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南アフリカの金産業は世界一?資源大国の歴史や世界の金産出国ランキングを紹介

南アフリカの金産業は世界一?資源大国の歴史や世界の金産出国ランキングを紹介

※下記の画像は全てイメージです

南アフリカは金の国として知られ、かつては世界の金産出量の7割以上を占めていた資源大国です。現在は産出量が減っているものの、金の歴史や投資の観点から注目する人は今も多くいます。

この記事では、南アフリカが金大国と呼ばれるようになった歴史や、金鉱の発見、世界でも最も深いといわれるムポネング鉱山について分かりやすく紹介します。

さらに、現在の世界ランキングでの立ち位置、投資家に人気のクルーガーランド金貨の特徴、そして金産業の今後の見通しも解説します。南アフリカの金の歴史と今を知るきっかけとして、ぜひ参考にしてください。

 

南アフリカの金産業は世界一?資源大国の歴史や世界の金産出国ランキングを紹介

南アフリカが金の資源大国と呼ばれる理由

南アフリカが金の資源大国と呼ばれる理由

南アフリカは長い歴史の中で「金の国」として世界経済に大きな影響を与えてきました。1970年には年間1,000トンもの金を産出し、世界全体の約7割を一国で占めていたほどです。

2019年には中国が世界1位となっていますが、南アフリカには今でも世界最深の金鉱山があります。

近年の金価格上昇を背景に、シバニェ・スティルウォーターやアングロゴールド・アシャンティなどの南アフリカ鉱山会社の株価は年初来で約3倍に上昇。金産業は今もなお、南アフリカ経済を支える重要な柱の1つです。

 

南アフリカの金産業の歴史|ゴールドラッシュから近代まで

南アフリカの金産業の歴史|ゴールドラッシュから近代まで

続いては、南アフリカの金産業の歴史について、ゴールドラッシュから近代まで紹介します。

 

ヨハネスブルグ誕生のきっかけとなった「1886年の金鉱発見」

1886年、南アフリカのトランスヴァール地方で、金鉱採掘者であるジョージ・ハリソンが金鉱脈を発見しました場所は現在のヨハネスブルグ周辺、ウィットウォーターズランドと呼ばれる地域です。

当時、何もなかった草原地帯には、数年でテント村が立ち並び、やがて南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグが誕生しました。金鉱の発見は国の運命を変え、南アフリカを世界有数の金産出国へと押し上げる転機となりました。

 

世界経済を動かした「ウィットウォーターズランド」の影響力

ウィットウォーターズランドは、南北に約72キロメートル、東西に約190キロメートルも広がる巨大な金鉱帯です。ウィットウォーターズランドの発見と開発によって、南アフリカは世界の金産出をけん引する国へと成長しました

1890年代までは、アメリカ・オーストラリア・ロシアが三大金生産国と呼ばれていました。しかし、ウィットウォーターズランドで本格的な採掘が始まると、南アフリカが金の生産で世界の主導権を握ります。

鉱山の発展により、資本・技術・労働力が一気に集まりました。結果、世界の通貨制度や貴金属市場だけでなく、植民地時代の資源をめぐる争いにも大きな影響を与える存在となりました。

 

労働・環境・政治が絡む複雑な産業構造の変遷

金の採掘が進むにつれて、南アフリカの鉱山産業は姿を変えていきました。掘る深さ、働く人、環境、政治など、さまざまな要素が重なり合い、産業の形が少しずつ変化していったのです

南アフリカの金産業の変化の流れは以下のとおりです。

  • 掘る場所が地下のさらに深い層へ移り、気温や圧力が高まって作業が厳しくなる
  • 外国からの移民労働者が増え、地元の人々が低い給料で働くことが増える
  • 掘ったあとの土や石が積み重なり、水や土を汚す原因となる
  • 鉱山を管理する法律が改正され、税金や規制が厳しくなる

こうした要因が重なり、金の生産量は長期的に減少しました。

 

世界の金・プラチナ産出国ランキング|南アフリカの現在位置は?

世界の金・プラチナ産出国ランキング|南アフリカの現在位置は?

