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ダイヤモンドのカラーグレードは、宝石の美しさと価値を左右する重要な要素の1つです。D~Zまでのグレードがあり、わずかな色の違いが価格や印象に大きな影響を与えます。
しかし、「どのランクを選べばよいのか」「見た目の違いが分かりにくい」と、悩む方も少なくありません。とくに婚約指輪や大切な方へのプレゼントを選ぶ場面で、迷われる方も多いでしょう。
本記事では、国際的な基準であるGIA(米国宝石学会)の評価方法やD〜Zまでのランクの違いを解説します。また、ティファニーをはじめとするブランドごとの基準や、査定・買取における評価ポイントについても詳しくご紹介します。
Contents
ダイヤモンドのカラーグレードの基準とは?

ダイヤモンドのカラーグレードは、GIAが定めた基準によって、無色透明の「D」から黄色味や褐色味が強くなる「Z」までの23段階で評価されます。
この基準は、宝石の美しさや価値・価格に大きく影響します。正しく理解すると、購入や売却の判断を的確に行えるようになるでしょう。
D〜Zまでのカラーグレード一覧とランク表
カラーグレードはアルファベット順にD~Zまでの23段階に分かれており、無色に近いほど希少性と価値が高くなります。
| ランク | カラーグレード | 色味 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 無色 | D〜F | ほぼ透明 | 非常に希少で価値が高い。特にDは完全な無色で婚約指輪に人気。 |
| ほぼ無色 | G〜J | わずかに色味 | 肉眼では色の違いが分かりにくく、価格とのバランスが良い。 |
| わずかに黄色味 | K〜M | 淡い黄色 | やや色味を感じるが、予算重視の方に選ばれることも。 |
| 淡い黄色味 | N〜R | 明確な黄色 | はっきりと色味が感じられるが、個性を求める方におすすめ。 |
| 濃い黄色味 | S〜Z | 強めの黄色 | 色味が濃く、一般的には価値が低くなる傾向。 |
D〜Fは「無色」です。とくにDは完全な無色で、婚約指輪を選ぶ際に高い人気を誇ります。
G〜Jは「ほぼ無色」に分類され、肉眼では違いを判別しにくいため、価格とのバランスを重視する方に適した選択肢と言えるでしょう。
K〜Mはわずかに黄色味を帯び、N〜Rは淡い黄色味、S〜Zはよりはっきりとした色味を感じられます。こうしたランク分けを理解することで、満足のいく選択ができるでしょう。
無色・ほぼ無色・淡い黄色の分類解説
無色(D〜F)は無色であり、純粋な輝きを放つことから希少価値が高いので、特別な贈り物に適しています。
ほぼ無色(G〜J)は肉眼では違いを判別しにくく、美しさを保ちながらも価格を抑えられるため、実用性に優れた選択肢と言えるでしょう。
かすかな色味(K)以降はわずかに黄色味が感じられますが、ゴールドの枠と組み合わせることで温かみが引き立ち、それが個性的な魅力になるという評価もあります。
Dから始まる理由とスケールの背景
カラーグレードがDから始まるのは、既存の「A・B・C」や「AAA」といった曖昧な評価基準との混同を避けるためです。
GIAはDからZまでアルファベット順に23段階のスケールを策定し、消費者にとって分かりやすく公平な基準を整えました。この取り組みは現在、国際標準として広く浸透しています。
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GIA方式による評価基準とマスターストーンの役割
GIAは、国際的に最も広く採用されているダイヤモンド評価基準を確立しました。カラー評価は、マスターストーンと呼ばれる基準石との比較によって判定が行われます。
光源や背景を統一した環境下で、肉眼では捉えにくいわずかな色味の違いを慎重に見極めることが求められます。
この手法により、D~Zまでのグレードが一貫した基準で評価される仕組みが確立されました。購入を検討している方はGIA方式を理解しておくことで、鑑定書の信頼性を判断しやすくなり、購入や査定時の不安を減らせるでしょう。
ファンシーカラーは別格扱い|通常グレードとの違い
D~Zの範囲を超える鮮やかな色味を持つものは「ファンシーカラーダイヤモンド」と呼ばれます。イエローやピンク、ブルーなど自然に発色する希少な石で、通常のD〜Z評価ではなく、専用のグレード表が用いられます。
希少性は極めて高く、オークションではしばしば高値で取引されています。価値の判断基準はクラリティ(透明度)よりも、色相・明度・彩度といった鮮やかさが重視されるのが特徴です。
通常グレードのダイヤモンドとは評価の軸が異なるため、別物として理解しておくことが大切です。
- おたからや査定員のコメント
ダイヤモンドの査定では、D~Zまでの通常のカラーグレードだけでなく、希少なファンシーカラーの存在も重要です。「おたからや」では、GIAの評価基準に沿って無色域の透明度や美しさを正確に判断するだけでなく、ピンクやブルーといったファンシーカラーについても市場価値を的確に見極めています。
鑑定書をお持ちでないお品物や、肉眼では色味の違いが判別しにくいダイヤモンドでも、経験豊富な鑑定士がマスターストーンを用いて慎重に比較を行い、最新の市場相場を反映した査定額をご提示いたします。

