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時代を超えて愛され続けるシャネルのヴィンテージバッグ。マトラッセやダイアナバッグなど、数十年前に作られたモデルが今なお高い人気を誇り、中には定価を上回る価格で取引されるものも少なくありません。
なぜヴィンテージシャネルはこれほどまでに注目を集めるのでしょうか。
本記事では、ヴィンテージバッグの魅力から人気モデルの特徴、さらには話題の復刻トートバッグまで、シャネルのヴィンテージバッグを詳しく解説します。
Contents
ヴィンテージシャネルとは?
時代を超えて愛されるシャネルのバッグ。中でもヴィンテージ品は、その希少性と独特の魅力から、ファッション愛好家たちの間で熱い注目を集めています。
一般的に製造から20年以上経過したシャネル製品を指す
ヴィンテージシャネルとは、一般的に製造から20年以上経過したシャネル製品を指します。特に1980年代から1990年代に製造されたアイテムが、ヴィンテージ市場の中心となっています。
この時代は、カール・ラガーフェルドがデザイナーに就任し、シャネルに新たな息吹を吹き込んだ黄金期でもありました。
クラシックなエレガンスに遊び心を加えた斬新なデザインが次々と生まれ、日本でもバブル期と重なり、多くの女性たちに愛されたのです。
- おたからや査定員のコメント
ヴィンテージ品の大きな特徴は、現在では手に入らない希少なデザインが多いことでしょう。当時の職人技術による丁寧な作りと、上質な素材使いは、時を経ても色褪せない魅力を放っています。
押さえておきたい!シャネルのヴィンテージバッグの人気モデル
シャネルのヴィンテージバッグには、今でも根強い人気を誇る名作が数多く存在します。ここでは、特に注目度の高い7つのモデルをご紹介。
それぞれの特徴と魅力を詳しく解説していきましょう。
永遠の定番「マトラッセ」チェーンショルダー
マトラッセは、シャネルを代表する永遠の定番バッグです。1955年に誕生した「2.55」から始まるこのデザインは、キルティング加工されたレザーとチェーンショルダーが特徴的です。
ヴィンテージのマトラッセは、現行品とは異なる魅力を持っています。1980年代から1990年代のモデルは、革の質感がより柔らかく、使い込むほどに体に馴染む感覚が楽しめるでしょう。特に、当時のラムスキン製は、現在のものより厚みがあり、独特の光沢感が美しいと評判です。
金具の仕様も年代によって異なり、ゴールドの色味が現行品より黄味がかっているものや、CCマークの形状が微妙に違うものなど、ヴィンテージならではの個性が光ります。これらの違いを楽しむのも、ヴィンテージ愛好家の醍醐味といえるでしょう。
レトロな魅力が光る「マドモワゼル」
マドモワゼルは、1990年代前半に登場した、ストライプ模様が特徴的なチェーンショルダーバッグです。
フランス語で、未婚の女性に対する敬称である「マドモワゼル」がシャネル本人の敬称としても親しまれていたことに由来するこのモデルは、現在は廃盤となっており、ヴィンテージ市場でしか手に入りません。
縦のストライプが施されたキルティングは、通常のマトラッセとは一味違う個性的な表情を見せてくれます。
カジュアルにもエレガントにも合わせやすく、人と被りたくない方には特におすすめのモデルといえるでしょう。
コロンとかわいい「バニティバッグ」
バニティバッグは、もともと化粧品を入れるために作られた箱型のバッグです。1990年代には実用品として使われていましたが、現在ではそのレトロでかわいらしいフォルムが再評価され、ファッションアイテムとしても人気を集めています。
人気が高いのは、「ビコローレ」と呼ばれる二重のキルティングが施されたタイプです。通常のキルティングより立体的で、より豪華な印象を与えてくれます。
ミニバッグブームの影響もあり、コンパクトなサイズ感が現代のライフスタイルにもマッチしているでしょう。
ハンドルとチェーンの両方が付いているタイプも多く、シーンに応じて持ち方を変えられる実用性も魅力です。
個性派に人気の「チョコバー」シリーズ
チョコバーは、2000年代初頭に登場した、板チョコレートのような四角いキルティングが特徴的なシリーズです。従来のダイヤ型キルティングとは異なる、モダンでエッジの効いたデザインが印象的でしょう。
ワイルドステッチと呼ばれる太いステッチが施されたタイプは、カジュアルな雰囲気を演出。デニムスタイルにも合わせやすく、普段使いにぴったりのアイテムです。
一方、通常のステッチタイプは、よりシックで洗練された印象を与えてくれます。
素材もラムスキン、カーフスキン、キャンバスなど多彩で、色展開も豊富だったため、自分好みの一品を見つけやすいのも魅力です。現在は廃盤となっているため、ヴィンテージ市場での人気は高まる一方といえるでしょう。
ダイアナ妃が愛した「ダイアナフラップ」
ダイアナフラップは、故ダイアナ妃が愛用したことで有名になった、少し長めのフラップが特徴的なバッグです。1990年代のモデルは特に人気が高く、エレガントな雰囲気が多くの女性を魅了しています。
