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※下記の画像は全てイメージです
「鞄のファスナーが急に閉まらなくなった」「スライダーが外れて中身がむき出しのまま」。毎日使う鞄だからこそ、ファスナーの故障は厄介です。
鞄のファスナー修理は、スライダーの緩みや布の噛み込み程度なら自宅で直せるケースがあります。一方、テープ(ファスナーの布地部分)が裂けていたりエレメント(歯の部分)が欠けていたりする場合は、プロの修理店に依頼するのが安全です。
この記事では、鞄のファスナーを自分で修理する手順を症状別に解説します。100均で揃う道具や修理店の料金相場、依頼時の注意点に加え、修理と買い替えの判断基準もあわせて紹介します。

Contents
- 鞄のファスナー修理は自分でできる?プロに任せる?
- 修理前に知っておきたい鞄のファスナーの構造と各部名称
- 鞄のファスナー修理方法を症状別で詳しく解説
- ファスナー修理セットは100均でも買える?必要な道具と材料
- 安い鞄ファスナー修理店の選び方と料金相場
- 鞄のファスナー修理に関するよくある質問
- Q. 鞄のファスナー修理を修理店に依頼した場合、完成までどのくらいの期間がかかりますか?
- Q. ファスナーの「チャック」「ジッパー」「ファスナー」は別のものですか?
- Q. ファスナーの潤滑剤がないとき、家庭にあるもので代用できますか?
- Q. 鞄のファスナーのスライダーサイズはどこを見れば確認できますか?
- Q. 革製の鞄のファスナーを自分で修理するとき、布製の鞄と比べてどんな点に注意が必要ですか?
- Q. ファスナーが左右にずれて閉まらない場合、自分で直す方法はありますか?
- Q. 鞄のファスナーを修理店に郵送で依頼する場合、どのような手順で進みますか?
- Q. ファスナーの引き手(プルタブ)だけが取れた場合、ファスナー全体を交換する必要はありますか?
- Q. 鞄のダブルファスナー(スライダーが2つあるタイプ)の修理は、通常のファスナーと比べて難しいですか?
- Q. 100均で売っているファスナー修理セットの中身はどのようなものですか?
- Q. 鞄のファスナーを閉めても数分後にじわじわ開いてくる症状は何が原因ですか?
- Q. ブランド鞄のファスナーを修理店で直してもらうと、ブランドのロゴ入りスライダーはどうなりますか?
- Q. 鞄のファスナーが硬くて動かないとき、ドライヤーで温めるのは有効ですか?
- Q. ファスナーを修理するとき、金属製と樹脂製(コイルファスナー)で作業上の違いはありますか?
- Q. 鞄のファスナーを自分ですべて交換することは可能ですか?
- Q. 修理店でファスナーを交換してもらった直後に再び不具合が出た場合、無償で再修理してもらえますか?
- Q. 鞄のファスナーが錆びている場合、錆を落とすだけで修理できますか?
- Q. 鞄の内ポケットについている小さなファスナーも修理してもらえますか?
- Q. ナイロン製の鞄とキャンバス地の鞄では、ファスナー修理の費用に差が出ますか?
- Q. ファスナーの修理と鞄の買い替え、費用面ではどちらが得ですか?
- まとめ
- 「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格
- ブランドバッグの買取なら「おたからや」
鞄のファスナー修理は自分でできる?プロに任せる?

