※下記の画像は全てイメージです
持ち主を破滅させていく
ホープダイヤモンド
エンゲージリングなどにも選ばれるダイヤモンドは幸福の石というイメージもありますが、中には持ち主を不幸にし破滅させていくものもあります。「ホープダイヤモンド」は呪いのダイヤとして特に有名です。この石は現在博物館に納められており、サファイヤのような濃いブルーが特徴的です。フランスのルイ14世が所有していたことでも知られており、受け継いだルイ15世は天然痘で死亡、ルイ16世と王妃マリー・アントワネットはギロチンにより処刑されました。
その後ホープダイヤモンドを手にした富豪が破産し、その他にも持ち主となった人物は全員亡くなった、といった伝説もあります。しかし話には複数の架空の人物が登場するなど、こうしたホープダイヤモンドに関する伝説の多くは作り話であると言われています。ですが美しいダイヤモンドにまつわる不幸な伝説は想像力を掻き立て、今も人々を魅了しています。
「ダイヤモンドの谷」
という伝説
ダイヤモンドに関する伝説は実に多く存在しますが、「ダイヤモンドの谷」も有名な伝説の一つです。
黒海北方の砂漠には深くて人が入れない峡谷があると言われています。その谷底には多くの美しいダイヤモンドが落ちているものの、ワシや蛇が守っていて近づくことができません。
ある時、領主がダイヤを手に入れるために召使いを派遣しましたが、危険な谷底に向かうと命を落としてしまう恐れもあります。とはいっても手ぶらで帰っては罰せられてしまいます。そこで召使いたちは、より簡単で安全にダイヤモンドを取る方法を考えたのです。
自分たちが谷底に向かうのではなく、まず谷底に羊肉を投げ入れました。するとワシは肉に突進し拾い上げて巣に運びます。その肉にはダイヤモンドが付いていました。召使たちはワシの巣に向かい、ダイヤモンドを拾って領主に届けたと言われています。
まとめ
美しいダイヤモンドは、昔から多くの人を魅了してきました。その分、ダイヤモンドに関する伝説も多く存在します。ダイヤモンドは美しく幸運の象徴というイメージもありますが、中には呪いのダイヤなど怖い話もあります。とはいえ、その多くは創作であり語り継がれるうちに、どんどん尾ひれがついていったと考えられています。ダイヤモンドは決して不幸を招く石ではなく、結婚や婚約の際に使われるように縁起の良い石といえるでしょう。
おたからやの宝石買取
査定員の紹介
岩松 査定員

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趣味
旅行、読書
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好きな言葉
日々是好日
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好きなブランド
ダイヤモンド・宝石
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過去の買取品例
10カラットダイヤモンド
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資格
GIA G.G.取得
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