金の売り時はいつ?相場・円安・世界情勢から読み解くベストタイミングをご紹介

※下記の画像は全てイメージです
実際、近年は世界経済の先行き不安やインフレ懸念、各国中央銀行による金の買い増しに加え、米国の利上げと日本の金融緩和による大幅な円安が重なり、国内金価格は歴史的高騰を見せています。こうした状況下で、いざ手持ちの金を売却するなら「いつが売り時なのか?」が大きなポイントでしょう。
本記事では、2025年の金相場動向や世界情勢から金価格への影響を読み解き、金を高く売るためのベストタイミングとそのコツをご紹介します。
また、売却前の準備や買取店の選び方、税金の基礎知識など、初心者の方にも役立つ情報を詳しく解説します。
Contents
2025年の金相場動向と売り時の傾向

2025年に入ってからも金価格は上昇基調が続いており、日本国内では円安も相まって1gあたりの価格が2万円台を突破する史上最高値を記録しました。最高値圏の今売るべきか、それともまだ上昇を期待すべきか、気になるところです。
ここでは、最新の金価格動向や売り時の傾向について解説し、今が売り時かどうかを考えてみましょう。
金価格の推移と歴史的高値の背景
過去20年間、金価格は上昇傾向を続け、2000年頃に1g約1,000円だったのが2025年10月には1g2万3,000円超と20倍以上に達しました。この歴史的高値の背景には、世界経済の先行き不安やインフレ懸念、各国中央銀行による金買い増しなどがあり、国際指標であるニューヨーク金価格が米利上げ局面にもかかわらず高止まりしています。
また、日本では米国の利上げと日銀の緩和継続による円安進行で、円建ての金価格が一段と押し上げられました。このように国内外の要因が重なり合い、金相場は歴史的な高騰を見せているのです。
円安・ドル高が金相場に与える影響
金の国際価格は主に米ドルで取引されるため、為替レートの変動は国内の金価格に直接影響します。たとえば、世界的な金価格が変わらなくても、円安が進めば円建ての金価格は上昇し、逆に円高になれば同じ量の金でも日本では安く買えるようになります。
近年は、米国の利上げ継続と日本の金融緩和により円安・ドル高傾向が続き、国内の金相場高騰に拍車をかけました。今後、もし円高に転じれば、たとえ金の国際価格が据え置きでも国内の金買取価格は下がる可能性があります。
為替動向次第で手にする売却額も変わり得るため、金の売却を検討する際には、円相場の行方にも注目しておきましょう。
国際情勢と金需要の関係
金は「有事の金」とも呼ばれるように、国際情勢が不安定になると需要が高まる傾向があります。インフレや通貨不安、戦争などリスクが高まる局面では、安全資産として金を買い求める動きが強まり、金価格が上昇します。
実際、地政学的リスクが増大している2020年代には、世界経済の不安定さから各国で金の購入が進み、価格高騰の一因となりました。たとえば中東情勢の緊迫や「台湾有事」の懸念が高まれば、世界経済に対する不透明感から資産保全のために金を買う動きが一段と加速し、金価格がさらに上昇する可能性があります。
このように国際情勢と金需要は密接に関係しており、世界のニュースに目を配ることで金相場の方向性を読むヒントになります。
- おたからや査定員のコメント
足元の円安と各国の金買い増しが重なり、円建て価格は短期的に過熱気味といえます。ただ、米金利がピークアウトすれば調整局面もあり得ます。利益確定の分散売却を推奨しつつ、長期資産としては10〜15%程度の保有・維持が妥当でしょう。金ETFの流入量や中銀の積み増しペースを注視し、ドル円が反転し始めたら早めに利益確定をするようにしましょう。

金が高く売れるタイミングの見極め方

金をなるべく高く売るには、市場の状況や兆候をしっかり見極めることが大切です。金価格が上昇する要因や下落のサイン、為替レートとの関係性などを知っておけば、より有利な売却タイミングを判断しやすくなります。
日頃から、ニュースや市場動向をチェックする習慣も欠かせません。それでは、金が高く売れるタイミングを見定めるためのポイントを見ていきましょう。
相場が上昇する要因を知る
金価格が上昇する背景には、多様な要因が複雑に絡み合っています。代表的な上昇要因として、インフレによる通貨価値の低下や、金融緩和による低金利環境が挙げられます。金利が低くお金の価値が目減りしやすい局面では、利息の付かない金でもその価値が毀損しにくいため、債券などから資金が金にシフトし需要が増加します。
このように、金への投資資金が増えることで、価格が上昇する傾向があります。また、各国の中央銀行が、外貨準備などで金を積極的に買い増していることも価格押し上げの一因です。