かつて世界最大の金産出国として知られた南アフリカ共和国は、20世紀後半まで世界の金市場をけん引していました。ですが、21世紀に入ると産出量が減少し、世界順位を落としています

現在では、金やプラチナを産出する国々の顔ぶれが大きく変わっています。

ここからは、最新の金産出国ランキングとプラチナ産出国ランキングを紹介します。

 

金の産出国ランキング

金の産出国ランキングトップ5は以下のとおりです。

 

第1位:中国

中国は2007年に南アフリカを追い抜き、金の産出量で世界1位になりました。2023年の年間生産量はおよそ370トンで、世界全体の約12%を占めています

主な採掘地は内モンゴル自治区、山東省、福建省、湖南省などです。これらの地域では、国の主導で大規模な鉱山開発が進められてきました。中国政府は金を戦略的な資源と考え、国内の需要や外貨の準備を支えるために安定した供給を重視しています。

採掘技術への投資や生産体制の強化も進み、今後も安定した産出が見込まれます。経済成長とともに金の需要が高まっていることも、中国が強い理由の1つです。

 

第2位(同率):ロシア

ロシアは中国に次ぐ金の生産国で、年間およそ310トンを産出しています。広い国土と豊かな鉱物資源が、金の生産を支える大きな基盤です。

主な採掘地はシベリアや極東地域にあり、冬の寒さが厳しい場所でも採掘が行われています。政府は金を国家の資産を守るための手段として重視し、中央銀行が保有量を増やす方針を続けています。

国際的な制裁で輸出が制限される中でも、国内での需要と金価格の上昇により産業が支えられているのです。地政学的なリスクを抱えながらも、安定した生産体制を維持しているのがロシアの強みです。

 

第2位(同率):オーストラリア

オーストラリアはロシアと並ぶ年間約310トンの金を産出し、世界第2位の位置を占めています。

主な採掘地は西オーストラリア州、南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州などに分布しています。採掘事業の多くは海外企業と連携して行われ、高い採掘技術と環境対策の両立が進められているのです。

政治の安定と豊富な資源が強みで、世界市場に対して安定した金の供給力を持つことが特徴です。

 

第4位:カナダ

カナダは年間およそ200トンの金を産出し、世界第4位に位置しています。カナダの国土には多くの鉱物資源がありますが、金の埋蔵量はオーストラリアやロシアほど多くありません。

政府と民間企業が協力し、自然環境に配慮した採掘を進めており、持続可能な産業として世界的に評価されています。政治の安定と高い技術力が、カナダの金生産を支える大きな強みです。

 

第5位:アメリカ

アメリカは年間およそ170トンの金を産出し、世界第5位の生産国です。主な産地はネバダ州、アラスカ州、コロラド州などで、特にネバダ州だけで全米の約8割を占めています。

採掘を担うのは、ニューモント・コーポレーションやバリック・ゴールドといった世界的な大手資源会社です。最新の技術を取り入れた大規模な操業が進められています。

生産量は中国の半分以下ですが、採掘の効率と品質管理の正確さが高く評価されています。法律の仕組みや社会のインフラが整っており、国際市場への安定供給で信頼を得ているのが特徴です。

 

プラチナの産出国ランキング

プラチナの産出国ランキングは以下のとおりです。

 

第1位:南アフリカ

南アフリカは2023年に124.8トンのプラチナを産出し、世界全体の大半を占める圧倒的な第1位です。ヨハネスブルグ近郊のブッシュフェルト複合岩体と呼ばれる地域に世界最大のプラチナ鉱床があり、複数の大手鉱山会社が操業しています。

南アフリカはプラチナを単体で主目的として採掘する唯一の国であり、世界のプラチナ供給を左右する存在です。

 

第2位:ロシア

ロシアは21.0トンのプラチナを産出し、世界第2位に位置していますが、南アフリカとの差は大きく開いています。ロシアではニッケル鉱石を採掘する際の副産物としてプラチナが得られるため、プラチナ単体を目的とした採掘は行われていません。

ノリリスク・ニッケル社が運営する鉱山が主な産地で、シベリア地方の極寒の環境下で操業が続けられています。

 

第3位:ジンバブエ

ジンバブエは19.1トンのプラチナを産出し、世界第3位の産出国です。南アフリカと国境を接しており、同じブッシュフェルト複合岩体の延長部分に位置する鉱床を持っています。

