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「お気に入りの鞄のファスナーが壊れてしまった…」そんな経験はありませんか。ファスナーの不具合は鞄のトラブルで最も多い問題の一つですが、症状によっては自分で修理できる場合もあります。
一方で、無理な修理は鞄を傷つけてしまうリスクもあるため、適切な判断が必要です。
この記事では、鞄のファスナーを修理する具体的な方法から、自分で修理する場合に必要な道具、プロに依頼する際の料金相場まで詳しく解説します。
大切な鞄を長く使い続けるための知識として、ぜひ参考にしてください。
Contents
鞄のファスナー修理は自分でできる?プロに任せる?
ファスナーの修理を始める前に、まずは自分で修理可能かどうかを判断することが重要です。症状や鞄の価値によって、最適な対処法は異なります。
自分で修理できるケースとできないケース
自分で鞄のファスナーを修理できるケースとして、スライダーの動きが悪い程度の軽微な不具合が挙げられます。汚れやゴミの詰まりが原因でファスナーが重くなっている場合、清掃や潤滑剤の使用で改善することが多いでしょう。
また、スライダーが片側だけ外れた場合や、布地を軽く噛み込んでしまった程度であれば、慎重に作業すれば元の状態に戻すことができます。
自分では修理が困難なケースとして、ファスナーテープの破れや大幅な損傷があるテープが破れてしまうと、ファスナー全体の交換が必要になり、専門的な技術と道具が求められるので素直に修理店に鞄を持っていくことをおすすめします。
修理前にチェックすべきポイント
修理を始める前に、鞄のファスナーの状態を詳しく観察することが大切です。
まずは鞄のファスナーで、どの部分に問題があるのかを特定しましょう。特にスライダーの動き、エレメントの噛み合わせ、テープの状態をまずはそれぞれ確認してください。
自分で修理する場合は道具の購入費用と作業時間、プロに依頼する場合は修理費用と期間を比較することも費用対効果という面で考えなければなりません。
もし、ブランドバッグで修理ミスを絶対に避けたいと思う場合は無難にプロの修理店に依頼することがおすすめです。
失敗リスクと注意点
自分で修理する場合の最大のリスクは、作業中に鞄を傷つけてしまうことです。特に革製品の場合、金属工具で表面に傷をつけてしまうと、修復が困難になります。
無理な力を加えることで症状を悪化させてしまう危険性もあり、軽微なトラブルが、不適切な修理により大掛かりな修理が必要な状態になってしまうケースも少なくありません。
鞄のファスナー修理方法を症状別で詳しく解説
ファスナーの不具合は症状によって原因と対処法が異なるためここでは、代表的な症状別に具体的な修理方法をご紹介します。
スライダーが外れた・動かない場合
スライダーが片側だけ外れた場合は、慎重に元の位置に戻すことで修理できるので、まずは外れていない側のエレメントにスライダーが正しく噛み合っているかを確認します。
次に、外れた側のエレメントをスライダーの溝に合わせて、ゆっくりとスライダーを動かしながら元の位置に戻します。この際、無理な力を加えず、エレメントとスライダーが自然に噛み合うように調整することが大切です。
また、スライダーが全く動かない場合は、古い歯ブラシや細い棒を使って、エレメントの隙間に詰まった汚れを取り除くなど、まず汚れやゴミを取り除くことを試してみましょう。
スライダーが動かない力を入れて無理に動かそうとするとファスナーが完全に壊れてしまうのでその点は注意が必須です。
布を噛み込んでしまった場合
スライダーが布地を噛み込んでしまった場合、まずは慌てずに状況を確認します。強引に引っ張ると布地が破れたり、スライダーが破損したりする危険があります。
軽く噛み込んでいる程度であれば、布地をエレメントに沿って平らにしながら、ゆっくりとスライダーを逆方向に動かすことで外すことができます。この時、布地に張力をかけすぎないよう注意が必要です。
また、布地がしっかりと挟まってしまった場合は、マイナスドライバーや先の細いピンセットを使用しつつ、スライダーとエレメントの隙間に工具を差し込み、慎重に隙間を広げて布地を取り出しましょう。
作業中はスライダーやエレメントを傷つけないよう、工具の先端にテープを巻くなどの保護措置を取ることをおすすめします。
ファスナーが閉まらない・開かない場合
ファスナーを閉めても再び開いてしまう症状は、スライダーの変形が原因である場合が多いでしょう。長期間の使用によりスライダーの締め付けが緩くなり、エレメントを適切に噛み合わせることができなくなっています。
この場合、ペンチを使用してスライダーの幅を調整するのをおすすめします。まずは、スライダーの上下から軽く圧力をかけて、締め付けを強くしてみましょう
ただし、強すぎる力を加えるとスライダーが破損してしまうため、少しずつ調整することが重要です。金属製のスライダーは調整しやすいですが、プラスチック製の場合は破損しやすいため注意が必要でしょう。
