「このバーバリー、偽物かな？」そんな不安を抱えていませんか？人気ブランドだからこそ、市場には精巧なバーバリーの偽物が数多く出回っています。

特にバーバリーは世界的な知名度の高さから、偽物製造業者にとって「作りがいのある」ターゲットとなってしまっているのが現状です。

しかし、正しい知識があれば偽物を見抜くことは決して難しくありません。

この記事では、おたからやのプロの査定士が、バーバリーの偽物の見分け方を詳しく解説します。

コートからバッグ、タグの年代判定まで、これを読めば偽物に騙される心配はありません。大切な買い物で失敗しないよう、ぜひ最後までお読みください。

バーバリー偽物が多い理由と基本的な見分け方

バーバリーは世界的な人気ブランドだからこそ、精巧な偽物が数多く出回っています。まずはなぜ偽物が多いのか、その背景と誰でもできる基本的な見分け方を解説します。

なぜバーバリーの偽物が多いのか

バーバリーの偽物が特に多い理由は、ブランドの持つ圧倒的な知名度と価値にあります。1856年に創業された老舗ブランドとして、世界中で愛され続けているからこそ、偽物製造業者にとって「利益の出やすい商品」となってしまっているのです。

特にバーバリーチェックと呼ばれる独特の柄は、一目でバーバリーと分かる象徴的なデザインです。この認知度の高さが、偽物業者にとって魅力的な要素となっています。

また、バーバリーの正規品は高価であるため、「安く手に入れたい」という消費者心理を悪用した偽物販売も後を絶ちません。

偽物と本物の決定的な違い

プロの査定士が最初にチェックするのは、商品全体から感じられる「品質感」。本物のバーバリーには、長年培われた技術と厳格な品質管理による独特の高級感があります。

偽物の多くは、この全体的な品質感を再現することができていません。素材の質感、縫製の精度、金具の輝き、これらすべてにおいて本物との差が現れます。

また、本物のバーバリーは細部にまでこだわり抜いて作られているため、一つ一つのパーツに妥協がありません。偽物は見た目を似せることはできても、この細部への配慮まで完璧に再現することは困難なのです。

初心者でもできる基本チェックポイント

専門知識がなくても確認できる基本的なポイントは主に3つ。

• 重厚感と質感
• 裁縫の状態
• 金具や留め具

まず、バーバリー商品を手に取った時の重量感と質感を確認してください。本物は適度な重みがあり、素材が高品質であることが分かります。

次に、縫製の状態をチェックしましょう。本物は糸のほつれがなく、縫い目が真っ直ぐで均等に仕上がっています。偽物は縫製が雑で、糸が飛び出していたり、縫い目が歪んでいたりすることが多いです。

そして、金具や留め具の品質を確認してください。本物は高級感のある輝きを持ち、動作もスムーズです。偽物の金具は安っぽく見え、動きが悪いことがほとんどでしょう。

バーバリーのタグで偽物を見分けるポイント

バーバリーのタグは年代によって大きく変化しており、真贋判定の重要な手がかりとなります。白タグの価値から現在のタグまで、年代別の特徴と見分け方を詳しく解説します。

タグの種類と年代による違い

バーバリーのタグは、ブランドの歴史とともに大きく変化してきました。

大きく分けると、1999年以前の「Burberrys」表記のタグ、1999年以降の「BURBERRY」表記のタグ、そして2018年以降の現行タグの3つに分類されます。

1999年以前のタグには「Burberrys」と複数形で記載されており、馬上の騎士のロゴが特徴的です。1999年以降は「BURBERRY」と単数形に変更され、ロゴのデザインも現在のものに近づきました。

白タグの見分け方

1990年代に使用されていた白タグのバーバリー商品は、本物の白タグには、しっかりとした厚みがあり、印字も鮮明で美しく仕上がっています。偽物の白タグは薄っぺらく、印字がかすれていたり、文字の配置がずれていたりすることが多いです。

また、白タグの商品は製造から30年近く経っているため、タグ自体に適度な経年変化が見られるのが自然です。新品同様に真っ白なタグは、逆に偽物の可能性を疑った方が良いかもしれません。

内タグがない場合の対処法

まれに、内タグが取れてしまったり、最初から付いていないバーバリー商品もあります。そのような場合は、他の要素で総合的に判断する必要があります。

まず、商品の年代を推定し、その時代のバーバリーの特徴と比較してください。また、縫い付けられていたタグの跡がないかも確認しましょう。本物であれば、タグが縫い付けられていた痕跡が残っているはずです。

