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タグホイヤー修理料金ガイド|機械式・クォーツ式や外装トラブル別に徹底解説

タグホイヤー修理料金ガイド|機械式・クォーツ式や外装トラブル別に徹底解説

※下記の画像は全てイメージです

タグホイヤーは、スポーティで実用性に優れた時計です。タグホイヤーは、精密なムーブメントを搭載しており、長く使うほど遅れや停止、外装トラブルなどが起こる可能性があります。

その際に、特に気になるのが修理料金です。モデルの種類や内部構造、起きている故障の内容によって必要な作業が変わるため、費用に幅が生まれやすい点が特徴です。

シンプルなクォーツ式と機械式クロノグラフでは作業量が大きく異なり、外装部品の交換が必要な場合はさらに費用が上がることもあります。また、正規店の修理サービスと修理専門店の修理では、方針や工程が異なるため、依頼先によって金額や納期が変わる点にも注意が必要です。

本記事では、機械式、クォーツ式、外装の3つの観点から代表的な症状を整理し、どのような要素によって費用が決まるのかをわかりやすく解説します。タグホイヤーを安心して使い続けるための指標として役立ててください。

タグホイヤー修理料金ガイド|機械式・クォーツ式や外装トラブル別に徹底解説

タグホイヤーの修理料金はなぜ大きく変わる?

タグホイヤーの修理料金には幅があり、同じモデルでも状況によって費用が大きく変わることがあります。これは、不具合の原因が外から見ただけでは判断できない場合が多く、内部の状態を確認して初めて必要な作業内容が決まるためです。

時計内部の油切れや摩耗は放置すると、部品交換が必要になることも多いです。軽度の調整だけで済むケースと、部品の追加作業が必要なケースでは料金が大きく異なります。

 

モデル別・ムーブメント別で料金が変わる理由

タグホイヤーはクォーツ式から機械式、クロノグラフなど、多彩なラインナップを展開しており、それぞれ構造や部品数が大きく異なります。クォーツモデルは構造が比較的シンプルで、電池交換や軽度の調整で済むことも多く、料金が抑えられやすいです。

一方、クロノグラフのような複雑機構は、分解や洗浄に時間を要し、調整箇所も増えるため費用が高くなる傾向があります。また、機械式ムーブメントは、長期間使用による油の劣化や摩耗が避けられず、一定の周期でのオーバーホールが必要です。

加えて、自社キャリバーや廃番ムーブメントは部品が限定されるため、交換が必要な場合は料金が高くなることも多いです。こうした要素が重なり、モデルやムーブメントによって料金が大きく変わる要因となっています。

ムーブメントとは?

時計を動かすための心臓部となる機械のこと。

キャリバーとは?

ムーブメントの型番や種類を示す名前のこと。

「修理」と「オーバーホール」の違いと料金への影響

時計のメンテナンスには、大きく分けて修理とオーバーホールの2種類があり、この違いが料金を大きく左右します。「修理」は、特定の不具合を直す作業で、針の遅れ、外装部品の破損など、目に見えるトラブルが対象です。

部品交換のみで改善する場合は比較的安く済みますが、内部で複数の部品に影響が出ている場合は追加作業が必要になり、見積額が上がるケースも多いです。一方、「オーバーホール」は時計全体の分解洗浄と調整を行う総点検で、細部まで分解し、洗浄、摩耗部品の交換を行います。そのため工程が多く、修理よりも料金が高くなるのが一般的です。

しかし、定期的にオーバーホールを実施しておくことで、部品の早期摩耗や故障を防ぎ、将来的に高額な修理を避けられるメリットもあります。タグホイヤーの保有を考える際は、こまめに点検しながら保有するか、壊れた時に修理に出すのか、自分がどのように保有したいか考えることが大切です。

 

正規店と修理専門店の料金差

正規店での修理サービスは、純正部品の使用やブランド基準に沿った工程が徹底されており、品質や防水性能の保証が得られる点が大きな魅力です。

ただし、その分料金は高めで、オーバーホールや部品交換を伴う作業では見積額が上がりやすい傾向があります。一方で、修理専門店は、独自の技術で効率的に作業を行うため、費用が抑えられやすく、納期が早いことも多いです。

軽度の不具合や電池交換などでは、修理専門店の方がメリットを感じやすいケースもあります。ただし、店舗ごとに技術レベルに差があるため、保証期間の内容や純正部品の取り扱い、過去の修理実績などを確認しておくことが重要です。

