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「ダイヤモンドの1カラットって、実際どのくらいの大きさなの?」「カラット数が大きければ価値も高くなるの?」と疑問をお持ちの方は多いかもしれません。
ダイヤモンドのカラットは重さを示す単位であり、1カラット=0.2グラムと国際的に定められています。しかしカラット数だけでダイヤモンドの価値が決まるわけではありません。カット・カラー・クラリティを含めた「4C」のバランスが、輝きと価格を大きく左右するポイントです。
本記事では、ダイヤモンドのカラットに関する基礎知識から、サイズとの関係性、市場相場の仕組みまで詳しく解説します。購入・売却時に押さえておきたいポイントも、GIA資格を持つ鑑定士の知見を交えてお伝えします。納得のいくダイヤモンド選びにお役立てください。

Contents
- ダイヤモンドのカラットとは
- ダイヤモンドの価値基準の統一の歴史
- 「Carat」と「Karat」の違い
- カラットとサイズが一致しないケースも存在する
- カラット別ダイヤモンドの見た目とサイズ目安
- 世界で最も大きいダイヤモンドの記録
- カラットの推定値を自分で算出するには
- ダイヤモンドのカラット数を正確に測る方法
- カラット選定の要点と判断基準
- ダイヤモンドの価値はカラット以外にも基準がある
- 天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドのカラット価値の違い
- カラット価値と相場の要点
- 購入時のチェックと要点
- ダイヤモンドのカラットと保険・資産管理の考え方
- ダイヤモンドを高く売却する際のポイント
- ダイヤモンドのカラットに関するよくある質問
- Q. ダイヤモンドの1カラットは何グラムですか?
- Q. カラットが大きいほど価格は高くなりますか?
- Q. 1カラットのダイヤモンドの直径はどのくらいですか?
- Q. カラットとサイズ(大きさ)は同じ意味ですか?
- Q. 0.9カラットと1カラットの見た目の違いはわかりますか?
- Q. ダイヤモンドのカラットはどこで確認できますか?
- Q. カラット数を自分で測ることはできますか?
- Q. 複数のダイヤモンドがついたジュエリーのカラット表記はどう読みますか?
- Q. エンゲージリングに人気のカラット数はどのくらいですか?
- Q. カラット数が同じでも価格が違うのはなぜですか?
- Q. ダイヤモンドのカラットは経年で変化しますか?
- Q. カラットと「キャラット(Karat)」は同じですか?
- Q. 買取価格はカラット数に比例しますか?
- Q. ラボグロウンダイヤモンドのカラットも同じ基準ですか?
- Q. カラット数の「丸め」とは何ですか?
- Q. カラット数が大きいダイヤモンドを選ぶデメリットはありますか?
- Q. カラット数が小さいダイヤモンドは価値がないですか?
- Q. 海外で購入したダイヤモンドのカラット表記は日本と同じですか?
- Q. ダイヤモンドのカラットと婚約指輪の予算の目安は?
- Q. 売却時にカラット数を証明するにはどうすればよいですか?
- まとめ
- 「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格
- 「ダイヤモンド」の買取なら「おたからや」
ダイヤモンドのカラットとは

カラットはダイヤモンドの重量を示す国際単位で、1カラットは0.2グラムに相当します。しばしば”大きさ”と混同されがちですが、本質は重さであり、見た目のサイズはカット比率や直径との関係で決まる点に注意が必要です。また100ポイント=1カラットという分割が用いられ、市場では0.01カラット単位で比較されます。
一方で、重さのみを追うと満足度が下がる場合もあるため注意が必要です。透明感や研磨精度が低ければ、大粒でも輝きが伸びません。カラットは”量的”基準で客観性が高い反面、カラー・クラリティ・カットとの調和を見て総合判断する姿勢が求められます。重さと美観の最適点を探ることが、後悔の少ない選択につながります。
参考:GIA
ダイヤモンドの価値を決める要素や種類については、以下の記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・ダイヤモンドの種類と価値を徹底解説!カラットやカラーでどう変わる?買取相場や高く売るコツも紹介
ダイヤモンドの価値基準の統一の歴史

ダイヤモンドの1カラット=0.2グラムという重量基準は1907年に国際的に統一されました。一方でカラット以外の評価基準については、1973年にベルギーのHRD(Hoge Raad voor Diamant)が体系化を進めています。その後、ロンドン・ドイツ・北欧地域でもダイヤモンドの価値を選定する組織が増えていきました。
価値基準の統一化を迫られるようになりましたが、アメリカの組織であるGIAがダイヤモンドの基準である4Cを明確に定め、以降は4Cが基準として使われるようになりました。その基準の一つとして組み込まれているのが、1カラット=0.2グラムという定義です。
4Cによってダイヤモンドの価値は決められています。近年では人工的にダイヤモンドを作ることができるようになりましたが、買取に出す際は宝石鑑定士が専門機器を用いて丁寧に鑑定してくれます。そのため、人工か天然であるかを見分けてもらうことが可能です。また、ダイヤモンドの価値は円高・円安にも影響されます。しかし将来的にもダイヤモンドの品質は変わらないため、長く使い続けることが可能です。
参考:GIA
「Carat」と「Karat」の違い

