※下記の画像は全てイメージです
ロレックスの中でも高い人気を誇る「GMTマスターII」。その中でもエバーローズゴールド(金無垢)素材を使用したモデルは、上品なデザインと高級感のある見た目で注目を集めています。
この記事では、GMTマスターIIの特徴やローズゴールドモデルが人気の理由、価格動向、代表的な型番(リファレンス)について解説します。また、大切なGMTマスターIIローズゴールドモデルを売却する際に、高額査定を狙うポイントも併せてご紹介します。
Contents
GMTマスターIIの特徴
GMTマスターIIは、長年にわたりモデルチェンジを繰り返しながら進化してきました。複数のタイムゾーンを表示できる実用性や、防水性能を含めた堅牢な作りなどが、世界中の旅行者や時計愛好家から支持されています。
ここでは、GMTマスターIIが持つ代表的な特徴を見ていきましょう。
3カ国の時間の読み取りが可能
GMTマスターIIの最大の特徴は、複数のタイムゾーンを同時に把握できる機能が搭載されている点です。GMT針(24時間針)と回転ベゼルを活用することで、現在地の時刻に加えて第2・第3のタイムゾーンまで読み取ることができます。
海外旅行や出張の際にも、現地時間と本国時間を同時に確認でき、時差調整やスケジュール管理に役立ちます。
初代GMTマスターでは短針(時針)が単独可動せず2カ国までの表示でした。一方、GMTマスターIIでは短針を独立して動かせるため、3つ目の時間帯まで表示できるようになりました。
24時間時計として機能する
GMTマスターIIには、両方向に回転する24時間目盛り付きベゼルが搭載されています。GMT針と組み合わせて使用することで、昼夜を区別しつつ、第二時間帯を24時間制で表示可能です。
例えば、GMT針が指す位置をベゼル上の数字で読めば、別の国の時刻を簡単に知ることができます。そのため、世界を飛び回るパイロットやビジネスパーソンに重宝されています。
通常の時計は12時間表示のため、現地時間が昼か夜か判別しづらいですが、GMTマスターIIなら24時間表示のおかげで、その地域が現在昼か夜かを一目で把握できます。
ツートンカラーが魅力
GMTマスターIIと言えば、ベゼルのツートンカラーも大きな魅力です。赤×青の「ペプシ」カラーや黒×青の「バットマン」カラーなど、2色で彩られたベゼルデザインはGMTマスターIIシリーズの象徴として高い人気を誇ります。
セラミック製ベゼルで2色を表現する技術が確立され、現在ではブラック/ブラウンなど新たなカラーバリエーションも登場しています。ツートンカラーは見た目の華やかさだけでなく、昼夜の判別にも役立つ実用的な要素です。
パワーリザーブが70時間
現行モデルのGMTマスターIIには最新ムーブメント「キャリバー3285」が搭載されており、約70時間ものパワーリザーブを実現しています。約3日間連続稼働できるため、週末に時計を外しても止まらず、日常使いの利便性が向上しました。
高い耐衝撃・耐磁性能が備わったことにより、耐久性も向上しています。また、最新ムーブメントの採用によって時計の機能の高精度化も実現しています。
GMTマスターIIのローズゴールドモデルが人気な理由
GMTマスターIIの中でも、エバーローズゴールド(ロレックス独自のピンクゴールド合金)モデルは、とりわけ高い人気を集めています。
その人気の背景には、素材ならではの風合いや使い勝手の良さがあります。ここでは通常のゴールドモデルにはない、エバーローズゴールド GMTマスターIIの魅力について解説します。
通常のゴールドよりも落ち着いた印象になる
エバーローズゴールド製のGMTマスターIIは、一般的なイエローゴールドの時計に比べて落ち着いた雰囲気を演出します。黄色味の強い「いかにも金」といった派手さが抑えられ、肌なじみの良い上品な輝きが特徴です。
なお、ロレックスはピンクゴールドの美しさを長く保つため独自の合金を開発し、2005年に「エバーローズゴールド」として発表しました。
色調が変化しにくく、美しさが持続する点も魅力です。上品なエバーローズゴールド素材の登場で洗練された印象を好む層から支持を得ています。
さまざまなシーンで活躍できる
エバーローズゴールドの控えめな華やかさはどんなシーンにもなじみやすいため、幅広い場面で活躍します。ビジネスシーンではスーツにも合わせやすく、カジュアルな装いでも程よい高級感を演出してくれます。
黒基調の文字盤やベゼルとの組み合わせにより派手すぎないため、オンオフ問わず使用できる汎用性の高さが魅力です。
特別な場面から日常使いまで、この一本で対応できる汎用性の高さが支持されています。
飽きが来ないデザインで長く使える
GMTマスターII ローズゴールドモデルは、流行に左右されにくいデザインで、長く愛用できる点も人気の理由です。ロレックスはモデルチェンジを重ねても伝統的デザインを守り続けており、GMTマスターIIもスタイルを変えていません。
実際に「派手すぎず長く付き合える時計」として購入する愛好家も多く、使い込むほどに愛着が増す製品となっています。
- おたからや査定員のコメント
エバーローズゴールドのGMTマスターIIは、ロレックス独自の合金により、桃色を帯びた落ち着いた金色が長く保たれるため、上品さを感じられるでしょう。黒や茶のベゼルと高コントラストで視認性が良く、オンオフ問わず使える汎用性が人気の理由です。
