ロレックスの中でも、圧倒的な存在感と華やかさを誇るモデルとして知られるのが「青サブ（サブマリーナー・デイトブルー）」です。サブマリーナーといえば、ロレックスを代表するダイバーズウォッチであり、堅牢性・防水性・デザイン性のすべてにおいて完成度の高いシリーズ。その中でも青サブは、深いブルーのベゼルと文字盤、そしてイエローゴールドが織りなす高級感が際立ちます。

中でも、ステンレスとゴールドを組み合わせたコンビモデルや、フルゴールド仕様の無垢モデルなど、バリエーションの豊富さも人気の理由の1つ。スポーティでありながらエレガントさを失わないデザインは、幅広いシーンにマッチし、男女問わず高い支持を得ています。

さらに、青サブは実用性だけでなく、資産価値の面でも高い評価を受けています。近年では、生産終了となった旧モデルの価格が高騰し、ヴィンテージ市場でも注目度が上昇。コレクションとしての価値も高まっており、投資価値の高いモデルとして評価されています。

この記事では、そんなロレックス「青サブ」の特徴や魅力、歴代モデルの違い、人気の理由をはじめ、最新の市場動向や買取事情までを詳しく解説。青サブの購入や売却を検討している方はもちろん、ロレックスファンなら知っておきたい情報を紹介します。

ロレックスのサブマリーナー・青（青サブ）とは

ロレックスが誇るプロフェッショナルダイバーズウォッチ「サブマリーナー」。その中でもブルーのベゼルと文字盤を持つ「青サブ」は、同シリーズの中でも高い人気を誇ります。耐久性や防水性に加え、ゴールド素材を組み合わせた高級感あるデザイン。様々なシーンにも映えるモデルとして多くのファンを惹きつけています。

ここでは、サブマリーナーの歴史的背景から、青サブが誕生した経緯、そして現行モデルと旧モデルの違いまでを順に見ていきましょう。

サブマリーナーシリーズの概要

サブマリーナーは、ロレックスが1953年に発表した、世界初の本格的ダイバーズウォッチです。「オイスターケース」構造による高い防水性能、視認性を重視したデザイン、そして耐久性のあるステンレススチールを採用。さらに、改良を重ね防水性能はさらに強化。回転ベゼルや夜光インデックスなど、現代のダイバーズウォッチの基本形を確立しました。

また、洗練されたデザイン性が評価され、ダイバーのみならずビジネスパーソンや著名人など、幅広い層に愛用されるロレックスの象徴的シリーズとなりました。中でも、黒一色の「黒サブ」に対してブルーの文字盤を採用した「青サブ」は、ラグジュアリーラインとしての立ち位置を確立。サブマリーナーの新たな魅力を広げる存在となったのです。

「青サブ」と呼ばれるモデルの由来

「青サブ」という呼称は、ロレックス公式の名称ではなく、愛好家やコレクターの間で自然に生まれた通称です。その由来は、印象的なブルーのダイヤルとベゼルにあります。

この青色は単なるカラーではなく、ロレックスが数十年にわたり研究を重ねて生み出した特別な色調です。光の角度や環境によって深みのある青から鮮やかな青へと表情を変えます。

さらに、イエローゴールドとのコンビネーションによって生まれる輝きが、ロレックスの象徴的な「金青サブ」として人気を確立しました。ステンレス主体のモデルにはない華やかさを備えながらも、過剰にならない上品さを保つ点が、青サブが長年支持されている理由の1つです。

加えて、現行モデルではセラクロムベゼルが採用されており、傷や紫外線による退色にも強い設計に。これにより、美しいブルーを長く保ちながら、実用性を兼ね備えた1本へと進化を遂げました。

現行モデルと旧モデルの違い

青サブは、世代を重ねるごとにデザインと性能の両面で進化を遂げてきました。旧世代モデルではケースサイズが40mmでしたが、現行モデルでは41mmへと拡大。この1mmの違いが視覚的な存在感を変え、より現代的でバランスの取れたフォルムとなっています。

また、ケースの形状にも変化があり、旧モデル特有の角ばった印象から、現行モデルではより滑らかなラグ形状に。装着感が向上し、長時間の着用でもストレスを感じにくい設計です。

また、内部ムーブメントも進化し、Cal.3135からCal.3235へと刷新。パワーリザーブは約48時間から約70時間へと延び、耐磁性・耐衝撃性も強化されています。見た目の変化だけでなく、時計としての本質的な性能面でもロレックスの技術力を象徴する進化といえるでしょう。

