
※下記の画像は全てイメージです
ロレックスといえば、高い防水性と堅牢性を誇るスポーツモデルが有名ですが、実はまったく異なる路線を追求するコレクションが存在します。
それが、エレガントなドレスウォッチライン「チェリーニ」です。なかでもチェリーニ プリンスは、1928年の誕生以来、ロレックスの歴史において特別な位置を占めるモデルとして知られています。
医師への贈り物として開発されたこのモデルは、独立した秒針と長方形のケースという、他のロレックスでは見られない独特なデザインを特徴としています。2006年には創業100周年を記念して復刻版が発表され、シースルーバックという新たな試みも加わりました。
本記事では、「ロレックスらしくないロレックス」と呼ばれるチェリーニ プリンスの魅力と特徴、そして現在の市場価値について詳しく解説していきます。

Contents
ロレックスのチェリーニ プリンスとは?歴史を解説

チェリーニ プリンスは、ロレックスの長い歴史において、個性的で芸術的なモデルの1つです。
1928年に誕生した初代チェリーニ プリンス
チェリーニ プリンスは、1928年にロレックスのドレスウォッチラインとして誕生しました。
当時はまだ腕時計が懐中時計から移行し始めた時期で、多くの時計が丸型ケースを採用。プリンスは、丸型ケースではなく長方形型のケースを採用した革新的なデザインでした。
「医師への贈り物」というコンセプトのもと開発されたこのモデルは、医療現場での実用性を重視した設計となっています。
初代モデルは約20〜30年間製造されましたが、当時の生産技術や腕時計の需要を考慮すると、生産本数は限られています。
ロレックス創業100周年で復刻版が登場
ロレックス創業100周年を記念して、2005年にチェリーニ プリンスの復刻版が発表され、翌年発売されました。約30年ぶりの復活は、多くのコレクターや愛好家から注目を集めました。
復刻版では、オリジナルのデザインを忠実に再現しながら、現代的な技術を取り入れた進化を遂げています。
大きな変更点は、ロレックスでは極めて珍しいシースルーバック仕様の採用です。サファイアクリスタルの裏蓋から、美しく仕上げられた手巻きムーブメントを鑑賞できるようになりました。
また、約70時間のパワーリザーブを備えた手巻きムーブメントかつ、ロレックス唯一のシースルーバック仕様ということもあり、当時注目を集めました。復刻版も2017年には生産を終了しています。
チェリーニという名称の由来
チェリーニという名称は、16世紀イタリア・ルネサンス期の彫金師・彫刻家であるベンヴェヌート・チェッリーニに由来しているといわれています。彼は金細工の巨匠として知られ、教皇や王侯貴族のために数々の芸術作品を制作しました。
チェリーニシリーズは、美しさを重視し、装飾性の高いデザインが特徴です。
そのため、ロレックスがこの芸術家の名を冠したのは、単なる時計を超えた芸術作品としての価値も追求していたモデルのためと考えられます。
実際にチェリーニは、金無垢モデルがメインのドレスウォッチのコレクションに分類されています。
チェリーニ プリンスの特徴を紹介

チェリーニ プリンスは、ロレックスの中でも異彩を放つ存在です。その独特なデザインと機能は、ドレスウォッチとしての美しさと実用性を見事に融合させています。
ロレックスで唯一の長方形ケース
チェリーニ プリンスの最大の特徴は、ロレックスで唯一採用されたレクタンギュラー(長方形)ケースです。縦長のフォルムは、手首への収まりが良く、袖口にも邪魔にならない薄型設計です。
文字盤は上下に分かれた独特な構成で、上部には時と分を示すメインダイヤル、下部には秒を刻むスモールセコンドが配置されています。この分離型のダイヤル構成により、医師が患者の脈拍を測る際、秒針だけに集中できる実用的な設計です。
また、ケースの仕上げも非常に丁寧で、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを組み合わせることで、立体感のある美しい外観を実現しました。この繊細な仕上げは、スポーツモデルとは異なるチェリーニ プリンスの優雅さを際立たせています。
- おたからや査定員のコメント
また、ラグ部分も直線的なデザインで、ケース全体のシャープな印象を強調しています。この幾何学的なフォルムは、現代においても古さを感じさせない、普遍的な美しさを持っています。

