジュエリー、傷や汚れのあるお品物でも、経験豊富な鑑定士が適正に評価いたします。地金部分(プラチナ・ゴールド)の重量も査定に含まれるため、総合的な買取価格をご提示することが可能です。
- おたからや査定員のコメント
ダイヤモンドは、地球が生んだ最も硬い鉱物であり、数十億年という時を経て、地中深くで形成されます。その揺るぎない特性こそが「永遠の愛」を象徴する理由です。
当店では、4C評価を重視するのはもちろんのこと、石が持つ歴史や背景にもしっかり目を向けて査定しています。サイズやカラーだけでなく、輝きのバランスやジュエリーとしてのデザイン性まで含め、国際基準に基づき適正に評価いたしますので、どうぞ安心してお任せください。

まとめ
ダイヤモンドは、「永遠の愛」を象徴する宝石です。その硬度と美しい輝きから、今なお特別な価値を持ち続けています。本記事では、4C評価を中心とした価値の見極め方に加え、天然と合成の違いや模造石との見分け方について詳しく解説しました。
さらに、日常のお手入れや定期的なメンテナンスの重要性、希少なカラーダイヤモンドにも触れています。また、投資的な価値や市場動向についてもお伝えしました。
これから購入や売却を検討される方は、ぜひここで得た知識を参考に、信頼できる店舗で実物を手に取り、自分に合ったダイヤモンドを選んでください。
「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
![]() |
K18 ダイヤモンド ネックレス 50.554 ct | 3,448,000円 |
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Pt・Pm900 ダイヤモンド ネックレス 2.016 ct | 2,101,000円 |
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K18 ダイヤモンド リング 2.636 ct | 1,490,000円 |
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Pt・Pm900 ダイヤ リング 1.01ct | 832,000円 |
![]() |
K18 ダイヤモンド ピアス | 819,000円 |
![]() |
Pt・Pm850 ダイヤ リング 1.2ct 5.8 g | 617,000 円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
「おたからや」では、ダイヤモンドの参考買取価格を算出する際、国際的に用いられる4Cの評価基準を重視しています。特に、カラット数とカットは査定額に直結する重要な要素で、大粒で輝きの美しい石ほど高額査定が期待できます。さらに、クラリティやカラーの高評価も、査定のプラスになるでしょう。
加えて、市場での人気度やブランドの有無も重要で、有名ブランドのジュエリー枠にセッティングされたダイヤモンドは高く評価されやすい傾向にあります。また、GIAやCGLといった鑑定機関の鑑定書があれば査定に有利に働きますが、当店では鑑定書がなくても経験豊富な鑑定士が適正に評価いたします。
市場相場や為替の動きも考慮し、常に最新の基準で査定額をご提示可能です。
- おたからや査定員のコメント
ダイヤモンドを手放すのは、大切な思い出や想いが詰まったご決断かもしれません。当店「おたからや」では、そのお気持ちに寄り添いながら、丁寧に査定いたします。鑑定書がないお品物や、キズや汚れがあるお品物でも、価値をしっかりと見極めて評価いたしますのでご安心ください。

ダイヤモンドの買取なら「おたからや」
大切なダイヤモンドを手放す際は、適正な価値を見極められる専門店での査定が欠かせません。
「おたからや」には、GIA認定のG.G.資格を持つ鑑定士が在籍しており、国際基準に基づいた正確な査定をお約束します。4C評価はもちろん、蛍光性やカラーダイヤモンドの希少性まで、細部にわたって適正に評価いたします。
「鑑定書がない」「古いデザインで売れるか不安」「傷や汚れがある」といったお品物でも、経験豊富な鑑定士がダイヤモンド本来の価値をしっかり見極めますので、ご安心ください。
「おたからや」の強みは、全国約1,660店舗を超えるネットワークと、世界51カ国との取引実績にあります。国内外の幅広い販路を持つからこそ、他店では難しいお品物にも適正な買取価格をご提示できるのです。
最新の国際相場と為替レートを常に把握しているため、ダイヤモンドの現在の価値を最大限に反映した査定が可能です。「今売るべきかどうか迷っている」という方も、まずはお気軽にご相談ください。
店頭買取に加え、ご自宅で完結する出張買取、スマホで手軽に依頼できるオンライン査定にも対応しています。お客様のご都合に合わせた方法で、大切なダイヤモンドの価値をお確かめいただけます。
※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。
おたからやの宝石買取
査定員の紹介
岩松 査定員
-
趣味
旅行、読書
-
好きな言葉
日々是好日
-
好きなブランド
ダイヤモンド・宝石
-
過去の買取品例
10カラットダイヤモンド
-
資格
GIA G.G.取得
おたからやでは毎日大小合わせて約数百点の宝石を査定しております。宝石はダイヤモンドの4Cをはじめとして色や形、重さ蛍光性など様々な要素で評価額が大きく変わります。おたからやは自社でオークションを行っており、日々の宝石の需要に敏感に対応することができます。 査定に関してもプロのスタッフやダイヤモンドテスターなどの専門の査定具を完備しているため、全国の店舗ですぐに正確な査定が可能です。 気になるお品物がございましたら是非おたからやをご利用ください。
その他の査定員紹介はこちらダイヤモンドなどの宝石の高価買取は「おたからやへ」
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