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リシャール・ミル RM 052 スカル トゥールビヨンの魅力とは?特徴・相場や高く売るポイントもご紹介

リシャール・ミル RM 052 スカル トゥールビヨンの魅力とは?特徴・相場や高く売るポイントもご紹介

※下記の画像は全てイメージです

リシャール・ミルのRM052は、ダイアル中央に頭蓋骨のアイコンを配した独創的デザインとトゥールビヨン機構を融合させた、同ブランド屈指の希少モデルです。

圧倒的な存在感と希少性ゆえに時計愛好家から熱狂的な支持を集めており、中古市場では数億円規模で取引されることもあるほどの製品です。本記事では、RM052スカル トゥールビヨンの特徴や希少性、相場、高値で売却するためのポイントについて詳しく解説します。

リシャール・ミル RM 052 スカル トゥールビヨンの魅力とは?特徴・相場や高く売るポイントもご紹介

Contents

リシャール・ミルRM052スカル トゥールビヨンとは

考える男性

2012年に発表されたRM052は、人間の頭蓋骨を象った地板とブリッジ、トゥールビヨンを組み合わせた衝撃的なデザインのモデルです。スカルの上あごと下あごでトゥールビヨンの軸受けルビーを支え、ケースとムーブメントを繋ぐ4本のブリッジは海賊旗の骨を思わせる独創構造になっています。

世界限定21本(チタン15本・ゴールド6本)という極少量のみ製造された希少モデルで、その挑戦的なコンセプトはブランドの哲学を体現し、当時大きな話題を呼びました。また、スカルを組み込んだ大胆な試みはリシャール・ミルの名声を一段と高めたモデルでもあります。

RM052スカル トゥールビヨンの主な特徴

指をさしているスーツの男性

RM052スカル トゥールビヨンには、美しく彫刻されたスカルモチーフや高度な機構、軽量かつ高剛性のケース素材など、他の時計にはない独自の特徴が数多く備わっています。

その魅力を紐解くため、以下に主な特徴を詳しく見ていきましょう。

  • スカルを象るブリッジ/ベースプレートの造形美
  • トゥールビヨン機構が生む視覚的インパクトと精度
  • 軽量・高剛性を両立するケース構造と装着感

 

スカルを象るブリッジ/ベースプレートの造形美

RM052最大の特徴は、ムーブメントの地板とブリッジを利用して形作られた頭蓋骨のモチーフです。グレード5チタン製のスカルは単なる装飾ではなく構造そのものとなっており、上あごと下あごでトゥールビヨンを支えるユニークな設計です。

スカル部分には職人による丹念な手彫り仕上げが施されており、その精巧さと迫力ある造形美は真の芸術作品とも称えられます。

トゥールビヨン機構が生む視覚的インパクトと精度

6時位置に配されたトゥールビヨン機構もRM052の大きな見所です。ムーブメントの精度向上を目的に考案されたこの複雑機構は、回転するケージが重力による姿勢差の誤差を打ち消し、高精度を追求します。

同時に、スカルの開いた口の中で絶えず回転するトゥールビヨンは視覚的なインパクトも抜群で、静と動が調和したドラマティックな演出を生み出しています。

軽量・高剛性を両立するケース構造と装着感

RM052のケースは縦約50mm×横約43mm、厚さ約16mmと非常に大ぶりですが、素材に軽量で高剛性のチタンが採用されているため見た目ほど重くはなく、装着感は良好です。

さらにベゼル部に肉抜き加工を施したオープンワーク構造を採用し、大型ケースながら可能な限り軽量化が図られています。トノー型の曲線ケースは手首に沿うデザインのためホールド感も高く、迫力と快適さを両立している点も魅力です。

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

RM052スカル トゥールビヨンは、グレード5チタン製の頭蓋彫刻をムーブメントに組み込んだユニークなモデルです。スカルがトゥールビヨンをあごで支える構造と職人の手彫り仕上げが造形美を際立たせ、6時の回転ケージは視覚的な迫力と高精度を両立します。