鞄のファスナーは、症状の軽重によって「自分で修理できるもの」と「プロに任せるべきもの」に分かれます。
自分で修理できるケースとできないケース
鞄のファスナー修理が自分でできるかどうかは、症状の種類と損傷の程度で変わります。下記の表に、症状ごとの判断の目安をまとめました。
| 症状 | 自分で修理できるか | 具体的な対応 |
| スライダーの動きが重い | できる | エレメントの清掃や潤滑剤の塗布で改善する |
| スライダーが片側だけ外れた | できる(慎重に) | 下止めを外してスライダーを入れ直す |
| 布地を軽く噛み込んだ | できる(慎重に) | スライダーを逆方向にゆっくり動かして布を外す |
| スライダーの締め付けが緩い | できる(工具必要) | ペンチでスライダーの幅を少しずつ締める |
| テープ(布地部分)が裂けた | 修理店に依頼 | ファスナー全体の交換が必要で、ミシン縫製の技術が求められる |
| エレメントが複数欠けた | 修理店に依頼 | 部分修理が困難なため、ファスナー全体を交換する |
| ブランドバッグで純正パーツが必要 | 正規リペアに依頼 | 正規店でのみ純正スライダーやテープの取り扱いがある |
テープの破れやエレメントの大幅な欠損がある場合は、無理に自力で修理しようとせず修理店に持ち込みましょう。自力修理の失敗で損傷が広がると、修理費用がかさむおそれがあります。
参考:YKK
ファスナーの症状別の修理方法や費用をより詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
- 関連記事はこちら
・カバンのファスナーを修理するにはどうしたら良いの?症状別対処法から修理費用・買取の可否まで徹底解説
修理前にチェックすべきポイント
鞄のファスナー修理で最初にやるべきことは、故障箇所を正確に特定することです。故障箇所を特定するために、以下の3点をチェックしてください。
- スライダー(引き手の金具部分)がスムーズに動くか
- エレメント(歯の部分)が左右きちんと噛み合うか
- テープ(布地部分)に裂けや破れがないか
以下の項目を比較し、ご自身にとって現実的な方を選んでください。
- 自分で修理する場合:道具代と作業時間
- プロに依頼する場合:修理費用と納期
「ブランドバッグだから失敗したくない」と感じる場合は、最初からプロの修理店に依頼する方が安心です。
参考:YKK
失敗リスクと注意点
自力修理で最も避けたいのは、作業中に鞄の表面を傷つけてしまうことです。革製の鞄にペンチやドライバーが直接触れると、革の表面に消えない傷が残ります。
力任せにスライダーを動かした結果、エレメントが変形し、当初は軽微なトラブルだったものがファスナー全交換に至るケースもあります。
参考:日本革市
鞄修理を自分で行う際の具体的な手順をまとめた記事もあわせてご確認ください。
- 関連記事はこちら
・カバン修理を自分で!布・革バッグの破れや持ち手・ファスナーを直す完全ガイド
修理前に知っておきたい鞄のファスナーの構造と各部名称

鞄のファスナーを修理する前に、ファスナーの構造と各パーツの名前を把握しておくと、症状の原因を正しく特定できます。鞄のファスナーは、大きく分けて「スライダー」「エレメント」「テープ」の3つのパーツで構成されています。
- スライダー:ファスナーを開閉するときに動かす金具のことです。引手(ひきて)がついており、スライダー内部でエレメントを噛み合わせたり離したりする役割を担います。
- エレメント(務歯/むし):左右のテープに取り付けられた歯のようなパーツです。金属製・コイル(樹脂製)・ビスロン(樹脂射出成型)の3種類があり、鞄には金属製とコイル製が多く使われています。
- テープ:エレメントが縫い付けられている布地部分で、鞄の生地に縫製されています。テープが裂けるとファスナー全体の交換が必要になるため、最も避けたい損傷です。
ファスナーの上端にはスライダーが抜けないようにする「上止め」、下端にはファスナーが完全に分離しないための「下止め」が取り付けられています。
以上の名称を把握しておくと、修理店への相談時に症状を正確に伝えやすくなり、自分で修理する際にも手順の理解がスムーズになります。
鞄のファスナー修理方法を症状別で詳しく解説