料金と安心感のバランスを踏まえ、症状や時計の種類に合わせて依頼先を選ぶと、無理のないメンテナンスができるようになります。

 

機械式でよくある症状について

機械式のタグホイヤーは、内部に多くのパーツが組み込まれた精密な構造を持つため、症状の現れ方と修理料金の差が特に大きくなります。動力源がゼンマイである機械式は、油の劣化や摩耗が避けられないため、長期間使用すると遅れや停止、巻き上げの不調などさまざまなトラブルが発生します。

軽度の不具合であれば、調整で復旧することもありますが、症状が進行している場合は部品交換を伴うケースが多く、費用が上がりやすい点が特徴です。

また、クロノグラフなどの複雑機構は、分解や調整に時間を要するため、三針モデルよりも料金が高くなる傾向があります。ここでは、機械式で特に多い症状と、どのような点で修理費用が変動するのか具体的に解説します。

 

時計が進む・遅れる(油切れ・精度不良)

機械式時計で最も多い症状が、時間が進んだり遅れたりする精度の乱れです。内部の歯車や軸は、わずかな摩擦でも動きに影響が出ます。

そのため、長期間使用による油切れや汚れの付着が起こると、パーツの動きが不安定になって精度が落ちていきます。軽度であれば調整のみで改善することもありますが、油が劣化していたり部品の摩耗が進んでいる場合は、分解洗浄を伴うオーバーホールが必要です。

料金は、調整のみなら比較的抑えられますが、オーバーホールになると作業工程が増えるため費用が上がります。また、放置した状態で使い続けると摩耗が進み、追加部品代が発生する場合もあるため、早めのメンテナンスが結果的に総額を抑えることにつながります。

精度の乱れは経年劣化のサインでもあるため、日常でズレを感じた時は早めの点検を検討すると良いでしょう。

 

時計が止まる(ゼンマイ切れ・歯車不具合)

機械式時計が突然止まってしまう場合、ゼンマイの劣化や切れ、または歯車の噛み合わせ不良など、動力を伝える部分でのトラブルが考えられます。ゼンマイは金属製であるため長期間の使用で劣化しやすく、切れることがあります。

軽度の不具合であれば内部の清掃や軸の調整で改善する場合も多いです。しかし、ゼンマイが切れている場合は部品交換が必要となり、その分料金も高くなります。

また、歯車の摩耗や異物混入が原因で止まっている場合も、分解して状態を確認する必要があり、オーバーホールが必要になるケースも多いです。突然時計が止まる症状は、内部の異常を示す代表的なサインです。放置せず早めに対処しましょう。

 

すぐ止まる・持続時間が短い(パワーリザーブ異常)

フルに巻き上げても短時間で止まってしまう場合は、パワーリザーブに関わる部品の不具合が考えられます。機械式時計はゼンマイがほどける力を利用して動くため、ゼンマイの摩耗や変形、潤滑油の劣化が起きると本来の持続時間を保てなくなります。

パワーリザーブとは?

パワーリザーブとは、時計がどれくらいの時間止まらずに動き続けられるかを示す時間のこと。

特に、長期間オーバーホールをしていない時計は、持続時間が極端に短くなることが多いです。この症状は、オーバーホールによって改善するケースが多く、分解洗浄と部品の点検を行うことで、本来の性能に戻りやすい状態です。

ただし、ゼンマイそのものが損傷している場合は、部品の交換が必要となります。基本作業に加えて部品代が追加されるため、料金が高くなる可能性があります。

持続時間の低下は、内部の負担が蓄積しているサインです。数年に1度の定期的なメンテナンスが、費用を抑える上でも有効です。

 

巻き上げが重い・異音がする(ローター・軸摩耗)

リューズを回した際に重く感じたり、動かすたびに異音がする場合は、巻き上げ機構やローター周辺の摩耗が原因となっている可能性があります。機械式時計は、ゼンマイを巻き上げるためのパーツが複数組み合わさっており、軸や歯車の摩擦が増えてパーツに負担がかかります。

リューズとは?

時計の時間合わせや、ぜんまいを巻くためのつまみ部分。

ローターとは?

