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ロレックスの特徴とは?保管方法や衝撃から守るためのポイントも解説

ロレックスの特徴とは?保管方法や衝撃から守るためのポイントも解説

※下記の画像は全てイメージです

ロレックスは高い精度と抜群の耐久性で知られる、スイス発の高級腕時計ブランドです。独自の防水ケースや自動巻き機構など革新的な技術をいち早く取り入れ、日常使いからスポーツシーンまで幅広く活躍します。

本記事ではロレックスが愛される理由から、衝撃や水、磁気から守る取り扱いのコツや、長く美しく保つ保管方法をわかりやすく紹介します。さらに、将来売却する際に高価買取を目指すポイントも解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ロレックスの特徴とは?保管方法や衝撃から守るためのポイントも解説

ロレックスとは

ロレックスの防水性能を支える3つの技術

ロレックスは1905年にハンス・ウイルスドルフが創業したスイスの高級腕時計メーカーです。防水ケース「オイスター」や自動巻き機構「パーペチュアル」など革新的な技術を次々と生み出し、精度と耐久性を両立した時計を世に送り出しました。

その実力は冒険家やプロの現場でも評価され、現在では「成功の証」として世界中の人々に愛され続けています。さらに、厳格な品質管理と手厚いアフターサービスにより、中古市場でも高い資産価値が維持される点も魅力です。時計は世代を越えて継承されることも多く、普遍的な価値を備えたブランドです。

ロレックスが評価される理由

時計の買取のイメージ画像

ロレックスが高く評価される理由は、大きく3つに分けられます。

どのようなポイントがあるのか見ていきましょう。

品質の高さ

ロレックスは素材の選定から組み立てまで徹底した品質管理を行い、特殊なステンレス鋼や高品質な貴金属を用いて耐久性と精度を両立しています。

ムーブメントも自社で開発・製造しており、外部に頼らない体制で一貫した品質を追求しています。こうした姿勢により、公認クロノメーター基準を超える高精度を実現するなど、時計業界でもトップクラスのクオリティを誇っています。

用語解説

公認クロノメーター:スイス公認クロノメーター検定協会(COSC)が定めた厳しい精度基準に合格した機械式時計(ムーブメント)に与えられる称号

 

資産性の高さ

ロレックスの時計は景気や流行に左右されにくく、中古市場でも値崩れしにくい傾向があります。世界中に確立された中古流通網があり、必要なときにいつでも適正価格で売却しやすい点も資産性の高さを支えています。

生産終了モデルがプレミア価格で取引されるケースも多く、長期的に見ても価値が下がりにくいブランドです。その流動性と安定した価値から、ロレックスを投資目的で購入する愛好家も少なくありません。

知名度の高さ

ロレックスは世界中で圧倒的なブランド知名度を持つ高級時計です。セレブリティやスポーツ選手、企業経営者など多くの成功者に愛用され、「高級時計の代名詞」「成功の象徴」として広く知られています。

120年近い歴史の中でエベレスト登頂や深海探査といった人類の挑戦に寄り添ってきた実績もあり、培われた信頼と評判がブランド力の源泉となっています。

ロレックスの構造の特徴

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続いて、ロレックスの腕時計の構造面での特徴について解説します。ムーブメントやケース、ベゼル・ダイアル・針、ブレスレットとクラスプに至るまで、ロレックスならではの設計思想が光っています。

高い防水性能や視認性を実現する工夫など、各部に頑丈さと機能性を追求したこだわりが見られます。

ムーブメントの設計

ロレックスのムーブメント(時計内部の機械)は全て自社設計・製造による機械式自動巻きムーブメントです。公式なクロノメーター認定を受けており、高精度と信頼性が特徴です。

耐磁性と耐衝撃性に優れたブルー・パラクロムヒゲゼンマイを採用し、標準的なヒゲゼンマイの10倍の衝撃耐性を持つことで安定した精度を保ちます。さらに、独自の耐震機構などにより、日常使用の振動や衝撃からムーブメントを守る工夫が施されています。