ジンバブエのプラチナ産業は近年発展してきましたが、政治的な不安定さやインフラの未整備が課題です。それでも豊富な資源を背景に、今後さらなる増産が期待されています。

 

第4位:カナダ

カナダは5.1トンのプラチナを産出し、世界第4位です。カナダではパラジウム(プラチナと似た貴金属)の採掘が盛んで、パラジウム鉱石からの副産物としてプラチナが得られます。

オンタリオ州のサドベリー地域が主な産地で、ニッケルや銅と一緒に採掘されているのが特徴です。カナダの鉱山会社は環境に配慮した採掘技術を導入しており、持続可能な資源開発を進めています。

 

南アフリカの金貨「クルーガーランド金貨」の魅力

南アフリカの金貨「クルーガーランド金貨」の魅力

南アフリカを代表する金貨といえば、クルーガーランド金貨です。表面には南アフリカ共和国初代大統領ポール・クルーガーの肖像が、裏面には国の象徴である動物スプリングボック(カモシカの一種)がデザインされています。

この章では、クルーガーランド金貨の魅力を紹介します。

 

世界初の地金型金貨

クルーガーランド金貨は1967年に世界で初めて発行された地金型金貨です。それまでの金貨は記念コインや収集目的のものが中心でしたが、クルーガーランド金貨は純粋に金投資のために作られました。

1オンスという分かりやすい重量単位で発行され、誰でも簡単に金を保有できる手段として瞬く間に世界中に広まりました。発行開始から現在まで約5,000万枚が製造され、世界中の投資家やコレクターに愛されています。

クルーガーランド金貨の成功により、その後カナダのメイプルリーフ金貨やオーストリアのウィーン金貨など、各国が地金型金貨を発行するようになりました。

 

信頼性と流通量が投資家・コレクターに人気

クルーガーランド金貨が長年にわたり人気を保っている理由は、信頼性の高さと豊富な流通量です。金の純度は91.67%(22金)で、残りの8.33%は銅が混ぜられており、金貨に耐久性を持たせています。

純金100%では柔らかすぎて傷つきやすいため、日常的な取引に適した硬さを実現しているのが特徴です。南アフリカ造幣局が製造を担当し、重量と純度が厳格に管理されているため、世界中どこでも同じ基準で評価されています。

1オンスだけでなく、半オンス、4分の1オンス、10分の1オンスなど小さいサイズも発行されています。

 

南アフリカの金価格

南アフリカの金価格

南アフリカでは、金の価格が自国通貨の南アフリカランド(ZAR)で毎日発表されています。2025年11月初めの時点で、24Kの価格は1グラムあたり約2,230ランドです。1年前の平均値と比べると、大きく上回っています。

背景には、世界的に金の需要が高まっていることに加えて、南アフリカ通貨の価値の変動もあります。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

金の国内取引では、鉱山での採掘価格と、一般市場で売買される価格は一致していません。採掘後には、精錬や輸送、税金、輸出手続きなどの費用がかかるためです。そのため、現地での販売価格や輸出価格は国際市場と違う水準になります。

 

南アフリカの金に関するよくある質問

南アフリカの金に関するよくある質問

南アフリカの金について多くの方が疑問に思うポイントを、Q&A形式でまとめました。産出量の変化から投資の観点まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。

 

Q.アフリカの金産出量は今も世界上位ですか?

A.南アフリカの金産出量は現在、世界上位5カ国には入っていません。1970年代初頭には世界全体の7割を産出し圧倒的な首位でしたが、鉱山の老朽化や採掘コストの上昇により産出量は減少しています。

2023年時点では中国が370トンで第1位、ロシアが310トンで第2位、オーストラリアが310トンで同率2位となっており、南アフリカは大きく後れを取っているのです。

しかし、プラチナでは今も世界の大半を産出する地位を保っています。

 

Q.南アフリカの金生産量が減少した主な理由は?

A.南アフリカの金生産量減少には複数の理由があります。最大の要因は鉱山の深度が深くなり採掘コストが上昇したことです。地下4,000メートルを超える超深度採掘では冷却システムや運搬設備に莫大な費用がかかります。

また慢性的な電力不足により計画停電が頻発し、操業が停止する日も存在します。さらに金鉱石の品位が年々低下しており、同じ量の金を得るために多くの鉱石を処理しなければならなくなっているのです。

 

Q.南アフリカの金鉱山は見学や観光が可能ですか?

