1. 買取専門店・おたからやTOP
  2. ブランド時計買取
  3. ブランド時計コラム
  4. ロレックス「サブマリーナー」品番について徹底解説|種類・相場から高く売るコツまでご紹介

ロレックス「サブマリーナー」品番について徹底解説|種類・相場から高く売るコツまでご紹介

サブマリーナー

※下記の画像は全てイメージです

回転ベゼルと3列ブレスが象徴的なサブマリーナーは、防水性能と資産性を兼ね備え、ビジネスからレジャーまで支持されるロレックスの代表格です。世代ごとの品番や素材の違いを押さえれば、目的に適した1本を選びやすくなります。

今回は品番の読み解き方、相場の掴み方、高値売却の準備を段階的に解説します。外装チェックや手入れのポイントもご紹介するので、初購入でも売却検討でも安心して判断できるようになるでしょう。

Contents

サブマリーナーの特徴

サブマリーナー

サブマリーナーは300m防水・逆回転防止ベゼル・グライドロッククラスプを備えた本格ダイバーズウォッチです。

誕生から70年を超えても設計思想を継承し、街でも海でも映える普遍性が魅力です。装いを選ばないブラックダイヤルとオイスターブレスが実用性を高め、資産価値も世界で評価されています。

防水性能と操作性

サブマリーナーのオイスターケースは、削り出しミドルケースとねじ込み式裏蓋、トリプルロックリューズで300m防水を実現しました。逆回転防止ベゼルも搭載されており、厚手グローブでも滑りにくいセレーションを備えています。

グライドロッククラスプは工具不要で2mm刻み、最大20mmまで延長できるためダイビングスーツの上からでも簡単にフィッティングを調整可能です。さらにセーフティロックが外れを防ぎ、海水と汗に強いオイスタースチールを採用しているため長期使用や高圧環境でも十分の耐久性を発揮します。

視認性を高める設計

インデックスと針は大型メルセデス針とバトン針の組み合わせで高いコントラストを確保します。夜光にはブルーに光るクロマライトを採用し、暗所で約8時間均一な輝度を保つため深夜の潜行でも読み取りやすいです。

セラクロムベゼルはセラミック基材にプラチナコーティングを施し、反射を抑えて光線の角度が変わっても目盛りが明瞭です。サファイアクリスタル風防は無反射コーティングを備え、強い陽光下でも視認性を確保します。秒針の先端とダイヤルの白文字が読み取りを助け、瞬時の時間確認を可能にします。

快適性と堅牢性

オイスターブレスはソリッドリンク構造で剛性を高め、バックルの中折れ部には摩耗に強いセラミックインサートを内蔵しています。短いラグとフラットバックが手首に密着し、長時間装着でも擦れを感じにくいです。

ムーブメントCal.3235系はパラフレックスショックアブソーバーとパラクロムヒゲゼンマイで耐磁性と耐衝撃性を向上させています。パワーリザーブ70時間は週末に外しても月曜にそのまま着用できるため、日常使いのストレスを軽減してくれるでしょう。さらに温度変化に強い潤滑油を採用し、極寒や炎天下でも精度を保つ設計です。

  • おたからや査定員のコメント
木村

300m防水とセラクロムの耐傷ベゼル、グライドロックの2mm刻み微調整で実用性と快適性を両立するサブマリーナーは、夜光クロマライトの均一発光とケースの未研磨が評価の要です。付属品がなくても日差±3秒内とベゼルのクリック節度が保たれていれば高水準の査定が期待できます。使用後は真水洗浄とリューズ締込みを徹底し、3年ごとの防水検査で資産性を長期維持できます。

サブマリーナーの歴代モデル

サブマリーナー

サブマリーナーは1953年に誕生して以来、防水性能を100mから300mへ高め、ベゼル素材をアルミからセラミックへ進化させながらも、象徴的な意匠と堅牢性を守り続けています。この流れを年代ごとに確認していきましょう。