年式と付属品の揃い、整備の履歴が資産性に直結しますので、外装は研磨せずに保管し、防湿・磁気対策と定期的なオーバーホールを行いましょう。
GMTマスターII ローズゴールドの価格動向
エバーローズゴールド製GMTマスターIIは希少性の高さから、市場価格が定価を上回る、プレミア価格で推移しています。Ref.126711CHNRが2018年に発売された際は税込定価約140万円でしたが、その後のロレックスブームで中古価格が大きく上昇しました。
現在では300万円前後まで価格が高騰しています。依然として定価を大きく上回る水準で推移しており、現在も入手困難な人気モデルゆえ、高値で安定する傾向が続くといえるでしょう。
GMTマスターII ローズゴールドの品番
GMTマスターIIのエバーローズゴールド系モデルには、代表的なリファレンスナンバーが存在します。
ここでは現行ラインナップの中から、エバーローズゴールドを使用した主なモデルをご紹介します。
Ref.126711CHNR
Ref.126711CHNRは2018年に登場したエバーローズロレゾール仕様で、オイスタースチールと18Kエバーローズゴールドを組み合わせた40mmケースを採用したモデルです。黒×ブラウンのセラクロムベゼルは“ルートビア”と呼ばれ、昼夜判別と独特のヴィンテージ感を両立しています。
ムーブメントは高精度クロノメーター認定を受けたCal.3285で、約70時間のパワーリザーブを実現し、回転ベゼルと独立可動時針で3タイムゾーンまで表示することが可能です。オイスターブレス中央に配置されたゴールドが艶やかなアクセントとなり、豪華さと実用性を兼備したモデルです。
Ref.126715CHNR
Ref.126715CHNRは、2018年に発表されたGMTマスターIIのエバーローズゴールド無垢モデルです。ケースからブレスレットまで18Kエバーローズゴールドで統一されており、その重厚感と高級感は圧巻です。
ベゼルは半分ブラウン・半分ブラックのセラミック製ツートーンで、暖かみのあるピンクゴールドとの調和が見事な「ルートビア」カラーと呼ばれる配色になっています。
ブラックダイヤルとの組み合わせも相まって、派手さと渋さが両立したデザインとなっており、発売以来非常に高い人気を維持しています。
GMTマスターII ローズゴールドモデルを高く売るためのポイント
大切なGMTマスターII(エバーローズゴールドモデル)を手放す際は、できるだけ高く売却したいものです。最後に、愛用してきた時計に納得の価格を付けてもらうためのポイントを解説します。
高額モデルだけに、ちょっとした工夫で査定額に大きな差がつくこともあります。事前の準備や業者選びのコツを押さえて、後悔のない売却を目指しましょう。
付属品を揃えて提出する
購入時に付いてきた付属品(箱、保証書、コマ、タグなど)をすべて揃えて査定に出すことが高価買取の第一歩です。付属品完備の時計は買取業者にとって再販しやすく評価が上がるため、箱や取説はもちろん、余りコマやギャランティカード(国際保証書)も忘れずに用意しましょう。
付属品が揃った個体は買取業者からの評価が格段に高まります。特に保証書(国際保証カード)の有無は査定額に大きく影響するため注意が必要です。
傷や汚れがない状態にする
時計本体のコンディションをできるだけ良好に保つことも、高額査定には欠かせません。ガラスやベゼル、ブレスレットに目立つ傷や汚れがないかチェックし、可能であればクロスで丁寧に拭いてから持ち込みましょう。
深い傷がある場合は無理に研磨せず、そのまま正直に申告したほうが良いケースもありますが、日常の使用で付いた程度の軽微な傷は事前に落としておくと印象が良くなります。
日頃から丁寧に扱い、必要に応じてメンテナンスを行って綺麗な状態を保つことが高価買取への近道です。大切に扱われてきた綺麗な個体であるほど、高い評価につながります。
市場の動向を把握する
売却を検討する際には、中古市場の相場動向を把握しておくことも重要です。ロレックスはモデルによって相場が変動しやすく、人気が高まれば価格が上昇し、供給が増えれば落ち着く傾向があります。
例えば、前述のように近年GMTマスターIIの相場は高騰しましたが、一時期のピーク後にはやや落ち着きを見せました。
こうしたタイミングを見極め、需要が高く価格が上振れしている時期に売却できれば、より高値での買取が期待できます。日頃から相場情報をチェックし、賢いタイミングで手放すことを心がけましょう。
信頼できる買取店に依頼する
高く売るためには、信頼できる買取店を選ぶことが最も大切です。他店と相見積もりを取って比較するのはもちろんですが、ロレックスの買取実績が豊富で適正評価してくれる業者を選びましょう。
海外にも販路を持つ専門店であれば、在庫が少なく需要が限定的なモデルでも高く買い取ってもらえる可能性が高まります。
実績や口コミを確認し、「この店になら安心して任せられる」という安心感のある買取店に依頼することで、大切なGMTマスターIIを適正価格で手放すことができるでしょう。
「おたからや」は店頭にプロの鑑定士が常駐しており、ご来店いただければいつでも無料で査定を実施します。鑑定士は国内外の相場や自社の成約データを参照しながら、その場で評価の根拠をわかりやすくご説明いたします。
付属品が揃っていない場合でも査定を実施することは可能で、提示額にご納得いただければ書類手続きのうえ最短当日中に現金でお渡しすることも可能です。査定のみのご相談も歓迎しておりますので、まずはお気軽に店頭へお越しください。