通常のマトラッセよりもフラップが長く、全体的に縦長のシルエットが特徴です。この独特のプロポーションが、クラシカルでありながらもモダンな印象を与えてくれます。
フォーマルなシーンにも映える品格のあるデザインは、大人の女性にぴったりでしょう。
ダイアナ妃のエピソードも相まって、このバッグには特別なストーリー性があります。単なるファッションアイテムとしてだけでなく、歴史的な価値も感じられる一品といえるでしょう。
カジュアルシックな「カメラバッグ」
カメラバッグは、その名の通りカメラケースから着想を得たカジュアルなデザインが特徴です。1980年代から1990年代のヴィンテージ品は、現行品よりも厚みのあるレザーと重厚感が魅力となっています。
フロントに大きなポケットが付いた実用的なデザインは、デイリーユースに最適です。斜め掛けできる長めのストラップも付いており、両手を空けたいときにも便利でしょう。
カジュアルなデザインながら、上質なレザーとシャネルのロゴが高級感を演出してくれます。
特に人気なのは、キャビアスキンやラムスキンを使用したブラックのモデルです。どんなスタイルにも合わせやすく、長く愛用できる実用性の高さが評価されています。
エレガントな佇まいの「ケリーバッグ」
シャネル版のケリー型バッグは、取っ手付きのエレガントなデザインが特徴です。エルメスのケリーバッグとは異なる、シャネルらしい解釈が加えられた独自のデザインとなっています。
特に1990年代のキャビアスキン製は、耐久性も高く実用的です。型崩れしにくい構造と、傷が目立ちにくい素材感は、日常使いにも安心でしょう。
ハンドバッグとしてもショルダーバッグとしても使える2WAY仕様のものも多く、シーンに応じて使い分けができるのも魅力。
クラシカルなデザインは、時代を問わず愛され続ける理由といえるでしょう。
話題の復刻トートバッグの魅力とは
近年、シャネルから発表される復刻版のトートバッグが大きな話題を呼んでいます。ヴィンテージの魅力を現代に蘇らせたこれらのバッグは、新旧のファンを魅了してやみません。
その背景と魅力について詳しく見ていきましょう。
復刻トートが生まれた背景
シャネルが復刻版を手がける背景には、ヴィンテージ人気の高まりが大きく影響しています。
若い世代を中心としたヴィンテージブームを受けて、ブランド側も過去の名作を現代に蘇らせる動きを見せているのです。
特に注目されているのは、1990年代に人気を博したロゴ入りのキャンバストートでしょう。
当時はビーチバッグやショッピングバッグとして使われていたカジュアルなアイテムでしたが、現在ではその希少性から高値で取引されている背景もあり、復刻トートが生まれているといえるでしょう。
オリジナルと復刻版の違い
復刻版は、オリジナルのデザインを忠実に再現しながらも、現代的なアップデートが加えられています。素材の品質向上や、製造技術の進化により、より丈夫で長持ちする仕様になっているのが特徴です。
例えば、キャンバス地の密度が高くなり、型崩れしにくい構造に改良されています。また、持ち手の補強や、内側のポケットの追加など、実用性を高める工夫も施されているでしょう。金具部分も、より耐久性の高い素材が使用されています。
一方で、オリジナルが持つ独特の風合いや、時代を感じさせるディテールは大切に守られています。この絶妙なバランスが、復刻版の大きな魅力となっているのです。
復刻トートの人気の理由と入手方法
復刻トートが人気を集める理由は、ヴィンテージの魅力と新品の安心感を同時に得られる点にあります。オリジナルのヴィンテージ品は状態の個体差が大きく、また偽物のリスクもありますが、復刻版なら品質が保証されています。
価格面でも、ヴィンテージ市場で高騰しているオリジナルと比較すると、比較的安く購入できる復刻版は魅力的でしょう。
ただし、人気モデルは発売と同時に完売することも多く、入手は簡単ではありません。
また、公式オンラインストアでの販売情報もこまめにチェックすることをおすすめします。限定生産のモデルも多いため、気に入ったものがあれば早めの決断が大切でしょう。
ヴィンテージバッグを長く愛用するためのケア方法
せっかく手に入れたヴィンテージシャネルを長く愛用するためには、適切なケアが欠かせません。年代物だからこそ、より丁寧なお手入れが必要です。ここでは、日常のケアから保管方法まで、実践的なアドバイスをお伝えします。
日常のお手入れ方法
ヴィンテージバッグの日常的なお手入れは、「やさしく、こまめに」が基本です。使用後は、柔らかい布で表面の汚れを軽く拭き取る習慣をつけましょう。特に持ち手部分は皮脂がつきやすいため、念入りにケアすることが大切です。
レザー製品の場合、月に1度程度は専用のクリームで保湿することをおすすめします。ただし、ヴィンテージ品は革が繊細になっている可能性があるため、目立たない部分で試してから全体に使用するようにしましょう。
金具部分は、乾いた柔らかい布で磨くと輝きが保てます。ただし、経年変化による味わいも魅力の一つなので、過度に磨きすぎないよう注意が必要です。