初代から黄金期まで

初代Ref.6204は100m防水と回転ベゼルを備え、世界初のダイバーズとして話題になりました。1956年公開の映画「007」でジェームズ・ボンドが着用したことで一般層にも知名度が拡大し、堅牢なオイスターケースとクラシカルなアルミベゼルがアイコンとして認知されます。

1960年代に登場したRef.5513は約25年間生産され、現在もヴィンテージ市場で定番と呼ばれる人気のモデルです。これらの黎明期を支えたモデルは小径ケースとドーム風防の組み合わせが現行機にはない雰囲気を醸し、愛好家に支持されています。

素材と技術の進化

1980年代になるとサブマリーナーはプラスチック風防をサファイアクリスタルに置き換え、防水性能も300mへ向上しました。ケース剛性を高めると同時に夜光はトリチウムからルミノバへ、2008年以降はブルーに光るクロマライトへ移行し、視認性と安全性が改善されています。

2000年代にはセラクロムベゼルと耐磁性に優れたパラクロムヒゲゼンマイを採用し、傷や退色に強い外装と精度安定を両立しました。こうしたアップデートは意匠を崩さず性能を底上げしてきた点が特徴です。結果として海でも街でも扱いやすい万能機へ成熟しました。

マイルストーンモデル

50周年を祝う2003年のRef.16610LVはグリーンベゼルと太字インデックスで個性を打ち出し、「ファットフォント」や「カーミット」の愛称で評価を集めました。2012年のRef.114060ではノンデイトがセラクロムベゼルとパラクロムヒゲゼンマイを備えて復活しています。

2023年の70周年モデルはベゼル色に明るいロレックスグリーンを採用し、新ムーブメントCal.3235と合わせて耐衝撃・耐磁性能を引き上げました。アイコニックな意匠を守りながら節目ごとに性能を磨く姿勢がサブマリーナーの魅力です。

サブマリーナーの品番による違い

サブマリーナーは世代更新ごとにベゼル、ケース、夜光塗料、ムーブメントを磨き上げています。

アルミ期の16610、セラクロム期の116610、41mmケースを採る126610という流れを押さえれば、耐久性や視認性の差が整理でき、購入判断の精度も高まるでしょう。

Ref.16610と116610

Ref.16610と116610

Ref.16610は1988年登場のステンレスモデルで、細いラグ、アルミ製ベゼル、ルミノバ夜光が特徴です。ムーブメントはCal.3135で、300m防水を確保しています。2010年発表のRef.116610はベゼルを耐傷性に優れるセラクロムへ変更し、ラグとリューズガードを厚くして存在感を高めました。

インデックスと針を大型化し、夜光を青く光るクロマライトへ変更されています。バックルはグライドロック付きとなり、2mm刻みで最大20mm延長できるため、ダイビングスーツ上でもフィット感を保てます。基本精度は両者ともクロノメーター基準で実用差はありません。

Ref.116610と126610

サブマリーナー

Ref.126610は2020年発表でケース径を41mmに拡大しつつラグを絞って装着バランスを向上しました。ブレスは1mm厚くなり剛性を強化。Cal.3235を採用し、70時間パワーリザーブと耐磁・耐衝撃性がアップしています。

秒針がわずかに伸び、6時位置に王冠刻印が入ったため識別性が向上しました。セラクロムベゼルとグライドロックは継承され、実用性を高水準で保ちます。視覚的にはスリムで現代的な印象があるでしょう。

サブマリーナー最終品番がプレミア化する3つの要因

チャート

最終品番はひとつの世代が終わる刹那にだけ生まれる特別ロットです。

総生産量が極端に限られるうえ、シリーズの改良点が集大成として落とし込まれる完成度の高さ、そして“最後の番号”というストーリー性が愛好家の感情価値を刺激し、中古相場で通常個体を大きく上回る価格帯を形成します。以下では希少性・技術的優位性・市場心理という3つの切り口からプレミアの理由を詳しく解説します。

生産終了直前ロットだけが持つ極端な希少性

最終品番はモデルチェンジやディスコン直前のごく短期間にのみ割り当てられるため、流通総数が通常ロットとは桁違いに少なくなります。ロレックスは年間生産計画を厳密に管理しているため、ライン停止のタイミングを過ぎると追加製造は一切行われません。

