日本に財宝!?
ロマノフ王朝の
お宝は日本にあるのか
※下記の画像は全てイメージです
Contents
ロマノフ王朝とは
ロマノフ王朝とは、1613年から1918年までの間、ロシアに君臨した王朝であり、そのロシア政治の実権を握っていたのがロマノフ王朝の人々です。、そして長年ロシアを支配している間にたくさんの財宝を手にしてきたといわれています。その数えきれない財宝は、ロマノフ朝ニコライ2世の退位、処刑、ロシアの内戦により混乱が生じ、行方知らずになり、未だ見つかっていないものばかりです。
ロマノフ王朝の財宝
ロマノフ王朝が存在していた時代、世界一の富豪である彼らの財力は計り知れないほどでした。ロマノフ王朝の財産は500トンほどの金塊で、日本円にして2兆円になるほどの量がありました。宝石類は袋に入れて1680袋保管されており、1袋には約2000粒の宝石が詰め込まれています。
なぜ大量にあった財産が神隠しのようになくなったのか、そしてそのお宝が日本にあったのか、時代背景を元に整理していきましょう。
ロマノフ王朝処刑と時代背景
長きにわたって、ロシアの実権を握っていたロマノフ王朝。最終的に彼らは処刑されてしまいます。それはその当時、実権を握っていたニコライ2世が民衆に信頼されなくなり、大きなデモが起きてしまったからでした。
ニコライ2世の失脚1:他国との戦争
1904年に日露戦争が巻き起こります。このとき、ロシア側の指揮者はニコライ2世でした。日露戦争でロシアは事実上負けてしまいます。日露戦争の結果から民衆はニコライ2世に不満を持ち始めました。その後、1914年第一次世界大戦によって、ドイツ軍に次ぐ大敗を喫します。自国の敗退が続いたことで民衆はニコライ2世に対する信頼をなくしていったのです。
ニコライ2世の失脚2:内戦
日露戦争から第一次世界大戦の不満は王朝へ爆発します。王朝へ反発した人々は反王朝勢力であるソヴィエト政府(ソ連)を立ち上げ、第2次ロシア革命を起こしました。ロシア内は内戦状態になり、反王朝である社会主義勢力の「赤軍」ボリシェヴィキと王朝側の反ボリシェヴィキ軍「白軍」の争いが勃発します。
ニコライ2世の処刑
赤軍の目的はロマノフ王朝の失脚と処刑であり、白軍にニコライ2世家族を逃亡させられるわけにはいきませんでした。逃亡を阻止すべくニコライ2世を幽閉し、1918年に処刑してしまうのです。処刑を実行できた赤軍は事実上の大勝であり、ロシアの実権はソヴィエト政府が握っていきます。
日本に財宝は輸送されたのか
ここまで、ロマノフ王朝の歴史について詳しく触れてきました。日本が財宝を奪う場面はなさそうに見えます。ロシアでは内戦も起こっており、日本がロシアの財宝を奪うことは不可能なのです。ですが、日本外務省では「当時の記録では金塊は返却されている」とロシアに対して返答しています。日本が一部の財産を手に入れたのは事実のようです。いつ、どうやって日本はロマノフ王朝のお宝を手に入れることができたのでしょうか。
日本軍とロシアの関係
日本は第一次世界大戦ではロシア側についていました。そのため、第一次世界大戦後もロシアに滞在している日本軍がいたのです。ロシア革命により、ロシアは2軍に分かれて戦争を行いましたが、日本は王朝側の白軍の見方になっていました。
白軍であったコルチャーク提督の側近に、ペトロフという将軍がいました。1918年に王朝であるニコライ2世が処刑されますが、王朝の政権崩落後、ペトロフ将軍は王朝のお宝である金塊22袋を奪います。ロシアに財宝を残しておけば赤軍に奪い返されると考えたペトロフ将軍は満州へお宝を輸送するのです。ですが、いつ敵に襲われるか分からない恐怖から日本軍にお宝を預けます。ペトロフ将軍の思惑通りロシアから離れた島国の日本に財宝が輸送されたのです。このような流れで日本にお宝が渡ったとされています。
まとめ
ロマノフ王朝のお宝が日本に本当にあるのかどうかについて解説してきました。ロマノフ王朝の最後とロシア革命について詳しく調べていけば、たどり着ける事柄になります。結果、日本軍の手に彼らの財産の一部が渡ったことは真実のようです。日本政府はロシアに返却していると回答していますが、ロシア側は返却していないといった相反する主張をしています。もし、日本に彼らのお宝があるとしたらどこに眠っているのでしょうか。消えたロマノフ王朝のお宝、その真実を知る人は現代にいるのか、なんともミステリアスな話です。
おたからやの金買取
査定員の紹介
伊東 査定員

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ショッピング
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有言実行
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好きなブランド
ハリーウィンストン
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過去の買取品例
おりん、インゴット
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