※下記の画像は全てイメージです
ロレックスのパイロットウォッチ GMTマスターIIは、市場全体の高騰後もリファレンスごとに値動きが分かれ、選び方次第で資産性に差が出ます。
今回は、素材・ベゼルカラー・年式別に見る価格推移を整理し、購入前に確認すべき真贋・状態チェックや資金計画、高額査定に備えた保管・付属品管理までを解説いたします。長期保有で満足度を高めたい方も、売却益を意識する方も、判断軸を持てる内容になっておりますので、ぜひご覧ください。
Contents
GMTマスターIIとは
24時間針と回転ベゼルの連携で、基準時とローカル時刻を直感的に読み分けられる旅行者向けの機械式時計です。時針単独の調整で旅程変更時も素早く時刻合わせできます。
視認性と操作性を重視した設計に、耐衝撃性や防水性への配慮を加え、日常から長期使用まで安心して扱えます。装いに馴染む外装は実用性と意匠を両立します。長く使う前提の設計です。
GMTマスターIIの歴史
航空移動が一般化した時代に、異なる地域の時刻を同時に読む実務的な需要からGMT系は誕生しました。現行のIIでは時針の独立可動が加わり、乗り継ぎや日付変更線付近の移動でも手順が簡潔です。視認性は操縦席の要件を踏襲します。 操作は直感的で、時差の把握に迷いが生じにくい点が強みです。
開発の軸は、判読性と耐久性を備えた計器としての信頼です。反射を抑える表示や堅牢な外装、扱いやすい留め具などが段階的に改良されてきました。歴史的意匠を尊重しつつも、使い手の負担を減らす設計へ継続的に磨かれています。 こうした変遷の理解は選択時の比較軸の整理にも役立ちます。
機能と耐久性
機能の要は24時間針と両方向回転ベゼルの連携です。24時間目盛で基準時を把握しつつ、時針単独の調整でローカルタイムを素早く合わせられます。日付は時針の移動に追随し、移動中の手間を抑えます。針とベゼルの役割分担が明確です。 操作は段取りが単純で、視線移動が少なく読み取れます。
耐久面では、耐摩耗性に優れたベゼル素材や気密性を高めるリュウズ機構の採用例が多いです。ケースとブレスレットの剛性は日常の衝撃や水濡れへの安心感につながり、長期の精度維持にも寄与する設計です。メンテナンス性も意識した構造でしょう。 可動部のクリアランス管理は装着音の静かさにも影響し、快適性を底支えします。
GMTマスターIIが人気の理由
人気の背景には、実用に根ざした設計と識別しやすいベゼル意匠の調和があります。1本で多様な場面に対応でき、装いの系統を選びにくい汎用性が支持されています。 色分割の意匠は遠目の識別性を高め、時間帯の把握も直感的です。
資産性は状態や付属品、希少性など定性的な条件で左右されます。定期点検や清掃、保管環境の整備は外装の劣化抑制に役立ち、選択肢を広げます。購入時から記録や付属品を整える意識が、手元に置く期間と出口戦略の両立に有効です。 市場動向に依存しない基礎体力として、実用性とコンディション維持が評価の土台になります。
GMTマスターIIの選び方
配色や素材、厚みや重量感、ブレスの調整幅など外装と操作感の差異を多角的に確認します。写真と実物で印象が変わるため、屋内外の光環境で見比べると判断が安定します。装いとの調和も合わせて確認が必要です。
装着感は袖口や手首の可動域と関係します。微調整機構の有無、留め具の扱いやすさを試し、使用場面と保有期間に沿って優先順位を定めると選択がぶれません。
ベゼルの配色で選ぶ
ベゼルの配色は視覚的な個性を形作り、装いの雰囲気にも作用します。落ち着いた色調は静かな印象を与え、コントラストの強い配色はカジュアル寄りの存在感を生みます。職場環境や普段のスタイルに合わせ、調和の度合いを見極めるようにしましょう。文字盤やケースとの組み合わせで印象は大きく変わり、全体の統一感が装着頻度を左右することになります。
昼夜を示す色分割は時間帯の把握を助け、24時間表記の読み取りが直感的にできます。写真で強く見える色も実物では柔らぐ場合があるため、屋内外で見比べると納得感が高まるでしょう。 反射の出方や色の抜け方も確認し、主張の強弱と実用性のバランスを整えます。
素材で選ぶ
素材は見た目だけでなく、耐傷性や重量感、肌当たりに直結します。硬度や耐食性に優れた金属は外装の傷を抑え、長期の使用でも清潔感を保ちやすいです。可動部の精度と仕上げは装着音の静かさを左右し、快適な使用感に影響します。 面取りや研磨方向の統一は光の流れを整え、上品な印象を生みます。