ケースの設計と素材

ロレックスのケースは「オイスターケース」と呼ばれる高い気密性を持つ構造で、防水・防塵性に優れています。スポーツモデルは、全て100m以上の防水性能を備えています。

ケース素材には耐食性に優れる特殊ステンレス鋼の904Lが使われており、316Lより高硬度で美しい光沢を備えます。さらに、18Kゴールドやセラミック製ベゼルなど、耐久性と美観を両立する素材も用いられ、長期間使用しても劣化しにくい堅牢な作りです。

ベゼル・ダイアル・針の役割

ロレックスのベゼル・文字盤・針には、それぞれ機能面とデザイン面で重要な役割があります。例えば、回転ベゼルは潜水時間の測定や第2時間帯の表示などモデルに応じた役割を持ちます。

ダイアルと針は視認性を高めるよう設計されており、夜光塗料により暗所でも時刻を読み取りやすくなっています。さらに、3時位置の日付表示には約2.5倍に拡大するサイクロプスレンズが用いられ、実用性が向上しています。

ブレスレットとクラスプの特徴

ロレックスのブレスレットは耐久性が高く装着感にも優れています。堅牢な3連コマ構造のオイスターブレスレットや、5連コマで腕馴染みの良いジュビリーブレスレットなど、モデルに応じて使い分けられます。

クラスプは頑丈なオイスターロックが用いられ、多くのモデルに約5mmの延長が可能なイージーリンク機構が搭載されています。さらに、サブマリーナーなどのダイバーズモデルではグライドロックシステムにより、工具不要でブレスレットの長さを大幅に調整できます。

用語解説

クラスプ:ブレスレットやベルトを留めるバックルのこと
オイスターロック:ロレックスのプロフェッショナルウォッチに採用されている、安全性が非常に高いバックル機構の名称
イージーリンク機構:ロレックスなどの一部の腕時計に搭載されている、工具を使わずにブレスレットの長さを約5mm調整できる簡易アジャスターシステム

 

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

ロレックスのムーブメントは、耐磁性を高めたブルーパラクロムヒゲゼンマイとパラフレックス耐震機構が精度を支えています。

ローターは両方向巻き上げで効率良くゼンマイを巻き上げ、70時間のパワーリザーブを確保しているためすぐに止まることがないという安心感があります。ガスケットを定期交換すれば防水性も復活し、長期にわたって信頼できる性能を維持できます。

 

代表モデルの一覧と特徴

続いて、ロレックスの代表的なモデルとそれぞれの特徴を簡単に紹介します。

スポーツモデルからドレスウォッチまで、多彩なラインナップの中から主要モデルを挙げて解説していきます。

デイトナ

ロレックス デイトナ 16520

デイトナはプロドライバーの要求を満たすため、1963年に誕生したクロノグラフです。タキメーターベゼルで平均速度を算出し、高精度ムーブメントが時間計測を支えます。ねじ込み式プッシャーとオイスターケースが防水性を高め、現行機は耐傷性に優れるセラミックベゼルを採用しています。

スポーティーさと上質さを兼ね備え、資産価値も高く発売直後に入手困難となることも多い人気モデルです。文字盤や素材の選択肢も豊富で、自分らしい1本を選ぶ楽しさがあります。

サブマリーナー

ロレックス サブマリーナー 5513

サブマリーナーは1953年に登場したダイバーズウォッチで、水深300mまで耐えられる防水性能を持ちます。逆回転防止ベゼルで潜水時間を安全に管理でき、大きな時針と分針が暗所でも視認性を確保します。

高耐蝕性のオイスタースチールとセラミックベゼルが海水にも強く、グライドロッククラスプは工具なしでベルト長を微調整可能です。海での信頼性だけでなく、シンプルなデザインが街でも映え、資産性も高い定番モデルとして世界中の時計愛好家に支持されています。