カラーグレードごとの見た目の違いと判別の難しさ

ダイヤモンドのカラーは、D~Zまで細かく区分されていますが、肉眼で判別できる範囲は限られています。とくにG~Jにかけての「ほぼ無色」とされるグレードは、並べて比較しなければ違いが分かりにくいと言われています。
見た目の印象は、光源やセッティングによっても変化するため、正確に判断するには統一された環境での比較や、専門的な知識が欠かせません。
ここからは、肉眼での見え方や比較のポイントについて詳しくご紹介します。ダイヤモンド選びに役立つ知識を身につけ、納得のいく判断につなげていきましょう。
肉眼での違いと判別しにくいカラー帯域
色の違いをはっきり感じやすいのは、K以降の黄色が強く出るあたりです。DからFは「無色」とされますが、ランクが隣同士の場合には見た目で差を見つけるのはほとんど難しいでしょう。
GからJは「ほぼ無色」と呼ばれ、並べて見比べてみないと違いが分からないことも多いです。とくに日常の照明下では差が目立ちにくいため、グレードを明確にするためには、鑑定書による評価が重要です。
ダイヤモンドを選ぶ際には、自分がどの程度の色味まで許容できるかを明確にしておくことが大切です。見た目と価格のバランスを理解することで、後悔のない判断ができるでしょう。
写真や比較表で見るカラーごとの印象
写真や比較表を活用すると、D~Zまでのグレード差を視覚的に把握しやすくなります。隣り合うカラーを並べることで、微妙な黄色味の違いを確認しやすいでしょう。
ただし、撮影環境や光源によって色味が強調されることがあるため、実物と完全に一致するとは限りません。
宝石店では、標準光源下でマスターストーンと並べて比較することができます。資料や写真だけに頼らず、実際に自分の目で見比べて印象を確認し、納得できるかどうかを判断することが大切です。
セッティング(金属・デザイン)で変わる色の見え方
ダイヤモンドの色味は、台座や枠となる地金の種類やデザインによって印象が大きく変わります。プラチナやホワイトゴールドは無色の石を引き立てますが、黄色味を帯びた石の場合、色が強調されやすいです。
イエローゴールドの台座や枠にセットすると、Kカラー以降のダイヤモンドも温かみを帯びます。
また、爪の形状や枠の高さによって光の反射が変わり、色の見え方が微妙に異なることもあります。購入時には石単体の評価だけでなく、セッティング後の見え方を考慮することも大切です。
カラーグレードと価格・価値の関係

