金を売るときの注意点とは?買取相場の確認方法から高く売るコツ・売却方法・必要書類・税金・トラブル対処法まで徹底解説

※下記の画像は全てイメージです
金は資産価値が高い貴金属で、いざ売却しようとすると「いつ、どこで売ればいいのか」「損をしないか」「騙されないか」と不安になるものです。
初めて金を売る方が安心して取引できるよう、金を売る際に確認したい注意点や売却の流れ、高く売るコツなど詳しく解説します。

金を売るときに確認したい注意点

金を売却する際には、事前に確認しておきたい重要なポイントがいくつかあります。たとえば、相場や手数料の確認、売却のタイミングの見極めなど様々です。
何も知らずに売りに出すと、相場より安い金額で売却してしまったり、思わぬトラブルにつながることもあります。まずは、売却前に押さえておきたい注意点を見ていきましょう。
買取相場は事前に確認しておく
金の価格は、日々変動しています。売る前に、新聞やインターネットで直近の金相場(1gあたりの価格)を確認しておきましょう。多くの買取店は公式サイトで当日の金買取価格を公開しており、誰でも簡単に相場を知ることができます。
また、大手貴金属会社のサイトでは、リアルタイムの金価格を確認することも可能です。事前に相場を把握しておけば、買取業者から提示された価格がおおよそ適正か判断でき、極端に安い金額で売ってしまう失敗を防げます。
2025年12月19日14:00更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
| 金のレート(1gあたり) | ||
|---|---|---|
| インゴット(金)23,745円 -24円 |
24金(K24・純金)23,555円 -24円 |
23金(K23)22,653円 -23円 |
| 22金(K22)21,655円 -22円 |
21.6金(K21.6)21,133円 -21円 |
20金(K20)19,328円 -20円 |
| 18金(K18)17,785円 -18円 |
14金(K14)13,772円 -14円 |
12金(K12)10,685円 -11円 |
| 10金(K10)9,545円 -10円 |
9金(K9)8,572円 -9円 |
8金(K8)6,364円 -6円 |
| 5金(K5)3,087円 -3円 |
||
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
買取店ごとに価格差がある
金の買取価格は、同じ日の同じ金製品でも、買取店によって異なります。各店が設定する手数料や利益幅、価格の更新タイミングなどが違うためです。たとえば、広告宣伝に費用をかけている業者は、その分買取価格が抑えられることもあります。
また、経験の浅いスタッフが査定を行う店舗では、評価額に差が出るケースもあります。1つの店だけで決めず、2〜3社の査定額を比較すると、より有利な条件で売却できる可能性が高まります。
手数料を確認する
金の買取では、査定料や買取手数料などの費用がかかる場合があります。表面上の査定額が高くても、手数料が差し引かれると、実際の受取額が減ってしまうこともあるため、注意しましょう。
特に、明細に記載されていない不明瞭な手数料には、要注意です。優良な業者は、事前に費用を明示してくれるため、安心できます。また、相場より極端に高い査定額を提示する業者にも、警戒が必要です。
後から、高額な手数料やキャンセル料を請求されるケースもあります。査定額だけでなく、手数料の有無や金額も必ず確認しておき、納得できる業者を選びましょう。
売却タイミングを見極める
金の相場は常に変動し、売るタイミング次第で手にできる金額が大きく変わります。過去の価格推移やニュースをチェックして、高値圏にあると判断できるときに売却するのが理想です。特に、金価格が過去最高値に近い時期や、急激に上昇している局面では、売り時と言えるでしょう。
また、世界情勢や為替レートも、金価格に影響します。景気に不安がある局面では金が買われやすく、価格が上昇する傾向があります。ただし、相場の先行きを正確に予測することは難しいため、あまり欲張らず、必要なときに売るという柔軟さも大切です。
税金・確定申告の有無を確認する
金を売って利益(売却益)が出た場合、金額によっては税金がかかることがあります。個人が保有していた金製品を売却して得た利益は「譲渡所得」として扱われ、年間で50万円を超える部分が課税対象です。
一方で、1年間で得た売却益が50万円以下であれば基本的に税金はかかりません。ただし、50万円を超えた場合は確定申告が必要です。特に、インゴットなど投資目的の金を売却して、大きな利益が出た場合は忘れずに申告しましょう。
インゴット:精錬された貴金属(金、プラチナなど)を、保管や取引のしやすい棒状や厚板状に固めたもの
本人確認書類を用意する
金を売る際には、法律に基づき本人確認が行われます。買取店で提示を求められるため、事前に身分証明書を用意しておきましょう。運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど顔写真付きの公的証明書であれば1点で確認が完了します。
顔写真のない保険証などしかない場合は、公共料金の領収書など補助書類の提出が求められることもあります。スムーズに取引するためにも、あらかじめ確認して手元に準備しておくと安心です。
法的手続きの有無を確認する
金製品を売却する際には、法律上の手続きや制限にも目を向けておきましょう。特別な記念金貨など、中には法律で譲渡が禁止されているものも存在します。そのような金貨は、買取業者でも取り扱えません。
また、1度の売却額が大きい場合(200万円超など)、買取業者は法律に従って税務署に取引内容を報告する必要があります。多額の取引では追加の書類記入や確認が発生しますが、これは適正な手続きです。事前に業者に確認し、必要な場合は指示に従いましょう。
買取不可・取り扱い注意な金製品ではないかを確認する
すべての金製品が、必ず買取可能とは限りません。事前に、自分の売りたい品が買取対象かどうか確認しましょう。たとえば、金メッキ製品(GP刻印など)は見た目が金でも、実際の金含有量がほとんどないため、基本的に買取不可です。
また、盗難品や所有者が不明なものは法律上売却できません。工業用の金の試作品や特殊な金合金なども、買取店によっては断られる場合があります。せっかく持ち込んでも買取不可では時間の無駄になってしまうため、事前に業者のサイトや問い合わせで確認しておくと安心です。
- おたからや査定員のコメント
金を売却する際は、当日の1g相場をチェックし、査定料や振込手数料の有無を確認しましょう。また、売却額によっては課税対象になる可能性があるので、注意が必要です。
世界の金価格は為替や景気不安で変動するため、早めの売却を意識することがおすすめです。