内タグがない場合は、より一層慎重な判断が必要となるため、可能であれば専門家に相談することをおすすめします。

年代別タグの特徴と変遷

1970年代から1980年代のタグは、紺色の地に白文字で「Burberrys」と記載されているのが特徴です。この時代のタグは素材が厚く、高級感があります。

1990年代になると、白地に黒文字のタグが登場します。

2000年代以降は「BURBERRY」の単数形表記となり、現在に至るまでこの表記が続いています。ただし、フォントや レイアウトは時代とともに微細な変化を重ねているため、詳細な年代判定には専門知識が必要でしょう。

バーバリー型番の調べ方と偽物の特徴【プロの査定テクニック】

バーバリーの型番は商品の真贋を判定する重要な情報です。どこで型番を確認できるのか、偽物によくある型番の特徴は何か、プロの査定士が使うテクニックをお教えします。

正しい型番の確認方法

バーバリーの型番は、主に内側のタグ、保証書、商品タグの3箇所に記載されています。最も確実なのは内側に縫い付けられたタグで、ここに記載された型番が正式なものです。

型番は通常、アルファベットと数字の組み合わせで構成されており、「8011601」や「4074698」のような7桁の数字で表記されることが多いです。この型番から、製造時期や製造国、素材などの情報を読み取ることができます。

購入時に付属している保証書にも同じ型番が記載されているため、タグと保証書の型番が一致しているかも重要なチェックポイントとなります。

偽物によくある型番の特徴

偽物の型番には、いくつかの共通した特徴があります。まず、数字やアルファベットの配列が不自然であることが多く、本物のルールから外れた組み合わせになっています。

また、存在しない型番を使用している場合もあります。バーバリーの公式サイトやデータベースで確認しても該当しない型番は、偽物である可能性が非常に高いでしょう。

さらに、型番の刻印や印字が雑であることも偽物の特徴です。文字が曲がっていたり、かすれていたり、深さが不均一だったりする場合は注意が必要です。

• おたからや査定員のコメント

バーバリーアイテム別偽物見分け方【コート・バッグ・財布】

コート、バッグ、財布など、アイテムによってバーバリーの偽物の特徴は異なります。それぞれの商品に特化した見分け方のポイントを、具体的な部分を指摘しながら詳しく解説します。

バーバリーコートの偽物見分け方

バーバリーコートの真贋判定で最も重要なのは、裏地のチェック柄です。本物のバーバリーチェック（ノバチェック）は、ベージュ地に黒、白、赤のラインが正確な間隔で配置されています。

偽物のチェック柄は、色が薄かったり濃すぎたり、ラインの幅が不均等だったり、柄がずれていたりすることが多いです。また、チェック柄の継ぎ目部分で柄が合っていないことも偽物によく見られる特徴です。

ボタンも重要なチェックポイントです。本物のボタンには「BURBERRY」の刻印が美しく施されており、ボタンの質感も高級感があります。偽物のボタンは刻印が雑だったり、素材が安っぽかったりします。

襟やポケットの縫製も確認してください。本物は一針一針が丁寧で、ステッチが美しく仕上がっています。偽物は縫製が雑で、糸のほつれや曲がったステッチが見られることが多いでしょう。

バッグの本物見分け方のポイント

バーバリーのバッグで最初にチェックすべきは、金具の品質です。本物の金具は重厚感があり、美しい輝きを持っています。動作もスムーズで、開閉時に引っかかりがありません。

偽物の金具は軽く、安っぽい印象を与えます。また、金メッキが剥がれやすく、動作時にガタツキがあることも特徴です。

バッグの内側も重要なポイントです。本物は内張りの素材も高品質で、縫製が丁寧に仕上がっています。チェック柄の場合は、柄の配置が正確で美しく仕上がっています。

偽物は内側の縫製が雑で、糸のほつれが目立つことが多いです。また、無地の内張りを使用している偽物も存在します。

ハンドルの付け根部分も確認してください。本物は補強がしっかりしており、長期間の使用に耐えられる構造になっています。偽物は補強が不十分で、すぐに壊れそうな印象を与えることが多いでしょう。

財布・小物の真贋判定法

財布などの小物は、細部の仕上げに本物と偽物の差が現れやすいアイテムです。まず、革の質感を確認してください。本物は柔らかく、しっとりとした高級レザーを使用しています。

偽物の革は硬く、表面がざらついていたり、不自然な光沢があったりします。また、革の匂いも異なり、偽物は化学的な臭いがすることが多いです。

ステッチの状態も重要なポイントです。本物は糸の色が適切で、ステッチの間隔が均等です。偽物はステッチが粗く、糸の色が合っていないことが多いでしょう。

カードポケットや札入れ部分の仕上げも確認してください。本物は角の処理が美しく、使いやすさも考慮された設計になっています。偽物は角の処理が雑で、実用性に欠けることが多いです。