結果として市場に出回る個体は限られ、供給側の数量が固定化。希少資産を求めるコレクターの需要が集中しやすく、相場では同条件の通常シリアルよりも数十%高い成約事例が珍しくありません。

改良の集大成が盛り込まれた最終仕様の完成度

モデルライフの終盤では、生産中に発覚した不具合やマイナーチェンジの改善点がすべて織り込まれた“完成形”が出荷されます。ムーブメントの部品精度、リューズやベゼルの強度向上、夜光塗料の改良など細部まで最適化された結果、実用性と耐久性が初期ロットより高水準に到達します。

使用時のトラブルリスクが低いだけでなく、後年のメンテナンス費用も抑えやすいことから、コレクション目的だけでなく普段使い派からの評価も厚く、価格面で大きなプラス要因となります。

“最終”というストーリーが生むコレクター心理と市場需給

ロレックス市場では「最後の○○番」という言葉そのものがブランド神話と結びつき、所有欲と投資欲を同時に刺激します。限定品や生産数表記のないロレックスにとって、最終品番は実質的な“エディションナンバー”の役割を果たし、希少性を可視化するシグナルになります。

SNSや専門誌での話題性も高く、欲しい人の数に対して流通個体が少ないため、オークションや二次流通で価格が吊り上がりやすいです。プレミア狙いの購入・売却では、この心理的プレミアをどう織り込むかがリターンを左右します。

ロレックス サブマリーナーの主要リファレンス最終品番一覧

最終品番は「その世代のラストロット」を示す特別なシリアルです。製造数が少なく改良点が集約されているためプレミア価格になりやすく、コレクター人気も集中します。

ここからは各モデルの最終品番と製造年を整理し、特徴と評価ポイントを解説します。

ノンデイト Ref.5513 ― 最終L番(1990)

5513

1962–1990年まで続いたRef.5513は異例の長寿モデルです。最終L番ではフチ付きメーターファースト文字盤とトリプルロックリューズを備え、外装とムーブメントが最終改良型になっています。

Cal.1520は19,800振動で当時として高精度です。長期流通による個体差が大きいシリーズですが、ラストロットは完成形として希少価値が際立ちます。コレクションと普段使いを両立したい愛好家に向いています。

ノンデイト Ref.14060 ― 最終P番(2000)

14060

Ref.14060はサファイアクリスタルと300m防水を採用し、ビンテージ感と現代スペックが共存します。最終P番はCal.3000を搭載し、夜光がルミノバへ移行したことで視認性が向上しました。

アルミベゼルゆえ経年変化を楽しめる点も魅力です。資産性と日常使いを両立させたいユーザーから高評価を得ています。

ノンデイト Ref.14060M ― 最終ランダム番(2011)

14060M

Ref.14060MはCal.3130を採用し、ツインブリッジ化で耐衝撃性を強化しました。2007年以降の個体はクロノメーター認定を取得し、最終ランダム番ではインナーリングにROLEX刻印が入り真贋判定が容易です。

ヴィンテージの風合いを残しつつ現行機並みの精度を備えたハイブリッドとして人気が急上昇しています。

デイト Ref.16610 ― 最終ランダム番(2011)

16610

1989–2011年まで製造されたRef.16610はロングセラーです。Cal.3135は現行機と基本設計が同じで、ラグが細くケースが薄いため装着感が軽快になります。

クラシックな外観ながら300 m防水と高い実用性を持ち、後継Ref.116610LNより流通量が多くメンテナンスコストも抑えやすい点が支持されています。アルミベゼルの退色が味として評価され、投資目的でも人気です。

デイト Ref.168000 ― 最終R番(1988)

168000

製造期間が約2年のみの“トリプルゼロ”は904Lスチールを先行採用した試験的モデルです。外観は前期Ref.16800と似ていますが、シリアルR番とケース内側の「168000」刻印が識別ポイントになります。