金の売却方法

金を現金化する方法には、主に店頭買取と出張買取の2種類があります。それぞれ手順やメリット・注意点が異なります。
自分に合った方法を選ぶために、各売却方法の流れを押さえておきましょう。
店頭で金を売るときの手順
店頭買取は、店頭に金製品を持ち込んで査定を受け、その場で現金を受け取る方法です。即日現金化できるのがメリットですが、店舗まで行く手間や待ち時間がかかる場合があるのでよく検討しましょう。
まず、金製品と本人確認書類を持って買取店に来店します。スタッフが目の前で品物を査定し、買取価格を提示してくれます。その後、提示額に納得できれば、買取契約の書類に記入し、身分証を提示して手続きを行ってください。手続きが完了したら、その場で現金を受け取って取引完了です。
店舗買取のメリットは、即日現金化できることと、対面で説明を受けられる安心感です。デメリットとしては、店舗まで足を運ぶ手間や、繁忙時間帯には待ち時間が発生する点が挙げられます。
出張買取で金を売るときの手順
出張買取は、買取業者に自宅まで来てもらい、その場で金製品の査定・買取を行ってもらう方法です。まずは、電話やインターネットで業者に依頼し、訪問日時を決めます。その後は日時になるとスタッフが訪問し、品物を査定して買取金額を提示します。
金額に同意すれば、契約書類に記入し、身分証の確認後に現金を受け取って取引完了です。出張買取のメリットは、自宅にいながら手間なく売却でき、大量の品物や高額品を持ち運ぶ必要がない点です。
一方で、知らない人を家に招く不安もあるため、信頼できる業者かどうか事前によく確認しましょう。訪問してくるスタッフが本当に依頼した業者の社員か、身分証の提示を受けるなどして確認し、少しでも不信に思ったら取引を中止する勇気も大切です。
高く売れやすい金の種類