GMTマスター II

ロレックス GMTマスターII 126710BLNR

GMTマスターIIは1955年に航空会社の要望で誕生したパイロット向け時計です。24時間針と両方向回転ベゼルを組み合わせ、2つの時刻を簡単に読み取れます。

さらに、独立可動する短針で現地時刻を素早く調整できるため、国際線のパイロットや旅行者に最適です。ベゼルには耐傷性に優れるセラクロムを採用し、青赤や黒赤などツートーンカラーがアイコンとなっています。

シードゥエラー

シードゥエラー 赤シード(Ref.126600)

シードゥエラーは1967年に登場した深海潜水用モデルで、飽和潜水時に内部のヘリウムガスを外へ逃がすヘリウムエスケープバルブを搭載しています。水深1220mという優れた防水性能を誇り、厚みのあるサファイアクリスタル風防と強化ケースが水圧からムーブメントを守ります。

大型の針とインデックスは暗い海中でも視認性を確保し、グライドロッククラスプがウエットスーツ上からの装着を容易にします。極限環境で培われた頑丈さは日常生活でも安心感を生み、タフで個性的なスポーツウォッチを求める愛好家に高く評価されています。

エクスプローラー

ロレックス エクスプローラーI 224270

エクスプローラーは1953年のエベレスト初登頂を支えた実績を持つ探検用モデルです。時刻を瞬時に読み取れる3・6・9インデックスと夜光塗料により、暗所や過酷な環境でも視認性を発揮します。

耐衝撃性と耐磁性を備えたオイスターケースとツインロックリューズは泥や砂塵の侵入を防ぎ、アウトドアで頼れるタフさを実現しています。ケースサイズは36mmと40mmが展開され、腕周りを選ばず着けやすいのも魅力です。シンプルなデザインはビジネスシーンにも溶け込み、幅広い場面で活躍する万能モデルとして長く支持されています。

ヨットマスター

ロレックス ヨットマスターⅡ 116680

ヨットマスターは1992年に登場したマリンレジャー向けモデルで、防水性と洗練された上質さを両立しています。セーリング時の視認性を考慮した大きな針と立体インデックス、回転ベゼルで経過時間を把握できるためヨット上で実用的です。

プラチナやエバーローズゴールドなど高級素材を採用し、光沢が大人の装いを引き立てます。最近はチタンやラバーブレスレットのバリエーションも追加され、軽量で快適な装着感を実現しました。海だけでなく街でも映えるスポーティーエレガントなデザインが魅力で、幅広いファンに支持されています。

ミルガウス

ロレックス ミルガウス 116400GV

ミルガウスは1956年に科学者や技術者向けに開発された耐磁時計で、1,000ガウスの磁場でも精度を保つ性能が名前の由来です。ムーブメントを守る軟鉄製シールドと耐磁ヒゲゼンマイにより、研究施設や医療機器の近くでも安心して使えます。

特徴的な稲妻形秒針とグリーンサファイアクリスタル風防が遊び心を演出し、コレクター心をくすぐります。独特のデザインと実用性を兼ね備え、ビジネスカジュアルで個性を主張できるモデルです。

スカイドゥエラー

ロレックス スカイドゥエラー 326939

スカイドゥエラーは、2012年に登場したロレックス屈指の複雑機構モデルです。リングコマンドベゼルを回してリューズ機能を切り替え、日付、月、第二時間帯を簡単に調整できます。年次カレンダーは年1回の修正で済むため大変便利です。

72時間パワーリザーブとツインロックリューズが実用性を高め、18Kゴールドやオイスタースチールのコンビ、革ベルトなど多彩な選択肢が魅力です。文字盤外周の24時間リングがホームタイムを示し、視認性も高いです。

エアキング

エアキング

エアキングは1940年代の航空黄金期にパイロットへ敬意を示して誕生したモデルです。シンプルな3針構成と大きな数字インデックスにより、飛行中でも素早く時刻を読み取れます。現行モデルでは耐磁性と耐衝撃性を向上させるムーブメント固定構造やツインロックリューズを採用し、実用性を強化しました。