製造数の少なさと6桁リファレンスを先取りした逸話性が評価され、近年オークションで高騰傾向です。スチール素材にこだわるコレクターなら見逃せないレアピースでしょう。

デイト・ノンデイトの違いとは

サブマリーナー

サブマリーナーは日付表示の有無でデイトとノンデイトの2系統に分かれます。外観や価格、資産価値に加え、装着感やメンテナンス性にも微妙な差が生じます。

ここでは機能・価格・使用シーンの3観点から違いを整理し、自分に合った1本を選ぶための判断材料を示します。

機能面の違い

デイトは3時位置にサイクロップレンズ付きの日付窓を備え、視線をわずかに移すだけで日付を確認できます。ノンデイトはカレンダー機構を省くことでダイヤルが左右対称になり、時刻の判読性が向上します。

ムーブメントはデイトがCal.3235、ノンデイトがCal.3230を搭載し、耐磁・耐衝撃性能や約70時間のパワーリザーブはほぼ同等です。部品点数の差はありますが、メンテナンス周期や精度保証は共通しているため、機能面では日付表示の必要性そのものが選択の決め手になります。

価格と資産価値の違い

現行定価はデイトがノンデイトより約15万円高く設定されます。中古市場でもデイトは流通量の多さと需要の高さから相場が安定しており、短期リセールを視野に入れる方に人気です。一方でノンデイトは生産数が限られる傾向があり、長期的には希少性が評価されやすい側面があります。

どちらもロレックス全体の価格上昇が下支えとなっており、状態と付属品の完備が資産価値に直結します。購入時は年式・保証書・ブレス状態を確認し、出口戦略まで考慮すると安心です。

使用シーンによる違い

ビジネスシーンで日付確認が頻繁に必要な方にはデイトが実用的です。会議中や商談中でも腕を傾けるだけで素早く日付を把握でき、スマートな所作を保てます。対してノンデイトはダイヤルがシンプルで視認性が高く、カジュアルからフォーマルまで幅広い装いに自然に溶け込みます。

初代モデルの雰囲気を楽しみたい愛好家やミニマルデザインを好む方にも適します。試着時には手首周りのフィット感とシャツ袖口への収まりを確認し、ライフスタイルに合うモデルを選ぶことが重要です。

他のモデルとの違い

サブマリーナーは300m防水と41mmケースを基準に据え、より深海向けのシードゥエラーやディープシー、レジャー志向のヨットマスターと明確に役割を分けています。

以下で防水性能と価格帯を比較し、用途別の選び方を示します。実用性の高さを重視するならサブマリーナーが軸になる一方、目的が絞れると最適解は変わります。

シードゥエラーとの比較

シードゥエラー

シードゥエラーは防水1220mと43mmケースで、ヘリウムガスエスケープバルブを搭載します。ベゼル目盛りは360度で潜水中の経過時間をひと目で追跡でき、飽和潜水に対応した強化サファイア風防とリングロック構造が堅牢性を高めています。

同素材比で価格はサブマリーナーより高く、厚みと重さが増すため日常使いでは袖口への干渉に配慮が必要です。プロ仕様の信頼性を求める方に適し、一方でケースバックの刻印や赤いモデル名など特別感があり、資産価値の安定も期待でき、長期保有で差が出ます。

ディープシーとの比較

rolex_deepsea_Ref.136660_インテンスブラック

ディープシーは3900m防水と44mmケースを誇り、リングロックシステムと極厚5.5mmサファイアクリスタルで高圧を分散します。サイクロップレンズを省き視界の歪みを排除し、ベゼル目盛りは360度で減圧停止の管理にも対応可能です。

重量が200g超になるため装着感はずっしりしますが、チタン混合バックとグライドロックでフィット感を調整できます。価格はサブマリーナーより高く、深海探査や飽和潜水のプロフェッショナルが信頼する最上位ダイバーズです。コレクション中でも存在感を放ち、注目度が高いです。

ヨットマスターとの比較

ヨットマスター

ヨットマスターは100m防水で逆回転防止機構を持たず、双方向回転ベゼルに立体数字を配して高級感を強調したデザインです。ケースは37mmから42mmまで選べ、ベゼルはプラチナやRLXチタン、ブレスはラバーストラップのオイスターフレックスが展開されています。