オイスターケースを採用していない
チェリーニ プリンスは1928年頃に誕生しましたが、この時期は自動巻き機構「パーペチュアル」(1931年)と防水ケース「オイスターケース」(1926年)の開発の狭間でした。
そのため、ロレックスの代名詞ともいえるオイスターケースはチェリーニには採用されていません。時計のケースの裏蓋がはめ込み式となっているスナップバック式を採用しており、すっきりとした厚みを実現しています。
また、オイスターケースに縛られないことで、レクタンギュラー型やクッション型など、ゴールド素材を用いた様々なケース形状のモデルが展開できました。
独特のダイヤル・文字盤構成
チェリーニ プリンスの文字盤は、上下2つの独立したダイヤルで構成される「ダブルダイヤル」方式を採用しています。上部の大きなダイヤルには時針と分針が配置され、下部の小さなダイヤルには秒針が独立して配置されています。
この配置により、時刻の読み取りと秒の計測を明確に分離できるため、医療現場での使用に適しています。
また、デザイン面でも、この非対称な構成が独特の個性を生み出し、アート作品のような美しさが魅力です。
このような特徴があり、チェリーニは「ロレックスらしくないロレックス」として、独自の地位を確立したのです。
ロレックス創業100周年復刻版のチェリーニ プリンスだけの特徴を紹介

ロレックス創業100周年を記念し、2005年に発売されたチェリーニ プリンスの復刻版は、初期モデルとは異なる仕様が複数あります。
復刻版の最大の特徴は、ロレックス初となるシースルーバックを採用したことです。サファイアクリスタルの裏蓋から、美しく仕上げられた手巻きムーブメントの動きを鑑賞できます。初代がスナップバック式だったのに対し、これは復刻版だけの画期的な仕様です。
復刻版には約70時間のパワーリザーブを誇る手巻きムーブメントCal.7040が搭載されています。
4つのモデルに合わせて異なる装飾が施されるというこだわりで、ムーブメントは同じCal.7040ですが、それぞれの1〜4までの枝番に分かれています。
また、文字盤には放射状のギヨシェ彫りが施され、光の角度によって表情を変える繊細な仕上げです。インデックスにはローマ数字やアラビア数字が採用され、クラシカルな雰囲気を醸し出しています。
- ムーブメント:時計の動力機構
- ギヨシェ彫り:文字盤の装飾模様
- パワーリザーブ:ゼンマイの持続時間
ロレックスのチェリーニ プリンス以外の人気モデルを紹介
チェリーニシリーズには、プリンス以外にも魅力的なモデルが存在します。
チェリーニ タイム

チェリーニ タイムは、2014年に登場したチェリーニシリーズの基本モデルです。シンプルな3針モデルで、時・分・秒のみを表示する、シンプルなドレスウォッチです。
39mmのラウンドケースは、現代的なサイズ感でありながら、薄型設計により優雅な印象を保っています。文字盤には放射状のギヨシェ彫りが施され、光の反射により美しい輝きを放ちます。ホワイトゴールドケースに、ブラックまたはホワイトの文字盤という組み合わせが基本です。
このモデルで注目すべきは、チェリーニシリーズで初めて自動巻きムーブメントが採用された点です。Cal.3132を搭載し、防水性能も50mまで向上しました。
チェリーニ デイト

チェリーニ デイトは、チェリーニ タイムをベースに日付表示機能を追加したモデルです。特徴的なのは、一般的な日付窓ではなく、3時位置に配置されている点です。
外周に配された日付表示を、三日月型の針が指し示すこの機構は、文字盤の美しさを損なうことなく実用性を高めています。
ケース素材には、ホワイトゴールドとエバーローズゴールドの2種類が用意され、文字盤もシルバー、ブラック、ブルーなど多彩なバリエーションが展開されました。
革ベルトとの組み合わせにより、フォーマルからビジネスまで幅広いシーンで活躍します。
チェリーニ デュアルタイム