ロゴと刺繍で見抜く偽物バーバリーの特徴

バーバリーのロゴと刺繍は、ブランドの象徴であり偽物判定の重要なポイントです。文字のバランス、刺繍の品質、ホースマークの細部まで、見るべき箇所を詳しく説明します。

ロゴの字体・バランスの違い

バーバリーのロゴで最も注意すべきは、文字のバランスです。本物のロゴは、すべての文字が均等で美しいバランスを保っています。

バーバリーの偽物のロゴには以下のような特徴が見られます。

• 3つある「R」の大きさにバラつきがある
• 「B」が横に広すぎる、「U」が極端に細い
• 文字全体のバランスが悪い

また、文字の太さや間隔も重要です。本物は一定のルールに基づいて配置されているため、不自然な間隔や太さの違いはありません。偽物は文字の太さが不均等だったり、間隔が狭すぎたり広すぎたりします。

フォント自体も微妙に異なることがあります。本物はバーバリー独自のフォントを使用しており、市販のフォントとは異なる特徴を持っています。

刺繍の品質と精度

バーバリーの刺繍は、熟練した職人による繊細な技術で作られています。本物の刺繍は糸の密度が高く、輪郭がくっきりと美しく仕上がっています。

偽物の刺繍は密度が低く、輪郭がぼやけていることが多いです。また、糸の色が微妙に異なったり、刺繍の厚みが不均等だったりします。

刺繍の裏側も確認してください。本物は裏側の処理も丁寧で、糸の始末が美しく仕上がっています。偽物は裏側の処理が雑で、糸が飛び出していることが多いでしょう。

ホースマークの細部チェック

バーバリーの象徴的なホースマーク（騎士のマーク）は、細部まで精密に作られています。馬の表情、騎士の姿勢、槍の角度など、すべてが正確に再現されています。

偽物のホースマークは、これらの細部が雑に作られていることが多いです。馬の表情が不自然だったり、騎士の姿勢がおかしかったり、槍の角度が間違っていたりします。

また、ホースマークを囲む文字（「PRORSUM」など）の配置や文字の大きさも重要なポイントです。本物は正確な位置に適切な大きさで配置されています。

素材・縫製・金具で分かる本物のバーバリーの品質とは

バーバリーの本物は、素材・縫製・金具すべてにおいて高い品質を誇ります。手に取った時の質感や細部の仕上げなど、品質面から本物と偽物を見分ける方法をご紹介します。

本物の素材感と手触り

バーバリーが使用する素材は、すべて厳選された高品質なものです。レザー製品の場合、本物は柔らかくしなやかで、適度な厚みがあります。表面は滑らかで、自然な光沢を持っています。

偽物のレザーは硬く、人工的な光沢があることが多いです。また、革の厚みが不適切で、薄すぎたり厚すぎたりします。時間が経つと、偽物のレザーは劣化が早く、ひび割れなどが生じやすいという特徴もあります。

キャンバス地の商品の場合、本物は目が詰まった丈夫な生地を使用しています。手触りもしっかりしており、長期間の使用に耐えられる品質です。偽物は生地が薄く、目が粗いことが多いでしょう。

縫製技術の違い

バーバリーの縫製技術は、長年にわたって培われた高い技術力の結晶です。本物は一針一針が正確で、糸の張りも適切です。縫い目は真っ直ぐで、間隔も均等に仕上がっています。

偽物の縫製は粗く、糸のほつれや曲がった縫い目が見られます。また、糸の色が適切でなかったり、糸の太さが不適切だったりすることもあります。

特に、角の部分や負荷のかかる部分の縫製を確認してください。本物はこれらの部分も丁寧に補強されており、長期間の使用に耐えられる構造になっています。

金具の品質と仕上げ

バーバリーの金具は、見た目の美しさと機能性を両立した高品質なものです。本物の金具は適度な重量感があり、美しい輝きを持っています。表面の仕上げも均一で、傷や凹みがありません。

偽物の金具は軽く、安っぽい印象を与えます。メッキの質も悪く、すぐに剥がれたり変色したりします。また、金具の動作も悪く、引っかかりがあったり、スムーズに動かなかったりします。