さらに、夜光素材も旧来のスーパールミノバからロレックス独自のクロマライトへ変更され、暗所での視認性が大幅に向上しました。細部に至るまで改良が施された青サブは、まさに伝統と革新の融合を体現したモデルといえるでしょう。

ロレックスの「青サブ」の魅力

サブマリーナーの中でも青サブが特別な人気を集めるのは、単なるカラーバリエーションだけではありません。デザイン・素材・存在感のすべてにおいて他モデルを凌駕しているからです。

深みのあるブルーがもたらす上質な印象は、スポーティな外観にラグジュアリーな華やぎを添え、腕元を印象的に演出します。ここでは、青サブが世界中のロレックスファンから愛され続ける理由を、3つの視点から掘り下げて見ていきましょう。

唯一無二のブルーカラーの存在感

青サブの最大の特徴は、なんといっても他のどのモデルにもない「ロイヤルブルー」の輝きです。この深い青は、ただの色ではなく、ロレックスが長年かけて研究・開発した特別な色調。光の当たり方によって淡い海のように見えたり、夜の海底を思わせるような濃紺に変化したりと、1本の時計の中で多彩な表情を楽しめます。

また、ベゼルにはロレックス独自のセラクロム素材が採用されており、退色や傷に非常に強い構造となっています。この素材は、職人が一つひとつ丁寧に焼き上げることで、まるで宝石のような艶を実現。長年使用してもその美しさが損なわれない点も、ロレックスの技術力を象徴しています。

青サブが放つこの存在感は、フォーマルな場でも強い印象を与え、見る人の心に残る特別な青として確立されています。

18Kイエローゴールドとの調和

青サブの魅力を語るうえで欠かせないのが、イエローゴールドとの調和でしょう。ステンレスの堅牢さにゴールドの華やかさを融合させることで、重厚感と上品さを併せ持つ絶妙なデザインバランスを実現しています。特に、ラグ部分やベゼルエッジ、ブレス中央部にあしらわれたゴールドが、ブルー文字盤の美しさをより一層引き立てています。

この組み合わせは「金青サブ」として多くのコレクターに愛され、ロレックスの中でも高いステータスを象徴する存在に。装着するだけで腕元に輝きを与え、ビジネスシーンでもカジュアルスタイルでも上質な印象を演出できます。

また、フルゴールド仕様の無垢モデル（Ref.126618LB）は、素材の持つ存在感が圧倒的です。光の加減でベゼルとダイヤルが織りなすブルーグラデーションが、まさにロレックスの芸術性を体現しています。

光の当たり方で変化するブルーの表情

青サブの魅力を一言で表すなら、光の時計といえるでしょう。見る角度や照明によって、ダイヤルのブルーが穏やかな海のようにも、深海のようにも変化します。この光の反射による色彩変化は、印刷や塗装では再現できません。ロレックス独自の製造技術があってこそ生まれるものです。

屋外では太陽光を受けて明るく爽やかに輝き、室内では落ち着いた深みを見せる。同じ時計でありながら、異なる表情を見せてくれるため、飽きが来ない点も長年愛される理由です。

その繊細な色の変化は、ロレックスが目指す「時を越えて輝く美しさ」を象徴しており、青サブが単なる高級時計ではなく、芸術品としても評価されている所以です。

ロレックスの「青サブ」モデルを紹介

ロレックスのサブマリーナー・デイト「青サブ」には、年代や素材によって複数のバリエーションが存在します。ここでは、現行モデルを中心に、主要な4つのモデルを紹介します。

いずれのモデルも、美しいブルーと頑丈なケース構造を備え、ロレックスならではの技術と美意識が融合しています。

Ref.126613LB（現行コンビモデル）

2020年に登場した現行コンビモデル「Ref.126613LB」は、サブマリーナーの新世代を象徴する1本です。ステンレススチール（オイスタースチール）と18Kイエローゴールドを組み合わせた素材構成に、鮮やかなブルーのセラクロムベゼルを採用しています。

ダイヤルは光の加減によって深みのある青から明るい青へと表情を変え、スポーティかつエレガントな印象を与えます。内部には最新のCal.3235ムーブメントを搭載し、約70時間のパワーリザーブを実現。ケースサイズは41mmへ拡大し、より現代的な存在感を放ちながらも、装着感は軽快です。青サブの定番モデルとして人気が高く、資産価値の面でも注目されています。

Ref.126618LB（現行金無垢モデル）

フルゴールド仕様の「Ref.126618LB」は、青サブの中でも最上位に位置するラグジュアリーモデルです。ケースからブレスレットまですべてが18Kイエローゴールドで構成され、重厚感と輝きは圧倒的。鮮やかなブルー文字盤とのコントラストが美しく、手に取るだけで存在感を放ちます。