そのほか、スマートフォンやパソコン需要に伴う工業用途での金需要増、世界的な金の埋蔵量減少による希少価値の高まりなども、長期的な上昇要因といえるでしょう。
価格が下落するサインを把握する
金価格が下落に転じる局面では、いくつかの兆候が見られます。まず、金利が上昇し始めた時です。金利が上がると、預金や債券で資産を運用しても利息が得られるようになるため、投資家は安定資産である金を売却して、より高い金利が得られる資産に資金を移そうとします。
その結果、金価格も下落しやすくなります。また、世界的な経済状態が好転し社会情勢が安定すると、安全資産への需要が低下し、資金がドルや株式・債券に戻るため金価格は下落する傾向があります。
さらに、今後もし画期的な採掘技術の進歩や、大規模な金鉱脈の発見によって金の供給量が増えれば、需要に対して供給が追いつき、価格が下落する可能性もあります。こうした下落のサインを把握しておくことで、価格がピークアウトしそうなタイミングを見極める助けになるでしょう。
為替レートとの関係を確認する
金を売るタイミングを判断する際には、為替レートの動向も確認しましょう。特に、円相場の変化は、国内の金買取価格に直結します。円安が進行している局面では、円建ての金価格が上昇しやすいため、売却額も大きくなります。
逆に、金融政策の転換などで円高に振れている局面では、たとえ金の国際価格が同じでも、日本円換算の金買取相場が下落する可能性があります。
直近の為替トレンドをチェックし、今後もしばらく円安基調が続きそうか、それとも円高に転じる兆しがあるかを見極めることで、より有利な売却タイミングをつかみやすくなるでしょう。為替と金価格の関係を常に頭に入れておくことが大切です。
ニュース・市場動向をチェックする習慣
金相場は経済ニュースや世界情勢の変化によって日々影響を受けます。高値で売るためには、普段からニュースや市場動向をチェックする習慣をつけましょう。たとえば、各国の金融政策(中央銀行の利上げ・利下げ)や景気動向、戦争・紛争に関するニュースには特に注目です。
米国の金利動向やドル為替の動き、株式市場の状況なども金価格に影響を与えるため、総合的に情報を収集しましょう。
こうした情報に敏感になっておくと、金相場高騰のチャンスを逃さず捉え、上昇傾向にあるタイミングでの売却につなげることができます。日頃からアンテナを張り、金市場のトレンドを把握することが、高値売却への近道です。
売却の前に確認すべき3つの準備

金を売却する前に、スムーズかつ納得のいく取引をするために、準備しておきたいポイントが3つあります。
売却予定の金製品の品位(純度)と重量を正確に把握すること、直近の査定相場を事前に調べること、そして売却の目的と必要な金額を明確にしておくことです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
品位と重量を正確に把握する
金の買取価格は基本的に「純度(品位)×重量×相場」で決まります。そのため、売却予定の金製品の品位(何金か)と、正味の重量を事前に把握しておくことが大切です。品位は、ジュエリーであれば、リングの内側などに「K18」「K24」などの刻印が打たれているので確認しましょう。
重量は、家庭用のキッチンスケールでも、ある程度測定可能なので、0.1g単位ではかれるデジタルスケールがあればおおよその重さを計っておくのがおすすめです。金は、1gあたりの価格と重量によって買取金額が決まるため、重量は非常に重要な情報です。
もちろん、買取店では高精度の専用はかりで正確に計量してくれますが、自分でも目安を知っておけば査定額が適正か判断しやすくなります。
査定相場を事前に調べる
売却前には、現在の金の買取相場(1gあたりの価格)を調べておきましょう。田中貴金属など大手貴金属メーカーの公式サイトでは、その日の金価格(小売価格や買取価格)が公開されていますし、買取業者のホームページでも「本日の金買取相場」を掲載しているところがあります。
たとえば、多くの買取店では、金1gあたりの参考買取相場が毎日更新されています。こうした情報を参考に、売却時点での大まかな相場感をつかんでおきましょう。事前に相場を把握しておけば、提示された査定金額が適正か判断しやすくなり、不当に安く買い叩かれるリスクを減らせます。
売却目的と必要金額を明確にする
なぜ金を売るのか、その目的と必要な金額をあらかじめ明確にしておくことも大切です。たとえば、「急な出費で○○万円の現金が必要」「そろそろ利益を確定させたい」など、人によって売却の理由や目標額はさまざまでしょう。