宝石売買やジュエリーのスペック表には「カラット」と「K」が並びますが、両者は“重さ“と“純度“というまったく別の情報です。
本節ではまず宝石重量を測るCarat、次に金の品位を示すKaratの意味と読み解き方を整理します。どちらも日本語では「カラット」と読むため混同されやすいですが、示す情報はまったく異なるので注意が必要です。購入時や査定時に誤解を招かないためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。これを押さえておけば、表示を見ただけで宝石の質量と金素材の純度を正しく判断できます。後々のトラブルを未然に防ぐことにもつながります。
Carat(カラット)は宝石重量を示す国際基準
Carat は1カラット=0.2グラムと定義される宝石専用の質量単位です。100分の1カラット(0.002g)単位まで計量するのが現代の業界標準となっています。ダイヤモンドなど希少石は重くなるほど希少性が急上昇します。そのため価格はカラットが2倍でも単純に2倍ではなく、指数関数的に高騰するのが一般的です。
ジュエリー表示では単石重量を1.05カラットのように刻印し、複数石の合計は1.50tcw(total carat weight)と書かれます。センターストーンの大きさと合計重量を混同しないことが大切です。特にパヴェリングやペアピアスは総重量表示だけでは石のサイズ感がわかりにくいため注意が必要です。購入時は内訳とデザインを必ずチェックしてください。
参考:国際度量衡局(BIPM)
Karat(K)は24分率で金の純度を示す単位
Karat は24分率で金含有量を表す指標です。24K=純金、18K=金75%、14K=金58.5%という具合に計算されるのが基本です。刻印はK18や18KTのように打たれ、数字が大きいほど金の割合が高く価値も上昇します。ただし純金に近づくほど金属としては軟らかく傷が付きやすくなるのが特徴です。そのため日常使いのジュエリーには適度に合金を加えた18Kが主流となっています。
合金に混ぜる銀や銅、パラジウムの配合比率でイエローゴールド・ピンクゴールド・ホワイトゴールドなどの色味と硬度が変化するのも特徴です。そのため同じ18Kでも見た目や価格、耐久性が異なります。資産性を重視するなら24Kインゴット(金の延べ棒)やコイン、アクセサリーとしての実用性を取るなら18Kジュエリーを選ぶなど、目的に応じて最適なKaratを選択してください。
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- おたからや査定員のコメント
カラットは0.2グラム換算で宝石単石の質量を示し、増加に伴い価値は指数的に高騰します。対してKは24分率で金含有量を示し、18Kは実用硬度と資産性の均衡点です。同じ数字でも示す対象が異なるため刻印を正しく読み分けてください。パヴェは総カラットと石サイズの内訳を確認し、Kは配合金属による色調・耐摩耗性も踏まえて選択すると満足度が高まります。

カラットとサイズが一致しないケースも存在する

カラットは「重さ」、サイズは「見た目」の直径を示すため必ずしも一致しません。比重が高いルビーは同じ1カラットでもダイヤより小さく見え、逆に比重が小さいトパーズは大きく映る傾向にあります。さらに研磨品質が悪い石はガードル下に余分な厚みを残すことがあるため注意が必要です。1.2カラットあっても理想的にカットされた1カラットと直径が同等というケースもあります。
研磨品質の低いダイヤモンドは余分な厚みに対しても費用がかかってしまいます。購入時はカラット数だけでなく、カット評価と直径のミリ数を確認してください。1カラットの節目では価格が大きく跳ね上がるため、0.9カラット台との比較も含めて検討すると費用対効果が高まるでしょう。総合的に見極める目を養うことが損失防止につながります。
ダイヤモンドのサイズ感と買取価格の関係については、以下の記事も参考にしてください。
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・ダイヤモンド0.2カラットの値段相場とサイズ感とは?買取価格や売却のコツも徹底解説
カラット別ダイヤモンドの見た目とサイズ目安

ダイヤモンドのカラット数ごとに、見た目の直径や印象がどのように変わるかを把握しておくと、購入時の比較検討がスムーズになります。ラウンドブリリアントカットの場合、カラット数と直径には一定の相関がありますが、カットのプロポーションによって見え方に差が生じる点も覚えておきましょう。
0.1カラット〜0.5カラットのダイヤモンドの特徴
0.1カラットのダイヤモンドは直径約3.0mm、0.3カラットで約4.3mm、0.5カラットで約5.2mmが標準的なサイズとなっています。0.3カラット前後はエンゲージリングの定番サイズとして人気があり、日常使いにも馴染みやすい控えめな存在感が魅力です。
0.5カラットになると存在感がぐっと高まり、指元で十分な輝きを放ちます。価格帯も0.3カラットと0.5カラットでは大きく異なるため、予算と装着シーンを照らし合わせて検討してください。爪の高さやセッティング方法によって見た目の印象が変わるため、試着での確認がおすすめです。
0.7カラット〜1カラットのダイヤモンドの特徴
0.7カラットのダイヤモンドは直径約5.7mm、1カラットで約6.5mmが目安です。0.7カラットは1カラット未満でありながら存在感があり、価格を抑えつつ華やかさを求める方に選ばれやすいサイズとなっています。
1カラットはダイヤモンド市場における代表的な節目サイズです。需要が集中するため価格が跳ね上がりやすい傾向にあります。0.9カラット台と1カラットでは見た目の差がわずかでも、価格差が10〜20%生じるケースもあります。見た目重視なら0.9カラット台を選び、資産性やステータスを重視するなら1カラット超を検討するとよいでしょう。
1カラットダイヤモンドの具体的なサイズや購入時のポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。
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・1カラットのダイヤモンドはどのくらい大きい?サイズ感・価格相場・選び方を徹底解説
1.5カラット〜2カラット以上のダイヤモンドの特徴
1.5カラットのダイヤモンドは直径約7.4mm、2カラットで約8.2mmに達します。ここまでのサイズになると、カラーやクラリティの影響が視覚的にも顕著です。わずかな黄味や内包物であるインクルージョンが目立ちやすくなるため、4Cのバランスを慎重に見極める必要があります。
2カラット以上のダイヤモンドは希少性が格段に高まり、オークション市場でも高値で取引される傾向にあります。購入時は必ずGIAやCGL(中央宝石研究所)など信頼できる機関の鑑定書を確認し、プロポーションや蛍光性(紫外線を当てた際に発する光の強さ)のグレードまでチェックしてください。
世界で最も大きいダイヤモンドの記録

地球上で記録されたダイヤモンドの”最大”には、採掘直後の原石重量と研磨後の完成石サイズという二つの指標があります。
ここではそれぞれの頂点に立ち、宝石史を塗り替えた伝説的な「カリナン」と「ザ・ゴールデンジュビリー」を取り上げ、その物語と現在の所在を解説します。どちらも南アフリカ・カリナン鉱山で発見された奇跡の原石が出発点です。
世界最大原石「カリナン」の驚異的スケール
1905年にカリナン鉱山で掘り出された原石「カリナン」は、3106.75カラット(約621グラム)という前人未到の重量を誇ります。大人の拳ほどの塊は当時のトランスヴァール政府を経て英国王エドワード7世に献上され、アムステルダムの名門アッシャー社が数か月を費やして分割作業を敢行しました。
特殊鋼で作った刃が折れるほどの硬度を示した末、9個のメジャーストーンと96個のメレにカットされました。最大の「カリナンⅠ」は530.2カラットで王笏(おうしゃく)に、続く「カリナンⅡ」は317.4カラットで王冠にセットされ、現在もロンドン塔で公開中です。
参考:ロンドン塔公式サイト
研磨後最大石「ザ・ゴールデンジュビリー」の誕生秘話
カリナンから80年後の1985年、同鉱山で755.5カラットの原石が発見されました。研磨を担当したのは名工ギャビル・トゥルコウスキーです。試行錯誤の末に完成したファンシーイエローブラウンの「ザ・ゴールデンジュビリー」は545.67カラットとなり、カリナンⅠを凌いで研磨後世界一の大きさを獲得しました。
1997年、タイ王国政府と宝石商がラーマ9世プミポン国王の即位50周年記念に献上しました。現在は王室コレクションとして厳重に保管されています。無色透明のカリナンに比べ知名度は高くないものの、その希少性と歴史的価値は専門家の間で高く評価され続けています。
カラットの推定値を自分で算出するには

