※下記の画像は全てイメージです
シャネルのバッグは世界中で憧れの的ですが、その値段は年々高騰しています。近年は新品価格が100万円を超えるモデルも珍しくなく、購入を検討する際には最新の価格相場を把握することが大切です。また、シャネルのバッグはリセールバリューも高いことで知られており、上手に付き合えば将来的に高値で売れる可能性もあります。
本記事では、シャネルバッグの代表的なモデルごとの現在の価格やその変動傾向、初めて購入する際のポイント、高く売るためのコツまでを詳しく解説します。高級ブランドバッグだからこそ知っておきたい情報を網羅していますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
シャネルバッグの価格が上昇している理由とは
シャネルのバッグは近年値上がりが続いており、定番モデルの新品価格帯は約80万円~150万円にも達しています。例えば、2023年には6月までに2度の価格改定が行われ、価格帯が約80万円〜150万円にまで上昇しました。
こうした傾向は現在も続いており、多くのファンにとってシャネルバッグはますます高嶺の花となりつつあります。ここまで価格が高騰している主な理由を見ていきましょう。
ブランド価値向上のための価格戦略
シャネルが価格を引き上げ続けている大きな理由の一つに、ブランドの高級路線戦略が挙げられます。
価格をあえて高く設定し、「簡単には手が届かない」存在にすることでエルメスのような超一流ブランドとしての地位を確立し、所有すること自体がステータスになる効果を狙っていると考えられます。
実際、値段が高ければ高いほど希少性が増し、それだけ持ち主のステータスも上がるため、シャネルはあえて強気な価格設定を行っているのです。
原材料費や製造コストの高騰
もう一つの要因は、製造にかかるコストの増加です。近年の世界情勢により、感染症の拡大や世界的な紛争の影響で原材料費・輸送費・人件費が軒並み上昇しています。
シャネルのバッグに欠かせない上質なレザー(天然皮革)も価格が高騰しており、こうしたコスト増加分が販売価格に反映されている状況です。必要な素材調達や職人の確保にこれまで以上の費用がかかるため、結果的にバッグの値段も年々上がらざるを得なくなっています。
為替相場など外部要因の影響
日本国内におけるシャネルバッグの価格には、為替レートなど経済的要因も大きく影響します。特に近年の円安傾向は顕著で、海外ブランド製品であるシャネルの国内価格にも反映されています。
製品の多くを海外で生産するシャネルでは、円安によって輸入コストが増加し、その分が販売価格の上昇につながります。例えば、同じモデルでも、日本での価格が海外に比べて高く設定されるケースも出てきています。
シャネルの近年の価格改定と今後の見通し
シャネルはここ数年、年に複数回ペースで価格改定(値上げ)を行っています。実際、2021年と2022年にはそれぞれ4回もの値上げが実施され、2023年も同程度の頻度で価格が引き上げられました。
2024年以降も1月・3月・7月など複数回にわたり一部商品の値上げが続いており、こうした値上げの流れは今後も継続すると予想されています。むしろ値下げに転じる可能性は極めて低いとされており、シャネルの定価は今後も上昇し続けると見られます。
その結果、シャネルのバッグは新品を定価で購入しても 値崩れしにくくリセールバリューが非常に高い製品となっています。このことは、購入後に手放す際にも高額買取が期待できることを意味しており、シャネル製品が「資産価値がある」とまで言われる所以でもあります。
シャネルの人気モデル別・価格相場と特徴
シャネルには魅力的なバッグが数多く存在しますが、中でも人気の高い定番モデルをいくつかピックアップして、その特徴と現在の価格相場を見てみましょう。
それぞれのモデルごとの値段感を把握しておくことで、購入予算の検討やリセール時の目安にもなります。
マトラッセ
「シャネルと言えばマトラッセ」と称されるほど、ブランドの象徴的存在となっている定番バッグです。ひし形状のキルティングレザーにチェーンを編み込んだストラップ、そしてダブルCの金具(ココマーク)の留め具が特徴で、エレガントかつ実用的なデザインが長年愛されています。
マトラッセはサイズ展開も複数ありますが、代表的なサイズの現行定価はミディアムサイズで約170万円~、ひと回り小さいスモールサイズでも約150万円~となっており、中古市場でも常に高値で取引されています。タイムレスなデザインゆえ流行に左右されにくく、シャネルの永遠のアイコンとも言えるモデルです。