ベゼル素材の選択も重要です。傷のつきにくさや色の変化の起こりにくさは扱いを楽にし、視認性の維持にも寄与します。光沢や反射の強さを用途に合わせて選び、衣服やアクセサリーとの相性を確認すると満足度が高まる傾向です。 アレルギー耐性や汗への強さも検討し、季節をまたいだ装着で違和感が出ないか確かめます。
旧型か現行型かで選ぶ
旧型と現行型の差は、操作系の扱いやすさや外装のディテールに現れます。時針の独立可動や微調整機構の進化は移動時の手順を簡潔にし、日常の時間合わせも負担が少ないです。発光や形状の改善で視認性も高まりました。 ケースの厚みやベゼルの触感も世代で異なり、着用時の重心感覚に差が出やすくなります。
一方で、歴史的な雰囲気や手触りを好むなら旧型が選択肢です。現行型はサービス体制やパーツ供給の安心感があり、日々の稼働に適した設計です。使用環境に照らし、操作性と雰囲気の優先を整理して選びます。 比較項目を見えるようにして、必須条件と許容範囲を明確にすると納得感の高い選択につながるでしょう。
- おたからや査定員のコメント
ベゼル色とセラクロムの艶、独立時針の操作節度、ブレス伸びの軽さがGMTマスターII選定の要です。屋外光で色抜けを確認し、ラグ面取りと重量バランスが手首に合うか試着で把握しましょう。現行機は耐磁ムーブと微調整クラスプで実用性が高く、旧型は夜光焼けの風合いが魅力です。付属品がなくても未研磨ケースとクリック感が良好なら資産価値は十分維持できます。
GMTマスターIIの価格推移
GMTマスターIIの相場は、ロレックス全体の高騰トレンドと為替・金利の変動を背景に、大きく値上がりと調整を繰り返しています。
特に126710系の新色追加やメーカー定価改定が転機となりました。本節では「新品」と「中古」に分け直近の流れと今後の見通しを整理し、購入判断の指標をご紹介します。
新品価格の推移
新品相場はメーカー定価の上昇と正規店の品薄が直接反映され、2019年頃には約98万円〜だった定価が2020年に約102万円〜へと急伸しました。コロナ禍による渡航制限があった2021年には約107万円〜へ変更され、円安が進んだ2022年には約120万円〜へと推移しています。
その後も価格改定が続いており、2025年現在の定価は約160万円〜へと推移しています。
現在の中古価格
GMTマスターIIの中古価格は現在約160万円〜と新品定価とほとんど変わらない金額で取引されています。流通量の少なさから定価よりも高額で取引されるケースも多く、入手をする際に高くつくことがあります。
しかし、新品で入手することが困難なモデルもあるため、どうしても欲しいモデルがある場合は中古での購入も視野に入れるのが良いでしょう。
価格変動が起こる要因
GMTマスターIIの相場は、為替・金利などのマクロ環境から個体ごとの状態差まで多層の要素が絡み合い上下します。本節では外部要因と個体要因を整理し、変動メカニズムを俯瞰することで購入タイミングや売却戦略に活用してください。
為替・金利などの外部要因
外部要因はマクロ経済と業界動向が中心です。円安や低金利は海外バイヤーの購買力を高め在庫を逼迫させる一方、円高や利上げは投資マネーを引き寄せ、相場を冷却します。
ステンレスやゴールドの素材高騰、燃料費や保険料を含む物流費、関税・免税制度の改定は定価と卸価格を押し上げ、中古相場にも影響する要因です。
さらに新色発表や著名人の着用報道がSNSで拡散すると短期で需要が集中し、一気に数十万円単位で動くこともあります。反対にモデルチェンジ確定後の旧型は供給過多となり、期待剥落で値が戻るケースもあります。
状態・付属品などの個体要因
個体要因は外観と履歴に集約されます。同一型番でも打痕やガラス欠け、過度な研磨で金属が痩せた個体は評価が大幅に下がり、フルセット美品と比べて数十万円差が付くのが通例です。夜光塗料再塗布やベゼル交換など純正外パーツもマイナス査定になります。
箱・保証書・ブレス余り駒が揃い、公式サービス明細が残る個体は信頼度が高く、保管環境が良好なら機械誤差も少なく将来コストが読めるため相場の底支えになりやすい点も押さえましょう。湿度管理やケース併用でリスクを減らす策が評価維持に寄与します。
購入時のチェックポイント
用途と装着環境を具体化し、視認性と操作性の優先度を整理します。試着で袖との干渉や手首の可動域を確認し、着け外しの手順や微調整機構の有無も体験して扱いを具体化します。
付属品と記録の整合は将来の整備や売却の自由度に直結します。保証範囲や窓口、交換部品の扱いを事前に確認し、写真と現物の差異は複数環境で検証します。疑問点は早めに解消します。