ダイヤモンドをはじめとする宝石は、裸石でもジュエリーに留めた状態でも“深さ・直径“などの寸法を測れば概算カラットを割り出せます。
以下ではまず最も流通量の多いラウンドブリリアントの計算式を紹介し、続いてオーバルやハートなど形状ごとに異なる係数を使った応用式をまとめます。
ラウンドブリリアントのカラットを求める基本式
ラウンド・ブリリアントの場合は「 深さ × 直径 × 直径 × 0.0061 = カラット 」が定番です。ガードル径とテーブル径の平均を直径に採用し、ノギスやデジタルスケールで0.01mm単位まで測定すれば、誤差を5% 前後に抑えた推定値が得られます。
ルースではなくリングやペンダントに石が留まっていて深さが測れないときは、「 直径³ × 0.00365 = カラット 」という簡易式が便利です。セッティングの影響で若干のズレが出るものの、0.1 カラット の範囲で把握できるため、鑑定書が手元にない旧ジュエリーの重量確認や、複数石の合計カラットをざっくり計算したい場面で役立ちます。
カットが変われば係数も変わる──オーバル・ハートなどの応用式
丸以外のファンシーシェイプは体積効率が異なるため、係数を置き換えて計算します。たとえばオーバルは「 平均直径² × 深さ × 0.0062 」、ハートは「 長さ × 幅 × 深さ × 0.0059 」、エメラルドやバゲットは「 長さ × 幅 × 深さ × 0.0061 」が目安です。トライアングルやプリンセスなどテーブルが広い石は重量補正(表面積に応じて0.8〜1.2を乗算)をかけると精度が向上します。
実際にはカットプロポーションや厚みが石ごとに微妙に違うため、計算値はあくまで概算と捉え、売却や保険査定では専門家による秤量とグレーディングを受けることが重要です。それでも自宅で大まかな カラット を把握できれば、見積り金額の妥当性を判断するうえで大きな助けになります。
ダイヤモンドのカラット数を正確に測る方法

正確なカラット計測は、校正済みの高精度天秤と手順を備えた専門機関に委ねるのが基本です。四捨五入や桁の取り扱いは鑑定基準で厳密に定められ、表示は0.01カラット単位に統一されます。以下で代表的な鑑定機関での計測手順と、無償査定で確認する際の留意点を整理します。売買や保険に活用する場合の実務上の注意も解説し、具体的なチェックリストとしてまとめました。
専門鑑定機関での計測
GIA(米国宝石学会)や中央宝石研究所(CGL)などの鑑定機関では、ダイヤモンドを0.001カラット単位で計量し、規則に従って0.01カラットへ丸めて表示します。重量は価格に直結するため、測定環境の安定化と器差管理が徹底されており、丸めは千分位の”9″のみ切り上げる厳格方式が採用されています。
国内ではCGLがオンラインでレポート照会サービスを提供しています。なお、かつて主要機関だったAGTジェムラボラトリー(旧:全国宝石学協会)は2025年3月末で廃業が公表されました。依頼先を検討する際は、現行の受付状況と照会体制を事前に確認してください。報告の入手経路と再発行可否も合わせて確認すると安心です。
無料で確かめたいときには
費用を抑えて確認したい場合、宝石専門の買取店や小売店の無償査定を活用できます。ただし店頭計測は簡易確認に留まることが多く、鑑定書に記載される正式値とは扱いが異なる点に注意が必要です。売買や保険の根拠に用いるなら、公的に信頼される鑑定機関のレポートを取得してください。査定側の計測器の校正状況も確認しておくと安心です。
買取店でダイヤモンドの査定を受ける際は、鑑定書番号の有無・測定桁数・丸め規則の説明・査定結果の書面化・写真と重量の記録範囲を事前に確認してください。そのうえで複数先で同条件の結果を突き合わせ、判断の一貫性を確かめると安心です。無料査定後に売買を急がず、内容の整合を再確認し、必要なら正式鑑定へ進みます。
カラット選定の要点と判断基準
カラットは見映えと価格を同時に動かす指標です。重さだけで決めると満足度が下がりやすいため、用途と装着環境、予算の節目、デザインとプロポーション、4Cのバランスという四つの軸で比較することが大切です。
ここからは各観点を具体化し、店頭で迷わない判断手順に落とし込みます。試着と写真記録を併用し、数値と体感のズレも補正します。
用途と装着環境の確認
指輪は日常の動作で衣類に触れやすく、極端に大きい石は引っかかりや重さが気になることもあるため注意が必要です。普段使いなら控えめなサイズが扱いやすく、座の高さや爪形状を低くすると快適性が上がるでしょう。ペンダントは衣類との干渉が少ないため、相対的に大きめでも取り入れやすい傾向です。指の可動や手の甲の骨格も印象を左右するため、サイズだけでなく重心位置の安定感を確認してください。
ピアスは左右で視覚効果が合算され、片耳0.3カラットでも両耳で0.6カラット相当の存在感になります。通勤・家事・スポーツなど生活動線を想定し、着脱の頻度と保管環境も含めて検討してください。試着では重心と袖口の干渉、手の可動域を確認し、違和感がないサイズへ寄せることが大切です。保管時は個別ポーチで擦れを避け、家事や運動の前には外す習慣を身につけると安心です。
予算と価格帯の境目
ダイヤの価格は重さに単純比例せず、需要の厚い“節目“で単価が跳ねやすい特性があります。1.00カラットや0.50カラットは人気の基準点で、同品質なら0.99カラットや0.90カラットに比べて価格差が生じやすい傾向です。視覚差が小さい場面では“少し下を買う“と予算効率が高まります。
同等条件なら価格は重量上昇とともに逓増するため、合計額の上限から逆算し候補を圧縮してください。節目直下のサイズを優先し、余剰をカット評価へ振ると満足度が伸びやすくなります。相場の比較は”価格/カラット”と総額の両軸で行い、値付け根拠の説明も確認することが大切です。
デザインとプロポーション
同じカラットでも直径や高さはプロポーションで変わり、見た目の大きさは一定ではありません。目安としてラウンドは0.5カラットで約5.2mm、1カラットで約6.5mmとなっています。枠との相性も印象を左右し、低い座や細身の腕は石を大きく見せる効果があります。視認性はテーブル面の明るさとコントラストで印象が変わり、写真より実見の差が大きく出る点に注意が必要です。
爪留めは光を取り込みやすい一方で引っかかりやすく、ベゼル留めは保護性に優れています。鏡と自然光で角度を変えて観察し、縁の暗落ちや反射のムラを確認してください。手の大きさや肌色とのコントラストも踏まえ、装着写真で客観視すると判断が安定します。仕上げの研磨・対称性も注視し、歪みや欠けがないかをルーペで確認することが大切です。必要に応じて第三者の意見を挟み、見落としを減らしてください。
ダイヤモンドの価値はカラット以外にも基準がある