緑色ロゴと秒針がアクセントとなり、カジュアルなファッションにも映えます。手頃な価格帯ながらロレックスらしい堅牢性と精度を備え、入門機としても長く愛されるバランスの良いモデルです。品薄で価値がやや上がっています。

デイトジャスト

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デイトジャストは1945年に誕生したロレックスの代表的モデルで、3時位置の日付表示が瞬時に変わるデイトジャスト機構を初搭載しました。特徴的なフルーテッドベゼルとジュビリーブレスレットがエレガントな印象を与えます。

ケースサイズや文字盤の色、素材が豊富で男女問わず愛用され、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンにマッチします。サイクロップレンズにより日付が大きく表示され、実用性も高いです。世代を越えて受け継がれるタイムレスなデザインと資産価値で、贈り物や記念品としても選ばれる定番モデルです。

デイデイト

デイデイト

デイデイトは1956年に登場した最上級モデルで、12時位置に曜日、3時位置に日付を同時表示する機構を備えています。金無垢素材のみで製造され、プレジデントブレスレットと共に威厳ある存在感を放ちます。

36mmと40mmのケースサイズが用意され、カラーや豪華な装飾の選択肢も豊富です。高精度ムーブメントに加え、ツインロックリューズで防水性も確保されています。世界のリーダーや著名人が愛用した歴史を持ち、格式とラグジュアリーを求める人にふさわしい最高峰モデルとしても位置付けられています。

オイスターパーペチュアル

ロレックス オイスターパーペチュアル 124300

オイスターパーペチュアルはロレックスの基本理念を体現するエントリーモデルで、防水ケースと自動巻きムーブメントを示す名前を持ちます。シンプルな3針デザインと豊富な文字盤カラーが特徴で、サイズは28mmから41mmまで展開されます。

高精度で、日付表示を省くことで厚みを抑えた装着感の良さも魅力です。オイスタースチールケースは耐蝕性が高く、日常生活で安心して使えます。流行に左右されないタイムレスなルックスと、手頃ながらロレックスの品質を堪能できるコストパフォーマンスで入門者からコレクターまで愛されています。

外的要因による故障リスク

時計の修理をする様子

続いて、ロレックスの時計が直面しうる外的な要因による故障リスクについて解説します。

衝撃や落下、水や磁気など、日常生活で起こり得るアクシデントが時計に与える影響と、その注意点を見ていきましょう。

衝撃がもたらす故障

強い衝撃を受けると、どんなに頑丈な時計でも故障する可能性があります。ロレックスも小さな衝撃では滅多に壊れませんが、テーブルからの落下やハードなスポーツでの激突など大きな衝撃が加わると、ケースが割れたりブレスレットが破損することがあります。

また、内部の精密な歯車がずれたり外れて時計が止まってしまう原因にもなり得ます。衝撃による故障を防ぐため、時計を着用しての激しい運動や高さからの落下には十分注意してください。

外傷による見た目のダメージ

腕時計は使用中に擦り傷や打痕など外傷が付くことがあります。ロレックスは高品質な素材を使用しているため多少の傷では性能に影響しませんが、深い傷やケースのへこみ、風防の割れなど外観へのダメージが大きい場合、修理費用が高額になったり最悪修復できないこともあります。

見た目の損傷は時計の資産価値を下げる要因にもなるため、硬いものにぶつけたり落としたりしないよう気を付けましょう。

水や磁気による故障の可能性

ロレックスは防水性能に優れていますが、リューズを締め忘れたりパッキンが劣化したりすると水が侵入して故障する可能性があります。一度内部に水が入るとムーブメントがサビるなど深刻なダメージとなるため、防水仕様でも水に触れる際は注意が必要です。

また、強い磁気に長時間さらされると、ムーブメントのヒゲゼンマイが磁化して時計が進みすぎたり止まったりする恐れがあります。パソコンやスピーカーなど磁気を発する機器に時計を近づけないようにし、磁気の影響を受けた場合は専門店で消磁してもらってください。