腕の動きで回転し、自動でぜんまいを巻き上げるおもりのパーツのこと。

摩耗が進むと、巻き上げ時のスムーズさが失われ、異音として現れるケースも多いです。このような症状が出ている場合、内部に汚れがたまっていることも多く、点検で原因を特定する必要があります。

軽度であれば、調整や洗浄で改善することもありますが、摩耗が進んでいれば部品交換が必要です。また、ローターの軸が緩んでいる場合は早めに対応しないと、他の部品にも影響が出るため、異変に気づいた段階で相談しておくと安心です。

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

タグホイヤーは、外装の状態も査定額に直結するため、風防の傷やリューズの緩みは早めにケアすることで、価値を保ちやすくなります。

特に、水が侵入した際の初期サインである曇りや変色は、内部へのダメージが進む前に対処すると、負担を最小限に抑えられます。修理を検討する際は、部品交換の必要性と代替案の有無を確認し、納得できる内容で進めることが大切です。

お持ちのモデルに応じて最適な判断ができるよう、「おたからや」では細かな点まで丁寧にご説明します。

 

クロノグラフの不具合(針が戻らない・動かない)

クロノグラフモデルで多く見られるのが、ストップウォッチ機能の針が動かない、リセット位置に戻らない、といった不具合です。クロノグラフは通常の三針モデルよりも部品点数が多いです。

そのため、ボタン操作によって複数のパーツが連動して動くため、内部の摩耗や汚れがわずかに進むだけでも、不具合が生じやすい構造になっています。特に、長期間オーバーホールを行っていない時計では、油切れや摩擦の増加により機構が正しく作動しなくなることがあります。

症状が軽度であれば、調整や洗浄で動作が改善するケースも多いです。クラッチ部分やカム、歯車周辺の摩耗が進んでいる場合は、部品交換が必要となります。

クラッチ部分とは?

クロノグラフなどで、歯車同士のつなぎ・切り離しを行う部分。

カラム(コラムホイール)とは?

クロノグラフの操作を滑らかにするための制御用の歯車のこと。

クロノグラフは構造が複雑なため、不具合を感じた時点で早めに点検に出すことで、追加費用の発生を抑えやすくなります。

 

クォーツ式でよくある症状について

クォーツモデルのタグホイヤーは、機械式に比べて構造がシンプルで、日常使いしやすい点が魅力です。しかし、精密構造であるため、電池切れだけでなく回路の不具合やモーターの負担など、さまざまな要因でトラブルが発生することがあります。

軽度の不調であれば、電池交換や簡単な調整で改善することも多く、その分費用も抑えられます。しかし、回路の損傷やモーターの不具合といった内部の故障が原因の場合は、ムーブメント交換となり料金が上がることも多いです。

また、クォーツ式でも、クロノグラフ機構が搭載されているモデルは部品点数が多く、複雑さに応じて費用差が出やすい点に注意が必要です。ここでは、クォーツ式特有の症状、故障時の判断ポイントをわかりやすく解説します。

 

時計が止まる(電池切れ・ICチップ不良)

クォーツ時計が止まる場合、最も多い原因は電池切れですが、内部のICチップやモーターに異常が起きているケースもあります。電池切れであれば交換のみで改善し、作業時間も短いため費用は抑えられます。

しかし、電池を交換しても動かない場合は回路の不具合が疑われ、内部点検が必要です。ICチップやモーターの損傷が進んでいる場合は、ムーブメント全体の交換が必要となることもあります。

この場合、単純な電池交換と比べて費用が大きく上がります。外見では電池切れと回路不良を見分けるのが難しいため、まずは点検で原因を確かめることが重要です。定期的に電池交換を行い、湿気や強い衝撃を避けて使用することで故障のリスクを軽減できます。

 

秒針が飛び飛びに動く(電池低下・内部油切れ)

クォーツ時計で、秒針が1秒ずつではなく数秒ごとに進む動きを見せる場合、電池が残りわずかであることを知らせる「省電力モード」が作動している可能性があります。この症状は電池交換で改善することが多く、比較的軽度のサインです。

ただし、電池を替えても改善しない場合は、内部の油切れや摩耗、モーターの負担増加などが原因で、駆動部に抵抗が生じている可能性があります。クォーツ式といえども、ムーブメント内の歯車は機械式と同様に潤滑油が必要です。長期間使用すると、汚れや油の劣化によって動作が重くなることがあります。

この場合、分解洗浄やムーブメント交換が必要となり、料金が上がるケースもあります。秒針の不規則な動きは、早期に点検すれば費用を抑えやすいので、異変を感じた段階で相談すると安心です。

 

クロノグラフが動かない・スタートしない

クォーツ式のクロノグラフで、ストップウォッチ機能が作動しない場合、ボタンの不良やムーブメント内部の制御回路に問題が生じている可能性があります。

軽度であれば、ボタン周辺の清掃や接点調整で改善することもありますが、内部回路の損傷が原因の場合は、ムーブメント交換が必要です。一般的なクォーツ式よりも、料金が高くなりやすい点に注意しましょう。

