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18金と24金はどっちが高い?純度や特徴の違いをわかりやすく解説

金には、「18金」や「24金」などの種類があります。これらの言葉を耳にしたことはあっても、具体的にどのような違いがあるのかわからない方も多いかもしれません。

18金や24金といった金の種類は、純度によって分かれています。また、純度が異なることで、性質などにも違いが生まれるのが特徴です。

この記事では、18金と24金の価値・価格の違いをはじめ、さまざまな観点から特徴を比較して解説します。18金や24金を購入したい・売却したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

なお、現在金の買取価格は高騰中です。2023年9月には、金の買取価格が過去最高値の1万円台を記録しました。18金や24金の売却を検討している場合は、買取価格の動きも併せてチェックしてみてください。

今日の金1gあたりの買取価格相場表

金のレート(1gあたり)
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18金と24金の価値の違いは純度にある

金の価値・価格に影響を与えるのが「純度です。基本的には、純度が高ければ高いほど金の価値は上がると考えられます。

よって、18金と24金の価値の違いを比べるためには、まずは純度の違いを理解する必要があります。

金の純度とは?

金の純度とは、金製品に含まれる純金の割合のことです。

金の純度を表す際には、「24分率」という基準が用いられます。24分率では24金を純度99.99%以上の「純金」と考え、22金、18金、14金と数字が小さくなるにつれて、含まれる純金の割合が減っていきます

例えば、18金は純金の割合が24分の18(18/24)となるため、純度は75%です。残りの25%には、銀や銅、パラジウムなど、「割金」と呼ばれる金以外の金属を配合します。

割金を混ぜるのは、金製品の加工のしやすさや強度、色味などを調整しやすくするのが目的です。

また、金の純度は、「K(カラット)」という単位を用いて表すこともあります。金製品をよく見てみると、「K24」「K22」「K18」といった刻印が見つかることもあるでしょう。

18金よりも純度の高い24金のほうが高価

純金の割合が75%の18金と、99.99%以上の24金を比べると、純度の高い24金のほうが高価だといえます。

18金は金以外の金属が混ざっている「合金」なので、純金と同等には扱われません。ただし、合金のなかでも純金の割合が高めであることや、扱いやすいことなどから、18金も高値で取引されています。

18金と24金の違いは純度以外にもある

金の純度が異なると、性質などにも違いが生まれます。ここでは、18金と24金の純度以外の違いを見ていきましょう。

色味の違い

24金は、純金の色味である濃いオレンジ色をしています。純度が低くなるにつれて純金の色味は薄れていくため、18金は24金よりも明るく見えやすいでしょう。

また、18金は割金の種類・配合割合によっても色味が変わります。これをカラーゴールドといい、「ピンクゴールド」・「イエローゴールド」・「ホワイトゴールド」などのバリエーションがあります。

ピンクゴールドは、割金として銅・銀・パラジウムを配合し、温かみのあるピンク色に仕上げたものです。銅の割合が増えるほど、ピンクの色味は濃くなります。

イエローゴールドは、割金に銀・銅を配合し、落ち着きのある黄色に仕上げたものです。銀と銅の含有量を同等にすることでバランスを保っているため、銀が多くなったり、銅が多くなったりすると、別のカラーゴールドに変化します。

そしてホワイトゴールドは、割金に銀・パラジウムなどを配合することで、プラチナのような白銀色の輝きを持たせた金属です。

ジュエリーなどに用いる場合は、輝きがさらに美しくなるよう、白く明るい「ロジウム」という金属のコーティングを施して補強するケースもあります。

変色のしやすさの違い

金そのものは酸化しにくい性質があるため、純金である24金は変色しにくいのが特徴です。変色の心配が少なければ、長期的な保管も容易でしょう。

一方の18金は、割金の影響で変色することがあります。特に、銀や銅が混ざっている場合は、硫化・酸化により変色しやすいでしょう。

ただし、適切なお手入れによって変色のリスクは減らせます。また、変色の程度にもよりますが、変色してしまったとしてもきれいな状態に戻すことは可能です。

比重の違い

比重とは、一定の体積に対する密度について、基準物質の密度と比較した際の数値を指します。18金と24金の比重は、それぞれ以下のとおりです。

  • 18金:14.84~16.12
  • 24金:19.13~19.51

すなわち、同じ大きさの金製品の場合、18金よりも24金のほうが重いといえます。

強度(硬さ)の違い

金は、純度が高いほどやわらかい性質があります。そのため、24金はやわらかく加工しやすい性質がありますが、一方で傷も付きやすくなることから、使用用途は限定的です。

ほかの金属を混ぜている18金は、24金よりも硬く強度が高まるため、傷や変形を防ぎやすいでしょう。このような性質から、ジュエリーやアクセサリーには18金が多く用いられています。