ダイヤモンドの価格は、カラーグレードによって段階的に変動します。無色に近いほど希少性が高く、市場価値も上昇しますが、肉眼で確認できる見た目の差はごくわずかな場合も少なくありません。
ただし、ダイヤモンドの価値はカラーだけでは評価できません。評価はカラー、クラリティ、カット、カラット(重さ)のいわゆる「4C」の総合基準によって決まります。そのため、予算や目的に応じてどのポイントを優先するかを考えることが大切です。
カラーごとの価格相場と価値の違い
カラーごとの価格相場は、無色域がもっとも高く、黄色味が増すほど下がっていく傾向があります。
ただし、見た目の違いは微妙なことも多く、価格差ほど印象に差が出ない場合もあります。予算や用途に応じて、どの範囲を選ぶかを検討することが大切です。
必ずしも高いカラーグレードを選ぶ必要はなく、予算や用途に応じて最適なバランスを意識することが大切です。
D〜F(無色)の価格帯と価値
D〜Fは最上位に位置する無色域で、供給が限られているため、希少性が高いとされています。市場価格は高めですが、無色ならではの純粋な輝きが際立ち、婚約指輪など人生の節目の記念として選ばれています。
価値も安定しているため、将来的に売却を考える場合にも安心感のあるグレードといえるでしょう。
G〜J(ほぼ無色)の価格帯と価値
G〜Jは「ほぼ無色」に分類され、単体で見る限りはD〜Fとの違いが肉眼では分かりにくいグレードです。価格を抑えられるためコストパフォーマンスに優れており、見た目と価値のバランスを重視する方に適しています。
GやHは無色に近い印象を保ちやすいグレードです。IやJは環境によってわずかに黄色味を感じる場合もありますが、婚約指輪や日常使いのジュエリーとして高い人気があります。
K(淡い黄色)以降の価格帯と価値
K以降は黄色味が感じられるようになり、価格は無色域に比べて抑えられる傾向があります。イエローゴールドなどの枠に合わせると色味が調和し、温かみのある魅力を楽しむことができるでしょう。
需要は無色域ほど多くはありませんが、デザイン次第で個性を引き立てられるため、あえて選ぶ方もいます。
資産価値とリセールに強いカラーグレード
ダイヤモンドを資産として考える場合は、再販価値の高いグレードを選ぶことが重要です。
無色のD〜Fは供給が限られており、世界的に需要が高いため、リセール時にも高値で取引されやすいグレードです。G〜Hも見た目と価格のバランスが良く、中古市場で安定した人気を維持しています。
K以降の黄色味が強いグレードは需要が少なく、再販時の価格が下がりやすい傾向があります。投資や将来の売却を意識するなら、無色域を優先することで安定した価値を保ちやすくなります。
他の3Cとのバランスで決まる総合的な価値
カラーはダイヤモンドの価値を決める重要な要素の1つですが、クラリティ・カット・カラットと合わせ、「4C」で総合的に評価されます。たとえ、カラーグレードがやや低くても、優れたカットによって輝きが増し、全体の印象が美しく見えることもあります。
価格を検討する際には「どの基準を優先するか」を購入目的に応じて明確にし、4C全体のバランスを考慮しましょう。
たとえば婚約指輪では、輝きを左右するカットや無色に近いカラーを重視するのがおすすめです。普段使いのジュエリーなら、多少カラーを落としてもカットの良さを優先すれば、美しさと価格のバランスを取りやすくなります。
ダイヤモンドのカラーグレードの選び方ガイド

ダイヤモンドのカラー選びは、予算や贈るシーンによって大きく左右されます。婚約指輪や記念日など、用途によって適したグレードが異なるため、妥協できる点と重視すべき点の見極めが重要です。
実用性と美しさのバランスを見極めれば、自分にとって最適な選択につながるでしょう。
予算に応じた選び方のコツ
限られた予算で満足度の高いダイヤモンドを選ぶには、必ずしも無色域にこだわる必要はありません。
G〜Hカラーは肉眼ではほとんど無色に見え、価格と美しさのバランスに優れています。カットやクラリティを適切に選べば、強い輝きを放つ美しい石を手にすることが可能です。
D〜Fは高額になるため、用途や予算に応じてG〜Jまでを含めた現実的な選択を検討するのもポイントです。賢く判断すれば、手頃な価格帯でも十分にダイヤモンドの美しさを楽しめるでしょう。
婚約指輪・記念日の用途別おすすめグレード
婚約指輪には、無色ならではの純粋な輝きと特別感があるD〜Fが理想的です。一方でG〜Hも肉眼では無色に近い印象を保ちやすく、輝きの美しさと価格のバランスに優れた人気のグレードです。
日常使いが前提となる記念日ジュエリーでは、I〜Jなど少し色味のあるグレードも多く選ばれています。
温かみを帯びた色合いは、カジュアルな場面に映えることもあります。贈る相手のライフスタイルやファッションに合わせて選ぶことで、実用性と満足度を高められます。用途を明確にすることで、自分にぴったりのカラーが見えてくるでしょう。
カラーを妥協しても良いケースと避けるべきケース
カラーを妥協できるのは、イエローゴールドやローズゴールドの枠に合わせる場合や、石が小粒で色味が目立ちにくい場合です。
こうした条件では、美しく調和したジュエリーに仕上がります。大粒のダイヤやプラチナ台座に使用する場合は、わずかな色味でも強調されやすいため、妥協せず、グレードの高いものを選びましょう。
とくに婚約指輪など記念性の高いジュエリーでは、D〜Hといった無色に近いグレードが選ばれる傾向があります。TPOやデザインとの相性を見極めながら、自分が許容できる範囲で判断することが、後悔しないための秘訣と言えるでしょう。
ブランドジュエリーとカラー基準の違い

ブランドジュエリーは、独自に設けた厳格な基準でダイヤモンドを選別しており、一般的な流通品より高品質な石が使用される傾向があります。
ティファニーなどの大手ブランドでは、カラーやクラリティに特定の範囲を設定し、蛍光性のある石を避けるなど、厳しい条件を設け、ブランドの品格を保っています。
ティファニーのダイヤモンド基準と特徴