A.南アフリカでは一部の金鉱山が観光施設として公開されています。ヨハネスブルグ近郊には閉鎖された鉱山を利用した「ゴールド・リーフ・シティ」という観光施設があり、かつての採掘現場を見学できます

地下数百メートルまで降りて当時の作業風景を再現した展示を見ることができ、金の精錬プロセスも実演されています。現役の鉱山では安全上の理由から一般見学は制限されていますが、一部の大手鉱山会社は事前予約制で見学ツアーを実施しています。

 

Q.クルーガーランド金貨の純度と仕様はどうなっていますか?

A.クルーガーランド金貨の純度は91.67%(22金)です純金が91.67%で残りの8.33%は銅が混ぜられており、金貨に耐久性を持たせています。

標準サイズの1オンス金貨は重量が約33.93グラムで、そのうち純金が31.1グラム含まれています。表面には南アフリカ共和国初代大統領ポール・クルーガーの肖像が、裏面には国の象徴である動物スプリングボックがデザインされています。

純金100%では柔らかすぎて傷つきやすいため、日常的な取引に適した硬さを実現。直径は32.77ミリメートル、厚さは2.84ミリメートル。1オンスのほか、半オンス、4分の1オンス、10分の1オンスのサイズも発行されています。

 

Q.南アフリカ産金貨・金地金はどこで購入できますか?

A.南アフリカ産の金貨や金地金は、日本国内の貴金属専門店や大手百貨店の貴金属売り場、一部の銀行で購入できます。

購入時には本人確認書類の提示が必要で、一定金額以上の取引では税務署への報告義務があります。クルーガーランド金貨は世界中で流通しているため、他の金貨に比べて在庫が豊富で入手しやすいのが利点です。

オンラインショップでも購入可能ですが、高額商品のため信頼できる業者を選ぶことが大切です。価格は国際金価格に連動して日々変動するため、購入前に最新の相場を確認しましょう。

 

Q.南アフリカの政情や電力問題は金価格に影響しますか?

A.南アフリカの政情不安や電力問題は、同国の金生産量に影響を与えますが、国際的な金価格への直接的な影響は限定的です。金価格は世界全体の需給バランスや経済情勢、地政学リスクによって決まるため、南アフリカ一国の事情だけで大きく変動することはありません。

ただし、南アフリカの鉱山会社の株価や同国通貨ランドには直接的な影響が存在します。2025年現在は金価格の高騰により南アフリカの鉱山会社の株価が年初から約3倍になるなど、金価格上昇が同国経済にプラスの影響を与えています。

 

Q.南アフリカ産の金を日本で売ることはできますか?

A.南アフリカ産の金貨や金地金は、日本国内の貴金属買取店で売却できます。クルーガーランド金貨は世界中で流通している地金型金貨なので、買取価格も安定しており換金しやすいのが特徴です

大手の貴金属買取店や質屋、金投資専門店などで査定を受けられます。買取価格は国際金価格に連動し、その日の相場に応じて決定します。売却時には本人確認書類が必要で、200万円を超える取引では税務署への支払調書提出が義務付けられています。

 

Q.南アフリカ金の今後の投資価値はどう見られていますか?

A.南アフリカ産の金そのものは国際市場で取引されるため、産地による価値の違いはありません。ただし、クルーガーランド金貨は投資対象として高く評価されています。世界で初めて発行された地金型金貨という歴史的価値と、5,000万枚以上という豊富な流通量により、換金性の高さが投資家から支持されている状況です

2025年現在の金価格高騰局面では、クルーガーランド金貨を含む地金型金貨全般の需要が高まっています。

 

Q.南アフリカ金産業の再興はあり得ますか?

A.南アフリカの金産業が1970年代のような圧倒的な地位を取り戻すことは現実的ではありませんが、一定の再興は可能性があります。最大のポイントは電力インフラの整備。慢性的な電力不足が解消されれば、操業の安定化とコスト削減が実現します

また、金価格の高騰により、採算が取れなかった鉱床の開発が経済的に成り立つようになってきているのです。AIやロボット技術を活用した自動化採掘システムの導入も進んでおり、安全性の向上と人件費削減が期待されています。

 

Q.南アフリカの金産業は今後どう変わる可能性がありますか?