サブマリーナーより防水性能は低いですが、軽快な装着感とドレス性で街でも映え、価格は素材によって大きく変動します。サイズと素材の自由度がありペアウォッチやファッション重視の方にも選ばれるモデルです。

ロレックスサブマリーナーの選び方

選ぶ

サブマリーナーはダイバーズ由来の堅牢性と資産性で支持を集めますが、年式・素材・サイズ・付属の整いで満足度が大きく変わります。

ここからは用途や将来価値を踏まえ、自分に合う一本を選ぶための判断軸を体系化します。続く各項で具体的な選択ポイントを深掘りし、迷いを抑えて長期愛用できるベストバランスを導きましょう。

モデル年代とリファレンスを把握する

製造年代ごとにムーブメント構造やベゼル素材、夜光塗料の種類が変わり、耐久性と視認性の評価基準も異なります。まず狙う外観と使い勝手を明確にし、対応するリファレンスを絞って調査しましょう。

目標年式が決まれば文字盤や針の焼け具合、ケースエッジの磨耗度を細かく観察し、交換歴の有無も見極められます。ギャランティカードの日付や発行国、シリアル番号の書体まで照合すれば、不自然なパーツ混入を回避しつつ再販価値を高められます。

素材とカラーで使用シーンを絞る

ステンレス×ブラックはスーツから週末まで万能ですが、グリーンやブルーのベゼル、ゴールド無垢やロレゾールは個性と存在感を強調します。ビジネス主体なら控えめな色味、レジャー中心なら鮮やかなカラーや高硬度セラクロムが映えます。

金無垢は資産性が魅力ながら重量増と小傷の目立ちやすさが課題点です。ロレゾールは華やぎと実用性を両立し、TPOを選ばないバランス型です。素材比率で印象が変わるため試着時に光の反射と袖口の干渉を確認し、写真と実機の発色差も把握しましょう。

サイズ感とブレス調整で装着快適性を高める

ケース径は40㎜で統一されてもラグ幅や厚み、ブレスのテーパー角で装着感は大きく変わります。細めの手首ならブレスコマ調整幅とグライドロックの可動域を確認し、長袖の収まりも試着で見極めましょう。

重さが気になるならステンレス、重厚感を求めるならロレゾールや金無垢がおすすめです。ダイバーエクステンションの有無はウェットスーツ上での快適性を左右し、バックルエッジの当たりやブレスの鏡面部の傷の映り込みも長期使用の満足度に影響します。

購入経路と付属品で資産価値を確保する

正規店購入は保証書とメンテナンス導線が確実で安心ですが、在庫不足時は信頼できる並行輸入店や中古専門店も検討候補です。その際、箱・保証書・余りコマ・タグ・オーバーホール歴の有無が再販価値を左右します。

研磨やパーツ交換の履歴は外観と真贋の両面に影響するため、シリアル刻印とパーツ年代の一致を必ず確認しましょう。購入証明に店名や日付が明記されていれば海外免税品より市場評価が底堅くなる傾向があるため、レシートやカード控えも保管しておくと将来の査定交渉で優位に働きます。

サブマリーナーの種類

サブマリーナー

サブマリーナーは素材やカラー、装飾の微差で系統が枝分かれし、印象や資産性が大きく変わります。まず全体像を把握すれば、手首のサイズやTPO、将来価値に合わせた的確な候補選定が可能です。

ここでは代表的な4種類を取り上げ、それぞれの特性と購入時の着目点、長期使用での満足度を順に整理し、比較しやすくします。

ステンレススチール(ブラックベゼル)

定番のステンレス×ブラックは場面を選ばない汎用性が最大の魅力です。つや消しと鏡面を織り交ぜたケース仕上げはドレッシーにもスポーティにも馴染み、軽快な装着感で長時間の着用もストレスが少なめ。防水性能は現行機と同等なので海辺でも気兼ねなく使え、W刻印バックルの堅牢性も安心材料です。