Cal.3235ムーブメントを搭載し、防水性能も抜群。フォーマルシーンにも対応できる万能さを備え、ロレックスの技術力を象徴するモデルといえます。その価格・希少性ともに非常に高く、コレクターズピースとしても人気が高い1本です。

Ref.116613LB／116618LB（旧世代モデル）

2010年代を代表する旧型モデルが「Ref.116613LB（コンビ）」および「Ref.116618LB（金無垢）」です。現行モデルよりもケースサイズは40mmとやや小ぶりで、角ばったスーパケースと呼ばれる形状が特徴。ブルーの色味は現行よりも鮮やかで、「ロレックスブルー」とも称される美しい発色が魅力です。

Cal.3135ムーブメントを搭載し、頑丈で信頼性の高い構造を持ちます。生産終了後も高値で取引されており、コンディションの良い個体はプレミアが付くことも少なくありません。

Ref.16613LB（ヴィンテージモデル）

（※上記画像はヴィンテージモデルではありません。）

1980年代後半から2000年代初期にかけて製造された「Ref.16613LB」は、青サブの原点といえる存在です。アルミ製ベゼルインサートを採用し、やや柔らかいトーンのブルーが特徴的です。経年によって退色し、淡いスカイブルーのように変化する個体も多く、ヴィンテージならではの味わいがあります。

ムーブメントはCal.3135を搭載し、現行にも通じる安定した性能を誇ります。近年は状態の良いモデルが減少していて、コレクター間では「最後のクラシック青サブ」として評価が高まっています。

ロレックスの「青サブ」が人気の理由

ロレックスの中でも青サブが長年にわたって高い人気を保ち続けているのは、単にデザインが美しいからではありません。ブルーとゴールドが織りなす高級感、ロレックスが誇る確かな性能、そして、資産価値の高さ。この三拍子が揃っていることこそ、青サブが世界中の時計愛好家を惹きつける最大の理由です。

ここでは、その人気を支える3つの要素を詳しく見ていきましょう。

ブランドを象徴するカラーとデザイン

青サブの人気を決定づけているのが、その圧倒的な存在感を放つカラーリングです。鮮やかなブルーとイエローゴールドの組み合わせは、ロレックスの中でも特別な位置づけ。サブマリーナーの頑丈さにラグジュアリーな華やかさをプラスしています。

このデザインは、「プロフェッショナルツールでありながらドレスウォッチとしても成立する」というロレックスの哲学を体現したもの。ビジネスシーンでもフォーマルな場でも違和感なく映えるため、幅広い層に支持されています。

ブルーが象徴する海のロマンと、ゴールドが放つ所有の誇りが融合した青サブは、まさにロレックスの精神を象徴するモデルといえるでしょう。

芸能人・著名人の愛用で話題に

青サブが高い人気を維持しているもう1つの理由は、数多くの著名人が愛用していることです。日本国内では木村拓哉氏、海外ではデビッド・ベッカム氏など、ファッションに強い影響力を持つ人物が青サブを愛用していることでも知られています。

彼らがテレビやSNSで着用している姿が話題となり、青サブは「憧れの時計」としての地位を確立しました。単なる高級時計ではなく、ライフスタイルの象徴として選ばれている点も、青サブが他のモデルと一線を画す理由の1つです。

資産価値の高さとリセールの強さ

青サブは実用時計であると同時に、優れた投資対象としても注目されています。生産終了したモデルは価格が上昇し、状態の良いモデルはプレミア価格で取引されることもあります。

また、現行モデルであっても正規店での入手が難しく、需要が供給を上回っている状況。そのため中古市場では定価を超える価格で取引されるケースもめずらしくありません。

「値落ちしにくいブランド価値」に加え、青サブはデザイン面でも独自性が高いため、長期的な資産として保有する価値が高いモデルといえます。

査定員コメント
「青サブはロレックスの中でも特に査定依頼の多いモデルです。現行・旧型を問わず、状態次第では非常に高額での買取が期待できます。使用感があっても価値は下がりにくいので、ぜひ一度ご相談ください。」

ロレックス「青サブ」に関するよくある質問

青サブは、サブマリーナーの中でも特に注目度が高く、購入や売却を検討している方から多くの質問をいただきます。ここでは、実際に寄せられることの多い疑問をQ＆A形式でまとめました。

Q.「青サブ」とは正式名称ですか？

「青サブ」は正式名称ではなく、愛称として広く使われている呼び方です。正式には「ロレックス サブマリーナー・デイト（Submariner Date）」のブルーカラーモデルを指します。特にブルー文字盤とブルーベゼルを備えたコンビモデルや金無垢モデルを青サブと呼ぶのが一般的です。

