フェンディのアイコンバッグ「ピーカブー」は、洗練されたデザインと高い実用性で幅広い世代に支持されています。しかし、サイズやカラー展開が豊富なため「どれを選べばいいのか分からない」と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、レディース・メンズそれぞれのピーカブーの全サイズと定価、人気色や素材の特徴まで詳しくご紹介します。自分にぴったりのピーカブーを見つけるために、ぜひ参考にしてください。

フェンディのピーカブーとは

2009年に誕生したフェンディの「ピーカブー」は、メゾンの卓越したクラフツマンシップを体現する、タイムレスで洗練されたアイコンバッグです。デザイナーのシルヴィア・フェンディが手掛けた代表作で、開口部をあえて少し開いた状態にして内側をのぞかせるユニークなデザインが特徴です。

名前の由来は英語の幼児語「ピーカブー（いないいないばあ）」で、その名の通りバッグを半開きにすると中身が“チラッ”と見える遊び心があります。クラシカルでありながらモダンな魅力を持ち、発売以来世界中で愛され続けています。

フェンディのピーカブーの魅力

ピーカブーの魅力は、流行に左右されない普遍的なデザイン、美しく使いやすい構造、そして多くの著名人を魅了するブランド力にあります。

流行り廃りのない洗練されたデザイン

ピーカブーは、一過性の流行に左右されにくい、洗練されたデザインが魅力のバッグです。シンプルでありながら存在感があり、さまざまなスタイルに自然となじみます。

両面にはアイコニックなツイストロック（金具）があしらわれており、開閉時に現れる“スマイル”のような開口部が、さりげない遊び心を添えています。タイムレスな魅力を備えたピーカブーは、シーズンを問わず活躍し、長く愛用しても飽きのこないアイテムといえるでしょう。

仕切り付きで使いやすい実用性

ピーカブーは、内部が仕切りによって二つのコンパートメントに分かれており、荷物の整理がしやすい実用的な構造となっています。中央にはしっかりとしたパーティション（仕切り）が備わっており、自立するため型崩れしにくく、中身が少ない状態でも美しいシルエットをキープします。

また、内ポケットも配置されており、細かいアイテムの収納にも便利です。モデルによって、取り外し可能なショルダーストラップもしくは調節可能なハンドルが付いているため、手提げ・肩掛けと、シーンに合わせて持ち方を変えられるのも魅力です。

機能性と上品さを兼ね備えたデザインで、日常使いにも取り入れやすいアイテムといえるでしょう。

芸能人も愛用する憧れのブランド力

ピーカブーは、世界中のセレブや芸能人に広く愛用されており、その姿がメディアで取り上げられることも少なくありません。女優やモデルがプライベートはもちろん、イベントや雑誌の撮影などさまざまな場面で身に着けており、たびたび話題となっています。

国内では、女優の米倉涼子さんやモデルの中村アンさんが雑誌やSNSでピーカブーを紹介しており、その洗練された印象が注目を集めています。ハリウッドスターから日本の著名人に至るまで、幅広い層に支持されていることが、ブランドとしての信頼感や魅力をさらに高めていると言えるでしょう。

レディース｜フェンディのピーカブーの全サイズ・定価

フェンディのピーカブーにはレディース向けに多彩なサイズ展開があり、それぞれ価格も異なります。用途や好みに合わせて選べるよう、以下にプチからナノまで全サイズの特徴と定価をご紹介します。

※2025年5月時点で公式サイトに掲載されている情報です。最新の情報は販売店へお問い合わせください。

プチ（高さ15.5×幅20×奥行き11cm）

プチサイズは、ちょっとした外出にぴったりのコンパクトさが魅力です。高さ15.5cm・幅20cm・奥行き11cmという愛らしいプロポーションながら、内部は2つのコンパートメントに仕切られており、見た目以上に機能的な構造となっています。

財布やスマートフォン、コスメなど、必要最低限の荷物が収まり、軽やかに持ち歩けるのも嬉しいポイントです。

プチサイズの定価は566,500円〜1,080,200円（税込）となっており、素材や仕様により価格に幅があります。

ミニ（高さ18×幅23×奥行き11cm）

ミニサイズは、ピーカブーの中でも特に人気のある代表的なモデルです。デイリー使いからちょっとしたお出かけまで、幅広いシーンで活躍してくれます。

高さ18cm・幅23cm・奥行き11cmとコンパクトながら、見た目以上の収納力があり、長財布やスマートフォンもしっかりと収まります。ハンドバッグとしてだけでなく、付属のストラップを使えば肩掛けもでき、機能性とバランスの良さが魅力です。