金製品にもさまざまな種類があり、種類によって買取価格に違いが出ます。
純度や形状、ブランドなどの要素で高値が期待できるものもあります。ここでは高く売れやすい金製品の代表例をご紹介するので1つずつ確認していきましょう。
インゴット・地金
インゴット(地金)は純度が非常に高く重量も明確なため、金そのものの価値で買い取ってもらえます。いわば「金の延べ棒」で、1gあたりの相場価格にほぼ連動した買取価格が期待できます。
特に、信頼できるメーカーの地金で、刻印やシリアルナンバーが明記されている場合は信用度が高く、高額査定につながります。また、発行元の保証書や証明書が付属していれば、なお安心して高値で売却できるでしょう。
金貨
金貨は、種類によって買取価格の評価が変わります。メイプルリーフ金貨やウィーン金貨、クルーガーランド金貨などの地金型金貨は、純度が高く投資対象として人気があるため、金の含有量に基づいた高額買取につながる可能性も高いです。
一方、記念硬貨など収集向けの金貨は、市場での需要によって評価が分かれます。純金製であれば金の地金としての価値はありますが、デザイン重視の金貨の場合、買取店によっては地金扱いになったり買取不可となるケースもあります。地金型の金貨は、特に高値で売れる代表格と言えるでしょう。
ジュエリー・装飾品
金のジュエリーや装飾品は、純度とデザインによって買取価格が左右されます。K24など純度の高いシンプルなネックレスや指輪であれば、素材の価値が高いため、高額買取につながる可能性も高いです。
一般的なK18のジュエリーも、金の含有量に応じた価格になりますが、状態が良ければ高値がつく場合もあります。特に、有名ブランドの金製品は、素材価値にブランドの付加価値が加わるため、相場以上の価格で買い取ってもらえることもあります。
高価買取を狙うなら、ジュエリーの傷みを少なく保ち、付属品(箱や保証書)をそろえておくと良いでしょう。
買取価格の決まり方

金の買取価格は、主に金そのものの市場価格と、売却する品物の純度や重さによって決まります。
国際相場や品位によって日々変動するため、どういった要素で価格が決まるのか押さえておきましょう。
国際相場による変動
金の買取価格は、国際的な金相場に大きく影響されます。金は、世界共通のコモディティであり、ロンドンやニューヨークの金市場価格が日々変動するものです。
日本国内の買取価格もそれに連動し、為替レート(円ドル相場)によっても左右されます。たとえば、世界的に金の需要が高まり相場が上昇すれば、日本での買取価格も上がります。
反対に国際相場が下落すれば、いくら純度や重さが同じ金でも買取価格は下がります。買取店の提示額は、その時点の最新の相場を反映して決まるのです。
コモディティ:原油や金、穀物のように、国や地域に関係なく品質や機能がほぼ同じで、国際的に取引される商品のこと
純度の影響
金製品の純度(品位)は買取価格に直結します。純度が高いほど、1gあたりの買取単価も高くなります。たとえば、純金(K24)はほぼ100%金のため最高価格がつきますが、K18は金の割合が75%程度のため、同じ重さでもK24の約3/4の価格です。
買取店では、製品に刻印された「K18」「K24」などの表示や検査によって純度を確認し、それぞれの純度に応じたレートで価格を算出します。したがって、純度の違いによって最終的な買取額も大きく変わってきます。
重量と精算単位
金の買取価格は、基本的に重量に比例します。重ければ重いほど、トータルの買取金額は大きくなります。買取店ではグラム単位で重量を高精度に計測し、その重量に応じて価格を算出します。
複数の金製品をまとめて売る場合は、合計重量を計算してくれる場合もあるため、小さな端材でもまとめれば金額がつく可能性もあるので、買取店に事前に確認しておくと良いでしょう。また、買取代金は1円単位で支払われるため、重量の端数があっても切り捨てられることはありません。
高値で売るための準備とコツ

少しでも高く売るために、売却前の準備も大切です。
金製品を良い状態にしておくことや、必要な付属品をそろえることで査定額アップが期待できます。簡単にできるコツを確認しておきましょう。
査定前のクリーニングを行う
査定に出す前に、金製品を軽くクリーニングしておきましょう。汚れやホコリを落としておくだけでも、見た目の印象が良くなり、高評価につながることがあります。
布で優しく拭いたり、中性洗剤を薄めたぬるま湯で汚れを落とす程度で十分です。ただし、磨きすぎて傷をつけたり、研磨剤入りのクロスを使うと表面を痛める恐れがあるため注意してください。
あくまで優しく汚れを取り除く程度にとどめ、きれいな状態で査定に臨みましょう。
付属品はそろえておく
購入時についてきた箱やケース、鑑定書や保証書などの付属品がある場合は、査定前にそろえておきましょう。付属品がすべてそろっていると、商品としての完全さが評価され、査定額が上がる可能性があります。
特に、ブランドジュエリーでは、箱や保証書があるかないかで、買取価格が大きく変わることもあります。また、指輪の鑑定書や時計のコマ(部品)など、細かい付属品も忘れずに用意しましょう。
付属品が欠けていると減額対象になることもあるため、手元に残っているものはすべて持参するのが得策です。
証明書・購入時の伝票を用意する
金のインゴットや純金コインには、発行元の証明書が付属していることがあります。これらの証明書は、本物であると保証するものなので、査定時に一緒に提出しましょう。
証明書があると真贋確認がスムーズになり、買取店からの信頼も高まります。また、購入時の領収書や伝票が手元にあれば、持参するとよいでしょう。
必ずしも提示が求められるものではありませんが、いつ・どこで購入したかの情報があると、盗難品ではないことの裏付けにもなり、安心して取引できます。
売却時に必要な書類