2.55
2.55は、1955年2月に創業者ココ・シャネルが発表した伝説的モデルです。マトラッセの原型ともいわれ、チェーンだけのストラップやマドモアゼルと呼ばれるシンプルな長方形の留め具など、クラシカルでエレガントな雰囲気を持ちます。
現行では「2.55 リイシュー」として復刻版が展開されており、ヴィンテージ感も相まって根強い人気があります。価格相場はクラシックフラップと同程度ですが、例えばミニサイズの参考定価で約78万円~とやや手頃に感じられるモデルもあります。
チェーンのみのストラップはエレガントな印象で、クラシックフラップとは一味違った渋い魅力を放つシリーズです。
ボーイシャネル
ボーイシャネルは、2011年にカール・ラガーフェルドによって発表された比較的新しい定番ラインです。ココ・シャネルのかつての恋人「ボーイ・カペル」にちなみ名付けられたこのバッグは、直線的でモダンなフォルムと太めのチェーンストラップ、アンティーク調の金具使いが特徴で、従来のシャネルとは一味違うクールでマニッシュな印象を与えます。
若い世代からも支持されており、中古市場でも人気のモデルで、価格はクラシック系と同様に高額で、ボーイシャネルのスモールサイズで現行約95万円~と高額です。大胆なデザインながらコーディネートに取り入れやすく、シャネルの新定番として定着しています。
シャネル 19
シャネル 19(ナインティーン)は、2019年に発表された比較的新しいラインで、シャネル創業年にちなみ“19”と名付けられました。大きなダブルCのロゴプレートがフラップ中央にあしらわれているのが最大の特徴で、ソフトなキルティングレザーと太いチェーンがカジュアルさとエレガントさを両立させています。
シャネルらしさを残しつつ現代的にアップデートされたデザインで、発売当初から瞬く間に人気モデルとなりました。シャネル19のハンドバッグは参考定価で約97万円~と、こちらも100万円前後の価格帯です。
ふんわりとした丸みのあるフォルムで収納力も高く、デイリーユースにも適した使い勝手の良いモデルとして支持されています。
シャネルバッグを購入するときのポイント
高額なシャネルバッグを購入する際には、後悔のないよういくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
デザインや価格だけで飛びつかず、自分に合った最適な一品を選ぶために、以下の観点からじっくり検討しましょう。
素材・カラーで選ぶ
シャネルのバッグは同じデザインでも素材や色のバリエーションが豊富です。たとえば、定番の黒レザーひとつをとっても、光沢のあるラムスキン(羊革)や傷が付きにくいキャビアスキン(牛革型押し)など質感が異なり、それぞれ手触りや見た目の印象も変わります。
また、黒以外にも毎シーズン魅力的な新色やツイード生地などが発表されており、アクセントとしてカラーアイテムを選ぶのも良いでしょう。飽きずに長く使いたいなら定番色、コーディネートの幅を広げたいなら差し色になる色味や素材を選ぶなど、自分のスタイルに合わせて検討してみてください。
サイズ・用途を考える
普段使い用なのか、パーティーなどフォーマル用なのか、用途によって適切なサイズやデザインは異なります。例えば、日常的に使うなら、財布やスマホ、コスメなど自分が持ち歩く必需品がきちんと収まるサイズかどうかを確認しましょう。
一方、結婚式やイベントで使いたい場合はドレスに合わせやすい小ぶりなサイズがエレガントです。このように「どんなシーンで使いたいか」を明確にすると、自然と候補となるバッグのサイズや種類が絞れて選びやすくなります。
購入する店舗を見定める
シャネルバッグを購入する際、どこで買うかも重要なポイントです。新品を買うなら、やはり正規ブティックや公式オンラインストアでの購入がおすすめです。正規店であれば安心して購入できるうえ、アフターサービスや修理保証も充実しています。
予算を抑えるために中古で探す場合は、ブランド品の取り扱い経験が豊富な信頼できるお店で購入しましょう。専門の鑑定士が在籍する実績あるショップであれば真贋の心配も少なく、状態の良い商品に出会える可能性も高まります。
メルカリなど個人間のフリマアプリでも購入は可能ですが、偽物トラブルや説明と違う状態の商品が届くケースも報告されているため注意が必要です。
リセールバリューも考慮する