鞄のファスナーに起こりやすい4つの症状ごとに、原因と具体的な修理手順を解説します。
スライダーが外れた・動かない場合
スライダーが片側だけ外れた場合は、まず外れていない側のエレメントとスライダーがきちんと噛み合っているか確認してください。問題がなければ、外れた側のエレメントをスライダーの溝に沿わせ、ゆっくり引き上げて元の位置にはめ直します。
力を入れすぎるとスライダーが変形するため、エレメントとスライダーが自然に噛み合う角度を探りながら作業を進めてください。スライダーがまったく動かない場合は、古い歯ブラシでエレメントの隙間に詰まった汚れやゴミを取り除いてください。
動かないスライダーを力任せに引っ張ると、エレメントの変形やテープの裂けにつながるため、絶対に避けてください。
参考:YKK
布を噛み込んでしまった場合
スライダーが布地を噛み込んだときは、まずそれ以上スライダーを動かさないでください。無理に引くと布地が破れたり、スライダーが破損したりします。
噛み込みが浅い場合は、布地をエレメントに沿って平らに整え、スライダーを逆方向(開く方向)にゆっくり動かすと外れます。布地を強く引っ張りすぎないよう注意してください。
布地が深く挟まっている場合は、マイナスドライバーや先の細いピンセットをスライダーとエレメントの隙間に差し込み、少しずつ隙間を広げて布地を引き出してください。
工具の先端にマスキングテープを巻いておくと、スライダーやエレメントへの傷つきを防げます。
参考:消費者庁
ファスナーが閉まらない・開かない場合
鞄のファスナーを閉めても再び開いてしまう症状は、スライダーの変形が原因です。長期間の使用でスライダー内部の金属が広がり、エレメントを十分な圧力で噛み合わせられなくなっています。
ペンチでスライダーの上下から軽く圧力をかけ、締め付けを強めてみてください。
強い力を一気にかけるとスライダーが割れるため、少しずつ締めてはファスナーの開閉を試すという手順を繰り返してください。金属製スライダーはペンチでの調整がしやすい一方、プラスチック製スライダーは割れやすいため、プラスチック製の場合はスライダーごとの交換を検討する方が安全です。
エレメント(歯)の不具合
鞄のファスナーのエレメント(歯の部分)が曲がったりずれたりしている場合は、ペンチや精密ドライバーで直せることがあります。曲がったエレメントを、隣接するエレメントと同じ高さ・角度に揃えるように慎重に修正してください。
左右のエレメントの位置がずれている場合は、テープ(布地部分)を軽く引っ張って位置を揃え、スライダーの締め具合を調整してみてください。エレメントの修正は繊細な作業のため、少しでも不安があればプロの修理店に依頼する方が確実です。
エレメントが完全に欠けた場合や大きく変形している場合は、自力での修理は困難です。無理に手を加えると周囲のエレメントまで壊れる恐れがあるため、修理店への依頼を検討してください。
修理が難しい場合は、壊れたブランド品の買取も選択肢のひとつです。
- 関連記事はこちら
・ジャンク品とは?壊れたブランド品が売れる理由と高価買取のポイントをご紹介
ファスナー修理セットは100均でも買える?必要な道具と材料

鞄のファスナー修理に必要な道具は、100円ショップと手芸専門店を使い分けることでコストを抑えながら揃えられます。
100均で揃えられる修理道具
100円ショップで購入できる道具だけでも、スライダーの調整やエレメントの簡単な修正は十分に対応できます。100円ショップでは以下の道具を揃えてみてください。
- 小型のペンチ
- マイナスドライバー
- ピンセット
- 作業用の手袋
小型のペンチは、スライダーの調整や曲がったエレメントの修正に使います。マイナスドライバーは、複数サイズがセットになったものを選ぶと、ファスナーの大きさに合わせて使い分けができます。
ピンセットは先端が細く、しっかりつかめる作りのものを選んでください。作業中の手の保護と滑り止めのために、作業用手袋も一緒に購入しておくと安心です。接着剤や布用ボンドも、テープ(布地部分)の軽微な損傷を応急的に補修する際に役立ちます。
専門店で購入すべきアイテム
スライダーの交換や長期間使い続けたい鞄の修理には、手芸専門店で品質の高い道具を揃える方が仕上がりに差が出ます。
専門店では以下の道具を揃えてみてください。