必要資金がはっきりしていれば、手持ちの金製品のうちどれをどれだけ売れば目標額に届くか計画が立てやすくなります。
逆に特に急ぐ必要がない場合は、今すぐ全てを売らずに相場の動向を見ながら一部ずつ売却するなど、柔軟な対応も可能です。自分の売却目的と必要金額を明確にしておくことで、金を売るタイミングや売却量について冷静に判断しやすくなるでしょう。
金を高く売るコツと注意点

高値で金を売却するためには、タイミングの見極めだけでなく買取店の選び方や売却時の工夫も重要です。ここでは、金をできるだけ高く売るためのコツや、売却時に注意したいポイントをご紹介します。
複数の業者への相見積もり依頼から、手数料の確認、査定員の見極め方や特殊なケースの扱いまで、順番にチェックしていきましょう。
複数の買取店で相見積もりを取る
金を売る際は、1社だけで決めず複数の買取店で査定してもらい、相見積もりを取るのが鉄則です。純金インゴットなど、純度と重量で価値が決まる地金型の製品は、基本的にどの業者でも買取相場に大差ありませんが、アクセサリー類など、デザインやブランドによって付加価値があるものは、評価額に差が出ることがあります。
また、金相場の高騰に伴い、貴金属買取店が乱立していますが、金は利幅の小さい商材であるため、そのなかには、店舗運営費を捻出するため相場より安く買い叩く業者も存在し得ます。
複数の査定額を比較すれば一番高い価格を提示した業者を選べるので、結果的により高値で売却できます。査定はどの店でも無料ですから、手間を惜しまず2~3社程度の見積もりを取ってみることをおすすめします。
手数料・キャンセル条件を確認する
提示された買取価格だけで飛びつかず、手数料やキャンセル時の条件も必ず確認しましょう。優良店では査定料や成約手数料などは一切かからないのが通常ですが、なかには「分析料」「精錬による目減り分」といった名目で、費用を差し引く業者も存在するといわれます。
また、査定後に売却を見送る場合のキャンセル料が発生しないかも要チェックです。大手買取店の多くはキャンセル料を取らず「査定だけでも歓迎」という姿勢ですが、万一に備えて事前に利用規約を読んでおくと安心です。
提示金額が他店より高くても、その後に高額な手数料を引かれては意味がありませんので、最終的に受け取れる額をしっかり確認しておきましょう。
査定員の信頼性を見極める
実際に査定を受ける際には、その査定員が信頼できるかどうかも重要なポイントです。優良な買取店であれば、お客様の目の前で金製品の重量や品位を測定し、金相場にもとづいた査定額を丁寧に説明してくれます。
疑問点に対しても誠実に答えてくれる査定員だと安心できますよね。「おたからや」では全店に比重計を完備して金の含有量を正確に測定し、今日の金1g相場を基準にデザイン性などをプラスして高価買取しています。
このように、査定基準や計測方法が明確でオープンな店舗は信頼性が高いといえます。逆に、計量を客前で行わない、説明があいまいで強引に契約を迫るといった不審な対応が見られる場合は、その場で売却を決めず他店の意見を聞いてみるのも賢明です。
壊れた金や刻印なし製品の扱い
切れてしまったネックレスや石が取れた指輪など、壊れた金製品でも問題なく買い取ってもらえます。金の買取価格は純度と重量で決まるため、曲がったり壊れたりしていても素材の価値に変わりはありません。中古ブランド品とは異なりキズや欠損があっても減額されないので、壊れて使えなくなったアクセサリー類も、捨てずに査定に出してみましょう。
また、品位を示す刻印がない金製品でも買取店でしっかり鑑定してもらえます。刻印がたまたま入っていない金のバングルなどでも、比重計やX線検査機器で素材が本物の金かどうか判別し、純度を測定した上で価格を付けてくれます。
「刻印が無いと売れないのでは?」と心配になるかもしれませんが、専門店なら問題なく対応してくれるので安心してください(逆に、金メッキなど実際には金含有量がないものは買取不可となります)。
金の売却にかかる税金と申告の基礎知識

金を売却して得た利益は、原則として所得税の課税対象です。個人の場合は譲渡所得に区分され、年間で得た売却益が特別控除の50万円内なら申告不要ですが、超える部分には税金がかかります。
また、売却年度が異なる複数の取引でも、その年の合計益が50万円を超えれば確定申告が必要です。この点は覚えておきましょう。必要書類は売却明細や購入時の領収書などで、取得費や手数料を示す証憑があれば課税額を正確に減らせます。電子取引の履歴をPDFで保存しておけば、提出時に慌てず済むでしょう。税務署やe-Taxの申告期限は翌年3月15日なので、早めの準備がおすすめです。