同じ重さでも価格差が生まれるダイヤモンドの世界では、カラットはあくまでも指標の一つに過ぎません。輝き・色合い・透明度・カット精度といった複数要素の掛け合わせで総合評価が決まり、鑑定書に記載される4Cが市場価格や資産性を大きく左右します。
そこでまずは無色石とカラーダイヤモンド、それぞれの評価基準と選び方を整理します。
ダイヤモンドの価値基準
4CはCarat(重量)Cut(研磨)Color(色)Clarity(透明度)の頭文字を取ったものです。Clarityはインクルージョンや表面傷の位置・大きさ・種類を十段階で評価し、ColorはD(無色)からZ(淡黄色)まで二十三段階で判定されます。
Cutは唯一人の技術が反映される項目で、プロポーション、シンメトリー、そしてポリッシュを総合してExcellentからPoorまで五段階に分かれ、輝き方や直径サイズの見え方を左右します。この4項目を総合したグレーディングが鑑定書に記載され、買取価格や再販価値に直結するため、購入時は数字だけでなく4Cのバランスを必ず確認してください。
カラーダイヤモンドの評価基準とは
ファンシーカラーと呼ばれる色石は、存在そのものが希少なため評価軸が大きく異なります。最重視されるのは色相(Hue)・彩度(Saturation)・濃度(Tone)の3要素であり、ピンク・ブルー・レッドなど希少色ほどプレミアが付与される傾向です。
特にレッドは市場流通量が極端に少なく、取引はオークションが中心となっています。カラットやクラリティも価格に影響しますが、色の深さと均一性が決定的であり、わずかな濁りや色ムラでも評価が変わる点に注意が必要です。そのため購入時はGIAなど第三者機関のカラーグレード表記と由来を示すレポートを必ず確認し、天然か処理石かを見極めることが高額購入・売却のリスクを避ける鍵になります。
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドのカラット価値の違い

ラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)の流通量が増えたことで、天然ダイヤモンドとの価格差や資産価値の違いが注目されています。カラット数が同じでも、天然石とラボグロウンダイヤモンドでは市場評価が大きく異なるため、購入目的に応じて選択基準を明確にしておくことが大切です。
天然ダイヤモンドのカラット価値と資産性
天然ダイヤモンドは数十億年かけて地中深くで生成された希少な鉱物であり、採掘量には限りがあります。1カラット以上の高品質な天然ダイヤモンドは年々産出量が減少傾向にあり、長期的な資産価値を維持しやすいとされる点が特徴です。
天然ダイヤモンドの買取市場では、GIAやCGLの鑑定書付きで4Cのグレードが高い石ほど査定額が安定する傾向にあります。売却を視野に入れる場合は、購入時から鑑定書と付属品を保管し、購入の経緯を証明できる状態を維持しておくことが大切です。
ラボグロウンダイヤモンドのカラット価格と特性
ラボグロウンダイヤモンドは人工的に生成されるため、天然ダイヤモンドと比較して同カラット・同グレードでも価格が30〜70%程度安価になる傾向があります。化学的・物理的には天然石と同一であり、見た目で区別することは困難となっています。
一方で、ラボグロウンダイヤモンドは供給量に上限がなく、中古市場での買取価格は天然石ほど高くありません。ジュエリーとして楽しむことが主目的であればコストパフォーマンスに優れた選択となりますが、将来的な売却益を期待する場合は天然ダイヤモンドを選ぶ方が無難といえます。購入前に店舗で天然か合成かの説明を受け、鑑定書の表記を必ず確認してください。
カラット価値と相場の要点