なお、ミニサイズの定価は687,500円〜1,188,000円（税込）で、素材や仕様によって価格が異なります。

スモール（高さ21×幅27×奥行き11cm）

スモールサイズは、収納力と上品さを兼ね備えた、バランスの良い人気モデルです。高さ21cm・幅27cm・奥行き11cmと、ミニよりひと回り大きく、ゆとりのある設計となっています。

A5サイズの手帳やポーチも収まり、ビジネスカジュアルにもマッチする実用性が魅力です。オン・オフを問わず使いやすいため、はじめてピーカブーを手にする方にも選ばれています。

なお、スモールサイズの定価は687,500円〜847,000円（税込）で、素材や仕様により価格に幅があります。

ミディアム（高さ25.5×幅33×奥行き10cm）

ミディアムサイズは、より高い収納力を求める方に適したモデルです。高さ25.5cm・幅33cm・奥行き10cmと、日常使いからビジネスシーンまで幅広く対応できる頼もしさがあります。

書類やタブレットもすっきり収まり、荷物が多い日でもスマートに持ち運べるのが魅力です。また、自立性に優れているため、使用中も美しいシルエットを保ちやすく、きちんと感を演出してくれます。

なお、ミディアムサイズの主な価格帯は748,000円〜819,500円（税込）で、素材や仕様により異なります。

ラージ（高さ28×幅40.5×奥行き13cm）

ラージサイズは、ピーカブーシリーズの中でも最大級のサイズ感を誇る、大容量モデルです。高さ28cm・幅40.5cm・奥行き13cmの堂々としたつくりで、旅行やビジネスシーンでも活躍します。

ノートパソコンや雑誌なども収納でき、荷物が多い日でも安心です。それでいて、たっぷりと中身を入れてもエレガントさを損なわないのは、計算されたデザインのなせる業といえるでしょう。

なお、ラージサイズの価格帯は819,500円〜847,000円（税込）で、使用される素材や仕上げによって異なります。

ナノ（高さ19×幅16×奥行き6cm）

ナノサイズは、ピーカブーの中で最も小さなモデルで、手のひらに載るほどのミニチュアバッグです。高さ19cm・幅16cm・奥行き6cmと非常にコンパクトながら、内部は本格的な仕様となっており、2つの仕切りとツイストロック金具がしっかりと備えられています。

リップやカードケースなどの小物を収納でき、ハンドバッグとしてはもちろん、付属のチェーンを使ってポシェット風にも活用可能です。フェンディ公式サイトでは、大きなピーカブーのハンドルに取り付けてバッグチャームのように使うスタイリングも紹介されています。

なお、ナノサイズの定価は217,800円（税込）〜で、ピーカブーシリーズの中ではもっとも手に取りやすい価格帯です。

• おたからや査定員のコメント

フェンディ ピーカブー買取ページはこちらフェンディ買取ページはこちらブランドバッグ買取ページはこちら

メンズ｜フェンディのピーカブーの全サイズ・定価

フェンディのピーカブーはメンズ向けにも展開されており、用途に応じてサイズやデザインのバリエーションが用意されています。代表的なモデルについて、その特徴と定価をご紹介します。

※2025年5月時点で公式サイトに掲載されている情報です。最新の情報は販売店へお問い合わせください。

エックスクロス（高さ14.5×幅23×奥行き6cm）

エックスクロスは、スマートなシルエットが特徴で、近年の男性のニーズに応えたコンパクトモデルです。高さ14.5cm・幅23cm・奥行き6cmと小ぶりでスリムながら、内側には他のサイズと同様、2つの仕切り付きコンパートメントとツイストロック金具が備えられています。

必要最低限の持ち物をスタイリッシュに持ち運べるため、休日の外出や旅行時のサブバッグとしても活躍します。

なお、エックスクロスの定価は519,200円（税込）〜となっており、ピーカブーの中では比較的手の届きやすい価格帯といえるでしょう。

スモール（高さ25×幅26×奥行き10cm）

メンズのスモールサイズは、レディースのスモールよりも縦長で、収納力に優れた設計が特徴です。高さ25cm・幅26cm・奥行き10cm程度のバランスの取れたサイズ感で、A4書類の収納は難しいものの、日常的な必需品は十分に収まります。

コンパクトながら存在感のあるフォルムで、シーンを問わず使いやすいのも魅力です。オン・オフを問わず活躍し、スタイルに程よいアクセントを加えてくれます。

なお、メンズ スモールサイズの定価は704,000円〜748,000円（税込）となっており、仕様や素材によって価格が異なります。

ミディアム（高さ34×幅38×奥行き12cm）

メンズのミディアムサイズは、ノートパソコンや書類も収納できる実用的な大きさです。ブリーフケースの代わりとしても使える容量を備えながら、ピーカブーらしい洗練されたデザインで、持つ人の印象にほどよい個性を添えてくれます。