安心できる販売店かを確認する
販売店は、説明の透明性と整備体制で選びます。掲載写真の枚数や角度、光源の情報、傷や研磨歴の開示姿勢は判断材料になります。連絡の応対速度や文面の丁寧さも信頼の目安です。返品規定や点検の手順が明確なら、初期不良時の不安を抑えられます。
実店舗の試着可否や、遠方の場合の追加写真依頼への対応も確認します。箱や冊子などの付属状況、サイズ調整の可否、納品前クリーニングの範囲まで合意しておくと安心です。保証書の記載内容と番号の扱いは取り扱い方針を確認し、記録の整合を保ちます。担当者が型式や仕様差を図示で説明できるかも、理解の助けになります。
真贋と状態の確認を行う
状態確認は、外装と可動部を分けて丁寧に行います。拡大写真でラグやベゼルの角の残り具合、ブレスの伸びや留め具の摩耗を見極めます。針やインデックスの整合、夜間の視認性の均一さも手掛かりです。刻印の輪郭や文字の密度は加工の影響を推測する材料になります。
真贋は、仕様整合と記録の一貫性で検討します。箱や冊子の表記と個体の特徴が対応しているか、整備記録の記載と交換部品の痕跡が一致するかを確認します。磁気の影響や気密の点検結果も共有を受けると、日常の精度や安心感の見通しが立ちます。異常があれば追加写真と説明を求め、納得できるまで質問します。判断に迷う場合は専門点検を依頼します。
価格相場を把握する
相場把握は、単一の掲載価格に依存せず、複数の情報源で傾向を重ねて捉えます。撮影条件や記述の粒度、付属や整備歴の違いを補正し、同一条件に寄せて比較します。値付けの根拠説明が丁寧な掲載は、判断材料の質が高く、後日の整合確認にも役立ちます。掲載の時期や販売側の事情も考慮し、突出した値付けは慎重に扱います。
把握した傾向は、用途と保有期間の想定に結び付けます。長く使う前提なら、状態の良さや整備のしやすさを重視します。見立てがぶれた場合は、条件を固定した仮の比較表を作り、必須条件と許容範囲を分けて検証します。複合要因を分解すると見通しが澄みます。
高く売るためのコツ
評価の土台は状態維持と情報整備です。外装の清潔感と動作の安定を保ち、付属や整備記録を揃えます。写真は光源と角度を工夫し、掲載文で履歴を要点整理すると伝達精度が高まります。
窓口は説明の透明性と応対の丁寧さで選びます。条件比較は基準を固定し、手数やアフターの範囲まで含めて検討します。対話の記録は後日の確認に役立ちます。保管環境の管理も大切です。
付属品を揃える
付属品の揃いは説明負担を減らし、判断の確度を高めます。箱や冊子、調整駒、タグの有無が明確だと、受け手は使用履歴を具体的に想像できます。購入時の控えや整備の記録は、扱いの丁寧さを伝える材料です。欠けがある場合は、位置付けと影響範囲を正直に示します。
保管は湿度と日射を避け、紙類は曲がりや色移りを防ぎます。金属部品は袋で個別保管すると状態の把握が容易です。撮影では付属の全体像と、個体との対応が分かる構図を併用します。項目を箇条書きに整理し、確認の抜けを防ぐと、やり取りが滑らかになります。後日の相談や手続きが円滑になります。
コンディションを維持しておく
外装の小傷は避けにくいため、接触の多い場面では袖口や机の材質に配慮します。装着後は柔らかい布で汗や埃を拭き取り、可動部の塵をためない習慣を持ちます。磁力の強い機器から距離を取り、保管時はケース内で固定し、湿度の急変を避けます。
研磨は見た目を整えますが、角の残りや面の張りに影響します。実施の要否は、傷の深さと使用意図を踏まえて検討します。ブレスの伸びや留め具の緩みは、早めの点検が安心です。防水性の確認は開閉や経年で状態が変わるため、計画的に点検します。異音や針の挙動に違和感があれば、無理に使わずに相談し、記録を残します。
売却タイミングを見極める
タイミングは、市況の読み当てよりも、自分の利用状況と管理体制で決めます。使用頻度が下がり清掃や保管に負担を感じ始めたら、状態が良いうちの検討が合理的です。買い替え計画と重ね、手元に残す条件と手放す条件を言語化すると、判断がぶれにくくなります。
準備段階では、付属品や整備記録を揃え、撮影素材と説明文を先に整えます。希望や条件の譲れない点を明確にし、相談窓口の回答速度や提案の質で候補を絞ります。やり取りの記録を残し、合意事項を整理すると、取引後の確認も円滑です。急ぎの事情は条件を狭めがちなので、余裕を確保します。無理のない段取りが安心です。
まとめ