実際に使ってみないと分からないこともありますが、シャネルのバッグは中古でも想像以上の高値がつくことが少なくありません。とくに定番モデルや人気カラーは需要が高いため、購入価格に近い金額、場合によってはそれ以上で売却できるケースもあります。
そこで、「将来手放す可能性がある」という視点でモデルを選ぶのも一つの方法です。例えば、常に高い人気を誇る黒のマトラッセや期間限定ですぐ完売したレアカラーのモデルなどはリセールバリューが高めです。
長く使うつもりでも、万が一手放す時に損をしにくいモデルを選んでおけば安心感があります。
シャネルバッグのお手入れ方法
お気に入りのシャネルバッグを長く愛用するためには、日頃のお手入れと保管方法にも気を配りましょう。「高価なシャネルのバッグはお手入れが難しそう…」と思うかもしれませんが、いくつかの基本ポイントを押さえれば大丈夫です。
大事なバッグを長持ちさせるために、ぜひ今日から実践してみてください。
日常ケアの方法
柔らかいフランネルやマイクロファイバークロスで週に1〜2回表面を軽く拭き、金具の指紋やくすみも優しく磨き取ります。手の水気やハンドクリームが革に触れるとシミの原因になるため、使用前後は必ず手を乾かしてから扱いましょう。
さらに香水やヘアスプレーは距離を取り、雨滴は乾いた布で吸い取るなど基本動作を徹底すれば、購入時の艶と発色を長期間維持できます。
正しい保管環境と型崩れ防止
保管は直射日光や空調の風を避けた通気性の良いクローゼット内が理想です。付属の不織布保存袋に入れてホコリと光を遮断し、内部に薄紙をふんわり詰めて型崩れを防ぎます。
チェーンや金具は別布で包み本体と接触させないようにし、高湿度期は乾燥剤を添えてください。3か月ごとに陰干しして空気を循環させればカビや臭いを予防でき、革のひび割れも抑えられます。
高額査定につながるメンテナンス
将来のリセールを見据えるなら、付属品と使用履歴の保管が不可欠です。ギャランティカードやレシート、替えボタンを揃え、購入日と使用回数をメモしておくと査定がスムーズになります。
汚れや水滴を見つけたら直ちに革用クリーナーで対処し、乾燥が気になる季節は無色レザークリームで軽く保湿しましょう。定期的なセルフケアと早期の専門メンテナンスを組み合わせることで、資産価値を落とさず高額査定を狙えます。
シャネルのバッグを高く売るコツ
「シャネルのバッグを売るならできるだけ高く売りたい」と考えるのは自然なことです。ここでは、大切なバッグを高額査定で買い取ってもらうためのポイントを3つご紹介します。
ちょっとした工夫で買取価格がアップする可能性がありますので、ぜひ参考にしてください。
査定前にバッグを綺麗にしておく
シャネルに限らずブランドバッグを売る際は、査定に出す前にできる範囲で綺麗にお手入れしておきましょう。ホコリや汚れを落とすだけでも印象は大きく向上し、査定評価が上がりやすくなります。
特にシャネルのような高級バッグでは、状態の良さがダイレクトに買取価格に反映されます。革のツヤを布で軽く磨く、金具部分のくすみを拭くなど、簡単なクリーニングでも構いませんので査定前にはひと手間かけましょう。
また、購入時についてきたギャランティカードやシリアルシール、保存袋などの付属品が手元にある場合は一緒に提示してください。正規品であることの証明になるため、これらが揃っているほうが査定額にプラスに働く可能性があります。
使わないバッグはできるだけ早く査定に出す
「高かったからいつか使うかも…」とクローゼットにしまったままにしているシャネルバッグがあるなら、思い切って早めに査定に出してみることをおすすめします。長期間しまいっぱなしにしておくと、カビの発生や革の劣化(ひび割れ・変色)などが起こりやすくなり、査定額が下がってしまうためです。
実際、全く使わずに保管していても経年劣化は避けられません。不要になったと感じた時が売り時と考え、状態が良いうちに手放すほうが結果的に高値で売れる傾向があります。
需要が高く相場が高いうちに売却すれば、それだけ高額買取が期待できます。使っていないバッグがあるなら、劣化させて価値を落としてしまう前に早めにプロに査定してもらいましょう。
信頼できる買取専門店を利用する
シャネルバッグを高く売るには、ブランド買取の実績が豊富な専門店に買い取ってもらうことが重要です。フリマアプリやオークションで個人間取引をするよりも、プロの鑑定士がいる店舗に持ち込むほうが正当に価値を評価してもらえますし、トラブルも避けられます。
なかでもシャネルに精通した鑑定士が在籍する買取専門店であれば安心です。