- ファスナー専用の潤滑スプレー
- 交換用のスライダー
- 精密作業用のピンセット
- 接着剤
ファスナー専用の潤滑スプレーは、ロウソクやリップクリームなどの代用品と比べて持続性が高く、テープへのシミも起きにくいのがメリットです。
交換用スライダーはYKK製であれば手芸店やネット通販で入手しやすく、スライダーの裏面に刻まれたサイズ番号と同じものを選べば自分で交換作業ができます。
精密作業用ピンセットや先端が曲がったタイプのピンセットは、細かい部品の取り扱いに適しています。100均のピンセットよりグリップ力が高く、作業のしやすさが格段に変わります。
参考:YKK
安い鞄ファスナー修理店の選び方と料金相場

自力での修理が難しい症状や、失敗のリスクを避けたい大切な鞄は、プロの修理店に依頼するのが確実です。
修理店選びのポイント
鞄のファスナー修理店を選ぶときは、鞄修理の実績件数と対応できる素材の範囲をまず確認してください。鞄修理に特化した店舗は、素材ごとの縫製技術やファスナーの種類に関する知見が豊富です。
店舗のホームページや口コミサイトで過去の修理事例を確認し、自分の鞄と同じブランド・同じ素材の修理実績があるかどうかを見てください。
修理後の保証制度の有無も確認ポイントです。修理完了から1~3ヶ月の保証期間を設けている店舗であれば、万が一の再発時も無償で対応してもらえます。
参考:グッチ
一般的な修理料金の相場
鞄のファスナー修理にかかる料金は、修理内容と鞄の素材・ブランドによって変わります。以下の表で修理内容ごとの相場を確認してください。
| 修理内容 | 料金の目安 | 期間の目安 |
| 引き手のみの交換・取り付け | 2,000~5,000円 | 即日~1週間 |
| スライダー交換 | 3,000~8,000円 | 即日~1週間 |
| ファスナー全体の交換(一般的な鞄) | 8,000~20,000円 | 1~3週間 |
| ファスナー全体の交換(大型・特殊仕様) | 15,000~30,000円 | 2~4週間 |
| 高級ブランドバッグの正規リペア | 30,000円以上 | 1ヶ月以上 |
※2026年4月時点の情報です
参考:ルイ・ヴィトン
参考:エルメス
参考:グッチ
引き手だけが折れた・外れた程度であれば、2,000~5,000円(※2026年4月時点の情報です)の範囲で対応できるケースが大半です。防水仕様のファスナーやブランド純正パーツを使う場合は、上記の相場より高額になることがあります。
ルイ・ヴィトンやエルメスなどの高級ブランド鞄では正規リペアの費用が30,000円(※2026年4月時点の情報です)を超えることも多いため、事前の見積もり取得が欠かせません。
- おたからや査定員のコメント
修理店に見積もりを依頼する際は、故障箇所をスマートフォンで撮影し、全体写真と拡大写真の両方を用意してください。店舗に持参できる場合は、実物を見せて直接診断してもらうのが最も正確です。「おたからや」では、ファスナーが壊れた状態のブランドバッグでも無料で査定を承っておりますので、修理と買取のどちらがご自身にとって最適か、比較検討する際にぜひご活用ください。

ブランドバッグの修理について、ブランド別の詳しい情報はこちらもご覧ください。
- 関連記事はこちら
・【2026年最新】ルイヴィトンの修理はどこがおすすめ?正規店との違いや料金・品質まで徹底解説
・エルメス製品の修理が断られる理由と対処法とは?修理店によるメリット・デメリットもご紹介
鞄のファスナー修理に関するよくある質問

鞄のファスナー修理に関するよくある疑問をQ&A形式でまとめました。
Q. 鞄のファスナー修理を修理店に依頼した場合、完成までどのくらいの期間がかかりますか?
A.
スライダー交換のみであれば即日~1週間程度、ファスナー全体の交換であれば1~4週間程度が一般的な目安です。修理店の混雑状況や、鞄に使用されているファスナーの種類(金属・コイル・ビスロンなど)によって納期は変動します。
取り寄せが必要な色やサイズのファスナーの場合は、さらに1~2週間ほど追加でかかるケースもあります。急ぎで鞄を使いたい場合は、見積もり時に納期の確認を忘れずに行ってください。
Q. ファスナーの「チャック」「ジッパー」「ファスナー」は別のものですか?
A.