大型ケースは肉抜きとチタン素材で軽量化され装着性は良好ですが、限定生産品ゆえコレクター需要が強く相場は安定しています。日常の衝撃回避と定期オーバーホール、正規証明書を保管ください。

 

RM052の基本スペック

時計の買取のイメージ画像

まずは、RM052スカル トゥールビヨンの基本スペックを押さえておきましょう。ケースサイズや使用素材、ムーブメント性能など、時計としての基本情報を把握することで、このモデルの魅力がより明確に見えてきます。

  • ケースサイズ・厚み・重量の目安と着用感
  • ムーブメント構成・パワーリザーブの概要
  • 風防・裏蓋・ストラップの仕様

 

ケースサイズ・厚み・重量の目安と着用感

RM052のケースは縦約50mm×横約42.7mm、厚さ約15.9mmと大ぶりです。しかし、ケースや内部構造にチタンを用いることで見た目ほどの重さは感じさせず、装着すると意外に軽快です。

実際に、同程度のサイズで金無垢素材の時計と比べれば重量負担が少なく、日常的な装着も十分可能な範囲に収まっています。防水性能は50mと日常使用には問題ないレベルで、堅牢なケース構造も相まって安心感があります。

ムーブメント構成・パワーリザーブの概要

RM052に搭載されているのは自社製手巻きキャリバーRM052で、時・分のみを表示するシンプルな構成ながら、トゥールビヨンを備えた高度なムーブメントです。

ムーブメントサイズは約32.8×30.9mmで19石、毎時21,600振動(3Hz)で駆動し、約48時間のパワーリザーブを有します。チタン製の地板とスカルモチーフが一体化した特殊な構造ですが、高い剛性と耐久性を両立し、安定した精度を実現しています。

風防・裏蓋・ストラップの仕様

RM052では文字盤に相当する部分はスケルトン構造となっており、表側には傷がつきにくいサファイアクリスタル製の風防ガラスが使用されています。裏蓋側もムーブメント全体を鑑賞できるシースルーバック仕様で、サファイアガラス越しにスカルやトゥールビヨンを眺めることができます。

ケースは12本のトルクスネジがアクセントとなったトノー(樽)型で、リシャール・ミルらしいアイコニックなデザインです。ストラップには装着感に優れ耐久性も高い上質なラバーベルトが標準装備されており、高級感と実用性を両立しています。

希少性や資産価値が高い理由

お金と時計

RM052スカル トゥールビヨンが突出した希少性と資産価値を持つのは偶然ではありません。生産数の少なさや芸術的価値、流通量などの観点から、希少性と資産価値の高さの理由を紐解いていきます。

  • 限定性が高い
  • アートピースとしての評価と話題性がある
  • 流通量が限られている

 

限定性が高い

RM052が希少価値の高さを語る上でまず挙げられるのは、極端に限られた生産本数です。世界限定21本(チタン15本・ゴールド6本)という極小ロットで製造され、市場に出回る個体自体が非常に少なくなっています。

国内正規店での取り扱いもごくわずかで、発売当初から入手困難なモデルでした。派生モデルのRM52-01も30本限定など、スカルシリーズはいずれも厳しい数量制限があり、希少性を一層高めています。

アートピースとしての評価と話題性がある

RM052は単なる時計を超えた「芸術作品」として評価され、その革新的なデザインコンセプトは時計業界に大きな衝撃を与えました。頭蓋骨をモチーフに据えた大胆さと卓越した手仕上げは、多くの専門家やコレクターからアートピースとして称賛されています。

また、「成功者の象徴」を体現するアイコン的モデルとして海外の著名人にも愛用され、メディアでも大きな話題を集めました。こうした高い評価と話題性が相まって、市場価値が飛躍的に高まっています。

流通量が限られている

限定数が少ないだけでなく、市場での流通量自体も極めて限られています。元々オーナー数が少ないため手放されるケースが稀で、中古市場やオークションにも滅多に出てきません。