金を売る際には、法律で定められた書類の準備が必要です。
個人と法人では必要書類が異なり、高額取引では追加の手続きも発生します。事前にどんな書類が求められるか、把握しておきましょう。
個人が準備すべき書類
個人が金を売却する場合、真っ先に必要となるのが、本人確認書類です。法律(古物営業法)により、買取店は、売主の本人確認を義務付けられているため、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの身分証明書を提示する必要があります。
顔写真付きの公的証明書なら1点で済みますが、健康保険証など写真のない証明書しかない場合は、もう1点補助書類(住民票や公共料金の領収証など)の提示が求められることもあります。
基本的には、これらの本人確認書類を準備すれば、個人としての売却手続きは進めることが可能です。
法人が売却する場合の手続き
会社名義で金を売却する場合は、個人とは異なる書類が必要です。まず、法人の身分証明として最新の登記事項証明書(商業登記簿謄本)や、印鑑証明書の提出が求められます。さらに、実際に取引を行う担当者(来店者)の本人確認書類も必要です。
担当者が、法人の代表者でない場合は、代表者からの委任状を用意するケースもあります。要するに、法人名義で売却する際は、「法人としての証明書類」と「来店担当者の身分証」の両方をそろえる必要があります。事前に買取店に問い合わせ、必要な書類を確認して準備しておきましょう。
200万円超の売却で追加される書類
1回の取引で受け取る金額が200万円を超える場合、通常の本人確認書類に加えて、追加の手続きや書類の記入が必要です。具体的には、買取業者が税務署に提出する「支払調書」という書類に、売却者の氏名・住所や取引金額等を記載するため、その情報提供に協力する形となります。
場合によっては、マイナンバーの提示を求められることもあります。高額取引だからといって、特別な税金がその場でかかるわけではありませんが、公的な報告のための手続きが発生することを覚えておきましょう。
買取業者選びのポイント

金をどこに売るかも重要なポイントです。買取業者によって価格やサービスに差があるため、信頼できる業者を選ぶことが、安心して売却する近道となります。
以下に、業者選びで注目したいポイントを紹介します。
信頼性・実績を確認する
安心して金を売るには、買取業者の信頼性や実績をしっかり確認しましょう。具体的には、その業者が古物商の許可を得ている正規の買取店か、創業からの年数や店舗数、過去の取引実績などを見るとよいでしょう。
長年営業しているお店や大手チェーン店は、それだけ多くの顧客に利用されてきた信頼の証と言えます。また、口コミや評判も参考になります。
「買取価格が明朗で対応が丁寧」など、評価の高い業者を選ぶと安心です。逆に、名前を聞いたことがない業者には慎重に対応しましょう。
手数料・支払方法・受渡し条件の比較
複数の業者を比較するときは、提示された査定額だけでなく、手数料や支払い方法、受け渡し条件もしっかりチェックしましょう。査定額は高いが入金に日数がかかる業者もあれば、即日現金払いで手数料無料の業者もあります。
また、振込対応の場合は振込手数料を業者が負担してくれるか、キャンセル時に費用が発生しないかなど細かな条件も確認が必要です。
出張買取を利用する場合は訪問料の有無や、査定のみでも気兼ねなく断れるかどうかもポイントになります。総合的に見て、自分にとって有利で、安心できる条件の業者を選ぶことが大切です。
トラブル時の対処法