価格はカラットと4Cの組み合わせ、枠や付属の条件、需要と為替の環境で決まります。価格形成の構造、閾値の活用、為替リスクの考え方を整理し、価格/カラットと総額の両軸で検討する材料として把握していきます。
価格逓増の仕組み
同等品質なら重さの増加に伴い価格/カラットが上昇し、人気の節目で一段と伸びる傾向です。代表例は1.00カラットで、0.95カラットと比べて見た目差が小さくても価格差が拡大する傾向にあります。このため、重量と単価の両面から最適点を探す発想が重要となります。
買い手は0.9カラット台を含めて比較という選択肢を持ち、売り手は正確な重量表示で節目超を明確化してください。同条件比較のためには鑑定書の重量と丸め規則を確認することが大切です。サイズ至上ではなく、価格/カラットと視覚満足のバランスを数値で点検しましょう。
4Cとブランドの相乗効果
カラーやクラリティ、カットの水準が総合評価を押し上げ、同じカラットでも印象と価格が変わります。輝きの強い石は直径が僅差でも存在感が増し、満足度を底上げする効果があります。枠や付属証明の有無も市場評価に影響を与える要因の一つです。
購入時は4Cのバランスと枠込みの総額で比較し、売却時は鑑定書・保証書を揃えて強みを可視化してください。評価の根拠や再販ルートの説明が明確な店舗を選ぶと、価格のブレを抑えられます。ブランド名に過度に依存せず、実物の輝きと条件の透明性を優先することが大切です。
カラット閾値と価格帯の工夫
1.00カラットや1.50カラットなどの“魔法のサイズ“は需要が厚く、価格/カラットが跳ねやすい領域です。見た目差が小さい場合は0.95カラットや0.90カラットなど閾値直下を検討すると費用対効果が高まります。一方で売却時は“節目超“の表示が強みになるため、重量表記の正確性が重要となります。
比較の際は直径やテーブル径も併記し、サイズ感を数字と実見で照合してください。同品質であれば総額と価格/カラットの両面で交渉余地を探れます。節目周辺は在庫と需要で変動が大きいため、複数先で最新相場を確認することをおすすめします。
市場動向と為替リスク管理
国内価格は輸入比率が高いことから為替の影響を受け、円安局面では円建て価格が上振れしやすくなります。輸入価格への波及は時期や品目で差がありますが、足元の為替環境を確認する姿勢が有効です。短期の騰落に追随せず、購入と支払いのタイミングを分散するとリスクを抑えられます。
売却では海外需要の強い時期や販路を選ぶと提示額のブレを抑えられます。相見積もりで在庫状況と為替前提を比較し、条件の根拠を確認してください。輸送や保険の条件も合わせて点検し、トータルで最適化することが重要です。
購入時のチェックと要点

購入判断はカラット単独ではなく、鑑定書の信頼性、4Cの整合、枠との適合、日常の扱いやすさ、保証とメンテ体制を一体で検証します。
以下で確認手順を整理し、店頭で迷わず比較できるようにしていきましょう。比較軸を統一し、記録を残すと判断が再現できます。
鑑定書確認のポイント
鑑定書を確認する際は発行元がGIAやCGLなど信頼できる機関であるかを確認してください。ルースはレーザー刻印IDとレポート番号の一致を照合し、枠留め品は外さずに確認できる方法を店舗に相談します。等級だけでなくコメント欄、蛍光性、プロポーション表を読み、丸め規則と表記桁も把握することが大切です。
中古は発行年や再鑑の有無を確認し、古い基準での表記差に注意してください。付属冊子やQR照会の可否、画像データの有無も保全します。複数石を比較する際はレポートの見出し項目を同順でメモ化し、条件の読み落としを防ぐことが重要です。必要に応じて第三者の意見を挟み、見落としを減らしてください。
総合品質の確認
同じカラットでも、カラーやクラリティ、カットの組み合わせで印象と価格が大きく変わります。カットは明るさやキラメキに直結し、サイズ感にも影響する重要な要素です。カラーは肌色との相性も考え、許容できる閾値を先に決めると選別が安定します。
クラリティは位置と種類が重要で、テーブル付近の黒点やフェザーは視認性に影響します。等級表の数値より、実見での気になり方を軸にしてください。全体の予算配分を決め、サイズを僅かに抑えて品質を上げる案も併せて検討することをおすすめします。必要に応じて第三者の意見を挟み、見落としを減らしてください。
視覚検証とカットのチェック
ダイヤモンドの輝きを比較する際は、複数の光源で観察することで、カットの良し悪しを見極められます。以下のチェックポイントを参考に、店頭で実際に確認してください。
| チェック項目 | 確認方法 | 良好な状態の目安 |
| テーブル面の明るさ | 正面から自然光で観察 | 白く均一に輝く |
| 矢羽根パターン | ルーペで上から確認 | 8本の矢羽根が対称に見える |
| 縁の暗落ち(ダークリング) | 斜めから光を当てて観察 | ガードル周辺に暗い輪がない |
| ファイア(虹色の分散光) | スポット光で観察 | 動かすと虹色が散る |
| シンチレーション(キラメキ) | 石を動かしながら観察 | 細かい光が連続して瞬く |
カット評価はExcellentまたはIdealを基準とし、対称性(Symmetry)と研磨(Polish)もExcellent以上を目指すと満足度が高まります。写真だけで判断せず、実物を手に取って複数の角度から輝きを確認してください。
枠設計と実用性の適合
爪留めは光取り込みに優れますが、座が高すぎると引っかかりが増える点に注意が必要です。ベゼル留めは保護性が高く日常使い向きですが、縁が太いと小さく見える場合があります。腕の幅や厚み、手の大きさ、着用する指とのバランスも確認しましょう。
高さを抑えたセッティングや低い爪形状は衣類への干渉を減らします。リングのサイズ調整幅、バックルやチェーンの取り回しも使い勝手に直結するため、事前にチェックしてください。長袖や手袋を使う季節の使用感まで想定すると、後悔の少ない選択になります。必要に応じて第三者の意見を挟み、見落としを減らすことも大切です。
ダイヤモンドのカラットと保険・資産管理の考え方

ダイヤモンドは高額資産であるため、盗難・紛失・破損に備えた保険加入と資産管理の体制を整えておくと安心です。保険評価額はカラット数と4Cグレードをもとに算出されるため、購入時の鑑定書と領収書を必ず保管してください。
動産総合保険や宝石専用保険に加入する場合、保険会社が指定する鑑定機関で再評価を求められることがあります。評価額は市場相場に連動して変動するため、3〜5年ごとに再査定を受け、補償額が実勢価格と乖離しないようメンテナンスすることをおすすめします。自宅保管の場合は耐火金庫の使用や、銀行の貸金庫を活用する方法も検討してください。
万が一の際にスムーズな補償手続きを進めるため、ダイヤモンドの写真・鑑定書のコピー・購入証明をデジタルデータでもバックアップしておくことをおすすめします。
ダイヤモンドを高く売却する際のポイント