チャック・ジッパー・ファスナーは、すべて同じ製品を指す呼び名です。「ファスナー」はJIS規格で採用されている正式名称で、「ジッパー」はアメリカ由来の呼び方、「チャック」は日本独自の通称として定着しました。
修理店に依頼する際はどの呼び方でも通じますが、「スライダー」「エレメント」「テープ」といったパーツの名前を伝えると、症状を正確に共有しやすくなります。
Q. ファスナーの潤滑剤がないとき、家庭にあるもので代用できますか?
A.
代表的な代用品は以下の3つです。
- ロウソク:エレメント(歯の部分)に軽くこすりつけるだけで滑りが改善する
- リップクリーム・ワセリン:塗りすぎるとテープにシミが残ることがあるため、綿棒で少量ずつ塗布する
- 固形石けん
ロウソクの場合は、エレメント(歯の部分)に軽くこすりつけるだけで滑りが改善します。
リップクリームやワセリンも同様の効果がありますが、塗りすぎるとテープ(布地部分)にシミが残ることがあるため、綿棒で少量ずつ塗布してください。鉛筆の芯(黒鉛)をエレメントに擦りつける方法も知られていますが、白や淡い色のテープには黒鉛の色が移るため避けた方が無難です。
Q. 鞄のファスナーのスライダーサイズはどこを見れば確認できますか?
A.
スライダーの裏面または側面に、数字(3・5・8など)が刻印されているケースが大半です。数字はファスナーのチェーン幅(エレメントを閉じた状態の幅)をサイズ番号で表しており、交換用スライダーを購入する際はこの番号と同じサイズを選ぶ必要があります。
刻印が擦れて読めない場合は、エレメントの幅をノギスや定規で実測し、最も近いサイズ番号を手芸店の店員に確認してもらう方法が確実です。YKK製品であればスライダーに「YKK」のロゴも刻まれているため、メーカーの判別も同時にできます。
Q. 革製の鞄のファスナーを自分で修理するとき、布製の鞄と比べてどんな点に注意が必要ですか?
A.
革製の鞄は、金属工具が革の表面に触れるだけで傷がつくリスクがあるため、工具の先端をマスキングテープや布で保護してから作業する必要があります。ペンチでスライダーを締める際にも、革が工具に挟まれないよう薄い布を1枚かませると安全です。
革は布地に比べて伸縮性がなく、無理に引っ張るとシワや裂けが残りやすい素材でもあります。高額なブランド品やヴィンテージの革鞄の場合は、自分で手を加える前にプロの修理店に相談する方が結果的に費用を抑えられる場合があります。
Q. ファスナーが左右にずれて閉まらない場合、自分で直す方法はありますか?
A.
エレメント(歯の部分)が左右でずれている場合、下止め(ファスナー下端の留め具)を一度外し、スライダーを完全に抜いてから再度左右同時にはめ直すことで改善する可能性があります。手順としては、まずペンチで下止めを慎重に取り外し、スライダーを下方向に抜きます。
左右のエレメントの先端を揃えた状態で、スライダーの溝に両側同時に差し込み、ゆっくりと引き上げてください。下止めは再利用するか、手芸店で購入できる汎用品で代用できます。ただし、エレメント自体が変形・欠損している場合はこの方法では直らないため、ファスナー全体の交換が必要です。
Q. 鞄のファスナーを修理店に郵送で依頼する場合、どのような手順で進みますか?
A.
多くの修理店では「写真見積もり → 郵送 → 修理 → 返送」という流れで対応しています。まず、鞄のファスナーの故障箇所をスマートフォンで撮影し、メールやLINEで修理店に送付して概算の見積もりを取得してください。
見積もりに納得したら、鞄を段ボールに入れて修理店の指定住所に発送します。往復の送料は利用者負担の店が多いため、事前に確認するのがおすすめです。修理完了後は修理店から鞄が返送され、代金引換や銀行振込で支払いを行う流れが一般的です。
Q. ファスナーの引き手(プルタブ)だけが取れた場合、ファスナー全体を交換する必要はありますか?
A.