チェリーニ デュアルタイムは、異なる2つの時間を確認できるデュアルタイム機能を搭載した、旅行者やビジネスパーソン向けのモデルです。6時位置にサブダイヤルが配置され、ホームタイムとは別の時間帯を表示できます。
サブダイヤルの外周には、太陽と月のマークが描かれた小窓があり、第二時間帯の昼夜を判別できる工夫がされています。この機能により、海外にいても母国の時間帯の状況を瞬時に確認が可能です。
デザイン面では、2つのダイヤルがバランス良く配置され、複雑な機能を持ちながらもエレガントな印象を保っています。ケースサイズは39mmで、現代的なサイズ感と薄型設計の両立を実現しています。
チェリーニ ムーンフェイズ

チェリーニ ムーンフェイズは、2017年に登場したチェリーニシリーズのモデルです。ロレックスで唯一、月の満ち欠けを表示するムーンフェイズ機能を搭載した、特別な存在となっています。
6時位置に配置されたブルーエナメルのディスクに、満月と新月が描かれ、実際の月齢に合わせて回転します。特筆すべきは、月の部分に本物の隕石(メテオライト)を使用している点です。
外周には日付表示も配され、実用性と芸術性を見事に融合させた、チェリーニシリーズの集大成ともいえるモデルです。
チェリーニ プリンスの市場価値と評価

チェリーニ プリンスは、スポーツモデルとは異なる市場動向を見せています。その独特な位置づけと希少性が、どのような価値を生み出しているのか詳しく見ていきましょう。
現在の中古市場の相場
1928年発売当時のチェリーニ プリンスは中古市場でも出回ることが少ない希少モデルです。価格に関しては、状態の良いモデルを見つけることすら難しい現状があるため数百万円から1,000万円を超える価格で取引されることもあります。
また、チェリーニ プリンス復刻版モデルの現在の中古市場では、状態や付属品の有無により価格は変動しますが、おおむね200万円前後で取引されています。これは定価からの下落率が比較的小さく、安定した価値を保っているといえるでしょう。
特に完品で状態の良い個体や、人気のあるモデルは、200万円以上の価格で取引されることもあります。
生産終了から年数が経過するにつれ、良好な状態の個体が減少しているため、今後の価格上昇も期待されています。
コレクター間での評価と希少性
チェリーニ プリンスは、一般的な人気では劣るものの、コレクターや時計愛好家の間では高い評価を受けています。「ロレックスらしくないロレックス」という独特な立ち位置が、逆に、希少価値を生み出しているのです。
特に注目されるのは、ロレックスで唯一のレクタンギュラーケースと、シースルーバック仕様という2つの要素です。
これらは他のロレックスモデルでは見られない特徴であり、コレクションの中でも特別な存在感を放ちます。
投資対象としての可能性
チェリーニ プリンスは、スポーツモデルのような急激な価格高騰は見せませんが、安定した資産価値を持つ時計といえます。デイトナやサブマリーナーのような爆発的な人気はないものの、その分価格の変動も穏やかで、リスクが低い投資対象です。
2017年の生産終了以降、徐々に市場での流通量が減少しており、今後は希少性がさらに高まることが予想されます。
また、「人と被らないロレックス」を求める層からの需要は常に存在し、一定の流動性も確保されています。長期的な視点で見れば、緩やかながらも着実な価値上昇が期待できる、堅実な投資対象といえるでしょう。
チェリーニが廃盤になった背景や「人気がない」といわれる理由