売却ではカラット数と4Cを正確に提示し、鑑定書と付属を整えたうえで複数社に同条件で査定を依頼します。販路の違いと為替環境を比較し、軽いクリーニングと明瞭な写真で第一印象を整えることが大切です。記録を残し、条件の説明を再現可能にします。
付属準備とクリーニング
鑑定書、購入証明、保証書、箱、替えコマや付属パーツをひとまとめにし、番号や日付の整合を確認してください。欠品がある場合は事前に申告し、査定条件の前提を揃えます。購入時の写真や整備記録は説明の再現性を高める効果があります。
ダイヤモンドの洗浄は中性洗剤を薄めたぬるま湯に浸し、柔らかいブラシで汚れを落とした後、糸くずの出ない布で水分を丁寧に拭き取ってください。超音波は枠や接着の有無でリスクが異なるため、判断に迷う場合は店頭で相談することをおすすめします。仕上げに指紋や皮脂をクロスで落としてから事前査定用に撮影すると、 写真でも透明感が伝わりやすくなります。必要に応じて第三者の意見を挟み、見落としを減らしてください。
専門鑑定士への持ち込み
宝石専門の鑑定士が在籍する店舗は4C評価と販路理解が深く、希少性を価格に反映しやすい傾向があります。1カラット超や高グレード個体は専門店のほうが強みを把握している場合が多いです。査定票に評価根拠と減点理由を明記してもらってください。
石単体の価格と枠・デザインの市場性を分けて説明してもらい、再販ルートの具体性を確認してください。提示額が突出して高い場合は、後出し減額の有無も尋ねることが大切です。即決せず比較の時間を設けると、判断の質が安定します。一人の鑑定士だけでなく、複数の専門家の見解を聞くことで、適正価格を見極めやすくなります。
相見積もりと販路の比較
最低でも2〜3社で相見積もりを取り、鑑定書の数値と状態写真を共通資料として提示してください。国内店頭、海外卸、オークションなど販路の強みが異なるため、得意領域の違いを把握することが重要です。入金スピードや手数料、枠外し費用の扱いも書面で比較します。
ダイヤモンドの買取見積もりを比較する際は、見積有効期限・キャンセル条件・返却の可否・配送保険の補償上限を各店舗に確認してください。在庫回転の公開有無や直近成約の提示は信頼性の目安になります。同条件のまま複数先で“根拠の一貫性“を照合すると、提示額のブレを抑えられます。
なお、確かな査定力と豊富な販路で比較検討したい方は、ぜひ「おたからや」へご相談ください。GIA資格を持つ鑑定士が在籍し、国内外の販売ネットワークを活かして最新相場を即時に反映した高価買取を実現します。査定・キャンセル料はすべて無料なので安心してご利用いただけます。
売却タイミングと為替意識
円安局面や需要期(ブライダルシーズン前など)は強気で臨みやすく、在庫薄なら提示が伸びます。反対に在庫過多や需要の谷は慎重姿勢が無難といえます。短期ニュースに過度反応せず、直近の落札例と在庫日数を併読してください。
為替や手数料、発送保険まで含めた純額で比較し、納得ラインを先に決めてお。期日を切って提案を集めると交渉が進みます。記録を残し、次回の取引に学びを還元す。必要に応じて第三者の意見を挟み、見落としを減らし。
為替レートがダイヤモンドの買取価格に与える影響は、抽象的に聞こえるかもしれません。しかし実際の買取店では、為替変動による価格差を具体的な数字で示しているケースがあります。同じ1.0カラットのダイヤモンドでも、為替レートが135円から155円に変動するだけで買取価格に5万円もの差が生じる場合があるのです。
ダイヤモンドの国際相場はドル建てで取引されるため、円安局面では円建ての買取価格が上昇しやすい傾向があります。
売却を検討している方は、為替動向にも注目しながら複数店舗で相見積もりを取り、最適なタイミングを見極めることが重要です。記事内で解説した通り、鑑定書や付属品を揃えたうえで、為替環境も考慮に入れた売却戦略を立てることが重要です。
ダイヤモンドのカラットに関するよくある質問
ダイヤモンドのカラットについて、購入前や売却前に多くの方が疑問に感じるポイントをQ&A形式でまとめました。基本的な知識から専門的な内容まで網羅していますので、気になる項目からご確認ください。
Q. ダイヤモンドの1カラットは何グラムですか?
A.
ダイヤモンドの1カラットは0.2グラムに相当します。この基準は1907年に国際的に統一され、現在も世界共通の宝石重量単位として使用されている点が特徴です。
1カラットはさらに100ポイントに分割され、0.01カラット単位で取引されます。たとえば0.50カラットは50ポイント、0.25カラットは25ポイントと表記されることもあるため覚えておくとよいでしょう。鑑定書では小数点第2位まで記載されるため、購入時は正確なカラット数を確認してください。
Q. カラットが大きいほど価格は高くなりますか?
A.
カラット数が増えるとダイヤモンドの価格は上昇しますが、単純な比例関係ではありません。希少性の高い大粒ダイヤモンドは指数関数的に価格が跳ね上がる傾向にあります。
たとえば同じ品質であれば、0.5カラットのダイヤモンド2個の合計価格よりも、1カラットのダイヤモンド1個の方が高額になります。1カラット、1.5カラット、2カラットなど「節目」となるサイズは需要が集中するため、価格/カラットの単価も上昇しやすい点を覚えておきましょう。
Q. 1カラットのダイヤモンドの直径はどのくらいですか?
A.
ラウンドブリリアントカットの1カラットダイヤモンドは、直径約6.5mmが標準的なサイズです。ただしカットのプロポーションによって直径は変動する点に注意が必要です。
深さを抑えて直径を広げたカットは大きく見えますが、輝きが損なわれる場合があります。逆に深すぎるカットは直径が小さくなり、見た目のサイズ感が落ちる傾向にあります。購入時はカラット数だけでなく、直径のミリ数とカット評価を併せて確認してください。
Q. カラットとサイズ(大きさ)は同じ意味ですか?
A.
カラットは「重さ」を示す単位であり、「見た目の大きさ」とは異なります。ダイヤモンドの見た目のサイズは直径やテーブル面の広さで決まり、カットのプロポーションに左右される点を理解しておくことが大切です。
たとえば同じ1カラットでも、浅いカットのダイヤモンドは直径が大きく見え、深いカットのダイヤモンドは小さく見える傾向にあります。また宝石の種類によって比重が異なるため、ルビーやサファイアなど比重の高い石は同カラットでもダイヤモンドより小さく見えます。
Q. 0.9カラットと1カラットの見た目の違いはわかりますか?
A.
0.9カラットと1カラットのダイヤモンドを並べた場合、直径の差は約0.2〜0.3mm程度であり、肉眼で明確に区別することは困難といえます。
しかし「1カラット」という節目サイズは需要が集中するため価格差が大きく開くケースが多く、見た目重視であれば0.9カラット台を選ぶことでコストパフォーマンスが向上します。一方で「1カラット」というステータスや将来的な資産価値を重視するなら、節目サイズを選ぶメリットがあるでしょう。
Q. ダイヤモンドのカラットはどこで確認できますか?
A.
ダイヤモンドのカラット数は、GIAやCGLなど信頼できる鑑定機関が発行する鑑定書(グレーディングレポート)に記載されています。枠に留められていないルースダイヤモンドの場合、石の側面にあたるガードル部分にレーザー刻印された鑑定番号と照合することで正確性を確認できる仕組みです。
鑑定書がない場合でも、専門の買取店や宝石店で簡易査定を受けることが可能です。ただし正式な取引や保険申請には公的機関の鑑定書が必要となるため、高額なダイヤモンドは正式な鑑定の取得をおすすめします。
Q. カラット数を自分で測ることはできますか?
A.
ダイヤモンドの直径と深さを測定すれば、概算のカラット数を計算することが可能です。ラウンドブリリアントカットの場合、「深さ×直径×直径×0.0061」の計算式でおおよそのカラット数を割り出せる仕組みとなっています。
ただし自宅での測定は誤差が生じやすく、正確な重量を把握するには0.001グラム単位まで計測できる精密天秤が必要となります。売買や査定で使用する正式なカラット数は、鑑定機関での計測値を基準としてください。
Q. 複数のダイヤモンドがついたジュエリーのカラット表記はどう読みますか?
A.
複数のダイヤモンドがセットされたジュエリーでは、「total carat weight(tcw)」として合計カラット数が表記されることがあります。たとえば「1.50tcw」と記載されている場合、すべての石を合わせた重量が1.50カラットであることを意味するのです。
センターストーンと脇石(メレダイヤ)の内訳は別途確認する必要があります。センターストーンが0.5カラットで脇石が合計1.0カラットという構成もあり得るため、購入前に石の内訳とサイズを店舗スタッフに確認することが大切です。
Q. エンゲージリングに人気のカラット数はどのくらいですか?
A.
日本のエンゲージリング市場では、0.2〜0.3カラット未満が最も多く選ばれており(33.6%)、次いで0.3〜0.4カラット未満(25.0%)が人気です。0.3カラット前後は日常使いしやすいサイズ感と価格帯のバランスがよく、幅広い世代から支持されています。