まとめ
GMTマスターIIのローズゴールドモデルは、ロレックスならではの機能美とエバーローズゴールドの上品な輝きを併せ持つ魅力的な一本です。複数タイムゾーンを表示できる実用性と、高級感がありながら派手すぎないデザインで、多くの時計ファンを魅了し続けています。
売却の際は付属品や状態を整え、市場の状況を見極めて信頼できる業者に託すことで、満足のいく価格で手放すことができるでしょう。GMTマスターIIのローズゴールドモデルの魅力と価値をしっかり理解し、ぜひ末永く愛用してみてください。
「おたからや」での「GMTマスター」の参考買取価格
「おたからや」での「GMTマスター」の参考買取価格をご紹介します。
商品画像 | モデル名 | 参考買取価格帯(目安) |
---|---|---|
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ロレックス GMTマスターⅡ 126715CHNR | 6,231,500円 |
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ロレックス GMTマスターⅡ 126711CHNR ブラック | 3,245,000円 |
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ロレックス GMTマスターII SS ブラック 126710BLNR | 2,871,000円 |
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ロレックス GMTマスターII SS ブラック ペプシ 16710 | 2,123,000円 |
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ロレックス GMTマスター 1675 ブラック | 2,865,500円 |
※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。
GMTマスターIIのローズゴールドモデルは、複数タイムゾーン表示という実用性とエバーローズゴールド特有の上品な色味が両立した一本です。
機能美と高級感が調和しており、ビジネスでもカジュアルでも映えるため中古市場でも根強い人気があります。装着感や仕上げの良さが所有満足度を高めるモデルです。
売却を検討する際は、ケースやブレスの過度な研磨痕やブレス伸びの有無、金具の変色をチェックしてください。保証書や箱、余りコマ、サービス履歴が揃っていると評価が安定しやすいため、可能な限り準備した上で査定を依頼しましょう。
- おたからや査定員のコメント
エバーローズゴールドのGMTマスターIIは、多時間表示の実用性と温かみある金色が魅力のモデルです。独自のムーブメントの信頼性と堅牢な防水性で日常着用にも適しています。
売却時は箱・保証書・コマ・整備履歴の有無が価格に影響を与えます。保管は乾燥剤併用の個装ケースで湿気・磁気回避をした上で、定期的なオーバーホールを行うようにしましょう。
汗や塩素に弱いのでプールや入浴は避け、着用後は柔らかい布で汗を拭き取ってください。
GMTマスターの買取なら「おたからや」
「おたからや」では、1675や16710などのヴィンテージから、ペプシと呼ばれる126710BLROやバットマンと呼ばれる126710BLNRなど幅広く買取可能です。
専門鑑定士がキャリバーの歩度・振幅、セラクロム/アルミベゼルの色味やクリック感、ブレスの伸び具合、夜光インデックスのエイジングなどを入念に検証いたします。
付属品がなくても、真贋と価値を正確に評価できる体制が整っているためご安心ください。査定は完全無料・予約不要、ご成約後は最短即日で現金化が可能です。
大切なGMTマスターを納得の価格で売却したい方は、豊富な実績を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。
おたからやの時計買取
査定員の紹介
木村 査定員

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趣味
ギター・音楽鑑賞
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好きな言葉
有言実行
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好きなブランド
ロレックス
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過去の買取品例
高級時計全般
おたからやでは毎日数千点の時計の査定をしております。現在、おたからやは海外にも販路を持っており、世界基準での査定が可能になっています。現在は円安のため海外に販売することで従来よりも高値でお買取をすることができます。お客様に満足していただける自信がありますので是非おたからやをご利用ください。 おたからやでは、動かなくなった時計や、部品のみになってしまったものでも買取が可能です。実際壊れてしまった時計であっても100万円以上で買取できることは度々ございます。気になるものがございましたら一度ご相談ください。
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