Q.旧型モデルとの違いはどこですか？

旧型（Ref.116613LBなど）はケースサイズが40mmで、ラグ（ケース側面の脚部分）が太く、より重厚な印象がありました。現行モデルはラグが細くなり、全体のバランスが洗練されたデザインへ進化しています。ムーブメントもCal.3135からCal.3235へ変更され、性能面も大幅に向上しました。

Q.ステンレス製の青サブは存在しますか？

現時点では、ステンレススチールのみの青サブは製造されていません。ブルー文字盤・ベゼルのモデルは、イエローゴールドを使用したコンビまたは金無垢モデルのみとなります。

Q.青サブは人気が高い理由は何ですか？

ブルーとゴールドの組み合わせによる圧倒的な存在感、そしてロレックスが誇る高い品質と資産価値が理由です。また、著名人の愛用や生産数の少なさも人気を支えています。ファッション性と投資性を兼ね備えたモデルとして、多くのコレクターから支持されています。

Q.青サブは資産価値がありますか？

はい。青サブはロレックスの中でも値崩れしにくいモデルの1つです。生産終了モデルは特に希少価値が高く、将来的な価格上昇が期待できる投資的側面もあります。

Q.青サブを売るときに査定額を上げるポイントはありますか？

付属品（保証書・箱・コマなど）を揃えること、ブレスやケースを無理に研磨せずオリジナルの状態を保つことが重要です。また、ロレックスを専門に扱う買取店を選ぶことで、正しい市場価格に基づいた評価を受けられます。

Q.「おたからや」では青サブの査定だけでもできますか？

もちろん可能です。「おたからや」では査定料・手数料ともに無料で、金額を確認したうえで売却を判断できます。相見積もりや価格相談だけの利用も歓迎しており、最新の市場価格をもとに誠実な査定を行っています。

Q.青サブを購入・売却するベストなタイミングはありますか？

為替や金相場の影響を受けやすいモデルのため、円安時や金価格が上昇している時期は相場が高くなる傾向にあります。売却を検討している方は、定価・中古価格がともに高水準にある今が好機といえるでしょう。

まとめ

ロレックス「青サブ」は、サブマリーナーシリーズの中でも特に高い人気と存在感を誇るモデルです。ブルーのベゼルと文字盤が生み出す鮮やかな輝きは、ロレックスならではの上質な美しさを体現しており、見る者を惹きつけてやみません。現行モデルではCal.3235ムーブメントを搭載し、性能・デザインともにさらなる進化を遂げています。

また、旧モデルやヴィンテージモデルもコレクターから高い評価を受けており、状態の良い個体は市場でプレミア価格が付くこともあります。そのため青サブは、実用時計としてだけでなく、資産価値を持つ投資時計としても注目の1本。もし青サブの売却を検討しているなら、相場が高水準を維持している今が絶好のタイミングです。

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「おたからや」での「青サブ」の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「青サブ」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像	商品名	参考買取価格
	ロレックス サブマリーナー 126613LB	2,632,300円
	ロレックス サブマリーナー デイト YG/SS ブルー 116613LB	2,607,000円
	ロレックス サブマリーナー 116613GLB ブルー	2,409,000円
	ロレックス サブマリーナー デイト YG/SS ブルー 126613LB	2,084,000円
	ロレックス サブマリーナー 16613LB SS/YG 自動巻式 ブルー	1,540,000円
	ロレックス サブマリーナー 16803 ブルー	1,281,500円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

「青サブ」売却の際は「おたからや」へ！

青サブは、ロレックスの中でも安定した人気と高い市場価値を誇るモデルです。現行モデルはもちろん、生産終了した旧型やヴィンテージモデルも需要が高く、状態の良い個体にはプレミア価格が付くこともあります。

そうした青サブを売却する際に重要なのが、「どこに査定を依頼するか」ということ。「おたからや」では、全国展開による豊富な取引実績と、最新の市場動向を反映した査定体制により、常に高水準の買取価格を実現しています。

ブランド時計専門の査定士が1点ずつ丁寧にチェックを行い、文字盤のコンディションやブレスの状態を総合的に評価。また、「おたからや」の査定は完全無料で、相談だけでも気軽に利用できます。

予約不要で店頭に持ち込めばその場で査定・即現金化が可能ですので、査定が初めての方でもご安心ください。「青サブを少しでも高く売りたい」という方は、ぜひ一度「おたからや」の無料査定を受けてみてはいかがでしょうか。市場価格を正確に把握したプロフェッショナルが、あなたの大切なロレックスを最適な価格でお引き取りいたします。

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