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金を売るときの注意点とは?
必要な書類や
売却の手順もご紹介

2023年9月に金の買取価格が1万円を超えたこともあり、所有している金を売却したいニーズも高まっています。

金を売りたいと思っていても、金の売却方法や売却の手順、売却に必要な書類がわからないという方も多いのではないでしょうか。

金は近年高騰が続いており、金を売却するなら今が良いタイミングです。売却タイミングを逃さないためにも、金を売却する方法や売却に必要な書類を知っておきましょう。

今回は、金を売却する際の注意点を解説し、売却時に必要な書類や売却の手順を紹介します。金の売却を検討中の方はぜひ参考にしてください。

金を売るときの注意点

金を売却する際は、どのような点に注意すべきなのでしょうか。金を売却するときの注意点を7つ解説します。

金の買取相場を把握する

金の買取相場は、金の純度や重量によって大きく異なります。また、世界情勢の変化などによっても金の相場は日々変動しています。

以下は、過去10年の参考買取価格相場のグラフです。近年はコロナショックやウクライナショックなどの社会不安から、金相場の高騰が続いており、10年前と比べて金相場が大きく変動していることがわかるでしょう。

金の相場を把握しておくと、買い取りを依頼した際に提示された価格が相場に見合ったものなのかを判別できるようになります。また、相場の先行きを予想できれば、保有している金をいつ売るべきかを検討しやすくなります。

金の安売りを防ぐためにも、金の買取相場を知っておきましょう。

今日の金の買取価格を確認する

金の買取価格は店によって異なる

金の買取価格は買取店によって異なります。複数の店舗で査定してもらい、買取価格を比較してから売却するのがおすすめです。複数の店舗を比較することで、買取価格の交渉もしやすくなり、より高い価格での売却ができるようになります。

なお、買取店のなかには、訪問での買い取りを行なっている業者もいますが、突然自宅に訪問してくる業者に金を売却するのはおすすめできません。このような訪問買取の場合、金額を安く提示される、重さを正確に測ってもらえないといったケースがあります。

適切に査定を受けられるよう可能な限り店舗を訪問して、買取価格を確認するようにしましょう。

買取手数料が必要なことがある

買取店によっては買取時に手数料が必要な場合もあります。買取価格が高く設定されている業者でも、手数料が高く、結果的には思ったほどの利益が出ない可能性もあるでしょう。

業者を比較する際は、買取価格と併せて、買取手数料も確認しておくのがおすすめです。

売却のタイミングを考える

先述のとおり、金の買取相場は世界情勢などの影響を受けて変動します。できる限り高い金額で売却するためにも、売却のタイミングは慎重に検討しましょう。

2023年9月には史上初めて1万円台を記録するなど、近年、金の買取価格は高騰しており、この傾向は続くと予想されています。しかし、今後世界情勢が安定したり金利が上昇したりすれば、金の魅力が下がり、金の買取価格が下落する可能性も否定できません。

金が高騰している現在は、金を売却する好機だといえます。現在金を保有している方は、金の売却を検討してみてはいかがでしょうか。

金の売却を相談する

<関連記事>金の売り時はいつ?売却のタイミングを見極めるには相場を知ろう

税金がかかる場合がある

金の売却によって年間50万円以上の所得がある場合は、課税対象となります。売却によって納税義務が発生するケースについては、下記の関連記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

<関連記事>

金の売却にかかる税金は?シミュレーションしてみよう!

金売却時にはどんな税金がかかってくるのか?税金別に解説します

金を売るときは身分証が必要になる

金をはじめとした貴金属の売却に際しては、身分証明書の提示が必要です。本人確認は法律で定められている手続きで、もし業者から本人確認されなかった場合は、法律に違反している悪質業者の可能性があるため注意しましょう。

身分証として認められる書類については、本記事の後半で詳しく解説していますので、参考にしてください。

<関連記事>金を売る際に必要な「本人確認」!必要書類や注意点を解説

買取不可の金製品がある

歯がついたままの金歯、重量が小さい貴金属、金メッキなどは、買い取りを断られる場合があります。買い取りを断られた場合は、買取不可の理由を確認したうえで、ほかの買取店で売却できないか調べてみましょう。