適度なエイジングを楽しむのも、ヴィンテージの醍醐味といえるでしょう。
保管時の注意点
ヴィンテージバッグの保管は、型崩れと湿気対策が重要なポイントです。使用しないときは、中に柔らかい紙や不織布を詰めて形を保ちましょう。
新聞紙は印刷インクが移る可能性があるため避けたほうが無難です。
保管場所は、直射日光が当たらず、風通しの良い場所を選びます。クローゼットの中でも、除湿剤を置いて湿度管理をすることが大切でしょう。
ビニール袋での密閉保管は、カビの原因となるため厳禁です。
チェーンは、他のバッグや金具と絡まないよう、付属の保存袋に入れるか、柔らかい布で包んでおきます。定期的に取り出して状態をチェックし、風を通すことも、長期保管の秘訣といえるでしょう。
まとめ
シャネルのヴィンテージバッグは、単なる中古品ではなく、時代を超えて愛される特別な存在です。希少性の高いデザイン、手の届きやすい価格、そして新品にはない独特の風合いが、多くの人々を魅了し続けています。
マトラッセやマドモワゼル、バニティバッグなど、各モデルにはそれぞれの魅力があり、自分のスタイルに合った一品を見つける楽しさがあるでしょう。
また、話題の復刻トートは、ヴィンテージの魅力を現代に蘇らせた注目アイテムです。
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「おたからや」での「シャネル」の参考買取価格
ここでは、「おたからや」での「シャネル」の参考買取価格の一部を紹介します。
画像 | モデル名 | 参考買取価格 |
---|---|---|
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シャネル マトラッセ キャビアスキン ダブルフラップ |
1,105,00円 |
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シャネル マトラッセ キャビアスキン ダブルフラップ | 1,061,000円 |
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シャネル マトラッセ キャビアスキン ダイアナフラップ | 924,000円 |
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シャネル マトラッセ ショルダーバッグ レザー ベージュ | 682,000円 |
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シャネル マトラッセ 復刻トート キャビアスキン | 239,000円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
特にマトラッセなどの定番ラインやヴィンテージシャネルと呼ばれるものは常に需要があり、高額査定が期待できます。
シャネルの商品は、どの年代のモデルであっても一定の需要があり、高値でのお取引が可能なブランドアイテムです。
おたからやでは、お客様のシャネル製品1点1点にしっかりと向き合い、最新相場をもとに誠実な査定を心がけております。ぜひ一度お気軽にご相談ください。
- おたからや査定員のコメント
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シャネルの買取なら「おたからや」
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全国約1,450店舗を展開し、世界50カ国以上との取引実績に基づいたリアルタイムの相場感をもとに、納得のいく高額査定を実現します。
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おたからやのブランド買取
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ゴルフ
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過去の買取品例
バーキン マトラッセ
おたからやでは、毎日数千点のブランド品の査定をしております。私たちは海外にも販路を持っており、世界基準での買取が可能になっています。また現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができ、お客様に満足していただける自信があります。おたからやでは、新品未使用のモノだけでなく、昔に購入したお品物や傷やほつれがあるものなどもお買取をしております。 実際に、10年以上前に購入したお品物が購入した時よりも高額でお買取できたこともたくさんあります。ご自宅に眠っているお品物がございましたら是非一度おたからやへご相談ください。
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