異常の兆候

さらに、ロレックスの時計に不具合が生じた際に現れる「異常の兆候」について解説します。

時計の動きや外観に普段と異なる変化が見られたら、故障の前触れかもしれません。早めに点検や修理を検討しましょう。

秒針のズレや飛び

機械式時計の秒針は通常スムーズに連続して動きます。もし秒針が飛び飛びに動いたり、突然停止と再開を繰り返すような異常な動きをした場合、内部の歯車の不具合やパワー不足が考えられます。

また、秒針が文字盤の目盛りとずれてしまったように見える場合は、衝撃による針の緩みなどが原因となっている可能性があります。こうした秒針の異常は故障のサインですので、早めに専門の技術者に点検してもらいましょう。

不自然な音・作動音の変化

普段と異なる音がする場合も異常の兆候です。ロレックスの機械式時計は通常、耳に近づけないとほとんど聞こえない静かな動作音ですが、もし内部からカリカリと擦れるような音や異常に大きな音が聞こえる場合、ムーブメントの部品摩耗やローターの緩みなど故障が疑われます。

また、いつもと比べてテンプの駆動音(チクタク音)が不規則になったり急に大きくなったりした場合も注意が必要です。こうした不自然な作動音を感じたら、早めに点検に出すことをおすすめします。

ベゼルのガタ、ケース変形など外観の異常

外観上の異常も見逃せません。例えば、回転ベゼルにガタつきが生じてカチッと固定されなかったり、ベゼルが外れそうに緩んでいる場合、内部の留め具やパッキンの損傷が考えられ、防水性能にも影響する恐れがあります。

また、ケースに肉眼で分かる歪みや大きなへこみが生じている場合、強い衝撃でケース自体が変形してしまった可能性があります。ケースの変形は防水性の低下や内部ムーブメントへの負荷につながるため、こうした外観の異常を発見したら放置せずに点検を受けましょう。

日常の取り扱いと長持ちさせるコツ

自分でできる高級時計の手入れ方法

最後に、ロレックスの腕時計を日常的に大切に扱い、長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

日々のちょっとした心がけで、愛用の時計のコンディションを良好に保つことができます。

衝撃・水・磁気を避ける

大きな衝撃や強い振動を避けるのは、基本です。スポーツや力仕事などで腕時計を傷つける恐れがある場合は外しておくか、衝撃吸収カバーを利用すると安心です。

また、防水性能を過信せず、入浴やサウナでは時計を外すのが無難で、プールや海で使用する際はリューズを確実に締めるなど水による故障を防ぐ対策をしましょう。さらに、スピーカーや磁気ブレスレットなど強い磁気を発するものに時計を近づけないよう注意することで、ムーブメントの磁化を未然に防ぐことができます。

保管場所等に注意する

使用しないときの保管方法にも気を配りましょう。高温多湿の場所や直射日光の当たる所は避け、風通しが良く安定した環境で保管するのが理想です。長期間使わない場合は、時計を専用ケースに入れるか柔らかい布で包んでおくと、傷や埃から守ることができます。

また、防湿剤(シリカゲル)を入れておくとサビ防止に役立ちます。磁気を発する家電のそばに置かないことも大切です。

定期メンテナンスを行う

ロレックスの時計を長く使うには、定期的なメンテナンス(オーバーホール)が欠かせません。数年に一度(目安として5〜7年程度)を目処に正規サービスセンターで分解掃除を行えば、潤滑油の劣化や部品摩耗を早期に対処でき、故障の予防につながります。

オーバーホール時にはパッキン交換なども実施されるため、防水性能も維持できます。また、日常的にも柔らかい布で時計を拭いて汗や汚れを落としておくと、サビ防止に役立ちます。

ロレックスの腕時計を高価買取してもらうためのポイント

査定員の女性

最後に、ロレックスの腕時計を売却する際にできるだけ高価に買取してもらうためのポイントをお伝えします。

日頃から少し意識するだけで、後の査定額アップにつながることがあります。

きれいな状態を維持する

時計を常にきれいな状態に保つことは、高価買取の基本です。日常的に柔らかい布で拭いて汗や皮脂を落とし、汚れが溜まらないようにしましょう。ブレスレットのコマの隙間や裏蓋周辺も定期的に清掃しておくと印象が良くなります。