海外では0.5〜1カラット以上を選ぶケースが多く、文化や予算によって人気サイズは異なるのが特徴です。指の大きさや生活スタイルに合わせて、試着しながら最適なカラット数を選ぶことをおすすめします。
Q. カラット数が同じでも価格が違うのはなぜですか?
A.
ダイヤモンドの価格はカラット数だけでなく、カット・カラー・クラリティの4Cすべてで決まるのが特徴です。同じ1カラットでも、Dカラー・IF・Excellentカットの石と、Jカラー・SI2・Goodカットの石では価格が数倍異なることもあります。
さらに蛍光性や研磨の対称性、ブランドや産地の来歴も価格に影響を与えます。カラット数だけで比較せず、鑑定書の全項目を確認して総合的に判断してください。
Q. ダイヤモンドのカラットは経年で変化しますか?
A.
ダイヤモンドのカラット数(重量)は経年で変化しません。ダイヤモンドは自然界で最も硬い鉱物であり、通常の使用で摩耗することはほとんどないためです。
ただし強い衝撃を受けると欠けや割れが生じる可能性があり、再研磨を行うと重量が減少します。購入後も定期的にジュエリーの状態をチェックし、爪の緩みや傷がないか確認してください。
Q. カラットと「キャラット(Karat)」は同じですか?
A.
カラット(Carat/カラット)とキャラット(Karat/K)は異なる単位です。カラットは宝石の重量を示し、1カラット=0.2グラムと定義されている点を押さえておきましょう。
一方でキャラット(Karat)は金の純度を示す単位で、24Kが純金100%、18Kが金75%を意味します。ジュエリーの刻印を読む際は「カラット」と「K」を混同しないよう注意してください。
Q. 買取価格はカラット数に比例しますか?
A.
ダイヤモンドの買取価格はカラット数に比例するわけではなく、4Cの総合評価と市場相場によって決まります。1カラット未満の小粒ダイヤモンドは価格/カラットが低く、1カラット以上の大粒になると希少性が評価されて単価が上昇する傾向です。
買取査定では鑑定書の有無、枠の素材や状態、付属品の揃い具合も価格に影響します。複数の買取店で相見積もりを取り、査定根拠の説明を受けてから売却先を決めることをおすすめします。
Q. ラボグロウンダイヤモンドのカラットも同じ基準ですか?
A.
ラボグロウンダイヤモンド(合成ダイヤモンド)のカラット計測基準は天然ダイヤモンドと同一です。1カラット=0.2グラムで測定され、鑑定書にもカラット数が記載される仕組みとなっています。
ただし市場価値は天然ダイヤモンドと異なり、同カラット・同グレードでもラボグロウンダイヤモンドは30〜70%程度安価になる傾向があります。購入時は天然か合成かを鑑定書で確認し、目的に応じて選択することが大切です。
Q. カラット数の「丸め」とは何ですか?
A.
鑑定機関ではダイヤモンドを0.001カラット単位で計測した後、表示方法は機関によって異なります。GIA(米国宝石学会)では千分位が「9」の場合のみ切り上げ、それ以外は切り捨てて0.01カラット単位(小数点第2位まで)で表示する厳格な基準を採用しています。一方、日本のCGL(中央宝石研究所)では小数点第3位まで表記される点が特徴です。
たとえばGIAでは、0.998カラットは0.99カラットと表示され、0.999カラットは1.00カラットに切り上げられます。この丸め基準は価格に直結するため、鑑定書の表記ルールを理解しておくことをおすすめします。
Q. カラット数が大きいダイヤモンドを選ぶデメリットはありますか?
A.
カラット数が大きいダイヤモンドはサイズ感と存在感が増す反面、日常使いでは衣類への引っかかりや重さが気になることがあります。指輪の場合、座が高いデザインは特に注意が必要です。
また大粒になるほどカラーやクラリティの影響が視覚的に目立ちやすくなります。黄味やインクルージョンが気になる場合は、カラット数を少し抑えて4Cのバランスを重視する選択も検討してください。
Q. カラット数が小さいダイヤモンドは価値がないですか?
A.
カラット数が小さいダイヤモンドでも、カット・カラー・クラリティが高ければ十分な価値があります。0.1カラット以下のメレダイヤモンドも、ジュエリーのデザインによっては美しい輝きを演出する効果を持つのです。
買取市場では0.2カラット以上から単体査定の対象となることが多いですが、複数のメレダイヤを合わせた重量で評価される場合もあります。サイズにかかわらず、品質と状態を維持することが価値を保つポイントです。
Q. 海外で購入したダイヤモンドのカラット表記は日本と同じですか?
A.
カラットは国際的に統一された単位であり、海外で購入したダイヤモンドも日本と同じ基準で評価されます。GIAなど国際的な鑑定機関のレポートがあれば、そのまま日本国内でも通用する点がメリットです。
ただし一部の国では独自の鑑定機関が発行するレポートが流通しており、グレード基準が異なる場合があります。海外購入時はGIA・AGS・HRDなど国際的に認知された機関の鑑定書が付属しているか確認することが大切です。
Q. ダイヤモンドのカラットと婚約指輪の予算の目安は?
A.
婚約指輪の予算は個人の経済状況や価値観によって異なりますが、ダイヤモンドのカラット数と4Cグレードによって価格帯が大きく変動するのが特徴です。0.3カラット・Gカラー・VS2・Excellentカットの目安で15〜30万円程度、1カラット・同グレードで80〜150万円程度が相場の一例となっています。
予算内で最大限の満足度を得るには、カラット数にこだわりすぎず、カットの質を優先することをおすすめします。輝きの美しさは体感価値に直結するため、試着で実際の輝きを確認してください。
Q. 売却時にカラット数を証明するにはどうすればよいですか?
A.
ダイヤモンドの売却時にカラット数を証明するには、GIAやCGLなど信頼できる鑑定機関の鑑定書を提示することが最も確実です。鑑定書がない場合は、買取店が店頭で計測を行いますが、正式な売買では鑑定書の取得を求められることがある点に注意してください。
購入時の鑑定書を紛失した場合は、鑑定機関に再発行を依頼するか、新規鑑定を取得してください。鑑定書番号とルースのレーザー刻印が一致していれば、正確なカラット数を証明できる仕組みです。
まとめ
カラットは重さの単位であり、価値は4Cと枠条件、相場環境の総合力で決まります。魔法のサイズや為替の影響を踏まえ、価格/カラットと総額の両軸で検討すると判断が安定するでしょう。
ダイヤモンドの購入では鑑定書の確認・実物の試着・ジュエリーとしてのデザインとの適合をセットでチェックしてください。売却時は付属品を整え、複数店舗で相見積もりを取ることで査定条件の透明性が高まります。実物比較と数値検証を両立させ、納得のいく選択をすることが大切です。数値と体感を往復し、自分の生活に合う最適点を選べば、長く満足できる一本に出会えるでしょう。
「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ダイヤモンド」の参考買取価格の一部を紹介します。
| 画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
![]() |
K18 ダイヤモンド ネックレス 50.554カラット | 3,448,000円 |
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Pt・Pm900 ダイヤモンド ネックレス 2.016カラット | 2,101,000円 |
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K18 ダイヤモンド リング 2.636カラット | 1,490,000円 |
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K18 ダイヤモンド ピアス | 819,000円 |
![]() |
Pt・Pm900 ダイヤモンド ブレスレット/バングル 7.35カラット | 689,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ダイヤモンドは1カラット=0.2gの重量単位で評価が始まり、実際の査定ではカラット数に加えカラー・クラリティ・カット・蛍光性のバランスと地金枠の品位が総合的に判断されます。大粒になるほど微細なクラリティ差やカット精度が価格へ直結し、ネックレスやブレスレットではメレ石との色合わせや石留めの緩みもチェックポイントです。
相場は為替や国際市況の影響を受けるため、売却を検討する際は直近の金価格や株式市場など外部要因も把握しておくと安心です。付属品がなくても査定可能ですので、まずは店頭で実物の状態をご相談ください。
- おたからや査定員のコメント
ダイヤは4Cの均衡が取れた石ほど為替揺れでも値保ちが良いです。枠の地金品位・仕上げが加点要素となり、蛍光性は強過ぎると減額傾向にあります。付属品がなくても鑑定書と写真記録が揃えば上限査定を狙えます。購入時は自然光とLEDの両方で色味とシンチレーションを比較し、売却前は爪緩みチェックと超音波洗浄で光彩を最適化すると交渉が円滑です。