A.南アフリカの金産業は技術革新と持続可能性を軸に変化していくと予想されます。最も注目されているのは自動化技術の導入です。地下4,000メートルという過酷な環境での作業をロボットや遠隔操作システムに置き換えることで、安全性が大幅に向上します

環境対策も避けられない課題です。鉱山開発による環境汚染を最小限に抑えるため、廃水処理技術や土壌修復技術への投資が求められています。南アフリカの金産業は量より質、つまり環境に配慮した高効率な採掘へとシフトしていく可能性が高いと見られています。

 

Q.他国金貨(メイプルリーフ・ウィーン金貨)との違いはなんですか?

A.クルーガーランド金貨と他国の代表的な地金型金貨には、純度とデザインに違いがあります。クルーガーランド金貨は純度91.67%(22金)で、残りの8.33%に銅が混ぜられているため、やや赤みがかった色合いが特徴です

一方、カナダのメイプルリーフ金貨やオーストリアのウィーン金貨は純度99.99%(24金)の純金で作られており、明るい黄金色をしています。投資価値としては大きな差はなく、いずれも国際的に認知された地金型金貨として高い流動性を持っています。

 

まとめ

この記事では、南アフリカが金の国と呼ばれる理由や、ゴールドラッシュの歴史、そして世界の金産出国ランキングやクルーガーランド金貨の魅力までを解説しました。

かつて世界の金の7割を占めた南アフリカは、今なおプラチナの最大産出国として存在感を放ち続けています。歴史・資源・投資の3つの観点から、その価値を改めて見直す時期にきています。

特にクルーガーランド金貨は、世界初の地金型金貨として今も投資家に愛される存在です。金そのものが持つ普遍の価値に触れたい方や、長期的に資産を守りたい方には、南アフリカの金や金貨を通じた投資を検討する価値があります。
ぜひこの機会に、南アフリカの金の魅力を学び、投資や知識として活かしてください。

 

「おたからや」での「金」の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での金の参考買取価格を紹介します。

2025年12月11日09:30更新

今日の金1gあたりの買取価格相場表

金のレート(1gあたり)
インゴット(金)23,252
+14円
24金(K24・純金)23,066
+14円
23金(K23)22,182
+13円
22金(K22)21,206
+13円
21.6金(K21.6)20,694
+12円
20金(K20)18,927
+11円
18金(K18)17,416
+11円
14金(K14)13,486
+8円
12金(K12)10,463
+6円
10金(K10)9,347
+5円
9金(K9)8,394
+5円
8金(K8)6,232
+4円
5金(K5)3,023
+2円

※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。

金(ゴールド)は、世界的に安定した資産として高い人気を誇ります。ジュエリーやインゴットとしてだけでなく、時計や美術工芸品など、幅広い形で価値を保ち続けるのが特徴です。金相場は国際情勢や為替、需要と供給のバランスによって日々変動しますが、長期的には右肩上がりの傾向が続いています。

査定において注目されるのは次の3点です。

 

  • 純度:K24(純金)>K22>K18>K14>K10の順に価値が高い
  • 重量:グラム数が多いほど査定額が上がる
  • 状態・ブランド性:キズや変色が少なく、ブランド刻印がある品は高評価

また、ジュエリーの場合は地金価格に加えて「デザイン性」「石の品質」「ブランド人気」が加点要素になります。

 

  • おたからや査定員のコメント
伊東

金は古くならない資産です。どんなに使い込まれた指輪やちぎれたネックレスでも、純度と重量が確認できればしっかりお値段がつきます。 中には、変色して黒ずんでいるお品や刻印が薄れたものでも、精密分析によって正確な金の含有量を測定できます。「これはもう売れないかも」と思う前に、ぜひ一度ご相談ください。当店では金の相場・為替・ブランド価値を総合的に判断し、その日のベストプライスで査定いたします。眠っている金製品を、今こそ価値ある現金へと変えてみてください。

 

 

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査定員の紹介

伊東 査定員

  • 趣味

    ショッピング

  • 好きな言葉

    有言実行

  • 好きなブランド

    ハリーウィンストン

  • 過去の買取品例

    おりん、インゴット

初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。

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2025年12月現在金相場は1グラム(23,252円)を記録し歴史的高値で推移しています。
金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
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