中古流通量が多いため状態や付属の比較検討がしやすく、オリジナルに近い個体を狙えば資産価値も底堅い選択肢になります。堅実さと実用性を重視するならまず検討したい王道モデルと言えるでしょう。日常から旅先まで幅広く活躍します。

ステンレススチール(グリーンベゼル)

グリーンサブと呼ばれるグリーンベゼル&グリーンダイヤル仕様は、ステンレスながら高い識別性と限定感を兼ね備え、装いに個性を添えます。セラクロムの鮮やかな緑は光の角度で深みが変わり、スポーティかつラグジュアリーな印象です。

人気が集中しやすく市場相場は高値傾向ですが、状態良好なら長期的な価値安定が期待できます。ビジネスシーンでも差し色として冴え、カジュアルでは写真映えも抜群。ファーストサブとしてもコレクション差別化に有効で、話題性を重視する人に好適です。所有欲を満たす喜びも得られるでしょう。

ロレゾール(ステンレス×ゴールド)

ロレゾールはステンレスの硬質さとゴールドの華やぎを融合したコンビ仕様で、ビジネスでもカジュアルでも程よく存在感を放ちます。ブレス中央リンクとベゼルの18Kが光を反射し、手元にリッチなアクセントを添えつつ、ステンレス部が傷を抑制して実用性も確保しています。

重量はステンレス単体より増すものの、金無垢ほどの負担はなく日常使いしやすいバランスです。中古ではゴールド部の磨耗度や酸化色を要確認。メリハリの効いた二面性が魅力で、TPOに合わせた着け替えを減らしたい人に好適。フォーマルシーンでも映える万能型です。

ゴールド無垢モデル

イエローゴールドやホワイトゴールドで統一された無垢モデルは、圧倒的な存在感と資産性でラインナップの頂点に位置付けられます。重量感はあるもののグライドロックやセラクロムベゼルの採用で装着バランスは良好です。

ケースとブレス全面に貴金属が使われるため市場変動に応じた地金価値のバックボーンがあり、長期保有で魅力が増しやすいのも特長です。小傷が映えやすいので定期的な研磨と保管環境の整備が必須。華やかな席や資産ポートフォリオの多角化を狙うユーザーにふさわしい、究極のステータスモデルといえます。

サブマリーナーを購入する際のポイント

腕時計を見る人

購入時は真贋確認と状態評価を分け、刻印の整合、針とインデックスの位置関係、夜光の均質、ベゼルの節度を確認することが大切です。

ひとつずつポイントを確認していきましょう。

真贋判定とシリアル確認

真贋は一項目で断定せず、刻印線の深さやフォントの統一感、意匠の左右対称性、部品同士の合いを横断的に見ます。リューズ操作時のクリック感や日付送りの節度、ベゼルの戻り具合も設計意図に沿うか確認します。

秒針停止と再始動の滑らかさ、時針送り方向の一貫性も参考値になります。シリアルは来歴を裏付ける情報源です。表記の整合と刻字エッジを照合し、書類との一致を突き合わせましょう。光源や角度を変えて複数回チェックすると読み違いを防げます。

コンディションと付属品の確認

外装は斜めから光を当て、線傷の方向性と面の整い具合を観察します。過度な研磨はケースエッジの丸まりで判別しやすく、風防欠けや曇り、針腐食、ブレス伸びは使用感に直結します。夜光の色ムラや分針と目盛りの合致も視認性に影響します。

付属品は冊子やタグの有無に加え、箱内の汚れや匂い移り、サイズ調整コマの本数まで点検すれば安心度が高まります。本物である証明があれば、欠品がある場合でも信頼性は維持できます。

信頼できる購入先を選ぶ

購入先は整備内容の明示、返品規定、保証範囲を総合して比較します。磨きや部品交換の有無、サイズ調整跡の開示など覆せない事実を隠さない姿勢が信頼につながります。担当者の応対も重要な判断材料です。写真は正面だけでなく側面・裏蓋・バックル内表示まで用意してもらいましょう。