また、湿気の侵入や強い衝撃が原因で制御部分にトラブルが生じることもあるため、症状を感じた時点で、早めの点検が有効です。クロノグラフは部品点数が多いため、不具合が軽いうちに対応することで費用を抑えられる場合があります。

 

外装パーツのよくある症状や修理について

タグホイヤーの修理では、ムーブメントの不具合だけでなく外装パーツに関する相談も多く寄せられます。時計は日常的に腕に触れるため、外装部分は損傷や劣化が起こりやすく、使用年数に応じて交換が必要になることがあります。

外装のトラブルは見た目の問題にとどまらず、状態に合わせて適切な対応が重要です。また、外装パーツは素材や構造によって料金差が大きくなります。

一方で、ピンの緩みやバックルの調整といった軽度の修理であれば、比較的低価格で対応できる場合も多いです。ここでは、外装に関する代表的なトラブルごとに費用の目安を整理し、どのような場面で料金が変わるのかをわかりやすく解説します。

バックルとは?

バックルとは、腕時計のベルトを留めるための金具のことです。付け外しをしやすくし、手首にしっかり固定する役割があります。

 

リューズ・巻き芯(固着・空回り・ねじ込み不良)

リューズは、時間調整やゼンマイの巻き上げに使用する重要なパーツです。この部分にトラブルが起きると、動かしにくくなったり、回しても反応しなかったり、うまく締められなくなるなど普段の使用に大きな影響が出てしまいます。

リューズは、内部の巻き芯と連動して動く仕組みになっているため、衝撃による曲がりや摩耗が原因で正常に動作しなくなることがあります。内部の汚れやサビが原因となることが多く、分解して清掃すると改善できるケースも多いです。

巻き芯が曲がっている場合や、リューズ内部のネジ機構が摩耗している場合は、交換が必要です。ねじ込みができない症状は防水性能にも影響するため、早めの対応が安心につながります。

リューズ周辺は衝撃を受けやすい位置にあり、パーツも繊細なため、軽度の不具合でも点検しておくと後の高額修理を防ぎやすくなります。

 

風防(傷・欠け・割れ)

風防とは、腕時計の文字盤(ダイヤル)を外側から守っている透明なカバーのことです。時計の顔ともいえる部分で、外部の衝撃を直接受けるため傷や欠けが発生しやすいパーツです。タグホイヤーの多くのモデルでは、サファイアクリスタルが採用されており、高い耐傷性を持っています。

しかし、強い衝撃が加わると欠けたり割れたりすることがあります。軽度の擦り傷であれば、研磨で改善できるケースも多いです。しかし、サファイアクリスタルは非常に硬いため、研磨で対応できないことも多く、交換が必要になるケースが多いです。

交換する場合は素材の価格が高いことに加えて、防水性能を確保するための圧着作業が必要となるため、費用が上がりやすくなります。割れがある状態のまま使用を続けると、ムーブメントに影響が出る可能性もあるため、早めの対応が重要です。

風防は見た目だけでなく機能面にも関わるため、気になる傷がある場合は点検を検討すると安心です。

 

文字盤(腐食・目盛り外れ・変色)

文字盤は、時計の印象を大きく左右するパーツであると同時に、湿気や温度変化の影響を受けやすい繊細な部分でもあります。長年の使用により目盛りが外れたり、湿気が侵入して文字盤の塗装が浮いたり変色したりすることがあります。

また、強い衝撃が加わるとインデックスが外れたり、針との接触によって傷が付くことも多いです。軽度の汚れであれば、清掃で改善する場合もあります。

インデックスとは?

インデックスとは、腕時計の文字盤にある「時刻を示す目印」のことです。

数字やバー(線)、ドットなど、さまざまな形があり、時間を読み取りやすくするために配置されています。

腐食や変色が進んでいる場合は、文字盤そのものの交換が必要となることが多く、費用が高くなる可能性も高いでしょう。

さらに、廃番モデルや限定モデルは純正の文字盤が入手困難な場合があり、その際は代替部品の選定や加工が必要になることもあります。

 

針外れ・針曲がり

針は、わずかな力でも変形しやすい繊細なパーツです。針が外れたり曲がったりするトラブルは、衝撃や経年による針の固定力の低下によって起こります。

落下や強い振動が加わると軸から外れたり、角度がずれて文字盤や風防に接触することがあります。軽度のズレであれば、安価で修理できる場合もありますが、曲がりが大きい場合は交換が必要になる場合も多いです。