2023年、長い歴史を持つチェリーニシリーズが生産終了となりました。その背景と、新たに登場した後継モデルについて詳しく解説します。
2023年の廃盤の背景
チェリーニシリーズは、2023年をもって約95年の歴史に幕を下ろしました。最後まで生産されていたチェリーニ ムーンフェイズの廃盤により、現行ラインナップからチェリーニの名が消えることとなったのです。
生産終了の背景には、市場での需要の低さがあったと考えられています。スポーツモデルが圧倒的な人気を誇る中、ドレスウォッチであるチェリーニは、販売面で苦戦を強いられていました。
特に日本市場では、実用性を重視する傾向が強く、非防水のドレスウォッチへの需要は限定的でした。
また、ロレックスが製品ラインナップの整理と効率化を進める中で、生産数の少ないチェリーニシリーズは、ビジネス戦略上の優先順位が低かったと推測されます。
パーペチュアル1908の登場
チェリーニの後継として、2023年に新たなドレスウォッチライン「パーペチュアル1908」が登場しました。1908という数字は、ロレックスが「ROLEX」の商標を登録した年を意味し、ブランドの原点回帰を象徴しています。
パーペチュアル1908は、チェリーニの優雅さを継承しながら、より実用的な仕様へと進化しています。デザイン面では、よりクラシックでシンプルな文字盤となり、スモールセコンドを6時位置に配置したエレガントな構成です。
ケース素材には、ホワイトゴールドとイエローゴールドが用意され、チェリーニの高級路線を継承しています。
チェリーニはなぜ人気がないといわれるのか
チェリーニが「人気がない」といわれる主な理由は、認知度の低さとすでに廃盤になっていることです。
ロレックスは高級時計ブランドでありながら、堅牢性や防水性のある実用的な時計を目指して開発を行ってきました。その結果、デイトナやサブマリーナーなどのスポーツモデルが圧倒的な知名度を獲得し、「ロレックス=スポーツモデル」というイメージが定着しました。
チェリーニは日本においてそれほど需要の高いモデルではありません。せっかくロレックスを買うのならスポーツモデルと考える人が多かったことも、認知度が上がらなかった要因です。
さらに、現在では廃盤となっているため、現在では希少モデルとなり需要が高まることが想定されますが、市場に出回る数が限られています。そのため、特定のコレクター層やドレスウォッチ愛好家のみに需要が限定される状況となっています。
チェリーニは、「人気がない」というよりも、ニッチな需要を持つコレクター向けのモデルとして位置づけるのが正確です。
ロレックス チェリーニに関するよくある質問

チェリーニシリーズについて、購入を検討される方から寄せられる代表的な質問にお答えします。チェリーニ プリンスを含め、シリーズ全体の疑問を解消していきましょう。
Q.ロレックスのチェリーニとは何ですか?
A.チェリーニは、ロレックスが1928年から2023年まで製造していたドレスウォッチコレクションです。スポーツモデルとは異なり、フォーマルシーンに適したエレガントで薄型のデザインが特徴となっています。
最大の特徴は、ロレックスの代名詞であるオイスターケースやパーペチュアル機構を採用していない点です。防水性を犠牲にすることで薄型化を実現し、革ベルトとの組み合わせでクラシカルな雰囲気を演出しています。
素材には18Kゴールドやプラチナなどの貴金属を使用し、ラグジュアリーな仕上げとなっています。「ロレックスらしくないロレックス」として、独自の路線を歩んできた特別なコレクションといえるでしょう。
Q.チェリーニが廃盤になったのはいつですか?
A.チェリーニシリーズは、2023年に正式に生産終了となりました。最後まで製造されていたチェリーニ ムーンフェイズの廃盤により、約95年の歴史に幕を下ろすこととなりました。
チェリーニ プリンスについては、復刻版が2017年に生産終了しています。2006年から約11年間製造された復刻版は、比較的短命に終わりましたが、その希少性から現在も高い評価を受けています。
廃盤の発表後、後継モデルとして「パーペチュアル1908」が登場しました。チェリーニの優雅さを継承しながら、より実用的な仕様へと進化した新たなドレスウォッチラインとして展開されています。
Q.ロレックスのチェリーニとはどういう意味ですか?
A.チェリーニ(Cellini)という名前は、16世紀イタリア・ルネサンス期の彫金師・彫刻家であるベンヴェヌート・チェッリーニ(Benvenuto Cellini)に由来するとされています。
チェリーニシリーズは、機能性よりも美しさを重視し、装飾的で優雅なデザインが特徴です。
そのため、ロレックスがこの芸術家の名を時計に冠したのは、単なる実用品を超えた芸術作品としての価値を追求するためと考えられます。
Q.チェリーニ プリンスの特徴は何ですか?
A.チェリーニ プリンスの最大の特徴は、ロレックスで唯一採用されたレクタンギュラー(長方形)ケースです。縦45mm×横29mmという独特なプロポーションで、他のロレックスでは見られない個性的なデザインとなっています。
文字盤は上下に分かれたダブルダイヤル構成で、上部に時分表示、下部に独立した秒表示(スモールセコンド)が配置されています。この配置は、医師が脈拍測定時に秒針だけを見やすくするための実用的な設計でした。
また、2006年の復刻版では、ロレックスでは極めて珍しいシースルーバック仕様が採用されています。美しい手巻きムーブメントを鑑賞できる点も大きな特徴となっています。
Q.チェリーニの防水性能はどれくらいですか?
A.チェリーニシリーズの防水性能は、モデルや製造時期により異なります。初期のチェリーニや復刻版のチェリーニ プリンスは、基本的に非防水または日常生活防水程度(30m防水相当)でした。
2014年以降のチェリーニ タイム、デイト、デュアルタイム、ムーンフェイズは、50m防水に向上しました。これにより、雨や手洗い程度の水濡れには対応できるようになりましたが、水泳や入浴には適していません。
それは、ロレックスの代表的な防水ケースであるオイスターケースが採用されていないためです。当時、ロレックスのオイスターケース開発とチェリーニ プリンスの開発時期が重なっていたため、採用されなかったと考えられます。
Q.チェリーニ プリンスの中古相場はどれくらいですか?
A.チェリーニ プリンスの中古相場は、状態や付属品の有無により異なりますが、おおむね140万円から180万円程度となっています。定価178万5,000円からの下落率は比較的小さく、安定した価値を保っています。
特に人気の高いホワイトゴールドモデルや、完品で状態の良い個体は200万円を超える価格で取引されることもあります。また、初代のアンティークモデルは極めて希少で、数百万円から1,000万円を超える価格となることもあります。
- おたからや査定員のコメント
廃盤から年数が経過するにつれ、市場での流通量は減少傾向にあり、今後はさらなる価格上昇も予想されます。投資対象としても、緩やかながら着実な価値上昇が期待できるモデルといえるでしょう。