内側は仕切り付きの構造となっており、書類やアイテムを整理しやすいのもポイントです。付属のショルダーストラップを使えば、肩掛けでの持ち運びもでき、両手がふさがらないのも便利です。

定価は素材によって異なりますが、目安としては847,000円（税込）前後となっています。大きめのサイズでありながら、上質なレザーと丁寧な仕上げによって、持つ人の品格を引き立てる一品です。

エックスライトスモール（高さ34×幅26.5×奥行き8cm）

エックスライトスモールは、柔軟性を追求して設計されたモデルで、従来のピーカブーよりもスリムな縦長シルエットが特徴です。高さ34cm・幅26.5cm・奥行き8cmと、細身ながらスマートな印象を与えるバランスの良いサイズ感となっています。

中央の仕切りを省いた構造により、荷物の出し入れがしやすく、見た目以上の収納力を備えているのも魅力です。雑誌やタブレットもすっきりと収まるため、通勤用バッグとしても活躍します。

定価は主に583,000円（税込）〜で、ピーカブーシリーズの中でも注目されているモデルのひとつです。

フェンディのピーカブーのバリエーション

ピーカブーには、サイズ以外にもいくつかのデザイン・モデルのバリエーションがあります。定番の「ISeeU（アイシーユー）」をはじめ、シンプル志向の「エッセンシャリー」、職人技が光る「セレリア」など、それぞれ特徴が異なります。

ISeeU（アイシーユー）

2020年に登場した「ISeeU（アイシーユー）」は、現在のピーカブーシリーズにおけるメインラインと位置づけられるモデルです。「I See You＝あなたが見える」という名称の通り、開けた際に内側が見えるデザインがより強調されています。

従来のピーカブーの意匠を受け継ぎながらも、全体の構造がしっかりと強化されているのが特徴です。そのため型崩れしにくく、自立性に優れている点も評価されています。

サイズ展開は主にプチ・スモール・ミディアムの3種類で、現在販売されているピーカブーの多くがこのISeeUシリーズに該当します。

※2025年5月時点で公式サイトに掲載されている情報です。最新の情報は販売店へお問い合わせください。

エッセンシャリー

「エッセンシャリー」は、無駄な装飾をそぎ落とし、軽量でクリーンなモダンデザインに仕上げられているのが特徴です。基本構造は通常のピーカブーと同様に仕切り付きで、機能性もしっかりと備えています。

公式オンラインストアでは、主にミディアムサイズ以上で展開されており、大容量かつミニマルなピーカブーを求める方から現在も支持を集めています。

セレリア

「セレリア」は、フェンディのクラフトマンシップを象徴するハイエンドラインであり、ハンドステッチによる縫製や上質なレザー使いが魅力です。

例えば、スモールサイズのセレリアモデルでは、職人の手で556回ものステッチが施されています。1925年から受け継がれてきた伝統的なセレリア技法が細部にまで反映されたモデルです。

通常モデルに比べて価格帯は高めに設定されていますが、そのぶん革の質感や縫製の美しさが引き立ち、特別感のある佇まいを備えています。フェンディのものづくりの真髄を味わえる、価値あるラインとして支持されています。

フェンディのピーカブーの素材

ピーカブーにはさまざまな素材バリエーションがあり、素材によって見た目や風合いが異なります。代表的な素材として、カーフレザー、ファブリック、プレシャスレザーの4種類をご紹介します。

カーフレザー

カーフレザーは、ピーカブーにもっとも多く使用されている代表的な素材です。適度な厚みとコシがあり、比較的傷がつきにくいため、日常使いのバッグにも適しています。

フェンディが採用するカーフレザーは、質感の美しさとしっとりと手になじむ上質な風合いが魅力です。カラーによってマットなタイプから光沢のあるものまでさまざまですが、いずれも発色が美しく、エレガントな印象を与えます。

耐久性にも優れており、長く愛用しやすい点もポイントです。ピーカブーの品質を支える、欠かせない素材のひとつと言えるでしょう。

ファブリック

ファブリック素材を用いたピーカブーは、革製モデルとはまた異なる個性を放ちます。中でも代表的なのが、フェンディのアイコニックなFFジャカード生地です。キャンバス地にFFロゴを織り込んだデザインは、ブランドらしさと華やかさを兼ね備えています。

例えば、デニム調のブルーFFジャカードにフリンジをあしらったモデルなど、ファブリックならではの軽やかさと高級感を併せ持つアイテムも登場しています。レザーとは異なる軽快な印象が魅力です。