また、針が外れたまま使用すると文字盤に傷が付いたり、ムーブメント内部にダメージを与える原因にもなるため、早めの修理が重要です。

 

ベルト/バックル交換・調整

ベルトやバックルは、腕に直接触れる部分のため、使用頻度や環境によって劣化しやすいパーツです。金属ブレスレットの場合は、コマの緩みやピンの摩耗が起こり、長く使うほど締まりが弱くなって、抜け落ちるリスクが高まります。

ピンの交換で対応できるケースもありますが、摩耗が進んでいる場合はパーツ交換が必要となり、費用が上がりやすいです。

また、バックルは開閉を繰り返すため、バネやロック部分が消耗しやすいです。正常に閉まらない、勝手に開いてしまうといったトラブルが起きることもあります。革ベルトの場合は、汗や湿気の影響で早めに傷むことが多く、定期的な交換が必要です。

ベルトやバックルは、外装パーツのなかでは比較的修理しやすい部類ですが、放置すると時計本体の落下につながるリスクがあります。異変を感じた際は、点検や調整を検討すると安心です。

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

機械式モデルやクロノグラフは、数年メンテナンスをしていないだけで、内部の油が乾き始め、精度の乱れや巻き上げ不良につながります。

こうした症状は、早めに点検すれば調整で改善できることも多く、料金を抑えやすい傾向があります。逆に、放置すると摩耗が進み、複数パーツの交換が必要になり費用が大きく跳ね上がりやすいです。

少しでも違和感を覚えた時が、最も効率良く対応できるタイミングなので、気軽に相談していただくのがおすすめです。

 

タグホイヤーの修理に関するよくある質問(Q&A)

Q&Aイメージ

タグホイヤーの修理は、モデルの種類や故障の程度によって料金が大きく変わるため、事前に知っておきたい知識が多くあります。

ここでは、タグホイヤーの修理に関してよく寄せられる質問をまとめ、料金の判断基準や依頼時の注意点をわかりやすく解説します。

 

Q.見積りはキャンセルしても無料?

A.多くの修理専門店では、見積りは無料となっており、キャンセルした場合でも料金が発生しないことがほとんどです。ただし、店舗によっては分解点検を行った後のキャンセルに手数料がかかる場合があるため、依頼前に条件を確認しておくと安心です。

 

Q.正規店と修理専門店では、どれくらい料金差がある?

A.正規店の修理サービスは純正部品の使用やブランド基準の作業工程により、一般的に料金が高めです。一方で修理専門店の修理は効率的に作業を行うため費用を抑えやすい傾向があります。モデルにもよりますが、数千円から1万円以上の差が出るケースが多く、症状によってはさらに広がることもあります。

 

Q.クロノグラフの修理は、なぜ高額になりやすい?

A.クロノグラフは部品点数が多く構造が複雑なため、分解や洗浄に時間がかかります。またボタン操作と連動する複数のパーツがあり、摩耗している場合は、交換箇所が増えて料金が上がりやすくなります。

 

Q.電池交換だけなら最安でいくらくらい?

A.修理専門店では、電池交換が比較的安価で、数千円程度で済むケースが多いです。ただし防水検査を含む場合は料金が上がり、正規サービスではさらに高くなることがあります。モデルや防水性能によっても異なります。

 

Q.水入りした場合の料金の目安は?

A.水入りは、内部腐食の進行度によって大きく変わるため、料金幅が最も広いトラブルです。軽度であれば、分解洗浄で済むことがありますが、腐食が進んでいる場合は、複数部品の交換やムーブメント交換が必要になり、高額修理となることもあります。

 

Q.磁気帯びの除去は無料でできる?

A.多くの修理専門店では磁気抜きが短時間で行えるため、無料または低価格で対応していることが多いです。磁気帯びは、精度に大きな影響を与えるため、遅れや進みが顕著な場合は早めの実施が安心です。

磁気抜きとは?

磁気抜きとは、磁気を帯びてしまった腕時計から磁気の影響を取り除く作業のことです。

Q.ガラス交換の料金はどれくらい?

A.タグホイヤーのガラス(風防)はサファイアクリスタルが多く、素材が高価なため交換料金は高めになります。傷の程度によっては研磨で改善できる場合もありますが、欠けや割れがある場合は交換が必要となり、モデルによっては大きな費用がかかる可能性があります。

 

Q.並行輸入品でも修理できる?