欲しくても買えない潜在需要が常に存在する状況であり、そのため取引価格は右肩上がりの上昇傾向が続いています。実際に、発売直後から新品定価を大きく上回るプレミア価格で推移し、2024年に入ってからも非常に高い査定額水準を維持しています。

リシャール・ミルRM052スカルトゥールビヨンの真贋判定のポイント

査定員の女性

RM052は非常に精巧に作られているため、一見してコピー品との判別が難しい場合もあります。超高額モデルゆえに精巧なコピー品が出回る可能性も否定できません。

万一、コピー品を掴まないために、購入時・売却時に確認しておきたい真贋判定のポイントを解説します。

  • 文字盤・スカル造形・刻印の精度を見る
  • ムーブメントとトゥールビヨン動作の確認
  • 付属品・保証書・個体番号の整合性

 

文字盤・スカル造形・刻印の精度を見る

まず、文字盤やスカルの細部の仕上げ精度を確認しましょう。正規品のRM052では、スカルモチーフの表面やエッジが非常に滑らかかつ精巧に作り込まれており、粗さや歪みは見られません。一方、コピー品では彫刻のディテールが甘かったり、表面処理にムラがあったりすることがあります。

また、ケースやムーブメントに刻印された「RICHARD MILLE」ロゴやシリアル番号のフォントや位置にも注意が必要です。正規品は文字のエッジがシャープで均一ですが、コピー品ではかすれや文字間隔のズレが見られることが多いため、1つの真贋判定ポイントとなります。

ムーブメントとトゥールビヨン動作の確認

次に、ムーブメント全体の構造やトゥールビヨンの動作にも注目します。裏蓋のサファイアガラス越しに見える地板やブリッジの形状が、公式に発表されているRM052と一致しているか確認しましょう。コピー品の場合、ムーブメントの設計が簡素だったり別の機構を流用していたりするため、本物と比べてパーツ配置が異なります。

また、トゥールビヨンが正しく作動しているかも重要です。正規品のトゥールビヨンは滑らかに1分間で1回転し、規則的に動作しますが、コピー品では回転が不安定だったり精度が低いことがあります。ムーブメントの動きや仕上げ品質が明らかに劣る場合は、コピー品の疑いが強いでしょう。

付属品・保証書・個体番号の整合性

最後に、付属品や保証書、個体番号の整合性も重要な確認ポイントです。RM052クラスの限定モデルであれば、通常は専用の箱や保証書(ギャランティカード)、説明書といった付属品が一式揃っています。

これらが欠けていないか、また保証書に記載されたシリアル番号と時計本体の番号が一致しているかを必ずチェックしましょう。番号が食い違っていたり保証書が付属しない場合、真贋の確証が取りにくくなります。特に保証書の有無は時計の価値にも大きく影響するため、査定に出す際には必ず提示することをおすすめします。

日常の取り扱いとメンテナンス

リシャール

RM052は超高級時計ゆえ、日常の些細な扱いにも注意が必要です。高精度な機械式時計であるRM052を末永く愛用するためには、日常の扱い方や定期的なメンテナンスにも注意が必要です。

トゥールビヨン搭載機ならではのケアポイントや、防水・耐衝撃性への配慮など、知っておくべき事項を確認しておきましょう。

  • トゥールビヨン搭載機のメンテ周期・注意点
  • 防水・耐衝撃・耐磁性への配慮
  • ケース/ストラップのクリーニングと保管

 

トゥールビヨン搭載機のメンテ周期・注意点

RM052に限らずトゥールビヨンを搭載した高級機械式時計は、定期的なオーバーホール(分解掃除)が欠かせません。リシャール・ミルではおおよそ3~5年ごとのオーバーホールを推奨しており、頻繁に使用する場合は3年程度、使用頻度が少なく適切に保管している場合は5年程度を目安にメンテナンスすると良いでしょう。

複雑な機構ゆえ、オーバーホール費用も非常に高額(100万円以上)になるため、保証期間終了後も専門の正規サービスセンターで適切にケアすることが大切です。日常の巻き上げ操作の際も無理な力を加えず丁寧に扱い、違和感があれば早めに点検に出すよう心掛けましょう。