また、深い傷をつけないよう普段から注意し、大きな傷がついてしまった場合は、売却前に専門業者で外装仕上げ(ポリッシュ)を依頼すると見た目の評価が上がることもあります。

付属品を揃える

購入時の付属品は大切に保管し、売却時に全て揃えて出すことが重要です。箱、保証書(ギャランティカード)、取扱説明書、調整で外した余りコマ、タグなどが全て揃っている状態だと買取価格がアップします。

特に保証書の有無は査定に大きく影響し、モデルによっては数万円以上の差が出ることもあります。付属品をきちんと取っておくことが高価買取の近道です。

信頼できる買取店に持ち込む

売却先は信頼できる買取店を選ぶことも大切です。ロレックスの査定経験が豊富な専門店であれば、市場相場やモデルの希少性を正しく評価してくれるため、高価買取が期待できます。

複数の業者に査定を依頼して比較し、評判の良い店舗を選ぶと安心です。また、改造や社外パーツが装着されている時計は敬遠される場合があるため、可能であれば純正の状態で査定に出しましょう。

ロレックスに関するよくある質問

考える男性

最後に、ロレックスに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

疑問点の解消にお役立てください。

Q.ロレックスとはどのようなブランドですか?

A.ロレックスは1905年創業のスイス発祥の高級時計ブランドです。

防水ケース「オイスターケース」や自動巻き機構「パーペチュアル」など数々の革新的技術を生み出し、優れた品質と高いステータス性から世界中で愛されています。

Q.ロレックスが高く評価される主な理由は何ですか?

A.徹底した品質管理による高い精度と耐久性、自社製造へのこだわり、供給を絞る戦略による希少性と中古市場での高い資産価値、そして100年以上の歴史に裏打ちされた世界的なブランド知名度が、ロレックスが高く評価される主な理由です。

Q.ロレックスのムーブメントにはどんな特徴がありますか?

A.ロレックスのムーブメントは全て自社開発・製造の機械式自動巻きで、高精度と高い信頼性を誇ります。

耐磁性・耐衝撃性に優れたブルー・パラクロムヒゲゼンマイや独自の耐震機構パラフレックスを採用し、公式クロノメーター基準を上回る±2秒以内という日差精度を実現しています。

Q.ケース素材の違いは耐久性や価値にどう影響しますか?

A.ロレックスは一般的なステンレスより耐食性に優れた904Lステンレス(オイスタースチール)を使用しており、高い耐久性と美しい光沢が得られます。

一方、金無垢やプラチナのケースは傷が付きやすい面がありますが、その希少性から資産価値が高くなります。素材の違いは外観の風合いや重量にも影響し、ステンレスモデルは頑丈で実用的、貴金属モデルは高級感と価値が際立つ傾向があります。

Q.ベゼル・ダイアル・針は機能やデザインの面でどのような役割を果たしますか?

A.ベゼルはモデルに応じた機能を持ち、ダイバーズモデルでは経過時間の計測、GMTモデルでは第2時間帯の表示、デイトナではタキメータースケールで速度計測を可能にしています。

ダイアル(文字盤)と針は視認性とデザインの要で、夜光塗料による暗所での読み取りや、サイクロップスレンズによる日付の視認性向上など、使いやすさと美しさを両立する役割を果たしています。

Q.ブレスレットとクラスプの設計で注目すべき点は何ですか?

A.ロレックスのブレスレットは耐久性と装着感に優れ、オイスターブレスレット(3連コマ)やジュビリーブレスレット(5連コマ)などモデルに応じて採用されています。

クラスプ(留め具)は堅牢なオイスターロッククラスプで、イージーリンク機構により工具なしで約5mmの微調整が可能です。ダイバーズモデルでは、さらに、グライドロック機構で大幅な長さ調節に対応しています。

Q.代表モデルの違いや向いている用途は?