引き手だけが取れた場合、ファスナー全体を交換する必要はありません。スライダー本体が正常に動いているなら、引き手の取り付け穴にキーリングや市販のファスナー引き手パーツを通すだけで応急処置ができます。
手芸店やネット通販では、デザイン性のある交換用引き手が数百円程度(※2026年4月時点の情報です)で販売されています。スライダー本体ごと交換する場合でも、修理店に依頼すれば2,000~5,000円程度(※2026年4月時点の情報です)の費用で対応可能です。
Q. 鞄のダブルファスナー(スライダーが2つあるタイプ)の修理は、通常のファスナーと比べて難しいですか?
A.
ダブルファスナー(スライダーが2つ付いた両開き仕様)は、通常のファスナーよりも自分での修理難度が高くなります。スライダーが2つある分、片方だけ交換してもサイズや締め具合が合わないと噛み合わせに支障が出るためです。ダブルファスナーのスライダー交換では、2つのスライダーを同時に外して同一サイズ・同一型番の新品に入れ替える作業が必要になります。
修理費用は通常のシングルファスナーより1,000~3,000円(※2026年4月時点の情報です)ほど高くなる傾向があるため、見積もり時にスライダーの個数と料金の関係を確認してください。
Q. 100均で売っているファスナー修理セットの中身はどのようなものですか?
A.
100均で販売されているファスナー修理関連商品は、交換用スライダー(複数サイズのセット)や引き手交換用パーツが中心です。工具は同梱されていないことが多く、別途ペンチやピンセットを用意する必要があります。スライダーのサイズは3号や5号といった汎用的なものが中心で、鞄によく使われるサイズがカバーされています。
ただし、100均のスライダーは耐久性がやや低い傾向があるため、応急的な修理には向いていますが、長期的に使い続けたい鞄にはYKK製など品質の高いスライダーを手芸店で購入するのがおすすめです。
Q. 鞄のファスナーを閉めても数分後にじわじわ開いてくる症状は何が原因ですか?
A.
鞄のファスナーが徐々に開いてくる症状は、スライダーの締め付けが弱くなっていることが最も多い原因です。長期間の使用によりスライダー内部の金属が広がり、エレメントを十分な圧力で噛み合わせられなくなると、鞄の中身の圧力や重力でファスナーが少しずつ開きます。
この症状はペンチでスライダーの幅を軽く締め直すことで一時的に改善しますが、金属が疲労している場合はすぐに再発するため、スライダーごとの交換を検討してください。プラスチック製スライダーの場合はペンチでの調整ができないため、交換一択となります。
Q. ブランド鞄のファスナーを修理店で直してもらうと、ブランドのロゴ入りスライダーはどうなりますか?
A.
ブランド名が刻印されたスライダーは、一般の修理店ではロゴなしのYKK製スライダーに交換されるのが標準的な対応です。ブランドロゴ入りのスライダーを維持したい場合は、各ブランドの正規リペアサービスに修理を依頼する必要があります。
正規リペアでは純正パーツが使用されますが、費用は一般修理店の2~5倍程度になることも多く、修理期間も1ヶ月以上かかるケースがあります。純正パーツの見た目を維持するか、費用を抑えるかを依頼前に決めておくとスムーズです。
Q. 鞄のファスナーが硬くて動かないとき、ドライヤーで温めるのは有効ですか?
A.
金属製ファスナーの場合、ドライヤーの温風を10~15秒程度あてると金属がわずかに膨張し、固着が緩和されることがあります。ただし、熱を当てすぎると鞄の革やナイロン生地が変色・変形するリスクがあるため、温風は20cm以上離して短時間にとどめてください。
樹脂(コイル・ビスロン)製ファスナーの場合は熱で変形しやすいため、ドライヤーの使用は避け、潤滑剤やロウソクでの対処を優先してください。温めても動かない場合は無理に力を加えず、エレメントの隙間にゴミや錆が詰まっていないかを歯ブラシで確認する方が安全です。
Q. ファスナーを修理するとき、金属製と樹脂製(コイルファスナー)で作業上の違いはありますか?
A.