本稿では、GMTマスターIIの見極めと扱い方を、操作性と状態管理の観点から整理しました。相場の傾向は掲載条件や個体差で印象が変わるため、同条件に寄せた比較と、用途に沿う優先順位づけが判断の精度を高めます。購入前の試着と説明の整合確認は有効です。
売却を視野に入れる場合は、日常の保管と記録整備を重ねることが成果に直結します。付属の整理と写真の工夫は情報の非対称を減らします。迷いが残る局面では、第三者の点検で不確実性を下げ、合意形成を滑らかに進めてください。比較項目を作り、必須条件と許容範囲を分けておくと、判断を一貫できるでしょう。
「おたからや」での「GMTマスター」の参考買取価格
「おたからや」での「GMTマスター」の参考買取価格をご紹介します。
商品画像 | モデル名 | 参考買取価格帯(目安) |
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ロレックス GMTマスターII SS 126710BLRO | 3,513,400円 |
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ロレックス GMTマスターⅡ SS 126720VTNR | 2,909,500円 |
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ロレックス GMTマスターII SS ブラック 126710BLNR | 2,871,000円 |
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ロレックス GMTマスターII SS ブラック ペプシ 16710 | 2,123,000円 |
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ロレックス GMTマスター 1675 ブラック | 2,865,500円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
GMTマスターはツートーンベゼルと第2時間帯表示が象徴で、ベゼルの発色とクリック感、ブレスレットの伸びが査定の鍵になります。
ヴィンテージは夜光の色味が揃い、ケースエッジが未研磨に近いほど高評価となり、現行モデルはセラクロムベゼルの艶やムーブメントの精度が評価に直結します。付属品がなくても査定可能ですので、まずは店頭でコンディションをご相談ください。
- おたからや査定員のコメント
ツートーンセラクロムの艶とクリック感、ブレス伸びの少なさがGMTマスターII査定の核心です。独立時針がスムーズで日差±2秒内なら、付属品がなくても相場上限を狙えます。未研磨ケースのエッジと夜光の均一な色味が揃えば、BLRO・BLNRいずれも需要が厚く資産性は盤石です。
GMTマスターの買取なら「おたからや」
「おたからや」では、1675や16710のヴィンテージ、“ペプシ”126710BLRO・“バットマン”126710BLNR・“ルートビア”126711CHNR、最新“スプライト”まで幅広く査定いたします。
専門鑑定士がキャリバー3285/3186の歩度・振幅、セラクロム/アルミベゼルの色味やクリック感、ブレスの伸び具合、夜光インデックスのエイジングを徹底検証し、国内外オークションの最新落札相場を反映した高水準の査定額をご提示します。
付属品がなくても真贋と価値を正確に評価できる体制が整っているため安心です。査定は完全無料・予約不要、ご成約後は最短即日で現金化いたします。大切なGMTマスターを納得の価格で売却したい方は、豊富な実績を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。
おたからやの時計買取
査定員の紹介
木村 査定員

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趣味
ギター・音楽鑑賞
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好きな言葉
有言実行
-
好きなブランド
ロレックス
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過去の買取品例
高級時計全般
おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。
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