エレメント(歯)の不具合
エレメントが曲がったり、位置がずれたりしている場合は、ペンチや小さなドライバーを使用して直すことできることがあります。曲がったエレメントは、周囲のエレメントと同じ高さと角度になるよう慎重に調整します。
また、左右のエレメントの位置がずれている場合は、布地を軽く引っ張って位置を合わせた後、スライダーの締め付けを調整してみましょう。
ただし、この作業は特に慎重さが求められるため、不安がある場合はプロに依頼することをおすすめします。
エレメントが完全に欠けてしまった場合や、大きく変形している場合は、個人での修理は難しく、無理に修理を試みるとさらに多くのエレメントを損傷させてしまう可能性があるため、専門業者への依頼を検討しましょう。
ファスナー修理セットは100均でも買える?必要な道具と材料
鞄のファスナーを修理する際に必要な道具の多くは、身近な場所で手に入れることができます。100円ショップでも基本的な修理道具は揃えられますが、用途に応じて専門店での購入も検討しましょう。
100均で揃えられる修理道具
100円ショップでは、鞄のファスナー修理に役立つ基本的な道具を安価で購入できるのでおすすめです。
100円ショップでは以下の道具を揃えてみてください。
- 小型のペンチ
- マイナスドライバー
- ピンセット
- 作業用の手袋
小型のペンチは、スライダーの調整や曲がったエレメントの修正に使用できる便利なアイテムです。
マイナスドライバーのセットでは様々なサイズが含まれているセットを選ぶことで、ファスナーの大きさに合わせた作業が可能になります。
ピンセットは、細かい作業や布地の除去ができるため、先端が細く、しっかりとした作りのものを選びましょう。また、手の保護と滑り止めという観点で作業用の手袋も100均で買うことをおすすめします。
接着剤や布用ボンドも、テープの軽微な損傷を補修する際に使用できるでしょう。
専門店で購入すべきアイテム
より本格的な修理を行う場合は、専門店での道具購入も検討しましょう。
専門店では以下の道具を揃えてみてください。
- ファスナー専用の潤滑スプレー
- 交換用のスライダー
- 精密作業用のピンセット
- 接着剤
ファスナー専用の潤滑スプレーは、100均の代用品よりも効果が高く、鞄への悪影響も少ないアイテムです。
交換用のスライダーは、手芸店や修理専門店で購入でき、YKKなどの一般的なメーカーのスライダーであれば、比較的入手しやすく、自分で交換することも可能です。
精密作業用のピンセットや、先端が曲がったタイプのピンセットは、細かい部品の取り扱いに適しており、100均での購入よりもおすすめです。
安い鞄ファスナー修理店の選び方と料金相場
自分での修理が困難な場合や、大切な鞄を確実に直したい場合は、プロの修理店に依頼することをおすすめします。
修理店選びのポイント
修理店を選ぶ際は、まず鞄のファスナーの修理実績と専門性を確認しましょう。鞄修理に特化した専門店や、長年の経験を持つ店舗は、技術力と信頼性が高い傾向があります。
店舗のホームページや口コミサイトで、過去の修理事例や顧客の評価をチェックすることも重要で、特に自分が修理したい鞄と同じブランドや素材の修理実績があるかについて着目することがおすすめです。
また、修理後の保証制度があるかどうかもしっかりと確認をし、一定期間内の不具合に対して、無償で再修理を行ってくれる店舗かどうかも把握しておきましょう。
一般的な修理料金の相場
ファスナー修理の料金は、修理内容と鞄の素材・ブランドによって大きく変動します。最も一般的なスライダー交換の場合、3,000円から8,000円程度が相場となっています。
引き手のみの修理や交換であれば、2,000円から5,000円程度で対応可能な場合が多いでしょう。ただし、特殊な形状やブランド純正品が必要な場合は、料金が高くなる傾向があります。
ファスナー全体の交換が必要な場合は、8,000円から20,000円程度の費用がかかりますが、鞄のサイズが大きい場合や、特殊なファスナー(防水仕様など)を使用している場合は、さらに高額になることもあります。
高級ブランドバッグの修理では、純正部品の使用や特殊技術が必要になるため、一般的な修理よりも高額になるのが通常です。ルイ・ヴィトンやエルメスなどの場合、20,000円を超える修理費用も珍しくありません。
また、ブランドが案内する公式のケアガイドの確認をおすすめします。
特に高級ブランドの鞄には、独自の素材加工や特殊な構造が施されていることが多く、メーカーが推奨する方法でお手入れを行うことが重要です。こうした公式ガイドには、やってはいけないお手入れについても明記されていることがあります。
多くのブランドでは、公式サイトや店舗でメンテナンス情報を公開しているため、お持ちのバッグに対応したガイドがあるかどうか、事前にチェックしておくと安心です。ブランドによっては、公式店舗での修理を推奨している場合もあります。