プレシャスレザー

プレシャスレザーとは、クロコダイル、リザード、オーストリッチなどの希少な皮革素材の総称で、ピーカブーの中でも特に高級ラインに位置付けられています。

例えば、クロコダイルレザーを使用したピーカブーは、豊かなツヤと存在感を備えているのが特徴です。他にも、輝くスティングレイレザー（エイ革）を採用したモデルなど、独特の質感を楽しめるバリエーションも展開されています。

いずれも非常に希少性が高く、高価な素材ではありますが、そのぶん特別な所有感や圧倒的な上質さを感じられる点が魅力です。

フェンディのピーカブーの人気色

フェンディのピーカブーは、洗練されたデザインだけでなく、豊富なカラーバリエーションも魅力です。中でも定番のブラックや上品なグレーは、シーンを選ばず活躍し、高い人気を誇ります。

ブラック（黒）

ブラックは、ピーカブーの中でも定番中の定番とも言える人気カラーです。フェンディの洗練されたデザインと融合することで、黒のピーカブーは一段と存在感を放ちます。

どんなコーディネートにも合わせやすく、ビジネスからカジュアルまで幅広いシーンに対応できる汎用性の高さが魅力です。中でもカーフレザーのブラックは特に人気があり、金具の輝きやステッチの美しさが際立ち、モダンでエレガントな印象を与えてくれます。

また、汚れや傷が目立ちにくく、日常使いにも適していることから、初めてピーカブーを手にする方にもおすすめのカラーです。

グレー

ニュアンスカラーとして高い人気を誇るのが、フェンディらしい上品なグレーです。ややベージュやトープに近いトーンで、コーディネートにやわらかな印象をプラスしてくれます。

ブラックとは異なり、女性らしさや優雅さを引き立てる色合いで、季節を問わず取り入れやすいのもポイントです。持つだけで装い全体に洗練された雰囲気が生まれ、革の質感と相まって経年変化も楽しめます。

時間とともに自分らしい風合いへと変化していく過程も魅力のひとつです。

フェンディのピーカブーは財布も人気

フェンディの「ピーカブー」はバッグだけでなく、財布も高い人気を集めています。バッグと同様に上質なレザーが使われており、コンパクトながらラグジュアリーな存在感を放つアイテムです。

コンパクトな三つ折り財布、ラウンドジップ型などバリエーションも豊富で、使いやすさと美しさの両方を備えている点が魅力といえます。

価格帯は素材や仕様によって異なりますが、おおよそ8万円台〜10万円台が中心です。自分へのご褒美としてはもちろん、大切な人へのプレゼントにも選ばれやすく、小物からフェンディを取り入れたい方にもおすすめのシリーズです。

まとめ

フェンディのピーカブーは、サイズ展開が豊富で用途やスタイルに合わせて選べる魅力的なバッグです。レディース・メンズともに定番サイズが揃い、それぞれに異なる特徴と価格帯があります。素材やカラーバリエーションも幅広く、機能性と高級感を兼ね備えた名品として長く愛され続けています。

財布やアクセサリーなど関連アイテムも人気が高く、ライフスタイルに応じた選択肢が広がっています。購入を検討している方は、この記事を参考に自分にぴったりの一品を見つけてください。

「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像	モデル	参考買取価格
	ルイ・ヴィトン モノグラム スピーディバンドリエール20 M46222	288,000円
	グッチ ホースビット×GGスプリーム ショルダーバッグ コーティングキャンバス ブラウン 658574	213,000円
	プラダ ポコノ ハンドバッグ	171,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

ピーカブーはフェンディの中でも安定した評価を誇る人気モデルで、買取市場でも高い需要があります。特にセレリア仕様やクロコダイルなどの希少素材は高額になりやすく、黒やグレーなどの定番色も相場が安定しています。

• おたからや査定員のコメント

フェンディ ピーカブー買取ページはこちらフェンディ買取ページはこちらブランドバッグ買取ページはこちら

「フェンディ」の買取なら「おたからや」

フェンディは世界的に人気の高いラグジュアリーブランドであり、国内外で安定した需要があります。「おたからや」では、フェンディ製品の買取査定にも力を入れており、モデルや素材、サイズ、仕様ごとの市場動向を丁寧に見極めながら、適正な価格をご提示しています。

保存袋やストラップが付属していないお品物や、型崩れ・擦れのあるバッグでも、まずはお気軽にご相談ください。店頭はもちろん、オンライン査定や出張買取にも対応しております。長く使用していないお品がありましたら、ぜひ「おたからや」にお持ちください。