譲渡所得の課税ルールと50万円控除
譲渡所得とは、保有していた資産を売却して得た利益を指します。金製品の場合、売却価格から取得費と譲渡費用を差し引いた額が利益で、その年の合計が50万円以内なら特別控除で税負担がゼロになります。
一方、利益が50万円を上回ると超過部分が課税対象になり、所得税と住民税が発生します。控除額は毎年リセットされるため、複数回に分けて売ることで課税を抑えられる場合もありますが、作為的な分割は避けましょう。計算時には、購入時のレシートや品目別取得費を示す証憑が不可欠です。提示できない場合、取得費を売却額の5%とみなす概算法もありますが、税負担が増えやすいので注意が必要です。
長期保有と短期保有の税率の違い
金を購入してから売却するまでの保有期間が5年以内か5年超かで、譲渡所得にかかる税負担が変わります。5年以内なら短期譲渡所得となり、利益全額に税率が掛かるため負担が大きくなりがちです。
一方、5年を超えて保有した場合は長期譲渡所得となり、計算上は利益を2分の1に圧縮して課税します。たとえば特別控除後の利益が100万円でも、課税対象は50万円に半減となります。長期保有の方が税率面で有利といえるでしょう。ただし、盗難や価格変動のリスクも長期保有で増すため、売却時期を調整できるなら相場と保管コストのバランスを見極める必要があります。
法人・個人で異なる税務上の扱い
法人が保有する金を売却した場合、得た利益は事業所得に含まれ、1円でも黒字なら法人税の対象です。個人のように50万円控除や、長期譲渡所得の1/2課税などの優遇は受けられません。
一方、法人は売却損を他の事業所得と損益通算できるため、節税余地が多いです。決算期を柔軟に調整し、相場高騰期の利益と翌期の投資を組み合わせれば、負担を平準化することも可能です。個人は赤字をほかの所得と通算できず、申告時期や税率体系も異なる点に注意しましょう。法人登記がなく個人事業主の場合は、青色申告か白色申告かで控除額が変わる点も要チェックです。顧問税理士に相談し、立場に合った申告を行いましょう。
信頼できる買取店の選び方

大切な金製品を納得の価格で売るには、買取店の信頼性が欠かせません。高価買取を強調する業者は多いものの、相場連動の査定かどうか、実績や口コミ、無料サービスの範囲などを比較することが、成功の近道です。
本章では、初心者でもすぐ確認できる3つの視点を紹介するので、初めての売却でも安心して業者選びが行えます。価格だけにとらわれず、サービス体制や情報公開の透明性にも目を向けましょう。
金相場に連動した査定基準か確認
金の買取価格は、国際相場と為替で日々動きます。そのため、提示額が当日の市場価格を、リアルタイムで反映しているかをまず確かめましょう。店頭や公式サイトで1g相場を公開し、円安や円高の変動を即時に更新する店であれば安心できます。
逆に相場を示さず、毎回価格が変わる店舗は要注意です。根拠を示さないまま、値引きを迫られる恐れがあります。公的相場を掲示し、目の前で重量と純度を測定した上で計算式を説明する店を選べば、初心者でも不利な契約を避けやすいでしょう。
査定実績や口コミのチェック
査定実績は、買取店の実力を示すわかりやすい指標です。創業年数が長く、累計100万件以上の取引実績を持つ店舗は、多くの利用者に選ばれ続けた証拠といえます。公式サイトに、買取件数や受賞歴を明示しているか確認しましょう。
あわせて、GoogleレビューやSNSの口コミも調べると安心です。「説明が丁寧だった」「予想より高く売れた」など、好意的な声が多い店は信頼度が高めです。逆に、低評価が目立つ業者は、トラブル事例が潜んでいる可能性があるため避けると安全でしょう。
無料査定・出張サービスの有無
査定料やキャンセル料が無料かどうかは、複数店を比較する時に重要なポイントです。費用が掛かると手軽に相見積もりが取れず、最終的に損をする恐れがあります。料金表や規約に「査定無料」と明記されているか必ず確認してください。
送料無料の宅配キットや全国対応の出張サービスを用意している店なら、遠方の方や忙しい方でも便利です。さらに、LINE査定で写真を送るだけで概算価格がわかる仕組みまで整っていれば、手続きは一段とスムーズになり安心感も高まるでしょう。
よくある質問

金を初めて売る時は、疑問が尽きません。ここでは、タイミングや税金、査定方法など、初心者が特に気になるポイントをQ&A形式でまとめました。ぜひチェックして、スムーズかつ高値での売却に生かしましょう。