ファスナーの場合、本物は滑らかに開閉でき、引っ手の重量感も適切です。偽物のファスナーは動きが悪く、引っ手も軽すぎることが多いでしょう。

バーバリーの偽物を購入しないための注意点

偽物を購入してしまわないために、事前に知っておきたい注意点があります。怪しい販売店の特徴から、価格の妥当性まで、安全にバーバリーを購入するためのポイントを解説します。

怪しい販売店の特徴

偽物を販売する店舗には、いくつかの共通した特徴があります。まず、所在地が曖昧だったり、連絡先が不明確だったりする店舗は避けましょう。

また、商品説明に日本語の間違いが多い、商品写真が不鮮明である、返品・交換に関する記載が曖昧である、などの特徴も要注意です。

正規販売店以外で購入する場合は、店舗の評判や口コミを事前に調べることをおすすめします。特に、過去に偽物を販売していた履歴がある店舗は避けた方が安全でしょう。

価格で判断するポイント

バーバリーの正規品は高価であり、大幅な値下げが行われることは滅多にありません。定価の半額以下で販売されている場合は、偽物である可能性が非常に高いです。

ただし、中古品やアウトレット商品の場合は、ある程度の価格下落は自然です。しかし、それでも極端に安い価格は疑った方が良いでしょう。

「期間限定」「特別価格」「在庫処分」などの謳い文句で安く販売している場合も注意が必要です。本物であれば、そのような大幅な値下げは考えにくいからです。

安全な購入先の選び方

最も安全なのは、バーバリーの直営店や公式オンラインストアでの購入です。これらの店舗では、偽物が混入する可能性はありません。

デパートや正規取扱店での購入も安全です。これらの店舗は厳格な品質管理を行っており、偽物を販売するリスクはほとんどありません。

中古品を購入する場合は、信頼できる中古品専門店を選ぶことが重要です。査定技術が高く、偽物を適切に排除している店舗であれば、安心して購入できるでしょう。

まとめ

これまで解説してきた見分け方を活用すれば、偽物に騙される心配はありません。本物のバーバリーで、上質なファッションライフを楽しんでください。

バーバリーの真贋判定は、一つのポイントだけでなく、複数の要素を総合的に判断することが重要です。タグ、型番、ロゴ、素材、縫製、金具など、すべての要素をチェックしてください。

もし判断に迷った場合は、専門家に相談することをおすすめします。プロの査定士であれば、豊富な経験と知識をもとに、正確な真贋判定を行うことができます。

また、すでにお持ちのバーバリー商品の真贋に不安がある場合や、売却を検討している場合は、ぜひ一度「おたからや」で査定を受けてみてください。

本物であれば、その価値に見合った適正な評価を受けることができるでしょう。偽物の心配がなくなれば、安心してバーバリーの魅力を存分に楽しむことができます。

「おたからや」でのバーバリーの参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「バーバリー」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像	商品名	参考買取価格
	バーバリー トレンチコート ブラウン	68,000円
	バーバリー コート ベージュ レディース ウエストベルト	39,000円
	バーバリー ダッフルコート ピンク	38,000円
	バーバリー コート ブラック	32,000円
	バーバリー コート ベージュ レディース ウエストベルト	31,000円
	バーバリー コート ベージュ×ブラック	28,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

バーバリーは英国を代表する高級ブランドとして人気が高く、特にトレンチコートやノバチェック柄アイテムは市場でも安定した需要があります。査定額に最も大きく影響するのは「アイテムの状態」。未使用に近いほど高額査定につながります。

次に重視されるのが「型番やデザインの新しさ」。現行モデルや限定品は価格が伸びやすい傾向にあるといえるでしょう。その他にも、購入時の付属品の有無（箱・タグ・保証書など）や、販売店の買取方針、シーズン需要によっても価格が変動します。

総じて、保存状態と市場の動向が鍵となります。

• おたからや査定員のコメント

バーバリーバッグの買取なら「おたからや」

バーバリーバッグは、モデルや年代によって買取価格が大きく変わります。現行のTBロゴシリーズや人気のヴィンテージモデル、日本限定のブラックレーベルまで、それぞれ高い需要があるアイテムです。「おたからや」では市場相場を正確に把握し、モデルごとの人気や希少性を丁寧に査定しています。

多少のキズや使用感があるバッグでも査定可能です。「古いから売れないかも」と迷っている方も、安心してご利用いただけます。箱や保存袋がなくても買取は可能ですので、付属品が不足していても心配は不要です。

また、自宅での出張買取やオンライン査定にも対応しており、店舗へ出向かなくても査定が受けられます。全国約1,450店舗の実績と、世界44カ国との豊富な取引ネットワークを活かし、常に高価買取を実現しています。まずはお気軽にご相談ください。

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