<関連記事>「金歯」は買取可能なの?売却時の注意点や高く売るコツを紹介

金の売却方法

金のおもな売却方法には、「店頭で売却する」「出張買取で売却する」「郵送で売却する」の3つがあります。それぞれの売却手順を解説します。

店頭で金を売るときの手順

金の売却方法として最も一般的なのが、買取店の店頭で売却する方法です。店舗に行く手間はかかりますが、店頭なら金の買取相場を確認しやすいというメリットもあります。

店舗で金を売却する一般的な手順は、以下のとおりです。

  1. 来店する
  2. 申込書に名前などの情報を記入する
  3. 買取店に在籍する査定員が金を査定する
  4. 査定額が提示される
  5. 査定額に納得できれば売買契約を締結する
  6. 買取金額を受け取る

買取金額の受け取り方法は買取店によって異なり、「現金の手渡し」や「銀行振込」などの方法があります。また、本人確認書類は、店舗スタッフに指示されたタイミングで提示するとよいでしょう。

出張買取で金を売るときの手順

買取店に行く時間がないという方は、出張での買い取りを依頼するのがおすすめです。業者や居住地域によっては出張買取に対応していない場合もあるため、まずは買取店に問い合わせて、出張買取してもらえるか確認するとよいでしょう。

出張買取で金を売却する一般的な手順は、以下のとおりです。

  1. 買取店に問い合わせる
  2. 買取店の査定員が自宅を訪問し、金を査定する
  3. 査定額が提示される
  4. 査定額に納得できれば売買契約を締結する
  5. 買取金額を受け取る

郵送で金を売るときの手順

自宅から買取店の店舗が遠く、出張買取のエリアの対象外となっている場合は、郵送で買取依頼することもできます。郵送での買い取りが可能か買取店に確認したうえで、申込手順をしっかりと聞いておきましょう。

郵送で金を売却する一般的な手順は、以下のとおりです。

  1. 電話やWebサイトで買い取りを申し込む
  2. 買取店から送られてきた書類に必要事項を記入する
  3. 記入した書類と買い取ってもらいたい金を一緒に包んで郵送する。この際、本人確認書類も同封する
  4. 後日、買取店から査定額の連絡が来る
  5. 査定額に納得できれば売買契約を締結する
  6. 後日、買取金額を振込で受け取る

郵送買取での買取金額の受け取りは、現金手渡しではなく振込で行なわれる場合がほとんどです。現金を希望する方は、店舗へ相談するか、郵送買取以外の買取方法を検討しましょう。

金の売却を相談する

<関連記事>金買取の流れが知りたい!気になる査定方法や時間を紹介

買取店に売れる金の種類とは?

買取店に売却できる金製品には、インゴットやコイン、ジュエリーなどがあります。それぞれの特徴を、サンプル写真とともに紹介します。

インゴット

インゴットは金属を型に流し込んで固めたもので、資産として保有されることが多いのが特徴です。ジュエリーやアクセサリーなどの加工品の場合、金の純度が低いK22やK18といった金製品もありますが、インゴットは純金であるK24のみと規定されています。

コイン

コインにはメイプルリーフ金貨、バッファロー金貨、イーグル金貨などの種類があります。

コインは、その用途によって、投資用に発行される「地金型」、記念金貨として発行される「収集型」、記念金貨として発行されお金として使用できる「通貨型」に分けられます。コインの重量や純度が同じでも、型によって取引価格が異なるのがコインの特徴です。

なお、記念金貨は、金貨を溶かして地金に戻すことを禁止する「貨幣損傷等取締法」の対象となっています。この法律に抵触するおそれがあることから、買取店によっては記念金貨の買い取りを受け付けていないケースもあるため注意してください。

ジュエリー

金はネックレスやリング、ブレスレットなど、さまざまなジュエリーにも使用されています。デザインに価値があるジュエリーは、付加価値が認められることもあり、価値が認められれば高値で取引される可能性があります。

<関連記事>金にはどんな種類がある?その価値や扱い方も解説

金の売却価格はどうやって
決まる?

金の売却価格は、相場・純度・重量の3つの要素で決定されます。3つの要素についてそれぞれ見ていきましょう。

相場

金の相場は、市場の需要・供給バランスに応じて推移します。例えば、世界情勢が不安定なときは、安全資産である金への需要が高まることで金相場が上昇傾向となり、世界情勢が安定すると金の魅力が下がるため、金相場は下落傾向となります。

相場を見極められれば、金の最適な売却タイミングを選択できるでしょう。

<関連記事>金の相場はどうやって決まる?相場が変動する仕組みを知ろう!