以下に、有名ブランド製品のケアや修理について掲載されているページをまとめました。
ブランド | ページ |
---|---|
Hermès(エルメス) | エルメス製品のお手入れとリペア → |
CELINE(セリーヌ) | お修理について → |
LOEWE(ロエベ) | ロエベ製品のケアガイド → |
LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン) | 製品を末永くご愛用いただくために – レザーグッズ → |
CHANEL(シャネル) | Bags – Care instructions → |
PRADA(プラダ) | 修理 – Prada Group → |
FURLA(フルラ) | フルラ製品のお手入れについて → |
- おたからや査定員のコメント
修理の見積もりを依頼する際は、鞄の状態を正確に伝えることが重要です。写真を撮影して送付するか、実際に店舗に持参して詳しく診断してもらいましょう。
追加料金の発生条件についても、事前に確認することが大切で、修理を始めてから追加の不具合が発見された場合の対応方法や、料金体系を明確にしておくことで、後のトラブルを避けることができます。
まとめ|壊れたブランドバッグでもおたからやは買取可能
鞄のファスナー修理は、症状によっては自分で対応できる場合もありますが、高価なブランドバッグの場合は慎重な判断が必要です。修理費用が高額になる場合や、修理が困難な状態の鞄については、買取という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
おたからやでは、ファスナーが壊れたブランドバッグでも、ブランド価値や全体的な状態を総合的に判断して買取を行っています。修理に迷われた際は、まずは無料査定をご利用ください。思わぬ価値が見つかるかもしれません。
専門の鑑定士が丁寧に査定し、お客様にとって最良の選択肢をご提案いたします。
「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「ブランドバッグ」の参考買取価格の一部をご紹介します。
画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
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エルメスバーキン25ハンドバッグレザー | 3,282,000円 |
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シャネルマトラッセキャビアスキンダイアナフラップ | 1,171,000円 |
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ルイ・ヴィトンモノグラムアンプラントスピーディバンドリエール20M46575 | 266,000円 |
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グッチホースビット×GGスプリームショルダーバッグコーティングキャンバスブラウン658574 | 213,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
バッグの買取価格は、ブランドやモデル名だけでなく、素材や使用状態によっても大きく変わります。特にハイブランド品では、製造年や希少カラーといった細かな要素も評価に影響します。
角の擦れや金具の劣化、ハンドルの汚れなどが見られると減額の対象になることもあるため、日頃から丁寧に扱うことが価格差を左右する大きなポイントになります。
- おたからや査定員のコメント
毎日使うバッグだからこそ、定期的なお手入れや保管環境への配慮が、後々の評価につながることもあります。軽い汚れをその日のうちに落としたり、型崩れを防ぐ収納を心がけたりするだけでも印象は大きく変わります。
とはいえ、「おたからや」では多少のダメージがあっても真摯に査定し、そのバッグが持つ価値を最大限に反映いたします。ご不安な状態でも、ぜひご相談ください。
エルメス買取ページはこちらシャネル買取ページはこちらルイ・ヴィトン買取ページはこちらグッチ買取ページはこちら
「ブランドバッグ」の買取なら「おたからや」
「おたからや」では、世界各国との取引実績と全国展開の店舗ネットワークを活かし、市場の需要をふまえた的確な査定を行っています。多少の型崩れや汚れがあっても、しっかりと価値を評価します。
鑑定書や付属品がなくても査定は可能で、店頭・出張・オンラインなど幅広い利用方法も自慢です。使っていないブランドバッグがある方は、ぜひ一度「おたからや」にご相談ください。状態や相場を踏まえた納得の査定をご提案いたします。
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