遠隔取引では配送事故時の対応や返送時手順を先に決定すると後の交渉が円滑になります。領収書や成約書、付属品の記録写真を共有できる窓口は対応が明瞭で安心です。

サブマリーナーを高く売るためのポイント

査定員

売却前には汗や汚れを除去し、保管臭を取り除いてブレスの遊びや磁気帯びを点検します。過度な研磨は避け、クリーニングと保護を中心に整備すれば意匠を損ねずに価値を保てます。

来歴や整備履歴、サイズ調整の記録を客観写真と合わせて整理し、弱点も先に開示すると評価者の判断がスピーディになるので、それぞれチェックしておきましょう。

日常のお手入れを行う

日常のお手入れは軽微な汚れの蓄積を防ぎます。着用後は柔らかい布で拭き取り、汗や水分を残さないようにすると安心です。海水が付着した場合は早めに洗い流し、乾燥後に可動部を確認します。保管は個別スペースに置き、擦れや落下を避けられる配置が望ましいです。

歯ブラシを使う場合は毛先が柔らかい製品を選ぶと傷を防げます。磁気帯びチェックやバックルの噛み合わせ確認も定期的に行うと異常を早期に発見できます。保護テープは湿気を抱えやすいので、点検時に交換する姿勢が大切でしょう。

相場をチェックして売却タイミングを見極める

売却を検討するときは使用頻度や生活環境の変化、保管場所の確保状況を整理します。市場の話題に振り回されず、手入れや整備の節目が整った時点を目安に準備すると慌てません。写真は正面だけでなく斜めや側面も撮影し、自然光で色味を整えると情報の信頼性が高まります。

複数の見積を同条件で取得し、査定根拠と差異を照合すれば説明の説得力が上がります。様々な手数料を確認して比較し、費用構成を揃えて検討すると納得感が得られます。

まとめ

今回はサブマリーナーの基礎、仕様の選び方、価格と買取の見方、購入時の留意点、売却準備までを横断して整理しました。外装や付属、整備記録など客観材料を積み上げる姿勢が、入手後の満足度と資産性を両立させます。話題性に流されず、自分の使用環境に即した基準で判断することが重要です。

状態の把握と情報の透明化は、購入でも売却でも共通する強みです。写真の光源や角度、記録の整合、小傷や匂い移りの共有など、具体的事実で対話を進めると齟齬を減らせます。手入れは保護を中心に継続し、必要に応じて専門点検を選び、長く安心して楽しめる備えを整えましょう。

 

「おたからや」でのロレックス サブマリーナーの参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「ロレックス サブマリーナー」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像 モデル名 参考買取価格
ロレックス サブマリーナー デイト YG ブラック 126618LN ロレックス サブマリーナー デイト YG ブラック 126618LN 4,856,000円
ロレックス サブマリーナー デイト SS グリーン 126610LV ロレックス サブマリーナー デイト SS グリーン 126610LV 3,052,000円
ロレックス サブマリーナー 5513 ロレックス サブマリーナー ノンデイト SS ブラック 5513 2,788,000円
ロレックス サブマリーナー 114060 ロレックス サブマリーナー ノンデイト SS ブラック 114060 1,562,000円
ロレックス サブマリーナー 14060M ロレックス サブマリーナー ノンデイト SS ブラック 14060M 1,402,000円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

サブマリーナーは回転ベゼルのクリック感と夜光の均一性が査定の要です。ゴールドモデルはケースやブレスの摩耗、セラクロムベゼルの小傷が減額要因となり、グリーンベゼルのデイトは色味の深さと発光塗料の状態で印象が変わります。

ヴィンテージのノンデイトは未研磨に近いケースエッジとオリジナル夜光の焼け具合が重要視され、現行機はブレスレットの伸びや防水テスト結果が加点材料です。付属品がなくても査定可能ですので、まずは店頭でコンディションをご相談ください。

  • おたからや査定員のコメント
木村

セラクロムの艶と120クリックの節度、夜光の均一発光がサブマリーナーの評価の軸です。デイトLVは緑ベゼルの色深さと光塗料の劣化度、YGは面取りの摩耗とヘアライン残存が加点要素。付属品がなくても未研磨ケースエッジと防水検査記録が整えば高水準の査定を狙えます。使用後は真水洗浄とリューズ締めを徹底し、3年毎のガスケット交換で長期資産性を維持してください。