ティファニーは、世界的に知られるブランドの1つで、ダイヤモンドの選別においても厳格な基準を設けています。カラーはD〜Iの無色からほぼ無色に限定され、クラリティもVS2以上に絞ることで品質の統一性を保っています。
クラリティとは透明度を示す評価基準で、VS2は「Very Slightly Included」の略で、肉眼では内包物がほとんど見えないグレードです。そのため、どの店舗でも一定以上の美しさと輝きが保証されるのが特徴です。
ティファニーでは、外部の鑑定書とは別に「ティファニーダイヤモンド証明書」を独自に発行しています。ブランドならではの基準に基づいて品質を保証するもので、ティファニー独自の信頼性を裏付ける仕組みとなっています。ただの宝石ではなく、長期的な価値を持つ「ブランド資産」としての魅力を備えている点も、このブランドならではの強みと言えるでしょう。
他のブランドジュエリーでのカラーの扱い

カルティエやブルガリといったハイブランドも、独自の選別基準を設けながらカラーを重視しています。公式に詳細は公表されていませんが、婚約指輪やハイジュエリーでは、無色に分類されるD〜Fが理想的とされています。一方で、G〜Hも「ほぼ無色」と評価され、肉眼では無色に近く見えるため、多くの方に選ばれています。
デザイン性を重視するコレクションでは、Iカラー程度であっても全体の雰囲気に調和すれば積極的に採用されることもあります。
これらのブランドは無色に近い石だけを追求するのではなく、デザインとの調和を重視しています。そのため、色味があっても全体として美しく見えるジュエリーに仕上げることが可能です。市場の一般的な評価基準とは異なる独自の魅力を持っています。
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ブランドと無名ジュエリーでの評価の違い
ブランドジュエリーは、ダイヤモンドの品質に加えてデザイン性やブランド価値が評価に反映されるため、高い価格で取引されます。
無名のジュエリーは、カラーやクラリティなど4Cの評価がそのまま価格に直結し、ブランド力による上乗せはほとんど期待できません。
そのため、同じカラーであっても評価が大きく異なり、購入や売却時の価格差にもつながります。とくに、リセールバリューにおいてはブランド品が優位に立ちやすいため、資産性を重視する場合は、ブランドジュエリーを選択肢に入れて検討するとよいでしょう。
ブランドの特徴
ブランドジュエリーは、独自の厳格な基準で選別されたダイヤモンドを使用し、優れたデザイン性と充実したアフターサービスを兼ね備えています。
品質の一貫性と安心感があるため、購入時の満足度が高いだけでなく、中古市場においてもブランド価値が加わることで、高い評価を受けやすい点が大きな魅力と言えるでしょう。
無名ジュエリーの特徴
無名ジュエリーは、同じグレードのダイヤモンドであっても、ブランドプレミアムがない分、価格が抑えられる傾向があります。
購入時のコスト面では魅力的ですが、再販時にはブランドの付加価値がつきにくいのが実情です。とはいえ、鑑定書によって品質そのものを確認できるため、ブランドよりも内容を重視して選びたい方に適した選択肢と言えるでしょう。
買取・査定におけるカラーグレードの重要性