防水・耐衝撃・耐磁性への配慮

RM052は50mの防水性能を備えていますが、過度な水濡れは避けた方が無難です。日常生活の範囲内での防水程度のため、手洗いや雨に濡れる程度であれば問題ありませんが、シャワーや水泳など長時間の水中使用は推奨されません。また衝撃や振動にも注意が必要です。

リシャール・ミルの時計は高い耐久性を備えることで知られていますが、本モデルは精密なトゥールビヨンを搭載しているモデルです。そのため、落下や激しいスポーツでの着用は避け、強い衝撃を与えないようにしましょう。

耐磁性に関しては、特段の対策が取られていないため、スピーカーや電子レンジなど強力な磁気を発するものに長時間近づけないよう配慮することも大切です。

ケース/ストラップのクリーニングと保管

大切な時計を長く良い状態で保つには、日々のお手入れと適切な保管が欠かせません。使用後はケースや裏蓋、ストラップについた汗や汚れを柔らかい布で優しく拭き取りましょう。特に、ラバーベルトは汗や皮脂で劣化しやすいため、中性洗剤を薄めたぬるま湯などで定期的に洗浄し、しっかり乾燥させてから装着することで清潔さと寿命を保てます。

ケースも汚れを放置すれば輝きを損ねるため注意しましょう。保管する際は直射日光や高温多湿を避け、箱やウォッチケースに入れて管理します。長期間使わない場合でも時折リューズを巻いてムーブメントを動かし、油切れを防ぐといった配慮も有効です。磁気の強い場所や振動の多い場所に置かないよう注意し、大切な時計を安全な環境で保管してください。

高く売却するためのポイント

腕時計を見る人

RM052のような高額時計をできるだけ高く売却するには、いくつかのコツがあります。ちょっとした工夫で査定額が大きく変わることもあります。

付属品の有無や状態の整え方、売却のタイミングの見極め、買取店の選び方など、事前に押さえておきたいポイントを確認しましょう。

  • 付属品・状態・履歴の整備で評価を上げる
  • 売却タイミングを見極める
  • リシャール・ミル買取に強い専門店を選ぶ

 

付属品・状態の整備で評価を上げる

RM052を高額で売却するには、まず付属品や状態など基本的な評価ポイントをしっかり押さえておきましょう。前述の通り、箱・保証書・説明書といった付属品一式が揃っているだけで査定額は大きく向上します。特に、購入時の書類は真贋と来歴を証明する重要な書類のため、査定時には必ず提示しましょう。

次に、時計自体のコンディションも重要です。傷や汚れが少なく綺麗な状態ほど高評価となるため、売却前に柔らかい布で軽く拭くなどしてできる限り良好な状態を保つようにしましょう。過去に正規サービスでオーバーホールや修理を受けている場合は、その記録や明細があれば一緒に提出すると信頼性が増し、評価アップにつながることがあります。

売却タイミングを見極める

高額売却には売るタイミングの見極めも重要です。RM052は近年相場が上昇傾向にありますが、時計市場全体の動向や世界情勢により、今後、相場が変動する可能性もあります。需要に対して供給が少ないモデルは相場が維持されやすいものの、ブームが一段落すると価格が頭打ちになるケースもあるため、現状で十分高値がついているなら早めに売却するのも1つの手です。

売り時を判断するには、市場での取引価格やオークション結果を日頃からリサーチし、相場が上がっている局面を見逃さないようにしましょう。また為替の影響もあり、円安時には海外バイヤーからの引き合いが強まって国内の買取価格が上昇する傾向も見られます。常に情報収集を怠らず、市場が好調な局面でタイミング良く売却することがポイントです。

リシャール・ミル買取に強い専門店を選ぶ

最後に、売却先となる買取店の選定も非常に重要です。リシャール・ミルのような超高級時計は、適正な価値を理解し販売ルートを持つ専門店で査定してもらうことで、より高い買取額が期待できます。経験の浅い業者では、本来の価値より低い評価しか得られない可能性があります。

