【2024年最新】A.ランゲ&ゾーネの価格改定後の定価一覧・値上げの理由を紹介!
※下記の画像は全てイメージです
ドイツを代表する時計ブランドであるA.ランゲ&ゾーネでは、ここ数年、価格改定が続いています。
最新の2023年3月20日の価格改定では、日本国内で15~20%の値上げとなりました。もともと高級腕時計であるうえ、ますます手の届きにくい価格帯になっている状況です。
今回は、A.ランゲ&ゾーネで実施された価格改定の詳細と、実施された理由を解説します。
価格改定後の定価一覧表、他ブランドの価格改定の動きについても紹介するので、A.ランゲ&ゾーネの腕時計を検討している方は参考にしてください。
※2024年9月時点の情報に基づく内容です。
Contents
A.ランゲ&ゾーネで価格改定が実施される理由
A.ランゲ&ゾーネは、2022年の5月1日と10月1日、2023年の3月20日と、相次いで価格改定を実施しています。2023年3月20日の改定では、15~20%の値上げとなりました。
ここでは、A.ランゲ&ゾーネでなぜこのような価格改定が続いているのか、3つの理由を解説します。
原材料費・人件費が高騰している
時計を製造する際は、さまざまな部品が必要です。近年は部品の素材となる貴金属などの原材料費が高騰しています。
例えば「ランゲ1(Ref.191.028)」というモデルには、ケース素材に18Kホワイトゴールドが使用されています。
18Kホワイトゴールドは、金が約75%、割金が約25%含有されている金属です。近年は金価格が高騰していることから、同モデルを製造するための材料費も押し上げられているのです。
また、A.ランゲ&ゾーネの工房はドイツのグラスヒュッテにありますが、同国の最低賃金は年々上昇が続いています。
このような人件費の高騰も、A.ランゲ&ゾーネの価格上昇につながっている可能性があるでしょう。
世界的に需要が増している
昨今、高級腕時計に対する世界的な需要量の増加が続いています。A.ランゲ&ゾーネの腕時計に関しても、市場の需要に対して供給が追い付いていません。この需給バランスの崩れも値上がりにつながる要因です。
A.ランゲ&ゾーネの年間生産本数は、約5,000本といわれています。年間数万本単位で生産するほかの高級ブランドに比べても、供給量は少なめといえるでしょう。
さらにA.ランゲ&ゾーネでは、各モデルに合わせたムーブメントの製作、ムーブメントの二度組みなど、丁寧な製造にこだわっているのが特徴です。
そのため、どうしても供給量が限られてしまい、需要に追い付かない状況が続いているのです。
為替相場が円安になっている
為替相場が円安になると、海外から輸入するブランド時計の国内販売価格は上昇します。
2024年7月11日にはドル円が161.73円になるなど、近年の為替相場は円安傾向が続いています。価格改定にも影響を与えているといえるでしょう。
さらに、販売価格の上昇にともない、中古市場での買取価格も上昇している傾向にあります。
【2024年最新】A.ランゲ&ゾーネの価格改定後の定価一覧表
A.ランゲ&ゾーネには、以下の6つのコレクションがあります。
- ランゲ1
- ツァイトヴェルク
- サクソニア
- 1815
- リヒャルト・ランゲ
- オデュッセウス
下の表では、2023年3月の価格改定後の定価が公表されているモデルを一覧でまとめました。
※定価は2024年9月時点
コレクション | モデル | モデル番号 | 定価 |
---|---|---|---|
ランゲ1 | ランゲ1 | Ref. 191.032 |
610万5,000円 |
ランゲ1 | ランゲ1 | Ref. 191.039 |
610万5,000円 |
サクソニア | サクソニア・フラッハ | Ref. 201.033 |
336万6,000円 |
サクソニア | サクソニア・フラッハ | Ref. 201.027 |
336万6,000円 |
1815 | 1815 | Ref. 235.032 |
444万4,000円 |
1815 | 1815 | Ref. 235.026 |
444万4,000円 |
1815 | 1815 アップ/ダウン |
Ref. 234.026 |
493万9,000円 |
1815 | 1815 アップ/ダウン |
Ref. 234.032 |
493万9,000円 |
1815 | 181 アニュアルカレンダー |
Ref. 238.026 E |
726万円 |
1815 | 1815 アニュアルカレンダー |
Ref. 238.032 E |
726万円 |
定価を公表しているモデルの価格は、300~700万円台となっています。
A.ランゲ&ゾーネ以外の時計ブランドでも価格改定が相次いでいる
2023年においては、A.ランゲ&ゾーネだけでなく、その他の著名な時計ブランドでも価格改定が相次いでいます。
例えば、A.ランゲ&ゾーネとともに世界五大時計ブランドに数えられるパテック フィリップでは、2024年2月に価格改定を実施しました。
また、ロレックスも2024年1月と6月に価格改定を行なっております。
これらのブランドで価格改定が相次ぐ理由にも、A.ランゲ&ゾーネと同様に、原材料費・人件費の高騰などが当てはまるでしょう。
資産価値の高いA.ランゲ&ゾーネは売却する道もある!
昨今、A.ランゲ&ゾーネは供給を上回る需要があり、入手が困難な状況となっています。
その人気ぶりは、たとえ予約をしても、モデルによっては入荷まで数年待ちとなるケースもあるほどです。
先述のとおり、A.ランゲ&ゾーネの販売価格が高騰していることにともない、買取価格も上昇傾向にあります。
A.ランゲ&ゾーネを所有している場合、購入したときより資産価値が高まっている可能性もあるでしょう。
このため、A.ランゲ&ゾーネはまさに売り時といえる状況になっています。使っていない時計を所有している場合は、この機会に売却を検討するのがおすすめです。
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サビや汚れ、ガラス面の割れなどがあるA.ランゲ&ゾーネも高価買取が可能です。
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まとめ
昨今、高級腕時計ブランドでは価格改定が相次いでいます。A.ランゲ&ゾーネに関しても、2023年3月に定価の値上げが行なわれました。
この値上げの流れは、世界的な原材料費・人件費の高騰や、高級腕時計の需要増加のほか、日本においては為替相場の動きなどが関係しています。
また、腕時計の市場価格高騰の流れを受けて、買取価格も上昇傾向にあります。以前購入したA.ランゲ&ゾーネが自宅に眠っている場合は、今が売り時といえるでしょう。
おたからやは、ブランド腕時計の買取実績が豊富な買取専門店です。使っていないA.ランゲ&ゾーネをお持ちであれば、ぜひ一度無料査定をご利用ください。
おたからやの時計買取
査定員の紹介
木村 査定員

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趣味
ギター・音楽鑑賞
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好きな言葉
有言実行
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好きなブランド
ロレックス
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過去の買取品例
高級時計全般
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