万が一トラブルが発生した場合に備えて、冷静に対処する方法を知っておきましょう。
査定額への不満や、取引中の紛失・破損、詐欺の疑いなど、いざというときの対処法を事前に把握しておくと安心です。
査定額に納得できないときの対応
査定額に納得がいかない場合は、無理に売却する必要はありません。その場で売却を断っても問題ありません。契約書にサインするまでは取引成立ではないため、遠慮せず「今回は売るのをやめておきます」と伝えましょう。
特に他店でも査定を受けたいと思っている場合は、1度持ち帰って複数店の見積もりを比較するのがおすすめです。可能であれば、他店の提示額を伝えて価格交渉してみるのも1つの手段です。
紛失・破損・詐欺の疑いがある場合
取引中にトラブルが発生した場合も、慌てず適切に対処しましょう。まず、預けた金製品が紛失したり査定中に破損した場合は、すぐに買取店に報告し、補償を求めてください。
通常、買取店側に補償責任があり、査定額相当の賠償を受けられるはずです。取引中に詐欺の疑いを感じたら、すぐに取引を中止しましょう。契約前であれば品物を引き取り、必要に応じて警察や消費生活センターに相談してください。
金の売却に関するよくある質問

金を売るにあたってみなさんが抱くよくある質問をまとめました。
Q. 金を売る前にまず何を確認すればよいですか?
A.金を売る前には、まず現在の金相場と自分の金製品の純度・重量を確認することが大切です。
それにより、おおよその価値が把握でき、提示された査定額が適正か判断する基準になります。
Q. 買取相場はどこで確認すれば正確ですか?
A.金の買取相場を正確に知りたい場合は、信頼できる情報源を確認しましょう。ど貴金属専門会社の公式サイトや、日本商品取引所の金価格情報が参考になります。
また、多くの買取専門店の公式サイトでも、当日の金買取価格が公表されているので、チェックすると最新の相場が把握できます。
2025年12月19日14:00更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
| 金のレート(1gあたり) | ||
|---|---|---|
| インゴット(金)23,745円 -24円 |
24金(K24・純金)23,555円 -24円 |
23金(K23)22,653円 -23円 |
| 22金(K22)21,655円 -22円 |
21.6金(K21.6)21,133円 -21円 |
20金(K20)19,328円 -20円 |
| 18金(K18)17,785円 -18円 |
14金(K14)13,772円 -14円 |
12金(K12)10,685円 -11円 |
| 10金(K10)9,545円 -10円 |
9金(K9)8,572円 -9円 |
8金(K8)6,364円 -6円 |
| 5金(K5)3,087円 -3円 |
||
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
Q.店舗ごとに価格差が出る理由は何ですか?
A.買取価格が店舗によって異なるのは、各店が独自に買取金額を設定しているためです。基本的な相場は同じでも、各業者の利益設定や経費(人件費や広告費)によって提示額に差が出ます。
また、価格の更新タイミングやサービス内容(手数料の有無など)も異なるため、最終的な受取額に違いが生じます。そのため、1つの店舗だけでなく複数の店舗で査定額を比較してみることが大切です。
Q.売却時にかかる手数料や費用はどのようなものがありますか?
A.金を売却する際にかかり得る費用としては、主に「査定料」と「買取手数料」があります。査定料は品物の鑑定にかかる費用、買取手数料は取引上の手続きにかかる費用で、店舗によって有無や金額が異なります。
また、銀行振込で代金を受け取る場合は、振込手数料を業者が負担してくれるか、キャンセル時に費用が発生しないかなど、細かな条件も確認が必要です。
基本的に信頼できる買取店では、これらの費用を無料にしていることが多いですが、事前に「手数料はかかりますか?」と確認しておくと安心です。
Q.売るタイミングはどう判断すればよいですか?
A.金を売るタイミングを判断するには、金の価格動向をチェックすることが大切です。一般的には、金相場が高騰している局面や、過去最高値に近づいているときが売り時と言われます。
ただし、相場の先行き予測は専門家でも難しいため、「今が高めの水準なら売る」という柔軟な姿勢も必要です。直近のニュースや相場チャートを確認し、自分が納得できる価格水準に達したタイミングで売却するのが良いでしょう。
Q.金を売った場合、税金や確定申告は必要ですか?
A.個人が保有していた金を売却して利益が出た場合、年間の売却益が50万円を超えると、確定申告が必要です。50万円以下の利益であれば税金は発生しません。
ただし、1度に200万円を超える取引を行うと買取業者から税務署へ報告されるため、大きな利益が出た際には申告を忘れないようにしましょう。
Q.店頭買取と出張買取、それぞれの流れや注意点は何ですか?
A.店頭買取は、店頭に金製品を持ち込んで査定を受け、その場で現金を受け取る方法です。即日現金化できるのがメリットですが、店舗まで行く手間や待ち時間がかかる場合があります。
出張買取は、業者が自宅に訪問して査定・買取する方法で、自宅にいながら手続きでき、重い品物を運ぶ必要がない利点があります。ただし、来訪するスタッフが信頼できるか事前に確認することや、知らない人を家に上げる不安への配慮が必要です。
Q.インゴット、金貨、ジュエリー、どの種類が高く売れやすいですか?
A.純度が高く市場価値が安定しているインゴット(地金)や地金型の金貨は、最も高く売れやすい傾向にあります。インゴットはほぼ純金で重量も明確なため、相場に沿った高額で買い取られますし、地金型金貨も投資対象として評価が高く、高値がつくことが多いです。
一方、ジュエリー類は、純度やブランドによって査定額が異なります。K24など純度の高いアクセサリーや、有名ブランドの金製品であれば高額査定が出やすいですが、ノーブランドの一般的なジュエリーの場合は、素材の金の価値が中心となり、相場通りの価格になりやすいです。
Q.買取価格はどのように決まるのですか?
A.金の買取価格は、「金の市場相場」「製品の純度(品位)」「重量」の3つの要素で決まります。まず、基本となるのは、取引時点の金の国際相場価格です。買取業者は、その時点の相場を参考に1gあたりの買取単価を決定します。