Q. 金は今売るべき?
- 価格が過去最高圏にある現在は、売却益を確定させる好機です。ただ、生活資金に余裕があり長期保有を続けたい場合は、世界情勢や為替を見ながら、一部売却することで様子を見る方法も有効でしょう。
大きな出費予定が近いなら高値のうちに現金化すると安心ですが、投資目的なら分散売却で平均値を上げる手もあります。相場と目的を照らし、最適な判断をしてください。
Q. 土日や祝日も価格は変動しますか?
- 海外市場が休場のため週末は相場が大きく動かず、多くの買取店は直前平日の価格を据え置きます。ただ重大ニュースが出れば週明けに反映されるので、気になる場合は月曜の価格も確認しましょう。金は24時間取引されるCFDもありますが、店舗査定は更新が止まることが多い点に注意しましょう。週末に売却したい場合は、事前に土日料金の扱いを問い合わせておくと安心です。
Q. 壊れたアクセサリーでも買い取ってもらえますか?
- 金の価格は、純度と重量で決まるため、切れたチェーンや歪んだ指輪でも評価は変わりません。見た目の減額がないので捨てずに査定へ出しましょう。刻印が読めなくても専用機器で純度を判定してくれます。
壊れた品は意外と重量が残っているため、まとめて持ち込むと想定以上の金額になることもあります。保管袋や付属品が無くても、査定額に大差は出ませんので気軽に相談してください。
Q. 刻印がない場合はどうなりますか?
- 刻印が無い金製品でも、買取は可能です。買取店は、比重計やX線分析器で本物かどうか判定し、純度を測定した上で価格を提示します。メッキや合金と判明した場合は買取対象外になりますが、純金なら刻印有りと同条件で評価されるので安心です。
判定は数分で終わり、追加料金も原則不要です。刻印がなく売れないとあきらめず、まず無料査定を受けると良いでしょう。
Q. 円安になると価格は上がる?
- 上がります。金はドル建てで取引されるため、円が弱くなると同じドル価格でも円換算額が高くなります。逆に円高に振れると国内価格は下がりやすいので、為替の方向をチェックすることが高値売却のコツです。
特に、米国金利が上がり日本が緩和を続ける局面では円安が進みやすく、国内相場が跳ね上がる傾向があります。売却前は為替ニュースや日銀の政策にも目を向けましょう。
Q. 1gあたりの価格はどこで確認できますか?
- 買取店の公式サイトで、毎日の買取価格が更新されていますし、日経新聞や金融情報サイトにも国際金価格が掲載されています。スマホアプリでレート通知を設定しておくと、外出先でもリアルタイムに確認でき便利です。
表示は1g単位が一般的で、税込か税抜かの表記も要チェックです。複数のソースを見比べると、相場のブレを把握しやすくなります。
Q. 税金はいつ申告が必要ですか?
- 個人の年間売却益が50万円を超えた場合、翌年2月16日〜3月15日に確定申告が必要です。利益は売却額から取得費と経費を引いて計算し、50万円以内なら申告不要です。