金属製ファスナーはペンチでスライダーの幅を微調整しやすい反面、力を入れすぎるとスライダーが変形したり割れたりするリスクがあります。
樹脂製(コイル)ファスナーはエレメントが柔軟なため曲がりに強い一方、スライダーがプラスチック製のものはペンチで締める調整ができず、交換が前提になります。修理の観点から金属製と樹脂製の違いをまとめると以下のとおりです。
- 金属製:スライダーの調整がしやすい。エレメントが欠けると部分修理は困難で全交換になりやすい
- 樹脂製(コイル):エレメントが連結構造で部分的な欠損が広がりやすい。スライダーは交換での対応が基本
どちらの素材でも、テープ(布地部分)が裂けている場合はファスナー全体の交換が必要です。
Q. 鞄のファスナーを自分ですべて交換することは可能ですか?
A.
ミシンまたは手縫いの技術があれば、自分で鞄のファスナーをすべて交換することは不可能ではありません。ただし、鞄のファスナーは衣類と違って厚い生地や革に縫い付けられているため、家庭用ミシンではパワー不足になるケースが多い点に注意が必要です。
手縫いの場合は、レザークラフト用の縫い針と蝋引き糸を使い、元の縫い穴に沿って縫製すると仕上がりが安定します。ファスナーの全交換にかかる費用は、手芸店で購入するファスナー本体が500~2,000円程度、道具を一から揃える場合は合計で3,000~5,000円程度(※2026年4月時点の情報です)の出費を見込んでください。
Q. 修理店でファスナーを交換してもらった直後に再び不具合が出た場合、無償で再修理してもらえますか?
A.
修理店の保証制度は店舗ごとに異なりますが、多くの修理店では修理完了から1~3ヶ月程度の保証期間を設けています。保証期間内に同じ箇所の不具合が再発した場合は、無償で再修理に応じてもらえるのが一般的です。
ただし、利用者の過失(荷物の詰めすぎや無理な開閉など)が原因と判断された場合は保証の対象外になることもあります。修理を依頼する前に、保証期間・保証の適用条件・再修理時の追加費用の有無を確認しておくと、修理後の万が一のトラブルにも落ち着いて対処できます。
Q. 鞄のファスナーが錆びている場合、錆を落とすだけで修理できますか?
A.
軽度のサビであれば、エレメント部分を歯ブラシや真鍮ブラシで軽くこすり、ファスナー専用の潤滑剤を塗布することで開閉がスムーズに戻るケースがあります。ただし、サビがエレメント内部まで進行している場合は、表面を磨いても噛み合わせの精度が回復せず、スライダーの動きが改善しないことがあります。
深いサビが確認できる場合は、スライダーの交換やファスナー全体の交換を検討する段階です。金属製ファスナーのサビを予防するには、鞄を使用した後に乾いた布でファスナー周辺の水分を拭き取り、湿度の低い場所で保管する習慣が効果的です。
Q. 鞄の内ポケットについている小さなファスナーも修理してもらえますか?
A.
鞄の内ポケットのファスナーも、一般的な修理店で修理・交換の対応が可能です。内ポケットのファスナーは外側のメインファスナーに比べてサイズが小さく(3号~5号が多い)、縫製のアクセスが狭いため、修理費用はメインファスナーと同程度かやや高めになることがあります。
内ポケットのファスナーは鞄の裏地を一部ほどいてから作業するため、修理期間も通常より数日長くなる傾向です。見積もり時に「内ポケット部分のファスナー」と具体的に伝えると、正確な料金と納期を案内してもらえます。
Q. ナイロン製の鞄とキャンバス地の鞄では、ファスナー修理の費用に差が出ますか?
A.