たとえば、一括査定サービスなどを活用し、リシャール・ミルの買取実績が豊富な業者を絞り込むと良いでしょう。信頼できる専門店を選ぶことで、場合によっては数十万円単位の価格差が生じることもあるため、時間をかけてでも売却先選びは慎重に行う価値があります。

「おたからや」ではリシャール・ミルに詳しいプロの鑑定士が常駐しており、ご来店いただけば現物を直接確認のうえ無料で査定を実施します。鑑定士は直近の取引データや流通状況を照合し、評価の根拠を分かりやすくご説明いたします。

もちろん、付属品が揃わない場合でも状態や希少性を踏まえた上で査定を行うことが可能です。査定にご納得いただければ、最短で当日中に現金をお渡しいたしますので、まずはお気軽に店頭へお越しください。

リシャール・ミルRM052スカルトゥールビヨンに関するよくある質問

リシャール

RM052スカル トゥールビヨンに関するよくある質問とその回答をQ&A形式でまとめました。

モデルの違いや買取価格、真贋判定のポイント、売却時の注意点など、多くの方が疑問に思うトピックについて解説します。

  • Q1. RM052とRM52-01など派生モデルの具体的な違いはなんですか?
  • Q2. 素材(チタン・ゴールド・セラミックス)で買取価格はどれほど変わりますか?
  • Q3. 真贋のセルフチェックで最低限見るべきポイントはありますか?
  • Q4. 付属品が欠けている/ベルトが社外品でも買取可能ですか?
  • Q5. オーバーホール履歴・修理歴は評価に影響しますか?
  • Q6. 海外購入品・並行輸入品・保証切れでも査定はしてもらえますか?
  • Q7. 相場が上がりやすい時期や売り時の見極め方はありますか?
  • Q8. 傷・打痕・ガラス欠けがある場合はどれくらいの減額になりますか?
  • Q9. 法人名義・相続品を売却することは可能ですか?
  • Q10. 査定だけの相談や相見積もりは可能ですか?

 

Q1. RM052とRM52-01など派生モデルの具体的な違いはなんですか?

RM052は初代のスカルモデル(2012年発売・限定21本)で、頭蓋骨モチーフの地板・ブリッジにグレード5チタンを使用し、ケースのベゼルは肉抜き加工が施されたオープンワーク仕様でした。これに対し、翌年発表のRM52-01(限定30本)はスカルの素材が18Kレッドゴールドに変更され、ベゼルデザインも肉抜きのない通常タイプに改められています。

さらに、RM52-01ではブラックセラミック(TZP)やブルーのカーボンTPT、ホワイトクオーツTPT、レッドゴールド製ケースなど素材バリエーションが大幅に拡大された点も大きな違いです。

Q2. 素材(チタン・ゴールド・セラミックス)で買取価格はどれほど変わりますか?

素材の違いによって中古市場での価格にも大きな差が生じます。一般的に、初代RM052のチタン製モデルは比較的安価な部類で、新品同様品で約1億5000万円前後が目安です。一方、セラミック系素材(ブラックセラミックやクオーツTPTなど)を用いた派生モデルは、2億2000万~2億7000万円程度と、チタンモデルの倍近い価格になります。

ゴールド素材のモデルはチタンより値が張る傾向にありますが、セラミック系ほど極端ではありません。特に、希少なサファイアケース仕様では3億円以上の例もあり、素材やモデルにより数千万円単位の価格差が出るのがRM052シリーズの特徴です。

Q3. 真贋のセルフチェックで最低限見るべきポイントはありますか?