A.並行輸入品でも、多くの修理専門店で対応可能です。ただし正規店の修理サービスでは、料金体系が異なる場合があり、保証内容が限定されるケースもあります。依頼前に、店舗へ確認しておくと安心です。

 

Q.修理後の保証期間はどれくらい?

A.修理専門店では、半年から1年程度の保証期間を設けていることが多く、正規店の修理サービスでは、さらに手厚い保証を用意している場合があります。保証の内容や期間は店舗によって異なるため、依頼前に確認しておくと安心です。

 

Q.ヴィンテージモデルも修理できる?

A.ヴィンテージモデルでも修理対応は可能ですが、部品供給が限られているため費用が高くなる場合があります。純正部品が入手できない場合は、互換部品や代替加工で対応するため、作業工程が増えて料金が上がることがあります。

 

まとめ

タグホイヤーの修理料金は、ムーブメントの種類や症状の進行度、部品の状態によって大きく変わります。特に、機械式やクロノグラフのように構造が複雑なモデルはオーバーホールの重要性が高いです。

また、クォーツモデルでも内部の摩耗や湿気の影響によってムーブメント交換が必要になることがあります。リューズや風防、ベルトといった外装パーツは使用環境によって劣化しやすく、損傷の程度によって料金に差が出やすい部分です。

どのケースでも共通していえるのは、軽度の段階で点検するほど費用を抑えやすく、症状が進むほど料金が上がる傾向があるという点です。

正規店の修理サービスと修理専門店の修理、それぞれの特徴を理解し、自分の時計に合った依頼先を選ぶと、無理のないメンテナンスが可能になります。日常の使い方に気を付けながら、定期的な点検を取り入れると、タグホイヤーを長く安心して楽しむことができるでしょう。

 

「おたからや」での「タグホイヤー」の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「タグホイヤー」の参考買取価格の一部をご紹介します。

画像 モデル名 参考買取価格
タグ・ホイヤー グランドカレラ キャリバー36 タグ・ホイヤー グランドカレラ キャリバー36 CAV5115 384,000円
タグ・ホイヤー グランドカレラ キャリバー17 タグ・ホイヤー グランドカレラ キャリバー17 CAV518B.FC6237 277,000円
タグ・ホイヤー モナコ バンフォード タグ・ホイヤー モナコ バンフォード リミテッドエディション CAW2190.FC6437 1,177,000円
タグ・ホイヤー モナコ グリーンダイヤル タグ・ホイヤー モナコ グリーンダイヤル リミテッドエディション CBL2116 797,500円
タグ・ホイヤー ニューアクアレーサー クロノグラフ タグ・ホイヤー ニューアクアレーサー クロノグラフ デイデイト CAF5011 117,700円
タグ・ホイヤー アクアレーサー WAK2111 SS タグ・ホイヤー アクアレーサー WAK2111 SS 105,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

※2025年11月時点での参考価格です。

タグホイヤーは20代から50代まで幅広い年齢層に支持される人気ブランドで、特にカレラ、フォーミュラ1、アクアレーサーなどの定番モデルは中古市場でも高い需要を誇ります。

タグホイヤーは、スポーティなデザインと確かな技術力で幅広い世代から愛されるブランドです。モデルや状態によって査定額は変動しますが、人気の高いクロノグラフモデルは特に高値での買取が期待できます。

 

タグホイヤーの買取なら「おたからや」へ

タグホイヤーは、モデルや状態によって買取価格が大きく変わるブランドです。修理歴やコンディションを正しく判断してもらうと、適正な査定につながります。

高価買取「おたからや」は全国に1580店舗を展開しています。「おたからや」では対面査定を行っているため、時計の動作状態や外装の細かな傷までしっかりと確認。その場で価格を提示できます。
また、オーバーホールの有無や付属品の有無といったポイントも丁寧にチェックするため、初めての方でも安心して利用できます。

タグホイヤーは、スポーツモデルからクラシックラインまで幅広い人気があり、市場でも安定した需要が見込まれるため、状態が良いほど高額査定が期待できるでしょう。査定や見積りはすべて無料で、売却を迷っている段階でも気軽に相談できます。

時計の買い替えやコレクション整理を検討している方は、専門的な知識を持った査定員が在籍する「おたからや」にぜひご相談ください。

 

おたからやの時計買取
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木村 査定員

  • 趣味

    ギター・音楽鑑賞

  • 好きな言葉

    有言実行

  • 好きなブランド

    ロレックス

  • 過去の買取品例

    高級時計全般

おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。

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