ナイロン製とキャンバス地の鞄でファスナー修理の費用に大きな差はなく、スライダー交換で3,000~5,000円程度、ファスナー全交換で8,000~15,000円程度(※2026年4月時点の情報です)が目安です。ただし、キャンバス地は厚みがありミシンの針が通りにくいため、縫製に時間がかかる分、店舗によっては数百~数千円(※2026年4月時点の情報です)の追加料金が発生する場合があります。
ナイロン製の鞄はテープとの接合が接着剤併用のものがあり、縫い直しだけでなく接着処理も必要になるケースでは費用が上乗せされることもあります。素材による費用差を正確に知りたい場合は、鞄の実物を修理店に持参して見積もりを依頼してください。
Q. ファスナーの修理と鞄の買い替え、費用面ではどちらが得ですか?
A.
ファスナー修理の費用がその鞄の購入価格の30~50%を超える場合は、買い替えを検討した方が費用対効果は高いと考えられます。たとえば、1万円で購入した鞄のファスナー全交換に8,000円かかるのであれば、修理よりも新しい鞄の購入に予算を回す方が合理的です。
一方、ブランド鞄や思い入れのある鞄は購入価格に関わらず修理する価値がある場合もあるため、金額だけでなく鞄への愛着や希少性も判断材料に加えてみてください。修理と買い替えのどちらにするか迷ったときは、まず修理店で見積もりを取り、修理費用を具体的に把握してから判断するのが確実です。
まとめ
鞄のファスナー修理は、症状が軽ければ自分で対応できますが、高価なブランドバッグは慎重に判断してください。修理費用が鞄の購入価格に近づく場合や、修理が困難な状態の鞄は、買取に出すことも視野に入れてみてください。
「おたからや」では、ファスナーが壊れたブランドバッグでも、ブランド価値や全体的な状態を総合的に判断して買取を行っています。修理に迷われた際は、まずは無料査定をご利用ください。思わぬ価値が見つかるかもしれません。
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ブランドバッグを高く売るためのコツについてはこちらもあわせてご覧ください。
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・ボロボロのグッチのバッグでも売れる?買取相場や高く売るコツをご紹介
「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格の一部をご紹介します。
| 画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
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エルメスバーキン25ハンドバッグレザー | 3,282,000円 |
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シャネルマトラッセキャビアスキンダイアナフラップ | 1,171,000円 |
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ルイ・ヴィトンモノグラムアンプラントスピーディバンドリエール20M46575 | 266,000円 |
![]() |
グッチホースビット×GGスプリームショルダーバッグコーティングキャンバスブラウン658574 | 213,000円 |
※こちらの金額は2026年4月時点のものとなります。状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
ブランドバッグの買取価格は、ブランドやモデル名だけでなく、素材・使用状態・製造年・カラーの希少性によっても変動します。角の擦れ・金具の劣化・ハンドルの汚れは減額につながりやすいため、日頃から丁寧に扱うことが買取価格にも影響します。
- おたからや査定員のコメント
毎日使うバッグだからこそ、定期的なお手入れや保管方法が買取評価に影響します。軽い汚れをその日のうちに拭き取る、型崩れを防いで収納するといった習慣だけでも差が出ます。もちろん、多少のダメージがある状態でも「おたからや」では丁寧に査定いたしますので、お気軽にご相談ください。

ブランドバッグの買取なら「おたからや」
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ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の買取情報をチェックする
※本記事は、おたからや広報部の認可を受けて公開しております。
おたからやのブランド買取
査定員の紹介
土方 査定員
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趣味
ゴルフ
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好きな言葉
理路整然
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好きなブランド
カルティエ
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過去の買取品例
バーキン マトラッセ
おたからやでは、毎日数千点のブランド品の査定をしております。私たちは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。また現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができ、お客様に満足していただける自信があります。おたからやでは、新品未使用のモノだけでなく、昔に購入したお品物や傷やほつれがあるものなどもお買取をしております。 実際に、10年以上前に購入したお品物が購入した時よりも高額でお買取できたこともたくさんあります。ご自宅に眠っているお品物がございましたら是非一度おたからやへご相談ください。
その他の査定員紹介はこちらブランド品の高価買取はおたからやにお任せください。
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