なお、金属の硬さは「ビッカース硬度」で表されます。ビッカース硬度の単位は「Hv」で、数値が大きいほど硬いことを意味します。

18金のビッカース硬度は、割金の種類・配合割合によっても異なりますが、目安は120Hv以上です。24金のビッカース硬度が約22Hvであるのと比べると、18金は硬く耐久性に優れているのが明らかでしょう。

使用方法(用途)の違い

先述のとおり、18金は純金に近い輝きがありつつも比較的強度が高いため、ジュエリーやアクセサリーに使用されることが多いのが特徴です。

一方の24金は、強度は低いものの資産価値の高さを活かし、投資用のインゴット(地金)や、「メイプルリーフ金貨」などのコイン(金貨)に加工されています。メイプルリーフ金貨とは、カナダ中央政府が発行しているもので、国際的な信頼性の高さから世界で最も流通している金貨です。

アレルギーの出やすさの違い

18金のジュエリーやアクセサリーを身に着けた際、含まれている割金がその方の体質に合わないと、金属アレルギー反応が出ることがあります。アレルギーを起こしやすい金属には、ニッケルやパラジウムなどが挙げられるでしょう。

しかし、金そのものはアレルギーが起きにくいといわれているため、24金は18金よりもアレルギー反応が出る可能性が低いと考えられます。

買うなら18金と24金どっちがいい?

ここまで紹介したとおり、18金と24金にはそれぞれ違いがあります。18金と24金、どちらの金製品を選ぶか迷っているなら、両者のメリット・デメリットを踏まえたうえで選択するのがおすすめです。

18金のメリット・デメリット

18金のおもなメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 耐久性に優れる
  • カラーバリエーションが豊富である
デメリット
  • 24金よりは資産価値が低い
  • 変色しやすい
  • 金属アレルギー反応が出る可能性がある

割金が含まれる18金は耐久性に優れるため、普段使いのジュエリーやアクセサリーとして使用するのが向いています。また、ピンクゴールド・イエローゴールド・ホワイトゴールドなどとカラーバリエーションも豊富なので、好みに応じて選ぶ楽しさもあるでしょう。

しかし、資産として考えたときには、24金に比べると価値が劣ります。黒ずみや変色、金属アレルギーのリスクにも注意が必要です。

24金のメリット・デメリット

24金のおもなメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
  • 資産価値が高い
  • 変色しにくい
  • 18金よりは金属アレルギーのリスクが低い
デメリット
  • 傷が付きやすい
  • 購入する場合、価値が高い分価格も高い

24金は金のなかで最も純度が高いため、資産価値も高いのがメリットです。18金に比べると、黒ずみや変色なども起きにくいでしょう。

ただし、やわらかく耐久性には劣るため、普段使いするようなアイテムには向いていません。

なお、24金を購入する場合は、価格が高いことがデメリットになるかもしれませんが、売却する場合は高価買取が期待できます

金の買取価格は現在高騰中!

上記グラフからもわかるとおり、金の買取価格は高騰が続いています。2023年9月には、金の買取価格が過去最高値の1万円台を記録しました

金の買取価格が高騰している理由には、経済の先行きや地政学的リスクが世界的に不安視されていることなどが挙げられます。

金を少しでも高く売るためには、相場を知り、高騰しているタイミングで売却することが大切です。

今日の18金の買取相場を見る

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18金・24金の買い取りなら「おたからや」

18金や24金を高値で売却したいと考えるなら、買取業者選びが重要です。買取業者を選ぶ際は、金の高価買取実績が十分にあるかチェックすると、納得いく価格で売却しやすいでしょう。

金の買取専門店「おたからや」では、専門的な査定用具を駆使し、経験豊富なプロが価値を正確に査定するため、金の高価買取実績が豊富です。また、買取金額は即日現金でお渡しできます。

また、「おたからや」は、北海道から沖縄まで全国に1,000店舗以上を展開しています。お手持ちの金製品が18金なのか24金なのかはっきりしない場合でも、お気軽にお近くの「おたからや」へご相談ください。

18金の買取情報をチェックする

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まとめ

18金と24金を比べると、純度の違いから24金のほうが高価だといえます。18金と24金の純度以外の違いは、以下のとおりです。

18金 24金
色味 割金の種類・配合割合によって色味が変わる 純金の色味である濃いオレンジ色
変色のしやすさ 変色しやすい 変色しにくい
比重 24金と比べて軽い 18金と比べて重い
強度(硬さ) 硬く強度が高い やわらかく傷付きやすい
使用方法(用途) ジュエリーやアクセサリーなど インゴットやコインなど
アレルギーの出やすさ 割金の種類・配合割合によってアレルギーが出る可能性がある アレルギーは出にくい

メリット・デメリットに感じる点は人によっても異なるため、18金や24金を購入・売却する際は、これらの特徴を踏まえたうえで選択しましょう。

金の買取専門店「おたからや」では、経験豊富なプロが金の価値を正確に査定するため、高価買取を実現できます。まずはお気軽に、お近くの「おたからや」へご相談ください。

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