A.ロレックスの代表モデルには、それぞれ特徴と適した用途があります。例えば、サブマリーナーは高い防水性能でダイビング向き、GMTマスターIIは2つのタイムゾーン表示が可能で旅行に便利、デイトナはクロノグラフ機能でレーシングシーンに適しています。

エクスプローラーは耐久性と視認性に優れ登山や探検などアウトドア向き、デイトジャストやデイデイトは洗練されたデザインでビジネスやフォーマルな場に適します。

Q.どのモデルが特に資産価値を維持しやすいのでしょうか?

A.一般的に、生産数が限られ中古市場で需要が高いモデルほど資産価値を維持しやすいです。具体的には、デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターIIなどのスポーツ系プロフェッショナルモデルは価格が落ちにくい傾向があります。

さらに、限定モデルや流通量が少ない希少なモデルも高値で取引されやすく、長期的に価値を保ちやすいでしょう。

Q.衝撃や落下による故障や外観ダメージにはどんなリスクがありますか?

A.時計を落としたり強い衝撃を与えると、内部の精密部品が破損して動かなくなったり、ケースやガラスにひび・割れが生じるリスクがあります。

ロレックスは耐久性が高いと言われますが、それでも強い衝撃でケースが割れたりブレスレットが切れることもあり、修理費用が高額になる場合があります。外観の傷やへこみは時計の価値を下げる要因にもなるため、衝撃や落下には十分注意が必要です。

Q.水や磁気による故障の可能性と日常での対策は何ですか?

A.リューズの締め忘れやパッキン劣化で水が入り込むと、ムーブメントがサビて重大な故障となります。日常では防水性能を過信せず、入浴やプールでは極力時計を外すか、使用する際はリューズを確実に締めることが大切です。

また、強い磁気にさらされるとヒゲゼンマイが磁化し時計が狂う原因となります。スマートフォンやスピーカーなど磁気を発するものに時計を近づけすぎないよう注意し、影響を受けた場合は専門店で消磁してもらう対策が必要です。

Q.故障や不具合の異常の兆候にはどんなものがありますか?

A.時計が故障しかけている際にはいくつかのサインがあります。例えば、秒針が飛び飛びに動いたり停止と再開を繰り返す、普段より明らかに進みすぎたり遅れたりするなどの動作の異常が挙げられます。

また、カリカリと擦れる異音がする、ローターの空回り音が大きくなるなど音の異変も要注意です。さらに、ベゼルが緩んでガタつく、リューズの締まりが悪くなる、ケースに歪みが見えるといった外観の異常も故障の兆候と言えます。

Q.社外パーツや改造は査定や動作にどのように影響しますか?

A.純正パーツ以外への交換や改造を行うと、買取査定額は大きく下がる傾向にあります。ロレックスはオリジナル状態の価値が重視されるため、社外パーツ使用や改造品は正規の保証やメンテナンスを受けられないことも多く、動作面でも予期せぬ不具合が生じる可能性があります。

時計の精度や耐久性が損なわれる恐れもあるため、資産価値や信頼性の観点からも純正状態を維持するのが望ましいでしょう。

Q.日常的な取り扱いでロレックスを長持ちさせる具体的なコツは何ですか?

A.まず、激しい衝撃や極端な温度変化を避けることが大切です。スポーツや振動の激しい作業時は時計を外すなど、衝撃から守りましょう。

また、入浴時やサウナでは、防水仕様といえど外すのが無難です。水に浸ける際はリューズを確実に締めてください。使用後は柔らかい布で汗や汚れを拭き取り、定期的にオーバーホールを行い潤滑油の交換やパッキン交換をすることで、長く良好な状態を保てます。

Q.定期メンテナンスはどのくらいの頻度で行うべきですか?