ロレックス サブマリーナーの買取なら「おたからや」

「おたからや」では、124060や126610LN・126610LVなど、300m防水と逆回転防止ベゼルを誇るロレックス屈指のダイバーズを、専門鑑定士がキャリバー3230/3235の歩度・振幅、セラクロムベゼルの傷みやクリック感、ブレスの伸び具合、夜光インデックスの焼けまで徹底検証し、国内外オークションの最新落札相場を反映した高水準の査定額をご提示します。

付属品がなくても真贋と価値を正確に評価できる体制が整っているため安心です。査定は完全無料・予約不要、ご成約後は最短即日で現金化いたします。大切なサブマリーナーを納得の価格で売却したい方は、豊富な実績を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。

ロレックスの買取情報をチェックする

ロレックス サブマリーナーの買取情報をチェックする

 

おたからやの時計買取
査定員の紹介

木村 査定員

  • 趣味

    ギター・音楽鑑賞

  • 好きな言葉

    有言実行

  • 好きなブランド

    ロレックス

  • 過去の買取品例

    高級時計全般

おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。

その他の査定員紹介はこちら
ブランド時計相場高騰中!
近年、インフレや円安の影響でブランド時計全体の買取相場が高騰しています。
高級ブランド時計の多くは価格改定がされており、新品・中古問わず需要が高まり買取価格も上昇傾向にありますので、売却にはベストなタイミングといえます。
ブランド時計の高価買取はおたからやにお任せください。

\ 期間限定!キャンペーン実施中!/

7日間限定!8月31日(日)まで!

キャンペーンの詳細はこちら

※一部、キャンペーン対象外のお品物もございます。
※キャンペーン適用の条件は詳細をご確認ください。

8月31日(日)まで!
高価買取キャンペーン開催中!
× 【最大30%UP】 ※キャンペーン適用対象外の店舗がございます。 ※キャンペーンでの買
取金額UPは5万円が上限になります。 ※当キャンペーンは、弊社買取価格からの金額UP
になります。 ※ご不明な点がございましたら査定員またはお電話にてお問い合わせくだ
さい。

【最大30%UP】 ※キャンペーン適用対象外の店舗がございます。 ※キャンペーンでの買 取金額UPは5万円が上限になります。 ※当キャンペーンは、弊社買取価格からの金額UP になります。 ※ご不明な点がございましたら査定員またはお電話にてお問い合わせくだ さい。

\査定金額アップの今が狙い目!/
ご相談・お申込みはこちら
CBポップアップ電話 CBポップアップメール査定SP
×閉じる
ご相談、お申し込みはこちら 通話料無料

【受付時間】8:00~21:00 ※年中無休

CBポップアップメール査定PC
×閉じる

関連記事

タグ一覧

お持ちのお品物のお値段、知りたくありませんか?

高価買取のプロ「おたからや」

無料でお答えします!

通話料無料すぐに繋がります!

0120-555-600

【受付時間】8:00 〜 21:00 ※年中無休

通話料無料!すぐ繋がるから便利な電話相談

【受付時間】8:00 〜 21:00 ※年中無休

24時間いつでも受付中!ご相談だけでも大歓迎

店頭買取

店頭買取

査定だけでもOK!

買取店舗数は業界最多の
約1,500店舗以上!

おたからやの店舗数は全国 約1,500店舗以上(待機店舗を含む)。これは、数ある買取店の中で最多を誇ります。日本全国津々浦々にて、地域密着でお買取りを承っております。

最寄りのおたからやを探す

出張買取

出張買取

査定だけでもOK!

買取専門店おたからやの
無料出張買取。

買取専門店おたからやの無料出張買取です。出張料・査定料・買取手数料は全て無料、査定は最短5分です。随時キャンペーンを実施をしております!まずはお気軽にご相談ください!

出張買取の詳細はこちら

おたからやの買取商品から探す