次に、金製品の純度が考慮されます。たとえばK18(純度75%)なら、純金(K24)のおよそ75%の単価です。そして重量は、正確に測ったグラム数にその単価を掛けて算出します。
Q.査定前にできる高額査定のための準備やコツはありますか?
A.査定額アップのために、事前にできる準備がいくつかあります。まず、金製品は軽くお手入れして、汚れを落としておきましょう。見た目の印象が良くなります。
次に、購入時の箱や保証書、鑑定書など付属品があれば、すべてそろえて持参してください。付属品がそろっていることで、評価が高まりやすくなります。
また、壊れた部分があれば修理する、ペアの片方だけなら一緒に提出するなど、できる限り完全な状態に近づけておくと良いでしょう。
Q.付属品や証明書、購入時の伝票はどれだけ査定に影響しますか?
A.付属品や証明書類がそろっているかどうかで、査定額が変わる場合があります。特に、ブランド物のジュエリーでは、箱や保証書があると「完品」として評価され、買取価格が上乗せされることもあります。インゴットや金貨でも発行元の証明書が付いていれば真贋確認が容易なため、査定をスムーズに行うことが可能です。
一方、付属品が欠けていても、金そのものの価値で買い取ってもらえますが、コレクター価値や信頼性の面で評価が下がる可能性があります。できる限り、購入時の付属品は一緒に提出するのが望ましいでしょう。
Q.個人で売るときに必要な書類は何ですか?法人の場合はどう違いますか?
A.個人で金を売るには、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどの本人確認書類(顔写真付きの公的証明書)を提示する必要があります。法律で本人確認が義務付けられているためです。
一方、法人が金を売却する場合は、法人を証明する書類(登記事項証明書や法人の印鑑証明書など)に加えて、実際に手続きを行う担当者の本人確認書類が必要となります。
代表者以外の方が手続きする場合は、委任状が求められることもあります。個人と比べて、法人は「法人の身分証明」と「担当者の本人確認」の、二重の書類準備が必要なのが異なる点です。
Q.売却金額が200万円を超える場合の追加手続きや書類は何ですか?
A.売却金額が1回の取引で200万円を超える場合、通常の本人確認に加えて買取業者が税務署に提出する「支払調書」の作成が必要です。そのため、売却者は氏名・住所などの個人情報を提供し、書類に署名する手続きを行います。
その際、マイナンバーの提示も求められます。この追加手続きは法律で定められたもので、協力が必要ですが、その場で追加の税金が課されるわけではありません。
Q.業者選びで重視すべきポイントはどこですか?
A.買取業者を選ぶ際は、「信頼性」と「条件の明瞭さ」を重視しましょう。具体的には、その業者が古物営業の許可を持っているか、長年の実績や高い評判があるかを確認します。大手チェーン店や地元で信頼されている店であれば、安心感があります。
また、手数料などの取引条件が明確に示されているかも、重要なポイントです。複数の業者で、査定額だけでなく条件面も比較し、総合的に信頼できる業者を選ぶと良いでしょう。
Q.査定額に納得できない場合などの対処法はありますか?
A.査定額に納得できない場合は、その場で売却を断っても問題ありません。他店の査定を試してみるのも良いでしょう。預けた金製品が紛失・破損した場合は、ただちに買取店に連絡し補償を求めてください。
通常、買取店側に賠償責任があり、査定額相当の補償を受けられるはずです。取引中に詐欺の疑いを感じたら、すぐに取引を中止しましょう。契約前であれば品物を引き取り、必要に応じて警察や消費生活センターに相談してください。
まとめ
金を売るにあたっては、事前の情報収集と準備が何より重要です。金の相場を確認し、複数の業者で査定額や条件を比較することで、損せず安心して売却できます。
純度や重さの把握、必要書類の準備、高値で売るためのコツなどを押さえておけば、初めての方でも落ち着いて取引に臨めるでしょう。ぜひ、本記事のポイントを参考に、納得のいく形で大切な金製品を現金化してください。
「おたからや」での金の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での金の参考買取価格の一部を紹介します。
2025年12月19日14:00更新
今日の金1gあたりの買取価格相場表
| 金のレート(1gあたり) | ||
|---|---|---|
| インゴット(金)23,745円 -24円 |
24金(K24・純金)23,555円 -24円 |
23金(K23)22,653円 -23円 |
| 22金(K22)21,655円 -22円 |
21.6金(K21.6)21,133円 -21円 |
20金(K20)19,328円 -20円 |
| 18金(K18)17,785円 -18円 |
14金(K14)13,772円 -14円 |
12金(K12)10,685円 -11円 |
| 10金(K10)9,545円 -10円 |
9金(K9)8,572円 -9円 |
8金(K8)6,364円 -6円 |
| 5金(K5)3,087円 -3円 |
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※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、
付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
売却後は、振込日時や手数料の明細を確認し、記録を残しておくと安心です。再び金を買う予定がある方は、相場が大きく動いたタイミングをメモしておくと次の取引に役立ちます。
なお、保管用の袋やレシートなども一緒に渡せば、査定がスムーズになります。
- おたからや査定員のコメント
インゴットを売却される際は、発行元の刻印とシリアルナンバー、付属の品質証明書がそろっているかが査定額を左右します。純度を証明する書類があると、地金価格に信頼プレミアが上乗せされ、高値成約につながりやすいです。
光沢や面取りの状態も確認いたしますので、布で軽く拭き取り、傷を増やさないよう保管してください。特に、500g以上のインゴットは、相場変動の影響も大きいため、売却前日の価格だけでなく、直近の推移を把握しておくと適切な判断ができます。