「おたからや」ではブランド買取専門店として豊富な実績があり、シャネル製品の買取経験も数多くあります。全国の店舗で無料査定を行なっておりますので、お手持ちの製品の価値を知りたいという方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
シャネルのバッグの価格相場や値上がりの背景、人気モデルの特徴、購入時のポイントからお手入れ方法、高く売るコツまで幅広く解説してきました。近年シャネルのバッグは値上がりが続いており、その価値はますます高まっています。
高級なバッグだからとしまい込まずに大切に使い、しっかりお手入れをして保管しておけば、将来的に手放す際にも思わぬ高値がつく可能性があります。もしご自宅に「使っていないシャネルバッグ」があるなら、この機会に一度プロの査定を受けてみてはいかがでしょうか。
「おたからや」での「シャネル」の参考買取価格
「おたからや」での「シャネル」の参考買取価格は下記の通りです。
商品画像 | 型名 | 参考買取価格 |
---|---|---|
![]() |
シャネル マトラッセ キャビアスキン ダイアナフラップ | 1,171,000円 |
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シャネル マドモアゼル キャビアスキン ブラック ショルダーバッグ | 551,000円 |
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シャネル マトラッセ ボーイシャネル キャビアスキン ブラック | 550,000円 |
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シャネル カンボンライン トートバッグ | 275,000円 |
![]() |
シャネル 復刻トート キャビアスキン ブラック | 169,000円 |
※上記の買取価格はあくまで参考価格であり、市場の動向、付属品の有無などによって実際の査定額が変動する場合があります。
シャネルのバッグは、アイコニックなマトラッセやボーイシャネル、カンボンラインなど、多彩なラインアップと洗練されたデザインで根強い人気を誇ります。
上記の価格はあくまで一例であり、実際の買取額はバッグの使用感や付属品の有無、素材の状態、さらには制作年やカラーバリエーションなどによって大きく変動します。
おたからやでは、シャネル特有のキャビアスキンやラムスキン、金具のコンディションまで丁寧にチェックし、市場動向を踏まえた上で適正かつ高価な査定額をご提示いたします。
大切なシャネルのバッグを手放す際は、ぜひ一度ご相談ください。
- おたからや査定員のコメント
シャネルの相場は年数回の定価改定で右肩上がりが続き、マトラッセやボーイシャネルのキャビアスキンは中古でも即完売する人気ぶりです。
角スレやフラップの潰れが最小で、シリアルシール・ギャランティカード・保存袋が揃う“フルセット”なら、参考価格を超えるプレミア査定が十分狙えます。
金具のくすみや内側のベタつきは減額要因になりやすいため、保管時は乾拭きと除湿を徹底し、状態を維持したまま早めの査定をご検討ください。
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・シャネルが「ダサい」と言われる理由とは?魅力や人気アイテムもご紹介
シャネルの買取なら「おたからや」
「おたからや」では、マトラッセやボーイシャネル、ウォレット・オン・チェーンなどの人気バッグはもちろん、ジュエリーやJ12をはじめとする時計、アクセサリーまで豊富なラインを査定対象としております。
ブランド専任の鑑定士がシリアルシール・ギャランティカード・素材や金具の状態を細部まで確認し、国内外の最新相場を踏まえた高水準の査定額をご提示可能です。
全国の店舗でスピーディーかつ丁寧に査定を行い、ご承諾後はその場で即日現金化いたします。
使用感や小傷のあるお品でも価値を正確に見極めますので、大切なシャネル製品の売却をお考えの際は、信頼と実績の「おたからや」へぜひご相談ください。
シャネル買取ページはこちら
マトラッセ買取ページはこちら
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ブランド品の高価買取はおたからやにお任せください。
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