Q.チェリーニとオイスターパーペチュアルの違いは?
A.最大の違いは、防水性と機能性にあります。オイスターパーペチュアルは、防水ケース(オイスターケース)と自動巻き機構(パーペチュアル)を搭載した、ロレックスの基本モデルです。100m以上の防水性能を持ち、実用性を重視しています。
一方、チェリーニは薄型のドレスウォッチで、防水性を犠牲にしてエレガンスを追求しています。素材も、オイスターパーペチュアルが主にステンレススチールなのに対し、チェリーニは貴金属を使用し、革ベルトとの組み合わせが基本です。
用途面でも、オイスターパーペチュアルが日常使いに適しているのに対し、チェリーニはフォーマルシーンでの着用を想定しています。それぞれが異なる哲学のもとに作られた、対照的なコレクションといえるでしょう。
まとめ
ロレックスのチェリーニ プリンスは、スポーツモデルが主流のロレックスにおいて、異彩を放つ存在です。
レクタンギュラーケース、独立した秒針、シースルーバックという、他のロレックスでは見られない特徴を持ち、まさに「ロレックスらしくないロレックス」として独自の価値を確立しています。
医師への贈り物として開発された実用的な背景、ベンヴェヌート・チェッリーニの名を冠した芸術的な側面、そして薄型でエレガントなドレスウォッチとしての完成度。これらすべてが融合したチェリーニ プリンスは、単なる時計を超えた存在といえるでしょう。
2023年のチェリーニシリーズ廃盤により、その希少価値はさらに高まっています。スポーツモデルのような爆発的な人気はありませんが、人と被らない個性的なロレックスを求める層から、そしてコレクターから、支持を集め続けています。
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「おたからや」での「ロレックス チェリーニ」の参考買取価格
「おたからや」での「ロレックス チェリーニ」の参考買取価格をご紹介します。(2025年11月時点)
| 画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
|---|---|---|
![]() |
チェリーニプリンス 5442/5 | 1,943,000円 |
![]() |
チェリーニプリンス 5440/8 | 1,824,000円 |
![]() |
チェリーニプリンス 5443/9 | 1,501,000円 |
![]() |
チェリーニプリンス 5443/9 | 1,336,500円 |
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-
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