金の買取なら「おたからや」
金を売却するときは、相場を正確に読める買取店を選ぶことが重要です。「おたからや」は世界51カ国との取引実績と、全国約1,570店舗のネットワークを生かし、日々変動する金相場を的確に反映した高価買取を行っています。
インゴットや金貨はもちろん、切れたネックレスや片方だけのピアス、歯科用金など形状やグレードを問わず丁寧に評価し、経験豊富な査定員が市場動向に沿った最適な価格をご提示します。鑑定書や保証書がなくても査定でき、傷や汚れ、刻印の薄れがある場合でも、適切な価格を算出できるので、ご安心ください。
店頭買取に加え、外出が難しい方には、出張買取やオンライン査定もご用意しています。大切な金製品を手放す際には、確かな実績と誠実な対応を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。
おたからやの金買取
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好きなブランド
ハリーウィンストン
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過去の買取品例
おりん、インゴット
初めまして。査定員の伊東と申します。 おたからやでは金の買取をする際に、今日の金の1gの買取相場を基に、デザイン性などをプラスで評価して高価買取を行っております。過去に1万点以上の査定をさせていただきましたが、とても多くのお客様に想像以上の金額になったと喜んでいただきました。また、おたからやでは、すべての店舗に比重計を完備しているため、金の含有量を正確に測定することができます。 金額はもちろんのこと、接客も最高のおもてなしができるように心がけております。私共はお品物だけではなくお客様一人ひとりの思いに寄り添い満足して帰っていただけるように丁寧な説明を致します。誠心誠意対応させていただきますので、是非おたからやのご利用をお待ちしております。
その他の査定員紹介はこちら金を高く売るためのコツは、「金の価格が高いときに売ること」と「高値で買い取ってくれる専門店に売ること」です。金の価格は現在非常に高騰しているため、売却にはベストなタイミングといえます。
金の高価買取はおたからやにお任せください。
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