継続取引や法人は、別ルールなので注意してください。長期保有なら課税対象が1/2になる優遇が受けられるため、購入時期を確認しておくと節税に役立ちます。
Q. 身分証明書は必須ですか?
- 必須です。古物営業法により、買取店は売却者の氏名と住所を確認する義務があります。運転免許証やマイナンバーカードなど写真付き公的身分証を1点持参してください。
提示できない場合は、取引が成立しません。宅配や出張買取でも同じで、提出書類を返送しないと入金が遅れるケースがあるため、事前に有効期限を確認しておくと安心です。
Q. 相場が下がった時に売るのは損ですか?
- ピークより安値で売れば機会損失にはなりますが、購入時より高ければ実益は出ます。急な資金需要がないなら、待つ選択も可能です。
市場は循環するため、下落局面で慌てて全量売却せず一部だけ換金して資金を確保し様子を見る方法もあります。目標価格を決め、アラート機能で通知を受けると売却判断がしやすくなります。長期視点なら、定期的に見直しをしましょう。
Q. どんな業者を選べば安心ですか?
- 当日の金1g相場を公表し、査定料やキャンセル料無料を明示している業者が安心です。店舗数や買取実績、口コミ評価が高い大手ならトラブルリスクが低いといえるでしょう。
さらに比重計やX線検査機を完備し、目の前で計量と説明を行う透明性の高い店を選ぶと、より正確な査定が期待できます。
まとめ
金の売り時や高く売るコツについて、詳しく解説してきました。歴史的高値が続くなか、金を売却するなら、できるだけ相場が上昇しているタイミングを狙いたいものです。そのためにも、日頃から世界情勢や為替動向など関連ニュースをチェックし、金市場の動向を把握しておきましょう。
売却前には品位・重量の確認や相場調査などの準備を行い、複数店で査定額を比較することで納得のいく取引ができます。
税金面の基礎知識も頭に入れ、信頼できる買取店で手続きを進めれば、初心者の方でも安心して大切な金を現金化できるでしょう。金売却のポイントを押さえて、ぜひ有利な条件での売却を実現してください。
「おたからや」での金の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での金の参考買取価格の一部を紹介します。
2025年11月18日09:30更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
| 金のレート(1gあたり) | ||
|---|---|---|
| インゴット(金)22,033円
-192円 |
K2421,773円
-190円 |
K2320,671円
-181円 |
| K2220,010円
-175円 |
K21.619,569円
-171円 |
K2018,027円
-158円 |
| K1816,525円
-144円 |
K1412,519円
-109円 |
K1210,536円
-92円 |
| K108,773円
-77円 |
K97,892円
-69円 |
K86,570円
-58円 |
| K53,265円
-29円 |
||
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
「おたからや」では全国の店舗ネットワークで、その日の相場を即時反映した査定が受けられます。出張買取やLINE査定行っているので、忙しい方でも自宅にいながら気軽に相談でき安心です。
査定料・キャンセル料はかからないので、提示額に納得できなければ取引の中断も可能です。定期的な相場チェックで、チャンスを逃さないように取引できるようにしましょう。
- おたからや査定員のコメント
金相場は、ドル高と各国中銀の買い増しで歴史的高値が続きますが、地政学リスクが一服すると調整も想定されます。売却時は刻印と重量を事前確認し、複数社を比較して実勢を把握しつつ、円安基調のうちに成約すると有利です。
また、付属品や鑑定書がそろえばプレミア評価が期待でき、変形や汚れは減額要因となります。保管時は湿気を避け、柔らかい布でから拭きを習慣にしましょう。

金の買取なら「おたからや」
「おたからや」では、インゴットや純金コイン、K18・K14・K10のジュエリーはもちろん、壊れたアクセサリーや片方のみのピアス、刻印が薄れたスクラップなども幅広くお預かりして査定いたします。専門知識を持つ鑑定士が正確に純度を判定し、最新の相場を踏まえた査定額を迅速にご提示します。
付属品がなくても、公平な評価体制を整えておりますのでご安心ください。査定は無料で予約も不要、成約された場合は、最短で当日に現金でのお支払いが可能です。金製品を納得の価格で売却したい方は、実績ある「おたからや」へお気軽にご相談ください。
おたからやの金買取
査定員の紹介
伊東 査定員
-
趣味
ショッピング
-
好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ハリーウィンストン
-
過去の買取品例
おりん、インゴット
初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。
その他の査定員紹介はこちら金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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