A.一般には4~5年に一度のオーバーホールが推奨されてきましたが、ロレックスでは近年、約10年に一度の点検を目安とするよう案内されています。

使用環境によって適切な頻度は変わりますが、時計の遅れ・進みが目立ったり異音がする場合は早めにメンテナンスに出した方が良いでしょう。

Q.購入・売却時に確認すべきポイントは何ですか?

A.購入時は真贋の確認と状態チェックが重要です。保証書の有無やシリアル番号を確認し、改造や社外パーツが使われていないか注意しましょう。動作確認として日差や各機能(カレンダーやクロノグラフなど)をチェックすることも大切です。

売却時は付属品を揃え、可能であればオーバーホール済みの状態で持ち込むと評価が上がる場合があります。さらに、複数の買取店で査定を比較し、信頼できる業者を選ぶこともポイントです。

まとめ

ロレックスの時計は、高い品質と資産価値、そして確固たるブランド力で多くの人々に愛されています。その構造面の工夫や代表モデルの多彩さからも、その魅力の一端が伺えます。日常で丁寧に扱い、定期的なメンテナンスを行うことで、その優れた性能と美しさを長く維持できるでしょう。

また、将来的に手放す場合も、きれいな状態や付属品完備であれば高い評価が期待できます。ロレックスはまさに「一生もの」の時計と言えるでしょう。

「おたからや」での「ロレックス」の参考買取価格

「おたからや」での「ロレックス」の参考買取価格をご紹介します。

画像 商品名 参考買取価格
ロレックス デイトナ 6265 ロレックス デイトナ 6265 9,573,000円
ロレックス デイトナ 126500LN ホワイト ロレックス デイトナ 126500LN ホワイト 5,101,900円
ロレックス GMTマスターⅡ 126719BLRO ブルー ロレックス GMTマスターⅡ 126719BLRO ブルー 4,962,000円
ロレックス サブマリーナー デイト SS グリーン 126610LV ロレックス サブマリーナー デイト SS グリーン 126610LV 3,052,000円
ロレックス エクスプローラー SS ブラック 14270 ロレックス エクスプローラー SS ブラック 14270 2,893,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

相場の動きや為替をこまめにチェックすると安心です。新作発表やモデルチェンジ前後は値段が動きやすいので、タイミング次第で希望額に近づきやすくなります。

また、オーバーホールの記録を残し、ブレスレットの余りコマやギャランティカードを保管しておくと次のオーナーにも安心感を与え、査定が安定しやすくなります。日ごろの簡単な手入れを続けることが、高値売却への近道です。

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

近年、ロレックスは世界的な需要増と供給制限で新品価格を超えるプレミア相場が続いています。査定では外装仕上げより箱・保証書の有無が重視され、未研磨かつフルセットの個体は同年式でも数十万円以上高くなる例が珍しくありません。

売却を視野に入れるなら日常の小傷は気にせず付属品の管理を優先し、オーバーホールは実施記録が残る正規サービスで行うと評価が安定します。また、相場変動が大きい時期は複数店で同日査定を取り、為替や金相場の動きを確認してタイミングを見極めるとより有利です。

 

ロレックスの買取なら「おたからや」

ロレックスを手放すときは、信頼できる査定店選びが欠かせません。「おたからや」は世界51 カ国との取引実績と全国約1,570 店舗のネットワークを活かし、変動する相場を即座に反映した高価買取を実現しています。

デイトナやサブマリーナーなど人気モデルはもちろん、ヴィンテージや限定品まで幅広く対応。ケース素材やリファレンス、コンディションを丁寧に確認し、その場で最適な価格をご提示します。付属品がなくても査定でき、細かな傷や使用感がある個体でも価値を逃しません。

店頭買取に加え、外出が難しい方には出張買取やオンライン査定も無料でご用意しています。大切にしてきたロレックスを安心して任せたいときは、豊富な実績と誠実な対応を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。

 

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おたからやの時計買取
査定員の紹介

木村 査定員

  • 趣味

    ギター・音楽鑑賞

  • 好きな言葉

    有言実行

  • 好きなブランド

    ロレックス

  • 過去の買取品例

    高級時計全般

おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。

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