はい、以下のポイントは最低限チェックしておくと良いでしょう。まず、文字盤やスカルの細部仕上げや刻印のクオリティです。正規品は細部まで非常に精巧に作られていますが、コピー品はエッジの処理が甘かったり文字フォントにズレがあるなど微妙な差異が現れます。次に、トゥールビヨンを含むムーブメントの動作と構造です。裏側から見える地板・ブリッジの形状が正規品と一致しているか、トゥールビヨンが滑らかに回転しているかを確認しましょう。

最後に、付属品とシリアル番号の整合性です。保証書や箱が揃っているか、保証書記載の番号と時計本体の番号が一致するかをチェックしてください。以上3点が、セルフチェックの最低ラインといえます。

Q4. 付属品が欠けている/ベルトが社外品でも買取可能ですか?

はい、付属品が欠品していたり社外品ベルトに交換されていても買取自体は可能です。ただし、査定額には影響します。たとえば、保証書や箱が欠けている場合、真贋証明や付加価値の面でマイナスとなり、減額されることが一般的です。特に、保証書の欠品は減額幅が大きくなりがちです。

一方、ベルトが純正ではなく社外品であっても買取はできますが、オリジナルではないため評価が下がります。買取店によっては純正ベルトへの交換費用を差し引いた形で査定額が提示される場合もあります。それでもRM052自体の希少性が極めて高いため、付属品が不完全でも買取不可となることはほぼありません。

Q5. オーバーホール履歴・修理歴は評価に影響しますか?

正規のオーバーホール履歴や修理歴がある場合はプラス評価につながることが多いです。定期的に正規サービスでオーバーホールされてきた個体は内部コンディションが良好と判断され、買取店も安心材料として高めの査定額を付けやすくなります。

直近でオーバーホールしている場合は、当面のメンテナンス費用が不要であるため評価アップにつながります。過去に大きな故障があり非正規パーツで修理されているような場合は、減額要因となり得ますが、通常の定期メンテナンスの履歴であればマイナスにはなりません。しっかりメンテナンスされている証拠として好印象といえるでしょう。

Q6. 海外購入品・並行輸入品・保証切れでも査定はしてもらえますか?

はい、海外で購入した並行輸入品や保証期限が切れた個体であっても査定・買取は可能です。並行品かどうかは買取可否に影響しません。重要なのは正規品であるかどうかであり、保証書が海外で発行されたものであっても本物と確認できれば国内品と同等に評価されます。

実際に、中古市場で流通するRM052には並行品も多数含まれるため、それ自体はマイナス要素になりません。保証切れについても中古時計では一般的であり、査定に支障はありません(メーカー保証が残っている場合は、プラス要素です)。正規品であれば購入経路や保証状況に関わらず査定対象となります。

Q7. 相場が上がりやすい時期や売り時の見極め方はありますか?

「この時期なら相場が上がる」という、明確な決まりはありません。ただし、ブランドの定価値上げ直後や円安時には相場が上昇しやすい傾向があります。また、富裕層の購買意欲が高まる年末年始やボーナスシーズン前後は、需要が増えることより相場が高騰する可能性があります。

売り時を見極めるには、市場価格の動向を日頃からチェックし、相場が上向いている局面で早めに売却することです。RM052のように需要が極めて安定して高いモデルは急落しにくいものの、ブームが落ち着けば伸びが鈍化する可能性もあります。相場が高騰しているタイミングを逃さず、満足のいく価格で売却するのがポイントです。

Q8. 傷・打痕・ガラス欠けがある場合はどれくらいの減額になりますか?

傷や打痕の程度によって減額幅は異なりますが、おおよその目安を挙げます。小さな擦り傷程度であれば査定額への影響は比較的軽微で、減額は数%(数十万円程度)に留まるケースが多いです。一方、ケースの深い打痕やガラスの欠け・ヒビといった重大なダメージがある場合、修理費用が嵩むため減額幅も大きくなります。

ガラス交換やケース修復が必要な状態では数百万円単位で査定額が下がる可能性もあります。ただし、RM052は希少性が高いため、多少の傷があっても買取不可となることは少なく、致命的な破損でない限り減額も相場範囲内に収まる場合がほとんどです。

Q9. 法人名義・相続品を売却することは可能ですか?