ダイヤモンドを売却する際、カラーグレードは価格を左右する大きなポイントです。無色に近いほど査定額は高くなる傾向があります。
ただし、カラットやカット、クラリティといった他の基準も無視できません。鑑定書や付属品の有無、さらにブランド価値も評価に影響します。査定は総合的に行われるため、基準を理解して臨むことが納得の取引につながります。
査定で評価されるポイントと付属品の影響
査定では、ダイヤモンドそのもののグレードに加えて、鑑定書やケースといった付属品の有無も評価に影響します。とくにGIAなど信頼性の高い鑑定書が付いていれば、査定額は安定しやすい傾向があります。
ブランドジュエリーは、デザイン性だけでなく、保証書やケースなど付属品の有無によっても査定額が大きく変わるため、注意が必要です。
付属品が揃っていれば評価が高まりやすく、欠けていると減額になることもあります。売却を検討する際は、できるだけ揃えて持ち込むことが高価買取につながるでしょう。
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カラーグレードが査定額に与える実際の影響
D〜Fの無色域は希少性が高いため、高額査定につながりやすいのが特徴です。G〜Hは肉眼ではほぼ無色に見えることから需要が安定しており、価格と美しさのバランス面で評価を得やすいでしょう。
K以降は黄色味が強くなるため、一般的には評価が下がりやすい傾向があります。ただし、大粒の石やイエローゴールドの枠に合わせたデザインでは、温かみのある色合いが魅力となり、評価が高まることもあります。
他の3Cとの組み合わせによって見え方が変わり、査定額にも差が出るケースもありました。実際の買取では数値上のグレードだけでなく、市場での需要や流通状況も踏まえて判断されます。
まとめ
ダイヤモンドカラーグレードの基準とは、D~Zまでの23段階で評価する国際的な指標です。無色に近いほど価値は高まります。ただし肉眼での違いはわずかなため、予算や用途に応じて適切なグレードを選ぶことが大切です。
また、ブランドによる独自基準や、査定・買取における評価基準も理解しておくと、購入時や売却時に納得できる判断ができるでしょう。
婚約指輪といった特別な用途から、資産性を意識した取引まで、この記事で得た知識を活かし、自分にとって最適な1粒を選んでください。
「おたからや」でのダイヤモンドの参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
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K18 ダイヤモンド ネックレス 50.554 ct | 3,448,000円 |
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Pt・Pm900 ダイヤモンド ネックレス 2.016 ct | 2,101,000円 |
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K18 ダイヤモンド リング 2.636 ct | 1,490,000円 |
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ブルガリ セルペンティ ブレスレット ルベライト ダイヤモンド | 962,000円 |
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Pt・Pm900 ダイヤ リング 1.01ct | 832,000円 |
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Pt950 ティファニー ダイヤ リング | 513,000円 |
![]() |
カルティエ ソリテール リング 婚約指輪 | 167,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ダイヤモンドの参考買取価格は、アイテムの種類やブランドの市場人気によって大きく変動します。ティファニーやカルティエといった世界的ブランドのジュエリーは需要が高く、同じ品質であっても、無名ジュエリーより高額で取引されやすいです。
査定でまず重視されるのは「カラー」と「カット」です。無色に近く、輝きが際立つ石は特に高く評価されます。次に注目されるのが「クラリティ」で、内包物や傷が少ないほど価値は高まります。
「カラット」が大きいほど価格に直結する点も見逃せません。加えて、鑑定書や付属品の有無、市場での需要なども評価に影響します。こうした要素が組み合わさるため、査定は総合的に判断され、高額買取へとつながるでしょう。
- おたからや査定員のコメント
ダイヤモンドの査定においては、カラーグレードだけでなく、カットやクラリティとのバランス、さらにはブランドや付属品の有無まで含めて総合的に判断します。「おたからや」は、GIA認定GG資格を持つ鑑定士が国際基準に基づき、一つ一つの石を丁寧に評価しています。
最新の市場相場や世界規模での需要を踏まえることで、高価買取を実現できる体制を整えています。誠実な査定を常に心がけておりますので、大切なダイヤモンドを安心してお任せください。

ダイヤモンドの買取なら「おたからや」
「おたからや」では、国際的な基準をもとに、正確な鑑定を心がけています。GIA認定のGG(宝石学修了者)資格を持つ鑑定士が、カラーグレードやカットの仕上がりを専門的な視点で確認します。そのうえで、最新の市場相場を反映した査定額をご提示する方針です。
鑑定書や鑑別書をお持ちでないお品物、長年の使用で傷や汚れがあるジュエリーでもお預かり可能です。ブランド需要や付属品の有無、さらには為替の変動なども多角的に判断し、できる限りの高価買取を実現しています。
全国約1,550店舗のネットワークと世界51カ国との取引実績を活かし、国内外の需要を反映した査定が可能です。店頭でのご相談はもちろん、出張やオンライン査定にも柔軟に対応。お客様にとって大切なダイヤモンドを、確かな知識と豊富な販路で誠実に評価いたします。
おたからやの宝石買取
査定員の紹介
岩松 査定員
-
趣味
旅行、読書
-
好きな言葉
日々是好日
-
好きなブランド
ダイヤモンド・宝石
-
過去の買取品例
10カラットダイヤモンド
-
資格
GIA G.G.取得
おたからやでは毎日大小合わせて約数百点の宝石を査定しております。宝石はダイヤモンドの4Cをはじめとして色や形、重さ蛍光性など様々な要素で評価額が大きく変わります。おたからやは自社でオークションを行っており、日々の宝石の需要に敏感に対応することができます。 査定に関してもプロのスタッフやダイヤモンドテスターなどの専門の査定具を完備しているため、全国の店舗ですぐに正確な査定が可能です。 気になるお品物がございましたら是非おたからやをご利用ください。
その他の査定員紹介はこちらダイヤモンドなどの宝石の高価買取は「おたからやへ」
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