「ダイヤモンド」の買取なら「おたからや」
「おたからや」は全国に1,630店舗以上を展開し、世界51ヵ国との取引実績を持つ買取専門サービスです。0.1カラットのメレダイヤから10カラットを超える希少なファンシーカラーダイヤモンドまで、GIA資格を保有する鑑定士が4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)に加え、蛍光性や処理履歴まで詳細に評価します。
国内外のオークション相場と独自の販売ネットワークを活かし、最新の市場価格を即座に反映した高水準の査定額をご提示します。鑑定書や付属品がない状態でも、長年培った鑑定眼で本物かどうかと価値を正確に見極めますのでご安心ください。
査定料・キャンセル料はすべて無料、ご成約後は最短即日で現金化が可能です。お手持ちのダイヤモンドの価値を知りたい方、納得のいく価格で売却したい方は、豊富な実績と確かな査定力を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。
※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。
おたからやの宝石買取
査定員の紹介
岩松 査定員
-
趣味
旅行、読書
-
好きな言葉
日々是好日
-
好きなブランド
ダイヤモンド・宝石
-
過去の買取品例
10カラットダイヤモンド
-
資格
GIA G.G.取得
おたからやでは毎日大小合わせて約数百点の宝石を査定しております。宝石はダイヤモンドの4Cをはじめとして色や形、重さ蛍光性など様々な要素で評価額が大きく変わります。おたからやは自社でオークションを行っており、日々の宝石の需要に敏感に対応することができます。 査定に関してもプロのスタッフやダイヤモンドテスターなどの専門の査定具を完備しているため、全国の店舗ですぐに正確な査定が可能です。 気になるお品物がございましたら是非おたからやをご利用ください。
その他の査定員紹介はこちらダイヤモンドなどの宝石の高価買取は「おたからやへ」
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