はい、法人名義で所有しているRM052や相続で受け継いだRM052であっても売却は可能です。法人資産の場合、売買契約時に法人の代表者もしくは委任を受けた担当者が手続きを行い、必要に応じて登記簿謄本や社印の押印など法人であることを証明する書類の提示を求められます。

相続品の場合も基本的に問題なく買取してもらえますが、自身が正当な相続人であることを示すため、身分証の提示や場合によっては遺産分割協議書などの書類を求められるケースもあります。いずれも所有権が明確であることが前提ですが、必要書類さえ揃えば法人名義品・相続品ともに通常通り査定・売却が可能です。

Q10. 査定だけの相談や相見積もりは可能ですか?

もちろん可能です。査定だけの相談も多くの買取店で歓迎されており、提示額を聞いた上で売るかどうか判断できます。RM052のような高額品の場合、最初から1社に決めて売却するよりも、複数の業者で相見積もり(複数査定)を取って比較することをおすすめします。

最近では一括査定サービスも充実しており、自宅からオンラインで複数社の査定額を比較検討することも可能です。納得のいく価格を見つけるためにも、遠慮せず複数社の査定を活用して比較検討すると良いでしょう。

まとめ

RM052 スカル トゥールビヨンは、リシャール・ミルの中でも突出した個性と希少性を備えた究極のタイムピースです。その迫力あるスカルデザインと高度な機構、極少数の限定生産が相まって、市場では常に高い需要と価値を維持しています。

ここで紹介した特徴や希少性の背景、メンテナンスや売却のポイントを踏まえ、所有する喜びをかみしめつつ、もし手放す際には万全の準備で適正な評価を得られるようにしましょう。RM052のような特別な時計だからこそ、正しい知識を持って大切に扱い、その価値を最大限に活かしていただければ幸いです。

「おたからや」でのリシャール・ミル の参考買取価格

ここでは、「おたからや」での「リシャール・ミル」の参考買取価格の一部を紹介します。

画像 商品名 / 型番 参考買取価格
リシャール・ミル Richard Mille RM 055 バッバ・ワトソン リシャール・ミル Richard Mille RM 055 バッバ・ワトソン ASK円
リシャール・ミル オートマティック フライバック クロノグラフ RM11-03 リシャール・ミル オートマティック フライバック クロノグラフ RM11-03 ASK円
リシャールミル RM007 リシャールミル RM007 1475 WG ASK円
リシャールミル RM010 リシャールミル RM010 RM010AHWG 1672 ASK円

※状態や付属品の有無、時期によって買取価格が異なりますので詳細はお問い合わせください。

RM052はスカルの造形美と高度なトゥールビヨン機構が融合した極めて希少なモデルです。

売却や査定時はオリジナルボックスや保証書、整備履歴を揃え、外装は過度な研磨を避けた状態で買取店に持ち込むようにしましょう。

 

  • おたからや査定員のコメント
木村

RM052は、スカルを中枢構造とするブリッジにトゥールビヨンを載せた象徴的なモデルです。限定生産で流通が極端に少なく、市場評価は高位安定となります。査定ではオリジナル性と付属品完備、ケースの微細な打痕や歪み、適切なオーバーホール履歴が重要です。汗や衝撃を避け、乾燥剤を一緒に入れて保管すると良いでしょう。

 

リシャール・ミルの買取なら「おたからや」

「おたからや」では、サファイアケースモデルや、トゥールビヨン搭載モデルなど先端素材を用いた製品から限定品まで幅広く査定します。専門鑑定士がトゥールビヨンの作動精度、ケース成形の精度や研磨履歴を徹底検証し、最新相場を反映した高水準の査定額をご提示します。

付属品がなくても真贋と価値を正確に評価できる体制が整っているため、安心してご依頼ください。査定は完全無料・予約不要、ご成約後は最短即日で現金化が可能です。革新性と希少性を併せ持つリシャール・ミルを納得の価格で手放したい方は、豊富な実績を誇る「おたからや」へぜひご相談ください。

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木村 査定員

  • 趣味

    ギター・音楽鑑賞

  • 好きな言葉

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  • 好きなブランド

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