純度

金製品は純度によって売却価格に大きな差があります。金の純度は「K(カラット)」という単位で表され、最も純度の高いものをK24とし、K22、K18、K14と数字が小さくなるほど純度が下がります。

金製品の純度は、製品に刻印されている場合がほとんどです。刻印がない場合は、比重を調べたり、買取店へ持ち込んで調べてもらったりすれば、金の純度を確認できます。

<関連記事>金の純度とは?単位の「K」の意味や調べ方、純度別の特徴なども紹介

重量

金は、ほんの少しの重さの違いでも売却価格が変動します。金の重量は自宅で量ることもできますが、買取店に依頼すれば、より高精度の専用のはかりを用いて測定してもらえます。

なお、はかりの精度の差から、買取店で量った場合と、自宅で量った場合とで、重量に差が出る可能性がある点に注意してください。

買取店で金を売る際に
必要な書類

先述のとおり、金を買い取ってもらう際は本人確認書類が必要です。本人確認書類として使用できる書類は限られていますので、スムーズに取引できるよう、書類の種類を確認しておきましょう。

また、個人として売却するか法人として売却するかによって、必要な書類が異なる点にも注意が必要です。個人で売却する場合と法人で売却する場合に必要となる書類を、それぞれ紹介します。

個人で金を売る場合

一般的に個人で金を売る場合の、本人確認に使える書類と使えない書類は以下のとおりです。

本人確認に使える書類 本人確認に使えない書類
(補完書類としてのみ有効)
いずれか1点の提示が必要 いずれか2点の提示が必要
・運転免許証

・マイナンバーカード

・住民基本台帳カード

・特別永住者証明書

・身体障害者手帳

・パスポート(※補完書類が必要な場合あり)

・国民健康保険証

・健康保険証

・国民年金手帳

・母子健康手帳

・住民票

・戸籍謄本

・納税証明書

・公共料金の領収書

売却の際に必要な書類は、買取店によって異なります。上記で示した書類を本人確認として使用できない場合もあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。

法人で金を売る場合

法人で金を売る場合は、書類の種類だけでなく、書類の有効期間や持参する人など、注意点が多くなっています。十分に確認したうえで、必要書類を準備しましょう。

一般的に法人で金を売る場合の必要書類は、以下のとおりです。

  • 登記事項証明書(履歴事項全部証明書/現在事項全部証明書)
  • 印鑑登録証明書

上記に記載したどちらの書類も、6ヵ月以内に発行されたものしか使用できません。また、来店する人の本人確認書類が必要だったり、書類を持参する人が法人の代表者に限られていたりする場合もあるため、注意してください。

金の売却金額が200万円を
超える際に必要な書類

買取店は「古物営業法」と「犯罪による収益の移転防止に関する法律」の2つの法律に基づいて営業しています。

これらの法律により、金の場合、売却価格が1万円以上になると本人確認が必要となり、さらに、売却金額が200万円を超えると本人確認書類が増える可能性があります。

 

  • 古物営業法

古物営業法は、中古品を取引するときのルールを定めた法律で、盗品の取引防止などを目的としています。この法律では、商品の取引価格が1万円以上の場合は、本人確認が必要と定められています(書籍・CDなどの一部商品は1万円未満の場合でも本人確認が必要)。

多くの取引で売却金額が1万円以上になる金の場合、本人確認書類がほぼ必須となるため、金の売却時は必ず本人確認書類を準備しておきましょう。

 

  • 犯罪による収益の移転防止に関する法律

犯罪による収益の移転防止に関する法律は、「犯収法」とも呼ばれており、マネーロンダリングなどの防止を目的としています。

この法律は、取引金額が200万円を超える場合に適用され、古物営業法に基づいて求められる本人確認書類以外にも、マイナンバーの提示を求められることが多くなっています。

取引時に「そんなことは知らなかった」とならないためにも、必要書類について事前に買取店に確認しておきましょう。

まとめ

金を売却する際は、買取相場や手数料、税金などの情報を集めておきましょう。金の買取価格は買取店によって異なるため、複数の買取店を比較しながら売却を進めるのがおすすめです。

また、金を売却する際には本人確認書類が必要になります。必要な書類をあらかじめ買取店に確認したうえで、スムーズに取引できるよう準備しておきましょう。

買取専門店「おたからや」では、金製品をはじめとしたさまざまな商品の買い取りを行なっています。経験豊富なプロの査定士が商品の価値を正確に判断し、納得のいく買取金額をご提案いたしますので、買い取りを検討中の方はぜひご相談ください。

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